JP3189448U - シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置 - Google Patents

シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置 Download PDF

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Abstract

【課題】通常時にヴィークルセンサの慣性体のがたつきにより発生する音を抑制するシートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置を提供する。【解決手段】ヴィークルセンサ8は慣性ボール8dを有し、慣性ボール8dは、通常時にスプールのシートベルト引出し方向の回転を許容する非作動位置に設定され、また、緊急時に生じる所定以上の減速度に感知してスプールのシートベルト引出し方向の回転をロックする作動位置との間で移動する。更に、ヴィークルセンサ8は、通常時に慣性ボール8dを非作動位置に固定して慣性ボールのがたつきを抑制し、かつ緊急時に慣性ボール8dを作動位置に移動可能にするソレノイドコイル8eを有する。通常時にソレノイドコイル8eが通電されて慣性ボール8dがケース8aに固定保持されることで、慣性ボール8dのがたつきが抑制され、音の発生が防止される。【選択図】図2

Description

本考案は、自動車等の車両において、車両衝突時等の車両に大きな減速度が生じた緊急時にこの減速度によりヴィークルセンサの慣性体が作動することで、スプールのシートベルト引出し方向の回転がロックされるシートベルトリトラクタおよびシートベルト装置の技術分野に関するものである。
従来から自動車等の車両に装備されているシートベルト装置は、車両衝突時等の車両に所定値以上の大減速度が生じた緊急時にシートベルトで乗員を拘束している。このシートベルト装置には、スプールによりシートベルトの巻取り、引出しを行うとともに、緊急時にシートベルトの引出しを阻止するシートベルトリトラクタが設けられている。
従来のシートベルトリトラクタとして、緊急時に車両に生じる減速度によりヴィークルセンサの慣性ボール等の慣性体が作動することで、スプールのシートベルト引出し方向の回転がロックされるシートベルトリトラクタが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図7は特許文献1に記載のシートベルトリトラクタの縦断面図であり、図8は図7における左側面図である。図中、101はシートベルトリトラクタ、102はコ字形フレーム、102aは左側壁、102bは右側壁、102c,102dは歯、103はスプール、
104はシートベルト、105はロックギヤ、105aは外歯、105b,105cはカ
ム孔、106はメインパウル、107はバックアップパウル、108はジョイントピン、109は慣性体(ウェビングセンサ)、109aは係止爪、110はカバー、110aは内歯、111は減速度感知手段(ヴィークルセンサ)、111aは慣性ボール、111bはレバー、111cは係止爪、112は付勢力付与手段である。
車両に所定値以上の大減速度が生じると、ヴィークルセンサ111の慣性ボール111aが移動してレバー111bが二点鎖線の位置に回動する。すると、レバー111bの係止爪111cがロックギヤ105の外歯105aに係合可能な作動位置となる。一方、この大減速度による乗員の慣性移動でシートベルト104が引き出されるので、スプール103およびロックギヤ105がシートベルト引出し方向αに回転する。このため、外歯105aがレバー111bの係止爪111cに係合する。すると、ロックギヤ105が停止し、スプール103のみが回転する。その結果、メインパウル106がカム孔105bに案内されて移動し左側壁102aの歯102cに噛み合うとともに、ジョイントピン108がカム孔105cに案内されて回動するのでバックアップパウル107が回動して右側壁102bの歯102dに噛み合う。これにより、スプール103のシートベルト引出し
方向の回転がロックされ、シートベルト104の引出しが阻止される。
なお、特許文献1に記載のシートベルトリトラクタにおいては、シートベルト104が通常のシートベルト装着のためのシートベルト104の引出しより急激に引き出されると、ウェビングセンサである慣性体109が作動することで、スプール103のシートベルト引出し方向の回転がロックされ、シートベルト104の引出しが阻止される。
