JP2002189792A - 自動車プローブ情報の収集システム、走行経路周辺の環境情報の収集システム、および走行経路周辺の環境情報サービスの処理システム - Google Patents

自動車プローブ情報の収集システム、走行経路周辺の環境情報の収集システム、および走行経路周辺の環境情報サービスの処理システム

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JP2002189792A
JP2002189792A JP2000386460A JP2000386460A JP2002189792A JP 2002189792 A JP2002189792 A JP 2002189792A JP 2000386460 A JP2000386460 A JP 2000386460A JP 2000386460 A JP2000386460 A JP 2000386460A JP 2002189792 A JP2002189792 A JP 2002189792A
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Tatsuo Yoshioka
達夫 吉岡
Akiro Ito
彰朗 伊藤
Atsuya Toyama
敦也 外山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リアルタイムで正確な道路状況を提供するた
めプローブ情報をリアルタイムにかつ正確に得られる自
動車プローブ情報の収集システムを提供すること。 【解決手段】 提供するサービスの代価としてポイント
値を設定し、サービスの提供を受けたときの代価として
受け取るポイント値を、サービスの提供を受けることを
希望するサービス利用者に対して付与し、サービスの提
供を行ったときにサービス利用者からサービス提供の代
価としてポイント値を受け取るようにすると共に、自動
車プローブ情報の提供を行うことを希望するサービス利
用者と締結するプローブ会員契約に基づいて所定の自動
車プローブ情報の提供を行う会員に対し、会員から提供
された自動車プローブ情報に対応して予め設定してある
ポイント値を付与するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車プローブ情
報の収集システムと、走行経路周辺の環境情報の収集シ
ステム、および走行経路周辺の環境情報サービスの処理
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】道路交通情報を提供する業者は、道路脇
に設置されているセンサからの情報を得て、道路上の状
況を分析し、道路交通情報として提供している。しか
し、このような道路脇に設置されているセンサからの情
報を用い、道路交通情報を得ようとすると多くの道路網
を網羅することは難しく、特定の地域しか把握できず、
しかも、リアルタイムで正確な道路交通情報が得られな
いという問題がある。
【0003】さらには、昨今の経済状況から走行経路上
にコンビニ、スーパーマーケット、レストラン、ガソリ
ンスタンド、銀行等の生活環境の変化が著しく、これら
を逐次把握することは難しい状況になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】サービス利用者は、自
動車走行に当たって道路の状況、走行経路周辺の環境の
状況についての情報提供サービスを受けられることを望
んでいる。
【0005】本発明の目的は、リアルタイムで正確な道
路状況を提供するためプローブ情報をリアルタイムにか
つ正確に得られる自動車プローブ情報の収集システム
と、走行経路周辺の環境情報の収集システム、および、
これらリアルタイムにかつ正確に得られた道路状況及び
走行経路周辺の環境情報をサービス利用者に提供するこ
とのできる走行経路周辺の環境情報サービスの処理シス
テムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの特徴は、
提供するサービスの代価としてポイント値を設定し、サ
ービスの提供を受けたときの代価として受け取るポイン
ト値を、サービスの提供を受けることを希望するサービ
ス利用者に対して付与し、サービスの提供を行ったとき
に前記サービス利用者からサービス提供の代価として前
記ポイント値を受け取るようにすると共に、自動車プロ
ーブ情報の提供を行うことを希望するサービス利用者と
締結するプローブ会員契約に基づいて所定の自動車プロ
ーブ情報の提供を行う会員に対し、会員から提供された
自動車プローブ情報に対応して予め設定してあるポイン
ト値を付与するようにしたことにある。
【0007】本発明の他の1つの特徴は、提供するサー
ビスの代価としてポイント値を設定し、サービスの提供
を受けたときの代価として受け取るポイント値を、サー
ビスの提供を受けることを希望するサービス利用者に対
して付与し、サービスの提供を行ったときに前記サービ
ス利用者からサービス提供の代価として前記ポイント値
を受け取るようにすると共に、自動車プローブ情報の提
供を行うことを希望するサービス利用者と締結するプロ
ーブ会員契約に基づいて所定の自動車プローブ情報の提
供を行う会員に対し当該会員から提供された自動車プロ
ーブ情報に対応して予め設定してあるポイント値を付与
し、個人的に得た走行経路周辺の環境情報の提供を行う
プローブ会員に対し当該会員から提供された走行経路周
辺環境情報の内容に対応して予め設定してあるポイント
値を付与するようにしたことにある。
【0008】本発明のさらに他の1つの特徴は、プロー
ブ情報の提供サービスを希望するサービス利用者からの
利用の申込を受理し、この利用申込者の個人データにプ
ローブ情報の提供サービス申込を記録してサービス利用
者の登録処理を行い、利用申込者から一括してまたは定
期的にプローブ情報利用料の受取り処理を行い、受取り
プローブ情報利用料に対応した還元ポイント値を記録し
たポイントカードの発行処理を行い、サービス利用者か
らのプローブ情報提供サービスの利用申込に基づき該プ
ローブ情報提供サービスの内容を順次又は一括して提示
する処理を行い、前記提示されたプローブ情報提供サー
ビスの中からサービス利用者の選択したプローブ情報提
供サービス利用申込の受理処理を行い、サービス利用者
の選択したプローブ情報をプローブ情報データベースか
ら検索しサービス利用者に提供する処理を行い、サービ
ス利用者の所有するポイント値から提供したプローブ情
報提供サービスに対応するポイント値を減少する処理を
行うようにしたことにある。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、プローブ情報の収集・提
供を実施するための全体構成および情報の送受信関係を
示し、図2〜図4に、自動車プローブ情報の収集システ
ム、走行経路周辺の環境情報の収集システム、および走
行経路周辺の環境情報サービスの処理システムの一実施
の形態を示す。
【0010】サービス提供管理会社70は、サービス利
用会員にサービスの提供を行うと共に、サービス利用会
員からプローブ情報を得るためにプローブ情報の提供を
行ってくれるサービス利用会員とプローブ会員になる契
約を行っている。これによって、サービス利用会員はプ
ローブ会員となる。このプローブ情報は、自動車に搭載
されている各種センサ(例えば、車速センサ、エンジン
回転センサ、前照灯・フォグランプ点灯センサ、降雨セ
ンサ、室内温度センサ等)から得られる自動車走行情
報、混雑時の裏道(早道)情報等の自動車プローブ情報
と、予告なしに工事を始めた道路情報、コンビニ、レス
トラン等の新規開店情報、走行経路沿線のレストランの
味の旨い店情報、走行経路沿線の値段の安いガソリンを
販売しているガソリンスタンド情報、景色の良い箇所の
案内情報等、自動車に搭載されている各種センサからで
は判らないプローブカー会員が個人的に得た走行経路周
辺の環境情報とがある。また、サービス提供管理会社7
0は、サービス利用会員に各種サービスの提供を行う。
そして、サービス提供管理会社70は、サービス利用会
員に提供するサービスの質向上と内容の充実のためサポ
ート事業体10と事前にサービス提供の契約を行ってい
る。
【0011】このようなサポート事業体10は、各種サ
ービス提供のための情報をサービス提供管理会社70に
送る。この送り方として、公衆回線を利用しても良い。
また衛星を使用してもよい。この場合秘密保持や画像の
質が改善される。一例としてサポート事業体10からサ
ービス提供管理会社70に各種サービスに関する情報を
簡単に送信する方法として回線2を使用してサポート事
業体10から提供可能な各種サービスに関する情報を長
楕円軌道衛星を利用した通信回線5に送り、各種サービ
スを受信した通信回線5から回線3を経由してサービス
提供管理会社70に送る方法がある。
【0012】このサポート事業体10は、上述の通り,
サービス提供管理会社70と契約によって各種サービス
を提供するようになっている。そして、このサポート事
業体10と称する事業体は、実際には、個々的なサービ
ス提供会社で、このサービス提供会社としては、保険会
社11、コンビニエンスチェーン店12、ガソリンスタ
ンド業者13、事故車・修理車等の修理業者14、カー
リース業者15、旅行観光業者16、地図配信業者1
7、チケット販売業者18、イベント企画業者19、道
路交通情報提供業者20等である。保険会社11は、例
えば自動車損害保険のサービス、コンビニエンスチェー
ン店12は、例えば買い物の提供サービス、ガソリンス
タンド業者13は、例えばガソリンの給油サービス、事
故車・修理車等の修理業者14は車の修理を行うサービ
ス、カーリース業者15は、自動車のリースを行うサー
ビス、旅行観光業者16は、旅行、観光旅行を企画提供
するサービス等、地図配信業者17は、カーナビゲーシ
ョンによる地域の地図の配信サービス、チケット販売業
者18は、コンサート・演劇等の情報の提供とチケット
の販売サービス、イベント企画業者19は、各種イベン
トの企画・立案・実行するサービス、道路交通情報提供
業者20は、全国・特定地区の混雑箇所・時間等の提供
サービス等がある。
【0013】サポート事業体10から各種サービスの提
供を受けたサービス提供管理会社70は、サービス利用
会員30の要求に基づき希望するサービスを、回線3を
使用して通信中継媒体(例えば、長楕円軌道衛星)5に
送り、サービス利用会員30の要求に基づく各種サービ
スを受信した通信中継媒体(例えば、長楕円軌道衛星)
5から回線6を経由して、例えばサービス利用会員30
が所有するPC31あるいは自動車の車載器32、携帯
端末33等に送る。この自動車の車載器32は、複数の
GPS衛星からの電波を受けて自動車の位置を求め、こ
の求めた位置情報を回線6、通信中継媒体(例えば、長
楕円軌道衛星)5、回線3を介してサービス提供管理会
社70と交信を行うことによりサービス提供管理会社7
0に伝える。
【0014】このサービス提供管理会社70は、図9に
示す如き構成の処理装置を有している。すなわち、処理
装置71は、CPU72を有しており、このCPU72
によってあらゆる演算が行われる。このCPU72に
は、バスラインを介してマンマシンインターフェース7
3が、また、バスラインを介して各種データベースであ
る記憶装置が接続されている。このマンマシンインター
フェース73は、処理装置71の処理(データの書き込
み、読み出し等)を行うものである。74は、アンテナ
で、サービス利用会員30が所有するPC31あるいは
自動車の車載器32、携帯端末33等や、サポート事業
体10と通信事業者50を介して交信を行うためのもの
である。また、記憶装置には、プローブカー会員のデー
タベース75、サポート会社データベース76、プロー
ブ情報(道路情報)データベース77、個人が得た走行
経路周辺環境情報データベース78、データメモリエリ
ア79がある。
【0015】図2において、サービス提供管理会社70
は、サポート事業体10との交信、サービス利用会員3
0(車載機器40)との交信にあたって、通信事業者5
0の公衆回線、衛星等を利用するため、通信事業者50
と事業契約を締結する(100)。さらに、サービス提
供管理会社70は、保険会社11、コンビニエンスチェ
ーン店12、ガソリンスタンド業者13、事故車・修理
車等の修理業者14、カーリース業者15、旅行観光業
者16、地図配信業者17、チケット販売業者18、イ
ベント企画業者19、道路交通情報提供業者20等の各
種サービスをサポートするサポート事業体10とサービ
スの提供に関する事業契約をサービスの内容に応じた支
払ポイントを特定して行う(102)。すなわち、サー
ビス提供管理会社70は、このサポート事業体10の有
する各種サービスの利用料について予め支払ポイントを
設定しておき、利用したサービスの内容に応じた支払ポ
イントを利用者に請求する。
【0016】また、サービス提供管理会社70は、サポ
ート事業体10の有している各種サービスの提供を希望
する者からの利用(会員)の申込を受理し、サービス利
用申込者からの自動車プローブ情報の提供(プローブカ
