JP3188960U - ベッド用シーツおよびシーツ付きベッド - Google Patents
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Abstract
【課題】寸法(サイズ)を抑えながらも、マットレスから外れ難く、洗濯コストの低いベッド用シーツを提供し、また、かかるベッド用シーツでマットレスが覆われたシーツ付きベッドを提供する。
【解決手段】ベッド用シーツ1は、幅方向の両側部に第1の面ファスナーが設けられた床板30を備えるベッド本体10と、床板30上に載置され、下面に第1の面ファスナーと係合する第2の面ファスナーが設けられたマットレスとを有するベッドに用いられる。かかるベッド用シーツ1は、その両側部にメッシュ生地で形成された一対のメッシュ生地部を備えており、各メッシュ生地部をベッドの両側部に設けられた第1の面ファスナーと第2の面ファスナーとの間に挟んで用いられる。
【選択図】図1
【解決手段】ベッド用シーツ1は、幅方向の両側部に第1の面ファスナーが設けられた床板30を備えるベッド本体10と、床板30上に載置され、下面に第1の面ファスナーと係合する第2の面ファスナーが設けられたマットレスとを有するベッドに用いられる。かかるベッド用シーツ1は、その両側部にメッシュ生地で形成された一対のメッシュ生地部を備えており、各メッシュ生地部をベッドの両側部に設けられた第1の面ファスナーと第2の面ファスナーとの間に挟んで用いられる。
【選択図】図1
Description
本考案は、ベッドのマットレスを覆うために用いられるベッド用シーツおよび該ベッド用シーツでマットレスが覆われたシーツ付きベッドに関する。
医療施設、福祉施設、ホテル等に設置されるベッドのベッドメイキングでは、マットレス上に載置されるベッドパッド、マットレスおよびベッドパッドを覆うシーツ(ベッド用シーツ)等の交換が行われる。
ベッド用シーツとしては、一般的に長方形状のシーツが用いられている。リネンサプライ業者にとって、このような長方形状のシーツは、アイロンをかけ易く、また手作業によらずに機械を用いて自動的にたたむことができるという利点を有する。
その一方で、長方形状のシーツは、その寸法(サイズ)が小さいと、マットレスから外れやすいため、通常、ベッド用シーツの縁部がマットレスの下面(裏面)側に十分に巻き込まれるようなサイズに設計されている。すなわち、ベッド用シーツのサイズをマットレスの縦横のサイズよりも相当大きくする必要がある。このようなサイズの大きいベッド用シーツでは、生地の使用量が多いため、その運搬コストおよび洗濯コストが高いという問題がある。さらに、ベッド用シーツのサイズが大きいと、ベッドメイキングの際に、マットレスにベッド用シーツを取り付けるのに時間がかかってしまうという問題もある。
また、医療施設や福祉施設等に設置されるベッドとして、マットレスを支持するベッド本体の床板部分の一部を上下に変位させることにより、ベッド使用者の背中を起こしたり、膝を曲げたりするギャッジアップ機能を有するベッドが広く用いられている。このようなベッドでは、床板を変位させると、マットレスと床板との間に巻き込まれたベッド用シーツの縁部がマットレスの外側に出やすく、ベッド用シーツが簡単にマットレスから外れてしまう。このような問題を解決するため、縁部にゴム紐を通したシーツであって、ゴム紐の弾性力により、マットレスの裏面側をシーツの縁部で包んだ状態で締め付ける立体的なベッド用シーツ(クイックシーツ)が使用されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、クイックシーツは、その縁部にゴム紐が通されることにより立体的な形状を有するため、一般的な長方形状のシーツよりも商品価格が高い。また、クリーニングの際に、機械を用いて自動でたたむことが難しく、手作業でたたむ必要があるという問題がある。さらに、繰り返しクリーニングすると、ゴム紐が劣化してしまい、長期間にわたって繰り返し使用することができないという問題がある。
本考案は、上記従来の問題点を鑑みなされたものであり、その目的は、寸法(サイズ)を抑えながらも、マットレスから外れ難く、洗濯コストの低いベッド用シーツを提供すること、また、かかるベッド用シーツでマットレスが覆われたシーツ付きベッドを提供することにある。
このような目的は以下の(1)〜(8)の本考案により達成される。