また、ソレノイドを有する第1ロック手段と、慣性ボールおよび慣性ボールの作動を規制するソレノイドを有する第2ロック手段とを備え、前述の緊急時に第1ロック手段でスプールのシートベルト引出し方向の回転をロックするとともに第2ロック手段の慣性ボールの作動をソレノイドで規制し、第1ロック手段が作動不能になったとき第2ロック手段
の慣性ボールを作動可能にして緊急時に第2ロック手段でスプールのシートベルト引出し方向の回転をロックするシートベルトリトラクタが提案されている(例えば、特許文献2参照)。この特許文献2に記載のシートベルトリトラクタでは、第1ロック手段が正常に作動するときは第2ロック手段の慣性ボールの移動をソレノイドでロックし、第1ロック手段が正常に作動しないときに第2ロック手段の慣性ボールの移動を許容する。
更に、チャイルドシートが車両シートにシートベルトで固定したとき、ソレノイドの電磁力でヴィークルセンサの慣性ボールを押し上げることでシートベルトリトラクタのスプールのシートベルト引出し方向の回転をロックすることで、チャイルドシートを固定したシートベルトの弛みを防止するシートベルトリトラクタが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特許第3192198号公報。 特開2002−220028号公報。 特許第4414029号公報。
ところで、特許文献1に記載されたシートベルトリトラクタを始め、慣性ボール111aを用いた従来のシートベルトリトラクタにおいては、緊急時以外の車両の通常走行時等に慣性ボール111aが揺動する(がたつく)場合がある。このように慣性ボール111aが揺動すると、音が発生することがある。この音は、シートベルトリトラクタの機能には影響を及ぼさないが、車室内の乗員の快適性を得るためには、できれば抑制することが望ましい。
また、特許文献2に記載されたシートベルトリトラクタでは、第1ロック手段が作動不能状態で車両に大減速度が発生しないとき、第2ロック手段の慣性ボールががたついて音を発生する場合がある。すなわち、特許文献2に記載のシートベルトリトラクタでは慣性ボールのがたつきの防止については考慮されていない。換言すると、特許文献2には、通常時に慣性ボールのがたつきによる異音の発生を防止するという技術思想については開示も示唆もされていない。
更に、特許文献3に記載されたシートベルトリトラクタでは、通常時に慣性ボールがソレノイドで規制されないばかりでなく、慣性ボールをソレノイドで吸引するものではない。したがって、特許文献3には通常時に慣性ボールのがたつきによる異音の発生を防止するという技術思想については開示も示唆もされていない。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、通常時にヴィークルセンサの慣性体の揺動(がたつき)により発生する音を効果的に抑制することのできるシートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置を提供することである。
前述の課題を解決するために、本考案に係るシートベルトリトラクタは、シートベルトを巻き取るためのスプールと、通常時に前記スプールのシートベルト引出し方向の回転を許容する非作動位置に設定されるとともに、緊急時に生じる所定以上の減速度を感知して前記スプールのシートベルト引出し方向の回転をロックする作動位置との間で移動する慣性体とを少なくとも有するヴィークルセンサとを少なくとも備えるシートベルトリトラク
タにおいて、前記ヴィークルセンサが、更に、通常時に前記慣性体を前記非作動位置に固定して前記慣性体のがたつきを抑制するとともに緊急時に前記慣性体を前記作動位置に移動可能にする慣性体がたつき抑制保持部材を備えることを特徴としている。
また、本考案に係るシートベルトリトラクタは、前記慣性体がたつき抑制保持部材が、通常時通電されて前記慣性体を吸引することで前記非作動位置に固定するとともに緊急時に通電解除されて前記慣性体を前記作動位置に移動可能にするソレノイドであることを特徴としている。
更に、本考案に係るシートベルトリトラクタは、前記ソレノイドの通電を制御する制御部を備えることを特徴としている。
更に、本考案に係るシートベルトリトラクタは、強制的にロックする必要がある時に通電されて前記慣性体を吸引することで前記作動位置に移動させる第2のソレノイドを備えることを特徴としている。