ー会員)の申込を受理する(104)。この自動車プロ
ーブ情報の提供(プローブカー会員)の申込の受付は、
サポート事業体10の有している各種サービスの提供を
希望する利用(会員)の申込者を対象とする。すなわ
ち、プローブカー会員は、各種サービス利用会員と異な
る会員ではなく、各種サービス利用会員の特殊形態とし
て存在するものである。
【0017】まず、各種サービス利用会員の申込に当た
っては、会員申込者は、会員のクラス(初期の所有ポイ
ント値が異なる)を特定して申し込む。そして、会員の
クラスを特定してサービス利用会員の申込があると、サ
ービス提供管理会社70は、サービス利用申込者のポイ
ント値の設定を行い(106)、この利用申込者の必要
な個人データを記録してサービス利用会員の会員登録処
理を行い、会員番号である認証番号(IDコード番号)
を特定し、会員証としてのカード(例えば、カードにI
Cチップが埋め込まれ、入力される情報と入力された情
報を読み出すことのできるICカード)の発行を行う
(108)。この各種サービス利用会員の申込に当たっ
て自動車プローブ情報の提供(プローブカー会員)の申
込があると、サービス提供管理会社70は、サービス利
用申込者と同様にポイント値の設定を行い(106)、
この利用申込者の必要な個人データと、自動車プローブ
情報の提供の申込者であるプローブカー会員であること
を記録してサービス利用会員の会員(プローブカー会
員)登録処理を行い、会員番号である認証番号(IDコ
ード番号)を特定し、会員証としてのカード(例えば、
カードにICチップが埋め込まれ、入力される情報と入
力された情報を読み出すことのできるICカード)の発
行を行う(108)。このカードは、ここではICカー
ドとして説明したが、IDカード、ICカード、マルチ
カード等の会員を特定する個人情報、利用情報が記憶で
きる媒体で、持ち運びが便利な形態をしたものであれ
ば、どのようなものでもよい。
【0018】このようにして登録されたサービス利用会
員(プローブカー会員)は、自己が利用する自動車の車
種、グレード等の利用する自動車の情報をサービス提供
管理会社70に提供する(110)。また、サービス利
用会員(プローブカー会員)の利用する自動車の車載機
器40は、ICカードを挿入することによって位置セン
サによって検出する位置情報を通信事業者50に送信
(112)し、位置センサによって検出した位置情報を
送信された通信事業者50は、この位置情報をサービス
提供管理会社70に送信(114)する。
【0019】サービス利用会員30が所有する自動車の
車載機器40は、図5に示す如き構成となっている。す
なわち、車載機器40は、CPU41を有しており、こ
のCPU41によってあらゆる演算が行われる。このC
PU41には、バスラインを介してマンマシンインター
フェース42が、また、バスラインを介して送受信装置
43が接続されている。このマンマシンインターフェー
ス42は、車載機器40の操作(データの書き込み、読
み出し等)を行い、送受信装置43は、マンマシンイン
ターフェース42から入力されたデータ類の送信、サー
ビス提供管理会社70から送信されるデータの受信を、
アンテナ44を介して行うものである。また、CPU4
1には、バスラインを介してI/O45が接続されてお
り、このI/O45には、マンマシンインターフェース
42によって入力したデータ類、サービス提供管理会社
70から受信したデータを表示するディスプレイ46
と、速度センサ、車速センサ、降雨センサ、照度セン
サ、エンジン温度センサ、エンジン回転センサ、前照灯
・フォグランプ点灯センサ、室内温度センサ等の各種セ
ンサ47が接続されている。さらに、CPU41には、
バスラインを介してGPS受信機48が接続されてお
り、このGPS受信機48によってGPS衛星からの位
置信号をアンテナ49を介して受信できるようになって
いる。
【0020】このように構成される車載機器40から送
信されてくる位置情報によって、サービス提供管理会社
70は、サービス利用会員(プローブカー会員)の利用
する自動車の正確な位置を知ることができる。このサー
ビス利用会員(プローブカー会員)の利用する自動車の
位置情報は、サービス提供管理会社70からのポーリン
グによっても得ることができる(116)。そして、こ
の自動車の位置情報は、所定の間隔(例えば、3分間
隔、5分間隔等)で送信され、あるいは、サービス提供
管理会社70が所定の間隔(例えば、3分間隔、5分間
隔等)で自動車の車載機器40に対してポーリングを行
うことによって、サービス提供管理会社70は、自動車
の位置を所定の時間間隔で知ることになる。
【0021】また、このサービス利用会員(プローブカ
ー会員)の利用する自動車の正確な位置がサービス提供
管理会社70によって把握され、サービス利用会員の利
用する自動車が使用中(走行中)か否かが明確になる。
【0022】一方、サービス利用会員(プローブカー会
員)の利用する自動車の車載機器40からは、自動車に
搭載されている各種センサ(速度センサ、車速センサ、
降雨センサ、照度センサ、エンジン温度センサ、エンジ
ン回転センサ、前照灯・フォグランプ点灯センサ、室内
温度センサ等)から出力される各検出値(自動車情報)
が定期的(例えば、30秒毎、1分毎等)に通信事業者
50に送信され(118)、この通信事業者50に送信
された自動車情報がサービス提供管理会社70に送信さ
れる(120)。この自動車の車載機器40から送信さ
れる自動車情報によって、当該自動車が走行している道
路の天候状態、渋滞状態、当該自動車の走行経路が明確
になる。すなわち、サービス提供管理会社70側では、
車速センサの出力値から走行速度が明確となり、単位時
間当たりの走行距離から道路の状態が、フォグランプの
点灯から霧が出ていることを、降雨センサーの出力値か
ら走行道路の降雨状態が、幹線道路から外れ走行速度が
上がることにより裏道を走行することが渋滞を避ける方
法として有効であることが、前照灯の点灯から周囲が暗
くなっていることが、幹線道路の走行車線で所定時間
(例えば、20分等)停車していることによってその幹
線道路で事故が発生していること等を知ることができ
る。これらの自動車情報は、自動車プローブ情報の提供
契約を行っているサービス利用会員(プローブカー会
員)全てから受信するもので、同一の走行経路から多数
の自動車情報を得ることになり、自動車情報の信頼性は
高いものとなっている。
【0023】このようにして得られた自動車プローブ情
報の提供契約を行っているサービス利用会員(プローブ
カー会員)からのプローブ情報(道路情報)は、サービ
ス提供管理会社70において集計、分析されて道路(交
通)状況として把握され(122)、プローブ情報(道
路情報)としてデータベース化され、サービス提供管理
会社70の記憶装置にプローブ情報(道路情報)データ
ベース77(図9)として保存される。
【0024】このように自動車プローブ情報の提供契約
を行っているサービス利用会員(プローブカー会員)と
して車載機器40から定期的に自動車情報をサービス提
供管理会社70に提供することによって、サービス利用
会員(プローブカー会員)には、サービス提供管理会社
70から自動車プローブ情報の提供に対する自動車プロ
ーブ情報提供料として予め設定してあるポイント値を還
元する(124)。
【0025】これら自動車プローブ情報の提供契約を行
っているサービス利用会員(プローブカー会員)から提
供され、集計、分析されてプローブ情報(道路情報)デ
ータベース化された自動車プローブ情報(道路情報)
は、サービス利用会員からサービス利用会員の利用する
自動車の車載機器40を介してサービス提供管理会社7
0に対し、自動車プローブ情報(道路情報)の利用申込
(126)に基づいて利用される。すなわち、サービス
利用会員から自動車プローブ情報(道路情報)の利用申
込(126)があると、サービス提供管理会社70は、
各サービス利用会員(プローブカー会員)から提供さ
れ、集計、分析されてプローブ情報データベース化され
た自動車プローブ情報の中から、サービス利用会員から
利用申込のあった自動車プローブ情報に関する情報を通
信事業者50に送信(128)し、利用申込のあった自
動車プローブ情報に関する情報を送信された通信事業者
50は、この自動車プローブ情報(道路情報)をサービ
ス利用会員の利用する自動車の車載機器40を介してサ
ービス利用会員に送信(130)する。
【0026】また、このプローブ情報(道路情報)デー
タベース化された自動車プローブ情報(道路情報)は、
サービス利用会員の利用する自動車の車載機器40を介
さないで利用することもできる。すなわち、サービス利
用会員は、自己の所有するPC31あるいは携帯端末3
3等の通信機器を用い、サービス提供管理会社70にア
クセスして自動車プローブ情報(道路情報)の利用申込
(132)を行うと、サービス提供管理会社70から自
動車プローブ情報(道路情報)の利用申込を行ったサー
ビス利用会員の通信機器に自動車プローブ情報(道路情
報)を提供する(134)。
【0027】このようにサービス利用会員がサービス提
供管理会社70から自動車プローブ情報(道路情報)の
提供を受けることによって、サービス利用会員は、サー
ビス提供管理会社70に自己の所有するポイントから提
供を受けた自動車プローブ情報(道路情報)について予
め設定されているポイントの支払を行う(136)。実
際には、サービス利用会員の所有するポイント値から利
用した自動車プローブ情報(道路情報)について予め設
定されているポイント値が減算される(136)。
【0028】このようにサービス提供管理会社70にお
いて集計、分析されて道路(交通)状況として把握され
て自動車プローブ情報(道路情報)としてデータベース
化され保存されているサービス利用会員(プローブカー
会員)から得られた自動車プローブ情報(道路情報)
は、サービス提供管理会社70から道路交通情報提供業
者20に対して提供される(138)。また、このよう
にサービス提供管理会社70において集計、分析されて
道路(交通)状況として把握されて自動車プローブ情報
(道路情報)としてデータベース化され保存されている
サービス利用会員(プローブカー会員)から得られた自
動車プローブ情報(道路情報)は、サービス提供管理会
社70からサポート事業体10以外の関係機関(例え
ば、交通局、道路公団等)に対して提供される(14
0)。さらに、このようにサービス提供管理会社70に
おいて集計、分析されて道路(交通)状況として把握さ
れて自動車プローブ情報(道路情報)としてデータベー
ス化され保存されているサービス利用会員(プローブカ
ー会員)から得られた各自動車プローブ情報(道路情
報)は、サービス利用会員(プローブカー会員)に対
し、サービス提供管理会社70から定期的に提供するこ
ともできる(142)。
【0029】また、プローブカー会員として登録された
サービス利用会員は、予告なしに工事を始めた道路情
報、コンビニ、レストラン等の新規開店情報、走行経路
沿線のレストランの味の旨い店情報、走行経路沿線の値
段の安いガソリンを販売しているガソリンスタンド情
報、景色の良い箇所の案内情報等、自動車に搭載されて
いる各種センサ47からでは判らない個人的に得た走行
経路周辺の環境情報をサービス提供管理会社70に提供
する(144)。このプローブカー会員として登録され
たサービス利用会員が個人的に得た走行経路周辺の環境
情報の提供は、サービス提供管理会社70に直接提供す
る方法(144)の他、プローブカー会員として登録さ
れたサービス利用会員が個人的に得た走行経路周辺の環
境情報を通信事業者50に送信し、この走行経路周辺の
環境情報を送信された通信事業者50がサービス提供管
理会社70に送信する方法がある。
【0030】このようにして得られたプローブカー会員
として登録されたサービス利用会員からの個人的に得た
走行経路周辺の環境情報は、サービス提供管理会社70
において集計、分析されて走行経路周辺環境状況として
把握され(146)、走行経路周辺の環境情報としてデ
ータベース化され、サービス提供管理会社70の記憶装
置に個人が得た走行経路周辺の環境情報データベース7
8(図9)として保存される。
【0031】このように自動車プローブ情報の提供契約
を行っているサービス利用会員(プローブカー会員)が
個人的に得た走行経路周辺の環境情報をサービス提供管
理会社70に提供することによって、サービス利用会員
(プローブカー会員)には、サービス提供管理会社70
から個人的に得た走行経路周辺の環境情報の提供に対す
る走行経路周辺環境情報提供料として予め設定してある
ポイント値を還元する(148)。
【0032】そして、このようにサービス提供管理会社
70において集計、分析されて走行経路周辺環境状況と
して把握されて個人が得た走行経路周辺環境情報として
データベース化され保存されているサービス利用会員
(プローブカー会員)から得られた各走行経路周辺環境
情報は、サービス利用会員(プローブカー会員)に対
し、サービス提供管理会社70から直接提供される(1
50)。あるいは、このようにサービス提供管理会社7
0において集計、分析されて走行経路周辺環境状況とし
