JPH05242604A - 磁気ディスク制御装置 - Google Patents

磁気ディスク制御装置

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Publication number
JPH05242604A
JPH05242604A JP4424292A JP4424292A JPH05242604A JP H05242604 A JPH05242604 A JP H05242604A JP 4424292 A JP4424292 A JP 4424292A JP 4424292 A JP4424292 A JP 4424292A JP H05242604 A JPH05242604 A JP H05242604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic disk
sector
logical sector
host
logical
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4424292A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Kadota
昌彦 門田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP4424292A priority Critical patent/JPH05242604A/ja
Publication of JPH05242604A publication Critical patent/JPH05242604A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】磁気ディスクに対する書込み中断発生によるフ
ァイル閉塞を論理セクタ単位で行う。 【構成】磁気ディスク11に対する部分書込み中に書込
み中断事象が発生した場合,ディレクタ6または7が,
共有する不揮発性メモリ10中に設けた論理セクタ閉塞
情報テーブルに部分書込みを行った論理セクタのディス
ク番号,シリンダ番号,ヘッド番号,物理セクタ番号お
よび論理セクタ閉塞情報を登録し,論理セクタ単位で閉
塞し,部分書込みを行わなかった論理セクタの読出しを
確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク制御装置に
関し,特に部分書き込み中に障害を発生した場合のファ
イル閉塞処理を扱う磁気ディスク制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気ディスク装置は,独立した複
数のホストに接続され,磁気ディスクを互いにアクセス
可能な複数のディレクタと,このディレクタが共有する
不揮発性メモリとを有する。
【0003】図5は従来の不揮発性メモリに登録される
物理セクタ閉塞情報テーブルであり,ディスク番号20
と,シリアル番号21と,ヘッド番号22および物理セ
クタ番号23で構成されている。
【0004】ディレクタが,ホストから磁気ディスクに
対するアクセス要求を受け取ると,図5に示す不揮発性
メモリ中の物理セクタ閉塞情報テーブル10bを読み出
し,ディスクへのアクセス要求範囲内に,閉塞されてい
る物理セクタが存在しない場合,ディレクタはディスク
にアクセスする。
【0005】閉塞されている物理セクタが存在する場合
には,ディレクタはホストへアクセス要求範囲内に閉塞
されている物理セクタが存在することを報告する。
【0006】また,ホストからのディスクに対する書込
み要求の場合で,ディスクへの書込み中にホストの障害
等によりデータ転送が中断された場合,書込み中断事象
が発生する。この場合,ディレクタは,閉塞させるべき
物理セクタを,ディスク番号20,シリンダ番号21,
ヘッド番号22,物理セクタ番号23を指定して登録す
る。
【0007】最終的には,ホストの障害回復により,ソ
フトウエアリトライが成功すると,閉塞された物理セク
タが開放される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の磁気デ
ィスク制御では,物理セクタ単位でファイルを閉塞する
ため,部分書込み中に書込み中断事象が発生した場合,
当該物理セクタ内の部分書込みを行わなかった論理セク
タも閉塞されるという問題点があった。
【0009】本発明の目的は上述した問題点を解決し,
部分書込み中に書込み中断事象が発生した場合に,部分
書込みを行わなかった論理セクタの閉塞を行わずにすむ
磁気ディスク制御装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク制御装
置は,独立した複数のホストに接続され磁気ディスクを
互いにアクセス可能な複数のディレクタと,前記ディレ
クタが共有する不揮発性メモリとを備えて成る磁気ディ
スク制御装置において,前記不揮発性メモリ内に,複数
の論理セクタからなる物理セクタに書き込まれているデ
ータが閉塞されているか否かを論理セクタごとに示す情
報を格納する構成を有する。
【0011】
【実施例】次に,本発明について図面を参照して説明す
る。
【0012】図1は,本発明の一実施例の構成を示すブ
ロック図である。
【0013】図1に示す実施例は,2台のホスト1およ
び2と,本発明に直接かかわる磁気ディスク制御装置3
と,磁気ディスク制御装置3によって制御される磁気デ
ィスク11とを備えて成る。
【0014】磁気ディスク制御装置3は,物理的な接続
部である上位アダプタ4を介してバス12およびバス1
9によりホスト1およびホスト2に接続されているディ
レクタ6と,物理的な接続部である上位アダプタ5を介
してバス14およびバス18によりホスト1およびホス
ト2に接続されているディレクタ7と,ディレクタ6お
よびディレクタ7から物理的な接続部である下位アダプ
タ8および下位アダプタ9を介してバス13およびバス
15により互いにアクセス可能な磁気ディスク11と,
ディレクタ6およびディレクタ7間をバス16および1
7によって物理的に接続されるディレクタ間制御情報を
持つ不揮発性メモリ10とから構成されている。
【0015】また,図2は,図1の不揮発性メモリ10
に登録する論理セクタ閉塞情報テーブルを示す図であ
り,ディスク番号20と,シリンダ番号21と,ヘッド
番号22と,物理セクタ番号23と,論理セクタ閉塞情
報24とで構成されている。
【0016】また,図3は図2の論理セクタ閉塞情報2
4の詳細を示し,1物理セクタが5論理セクタからなる
場合を例とし,物理セクタ単位の論理セクタ閉塞フラグ
25,26,27,28および29で構成されている。
【0017】図4は,記録媒体30上の論理セクタと物
理セクタの関係を表現したもので,物理セクタ37は,