更に、本考案に係るシートベルトリトラクタは、前記慣性体がたつき抑制保持部材が、通常時前記慣性体を前記非作動位置に固定支持するとともに緊急時に前記慣性体を前記作動位置に移動可能にする慣性体がたつき抑制保持部であり、前記慣性体がたつき抑制保持部が、前記慣性体が収容されるケースに設けられ、緊急時に通電されて前記慣性体を吸引することで前記慣性体を前記作動位置に移動させるソレノイドを備えることを特徴としている。
一方、本考案に係るシートベルト装置は、緊急時に乗員を拘束するシートベルトと、前記シートベルトを引出し可能に巻き取るシートベルトリトラクタと、前記シートベルトに摺動可能に支持されたタングと、前記タングが係脱可能に係止されるバックルとを少なくとも備えているシートベルト装置において、前記シートベルトリトラクタが、前述の本考案のシートベルトリトラクタのいずれか1つであることを特徴としている。
このように構成された本考案に係るシートベルトリトラクタによれば、ヴィークルセンサの慣性体がたつき抑制保持部材が、通常時つまりヴィークルセンサの作動不要状態であるときは慣性体のがたつきを抑制するとともに緊急時に慣性体をスプールのシートベルト引出し方向の回転をロックする作動位置に移動可能にする。これにより、通常時つまりヴィークルセンサの作動不要状態であるときは、慣性体のがたつきを抑制することができる。これにより、ヴィークルセンサの作動不要状態のとき慣性体のがたつきによる音の発生を効果的に抑制することができる。また、緊急時には慣性体がたつき抑制保持部材が慣性体を作動位置に移動可能にするので、従来のヴィークルセンサと同様にスプールのシートベルト引出し方向の回転をロックすることができる。
特に、慣性体がたつき抑制保持部材がソレノイドで構成されることで、慣性体のがたつきの抑制制御を簡単に行うことが可能となる。その場合、緊急時には慣性体がたつき抑制保持部材が慣性体を作動位置に移動可能にすることで、何らかの原因でソレノイドへの通電が行われなくても、緊急時にシートベルトリトラクタのシートベルトの引出しのロック機能を安定して発揮させることができる。これにより、シートベルトリトラクタのロック信頼性を確保することができる。
また、制御部によりソレノイドへの通電を制御することで、ヴィークルセンサの作動不要状態を判断する条件を種々設定することが可能となる。
更に、強制的にロックする必要がある状態では、第2のソレノイドの電磁吸引力により慣性体を作動位置に設定保持するようにしているので、強制的なロック作動を安定して行
うことができる。これにより、強制的なロック作動の必要状態でシートベルトの設定された張力を保持することができる。
更に、慣性体がたつき抑制保持部材が、慣性体を収容するケースに設けられた慣性体がたつき抑制保持部で構成することで、慣性体がたつき抑制保持部材をより簡単に形成することができるとともに、部品点数を削減することが可能となる。
一方、本考案のシートベルト装置によれば、通常時に慣性ボールががたつくことで発生する音を効果的に抑制することができるシートベルトリトラクタを備えているので、車両の通常走行時に車室内を静粛にすることができる。これにより、車室内において乗員は快適に過ごすことが可能となる。
本考案にかかるシートベルトリトラクタの実施の形態の第1例を備えるシートベルト装置を模式的に示す図である。 第1例のシートベルトリトラクタに用いられるヴィークルセンサを模式的に示す正面図である。 本考案にかかるシートベルトリトラクタの実施の形態の第2例に用いられるヴィークルセンサを模式的に示す正面図である。 本考案にかかるシートベルトリトラクタの実施の形態の第3例に用いられるヴィークルセンサを模式的に示す正面図である。 第3例のヴィークルセンサの慣性ボールがたつき抑制保持部を模式的に示し、(a)は平面図、(b)は(a)におけるVB−VB線に沿う断面図、(c)は慣性ボールを支持した状態を示す断面図である。 第3例の慣性ボールがたつき抑制保持部の変形例を模式的に示し、(a)は平面図、(b)は(a)におけるVIB−VIB線に沿う断面図、(c)は慣性ボールを支持した状態を示す断面図である。 特許文献1に記載のシートベルトリトラクタの縦断面図である。 特許文献1に記載のシートベルトリトラクタの左側面図である。
以下、図面を用いて本考案を実施するための形態について説明する。
図1は、本考案にかかるシートベルトリトラクタの実施の形態の第1例を備えるシートベルト装置を模式的に示す図である。
