JP3189274B2 - ディスク制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はディスク制御装置に関し、特にディスク制御
装置によるディスク装置の書込み障害発生時の障害処理
に関する。
装置によるディスク装置の書込み障害発生時の障害処理
に関する。
従来技術 従来、ディスク制御装置においては、ディスク装置へ
のデータの書込み時に書込み障害が発生した場合、ディ
スク装置の数がシステム毎に異なっているため、その書
込み障害が発生したディスク装置またはその系列のディ
スク装置への書込みを閉塞することができなかった。
のデータの書込み時に書込み障害が発生した場合、ディ
スク装置の数がシステム毎に異なっているため、その書
込み障害が発生したディスク装置またはその系列のディ
スク装置への書込みを閉塞することができなかった。
また、複数の論理セクタからなる物理セクタをディス
ク装置から読出して部分書込みを行う場合、そのディス
ク装置から読出して物理セクタを記憶することなく部分
書込みを行っていた。
ク装置から読出して部分書込みを行う場合、そのディス
ク装置から読出して物理セクタを記憶することなく部分
書込みを行っていた。
このような従来のディスク制御装置では、ディスク装
置における書込み障害が間欠障害でなく固定障害であっ
ても、その書込み障害が発生したディスク装置またはそ
の系列のディスク装置への書込みを閉塞することができ
なかったので、多くのファイルが破壊されるのを防止す
ることができないという問題点があった。
置における書込み障害が間欠障害でなく固定障害であっ
ても、その書込み障害が発生したディスク装置またはそ
の系列のディスク装置への書込みを閉塞することができ
なかったので、多くのファイルが破壊されるのを防止す
ることができないという問題点があった。
また、ディスク装置における書込み障害を検出したデ
ィレクタによる再試行でも回復しない障害が部分書込み
中に発生しても、ディスク装置から読出した物理セクタ
を記憶していなかったので、ホストプロセッサによりパ
スを切換えてもう一方のディレクタにより再度部分書込
みを試みても、書込み障害によって書込みが不完全とな
っているためにその部分書込みを行うべき物理セクタの
読出しができず、その部分書込みが行えなくなるという
問題点があった。
ィレクタによる再試行でも回復しない障害が部分書込み
中に発生しても、ディスク装置から読出した物理セクタ
を記憶していなかったので、ホストプロセッサによりパ
スを切換えてもう一方のディレクタにより再度部分書込
みを試みても、書込み障害によって書込みが不完全とな
っているためにその部分書込みを行うべき物理セクタの
読出しができず、その部分書込みが行えなくなるという
問題点があった。
発明の目的 本発明は上記のような従来のものの問題点を除去すべ
くなされたもので、書込み障害発生時に多くのファイル
が破壊されるのを防止することができるディスク制御装
置の提供を目的とする。
くなされたもので、書込み障害発生時に多くのファイル
が破壊されるのを防止することができるディスク制御装
置の提供を目的とする。
また、本発明は部分書込み中に書込み障害が発生して
もその部分書込みの再試行を行うことができるディスク
制御装置の提供を目的とする。
もその部分書込みの再試行を行うことができるディスク
制御装置の提供を目的とする。
発明の構成 本発明によるディスク制御装置は、各々複数のディス
ク装置を制御する複数のディスク制御部に夫々接続さ
れ、ホストプロセッサからの命令に応じて同一のディス
ク装置へのアクセスを異なるパスにより行う第1および
第2のディレクタを有するディスク制御装置であって、
書込み障害が検出された前記ディスク装置への書込みを
禁止する閉塞情報を格納する閉塞情報格納手段と、前記
ディスク装置への部分書込みにおいて書込み障害が検出
されたとき、前記部分書込みが行われる前記ディスク装
置の領域を示すアドレス情報と、前記領域から読出され
たデータとを各々対応させて格納する部分書込みデータ
格納手段とを前記第1および第2のディレクタに共通し
て設け、前記部分書込みデータ格納手段に格納された前
記アドレス情報および前記データを読出して、前記デー
タを前記ホストプロセッサから転送されるデータで更新
して前記領域に書込むことで前記部分書込みの再試行を
