JP3189448U - シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置 - Google Patents
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Abstract
Description
104はシートベルト、105はロックギヤ、105aは外歯、105b,105cはカ
ム孔、106はメインパウル、107はバックアップパウル、108はジョイントピン、109は慣性体(ウェビングセンサ)、109aは係止爪、110はカバー、110aは内歯、111は減速度感知手段(ヴィークルセンサ)、111aは慣性ボール、111bはレバー、111cは係止爪、112は付勢力付与手段である。
方向の回転がロックされ、シートベルト104の引出しが阻止される。
の慣性ボールを作動可能にして緊急時に第2ロック手段でスプールのシートベルト引出し方向の回転をロックするシートベルトリトラクタが提案されている(例えば、特許文献2参照)。この特許文献2に記載のシートベルトリトラクタでは、第1ロック手段が正常に作動するときは第2ロック手段の慣性ボールの移動をソレノイドでロックし、第1ロック手段が正常に作動しないときに第2ロック手段の慣性ボールの移動を許容する。
タにおいて、前記ヴィークルセンサが、更に、通常時に前記慣性体を前記非作動位置に固定して前記慣性体のがたつきを抑制するとともに緊急時に前記慣性体を前記作動位置に移動可能にする慣性体がたつき抑制保持部材を備えることを特徴としている。
更に、本考案に係るシートベルトリトラクタは、強制的にロックする必要がある時に通電されて前記慣性体を吸引することで前記作動位置に移動させる第2のソレノイドを備えることを特徴としている。
また、制御部によりソレノイドへの通電を制御することで、ヴィークルセンサの作動不要状態を判断する条件を種々設定することが可能となる。
うことができる。これにより、強制的なロック作動の必要状態でシートベルトの設定された張力を保持することができる。
図1は、本考案にかかるシートベルトリトラクタの実施の形態の第1例を備えるシートベルト装置を模式的に示す図である。
このシートベルト装置1におけるシートベルト4の装着操作および装着解除操作も、従来公知のシートベルト装置と同じである。
図2に示すように、第1例のシートベルトリトラクタ3のヴィークルセンサ8(図7に示す従来のヴィークルセンサ111に相当)は、ケース8aと、ケース8aに回動可能に支持されるレバー8bと、レバー8bの先端部に設けられた係止爪8cと、ケース8aに移動可能に配設された磁性材からなる慣性体である慣性ボール8dとを有している。そして、通常時にはレバー8bおよび慣性ボール8でが実線で示す非作動位置にあるとともに、緊急時に車両に所定以上の減速度が生じたとき、慣性ボール8dが二点鎖線で示す作動位置に移動することで、実線で示す非作動位置にあるレバー8bが二点鎖線で示す作動位置となる。レバー8bおよび慣性ボール8の非作動位置では、スプールのシートベルト引出し方向の回転が許容される。また、レバー8bが作動位置となると、係止爪8cが図示しないロックギヤ(図7に示すロックギヤ105に相当)の外歯(図7に示す外歯105aに相当)と係合可能な作動位置となる。したがって、レバー8bおよび慣性ボール8の作動位置では、スプールのシートベルト引出し方向の回転がロックされる。
8eへの通電を停止する。すると、ソレノイドコイル8eは電磁力を発生しなく慣性ボール8dを吸引しない。これにより、慣性ボール8dは緊急時に非作動位置から作動位置へ移動可能となる。したがって、緊急時にヴィークルセンサ8が作動し、シートベルトリトラクタ3はシートベルト4の引出しをロックして、シートベルト4は乗員を堅固に拘束する。
第1例のヴィークルセンサ8および第1例のシートベルトリトラクタ3の他の構成、他の作動、および他の作用効果は、いずれも特許文献1に記載のヴィークルセンサおよびシートベルトリトラクタと同じである。
図3に示すように、第2例のヴィークルセンサ8は、前述の第1例のヴィークルセンサ8に更に第2のソレノイドコイル8gを有している。この第2のソレノイドコイル8gもコントローラ9に電気的に接続される。そして、第2のソレノイドコイル8gは通電されることで、ソレノイドコイル8eによる慣性ボール8dの非作動位置保持状態であっても慣性ボール8dを作動位置に吸引して、シートベルトリトラクタ3を強制的にシートベルト4の引出しロック状態にする。すなわち、第2のソレノイドコイル8gはインターロック機構を構成する。