(1) ベッドフレームと該ベッドフレームに支持される長尺状の床板とを備えるベッド本体と、前記床板上に載置されるマットレスとを有し、前記床板の上面には、その両側部の少なくとも一部に長手方向に沿って形成された第1の面ファスナーが設けられ、前記マットレスの下面には、その両側部に前記第1の面ファスナーと係合する第2の面ファスナーが設けられたベッドに用いられるベッド用シーツであって、
当該ベッド用シーツは、その両側部にメッシュ生地で形成された一対のメッシュ部を備えており、前記ベッドの一方の側部側で前記第1の面ファスナーと前記第2の面ファスナーとの間に一方の前記メッシュ部を挟んだ状態で、前記マットレスの上面を覆うようにして前記ベッドの他方の側部側で前記第1の面ファスナーと前記第2の面ファスナーとの間に他方の前記メッシュ部を挟んで用いられることを特徴とするベッド用シーツ。
(1) ベッドフレームと該ベッドフレームに支持される長尺状の床板とを備えるベッド本体と、前記床板上に載置されるマットレスとを有し、前記床板の上面には、その両側部の少なくとも一部に長手方向に沿って形成された第1の面ファスナーが設けられ、前記マットレスの下面には、その両側部に前記第1の面ファスナーと係合する第2の面ファスナーが設けられたベッドに用いられるベッド用シーツであって、
当該ベッド用シーツは、その両側部にメッシュ生地で形成された一対のメッシュ部を備えており、前記ベッドの一方の側部側で前記第1の面ファスナーと前記第2の面ファスナーとの間に一方の前記メッシュ部を挟んだ状態で、前記マットレスの上面を覆うようにして前記ベッドの他方の側部側で前記第1の面ファスナーと前記第2の面ファスナーとの間に他方の前記メッシュ部を挟んで用いられることを特徴とするベッド用シーツ。
(2) 前記一対のメッシュ部以外のシーツ生地部領域によって、前記マットレスの両側面および上面が覆われるように構成されている上記(1)に記載のベッド用シーツ。
(3) ベッドフレームと該ベッドフレームに支持される長尺状の床板とを備えるベッド本体と、前記床板上に載置されるマットレスとを有し、前記床板の上面には、一方の側部の少なくとも一部に長手方向に沿って形成された第1の面ファスナーが設けられ、前記マットレスの下面には、前記第1の面ファスナーと係合する第2の面ファスナーが設けられたベッドに用いられるベッド用シーツであって、
当該ベッド用シーツは、その一方の側部にメッシュ生地で形成されたメッシュ部を備えており、前記ベッドの一方の側部側で前記第1の面ファスナーと前記第2の面ファスナーとの間に前記メッシュ部を挟んだ状態で、前記マットレスの上面を覆うようにして前記ベッドの他方の側部側で前記マットレスと前記床板との間に他方の側部を挟んで用いられることを特徴とするベッド用シーツ。
当該ベッド用シーツは、その一方の側部にメッシュ生地で形成されたメッシュ部を備えており、前記ベッドの一方の側部側で前記第1の面ファスナーと前記第2の面ファスナーとの間に前記メッシュ部を挟んだ状態で、前記マットレスの上面を覆うようにして前記ベッドの他方の側部側で前記マットレスと前記床板との間に他方の側部を挟んで用いられることを特徴とするベッド用シーツ。
(4) 前記床板は、その長手方向の少なくとも一部において屈曲可能に構成されており、
前記マットレスは、前記床板の屈曲の程度に追従して屈曲するように構成されている上記(1)ないし(3)のいずれかに記載のベッド用シーツ。
前記マットレスは、前記床板の屈曲の程度に追従して屈曲するように構成されている上記(1)ないし(3)のいずれかに記載のベッド用シーツ。
(5) 前記床板は、長手方向に分割され、互いに連結した状態で高さ方向に変位可能な少なくとも2つ以上のセグメント部材からなり、
前記第1の面ファスナーは、各前記セグメント部材の両側部にそれぞれ設けられており、前記第2の面ファスナーは、前記マットレスの前記第1の面ファスナーに対応する位置に設けられている上記(4)に記載のベッド用シーツ。
前記第1の面ファスナーは、各前記セグメント部材の両側部にそれぞれ設けられており、前記第2の面ファスナーは、前記マットレスの前記第1の面ファスナーに対応する位置に設けられている上記(4)に記載のベッド用シーツ。
(6) 各前記セグメント部材のうち少なくとも頭部側のセグメント部材は、その両側部に前記第1の面ファスナーを長手方向にスライドさせるスライド手段を有している上記(5)に記載のベッド用シーツ。
