JP3194900B2 - ハードディスクドライブを有するコンピュータのメモリ管理方法 - Google Patents

ハードディスクドライブを有するコンピュータのメモリ管理方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハードディスクドラ
イブを有するコンピュータのメモリ管理方法に関し、よ
り詳細にはコンピュータウイルスに対するハードディス
クドライブの適切な保護を提供し、及びハードディスク
ドライブ内のシステムファイルをその初期の形態に復元
することを許容するハードディスクドライブを有するパ
ーソナルコンピュータのメモリ管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在では区分化スキームによりパーソナ
ルコンピュータのハードディスクドライブをシステムフ
ァイルを記憶する幾つかのシステムディスクドライブと
システムディスクドライブにより専ら分割(shar
e)されるデータディスクドライブとに区分(part
ition)化することが技術的に利用可能であり、そ
れによりメモリ空間の効率的な使用が可能となる。更に
またシステムファイルが変更されたときにシステムファ
イルの初期のバージョンがバックアップファイルとして
記憶され、一方でシステムファイルの変更されたバージ
ョンは新たなシステムファイルとして記憶されるような
バックアップスキームが技術的に利用可能である。この
ようにして新たなシステムファイルがコンピュータウイ
ルスようなものにより良好に動作しないときには新たな
システムファイルの部分がなおバックアップファイルの
存在により回復されうる。
【0003】知られているバックアップスキームの主な
欠点は一旦システムファイルが数値的な変更に曝される
とシステムファイルがその初期インストールされた形に
復元されないことである。ミラースキームがまた技術的
に利用可能であり、主ハードディスクドライブの内容が
バックアップハードディスクドライブにコピーされ、そ
れにより主ハードディスクドライブが損傷を受けたとき
に主ハードディスクドライブの内容がバックアップハー
ドディスクドライブの存在によりなお利用可能である。
しかしながら知られているミラースキームは主ハードデ
ィスクドライブに書き込まれたコンピュータウイルスは
またバックアップハードディスクドライブにもコピーさ
れる故にコンピュータウイルスに対する保護を提供し得
ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】故に本発明の目的はコ
ンピュータウイルスに対してハードディスクドライブを
適切に保護し、ハードディスクドライブ内のファイルを
初期の形に復元しうるハードディスクドライブを有する
パーソナルコンピュータ用のメモリ管理方法を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ハードディ
スクドライブを、システムファイルを記憶する少なくと
も一つのシステムディスクドライブと、データディスク
ドライブと、システムバッファ空間と、読み取り/書込
テーブルとに区分する段階と、コンピュータを非制限モ
ード及び制限モードの一つで選択的に動作させる段階と
からなり、非制限モードではコンピュータによるシステ
ムファイルの記憶及びシステムディスクドライブのシス
テムファイルの変更が許容され、制限モードではシステ
ムディスクドライブのシステムファイルの変更された部
分がシステムディスクドライブのシステムファイルをそ
の初期の形態に維持するためにシステムディスクドライ
ブの代わりにシステムバッファ空間内にコンピュータに
より記憶され、読み取り/書込テーブルがシステムバッ
ファ空間の変更された部分のアドレス及びその変更され
た部分に対応するシステムディスクドライブのシステム
ファイルの部分のアドレスを記憶するためにコンピュー
タにより更新されるハードディスクドライブを有するコ
ンピュータのメモリ管理方法により達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の他の特徴及び利点は以下
に図面を参照して好ましい実施例の詳細な説明により明
らかとなる。図1を参照するに、本発明によるメモリ管
理方法の好ましい実施例が標準的なパーソナルコンピュ
ータによりなされ、これは中央処理ユニット(CPU)
11、CPU11に接続された基本入出力システム(B
IOS)メモリ12、ハードディスクドライブ20をC
PU11に相互接続するハードディスクインターフェイ