て把握されて個人が得た走行経路周辺環境情報としてデ
ータベース化され保存されているサービス利用会員(プ
ローブカー会員)から得られた各走行経路周辺環境情報
は、サービス利用会員(プローブカー会員)に対し、サ
ービス提供管理会社70からサービス利用会員の利用す
る自動車の車載機器40を介して提供される(15
2)。
【0033】また、このように自動車プローブ情報の提
供契約を行っているサービス利用会員(プローブカー会
員)から提供され、集計、分析されて個人が得た走行経
路周辺の環境情報データベース化された個人的に得た走
行経路周辺の環境情報は、サービス利用会員からサービ
ス利用会員の利用する自動車の車載機器40を介してサ
ービス提供管理会社70に対し、個人が得た走行経路周
辺の環境情報サービスの利用申込(154)に基づいて
利用される。すなわち、サービス利用会員から走行経路
周辺環境情報サービスの利用申込(154)があると、
サービス提供管理会社70は、各サービス利用会員(プ
ローブカー会員)から提供され、集計、分析されて走行
経路周辺環境情報データベース化された走行経路周辺環
境情報の中から、サービス利用会員から利用申込のあっ
た走行経路周辺環境情報に関する情報を通信事業者50
に送信(156)し、利用申込のあった走行経路周辺環
境情報に関する情報を送信された通信事業者50は、こ
の走行経路周辺環境情報をサービス利用会員の利用する
自動車の車載機器40を介してサービス利用会員に送信
(158)する。
【0034】また、この走行経路周辺環境情報データベ
ース化された走行経路周辺環境情報は、サービス利用会
員の利用する自動車の車載機器40を介さないで利用す
ることもできる。すなわち、サービス利用会員は、自己
の所有するPC31あるいは携帯端末33等の通信機器
を用い、サービス提供管理会社70にアクセスして走行
経路周辺環境情報の利用申込(160)を行うと、サー
ビス提供管理会社70から走行経路周辺環境情報の利用
申込を行ったサービス利用会員の通信機器に走行経路周
辺環境情報を提供する(162)。
【0035】このようにサービス利用会員がサービス提
供管理会社70から走行経路周辺環境情報の提供を受け
ることによって、サービス利用会員は、サービス提供管
理会社70に自己の所有するポイントから提供を受けた
走行経路周辺環境情報について予め設定されているポイ
ントの支払を行う(164)。実際には、サービス利用
会員の所有するポイント値から利用した走行経路周辺環
境情報について予め設定されているポイント値が減算さ
れる(164)。
【0036】このようにサービス提供管理会社70にお
いて集計、分析されて走行経路周辺環境状況として把握
されて走行経路周辺環境情報としてデータベース化され
保存されているサービス利用会員(プローブカー会員)
から得られた走行経路周辺環境情報は、サービス提供管
理会社70から走行経路周辺環境情報の提供サービスを
行うサポート事業体10に対して提供される(16
6)。また、このようにサービス提供管理会社70にお
いて集計、分析されて走行経路周辺環境状況として把握
されて走行経路周辺環境情報としてデータベース化され
保存されているサービス利用会員(プローブカー会員)
から得られた走行経路周辺環境情報は、サービス提供管
理会社70からサポート事業体10以外の関係機関(例
えば、情報誌会社等)に対して提供される(168)。
【0037】サービス利用会員30がプローブ情報(道
路情報)の提供サービス、走行経路周辺環境情報の提供
サービス以外のサービスの提供を希望する場合は、カー
ドを車載機器40に挿入して、車載機器40を通して、
サービス提供管理会社70に対してプローブ情報(道路
情報)の提供サービス、走行経路周辺環境情報の提供サ
ービス以外のサービスの申込(170)を行う。プロー
ブ情報(道路情報)の提供サービス、走行経路周辺環境
情報の提供サービス以外のサービスには、自動車保険
(対人賠償保険、対物賠償保険)のサービスが含まれ、
そのほか、サポート事業体10としてサービス提供管理
会社70と契約しているコンビニエンスチェーン店12
における買い物の支払い(クレジットカードとしてのサ
ービス)、ガソリンスタンド業者13におけるガソリン
の給油の支払い(クレジットカードとしてのサービ
ス)、事故車・修理車等の修理業者14における事故・
故障に伴う修理を行うサービス、旅行観光業者16にお
ける旅行、観光旅行の企画提供サービス、地図配信業者
17によるカーナビゲーション機能のサービス、チケッ
ト販売業者18におけるコンサート・演劇等のチケット
情報、チケット販売サービス、イベント企画業者19に
おけるイベントの提供サービス、道路交通情報提供業者
20における全国・特定地区の混雑箇所・時間等の提供
サービス、自動車に関する各種情報などがある。
【0038】これらのプローブ情報(道路情報)の提供
サービス、走行経路周辺環境情報の提供サービス以外の
サービスは、図3では、サービス利用会員30からは、
他のサービスの申込(170)として示してある。この
サービス利用会員30からの他のサービスの申込(17
0)がサービス提供管理会社70に行われると、サービ
ス提供管理会社70は、サービス利用会員30が希望す
るサービスの提供の依頼を通信事業者50の公衆回線、
衛星等を利用して送信し(172)、この送信されたサ
ービス利用会員30が希望するサービスの提供の依頼を
サポート事業体10に送信する(174)。
【0039】これらのサービス提供管理会社70からサ
ポート事業体10へのサービスの提供の依頼がサポート
事業体10に送信されてくると、サポート事業体10は、
サービス利用会員30が希望するサービスを通信事業者
50の公衆回線、衛星等を利用して送信し(176)、
この送信されたサービス利用会員30が希望するサービ
スをサービス提供管理会社70に送信し(178)、サ
ービス提供管理会社70からサービス利用会員30に提
供する(180)。
【0040】このように各種他のサービスの提供を受け
ると、サービス利用会員30は、各種他のサービスの提
供の代価を、自己が所有するポイントによって支払い、
サービス利用会員30の所有するポイントは、減点され
る(182)。このポイントの減点は、例えば、月単位
で行い、ポイントの購入も会員のクラスの相違によって
異なるが、定期的に銀行口座から引き落とす等の手段で
一定量のポイントを購入することになる。
【0041】サービス利用会員(プローブカー会員)3
0の自動車の位置は、車載機器40のGPS受信機48
によって受信するGPS衛星からの位置信号に基づいて
知ることができ、サービス提供管理会社70は、サービ
ス利用会員(プローブカー会員)の利用する自動車の正
確な位置を定期的な車載機器40からの位置情報に基づ
いて常時把握することも、サービス提供管理会社70か
らのポーリングによっても得ることができる。このよう
なサービス利用会員(プローブカー会員)30の自動車
の正確な位置情報の把握は、サービス利用会員(プロー
ブカー会員)30の自動車の利用状態の情報として把握
される。
【0042】すなわち、サービス利用会員(プローブカ
ー会員)30の利用する自動車の車載機器40からは、
自動車に搭載されている各種センサ(速度センサ、車速
センサ、降雨センサ、照度センサ、エンジン温度セン
サ、エンジン回転センサ、前照灯・フォグランプ点灯セ
ンサ、室内温度センサ等)から出力される各検出値(自
動車情報)が定期的(例えば、30秒毎、1分毎等)に
通信事業者50に送信され(184)、この通信事業者
50に送信された自動車情報がサービス提供管理会社7
0に送信される(186)。この自動車の車載機器40
から送信される各種センサ(速度センサ、車速センサ、
降雨センサ、照度センサ、エンジン温度センサ、エンジ
ン回転センサ、前照灯・フォグランプ点灯センサ、室内
温度センサ等)から出力される各検出値に基づく自動車
情報が送信されると、サービス提供管理会社70におい
ては、送信されてくる自動車の各種センサから出力され
る各検出値に基づく自動車情報によって、当該自動車自
体の正常・異常状態の診断を行う。
【0043】この診断結果をみて、あるいは、この診断
結果の如何に拘わらずサービス提供管理会社70から、
自動車の各種センサ(速度センサ、車速センサ、降雨セ
ンサ、照度センサ、エンジン温度センサ、エンジン回転
センサ、前照灯・フォグランプ点灯センサ、室内温度セ
ンサ等)からの各検出値をサポート事業体10の事故車
・修理車等の修理業者14に提供する(188)。
【0044】また、サービス提供管理会社70において
自動車の各種センサ(速度センサ、車速センサ、降雨セ
ンサ、照度センサ、エンジン温度センサ、エンジン回転
センサ、前照灯・フォグランプ点灯センサ、室内温度セ
ンサ等)の各検出値に基づく自動車の利用状態の情報を
通信事業者50に送信し(190)、通信事業者50に
送信された自動車の利用状態の情報を通信事業者50か
ら自動車の車載機器40に送信してサービス利用会員
(プローブカー会員)30に提供する(192)。この
送信結果によってサービス利用会員(プローブカー会
員)30は、自動車整備会社に自動車の整備を依頼する
か否かを決定することになる。また、この自動車の利用
状態の情報は、通信事業者50を介さないで、サービス
提供管理会社70から直接サポート事業体10の事故車
・修理車等の修理業者14に提供してもよい(19
4)。さらに、このサービス提供管理会社70において
自動車の各種センサ(速度センサ、車速センサ、降雨セ
ンサ、照度センサ、エンジン温度センサ、エンジン回転
センサ、前照灯・フォグランプ点灯センサ、室内温度セ
ンサ等)の各検出値に基づく自動車の利用状態の情報
は、通信事業者50を介さないで、サービス提供管理会
社70から直接サービス利用会員(プローブカー会員)
30に提供してもよい(196)。
【0045】一方、サービス利用会員(プローブカー会
員)30は、自分が乗車している自動車の状態がどうな
っているかを確認するために、自動車の車載機器40に
対して機器/自動車が異常であるかの調査を依頼(実際
には、機器の状態を調べるチェック項目のデータの検
出)することもできる(198)。この機器/自動車の
異常調査依頼があると、自動車の車載機器40から送信
される各種センサから出力される各検出値に基づく自動
車情報が通信事業者50に送信され(200)、この通
信事業者50に送信された自動車情報は、通信事業者5
0からサービス提供管理会社70に送信される(20
2)。この通信事業者50からサービス提供管理会社7
0に送信された自動車の車載機器40から送信される各
種センサから出力される各検出値に基づいて、サービス
提供管理会社70は、自動車の利用状態(機器/自動車
の異常の有無)を診断し、このサービス提供管理会社7
0における自動車の利用状態の情報(機器/自動車の異
常の有無)をサポート事業体10の事故車・修理車等の
修理業者14に提供する(204)。
【0046】このようにしてサービス利用会員(プロー
ブカー会員)から得られた自動車の利用状態の情報は、
サービス提供管理会社70において集計、分析されて自
動車の利用状態の情報(機器/自動車の異常の有無)と
して、機器/車の異常利用検知データとして保存される
(206)。このサービス利用会員(プローブカー会
員)から得られた自動車の利用状態の情報が、サービス
提供管理会社70において集計、分析されて機器/自動
車の異常利用であると検知された場合は、サービス提供
管理会社70からサポート事業体10以外の関係機関
(例えば、警察署等)に対して提供される(208)。
【0047】このように自動車の利用状態の情報サービ
スの提供を受けると、サービス利用会員30は、自動車
の利用状態の情報のサービス利用料として予め設定され
たポイントを自己が所有するポイントから支払い、サー
ビス利用会員30の所有するポイントは、減点される
(210)。このポイントの減点は、例えば、月単位で
行い、ポイントの購入も会員のクラスの相違によって異
なるが、定期的に銀行口座から引き落とす等の手段で一
定量のポイントを購入することになる。
【0048】次に会員の申込みに基づく各種サービスの
提供を希望する者側の会員登録の処理フローについて図
6を用いて説明する。
【0049】図において、サポート事業体10から提供
される各種サービスの提供を希望する者は、サービス提
供管理会社70に会員登録をする必要がある。このサー
ビス提供管理会社70に会員登録を希望する者(サービ
ス利用会員30)は、ステップ302において、PC3
1、車載器32、携帯端末33等の端末機器を用いてサ
ービス提供管理会社70を呼び出す。このステップ30
2におい会員登録を希望する者がサービス提供管理会社
70を呼び出す(アクセスする)と、ステップ304に
おいて、各種サービスの提供を希望する者は、自動車に
搭載されている各種センサ(例えば、車速センサ、エン
ジン回転センサ、前照灯・フォグランプ点灯センサ、降
雨センサ、室内温度センサ等)から得られる自動車走行
情報、混雑時の裏道(早道)情報等の自動車プローブ情
報を提供するプローブカー会員の申込を行う。このステ
ップ304においてサービス利用会員(プローブカー会