行うようにしたことを特徴とする。
ク装置を制御する複数のディスク制御部に夫々接続さ
れ、ホストプロセッサからの命令に応じて同一のディス
ク装置へのアクセスを異なるパスにより行う第1および
第2のディレクタを有するディスク制御装置であって、
書込み障害が検出された前記ディスク装置への書込みを
禁止する閉塞情報を格納する閉塞情報格納手段と、前記
ディスク装置への部分書込みにおいて書込み障害が検出
されたとき、前記部分書込みが行われる前記ディスク装
置の領域を示すアドレス情報と、前記領域から読出され
たデータとを各々対応させて格納する部分書込みデータ
格納手段とを前記第1および第2のディレクタに共通し
て設け、前記部分書込みデータ格納手段に格納された前
記アドレス情報および前記データを読出して、前記デー
タを前記ホストプロセッサから転送されるデータで更新
して前記領域に書込むことで前記部分書込みの再試行を
行うようにしたことを特徴とする。
本発明による別のディスク制御装置は、各々複数のデ
ィスク装置を制御する複数のディスク制御部に夫々接続
され、ホストプロセッサからの命令に応じて同一のディ
スク装置へのアクセスを異なるパスにより行う第1およ
び第2のディレクタを有するディスク制御装置であっ
て、書込み障害が検出された前記ディスク装置への書込
みを禁止する閉塞情報を格納する閉塞情報格納手段と、
前記ディスク装置への部分書込みにおいて書込み障害が
検出されたとき、前記部分書込みが行われる前記ディス
ク装置の領域を示すアドレス情報と、前記領域から読出
されたデータとを各々対応させて格納する部分書込みデ
ータ格納手段と、前記書込み障害が検出されたファイル
領域を示すファイル情報を格納するファイル情報格納手
段とを前記第1および第2のディレクタに共通して設
け、前記部分書込みデータ格納手段に格納された前記ア
ドレス情報および前記データを読出して、前記データを
前記ホストプロセッサから転送されるデータで更新して
前記領域に書込むことで前記部分書込みの再試行を行う
ようにし、また、前記ファイル情報格納手段に格納され
た前記ファイル情報に対応するファイルからの読出しを
禁止するようにしたことを特徴とする。
ィスク装置を制御する複数のディスク制御部に夫々接続
され、ホストプロセッサからの命令に応じて同一のディ
スク装置へのアクセスを異なるパスにより行う第1およ
び第2のディレクタを有するディスク制御装置であっ
て、書込み障害が検出された前記ディスク装置への書込
みを禁止する閉塞情報を格納する閉塞情報格納手段と、
前記ディスク装置への部分書込みにおいて書込み障害が
検出されたとき、前記部分書込みが行われる前記ディス
ク装置の領域を示すアドレス情報と、前記領域から読出
されたデータとを各々対応させて格納する部分書込みデ
ータ格納手段と、前記書込み障害が検出されたファイル
領域を示すファイル情報を格納するファイル情報格納手
段とを前記第1および第2のディレクタに共通して設
け、前記部分書込みデータ格納手段に格納された前記ア
ドレス情報および前記データを読出して、前記データを
前記ホストプロセッサから転送されるデータで更新して
前記領域に書込むことで前記部分書込みの再試行を行う
ようにし、また、前記ファイル情報格納手段に格納され
た前記ファイル情報に対応するファイルからの読出しを
禁止するようにしたことを特徴とする。
実施例 次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
する。
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。図において、ディスク制御装置2内のディレクタ
3,4には夫々パス100,101を介してホストプロセッサ1が
接続され、パス110,111を介してディスク制御部6−i
(i=1,2,……),7−j(j=1,2,……)が接続されて
いる。
ある。図において、ディスク制御装置2内のディレクタ
3,4には夫々パス100,101を介してホストプロセッサ1が
接続され、パス110,111を介してディスク制御部6−i
(i=1,2,……),7−j(j=1,2,……)が接続されて
いる。
また、ディレクタ3,4間には夫々信号線112,113を介し
て接続された不揮発性メモリ5が設けられている。
て接続された不揮発性メモリ5が設けられている。