図1に示すように、第1例のシートベルト装置1は、基本的には従来公知の三点式シートベルト装置と同じである。図中、1はシートベルト装置、2は車両シート、3は車両シート2の近傍に配設されたシートベルトリトラクタ、4はシートベルトリトラクタ3に引出し可能に巻き取られかつ先端のベルトアンカー4aが車体の床あるいは車両シート2に固定されるシートベルト、5はシートベルトリトラクタ3から引き出されたシートベルト4を乗員のショルダーの方へガイドするガイドアンカー、6はこのガイドアンカー5からガイドされてきたシートベルト4に摺動自在に支持されたタング、7は車体の床あるいは車両シートに固定されかつタング6が係脱可能に挿入係止されるバックルである。
このシートベルト装置1におけるシートベルト4の装着操作および装着解除操作も、従来公知のシートベルト装置と同じである。
第1例のシートベルトリトラクタ3は、減速度感知手段(ヴィークルセンサ)を除いた他の構成および他の作動は特許文献1に記載のシートベルトリトラクタと同じである。したがって、第1例のシートベルトリトラクタ3の他の構成および他の作動は、特許文献1を参照すれば普通に理解することができるので、それらの説明は省略する。
図2は第1例のシートベルトリトラクタに用いられるヴィークルセンサを模式的に示す正面図である。
図2に示すように、第1例のシートベルトリトラクタ3のヴィークルセンサ8(図7に示す従来のヴィークルセンサ111に相当)は、ケース8aと、ケース8aに回動可能に支持されるレバー8bと、レバー8bの先端部に設けられた係止爪8cと、ケース8aに移動可能に配設された磁性材からなる慣性体である慣性ボール8dとを有している。そして、通常時にはレバー8bおよび慣性ボール8でが実線で示す非作動位置にあるとともに、緊急時に車両に所定以上の減速度が生じたとき、慣性ボール8dが二点鎖線で示す作動位置に移動することで、実線で示す非作動位置にあるレバー8bが二点鎖線で示す作動位置となる。レバー8bおよび慣性ボール8の非作動位置では、スプールのシートベルト引出し方向の回転が許容される。また、レバー8bが作動位置となると、係止爪8cが図示しないロックギヤ(図7に示すロックギヤ105に相当)の外歯(図7に示す外歯105aに相当)と係合可能な作動位置となる。したがって、レバー8bおよび慣性ボール8の作動位置では、スプールのシートベルト引出し方向の回転がロックされる。
また、ヴィークルセンサ8はソレノイドコイル8eを有している。このソレノイドコイル8eはケース8aに、非作動位置にある慣性ボール8dに対向して配設される。そして、ソレノイドコイル8eは通電されることで電磁力を発生して慣性ボール8dをがたつかない(揺動しない)ように非作動位置に保持する。ソレノイドコイル8eはコントローラ9に電気的に接続されるとともに、コントローラ9は車両のバッテリー10に電気的に接続される。更に、コントローラ9には、ヴィークルセンサ8の作動不要状態検出部11が電気的に接続される。ヴィークルセンサ8の作動不要状態検出部11は、ヴィークルセンサ8によるセンシングが不必要な状態、つまりヴィークルセンサ8の作動不要状態を検出する。このヴィークルセンサ8の作動不要状態は、車両の緊急時を除く通常時の状態である。コントローラ9は、ヴィークルセンサ8の作動不要状態検出部11からの検出信号に基づいてソレノイドコイル8eへの通電を制御する。すなわち、コントローラ9は、ヴィークルセンサ8の作動不要状態検出部11からの検出信号に基づいてヴィークルセンサ8が作動不要状態であると判断したとき、ソレノイドコイル8eへ通電する。
ヴィークルセンサ8の作動不要状態検出部11としては、例えばタング6とバックル7との係合を検出する従来公知のバックルスイッチ、車両シート2への乗員の着座状況を検出する乗員着座検出センサ(あるいは、シート重量検出センサ)、車速センサ等を用いることができる。バックルスイッチはタング6とバックル7との非係合状態を検出することで、ヴィークルセンサ8の作動が不必要である状態を検出する。また、乗員着座検出センサ(あるいは、シート重量検出センサ)は車両シート2へ乗員が着座していない状態を検出することで、ヴィークルセンサ8の作動が不必要である状態を検出する。更に、車速センサは車両が走行から停止して減速度を生じた状態、車両が停止したアイドリング状態、あるいは車両が微速走行している状態等の慣性ボール8eががたつきやすい状態を検出することで、ヴィークルセンサ8の作動が不必要である状態を検出する。