員)の申込が行われると、ステップ306において、サ
ービス提供管理会社70は、各種サービスの提供を希望
する者に対しプローブカー会員登録のために必要な入力
事項(利用者氏名、住所、職業、連絡先、年齢、性別、
家族構成、運転歴、使用車種、使用目的、自動車免許取
得年月日、趣味・趣向、本人確認のできるもの、銀行口
座名等)を入力する画面表示データを送信し、プローブ
カー会員登録を希望する者に会員登録に必要な記載事項
の入力を要求する。この入力画面表示に基づき、ステッ
プ308において、各種サービスの提供を希望する者
は、登録のために必要な記載事項を入力する。入力項目
は、図7に示す如きものとなっている。すなわち、入力
画面350には、お客様氏名・住所欄352、契約期間
内総ポイント欄354、利用済み欄356、ポイント残
高欄358、プローブカー会員の場合の付加ポイント/
月欄362、ご利用予約済みポイント/月欄(例えば、
保険料のように月々の支払が定期的に生じるような場
合)364、利用未定ポイント/全期間欄366の記入
欄がある。そして、最下段に記入欄を1個戻す戻りボタ
ン372、記入欄の記入内容を確定する確定・次へボタ
ン374、表示画面を取り消すキャンセルボタン376
がある。また、入力画面350には、会員申込者の選択
するプローブカー契約申込ボタン382、プローブ情報
サービスの利用申込更新ボタン384、プローブ情報以
外のサービスの利用申込更新ボタン386、その他のボ
タン388がある。
【0050】このステップ308において会員登録を希
望する者が端末機器の入力画面にプローブカー会員登録
に必要な記載事項を入力すると、この端末機器の画面入
力データがサービス提供管理会社70に送信される。こ
の画面入力データの送信と共に、プローブカー会員登録
を希望する者は、ステップ310において、サービス提
供管理会社70の提供するサポート事業体10を構成す
る各種サポート会社のサービス内容とサービスを受ける
ために支払うポイント値の提示を要求する。この各種サ
ポート会社のサービス内容とサービスを受けるために支
払うポイント値の提示の要求に基づいてサービス提供管
理会社70が送信されると、ステップ312において、
サポート事業体10を構成する各種サポート会社のサー
ビス内容とサービスを受けるために支払うポイント値の
提示を受領する。
【0051】このステップ312において各種サポート
会社のサービス内容とサービスを受けるためのポイント
値の提示を受領すると、ステップ314において、プロ
ーブカー会員登録のための会費の支払いを行い、ステッ
プ316において、サービス提供管理会社70から送信
されてくるプローブカー会員の会費の支払い領収書の受
取を行う。このプローブカー会員の会費の支払い領収書
の受取によって、サービス利用会員(プローブカー会
員)となる。
【0052】このステップ316においてプローブカー
会員の会費の支払い領収書の受取を行うと、ステップ3
18において、ポイント値が設定されたサービス利用会
員(プローブカー会員)として登録されたことの通知
(プローブカー会員としての登録通知書)を受領すると
共に会員情報カードを受領し、このプローブカー会員と
しての登録通知書の受領と会員情報カードの受領の報告
を行い、処理フローを終了する。
【0053】次に会員の申込みに基づくサービス提供管
理会社70側の会員登録の処理フローについて図8を用
いて説明する。
【0054】図において、サポート事業体10から提供
される各種サービスの提供を希望する者によるサービス
提供管理会社70へのPC31、車載器32、携帯端末
33等の端末機器からの呼び出しがあると、ステップ4
02において、サービス提供管理会社70は、各種サー
ビスの提供を希望する者からの呼び出しに応答する。こ
のステップ402における応答に基づいて、ステップ4
04において、各種サービスの提供を希望する者による
自動車に搭載されている各種センサ(例えば、車速セン
サ、エンジン回転センサ、前照灯・フォグランプ点灯セ
ンサ、降雨センサ、室内温度センサ等)から得られる自
動車走行情報、混雑時の裏道(早道)情報等の自動車プ
ローブ情報を提供するプローブカー会員の申込の受付を
行う。このステップ404においてプローブカー会員の
申込の受付を行うと、ステップ406において、サービ
ス提供管理会社70は、各種サービスの提供を希望する
者に対しプローブカー会員登録のために必要な入力事項
(利用者氏名、住所、職業、連絡先、年齢、性別、家族
構成、運転歴、使用車種、使用目的、自動車免許取得年
月日、趣味・趣向、本人確認のできるもの、銀行口座名
等)の提示を行う。
【0055】このステップ406において入力事項の提
示を行うと、ステップ410において、サービス提供管
理会社70の提供するサポート事業体10を構成する各
種サポート会社のサービス内容とサービスを受けるため
に支払うポイント値の提示を行い、ステップ412にお
いて、プローブカー会員登録を希望する者に対し、プロ
ーブカー会員登録を希望する者の希望するランクに応じ
た会費の請求を行う。このステップ412においてプロ
ーブカー会員登録のための会費の請求を行うと、ステッ
プ414において、プローブカー会員登録を希望する者
の支払う、希望するランクに応じた会費の受取を行う。
このステップ414における会費の受取に基づき、ステ
ップ416において、プローブカー会員登録を希望する
者に会費の支払領収書の発行を行う。このプローブカー
会員の会費の支払い領収書の発行によって、サービス利
用会員(プローブカー会員)として登録する。
【0056】このステップ416においてプローブカー
会員登録を希望する者に会費の支払領収書の発行を行う
と、ステップ418において、ポイント値が設定された
サービス利用会員(プローブカー会員)として登録した
ことの通知(プローブカー会員としての登録通知書)を
発行すると共に会員情報カードを発行し、このプローブ
カー会員としての登録通知書の発行と会員情報カードの
発行の報告を行う。このステップ418においてプロー
ブカー会員としての登録通知書の発行、会員情報カード
(ICカード)の発行の報告を行うと、ステップ420
において、プローブカー会員登録完了通知及び会員番号
としてIDコード番号(認証番号)を設定してサービス
利用会員(プローブカー会員)30に通知する。このス
テップ420においてプローブカー会員登録完了通知及
び認証番号の通知を行うと、ステップ422において、
図10に示す如きプローブカー会員の管理データ90の
作成を行い、ステップ424において、サービス利用会
員(プローブカー会員)30から提供されるプローブ情
報に基づいてプローブ情報管理データの作成を行う。こ
のステップ422においてプローブカー会員の管理デー
タの作成を行い、ステップ424においてサービス利用
会員(プローブカー会員)30から提供されるプローブ
情報に基づいてプローブ情報管理データの作成を行う
と、ステップ426において、プローブカー会員のデー
タベース75とプローブ情報データベース77の作成を
行い、処理フローを終了する。
【0057】また、サービス提供管理会社70における
サポート事業体10、サービス利用会員30との間で
は、図11に示す如き処理が行われる。
【0058】すなわち、ステップ502において、サー
ビス提供管理会社70は、複数のサポート会社の集団で
あるサポート事業体10と事業契約を締結し、ステップ
504において、サービス提供管理会社70は、この事
業契約に基づいて各サポート事業体10から提供される
各サービスを受理し、各サポート事業体10毎のサービ
スの入力処理を行う。このステップ504において各サ
ポート事業体10毎のサービスの入力処理を行うと、ス
テップ506において、サービス提供管理会社70は、
各サポート事業体10から提供される各サービスの整理
を行い、各サービスの内容を確定する。このステップ5
06において各サービスの整理・確定を行うと、ステッ
プ508において、プローブ会員が提供を受ける各サポ
ート会社毎のサービスに対する支払ポイントの設定を行
う。このステップ508において支払ポイントの設定を
行うと、ステップ510において、プローブ会員が提供
を受ける各サポート会社毎のサービスの利用管理データ
の作成を行う。このステップ510においてサービスの
利用管理データの作成を行うと、ステップ512におい
て、プローブ会員の提供する情報に対する各サポート会
社毎の還元ポイントの設定を行う。このステップ512
において還元ポイントの設定を行うと、ステップ514
において、プローブ会員の提供する情報に対する各サポ
ート会社毎のポイント還元管理データの作成を行い、ス
テップ516において、サポート会社のデータベース8
0(図23)の作成を行う。
【0059】サービス利用会員(プローブカー会員)3
0から提供される自動車プローブ情報のサービス提供管
理会社70における処理フローが図12に示されてい
る。
【0060】図において、ステップ602において、サ
ービス利用会員(プローブカー会員)30の自動車の位
置の送信(定期的またはポーリングによる)を行い、ス
テップ604において、位置情報の送信に基づいて位置
の確認をした自動車が現在エンジン作動中か否かの判定
を行い、エンジンを作動させるまで待つ。このステップ
604においてエンジンが作動中であると判定すると、
ステップ606において、サービス利用会員(プローブ
カー会員)30の自動車から送られてくる位置情報デー
タに基づいてサービス利用会員(プローブカー会員)3
0の自動車の位置の確認を行う。このステップ606に
おいてサービス利用会員(プローブカー会員)30の自
動車の位置の確認を行うと、ステップ608において、
サービス利用会員(プローブカー会員)30の自動車の
各種センサからの検出値を受信する。このステップ60
8において各種センサからの検出値を受信すると、ステ
ップ610において、サービス利用会員(プローブカー
会員)30の自動車の各種センサの検出値の中から道路
情報に関するセンサからの検出値の取り込みを行い、ス
テップ612において、サービス利用会員(プローブカ
ー会員)30の自動車の各種センサから取り込んだ検出
値に基づいて道路情報データ格納エリアに記憶する。そ
して、このステップ612において道路情報データ格納
エリアに記憶した各種センサから取り込んだ検出値に基
づき、ステップ614において、道路情報データベース
(プローブ情報データベース)77を作成し、処理フロ
ーを終了する。
【0061】サービス利用会員(プローブカー会員)3
0の自動車の各種センサの検出値に基づく自動車の利用
状態の情報のサービス提供管理会社70における処理フ
ローが図13に示されている。
【0062】図において、ステップ702において、サ
ービス利用会員(プローブカー会員)30の自動車の位
置の送信(定期的またはポーリングによる)を行い、ス
テップ704において、位置情報の送信に基づいて位置
の確認をした自動車が現在エンジン作動中か否かの判定
を行い、エンジンを作動させるまで待つ。このステップ
704においてエンジンが作動中であると判定すると、
ステップ706において、サービス利用会員(プローブ
カー会員)30の自動車から送られてくる位置情報デー
タに基づいてサービス利用会員(プローブカー会員)3
0の自動車の位置の確認を行う。このステップ706に
おいてサービス利用会員(プローブカー会員)30の自
動車の位置の確認を行うと、ステップ708において、
サービス利用会員(プローブカー会員)30の自動車の
各種センサからの検出値を受信する。このステップ70
8において各種センサからの検出値を受信すると、ステ
ップ710において、サービス利用会員(プローブカー
会員)30の自動車の各種センサの検出値から得られる
道路情報以外の自動車の現況に関するセンサからの検出
値の取り込みを行い、ステップ712において、サービ
ス利用会員(プローブカー会員)30の自動車の各種セ
ンサの検出値の中から道路情報以外の自動車の現況に関
するセンサから出力される検出値に基づいて自動車の利
用状態情報データを自動車利用状態情報データ格納エリ
アに記憶する。そして、このステップ712において自
動車利用状態情報データ格納エリアに記憶した各種セン
サから取り込んだ検出値に基づき、ステップ714にお
いて、自動車利用状態情報データベース77を作成す
る。さらに、このステップ714において自動車利用状
態情報データベース77を作成すると、ステップ716
において、サービス利用会員(プローブカー会員)30
の自動車の各種センサから送信されてくる自動車の利用
状態情報データベースに基づいて自動車の利用状態の現
況を関係事業体(例えば、警察署等)へ連絡し、処理フ
ローを終了する。
【0063】サービス利用会員(プローブカー会員)3
0が個人的に得た走行経路周辺の環境情報(所謂、口コ
ミ情報)のサービス提供管理会社70における処理フロ
ーが図14に示されている。
【0064】個人的に得た走行経路周辺の環境情報(所
謂、口コミ情報)は、予告なしに工事を始めた道路情
報、コンビニ、レストラン等の新規開店情報、走行経路
沿線のレストランの味の旨い店情報、走行経路沿線の値