ディスク制御部6−1,7−1にはパス120,121を介して
ディスク装置8−1〜8−Mが接続され、ディスク制御
部6−2,7−2にはパス130,131を介してディスク装置9
−1〜9−Mが接続されている。
ディスク装置8−1〜8−Mが接続され、ディスク制御
部6−2,7−2にはパス130,131を介してディスク装置9
−1〜9−Mが接続されている。
ディレクタ3,4はパス100,101を介してホストプロセッ
サ1から命令を受取ると、その命令にしたがってディス
ク制御部6−i,7−jおよびパス110,111,120,121,130,1
31を介してディスク装置8−1〜8−M,9−1〜9−M
に対するデータの書込み読出しを制御する。
サ1から命令を受取ると、その命令にしたがってディス
ク制御部6−i,7−jおよびパス110,111,120,121,130,1
31を介してディスク装置8−1〜8−M,9−1〜9−M
に対するデータの書込み読出しを制御する。
第2図は第1図の不揮発性メモリ5内のディスク閉塞
情報を示す図である。図において、不揮発性メモリ5内
にはディレクタ3,4に夫々ディスク制御部6−i,7−jお
よびパス110,111,120,121,130,131を介して接続された
ディスク装置8−1〜8−M,9−1〜9−M各々の閉塞
フラグ5a,5bが格納されている。
情報を示す図である。図において、不揮発性メモリ5内
にはディレクタ3,4に夫々ディスク制御部6−i,7−jお
よびパス110,111,120,121,130,131を介して接続された
ディスク装置8−1〜8−M,9−1〜9−M各々の閉塞
フラグ5a,5bが格納されている。
たとえば、ディスク制御部6−1で障害が発生した場
合、ディレクタ3はディスク制御部6−1配下のディス
ク装置8−1〜8−Mへの書込みを閉塞するために、閉
塞フラグ5a内のディスク装置8−1〜8−Mに対応する
フラグに“1"をセットする。
合、ディレクタ3はディスク制御部6−1配下のディス
ク装置8−1〜8−Mへの書込みを閉塞するために、閉
塞フラグ5a内のディスク装置8−1〜8−Mに対応する
フラグに“1"をセットする。
これにより、以後ディレクタ3はホストプロセッサ1
からデータ書込み命令を受取ると、不揮発性メモリ5内
の閉塞フラグ5aを参照する。
からデータ書込み命令を受取ると、不揮発性メモリ5内
の閉塞フラグ5aを参照する。
この閉塞フラグ5a内のディスク装置8−1〜8−Mに
対応するフラグには“1"がセットされているので、ディ
レクタ3はディスク装置8−1〜8−Mへの書込みを抑
止し、終了報告をホストプロセッサ1に送出する。
対応するフラグには“1"がセットされているので、ディ
レクタ3はディスク装置8−1〜8−Mへの書込みを抑
止し、終了報告をホストプロセッサ1に送出する。
また、ディレクタ3は空き時間にディスク制御部6−
1から状態ステータスを読取り、ディスク制御部6−1
が保守されたかどうかを判断する。
1から状態ステータスを読取り、ディスク制御部6−1
が保守されたかどうかを判断する。
ディスク制御部6−1が保守されて障害が回復してい
れば、ディレクタ3は不揮発性メモリ5内のディレクタ
3側のディスク装置8−1〜8−Mに対応する閉塞フラ
グ5aをリセットし、以後ディスク制御部6−1を介して
行うディスク装置8−1〜8−Mへのデータの書込みを
許可する。
れば、ディレクタ3は不揮発性メモリ5内のディレクタ
3側のディスク装置8−1〜8−Mに対応する閉塞フラ
グ5aをリセットし、以後ディスク制御部6−1を介して
行うディスク装置8−1〜8−Mへのデータの書込みを
許可する。
尚、ディレクタ4による閉塞フラグ5bのセット・リセ
ットも上記の動作と同様に行われる。
ットも上記の動作と同様に行われる。
第3図は第1図の不揮発性メモリ5内の部分書込み情
報テーブルを示す図である。図において、不揮発性メモ
リ5内の部分書込み情報テーブル5cにはディスク装置8
−1〜8−M,9−1〜9−M各々の部分書込み情報が格
納されている。
報テーブルを示す図である。図において、不揮発性メモ
リ5内の部分書込み情報テーブル5cにはディスク装置8
−1〜8−M,9−1〜9−M各々の部分書込み情報が格
納されている。
この部分書込み情報のうち、フラグ部5c−1には部分
書込み時の障害発生の有無を示す情報が、アドレス部5c