ス13、ISAバス14のようなインターフェイスバス
を含む。好ましい実施例では標準的なコンピュータ10
が本発明のメモリ管理方法を実行可能にするためにプラ
グイン式の読み出し専用メモリ(ROM)カード30
と、プログラム可能な論理アレー(PAL)デコーダ3
1と、電気的にプログラム可能な読み出し専用メモリ
(EPROM)又はフラッシュメモリのような予めプロ
グラムされたメモリ32とがISAバス14上に設けら
れる。
【0007】一旦ROMカード30がISAバス14上
にインストールされるとコンピュータ10へのパワーが
オンされたときにCPU11は従来技術で知られている
ようにBIOSメモリ12と接続されたハードウエア構
成動作をなす。従来技術ではコンピュータ10の制御は
ハードウエア構成動作の完了した後はディスクオペレー
ティングシステムにより引き継がれる。しかしながらこ
の実施例によるメモリ管理方法ではISAバス14上の
ROMカード30の存在によりコンピュータ10はその
ユーザーにコンピュータ10の制御がディスク制御シス
テムに引き継がれる前にハードディスクドライブ20の
区分化の選択を与えるよう制御される。
【0008】図1の実施例でハードディスクドライブ2
0は少なくとも一つのシステムディスクドライブ21、
データディスクドライブ22、システムバッファ空間2
3、読み取り/書込テーブル24、ROMカード予約
(リザーブ)空間25に区分化される。この例ではDO
S5.00,DOS6.22,WIN3.11,WIN
95のような異なるシステムファイルを記憶する異なる
メモリサイズを有する3つのシステムディスクドライブ
21が存在する。データディスクドライブ22は従来技
術で知られているようにシステムディスクドライブ21
により専ら分割される。システムバッファ空間23はシ
ステムディスクドライブ21の最大のものと同じサイズ
になるよう選択される。この例では3つのシステムディ
スクドライブ21の大きさはそれぞれ700MB、30
0MB。100MBであり、故にシステムバッファ空間
23のサイズは700MBに選択される。ROMカード
予約空間25はROMカード30のメモリ32のコンピ
ュータプログラムを走らせるために必要な空間を割り当
てる。
【0009】ハードディスクドライブが区分化された後
にROMカード30のコンピュータプログラムはコンピ
ュータ10がユーザーが非制限モードでコンピュータ1
0を作動することを選択可能にし、ここでシステムファ
イルはシステムディスクドライブ21に記憶されえ、シ
ステムディスクドライブ21内のシステムファイルは変
更しうる。この後でROMカード30のコンピュータプ
ログラムはコンピュータ10がユーザーに制限モードで
コンピュータ10を作動することを選択可能にし、ここ
でシステムディスクドライブ21のシステムファイルの
変更された部分はシステムディスクドライブ21内のシ
ステムファイルをその初期形態に維持するためにシステ
ムディスクドライブ21の代わりにシステムバッファ空
間23にCPU11により記憶される。この時に読み取
り/書込テーブル24はシステムバッファ空間34の変
更された部分のアドレスと更新された部分に対応するシ
ステムディスクドライブ21のシステムファイルの部分
のアドレスとを記憶するためにCPU11により更新さ
れる。
【0010】図1及び2を参照するに、これはハードデ
ィスクドライブ20と結合されたコンピュータ10の概
略の動作のフローチャートを示し、ハードディスクドラ
イブ20が用いられることを検知して、CPU11は読
み取り動作、書込動作、又はフォーマットエミュレーシ
ョン動作のいずれがなされるかを決めるためになされる
べき命令が読み取り命令、書込命令、又はフォーマット
命令のいずれであるかを検知する。
【0011】図1及び3を参照するに、これは好ましい
実施例によりコンピュータ10のハードディスク書込動
作を示し、ハードディスクドライブ20への書込のため
の書込命令を検出して、ROMカード30のコンピュー
タプログラムは書込アドレスがシステムディスクドライ
ブ21、データディスクドライブ22、又はその他のい
ずれにあるか、及びコンピュータ10が制限又は非制限
モードのいずれで動作されているかを検知する。CPU
11はコンピュータ10が非制限モードで動作される間
に書込アドレスが後者にあるときに適切なシステムディ
スクドライブ21に書き込むようイネーブルにされる。
CPU11はコンピュータ10が制限モードで動作され
る間に書込アドレスがシステムディスクドライブ21の