段の安いガソリンを販売しているガソリンスタンド情
報、景色の良い箇所の案内情報等、自動車に搭載されて
いる各種センサからでは判らない情報で、ここでプロー
ブ情報と称しているものの1つである。
【0065】図において、ステップ802において、サ
ービス利用会員(プローブカー会員)30の自動車から
の位置情報データの送信(定期的またはポーリングによ
る)に基づきサービス利用会員(プローブカー会員)3
0の自動車の位置の確認を行う。このステップ802に
おいて自動車の位置の確認を行うと、ステップ804に
おいて、サービス利用会員(プローブカー会員)30が
個人的に得た走行経路周辺の環境情報データを受信す
る。このステップ804において走行経路周辺の環境情
報データを受信すると、ステップ806において、サー
ビス利用会員(プローブカー会員)30から送信された
サービス利用会員(プローブカー会員)30が個人的に
得た走行経路周辺の環境情報データを取り込み、ステッ
プ808において、サービス利用会員(プローブカー会
員)30が個人的に得た走行経路周辺の環境情報データ
を項目別(工事を始めた道路情報、コンビニ、レストラ
ン等の新規開店情報、走行経路沿線のレストランの味の
旨い店情報、走行経路沿線の値段の安いガソリンスタン
ド情報、景色の良い箇所の案内情報等)に整理して走行
経路周辺の環境情報データを走行経路周辺環境情報デー
タ格納エリアに記憶する。このステップ808において
走行経路周辺環境情報データ格納エリアに記憶したサー
ビス利用会員(プローブカー会員)30が個人的に得た
走行経路周辺の環境情報データに基づき、ステップ81
0において、個人が得た走行経路周辺環境情報データベ
ース78を作成する。さらに、このステップ810にお
いて個人が得た走行経路周辺環境情報データベース78
を作成すると、ステップ812において、サービス提供
管理会社70において集計、分析されて走行経路周辺環
境状況として把握されて走行経路周辺環境情報としてデ
ータベース化され保存されているサービス利用会員(プ
ローブカー会員)30から得られた走行経路周辺環境情
報データに基づいてサービス提供管理会社70からサポ
ート事業体10およびサポート事業体10以外の関係機
関(例えば、情報誌会社等)に対して提供し、処理フロ
ーを終了する。
【0066】サービス利用会員(プローブカー会員)3
0の情報提供に対するポイント還元のサービス提供管理
会社70における処理フローが図15に示されている。
【0067】図において、ステップ902において、サ
ービス利用会員(プローブカー会員)30の自動車の各
種センサ47から送信される定期的なセンサ情報の提供
が継続して所定期間(例えば、3ヶ月、6ヶ月等)経過
したか否かを判定する。このステップ902においてセ
ンサ情報の提供が継続して所定期間経過するまで待ち、
ステップ902においてセンサ情報の提供が継続して所
定期間経過したと判定すると、ステップ904におい
て、サービス利用会員(プローブカー会員)30の自動
車の各種センサ47から得られた情報が有用なものであ
るか(道路情報として利用価値のあるものか)否かの判
定を行う。このステップ904においてサービス利用会
員(プローブカー会員)30の自動車の各種センサ47
から得られた情報が有用なものであると判定すると、ス
テップ906において、サービス利用会員(プローブカ
ー会員)30に通常のポイント値に加算してポイントを
還元してステップ910に移る。また、ステップ904
においてサービス利用会員(プローブカー会員)30の
自動車の各種センサ47から得られた情報が有用なもの
でないと判定すると、ステップ908において、サービ
ス利用会員(プローブカー会員)30に予め設定してあ
るポイント値(プローブカー会員として通常に与えるポ
イント値)を還元してステップ910に移る。
【0068】ステップ910においては、サービス利用
会員(プローブカー会員)30から個人的に得た走行経
路周辺の環境情報(工事を始めた道路情報、コンビニ、
レストラン等の新規開店情報、走行経路沿線のレストラ
ンの味の旨い店情報、走行経路沿線の値段の安いガソリ
ンスタンド情報、景色の良い箇所の案内情報等)の提供
があったか否かの判定を行う。このステップ910にお
いてサービス利用会員(プローブカー会員)30から個
人的に得た走行経路周辺の環境情報の提供がなかったと
判定すると、このフローを終了する。また、このステッ
プ910においてサービス利用会員(プローブカー会
員)30から個人的に得た走行経路周辺の環境情報の提
供があったと判定すると、ステップ912において、サ
ービス利用会員(プローブカー会員)30から提供され
た個人的に得た走行経路周辺の環境情報が有用なもので
あるか(走行経路周辺の環境情報として利用価値のある
ものか)否かの判定を行う。このステップ912におい
てサービス利用会員(プローブカー会員)30から提供
された個人的に得た走行経路周辺の環境情報が有用なも
のでないと判定すると、このフローを終了する。また、
このステップ912においてサービス利用会員(プロー
ブカー会員)30から提供された個人的に得た走行経路
周辺の環境情報が有用なものであると判定すると、ステ
ップ914において、サービス利用会員(プローブカー
会員)30から提供された個人的に得た走行経路周辺の
環境情報が予め設定したランクに相当するか判定し、相
当するランクに応じたポイント値をサービス利用会員
(プローブカー会員)30に還元し、処理フローを終了
する。
【0069】サービス利用会員(プローブカー会員)3
0の提供するプローブ情報(自動車プローブ情報、走行
経路周辺の環境情報)を利用する場合のサービス利用会
員30側の処理フローが図16に示されている。
【0070】図において、ステップ1002において、
サービス利用会員は、サービス利用会員30の自動車か
ら位置情報データを送信してプローブ情報サービスの利
用の申込をサービス提供管理会社70に行う。このステ
ップ1002においてプローブ情報サービスの利用の申
込を行うと、ステップ1004において、サービス利用
会員30は、自己がサービス利用会員であることを示す
会員認証データ(IDコード)をサービス提供管理会社
70に送信する。このサービス提供管理会社70に送信
した会員認証データ(IDコード)に誤りがなければ、
ステップ1006において、サービス提供管理会社70
における会員確認完了の受信をし、ステップ1008に
おいて、サービス利用会員30の自動車からの位置情報
データの送信(定期的またはポーリングによる)に基づ
きサービス利用会員30の自動車の位置を確認したこと
を受信する。このステップ1008においてサービス利
用会員30の自動車の位置の確認の受信が行われると、
ステップ1010において、サービス利用会員は、プロ
ーブ情報サービスメニューの入力画面の送信をサービス
利用会員30に依頼する。そして、ステップ1012に
おいて、サービス利用会員は、プローブ情報サービスメ
ニューの入力画面を受信する。
【0071】このステップ1012においてプローブ情
報サービスメニューの入力画面を受信すると、ステップ
1014において、サービス利用会員30の提示したプ
ローブ情報サービスの中から自己が受けるプローブ情報
サービスを特定する。このステップ1014において自
己が受けるプローブ情報サービスを特定すると、ステッ
プ1016において、自己が受けるプローブ情報サービ
スは道路情報サービスか否かを判定する。このステップ
1016において自己が受けるプローブ情報サービスが
道路情報サービスであると判定すると、ステップ101
8において道路情報データベースに蓄積された道路情報
データの中から会員の希望する道路情報データを受信
し、これをディスプレイ46に表示し、ステップ102
6に移る。また、このステップ1016において自己が
受けるプローブ情報サービスが道路情報サービスでない
と判定すると、ステップ1020において、自己が受け
るプローブ情報サービスは自動車利用状態情報サービス
であるか否かを判定する。このステップ1020におい
て自己が受けるプローブ情報サービスが自動車利用状態
情報サービスであると判定すると、ステップ1022に
おいて、自動車利用状態情報データベースに蓄積された
自動車利用状態情報データの中から会員の希望する自動
車利用状態情報データを受信し、これをディスプレイ4
6に表示し、ステップ1026に移る。また、このステ
ップ1020において自己が受けるプローブ情報サービ
スが自動車利用状態情報サービスでないと判定すると、
ステップ1024において、走行経路周辺環境情報デー
タベースに蓄積された走行経路周辺環境情報データの中
から会員の希望する走行経路周辺環境情報データを受信
し、これをディスプレイ46に表示し、ステップ102
6に移る。このステップ1026においては、サービス
利用会員30が利用したプローブ情報サービスの提供に
応じたサービス提供管理会社70からのポイントの請求
書を受領し、ステップ1028においては、サービス提
供管理会社70から送信されたポイント支払請求書に基
づくポイントの支払を行い(実際には、所有するポイン
ト値の減点処理が行われる)、処理フローを終了する。
【0072】サービス利用会員(プローブカー会員)3
0の提供するプローブ情報(自動車プローブ情報、走行
経路周辺の環境情報)をサービス利用会員(プローブカ
ー会員で有る場合と、プローブカー会員でない場合とを
含む)30が利用する場合のサービス提供管理会社70
側の処理フローが図17に示されている。
【0073】図において、ステップ1102において、
サービス提供管理会社70は、サービス利用会員の自動
車から位置情報データを受信して、サービス利用会員3
0からのプローブ情報サービスの利用の申込を受け付け
る。このステップ1102においてプローブ情報サービ
スの利用の申込を受け付けると、ステップ1104にお
いて、サービス提供管理会社70はサービス利用会員3
0が送信するサービス利用会員であることを示す会員認
証データ(IDコード)を受信する。この会員認証デー
タ(IDコード)を受信したサービス提供管理会社70
は、送信してきた会員認証データ(IDコード)が送信
したサービス利用会員30の会員認証データ(IDコー
ド)として登録されている会員認証データ(IDコー
ド)と一致するか、すなわち、送信してきた会員認証デ
ータ(IDコード)が送信者であるサービス利用会員3
0の会員認証データ(IDコード)であるか否かを判断
し、送信してきた会員認証データ(IDコード)が送信
者であるサービス利用会員30の会員認証データ(ID
コード)であると確認すると、ステップ1106におい
て、会員確認完了の通知をプローブ情報サービスの利用
の申込を行ったサービス利用会員30に行う。
【0074】このステップ1106において会員確認完
了の通知を行うと、ステップ1108において、サービ
ス提供管理会社70は、サービス利用会員30からの自
動車の位置を示す位置情報データの送信に基づいて当該
自動車の位置の確認をすると、サービス利用会員30に
対し、自動車の位置確認の通知を行い、ステップ111
0において、サービス提供管理会社70は、サービス利
用会員30に対し、プローブ情報サービスメニューの入
力画面を送信する。このステップ1110においてプロ
ーブ情報サービスメニューの入力画面を送信すると、サ
ービス利用会員30は、車載機器40のディスプレイ4
6に表示されたサービス提供管理会社70から送信され
てきたプローブ情報サービスメニューの入力画面によっ
て、自己がサービスの提供を受けることを希望するプロ
ーブ情報を選択し、サービス提供管理会社70に送信す
る。すると、サービス提供管理会社70では、ステップ
1112において、サービス利用会員30が希望するプ
ローブ情報サービスの受付を行い、サービス提供管理会
社70の受信装置のディスプレイに表示する。
【0075】このステップ1112において希望するプ
ローブ情報サービスをディスプレイに表示すると、ステ
ップ1114において、サービス提供管理会社70は、
サービス利用会員30が希望するプローブ情報サービス
が自動車プローブ情報(道路情報)サービスか否かを判
定する。このステップ1114においてサービス利用会
員30が希望するプローブ情報サービスが自動車プロー
ブ情報(道路情報)サービスであると判定すると、ステ
ップ1116において、サービス提供管理会社70は、
道路情報データベース77に蓄積された道路情報データ
の中からサービス利用会員30が希望する道路情報デー
タを提供し、サービス利用会員30の車載機器40のデ
ィスプレイ46に表示し、ステップ1118に移る。ま
た、ステップ1114においてサービス利用会員30が
希望するプローブ情報サービスが自動車プローブ情報
(道路情報)サービスでないと判定すると、ステップ1
118において、サービス提供管理会社70は、サービ
ス利用会員30がサービスの提供を希望するプローブ情
報サービスが自動車プローブ情報(自動車利用状態情
報)サービスか否かを判定する。このステップ1118
においてサービス利用会員30がサービスの提供を希望
するプローブ情報サービスが自動車プローブ情報(自動