このように構成された第1例のシートベルトリトラクタ3のヴィークルセンサ8においては、エンジンスイッチがオンされた状態で、コントローラ9がヴィークルセンサ8の作動不要状態検出部11からの検出信号に基づいてヴィークルセンサ8が作動不要状態であると判断したとき、ソレノイドコイル8eへ通電する。すると、ソレノイドコイル8eは電磁力を発生して慣性ボール8dを吸引してケース8aに圧接する。これにより、慣性ボール8dは非作動位置に保持されてがたつくことはない。
また、コントローラ9がヴィークルセンサ8の作動不要状態検出部11からの検出信号に基づいてヴィークルセンサ8が作動必要状態であると判断したとき、ソレノイドコイル
8eへの通電を停止する。すると、ソレノイドコイル8eは電磁力を発生しなく慣性ボール8dを吸引しない。これにより、慣性ボール8dは緊急時に非作動位置から作動位置へ移動可能となる。したがって、緊急時にヴィークルセンサ8が作動し、シートベルトリトラクタ3はシートベルト4の引出しをロックして、シートベルト4は乗員を堅固に拘束する。
更に、何らかの原因によりヴィークルセンサ8の作動不要状態でソレノイドコイル8eへの通電が行われなくなっても、慣性ボール8dはソレノイドコイル8eにより吸引されないので、緊急時に慣性ボール8dが移動可能となり、シートベルトリトラクタ3のシートベルト4の引出しのロック機能は発揮される。したがって、ソレノイドコイル8eへの通電が行われなくても、シートベルトリトラクタ3のロック信頼性は確保される。
第1例のシートベルトリトラクタ3によれば、ヴィークルセンサ8の作動不要状態であるときは、ソレノイドコイル8eの電磁力により慣性ボール8dが吸引されて非作動位置に保持されるようにしているので、慣性ボール8dががたつくことを防止できる。これにより、ヴィークルセンサ8の作動不要状態のとき慣性ボール8dのがたつきによる音の発生を効果的に抑制することができる。
特に、慣性ボール8dのがたつきを抑制する部材がソレノイドコイル8eで構成されることで、慣性ボール8dのがたつきの抑制制御を簡単に行うことが可能となる。その場合、ヴィークルセンサ8の作動必要状態であるときは、慣性ボール8dを吸引するソレノイドコイル8eの電磁力を消滅しているので、緊急時に慣性ボール8dを作動位置に移動させることが可能となる。これにより、緊急時にシートベルトリトラクタ3のシートベルト4の引出しのロック機能を発揮させることができる。しかも、何らかの原因でソレノイドコイル8eへの通電が行われなくても、緊急時にシートベルトリトラクタ3のシートベルト4の引出しのロック機能を安定して発揮させることができ、シートベルトリトラクタ3のロック信頼性を確保することができる。更に、コントローラ9によりソレノイドコイル8eへの通電を制御することで、ヴィークルセンサ8の作動不要状態を判断する条件を種々設定することが可能となる。
なお、ソレノイドコイル8eによる慣性ボール8dの電磁吸引力をより高めるために、図2に点線で示すように鉄心8fを設けることもできる。
第1例のヴィークルセンサ8および第1例のシートベルトリトラクタ3の他の構成、他の作動、および他の作用効果は、いずれも特許文献1に記載のヴィークルセンサおよびシートベルトリトラクタと同じである。
一方、第1例のシートベルトリトラクタ3を備える第1例のシートベルト装置1によれば、ヴィークルセンサ8の作動不要状態である通常時に慣性ボール8eががたつくことで発生する音を効果的に抑制することができるので、車両の通常走行時に車室内を静粛にすることができる。これにより、車室内において乗員は快適に過ごすことが可能となる。
図3は、本考案にかかるシートベルトリトラクタの実施の形態の第2例に用いられるヴィークルセンサを模式的に示す正面図である。
図3に示すように、第2例のヴィークルセンサ8は、前述の第1例のヴィークルセンサ8に更に第2のソレノイドコイル8gを有している。この第2のソレノイドコイル8gもコントローラ9に電気的に接続される。そして、第2のソレノイドコイル8gは通電されることで、ソレノイドコイル8eによる慣性ボール8dの非作動位置保持状態であっても慣性ボール8dを作動位置に吸引して、シートベルトリトラクタ3を強制的にシートベルト4の引出しロック状態にする。すなわち、第2のソレノイドコイル8gはインターロック機構を構成する。