(7) 前記スライド手段は、一対のレール部と当該レール部をスライド可能に設けられたスライダーとで構成されており、
前記第1の面ファスナーは、前記スライダーの上面に設けられている上記(6)に記載のベッド用シーツ。
前記第1の面ファスナーは、前記スライダーの上面に設けられている上記(6)に記載のベッド用シーツ。
(8) ベッドフレームと該ベッドフレームに支持される長尺状の床板とを備えるベッド本体と、
前記床板上に載置されるマットレスと、
前記マットレスの両側面および上面を覆うベッド用シーツとを有し、
前記床板の上面には、その両側部の少なくとも一部に長手方向に沿って形成された第1の面ファスナーが設けられており、
前記マットレスの下面には、その両側部に前記第1の面ファスナーと係合する第2の面ファスナーが設けられており、
前記ベッド用シーツは、その両側部にメッシュ生地で形成された一対のメッシュ部を備えており、前記ベッドの一方の側部側で前記第1の面ファスナーと前記第2の面ファスナーとの間に一方の前記メッシュ部を挟んだ状態で、前記マットレスの上面を覆うようにして前記ベッドの他方の側部側で前記第1の面ファスナーと前記第2の面ファスナーとの間に他方の前記メッシュ部を挟んで用いられることを特徴とするシーツ付きベッド。
前記床板上に載置されるマットレスと、
前記マットレスの両側面および上面を覆うベッド用シーツとを有し、
前記床板の上面には、その両側部の少なくとも一部に長手方向に沿って形成された第1の面ファスナーが設けられており、
前記マットレスの下面には、その両側部に前記第1の面ファスナーと係合する第2の面ファスナーが設けられており、
前記ベッド用シーツは、その両側部にメッシュ生地で形成された一対のメッシュ部を備えており、前記ベッドの一方の側部側で前記第1の面ファスナーと前記第2の面ファスナーとの間に一方の前記メッシュ部を挟んだ状態で、前記マットレスの上面を覆うようにして前記ベッドの他方の側部側で前記第1の面ファスナーと前記第2の面ファスナーとの間に他方の前記メッシュ部を挟んで用いられることを特徴とするシーツ付きベッド。
以下、本考案のベッド用シーツおよびシーツ付きベッドを添付図面に示す好適な実施形態に基づいて説明する。
<第1実施形態>
まず、本考案のシーツ付きベッドの第1実施形態について説明する。
まず、本考案のシーツ付きベッドの第1実施形態について説明する。
図1は、本考案の第1実施形態のシーツ付きベッドを示す斜視図であり、図2は、図1に示すシーツ付きベッドが有するベッド本体の斜視図であり、図3は、図2に示すベッド本体をギャッジアップした状態を示す斜視図であり、図4は、図1に示すシーツ付きベッドが有するマットレスの下面(裏面)を上側にして示す斜視図であり、図5は、図1に示すシーツ付きベッドが有する本考案にかかるベッド用シーツの平面図である。
なお、以下の説明では、図1〜図4の上側および図5の紙面手前側を「上」または「上部」といい、図1〜図4の下側および図5の紙面奥側を「下」または「下部」といい、図1〜図5の左側を「頭部側」と言い、図1〜図5の右側を「足部側」という。
本実施形態のシーツ付きベッド100は、図1に示すように、ベッド本体10と、ベッド本体10に支持されるマットレス40と、マットレス40の上面および側面を覆うベッド用シーツ1(本考案のベッド用シーツ)とを有している。
以下、各部の構成について説明する。
<<ベッド本体10>>
ベッド本体10は、ベッド利用者の姿勢を変更可能なギャッジアップ機能を有しており、図2に示すように、ベッドフレーム20と、ベッドフレーム20に支持される長尺状の床板30とを有している。
<<ベッド本体10>>
ベッド本体10は、ベッド利用者の姿勢を変更可能なギャッジアップ機能を有しており、図2に示すように、ベッドフレーム20と、ベッドフレーム20に支持される長尺状の床板30とを有している。
ベッドフレーム20は、長尺状のベース21と、ベース21の頭部側から立設したヘッドボード22と、ベース21の足部側から立設したフットボード23とを備えている。