車利用状態情報)サービスであると判定すると、ステッ
プ1120において、サービス提供管理会社70は、自
動車利用状態情報データベース77に蓄積された自動車
利用状態情報データの中からサービス利用会員30が希
望する自動車利用状態情報データを提供し、ステップ1
124に移る。また、ステップ1118においてサービ
ス利用会員30がサービスの提供を希望するプローブ情
報サービスが自動車プローブ情報(自動車利用状態情
報)サービスでない判定すると、ステップ1122にお
いて、サービス提供管理会社70は、自動車プローブ情
報サービス以外のサービス利用会員(プローブカー会
員)30が自動車に搭載されている各種センサからでは
判らない個人的に得た走行経路周辺の環境情報(予告な
しに工事を始めた道路情報、コンビニ、レストラン等の
新規開店情報、走行経路沿線のレストランの味の旨い店
情報、走行経路沿線の値段の安いガソリンを販売してい
るガソリンスタンド情報、景色の良い箇所の案内情報
等)を記憶してある個人が得た走行経路周辺環境情報デ
ータベース78に蓄積された走行経路周辺環境情報デー
タの中からサービス利用会員30が希望する走行経路周
辺環境情報データを提供し、ステップ1124に移る。
【0076】そして、ステップ1124において、サー
ビス提供管理会社70は、サービス利用会員30が利用
したプローブ情報サービスの提供に応じたポイントの請
求書を発行し、サービス利用会員30に送信する。この
サービス提供管理会社70から送信されてきたポイント
支払請求書に基づき、サービス利用会員30がポイント
の支払いを行うと、ステップ1126において、サービ
ス提供管理会社70は、ポイント支払請求書に基づくポ
イントの受取を行い、処理フローを終了する。
【0077】サービス利用会員(プローブカー会員で有
る場合と、プローブカー会員でない場合とを含む)30
がサポート事業体10を構成する各種サポート会社のサ
ービスの提供を受けるときのサービス利用会員30側の
処理フローが図18に示されている。
【0078】図において、ステップ1202において、
サービス利用会員30は、サービス提供管理会社70の
呼び出しを行い、ステップ1204において、サービス
提供管理会社70が提供するサービスの利用申込メニュ
ーの入力画面を表示する。この入力画面表示されたサー
ビス提供管理会社70が提供するサービスの利用申込メ
ニューからサービス利用会員30は、自己がサービスの
提供を受けることを希望するサービスの提供の申込を行
う。このサービスの提供の申込を行うと、ステップ12
06において、サービス利用会員30が利用申込を行っ
たサービスが、自動車プローブ情報(道路情報)サービ
ス、自動車プローブ情報(自動車利用状態情報)サービ
ス、走行経路周辺環境情報サービス以外のサービスか否
かの判定を行う。このステップ1206においてサービ
ス利用会員30が利用申込を行ったサービスが、自動車
プローブ情報(道路情報)サービス、自動車プローブ情
報(自動車利用状態情報)サービス、走行経路周辺環境
情報サービス以外のサービスでないと判定すると、ステ
ップ1210において、1300の処理を行う。また、
ステップ1206においてサービス利用会員30が利用
申込を行ったサービスが、自動車プローブ情報(道路情
報)サービス、自動車プローブ情報(自動車利用状態情
報)サービス、走行経路周辺環境情報サービス以外のサ
ービスであると判定すると、ステップ1220の交信に
よる入力サポートの処理を行う。
【0079】このステップ1220の交信による入力サ
ポートの処理は、まず、ステップ1222において、サ
ービス利用会員30が、サービス提供管理会社70に対
し、自動車プローブ情報(道路情報)サービス、自動車
プローブ情報(自動車利用状態情報)サービス、走行経
路周辺環境情報サービス以外のサービスの入力指示を行
う。そして、ステップ1224において、サービス利用
会員30は、この入力指示に基づいてサービス提供管理
会社70から送信されてきた自動車プローブ情報(道路
情報)サービス、自動車プローブ情報(自動車利用状態
情報)サービス、走行経路周辺環境情報サービス以外の
各種サービスを車載機器40のディスプレイ46の入力
画面に表示する。この各種サービスをディスプレイ46
で入力画面表示を行うと、ステップ1226において、
サービス利用会員30は、この入力画面表示した各種サ
ービスの中から自己が受けたいサービスの内容を示すメ
ニュー画面の選択を行い、自己が受けたいサービスの内
容を画面に表示する。この画面表示した自己が受けたい
サービスの内容を確認し、ステップ1228において、
サービス利用会員30は、画面表示を行ったサービスの
提供の申込を行う。さらに、サービス利用会員30は、
ステップ1230において、自己が受けたいサービスを
確定し、自己が受けたいサービスの確認を行う。
【0080】このようにしてステップ1220の交信に
よる入力サポートの処理を行うと、ステップ1250に
おいて入力画面で選択した保険・その他のサービスの処
理を行う。このステップ1250の処理は、図19に示
す如き処理フローに基づいて行われる。
【0081】まず、ステップ1252において、サービ
ス利用会員30は、サービス提供管理会社70からプロ
ーブ情報サービス以外のサービス(自動車保険・その
他)の提供を受ける。このステップ1252においてサ
ービス利用会員30が選択したサービス(自動車保険・
その他)の提供を受けると、ステップ1254におい
て、サービス利用会員30が選択したサービスが自動車
保険サービスの提供の選択か否かを判定する。このステ
ップ1254においてサービス利用会員30が選択した
サービスが自動車保険サービスの提供の選択であると判
定すると、ステップ1256において、サービス提供管
理会社70から送信されてくる自動車保険の種類/内容
/価格と、一般的自動車保険に加え、利用目的・地域に
合ったオプションの提案をサービス利用会員30の車載
機器40のディスプレイ46に表示する。この車載機器
40のディスプレイ46の表示に基づいてサービス利用
会員30は、自動車保険の特定を行う。
【0082】また、ステップ1254においてサービス
利用会員30が選択したサービスが自動車保険サービス
の提供の選択でないと判定すると、ステップ1258に
おいて、目的地のイベント情報の表示、チケットの販売
情報の表示等、他のサービスの提案の表示を行い、この
表示された他のサービスの中からサービス利用会員30
は、自己がサービスの提供を受けることを希望するサー
ビスの選択を行う。そして、ステップ1260におい
て、サービス利用会員30が選択したサービスは、地図
情報のサービス提供の選択か否かを判定する。このステ
ップ1260においてサービス利用会員30が選択した
サービスが地図情報のサービス提供であると判定する
と、ステップ1262において、サービス利用会員30
の車載機器40のディスプレイ46には、サービス提供
管理会社70から送信されてくる地図情報のサービスの
提供を行うための地図の表示と価格(支払ポイント値)
の表示を行う。このステップ1262における地図の表
示から、ステップ1264において、サービス利用会員
30は、地図情報のサービス利用地域の選択を行う。こ
のステップ1264において地図情報のサービス利用地
域の選択を行うと、ステップ1266において、サービ
ス利用会員30は、サービス提供管理会社70から送信
されてくる地図データと、地図データ上の注意箇所の風
景データの受信をし、これらのデータを保持し、ステッ
プ1270に移る。
【0083】また、ステップ1260においてサービス
利用会員30が選択したサービスが地図情報のサービス
提供でないと判定すると、ステップ1268において、
好みの音楽、地域のイベント観光案内、地域のイベント
観光宣伝等のその他のサービスの表示を行い、この表示
されたその他のサービスの中からサービス利用会員30
は、自己がサービスの提供を受けることを希望するサー
ビスの選択を行い、ステップ1270に移る。
【0084】そして、ステップ1270において、サポ
ート事業体10を構成する各種サポート会社が提供する
サービスの内、サービス利用会員30の希望するサービ
スの選択は終了したか否かを判定する。このステップ1
270においてサポート事業体10を構成する各種サポ
ート会社が提供するサービスの内、サービス利用会員3
0の希望するサービスの選択が終了していないと判定す
ると、ステップ1252に戻る。また、ステップ127
0においてサポート事業体10を構成する各種サポート
会社が提供するサービスの内、サービス利用会員30の
希望するサービスの選択が終了したと判定すると、ステ
ップ1272において、サービス利用会員30が選択し
た利用サービスがサービス利用会員30の車載機器40
からカード(例えば、カードにICチップが埋め込ま
れ、入力される情報と入力された情報を読み出すことの
できるICカード、その他、IDカード、ICカード、
マルチカード等の会員を特定する個人情報、利用情報が
記憶できる媒体で、持ち運びが便利な形態をしたもの)
に登録され、このカードに登録されたサービス利用会員
30の利用サービスがサービス提供管理会社70に登録
するように送信される。このステップ1272におい
て、サービス利用会員30の利用サービスがカードに登
録されると、サービス提供管理会社70においては、ポ
ート事業体10を構成するサポート会社の利用データベ
ース80が作成される。
【0085】また、サービス利用会員(プローブカー会
員)30は、自動車運転中に事故を起こすことがある。
このような場合には、サービス利用会員(プローブカー
会員)30であるが故に特別なサービスを受けることが
できる。この事故発生時のサービス利用会員(プローブ
カー会員)30の自動車側の処理フローが図20に示さ
れている。
【0086】図において、ステップ1302において、
サービス利用会員30の自動車が事故を起こすと、サー
ビス提供管理会社70に対し、事故発生の通報を行い、
センサを連動させる。そして、ステップ1304におい
て、事故を起こした自動車の車載機器40はサービス提
供管理会社70と交信が可能か否かを判定する。このス
テップ1304において事故を起こした自動車の車載機
器40がサービス提供管理会社70と交信が可能でない
と判定すると、サービス利用会員30においてどうする
こともできないので、この処理フローを終了する。ま
た、ステップ1304において事故を起こした自動車の
車載機器40がサービス提供管理会社70と交信が可能
であると判定すると、ステップ1306において、サー
ビス利用会員30の事故を起こした自動車は、今までの
走行管理データを事故を起こした自動車の車載機器40
からサービス提供管理会社70に送信する。このサービ
ス利用会員30の事故を起こした自動車の走行管理デー
タが送信され、この走行管理データをサービス提供管理
会社70が受信すると、サービス提供管理会社70で
は、この事故に対する対応策を指示する。すなわち、こ
のステップ1306において走行管理データをサービス
提供管理会社70に送信すると、ステップ1308にお
いて、サービス利用会員(プローブカー会員)30は、
サービス提供管理会社70から送信されてくる事故対応
の指示を車載機器40で受信する。このサービス提供管
理会社70からの事故対応の指示を受信すると、ステッ
プ1310において、サービス利用会員(プローブカー
会員)30の車載機器40は、サービス提供管理会社7
0から指示された事故対応処置を出力し、この事故対応
処置に基づいた処理を行う。このステップ1310にお
いてサービス提供管理会社70から指示された事故対応
処置を出力すると、ステップ1312において、サービ
ス利用会員(プローブカー会員)30の車載機器40
は、サービス提供管理会社70から指示された事故対応
処置に対してどのような処理を行ったかの返答をサービ
ス提供管理会社70に送信し、この処理フローを終了す
る。
【0087】このような事故発生時のサービス利用会員
(プローブカー会員)30の自動車側の処理に対し、事
故発生時のサービス提供管理会社70側の処理フローが
図21、図22に示されている。
【0088】図において、ステップ1402において、
サービス利用会員30の自動車が事故を起こすと、サー
ビス提供管理会社70は、サービス利用会員30の自動
車の車載機器40から自動車の利用状態が異常であるこ
との通報を受ける。すると、ステップ1404におい
て、サービス提供管理会社70は、この自動車の利用状
態の異常が事故によるものなのか、故障の疑いによるも
のなのか否かの判定を行う。このステップ1404にお
いて自動車の利用状態の異常が故障によるものであると
判定すると、この処理フローを終了する。
【0089】また、このステップ1404において自動
車の利用状態の異常が事故によるものであると判定する
と、ステップ1406において、サービス提供管理会社
70は、サービス提供管理会社70からサービス利用会
員30の自動車の車載機器40への連絡が可能か否かを
判定する。このステップ1406において車載機器40
への連絡が可能であると判定すると、ステップ1408