−2には部分書込み時に障害が発生したディスク番号、
シリンダ番号、トラック番号、セクタ番号が、部分書込
みデータ部5c−3にはホストプロセッサ1からのデータ
によって部分書込みが行われる物理セクタから読出して
データが夫々格納される。
書込み時の障害発生の有無を示す情報が、アドレス部5c
−2には部分書込み時に障害が発生したディスク番号、
シリンダ番号、トラック番号、セクタ番号が、部分書込
みデータ部5c−3にはホストプロセッサ1からのデータ
によって部分書込みが行われる物理セクタから読出して
データが夫々格納される。
たとえば、ディスク装置8−1に対する部分書込み時
にディスク制御部6−1に障害が検出されると、ディレ
クタ3は不揮発性メモリ5内の部分書込み情報テーブル
5cのディスク装置8−1に対応するフラグ部5c−1に部
分書込み障害が発生したことを示す“1"を、アドレス部
5c−2に部分書込み障害が発生したディスク番号、シリ
ンダ番号、トラック番号、セクタ番号を、部分書込みデ
ータ部分5c−3に部分書込みが行われる物理セクタから
読出したデータを夫々格納する。
にディスク制御部6−1に障害が検出されると、ディレ
クタ3は不揮発性メモリ5内の部分書込み情報テーブル
5cのディスク装置8−1に対応するフラグ部5c−1に部
分書込み障害が発生したことを示す“1"を、アドレス部
5c−2に部分書込み障害が発生したディスク番号、シリ
ンダ番号、トラック番号、セクタ番号を、部分書込みデ
ータ部分5c−3に部分書込みが行われる物理セクタから
読出したデータを夫々格納する。
その後に、ディレクタ3はこの部分書込み障害が間欠
障害か否かを判断するために、部分書込み情報テーブル
5cのディスク情報8−1に対応する部分書込みデータ部
5c−3に格納したデータで再度ディスク装置8−1への
書込みを試みる。
障害か否かを判断するために、部分書込み情報テーブル
5cのディスク情報8−1に対応する部分書込みデータ部
5c−3に格納したデータで再度ディスク装置8−1への
書込みを試みる。
このとき障害が発生しなければ、すなわち間欠障害で
あれば、ディレクタ3は部分書込み情報テーブル5cのデ
ィスク装置8−1に対応するフラグ部5c−1をリセット
して再試行を行う。
あれば、ディレクタ3は部分書込み情報テーブル5cのデ
ィスク装置8−1に対応するフラグ部5c−1をリセット
して再試行を行う。
一方、障害が回復しなければ、ディスク3は閉塞フラ
グ5a内のディスク装置8−1〜8−Mに対応するフラグ
に“1"をセットし、ホストプロセッサ1に障害報告を行
う。
グ5a内のディスク装置8−1〜8−Mに対応するフラグ
に“1"をセットし、ホストプロセッサ1に障害報告を行
う。
ホストプロセッサ1はディレクタ3からの障害報告を
受取ると、ディレクタ4にディスク装置8−1に対する
書込み命令を送出する。
受取ると、ディレクタ4にディスク装置8−1に対する
書込み命令を送出する。
ディレクタ4はホストプロセッサ1からの書込み命令
を受付けると、不揮発性メモリ5内の部分書込み情報テ
ーブル5cを参照し、部分書込み情報テーブル5cのディス
ク装置8−1に対応するアドレス部5c−2に該書込み命
令の物理セクタが登録されているので、その部分書込み
情報テーブル5cの部分書込みデータ部5c−3からデータ
を読出し、該データをホストプロセッサ1から転送され
るデータで更新してディスク装置8−1に書込む。
を受付けると、不揮発性メモリ5内の部分書込み情報テ
ーブル5cを参照し、部分書込み情報テーブル5cのディス
ク装置8−1に対応するアドレス部5c−2に該書込み命
令の物理セクタが登録されているので、その部分書込み
情報テーブル5cの部分書込みデータ部5c−3からデータ
を読出し、該データをホストプロセッサ1から転送され
るデータで更新してディスク装置8−1に書込む。
尚、他のディスク装置8−2〜8−M,9−1〜9−M
への部分書込み時の障害も、上記の動作と同様に処理さ
れる。
への部分書込み時の障害も、上記の動作と同様に処理さ
れる。
第4図は第1図の不揮発性メモリ5内の書込み不完全
ファイルを示す図である。図において、不揮発性メモリ
5内の書込み不完全ファイル5dには書込み障害が発生し
て書込みが正常に終了していないファイルの書込み不完
全ファイル情報が格納されている。
ファイルを示す図である。図において、不揮発性メモリ