ヘッドボード22およびフットボード23は、ベッド本体10にマットレス40を載置した際に、マットレス40が頭部側または足部側にずれるのを防止し、ベッド利用者の保全に寄与する。なお、ヘッドボード22およびフットボード23は、図2に示すような板状の部材の代わりに、パイプ状のヘッドパイプやフットパイプを用いることもできる。また、ベース21の両側部の頭部側および足部側に計4つのキャスター211が取り付けられており、ベッド本体10(シーツ付きベッド100)を床面に対して移動可能に支持している。
床板30は、その長手方向に分割された複数のセグメント部を有しており、本実施形態では、図2に示すように、床板30は4つのセグメント部を有している。これらのセグメント部は、図3に示すように、ギャッジアップ機能によりベッド利用者の姿勢を変える際に、ベッド利用者の上半身(臀部よりも上側)を持ち上げるセグメント部31と、臀部を支持するセグメント部32と、膝を持ち上げるセグメント部33およびセグメント部34とを有している。
セグメント部32は、ベッドフレーム20上面に固定されており、その頭部側および足部側には、ジョイント部35およびジョイント部36が設けられている。
セグメント部31は、ジョイント部35を回動中心軸として回動し、また、セグメント部33は、ジョイント部36を回動中心軸として回動するように構成されている。かかる構成により、セグメント部31およびセグメント部33を、単独、もしくは同時に持ち上げることができる。
また、セグメント部33とセグメント部34との間には、ジョイント部37が設けられており、セグメント部34は、ジョイント部37を回動中心軸として、セグメント部33に対して回動可能に構成されている。セグメント部34は、その回動に伴い、頭部側の端部が上方向に持ち上がるものの、足部側の端部がベッドフレーム20の上面に沿って、頭部方向に移動する。このため、ギャッジアップ時には、セグメント部33とセグメント部34とが、左右方向(ベッドの幅方向)からの側面視において、くの字状を成すことによって、ベッド利用者の膝を自然に曲げさせることができる。
各セグメント部31、32、33および34の上面には、その幅方向の両側部(図2および図3中、各セグメント部31、32、33および34の紙面手前側の側部および紙面奥側の側部)のそれぞれに、長手方向に沿って形成された第1の面ファスナー311、321、331および341が設けられている。すなわち、床板30には、8つの第1の面ファスナーが設けられている。なお、本実施形態では、これらの第1の面ファスナー311、321、331および341は、いずれも雄面ファスナーである。
第1の面ファスナー311、321、331および341の長さは、特に限定されないが、5〜40cm程度であるのが好ましく、10〜30cm程度であるのがより好ましい。また、第1の面ファスナー311、321、331および341の幅は、1〜4cm程度であるのが好ましく、1.5〜2.5cm程度であるのがより好ましい。
また、セグメント部34の足部側の上面には、マットレス止め342が設けられている。このマットレス止め342により、床板30上に載置されたマットレス40が足部側にずれるのを防止することができる。
この床板30上には、マットレス40が載置されている。
この床板30上には、マットレス40が載置されている。
<<マットレス40>>
マットレス40は、床板30上に載置され、床板30(ベッド本体10)に支持されている。
マットレス40は、床板30上に載置され、床板30(ベッド本体10)に支持されている。
このようなマットレス40は、ベッド使用者の体重を受けて弾性変形するとともに、各セグメント部31、32、33および34の変位の程度(床板30の屈曲の程度)に追従して変形(屈曲)する柔軟性を有している。
このマットレス40の下面には、図4に示すように、その幅方向の両側部に各セグメント部31、32、33および34の第1の面ファスナー311、321、331および341に対応する位置に、8つの第2の面ファスナー41を有している。これらの第2の面ファスナー41は、雌面ファスナーであり、第1の面ファスナー311、321、331および341と係合させることにより、マットレス40が床板30に固定される。
シーツ付きベッド100では、床板30の各セグメント部31、32、33および34のいずれにも、第2の面ファスナー41に係合する第1の面ファスナー311、321、331および341が設けられている。そのため、各セグメント部31、32、33および34が複雑な変位をした場合であっても、マットレス40を各セグメント部31、32、33および34の変位に合わせて確実に変形させることができる。