更に、コントローラ9には、インターロック必要状態検出部12が電気的に接続される。インターロック必要状態検出部12は、シートベルト4の引出しロック時での張力を保持するためにインターロックの作動が必要な状態、つまり強制的なロック作動が必要な状態を検出して、検出信号を出力する。コントローラ9は、インターロック必要状態検出部12からの検出信号に基づいて第2のソレノイドコイル8gへの通電を制御する。コントローラ9は、インターロック必要状態検出部12からの検出信号に基づいてインターロックが作動必要状態であると判断したとき、第2のソレノイドコイル8gへ通電する。
インターロック必要状態検出部12としては、例えば自動ロック式シートベルトリトラックタ(ALR)において、このALRが自動ロック状態に設定されてシートベルト4によりチャイルドシートが車両シート2に固定されたことを検出するセンサ、モータによりスプールを回転するモータリトラクタにおいて設定されたシートベルト4の張力を保持することを指令する信号、車両走行モードをスポーツモードに設定することを指令する操作ボタン、あるいは車両のロールオーバーを検出するセンサ等を用いることができる。
このように構成された第2例のシートベルトリトラクタ3のヴィークルセンサ8においては、エンジンスイッチがオンされた状態で、コントローラ9がインターロック必要状態検出部12からの検出信号に基づいてインターロックの作動が必要状態であると判断したとき、第2のソレノイドコイル8gへ通電する。すると、第2のソレノイドコイル8gは電磁力を発生して慣性ボール8dを吸引して図3に実線で示す作動位置に設定する。その場合、慣性ボール8dはソレノイドコイル8eにより吸引状態にあっても作動位置に移動される。これにより、シートベルトリトラクタ3のスプールのシートベルト引出し方向の回転がロックされる。第2のソレノイドコイル8gはインターロック機能を発揮する。
また、コントローラ9がインターロック必要状態検出部12からの検出信号に基づいてインターロック作動が不必要状態であると判断したとき、第2のソレノイドコイル8gへの通電を停止する。すると、第2のソレノイドコイル8eは電磁力を発生しなく慣性ボール8dを吸引しない。これにより、慣性ボール8dは非作動位置に維持される。このとき、慣性ボール8dは緊急時に作動位置に移動可能となっている。
更に、何らかの原因によりインターロック作動が必要状態で第2のソレノイドコイル8gへの通電が行われなくなったとき、慣性ボール8dは第2のソレノイドコイル8gにより吸引されないが、緊急時に慣性ボール8dは移動可能であり、シートベルトリトラクタ3のシートベルト4の引出しのロック機能は発揮される。したがって、第2のソレノイドコイル8gへの通電が行われなくても、シートベルトリトラクタ3のロック信頼性は確保される。
第2例のシートベルトリトラクタ3によれば、インターロック作動が必要状態であるときは、第2のソレノイドコイル8gの電磁吸引力により慣性ボール8dを作動位置に設定保持するようにしているので、インターロック作動を安定して行うことができる。これにより、インターロック作動の必要状態でシートベルト4の設定された張力を保持することができる。
なお、第2のソレノイドコイル8gによる慣性ボール8dの電磁吸引力をより高めるために、図3に点線で示すように鉄心8hを設けることもできる。
第2例のヴィークルセンサ8およびシートベルトリトラクタ3の他の構成、他の作動、および他の作用効果は、いずれも第1例と同じである。また、第2例のシートベルトリトラクタ3を備える第2例のシートベルト装置1の他の構成、他の作動、および他の作用効果は、いずれも第1例と同じである。
図4は、本考案にかかるシートベルトリトラクタの実施の形態の第3例に用いられるヴィークルセンサを模式的に示す正面図である。
前述の第1例のヴィークルセンサ8では、慣性ボール8dがソレノイドコイル8eの電磁吸引力で非作動位置に保持するようにされているが、この第3例のヴィークルセンサ8では、ソレノイドコイル8eの電磁吸引力は用いられない。すなわち、図4に示すように、第3例のヴィークルセンサ8では、慣性ボールがたつき抑制保持部8iがケース8aに設けられている。
図5(a)および(b)に示すように、慣性ボールがたつき抑制保持部8iは、ケース8aの慣性ボール8d支持面に、半径が慣性ボール8dの半径と同じかほぼ同じである平面視円形の部分球状の凹部8jで構成される。そして、図5(c)に示すように慣性ボール8dは慣性ボールがたつき抑制保持部8iの凹部8jに嵌合支持される。これにより、慣性ボールがたつき抑制保持部8iは、ヴィークルセンサ8の作動不要状態で慣性ボール8dを非作動位置にがたつくことなく安定して保持する。