論理セクタ32,33,34,35および36で構成さ
れている。
【0018】次に,本実施例の動作について説明する。
【0019】まず,ディレクタ6は,ホスト1またはホ
スト2から磁気ディスク11へのアクセス要求をバス1
2またはバス19と,上位アダプタ4とを介して受け取
る。
【0020】ディレクタ6は,不揮発性メモリ10中の
論理セクタ閉塞情報テーブル10aをバス16を介して
読み出し,磁気ディスク11へのアクセス要求範囲内
に,閉塞されている論理セクタが存在しない場合には,
下位アダプタ8とバス13を介して磁気ディスク11に
アクセスする。
【0021】閉塞されている論理セクタが存在する場合
には,上位アダプタ4,バス12またはバス19を介し
て,要求のあったホスト1またはホスト2に,アクセス
要求範囲内に閉塞されている論理セクタが存在すること
を報告する。
【0022】ディレクタ6は,図4に示す記録媒体30
上の論理セクタ34,論理セクタ35のホスト1または
ホスト2からの磁気ディスク11に対する部分書込み要
求の場合で,磁気ディスク11への書込み中にホスト1
またはホスト2の障害等によりデータ転送が中断された
場合,書込み中断事象が発生する。
【0023】この時,書換えの行われない論理セクタ3
2,論理セクタ33および論理セクタ36は,データの
有効性を保障するため,下位アダプタ8とバス13を介
して磁気ディスク11に書き戻される。
【0024】よって,図4のように,実際の記録媒体3
0上には,データの保障できる有効な論理セクタ32,
論理セクタ33および論理セクタ36と,データの保障
できない無効の論理セクタ34および論理セクタ35が
存在することになる。
【0025】従って,ディレクタ6は,バス16を介し
て不揮発性メモリ10中の論理セクタ閉塞情報テープル
10aに閉塞させる論理セクタ位置を,ディスク番号2
0,シリンダ番号20,シリンダ番号21,ヘッド番号
22,物理セクタ番号23および論理セクタ閉塞情報2
4で示し,論理セクタ閉塞フラグ27および論理セクタ
閉塞セクタ閉塞フラグ28にフラグをセットする。
【0026】なお,ディスク障害等の場合には,物理セ
クタ内の全ての論理セクタを閉塞させるため,全ての論
理セクタ閉塞フラグをセットする。
【0027】一方,ディレクタ7は,ホスト1またはホ
スト2からの磁気ディスク11へのアクセス要求のたび
に,バス17を介して不揮発性メモリ10中の論理セク
タ閉塞情報テーブル10aを読み出し,アクセス要求範
囲内に閉塞されている論理セクタが存在しない場合,下
位アダプタ9とバス15を介して磁気ディスク11にア
クセスする。
【0028】アクセス要求範囲内に閉塞されている論理
セクタが存在する場合,ディレクタ7は上位アダプタ
5,バス14またはバス18を介して,要求のあったホ
スト1またはホスト2へアクセス要求範囲内に閉塞され
ている論理セクタが含まれていることを報告する。
【0029】最終的には,ホスト1の障害回復によりソ
フトウエアリトライが成功すると,閉塞されていた論理
セクタは開放される。
【0030】このようにして,物理セクタ内に無効な論
理セクタが存在しても,有効な論理セクタに対するアク
セスは確保することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明は,論理セク
タごとに書き込まれたデータの有効性を示す情報を付加
することにより,論理セクタ単位で閉塞し,物理セクタ
内に無効な論理セクタが存在しても,有効な論理セクタ
にはアクセスできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の磁気ディスク制御装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1の不揮発性メモリ10に登録する論理セク
タ閉塞情報テーブルを示す図である。
【図3】図2の論理セクタ閉塞情報24の構成を詳細に
示す図である。
【図4】記録媒体上の論理セクタと物理セクタの関係を
表現した図である。
【図5】従来の不揮発性メモリに登録する物理セクタ閉
塞情報テーブルを示す図である。
【符号の説明】
1,2 ホスト 3 磁気ディスク制御装置 4,5 上位アダプタ 6,7 ディレクタ 8,9 下位アダプタ 10 不揮発性メモリ 10a 論理セクタ閉塞情報テーブル 10b 物理セクタ閉塞情報テーブル 11 磁気ディスク 12〜19 バス 20 ディスク番号 21 シリンダ番号 22 ヘッド番号 23 物理セクタ番号 24 論理セクタ閉塞情報 25〜29 論理セクタ閉塞フラグ 30 記録媒体 32〜36 論理セクタ 37 物理セクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 独立した複数のホストに接続され磁気デ
    ィスクを互いにアクセス可能な複数のディレクタと,前
    記ディレクタが共有する不揮発性メモリとを備えて成る
    磁気ディスク制御装置において,前記不揮発性メモリ内
    に,複数の論理セクタからなる物理セクタに書き込まれ
    ているデータが閉塞されているか否かを論理セクタごと
    に示す情報を格納することを特徴とする磁気ディスク制
    御装置。
JP4424292A 1992-03-02 1992-03-02 磁気ディスク制御装置 Withdrawn JPH05242604A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4424292A JPH05242604A (ja) 1992-03-02 1992-03-02 磁気ディスク制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4424292A JPH05242604A (ja) 1992-03-02 1992-03-02 磁気ディスク制御装置

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Publication Number Publication Date
JPH05242604A true JPH05242604A (ja) 1993-09-21

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ID=12686069

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4424292A Withdrawn JPH05242604A (ja) 1992-03-02 1992-03-02 磁気ディスク制御装置

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Effective date: 19990518