一つにあるときにシステムバッファ空間23に書き込む
ようイネーブルにされる。同時にCPU10は書込アド
レス及びその中の書込アドレスに対応するシステムバッ
ファ空間23のアドレスを記憶するために読み取り/書
込テーブル24を更新するようイネーブルされる。CP
U11はコンピュータ10が制限又は非制限モードのい
ずれで動作されているかにかかわらず書込アドレスが後
者にあるときに更にデータディスクドライブ22に書き
込むようイネーブルされる。
【0012】この実施例で書込アドレスがシステムディ
スクドライブ21及びデータディスクドライブ22のい
ずれの一つにもない場合にはCPU11は書込エミュレ
ーション動作をなすようイネーブルされ、ここで書込完
了信号は実際に書き込み動作をなすことなしにそれによ
り発生される。これはコンピュータウイルスによる異な
るソフトウエアアプリケーションの動作不良に対する保
護手段を提供する。
【0013】図1と4を参照するにこれは好ましい実施
例によるコンピュータ10のハードディスク読み取り動
作を示し、ハードディスクドライブ20を読み取る読み
取り命令の検出によりROMカード30のコンピュータ
プログラムは読み取りアドレスはシステムディスクドラ
イブ21、データディスクドライブ22又はその他のい
ずれにあるか、及びコンピュータ10が制限又は非制限
モードのいずれにあるかを検出し、CPU11を制御す
る。CPU11はコンピュータ10が非制限モードで動
作される間に読み取りアドレスが後者にあるときに適切
なシステムディスクドライブ21を読み取るようイネー
ブルされる。CPU11はコンピュータ10が制限モー
ドで動作される間に読み取りアドレスが後者にあり、読
み取り/書込テーブル24に記録されていないときにシ
ステムディスクドライブ21を読み取るようイネーブル
される。CPU11はコンピュータ10が制限モードで
動作されている間に読み取りアドレスがシステムディス
クドライブ21の一つにあり、読み取り/書込テーブル
24に記録されるときに読み取りアドレスに対応するシ
ステムバッファ空間23のアドレスを読み取るようイネ
ーブルされる。CPU11はコンピュータ10が制限又
は非制限モードのいずれで動作されているかにかかわら
ず読み取りアドレスが後者にあるときに更にデータディ
スクドライブ22を読み取るようイネーブルされる。
【0014】この好ましい実施例で読み取りアドレスが
システムディスクドライブ21及びデータディスクドラ
イブ22のいずれの一つにもない場合にはCPU11は
読み取りエミュレーション動作をなすようイネーブルさ
れ、ここで読み取り完了信号は実際に読み取り動作をな
すことなしにそれにより発生される。これはコンピュー
タウイルスによる異なるソフトウエアアプリケーション
に対する損傷を防止する。
【0015】再び図1と2を参照するにフォーマット命
令を検出すると、ROMカード30のコンピュータプロ
グラムはCPU11がフォーマットエミュレーション動
作をなすようイネーブルし、ここではフォーマット完了
信号がシステムファイルの望ましくない消去を防ぐため
にどのシステムディスクドライブ21をも実際にフォー
マットすることなしに発生する。
【0016】システムバッファ空間23のデータがうま
く動作しない(コラプトされた)場合にROMカード3
0のメモリ32のコンピュータプログラムはシステム修
復モードでコンピュータ10の選択的な動作を許容し、
ここでCPU11は読み取りアドレスが後者にあるとき
にコンピュータ10が制限又は非制限モードで動作され
るかどうかにかかわらずCPU11がシステムディスク
ドライブ21をイネーブルするよう読み取り/書込テー
ブル24をクリアし、それによりコンピュータウイルス
に対してハードディスクドライブ20に対する適切な保
護をなし、ハードディスク内のシステムファイルをその
初期形態へ回復する。
【0017】好ましくはROMカード30のコンピュー
タプログラムはコンピュータ20のユーザーに更新モー
ドの後者の動作の選択を可能にし、ここでシステムディ
スクドライブ21のシステムファイルは変更されたシス
テムファイルをコンピュータウイルスによる損傷から保
護するためにシステムバッファ空間23の変更された部
分で更新する。
【0018】本発明は最も実際的で好ましいと考えられ
る例により記載されてきたが、本発明は開示された実施
例に制限されず、そのような全ての変更及び等価な組合
せを包含するよう最も広い解釈の精神及び範囲内に含ま