また、第3例のヴィークルセンサ8はソレノイドコイル8kを有している。このソレノイドコイル8kはコントローラ13に電気的に接続されるとともに、コントローラ13は車両のバッテリー10に電気的に接続される。そして、ソレノイドコイル8kは緊急時に通電されることで、慣性ボールがたつき抑制保持部8iに保持されている慣性ボール8dを作動位置に吸引して、シートベルトリトラクタ3のスプールのシートベルト引出し方向の回転がロックされる。
更に、コントローラ13には緊急時検出部14が電気的に接続される。緊急時検出部14は車両の緊急時を検出して電気的な検出信号を出力する。このコントローラ13は、緊急時検出部14からの検出信号に基づいてソレノイドコイル8kへの通電を制御する。すなわち、コントローラ13は、緊急時検出部14からの検出信号に基づいて車両が緊急時であると判断したとき、ソレノイドコイル8kへ通電する。緊急時検出部14としては、例えば加速度センサ、障害物検出センサ、衝突センサ、およびロールオーバ検出センサ等を用いることができる。
このように構成された第3例のシートベルトリトラクタ3のヴィークルセンサ8においては、エンジンスイッチがオンされた状態で、コントローラ13が緊急時検出部14からの検出信号に基づいて緊急時でないと判断したとき、ソレノイドコイル8kへ通電しない。したがって、通常時のヴィークルセンサ8の作動不要状態では、ソレノイドコイル8kは電磁力を発生しなく、慣性ボール8dが慣性ボールがたつき抑制保持部8iに支持されて非作動位置に安定して保持される。これにより、慣性ボール8dのがたつきが抑制される。
また、エンジンスイッチがオンされた状態で、コントローラ13が緊急時検出部14からの検出信号に基づいて緊急時であると判断したとき、ソレノイドコイル8kへ通電する。すると、ソレノイドコイル8kは電磁力を発生する。慣性ボール8dはソレノイドコイル8kに吸引されるので、慣性ボール8dの慣性力と相俟って非作動位置から移動して図4に実線で示す作動位置に設定される。その場合、慣性ボール8dは慣性ボールがたつき抑制保持部8iに安定して支持されていても作動位置に移動される。これにより、シートベルトリトラクタ3のスプールのシートベルト引出し方向の回転がロックされる。
更に、何らかの原因により緊急時にソレノイドコイル8kへの通電が行われなくなったとき、慣性ボール8dはソレノイドコイル8kにより吸引されないが、慣性ボール8dはその慣性力で移動可能であり、シートベルトリトラクタ3のシートベルト4の引出しのロ
ック機能は発揮される。したがって、ソレノイドコイル8kへの通電が行われなくても、シートベルトリトラクタ3のロック信頼性は確保される。
第3例のシートベルトリトラクタ3によれば、ヴィークルセンサ8の作動不要状態であるときは、慣性ボール8dが慣性ボールがたつき抑制保持部8iに保持されるようにしているので、慣性ボール8dががたつくことを防止できる。これにより、ヴィークルセンサ8の作動不要状態のとき慣性ボール8dのがたつきによる音の発生を効果的に抑制することができる。
また、ヴィークルセンサ8の作動必要状態であるときは、ソレノイドコイル8kの電磁力で慣性ボール8dを吸引するようにしているので、緊急時に慣性ボール8dをソレノイドコイル8kの電磁吸引力と慣性ボールの慣性力により作動位置に移動させることが可能となる。これにより、緊急時にシートベルトリトラクタ3のシートベルト4の引出しのロック機能を発揮させることができる。しかも、何らかの原因でソレノイドコイル8kへの通電が行われなくても、緊急時に慣性ボール8dがその慣性力で作動位置に移動するので、シートベルトリトラクタ3のシートベルト4の引出しのロック機能を安定して発揮させることができ、シートベルトリトラクタ3のロック信頼性を確保することができる。
更に、慣性ボールがたつき抑制保持部材が、慣性ボール8dを収容するケース8aに一体に設けられた慣性ボールがたつき抑制保持部8iで構成することで、慣性ボールがたつき抑制保持部材をより簡単に形成することができるとともに、部品点数を削減することが可能となる。
なお、ソレノイドコイル8kによる慣性ボール8dの電磁吸引力をより高めるために、図4に点線で示すように鉄心8mを設けることもできる。また、慣性ボールがたつき抑制保持部8iは部分球状の凹部に代えて、押断面円形状の孔で構成することもできる。更に、図6(a)ないし(c)に示すように、慣性ボールがたつき抑制保持部8iは、円環状に配設された径方向断面円弧状の突条部8nで構成することもできる。更には、慣性ボールがたつき抑制保持部8iは、互いに平行またはほぼ平行に配設された横断面円弧状の一対の突条部(不図示)で構成することもできる。この場合には慣性ボール8dが一対の突条部の延設方向に移動するのを抑止する手段を講ずることが好ましい。