において、サービス提供管理会社70は、サービス利用
会員30の自動車の車載機器40と交信を行い、自動車
の利用状態が異常であることを連絡する。そして、ステ
ップ1410において、サービス利用会員30の自動車
に発生した状況がどのような状況なのかの確認を行い、
発生状況から事故か否かを判定する。このステップ14
10において発生状況から事故でない、すなわち故障で
あると判定すると、ステップ1412の故障処理を行
う。この故障処理においては、故障処理の方法(チェー
ンの装着、パンクの処理等)を車載機器40を通して運
転者に連絡し、この処理フローを終了する。
【0090】一方、ステップ1406において車載機器
40への連絡が可能でないと判定すると、ステップ14
14において、他の方法でサービス利用会員30に自動
車の利用状態が異常であることを連絡し、ステップ14
16に移る。
【0091】また、ステップ1410において発生状況
から事故であると判定すると、ステップ1416におい
て、サービス提供管理会社70は、警察、自動車整備会
社、保険会社へ事故の連絡を行い、ステップ1418に
おいて、サービス提供管理会社70は、事故を起こした
自動車の車載機器40から事故を起こした自動車の走行
管理データ(運転データ)を受信し、事故を起こした自
動車の位置情報データを受信し、これら車載機器40か
ら送信されてくるデータを保持する。このステップ14
18において走行管理データの受信、位置情報データの
受信、データの保持を行うと、ステップ1420におい
て、サービス提供管理会社70は、事故を起こした自動
車の修理のためにサービスマンの現場出動を必要とする
か否かを判定する。このステップ1420においてサー
ビスマンの現場出動を必要としないと判定すると、ステ
ップ1426に移る。また、このステップ1420にお
いてサービスマンの現場出動を必要とすると判定する
と、ステップ1422において、サービス提供管理会社
70は、事故を起こした自動車の車載機器40を介して
サービス利用会員30と交信を行い、サービス利用会員
30に対し、事故を起こした自動車の修理のためのサー
ビスマンの手配状況を連絡する。
【0092】このステップ1422において事故を起こ
した自動車の修理のためのサービスマンの手配状況を連
絡すると、ステップ1424において、サービス提供管
理会社70は、サービス提供管理会社70が手配した事
故を起こした自動車の修理のためのサービスマンが到着
したか確認できたか否かを判定する。このステップ14
24においてサービスマンが到着したことの確認できな
いと判定すると、ステップ1422に戻り、ステップ1
424においてサービスマンが到着したことの確認でき
たと判定すると、ステップ1426において、サービス
提供管理会社70は、サービス利用会員30の事故を起
こした自動車の車載機器40から送信されてくる事故車
の事故の内容、事故の状況を登録する。そして、ステッ
プ1428において、サービス提供管理会社70は、サ
ービス利用会員30の事故を起こした自動車の車載機器
40から送信されてくる事故車の事故の内容、事故の状
況を受信し、サービス利用会員別に記憶して、事故内容
/状況データベース81(図23)を作成し、この処理
フローを終了する。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る自動車
プローブ情報の収集システムおよび走行経路周辺の環境
情報の収集システムによれば、リアルタイムで正確な道
路状況を提供するためプローブ情報をリアルタイムにか
つ正確に得ることができる。
【0094】また、本発明に係る道路状況及び走行経路
周辺の環境情報をサービス利用者に提供することのでき
る走行経路周辺の環境情報サービスの処理システムによ
れば、リアルタイムにかつ正確に得られた道路状況及び
走行経路周辺の環境情報をサービス利用者に提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プローブ情報の収集・提供を実施するための全
体構成および情報の送受信関係を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す自動車プローブ情報
の収集システム、走行経路周辺の環境情報の収集システ
ム、および走行経路周辺の環境情報サービスの処理シス
テム図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す自動車プローブ情報
の収集システム、走行経路周辺の環境情報の収集システ
ム、および走行経路周辺の環境情報サービスの処理シス
テム図である。
【図4】本発明の実施の形態を示す自動車プローブ情報
の収集システム、走行経路周辺の環境情報の収集システ
ム、および走行経路周辺の環境情報サービスの処理シス
テム図である。
【図5】サービス利用会員が所有する自動車の車載機器
の構成図である。
【図6】会員の申込みに基づく各種サービスの提供を希
望する者側の会員登録の処理フローチャートである。
【図7】各種サービスの提供を希望する者の会員登録に
必要な記載事項を示す図である。
【図8】会員の申込みに基づくサービス提供管理会社7
0側の会員登録の処理フローチャートである。
【図9】サービス提供管理会社の処理装置の構成図であ
る。
【図10】プローブカー会員の管理データを示す図であ
る。
【図11】サービス提供管理会社におけるサポート事業
体、サービス利用会員との間の処理フローチャートであ
る。
【図12】サービス利用会員(プローブカー会員)から
提供される自動車プローブ情報のサービス提供管理会社
における処理フローチャートである。
【図13】サービス利用会員(プローブカー会員)の自
動車の各種センサの検出値に基づく自動車の利用状態の
情報のサービス提供管理会社における処理フローチャー
トである。
【図14】サービス利用会員(プローブカー会員)が個
人的に得た走行経路周辺の環境情報(所謂、口コミ情
報)のサービス提供管理会社における処理フローチャー
トである。
【図15】サービス利用会員(プローブカー会員)の情
報提供に対するポイント還元のサービス提供管理会社に
おける処理フローチャートである。
【図16】サービス利用会員(プローブカー会員)の提
供するプローブ情報(を利用する場合のサービス利用会
員側の処理フローチャートである。
【図17】サービス利用会員(プローブカー会員)の提
供するプローブ情報をサービス利用会員が利用する場合
のサービス提供管理会社側の処理フローチャートであ
る。
【図18】サービス利用会員がサポート事業体を構成す
る各種サポート会社のサービスの提供を受けるときのサ
ービス利用会員側の処理フローチャートである。
【図19】図18に示すステップ1250の処理フロー
【図20】事故発生時のサービス利用会員(プローブカ
ー会員)の自動車側の処理フローチャートである。
【図21】事故発生時のサービス提供管理会社側の処理
フローチャートである。
【図22】事故発生時のサービス提供管理会社側の処理
フローチャートである。
【図23】サービス提供管理会社の処理装置の構成図で
ある。
【符号の説明】
10………………………サポート事業体 11………………………保険会社 12………………………コンビニエンスチェーン店 13………………………ガソリンスタンド業者 14………………………事故車・修理車等の修理業者 15………………………カーリース業者 16………………………旅行観光業者 17………………………地図配信業者 18………………………チケット販売業者 19………………………イベント企画業者 20………………………道路交通情報提供業者 30………………………サービス利用会員 40………………………車載機器 50………………………通信事業者 70………………………サービス提供管理会社
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 外山 敦也 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 Fターム(参考) 5H180 AA01 AA21 BB05 BB12 BB16 CC12 EE02 EE10 FF05 FF27

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 提供するサービスの代価としてポイント
    値を設定し、サービスの提供を受けたときの代価として
    受け取るポイント値を、サービスの提供を受けることを
    希望するサービス利用者に対して付与し、サービスの提
    供を行ったときに前記サービス利用者からサービス提供
    の代価として前記ポイント値を受け取るようにすると共
    に、自動車プローブ情報の提供を行うことを希望するサ
    ービス利用者と締結するプローブ会員契約に基づいて所
    定の自動車プローブ情報の提供を行う会員に対し、会員
    から提供された自動車プローブ情報に対応して予め設定
    してあるポイント値を付与するようにしたことを特徴と
    する自動車プローブ情報の収集システム。
  2. 【請求項2】 提供するサービスに対しその代価として
    ポイント値を設定提示し、サービスの提供を受ける者に
    は自己が設定した会員ランクに応じたポイント値を予め
    付与し、自動車プローブ情報の提供を行うプローブ会員
    になることを希望するサービス利用者に自動車プローブ
    情報の提供に対する代価として還元するポイント値を設
    定提示し、サービスを受ける者による前記サービスの中
    から特定のサービスの選択を受け、該サービスの提供を
    受けるに必要なポイント値と当該サービスの提供を受け
    る者の現在所有するポイント値を表示し、サービスを受
    ける者からの自己が選択したサービスの提供の申込に基
    づき該サービスを受ける者の所有するポイント値に対す
    る演算処理を行い、プローブ会員による自動車プローブ
    情報の提供に伴い該プローブ会員の所有するポイント値
    に対する演算処理を行うことを特徴とする自動車プロー
    ブ情報の収集システム。
  3. 【請求項3】 提供する個々のサービスに対しその代価
    として支払ポイント値を各サービス毎に設定記憶し、 サービスの提供を受ける者に希望する会員ランクに応じ
    て付与するポイント値を各会員毎に記憶し、 自動車プローブ情報の提供を行うプローブ会員を希望す
    るサービス利用者はプローブ会員として記憶し、 プローブ会員として定期的に受信する自動車プローブ情
    報の提供に対して付与されるポイント値を各プローブ会
    員毎に記憶し、 サービスを受ける者による特定したサービスの提供の申
    込みに基づき当該申込みサービスの利用明細を会員毎に
    記憶し、 サービスを受ける者によるサービスの提供の申し込みに
    基づき当該サービスの提供を受けるのに必要なポイント
    値と当該サービスの提供を受ける者の現在所有するポイ
    ント値を演算して提示し、 サービスを受ける者の申込に基づき提供したサービスに
    対する支払ポイント値の演算処理を行って、その結果を
    会員毎に記憶し、 自動車プローブ情報の提供に伴う還元ポイント値の演算
    処理を行って、その結果をプローブ会員毎に記憶するこ
    とを特徴とする自動車プローブ情報の収集システム。
  4. 【請求項4】 サービスの提供を受けるサービス利用者
    に申込会員ランクに応じてポイント値が付与され、個々
    のサービスに対しサービス内容とそのサービスを受ける
    期間または回数に対して支払いポイント値が設定されて
    おり、サービス利用者への提供サービス内容とそのサー
    ビスの提供期間または回数に基づいて前記サービス利用
    者に付与されたポイント値が減少し、サービス利用者の
    内のプローブ会員による自動車プローブ情報の提供に伴
    い該プローブ会員にポイント値を付与する方式に使用す
    る処理システムであって,サービス利用者および前記サ
    ービス利用者に付与されているポイント値を保持し、サ
    ービス利用者が要求したサービス内容とサービス提供期
    間または回数とを保持し、前記サービス利用者について
    ポイント値を減算処理すると共に、サービス利用者の内
    のプローブ会員が提供する自動車プローブ情報の内容に
    よって該プローブ会員にポイント値を加算処理すること
    を特徴とする自動車プローブ情報の収集のための処理シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 サービスの提供を行う複数のサービス提
    供者からサービスの提供を受ける契約の締結処理を行
    い、該サービスの提供を受けるサービス利用者で自動車
    プローブ情報の提供を希望する者と自動車プローブ情報
    の提供を行う契約の締結処理を行い、 サービスの提供を希望する者からの利用の申込を受理
    し、この利用申込者の必要な個人データを記録してサー
    ビス利用者の登録処理を行い、利用申込者から一括して