れる種々の変形にわたるよう意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメモリ管理方法の好ましい実施例で用
いられる区分化スキームにより区分化されたハードディ
スクドライブを有するコンピュータを示す回路の概略ブ
ロック図である。
【図2】好ましい実施例によるハードディスクドライブ
と結合されたコンピュータの概略の動作を示すフローチ
ャートである。
【図3】好ましい実施例によるコンピュータのハードデ
ィスクの書込動作を示すフローチャートである。
【図4】好ましい実施例によるコンピュータのハードデ
ィスクの読み取り動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 コンピュータ 11 CPU 12 BIOSメモリ 13 ハードディスクインターフェイス 14 ISAバス 20 ハードディスクドライブ 21 システムディスクドライブ 22 データディスクドライブ 23 システムバッファ空間 24 読み取り/書込テーブル 25 ROMカード予約空間 30 ROMカード 31 PALデコーダ 32 EPROMメモリ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハードディスクドライブを、システムフ
    ァイルを記憶する少なくとも一つのシステムディスクド
    ライブと、データディスクドライブと、システムバッフ
    ァ空間と、読み取り/書込テーブルとに区分する段階
    と、 コンピュータを非制限モード及び制限モードの一つで選
    択的に動作させる段階とからなり、非制限モードではコ
    ンピュータによるシステムファイルの記憶及びシステム
    ディスクドライブのシステムファイルの変更が許容さ
    れ、制限モードではシステムディスクドライブのシステ
    ムファイルをその初期の形態に維持するためにシステム
    ディスクドライブの代わりにシステムディスクドライブ
    のシステムファイルの変更された部分がコンピュータに
    よりシステムバッファ空間内に記憶され、システムバッ
    ファ空間の変更された部分のアドレス及びその変更され
    た部分に対応するシステムディスクドライブのシステム
    ファイルの部分のアドレスを記憶するために読み取り/
    書込テーブルがコンピュータにより更新されるハード
    ディスクドライブを有するコンピュータのメモリ管理方
    であって、 コンピュータがハードディスクドライブの読み取り動作
    を行なうために動作されるときに、 コンピュータが非制限モードで動作する間に読み取りア
    ドレスがシステムディスクドライブにあればシステムデ
    ィスクドライブを読み取るようコンピュータをイネーブ
    ルし、 コンピュータが制限モードで動作する間に読み取りアド
    レスがシステムディスクドライブにあって読み取り/書
    込テーブルに記録されていなければシステムディスクド
    ライブを読み取るようコンピュータをイネーブルし、 コンピュータが制限モードで動作する間に読み取りアド
    レスがシステムディスクドライブにあって読み取り/書
    込テーブルに記録されていれば読み取りアドレスに対応
    するシステムバッファ空間のアドレスを読み取るようコ
    ンピュータをイネーブルする、各段階を含み、 読み取りアドレスがシステムディスクドライブ及びデー
    タディスクドライブにないときは実際に読み取り動作を
    行なうことなく読み取り完了信号が発生される読み取り
    エミュレーション動作を行なうようコンピュータをイネ
    ーブルする段階 を更に含む メモリ管理方法。
  2. 【請求項2】 ハードディスクドライブを、システムフ
    ァイルを記憶する少なくとも一つのシステムディスクド
    ライブと、データディスクドライブと、システムバッフ
    ァ空間と、読み取り/書込テーブルとに区分する段階
    と、 コンピュータを非制限モード及び制限モードの一つで選
    択的に動作させる段階とからなり、非制限モードではコ
    ンピュータによるシステムファイルの記憶及びシステム
    ディスクドライブのシステムファイルの変更が許容さ
    れ、制限モードではシステムディスクドライブのシステ
    ムファイルをその初期の形態に維持するためにシステム
    ディスクドライブの代わりにシステムディスクドライブ
    のシステムファイルの変更された部分がコンピュータに
    よりシステムバッファ空間内に記憶され、システムバッ