なお、各第2の面ファスナー41の長さおよび幅は、それぞれ、対応する各第1の面ファスナー311、321、331および341の長さおよび幅と十分に係合する長さおよび幅を有するように構成されていることが好ましい。
また、マットレス40として、マットレス本体と、その上面および側面を覆うマットレスカバーとを有する構成のマットレスを用いることもできる。この場合、上述した各第2の面ファスナー41と同様の雌面ファスナーを、マットレスカバーの各セグメント部31、32、33および34の第1の面ファスナー311、321、331および341に対応する位置に設けるように構成する。かかる構成のマットレスでは、マットレスカバーをマットレス本体から外して洗濯することができるが、各面ファスナーが雌面ファスナーであるため、洗濯時に面ファスナーに糸くず等が付着するのを抑えることができる。
なお、上記の説明では、第1の面ファスナーが雄面ファスナーであり、第2の面ファスナーが雌面ファスナーであると説明したが、逆であってもよい。すなわち、第1の面ファスナーが雌面ファスナーであり、第2の面ファスナーが雄面ファスナーであってもよい。
マットレス40の上面には、図示しないベッドパッドが載置され、マットレス40の両側面およびベッドパッドの上面は、ベッド用シーツ1で覆われている。
<<ベッド用シーツ1>>
ベッド用シーツ1は、図5に示すように、シーツ生地部11と、シーツ生地部11の幅方向の両側部に設けられ、メッシュ生地で形成された一対のメッシュ生地部(メッシュ部)12とを備えている。
ベッド用シーツ1は、図5に示すように、シーツ生地部11と、シーツ生地部11の幅方向の両側部に設けられ、メッシュ生地で形成された一対のメッシュ生地部(メッシュ部)12とを備えている。
シーツ生地部11を構成するシーツ生地としては、例えば、織物、編物、不織布または織物部分と編物部分とを組み合わせた構成の生地を用いることができるが、編物を用いるのが好ましい。また、このような編物としては、各種緯編地および各種経編地を用いることができるが、特に、経編地であるトリコット地を用いるのが好ましい。シーツ生地部11としてトリコット地を用いることにより、シーツ生地部11の幅方向の両側部にメッシュ生地を編み付けてメッシュ生地部12とすることができる。すなわち、シーツ生地部11とメッシュ生地部12とを縫い付ける必要がないため、ベッド用シーツ1を製造する工程が短くなり、製造コストを削減することができる。また、シーツ生地部11としてトリコット地を用いることにより、ベッド用シーツ1の洗濯後にアイロンがけが不要となる。すなわち、ベッド用シーツ1を洗濯後、乾燥させてから折り畳むだけで、しわのないクリーニングされたベッド用シーツ1を得ることができる。そのため、ベッド用シーツ1のクリーニングにかかるコストを抑えることができる。
なお、シーツ生地部11を構成する繊維としては、例えば、ポリエステル繊維やポリアミド繊維等の合成繊維、綿、綿と各種合成繊維との混紡繊維等を用いることができるが、ポリエステルまたはポリエステルと綿との混紡繊維が特に好ましい。また、メッシュ生地部12のメッシュ生地を構成する繊維としては、例えば、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、アクリル繊維、ポリオレフィン繊維、ポリウレタン繊維、ポリイミド繊維等の各種合成繊維を用いることができる。
シーツ付きベッド100では、まず、図2に示すように、ベッドの床板30を平らな状態にする。そして、ベッド用シーツ1を、床板30上に載置されているマットレス40の上面に広げ、そのメッシュ生地部12がマットレス40の幅方向の両側部に垂れるようにする。次に、マットレス40の片側(図1中紙面手前側)を持ち上げて図1中紙面手前側の床板30およびマットレス40の側部に設けられた第1の面ファスナー311、321、331および341と第2の面ファスナー41とを剥がす。そして、ベッド用シーツ1の一対のメッシュ生地部12のうち、その一方を、剥がした第1の面ファスナー311、321、331および341と第2の面ファスナー41との間に挟む。次に、マットレス40の反対側(図1中紙面奥側)を持ち上げて図1中紙面奥側の床板30およびマットレス40の側部に設けられた第1の面ファスナー311、321、331および341と第2の面ファスナー41とを剥がす。そして、他方のメッシュ生地部12を、剥がした第1の面ファスナー311、321、331および341と第2の面ファスナー41との間に挟む。このようにして、ベッド用シーツ1はマットレス40に取り付けられる。