なお、第2のソレノイドコイル8gによる慣性ボール8dの電磁吸引力をより高めるために、図3に点線で示すように鉄心8hを設けることもできる。
前述の第1例のヴィークルセンサ8では、慣性ボール8dがソレノイドコイル8eの電磁吸引力で非作動位置に保持するようにされているが、この第3例のヴィークルセンサ8では、ソレノイドコイル8eの電磁吸引力は用いられない。すなわち、図4に示すように、第3例のヴィークルセンサ8では、慣性ボールがたつき抑制保持部8iがケース8aに設けられている。
ック機能は発揮される。したがって、ソレノイドコイル8kへの通電が行われなくても、シートベルトリトラクタ3のロック信頼性は確保される。
Claims (6)
- シートベルトを巻き取るためのスプールと、
通常時に前記スプールのシートベルト引出し方向の回転を許容する非作動位置に設定されるとともに、緊急時に生じる所定以上の減速度を感知して前記スプールのシートベルト引出し方向の回転をロックする作動位置との間で移動する慣性体とを少なくとも有するヴィークルセンサと、
を少なくとも備えるシートベルトリトラクタにおいて、
前記ヴィークルセンサは、更に、通常時に前記慣性体を前記非作動位置に固定して前記慣性体のがたつきを抑制するとともに緊急時に前記慣性体を前記作動位置に移動可能にする慣性体がたつき抑制保持部材を備えることを特徴とするシートベルトリトラクタ。 - 前記慣性体がたつき抑制保持部材は、通常時通電されて前記慣性体を吸引することで前記非作動位置に固定するとともに緊急時に通電解除されて前記慣性体を前記作動位置に移動可能にするソレノイドであることを特徴とする請求項1に記載のシートベルトリトラクタ。
- 前記ソレノイドの通電を制御する制御部を備えることを特徴とする請求項2に記載のシートベルトリトラクタ。
- 強制的にロックする必要がある時に通電されて前記慣性体を吸引することで前記作動位置に移動させる第2のソレノイドを備えることを特徴とする請求項2または3に記載のシートベルトリトラクタ。
- 前記慣性体がたつき抑制保持部材は、通常時前記慣性体を前記非作動位置に固定支持するとともに緊急時に前記慣性体を前記作動位置に移動可能にする慣性体がたつき抑制保持部であり、
前記慣性体がたつき抑制保持部は、前記慣性体が収容されるケースに設けられ、
緊急時に通電されて前記慣性体を吸引することで前記慣性体を前記作動位置に移動させるソレノイドを備えることを特徴とする請求項1に記載のシートベルトリトラクタ。 - 緊急時に乗員を拘束するシートベルトと、
前記シートベルトを引出し可能に巻き取るシートベルトリトラクタと、
前記シートベルトに摺動可能に支持されたタングと、
前記タングが係脱可能に係止されるバックルと、
を少なくとも備えているシートベルト装置において、
前記シートベルトリトラクタは、請求項1ないし5のいずれか1に記載のシートベルトリトラクタであることを特徴とするシートベルト装置。
Priority Applications (1)
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JP2013007393U JP3189448U (ja) | 2013-12-27 | 2013-12-27 | シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置 |
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JP2013007393U JP3189448U (ja) | 2013-12-27 | 2013-12-27 | シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置 |
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JP3189448U true JP3189448U (ja) | 2014-03-13 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11091121B2 (en) | 2018-07-23 | 2021-08-17 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Webbing take-up device |
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