5内の書込み不完全ファイル5dには書込み障害が発生し
て書込みが正常に終了していないファイルの書込み不完
全ファイル情報が格納されている。
この書込み不完全ファイル情報のうち、登録フラグ部
5d−1には書込みが正常に終了していないことを示す情
報が、ディスク番号部5d−2には書込みが正常に終了し
なかったファイルがあるディスク番号が、ファイル開始
アドレス部5d−3には書込みが正常に終了しなかったフ
ァイルの開始アドレスが、ファイル終了アドレス部5d−
4には書込みが正常に終了しなかったファイルの終了ア
ドレスが夫々格納される。
5d−1には書込みが正常に終了していないことを示す情
報が、ディスク番号部5d−2には書込みが正常に終了し
なかったファイルがあるディスク番号が、ファイル開始
アドレス部5d−3には書込みが正常に終了しなかったフ
ァイルの開始アドレスが、ファイル終了アドレス部5d−
4には書込みが正常に終了しなかったファイルの終了ア
ドレスが夫々格納される。
すなわち、書込み障害が発生すると、ディレクタ3,4
は不揮発性メモリ5内の書込み不完全ファイル5dのディ
スク番号部5d−2に書込み障害が発生したファイルのデ
ィスク番号を、ファイル開始アドレス部5d−3にそのフ
ァイルの開始アドレスを、ファイル終了アドレス部5d−
4にそのファイルの終了アドレスを夫々格納し、登録フ
ラグ部5d−1に“1"をセットしておく。
は不揮発性メモリ5内の書込み不完全ファイル5dのディ
スク番号部5d−2に書込み障害が発生したファイルのデ
ィスク番号を、ファイル開始アドレス部5d−3にそのフ
ァイルの開始アドレスを、ファイル終了アドレス部5d−
4にそのファイルの終了アドレスを夫々格納し、登録フ
ラグ部5d−1に“1"をセットしておく。
その後に、ディレクタ3,4はファイル読取り時に不揮
発性メモリ5内の書込み不完全ファイル5dを参照し、登
録フラグ部5d−1に“1"がセットされていれば、そのフ
ァイルの書込みが正常に終了しなかったことをホストプ
ロセッサ1に報告する。
発性メモリ5内の書込み不完全ファイル5dを参照し、登
録フラグ部5d−1に“1"がセットされていれば、そのフ
ァイルの書込みが正常に終了しなかったことをホストプ
ロセッサ1に報告する。
また、ディレクタ3,4はそのファイルに対するホスト
プロセッサ1からの再書込み指持を受付け、そのファイ
ルに対する書込みが正常に終了すると、不揮発性メモリ
5内の書込み不完全ファイル5dに登録された書込み不完
全ファイル情報をリセットするために登録フラグ部5d−
1をリセットし、以後そのファイルに対する読出しを許
可する。
プロセッサ1からの再書込み指持を受付け、そのファイ
ルに対する書込みが正常に終了すると、不揮発性メモリ
5内の書込み不完全ファイル5dに登録された書込み不完
全ファイル情報をリセットするために登録フラグ部5d−
1をリセットし、以後そのファイルに対する読出しを許
可する。
このように、、ディレクタ3,4が共用する不揮発性メ
モリ5内の閉塞フラグ5a,5bにディスク装置8−1〜8
−M,9−1〜9−M夫々に対応する閉塞情報を格納する
ようにすることによって、書込み障害発生時のファイル
破壊の広がりを防止することができる。
モリ5内の閉塞フラグ5a,5bにディスク装置8−1〜8
−M,9−1〜9−M夫々に対応する閉塞情報を格納する
ようにすることによって、書込み障害発生時のファイル
破壊の広がりを防止することができる。
また、ディレクタ3,4が共用する不揮発性メモリ5内
の部分書込み情報テーブル5cにホストプロセッサ1から
のデータによって部分書込みが行われる物理セクタから
読出したデータを格納しておくようにすることによっ
て、ホストプロセッサ1によりパスを切換えて再試行を
行うことができる。
の部分書込み情報テーブル5cにホストプロセッサ1から
のデータによって部分書込みが行われる物理セクタから
読出したデータを格納しておくようにすることによっ
て、ホストプロセッサ1によりパスを切換えて再試行を
行うことができる。
さらに、ディレクタ3,4が共用する不揮発性メモリ5
内の書込み不完全ファイル5dに書込み障害が発生したフ
ァイルのディスク番号、ファイル開始アドレス、ファイ
ル終了アドレスを夫々格納し、ファイル読取り時に書込
み不完全ファイル5dにそのファイルの書込み不完全ファ