かかる構成では、ベッド用シーツ1の各メッシュ生地部12は、第1の面ファスナー311、321、331および341と第2の面ファスナー41との間に挟まれることにより、これらの間に確実に固定される。また、第1の面ファスナー311、321、331および341と第2の面ファスナー41との係合により、マットレス40が床板30からずれることがない。そのため、床板30をギャッジアップさせる際に、各メッシュ生地部12が床板30とマットレス40との間から外れてしまうのを確実に防止することができる。すなわち、床板30をギャッジアップさせる際に、ベッド用シーツ1がマットレス40からずれるのを確実に防止することができる。
また、ベッド用シーツ1では、シーツ生地部11の幅(短手方向の長さ)を、マットレス40の上面の幅と幅方向の両側面の高さとを合わせた長さとほぼ等しくなるように設計する。その上で、各メッシュ生地部12の幅を、第2の面ファスナー41の幅と、その第2の面ファスナー41の設置側におけるマットレス40の側端から第2の面ファスナー41までの距離とを合わせた長さとほぼ等しくなるように設計する。言い換えれば、ベッド用シーツ1は、一対のメッシュ生地部12以外の領域、すなわち、シーツ生地部11によって、マットレス40の上面および幅方向の両側面を覆うように構成されている。
かかる構成では、ベッド用シーツ1の幅を、従来の長方形状のベッド用シーツに比べて大幅に短くすることができる。さらに、ベッド用シーツ1は、その両側部(一対のメッシュ生地部12)が床板30とマットレス40との間に確実に固定されているため、長手方向の長さは、マットレスの下面に巻き込むほど長くする必要もない。そのため、本考案のベッド用シーツ1では、そのサイズを必要最低限の大きさとして、生地の材料費、運搬コストおよび洗濯コストを抑えることができる。
また、ベッド用シーツ1のサイズが抑えられることにより、マットレス40にベッド用シーツ1を短時間で取り付けることができる。さらに、ベッド用シーツ1の一方の側部(一方のメッシュ生地部12)を固定した状態で他方の側部(他方のメッシュ生地部12)をマットレス40に取り付けることができるため、1人でも簡単にベッド用シーツ1をピンと張った状態でマットレス40に取り付けることができる。
さらに、かかるベッド用シーツ1は、長方形状をなしているため、機械を用いて自動的にたたむことができるという利点もある。
なお、メッシュ生地部12を形成するメッシュ生地の目のサイズ(目開き)は、特に限定されないが、2〜20mm程度であるのが好ましく、3〜10mm程度であるのがより好ましい。上記条件を満足することにより、第1の面ファスナー311、321、331および341と第2の面ファスナー41との間にメッシュ生地部12を挟む際に、メッシュ生地部12の各目に第1の面ファスナー(雄面ファスナー)のフック部分が確実に挿通される。その結果、ベッド用シーツ1がマットレス40からずれるのをより確実に防止することができる。
なお、上記の説明では、ベッド本体10がギャッジアップ機能を有する、すなわち、床板30が長手方向の一部において屈曲可能に構成されたベッドについて説明したが、本考案はこれに限定されない。例えば、床板が1枚の平坦な板材から構成されたベッド本体を用いたベッド(通常のベッド)であってもよい。
このようなベッドの場合でも、床板上面の幅方向の両側部に上述した第1の面ファスナーを設けるとともに、マットレス下面に第1の面ファスナーと対応する位置に上述した第2の面ファスナーを設ければ、上述したようにしてベッド用シーツ1をマットレスに取り付けることができる。