    ファ空間の変更された部分のアドレス及びその変更され
    た部分に対応するシステムディスクドライブのシステム
    ファイルの部分のアドレスを記憶するために読み取り/
    書込テーブルがコンピュータにより更新される、ハード
    ディスクドライブを有するコンピュータのメモリ管理方
    法であって、 コンピュータがハードディスクドライブの読み取り動作
    を行なうために動作されるときに、 コンピュータが非制限モードで動作する間に読み取りア
    ドレスがシステムディスクドライブにあればシステムデ
    ィスクドライブを読み取るようコンピュータをイネーブ
    ルし、 コンピュータが制限モードで動作する間に読み取りアド
    レスがシステムディスクドライブにあって読み取り/書
    込テーブルに記録されていなければシステムディスクド
    ライブを読み取るようコンピュータをイネーブルし、 コンピュータが制限モードで動作する間に読み取りアド
    レスがシステムディスクドライブにあって読み取り/書
    込テーブルに記録されていれば読み取りアドレスに対応
    するシステムバッファ空間のアドレスを読み取るようコ
    ンピュータをイネーブルする、各段階を含み、 コンピュータが制限又は非制限モードで動作されるか否
    かにかかわらず読み取りアドレスがシステムディスクド
    ライブにあればコンピュータがシステムディスクドライ
    ブを読み取ることをイネーブルするようコンピュータが
    読み取り/書込 テーブルをクリアするシステム回復モー
    ドでコンピュータを選択的に動作させる段階を含み、 コンピュータがハードディスクドライブの書込動作を行
    なうよう動作されるときに、 コンピュータが非制限モードで動作される間に書込アド
    レスがシステムディスクドライブにあればシステムディ
    スクドライブに書き込むようコンピュータをイネーブル
    し、 コンピュータが制限モードで動作される間に書込アドレ
    スがシステムディスクドライブにあればシステムバッフ
    ァ空間に書き込み、読み取り/書込テーブル内に書込ア
    ドレス及び書込アドレスに対応するシステムバッファ空
    間のアドレスを記録するようコンピュータをイネーブル
    する、各段階を含み、 コンピュータが制限又は非制限モードで動作されるか否
    かにかかわらず書込みアドレスがデータディスクドライ
    ブにあればデータディスクドライブに書き込むようコン
    ピュータをイネーブルする段階を含み、 書込アドレスがシステムディスクドライブ及びデータデ
    ィスクドライブにないときに実際に書込動作を行なうこ
    となく書込完了信号が発生される書込エミュレーション
    動作を行なうようコンピュータをイネーブルする段階を
    更に含むメモリ管理方法。
  3. 【請求項3】 ハードディスクドライブを、システムフ
    ァイルを記憶する少なくとも一つのシステムディスクド
    ライブと、データディスクドライブと、システムバッフ
    ァ空間と、読み取り/書込テーブルとに区分する段階
    と、 コンピュータを非制限モード及び制限モードの一つで選
    択的に動作させる段階とからなり、非制限モードではコ
    ンピュータによるシステムファイルの記憶及びシステム
    ディスクドライブのシステムファイルの変更が許容さ
    れ、制限モードではシステムディスクドライブのシステ
    ムファイルをその初期の形態に維持するためにシステム
    ディスクドライブの代わりにシステムディスクドライブ
    のシステムファイルの変更された部分がコンピュータに
    よりシステムバッファ空間内に記憶され、システムバッ
    ファ空間の変更された部分のアドレス及びその変更され
    た部分に対応するシステムディスクドライブのシステム
    ファイルの部分のアドレスを 記憶するために読み取り/
    書込テーブルがコンピュータにより更新される、ハード
    ディスクドライブを有するコンピュータのメモリ管理方
    法であって、 フォーマット命令の検出は実際にシステムディスクドラ
    イブをフォーマットすることなくフォーマット完了信号
    が発生されるフォーマットエミュレーション動作を行な
    うようコンピュータをイネーブルする段階を更に含むメ
    モリ管理方法。
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