    または定期的な利用料の受取り処理を行い、利用申込者
    に対し、当該利用申込者の個人データを記録し、受取り
    利用料に対応したポイント値を記録したポイントカード
    の発行処理を行い、サービス利用者からのサービス利用
    申込に基づき、前記サービス提供者から提供を受けるサ
    ービスを順次又は一括して提示する処理を行い、前記提
    示されたサービスの中からサービス利用者の選択したサ
    ービス利用申込の受理処理を行い、サービス利用者の選
    択したサービスの提供を前記サービス提供者に依頼する
    処理を行い、前記サービス提供者からサービスを提供し
    たことの報告受理処理を行い、サービス利用者の所有す
    るポイント値から提供したサービスに対応するポイント
    値を減少する処理を行うと共に、 サービス利用者からの自動車プローブ情報の提供の申込
    を受理し、利用申込者の個人データにプローブ会員を示
    す登録処理を行い、利用申込者から定期的な自動車プロ
    ーブ情報の提供に対しプローブ情報提供料の支払い処理
    を行い、自動車プローブ情報を提供する利用申込者に対
    し当該利用申込者の自動車プローブ情報提供データを記
    録し、自動車プローブ情報提供料に対応した還元ポイン
    ト値を記録したポイントカードの発行処理を行い、サー
    ビス利用者の所有するポイント値に提供した自動車プロ
    ーブ情報に対応するポイント値を還元する処理を行うこ
    とを特徴とする自動車プローブ情報の収集のための処理
    システム。
  6. 【請求項6】 上記サービス利用者からの自動車プロー
    ブ情報の提供の申込の受理、上記利用申込者から提供さ
    れる定期的な自動車プローブ情報の受理、上記利用申込
    者からの定期的な自動車プローブ情報の提供に対する自
    動車プローブ情報提供料の支払い処理、自動車プローブ
    情報の提供に対応するサービス利用者へのポイント値の
    還元処理は、通信回線を介して行うものである請求項5
    に記載の自動車プローブ情報の収集のための処理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 提供するサービスの代価としてポイント
    値を設定し、サービスの提供を受けたときの代価として
    受け取るポイント値を、サービスの提供を受けることを
    希望するサービス利用者に対して付与し、サービスの提
    供を行ったときに前記サービス利用者からサービス提供
    の代価として前記ポイント値を受け取るようにすると共
    に、 自動車プローブ情報の提供を行うことを希望するサービ
    ス利用者と締結するプローブ会員契約に基づいて所定の
    自動車プローブ情報の提供を行う会員に対し当該会員か
    ら提供された自動車プローブ情報に対応して予め設定し
    てあるポイント値を付与し、 個人的に得た走行経路周辺の環境情報の提供を行うプロ
    ーブ会員に対し当該会員から提供された走行経路周辺環
    境情報の内容に対応して予め設定してあるポイント値を
    付与するようにしたことを特徴とする走行経路周辺の環
    境情報の収集システム。
  8. 【請求項8】 提供するサービスに対しその代価として
    ポイント値を設定提示し、サービスの提供を受ける者に
    は自己が設定した会員ランクに応じたポイント値を予め
    付与し、自動車プローブ情報の提供を行うプローブ会員
    になることを希望するサービス利用者に自動車プローブ
    情報の提供に対する代価として還元するポイント値を設
    定提示し、サービスを受ける者による前記サービスの中
    から特定のサービスの選択を受け、該サービスの提供を
    受けるに必要なポイント値と当該サービスの提供を受け
    る者の現在所有するポイント値を表示し、サービスを受
    ける者からの自己が選択したサービスの提供の申込に基
    づき該サービスを受ける者の所有するポイント値に対す
    る演算処理を行い、 プローブ会員による自動車プローブ情報の提供に伴い該
    プローブ会員の所有するポイント値に対する演算処理を
    行い、 プローブ会員が個人的に得た走行経路周辺の環境情報の
    提供に伴い該プローブ会員の所有するポイント値に対す
    る演算処理を行うことを特徴とする走行経路周辺の環境
    情報の収集システム。
  9. 【請求項9】 提供する個々のサービスに対しその代価
    として支払ポイント値を各サービス毎に設定記憶し、 サービスの提供を受ける者に希望する会員ランクに応じ
    て付与するポイント値を各会員毎に記憶し、 自動車プローブ情報の提供を行うプローブ会員を希望す
    るサービス利用者はプローブ会員として記憶し、 プローブ会員として定期的に受信する自動車プローブ情
    報の提供に対して付与されるポイント値を各プローブ会
    員毎に記憶し、 サービスを受ける者による特定したサービスの提供の申
    込みに基づき当該申込みサービスの利用明細を会員毎に
    記憶し、 サービスを受ける者によるサービスの提供の申し込みに
    基づき当該サービスの提供を受けるのに必要なポイント
    値と当該サービスの提供を受ける者の現在所有するポイ
    ント値を演算して提示し、 サービスを受ける者の申込に基づき提供したサービスに
    対する支払ポイント値の演算処理を行って、その結果を
    会員毎に記憶し、 自動車プローブ情報の提供に伴う還元ポイント値の演算
    処理を行って、その結果をプローブ会員毎に記憶し、 プローブ会員が個人的に得た走行経路周辺の環境情報の
    提供に伴う還元ポイント値の演算処理を行って、その結
    果をプローブ会員毎に記憶することを特徴とする走行経
    路周辺の環境情報の収集システム。
  10. 【請求項10】 サービスの提供を受けるサービス利用
    者に申込会員ランクに応じてポイント値が付与され、個
    々のサービスに対しサービス内容とそのサービスを受け
    る期間または回数に対して支払いポイント値が設定され
    ており、サービス利用者への提供サービス内容とそのサ
    ービスの提供期間または回数に基づいて前記サービス利
    用者に付与されたポイント値が減少し、サービス利用者
    の内のプローブ会員による自動車プローブ情報の提供に
    伴い該プローブ会員にポイント値を付与する方式に使用
    する処理システムであって,サービス利用者および前記
    サービス利用者に付与されているポイント値を保持し、
    サービス利用者が要求したサービス内容とサービス提供
    期間または回数とを保持し、前記サービス利用者につい
    てポイント値を減算処理すると共に、 サービス利用者の内のプローブ会員が提供する個人的に
    得た走行経路周辺の環境情報の内容によって該プローブ
    会員にポイント値を還元処理することを特徴とする走行
    経路周辺の環境情報の収集システム。
  11. 【請求項11】 サービスの提供を行う複数のサービス
    提供者からサービスの提供を受ける契約の締結処理を行
    い、該サービスの提供を受けるサービス利用者でプロー
    ブ情報の提供を希望する者とプローブ情報の提供を行う
    プローブ情報提供契約の締結処理を行い、 サービスの提供を希望する者からの利用の申込を受理
    し、この利用申込者の必要な個人データを記録してサー
    ビス利用者の登録処理を行い、利用申込者から一括して
    または定期的な利用料の受取り処理を行い、利用申込者
    に対し、当該利用申込者の個人データを記録し、受取り
    利用料に対応したポイント値を記録したポイントカード
    の発行処理を行い、サービス利用者からのサービス利用
    申込に基づき、前記サービス提供者から提供を受けるサ
    ービスを順次又は一括して提示する処理を行い、前記提
    示されたサービスの中からサービス利用者の選択したサ
    ービス利用申込の受理処理を行い、サービス利用者の選
    択したサービスの提供を前記サービス提供者に依頼する
    処理を行い、前記サービス提供者からサービスを提供し
    たことの報告受理処理を行い、サービス利用者の所有す
    るポイント値から提供したサービスに対応するポイント
    値を減少する処理を行うと共に、 サービス利用者からのプローブ情報の提供の申込を受理
    し、利用申込者の個人データにプローブ会員を示す登録
    処理を行い、プローブ会員が個人的に得た走行経路周辺
    の環境情報の提供に対し走行経路周辺環境情報提供料の
    支払い処理を行い、走行経路周辺の環境情報を提供する
    プローブ会員に対し当該プローブ会員の走行経路周辺環
    境情報提供データを記録し、走行経路周辺の環境情報提
    供料に対応した還元ポイント値を記録したポイントカー
    ドの発行処理を行い、サービス利用者の所有するポイン
    ト値に提供した走行経路周辺の環境情報に対応するポイ
    ント値を還元する処理を行うことを特徴とする走行経路
    周辺の環境情報の収集システム。
  12. 【請求項12】 上記プローブ情報には、プローブ会員
    が運転する自動車に取り付けられた各種センサから定期
    的に得られる自動車プローブ情報を含み、サービス利用
    者からの定期的な自動車プローブ情報の提供に対し自動
    車プローブ情報提供料の支払い処理を行い、自動車プロ
    ーブ情報を提供する利用申込者に対し当該利用申込者の
    自動車プローブ情報提供データを記録し、自動車プロー
    ブ情報提供料に対応した還元ポイント値を記録したポイ
    ントカードの発行処理を行い、サービス利用者の所有す
    るポイント値に提供した自動車プローブ情報に対応する
    ポイント値を還元する処理を行うことを特徴とする走行
    経路周辺の環境情報の収集システム。
  13. 【請求項13】 上記サービス利用者からの走行経路周
    辺の環境情報の提供の申込の受理、上記利用申込者から
    提供される定期的な走行経路周辺の環境情報の受理、上
    記利用申込者からの定期的な走行経路周辺の環境情報の
    提供に対する走行経路周辺環境情報提供料の支払い処
    理、走行経路周辺環境情報の提供に対応するサービス利
    用者へのポイント値の還元処理は、通信回線を介して行
    うものである請求項12に記載の走行経路周辺の環境情
    報の収集システム。
  14. 【請求項14】 プローブ情報の提供サービスを希望す
    るサービス利用者からの利用の申込を受理し、この利用
    申込者の個人データにプローブ情報の提供サービス申込
    を記録してサービス利用者の登録処理を行い、利用申込
    者から一括してまたは定期的にプローブ情報利用料の受
    取り処理を行い、受取りプローブ情報利用料に対応した
    還元ポイント値を記録したポイントカードの発行処理を
    行い、サービス利用者からのプローブ情報提供サービス
    の利用申込に基づき該プローブ情報提供サービスの内容
    を順次又は一括して提示する処理を行い、前記提示され
    たプローブ情報提供サービスの中からサービス利用者の
    選択したプローブ情報提供サービス利用申込の受理処理
    を行い、サービス利用者の選択したプローブ情報をプロ
    ーブ情報データベースから検索しサービス利用者に提供
    する処理を行い、サービス利用者の所有するポイント値
    から提供したプローブ情報提供サービスに対応するポイ
    ント値を減少する処理を行うことを特徴とする走行経路
    周辺の環境情報サービスの処理システム。
  15. 【請求項15】 上記プローブ情報提供サービスの提供
    を希望するサービス利用者からの利用の申込、上記サー
    ビス利用者へのプローブ情報の提示、上記サービス利用
    者によるプローブ情報の内容の選択は、通信回線を介し
    て行うものである請求項14に記載の走行経路周辺の環
    境情報サービスの処理システム。
  16. 【請求項16】 上記処理に加えて、サービス利用者か
    らのプローブ情報提供サービス利用申込があると該サー
    ビス利用者の現在の所有ポイント値を提示する処理を行
    い、サービスの提供を受けることを希望するプローブ情
    報提供サービスの内容の提示と共に又は該プローブ情報
    提供サービスの内容の提示の後にプローブ情報提供サー
    ビスの内容とそのプローブ情報提供サービスを受ける期
    間または回数に対して利用したときの代価をポイント値
    で提示する処理を行うようにしたことを特徴とする請求
    項14又は15に記載のサービス提供のための処理シス
    テム。
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