また、本実施形態では、各第1の面ファスナーが、各セグメント部の幅方向の両側部の一部(図2および図3参照)に設けられているが、本考案はこれに限定されない。例えば、各セグメント部の幅方向の両側部の長手方向全体に沿って形成されていてもよいし、一部のセグメント部に第1の面ファスナーを設けない構成であってもよい。その際に、マットレスの第2の面ファスナーの設置位置は、第1の面ファスナーの設置位置に合わせればよい。かかる構成であっても、前述した本実施形態のシーツ付きベッド100と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態のシーツ付きベッドとしては、各セグメント部(床板)の幅方向の両側部のうちの一方の側部にのみ第1の面ファスナーを設け、マットレスには、この第1の面ファスナーが設けられた側の側部にのみ第2の面ファスナーを設ける構成としてもよい。言い換えれば、上述したシーツ付きベッド100において、各セグメント部31、32、33、34およびマットレス40の幅方向の両側部に設けられた各面ファスナー(第1の面ファスナーおよび第2の面ファスナー)のうち、いずれか一方の側部側の各面ファスナーを省いた構成としてもよい。
この場合、ベッド用シーツとしては、シーツ生地部の一方の側部のみにメッシュ生地部を備えたシーツを用いる。
このようなシーツ付きベッドでは、マットレスを持ち上げて、一方の側部に設けられた第1の面ファスナーと第2の面ファスナーとを剥がし、その間にベッド用シーツのメッシュ生地部(一方の側部)を挟む。この状態で、シーツ生地部でマットレスの側面および上面を覆い、再度マットレスを持ち上げて、ベッド用シーツの他方の側部をマットレスと床板との間に挟む(挟み込む)ことによって、ベッド用シーツをマットレスに取り付けることができる。
かかる構成であっても、ベッド用シーツのメッシュ生地部(一方の側部)が第1の面ファスナーと第2の面ファスナーとの間に挟まれているため、ベッド用シーツがマットレスからずれるのを防止することができる。また、メッシュ生地部が第1の面ファスナーと第2の面ファスナーとの間に挟まれて固定された状態で、ベッド用シーツをマットレスに覆うことができるため、ベッド用シーツにしわが生じることなく、簡単にベッドメイキングができる。
なお、このような構成のベッド本体およびマットレスを用いる場合には、ベッド用シーツのメッシュ生地部とは反対側の側部を袋状に構成してもよい。このようなベッド用シーツは、一方の側部(メッシュ生地部)が第1の面ファスナーと第2の面ファスナーとの間に固定され、他方の側部(袋状の側部)がマットレスの側部を包み込むため、ベッド用シーツがマットレスからずれるのをより確実に防止することができる。
また、シーツ付きベッドの構成を以下のような構成とすることもできる。
図6は、本考案に係るベッド用シーツの他の構成例を示す平面図であり、図7は、図6に示すベッド用シーツと組み合わせて用いられるマットレスの下面(裏面)を上側にして示す斜視図である。
図6は、本考案に係るベッド用シーツの他の構成例を示す平面図であり、図7は、図6に示すベッド用シーツと組み合わせて用いられるマットレスの下面(裏面)を上側にして示す斜視図である。
かかるシーツ付きベッドでは、図6に示すように、ベッド用シーツ1として、シーツ生地部11の幅方向の両側部に加え、頭部側にもメッシュ生地部12を備えたものを用いる。
また、図7に示すように、マットレス40の頭部側に、その両側部に設けられた第2の面ファスナー41と同様の第2の面ファスナー41を設ける。また、床板30(セグメント部31)の頭部側に、マットレス40の頭部側の第2の面ファスナー41に対応する位置に第1の面ファスナーを設ける(図示せず)。
かかる構成でも、上述した図1〜図5に示すシーツ付きベッド100と同じようにして、ベッド用シーツ1をマットレス40に取り付けることができる。かかる構成のシーツ付きベッド100では、幅方向の両側部に加え、頭部側においてもベッド用シーツが第1の面ファスナーと第2の面ファスナーとの間に挟まれて固定される。そのため、ベッド用シーツ1は、その幅方向だけでなく、足部方向へのずれも確実に防止することができる。
さらに、本考案に係るベッド用シーツの他の構成例として、ベッド用シーツ1として、シーツ生地部11の幅方向の両側部、頭部側に加え、さらに足部側にもメッシュ生地部12を備えたものを用いることもできる。
かかる構成のベッド用シーツ1を用いる場合には、マットレス40の頭部側および足部側に、その両側部に設けられた第2の面ファスナー41と同様の第2の面ファスナー41を設ける。また、床板30の頭部側(セグメント部31の頭部側)および足部側(セグメント部34の足部側)に、マットレス40の頭部側および足部側の第2の面ファスナー41に対応する位置に第1の面ファスナーを設ける(図示せず)。