第3例のヴィークルセンサ8およびシートベルトリトラクタ3の他の構成、他の作動、および他の作用効果は、いずれも第1例と同じである。また、第3例のシートベルトリトラクタ3を備える第3例のシートベルト装置1の他の構成、他の作動、および他の作用効果は、いずれも第1例と同じである。
なお、本考案は前述の各例に限定されるものではない。例えば、前述の各例では、慣性体として慣性ボール8dを用いるものとしているが、本考案の慣性体には、所定以上の大減速度で移動する慣性体であれば、例えば特許文献1に記載されている、下部に設けられた中空円筒の小質量部と、小質量部の上に設けられたこれより大径でかつ中実の截頭円錐台状の大質量部とで構成される慣性体を始め、他のどのような慣性体も用いることができる。要は、本考案は実用新案登録請求の範囲に記載された技術事項の範囲で種々設計変更が可能である。
本考案に係るシートベルトリトラクタおよびシートベルト装置は、自動車等の車両において、車両衝突時等の車両に大きな減速度が生じた緊急時にこの減速度によりヴィークルセンサの慣性体が作動することで、スプールのシートベルト引出し方向の回転がロックされるシートベルトリトラクタおよびシートベルト装置に好適に利用することができる。
1…シートベルト装置、3…シートベルトリトラクタ、4…シートベルト、6…タング、7…バックル、8…ヴィークルセンサ、8a…ケース、8b…レバー、8c…係止爪、8d…慣性ボール、8e…ソレノイドコイル、8f…鉄心、8g…第2のソレノイドコイル、8h…鉄心、8i…慣性ボールがたつき抑制保持部、8j…凹部、8k…ソレノイドコイル、8m…鉄心、8n…突条部、9…コントローラ、10…バッテリー、11…ヴィークルセンサ作動不要状態検出部、12…インターロック必要状態検出部、13…コントローラ、14…緊急時検出部

Claims (6)

  1. シートベルトを巻き取るためのスプールと、
    通常時に前記スプールのシートベルト引出し方向の回転を許容する非作動位置に設定されるとともに、緊急時に生じる所定以上の減速度を感知して前記スプールのシートベルト引出し方向の回転をロックする作動位置との間で移動する慣性体とを少なくとも有するヴィークルセンサと、
    を少なくとも備えるシートベルトリトラクタにおいて、
    前記ヴィークルセンサは、更に、通常時に前記慣性体を前記非作動位置に固定して前記慣性体のがたつきを抑制するとともに緊急時に前記慣性体を前記作動位置に移動可能にする慣性体がたつき抑制保持部材を備えることを特徴とするシートベルトリトラクタ。
  2. 前記慣性体がたつき抑制保持部材は、通常時通電されて前記慣性体を吸引することで前記非作動位置に固定するとともに緊急時に通電解除されて前記慣性体を前記作動位置に移動可能にするソレノイドであることを特徴とする請求項1に記載のシートベルトリトラクタ。
  3. 前記ソレノイドの通電を制御する制御部を備えることを特徴とする請求項2に記載のシートベルトリトラクタ。
  4. 強制的にロックする必要がある時に通電されて前記慣性体を吸引することで前記作動位置に移動させる第2のソレノイドを備えることを特徴とする請求項2または3に記載のシートベルトリトラクタ。
  5. 前記慣性体がたつき抑制保持部材は、通常時前記慣性体を前記非作動位置に固定支持するとともに緊急時に前記慣性体を前記作動位置に移動可能にする慣性体がたつき抑制保持部であり、
    前記慣性体がたつき抑制保持部は、前記慣性体が収容されるケースに設けられ、
    緊急時に通電されて前記慣性体を吸引することで前記慣性体を前記作動位置に移動させるソレノイドを備えることを特徴とする請求項1に記載のシートベルトリトラクタ。
  6. 緊急時に乗員を拘束するシートベルトと、
    前記シートベルトを引出し可能に巻き取るシートベルトリトラクタと、
    前記シートベルトに摺動可能に支持されたタングと、
    前記タングが係脱可能に係止されるバックルと、
    を少なくとも備えているシートベルト装置において、
    前記シートベルトリトラクタは、請求項1ないし5のいずれか1に記載のシートベルトリトラクタであることを特徴とするシートベルト装置。
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