イル情報が格納されていれば、そのファイルの書込みが
正常に終了しなかったことをホストプロセッサ1に報告
するようにすることによって、ディスク装置8−1〜8
−M,9−1〜9−Mから書込み不完全ファイルが読出さ
れるのを防止することができ、書込み障害によるファイ
ル破壊の広がりを防止することができる。
内の書込み不完全ファイル5dに書込み障害が発生したフ
ァイルのディスク番号、ファイル開始アドレス、ファイ
ル終了アドレスを夫々格納し、ファイル読取り時に書込
み不完全ファイル5dにそのファイルの書込み不完全ファ
イル情報が格納されていれば、そのファイルの書込みが
正常に終了しなかったことをホストプロセッサ1に報告
するようにすることによって、ディスク装置8−1〜8
−M,9−1〜9−Mから書込み不完全ファイルが読出さ
れるのを防止することができ、書込み障害によるファイ
ル破壊の広がりを防止することができる。
発明の効果 以上説明したように本発明によれば、書込み障害が検
出されたディスク装置への書込みを禁止する閉塞情報
を、第1および第2のディレクタに共通して設けられた
格納手段に格納するようにすることによって、書込み障
害発生時に多くのファイルが破壊されるのを防止するこ
とができるという効果がある。
出されたディスク装置への書込みを禁止する閉塞情報
を、第1および第2のディレクタに共通して設けられた
格納手段に格納するようにすることによって、書込み障
害発生時に多くのファイルが破壊されるのを防止するこ
とができるという効果がある。
また、ディスク装置への部分書込みにおいて書込み障
害が検出されたとき、この部分書込みが行われるディス
ク装置の領域を示すアドレス情報と、その領域から読出
されたデータとを各々対応させて、第1および第2のデ
ィレクタに共通して設けられた格納手段に格納するよう
にすることによって、部分書込み中に書込み障害が発生
してもパスを切換えることにより、その部分書込みの再
試行を行うことができるという効果がある。
害が検出されたとき、この部分書込みが行われるディス
ク装置の領域を示すアドレス情報と、その領域から読出
されたデータとを各々対応させて、第1および第2のデ
ィレクタに共通して設けられた格納手段に格納するよう
にすることによって、部分書込み中に書込み障害が発生
してもパスを切換えることにより、その部分書込みの再
試行を行うことができるという効果がある。
さらに、書込み障害が検出されたファイル領域を示す
ファイル情報を、第1および第2のディレクタに共通し
て設けられた格納手段に格納するようにすることによっ
て、ディスク装置から書込み不完全ファイルが読出され
るのを防止することができ、書込み障害によるファイル
破壊の広がりを防止することができるという効果があ
る。
ファイル情報を、第1および第2のディレクタに共通し
て設けられた格納手段に格納するようにすることによっ
て、ディスク装置から書込み不完全ファイルが読出され
るのを防止することができ、書込み障害によるファイル
破壊の広がりを防止することができるという効果があ
る。
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
2図は第1図の不揮発性メモリ内のディスク閉塞情報を
示す図、第3図は第1図の不揮発性メモリ内の部分書込
み情報テーブルを示す図、第4図は第1図の不揮発性メ
モリ内の書込み不完全ファイルを示す図である。 主要部分の符号の説明 2……ディスク制御装置 3,4……ディレクタ 5……不揮発性メモリ 5a,5b……閉塞フラグ 5c……部分書込み情報テーブル 5d……書込み不完全ファイル 6−1,6−2,7−1,7−2……ディスク制御部 8−1〜8−M,9−1〜9−M……ディスク装置
2図は第1図の不揮発性メモリ内のディスク閉塞情報を
示す図、第3図は第1図の不揮発性メモリ内の部分書込
み情報テーブルを示す図、第4図は第1図の不揮発性メ
モリ内の書込み不完全ファイルを示す図である。 主要部分の符号の説明 2……ディスク制御装置 3,4……ディレクタ 5……不揮発性メモリ 5a,5b……閉塞フラグ 5c……部分書込み情報テーブル 5d……書込み不完全ファイル 6−1,6−2,7−1,7−2……ディスク制御部 8−1〜8−M,9−1〜9−M……ディスク装置
Claims (2)
- 【請求項1】各々複数のディスク装置を制御する複数の
ディスク制御部に夫々接続され、ホストプロセッサから
の命令に応じて同一のディスク装置へのアクセスを異な
るパスにより行う第1および第2のディレクタを有する
ディスク制御装置であって、書込み障害が検出された前
記ディスク装置への書込みを禁止する閉塞情報を格納す
る閉塞情報格納手段と、前記ディスク装置への部分書込
みにおいて書込み障害が検出されたとき、前記部分書込
みが行われる前記ディスク装置の領域を示すアドレス情
報と、前記領域から読出されたデータとを各々対応させ
て格納する部分書込みデータ格納手段とを前記第1およ
び第2のディレクタに共通して設け、前記部分書込みデ
ータ格納手段に格納された前記アドレス情報および前記
データを読出して、前記データを前記ホストプロセッサ
から転送されるデータで更新して前記領域に書込むこと
で前記部分書込みの再試行を行うようにしたことを特徴
とするディスク制御装置。 - 【請求項2】各々複数のディスク装置を制御する複数の
ディスク制御部に夫々接続され、ホストプロセッサから
の命令に応じて同一のディスク装置へのアクセスを異な
るパスにより行う第1および第2のディレクタを有する
ディスク制御装置であって、書込み障害が検出された前
記ディスク装置への書込みを禁止する閉塞情報を格納す
る閉塞情報格納手段と、前記ディスク装置への部分書込
みにおいて書込み障害が検出されたとき、前記部分書込
みが行われる前記ディスク装置の領域を示すアドレス情
報と、前記領域から読出されたデータとを各々対応させ
て格納する部分書込みデータ格納手段と、前記書込み障
害が検出されたファイル領域を示すファイル情報を格納
するファイル情報格納手段とを前記第1および第2のデ
ィレクタに共通して設け、前記部分書込みデータ格納手
段に格納された前記アドレス情報および前記データを読
出して、前記データを前記ホストプロセッサから転送さ
れるデータで更新して前記領域に書込むことで前記部分
書込みの再試行を行うようにし、また、前記ファイル情
報格納手段に格納された前記ファイル情報に対応するフ
ァイルからの読出しを禁止するようにしたことを特徴と
するディスク制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12071390A JP3189274B2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | ディスク制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12071390A JP3189274B2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | ディスク制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0417167A JPH0417167A (ja) | 1992-01-21 |
JP3189274B2 true JP3189274B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=14793159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12071390A Expired - Fee Related JP3189274B2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | ディスク制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3189274B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08182767A (ja) * | 1994-12-28 | 1996-07-16 | Hiroshi Inoue | 皮膚貼り付け治療具 |
-
1990
- 1990-05-10 JP JP12071390A patent/JP3189274B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0417167A (ja) | 1992-01-21 |
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