かかる構成でも、上述した図1〜図5に示すシーツ付きベッド100と同じようにして、ベッド用シーツ1をマットレス40に取り付けることができる。かかる構成のシーツ付きベッド100では、幅方向の両側部、頭部側に加え、足部側においてもベッド用シーツが第1の面ファスナーと第2の面ファスナーとの間に挟まれて固定される。そのため、ベッド用シーツ1は、その幅方向だけでなく、長さ方向(頭部方向および足部方向)へのずれも確実に防止することができる。
<第2実施形態>
次に、本考案のシーツ付きベッドの第2実施形態について説明する。
次に、本考案のシーツ付きベッドの第2実施形態について説明する。
図8は、本考案の第2実施形態のシーツ付きベッドに係るスライド手段を頭部側の床板部分に取り付けた状態を示す部分斜視図であり、図9(a)は、図8に示すスライド手段の正面断面図であり、図9(b)は、図8に示すスライド手段の側面図であり、図10は、図8に示すスライド手段の他の構成例を頭部側の床板部分に取り付けた状態を示す部分斜視図であり、図11は、図10に示すスライド手段のレールの斜視図であり、図12は、図10に示すスライド手段の正面断面図であり、図13は、図8に示すスライド手段の他の構成例の正面断面図である。
なお、以下の説明では、図8〜図13の上側を「上」または「上部」といい、図8〜図13の下側を「下」または「下部」といい、図8および図10の紙面左奥側を「頭部側」といい、図8および図10の紙面右手前側を「足部側」という。
以下、第2実施形態のシーツ付きベッドについて、前記第1実施形態のシーツ付きベッドとの相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第2実施形態のシーツ付きベッド100では、床板30の頭部側のセグメント部31の構成が異なり、それ以外は、前記第1実施形態のシーツ付きベッド100と同様である。
以下、頭部側のセグメント部31の構成について説明する。
図8および図9に示すように、頭部側のセグメント部31の上面には、その幅方向の両側部のそれぞれに、2つの長尺状のレール部312(図9(a)参照)がセグメント部31の長手方向に沿って両面テープや接着剤等により固定されている。
図8および図9に示すように、頭部側のセグメント部31の上面には、その幅方向の両側部のそれぞれに、2つの長尺状のレール部312(図9(a)参照)がセグメント部31の長手方向に沿って両面テープや接着剤等により固定されている。
また、各レール部312には、その長手方向(頭部側または足部側)にスライド可能な長尺状のスライダー313が取り付けられており、スライダー313の上面に第1の面ファスナー311が設けられている。
図9(a)に示すように、各レール部312は、断面略T字状をなしており、セグメント部31に固定された本体部と、本体部の上端部から幅方向(図9(a)中、左右方向)に突出した突出部とを有している。また、スライダー313は、断面略コの字状をなし、その上面に第1の面ファスナー311が取り付けられており、その幅方向の両側部がレール部312の突出部と係合して、レール部312の長手方向にスライド可能に取り付けられている(図9(a)参照)。すなわち、本実施形態のシーツ付きベッド100では、レール部312およびスライダー313が、第1の面ファスナー311をベッドの長手方向にスライドさせるためのスライド手段を構成している。
一般的に、ギャッジアップ機能を有するベッドでは、床板をギャッジアップする際に、床板上に設置されたマットレスが床板より頭部方向にずれる(移動する)。逆に、床板を水平な状態に戻す際に、マットレスが足部側に戻る。
本実施形態のシーツ付きベッド100では、ベッドの床板30が平らな状態で、スライダー313を、レール部312の足部側の端部に位置させた状態で、床板30上にマットレス40を載置する。そして、前述した第1実施形態と同様にして、ベッド用シーツ1をマットレス40に取り付ける。
かかるシーツ付きベッド100では、マットレス40が頭部側に伸びる際には、マットレス40の頭部側の第2の面ファスナー41の移動に追従して、セグメント部31の第1の面ファスナー311が頭部側へとスライドする。また、マットレス40が足部側に戻る際には、マットレス40の頭部側の第2の面ファスナー41の移動に追従して、セグメント部31の第1の面ファスナー311が足部側へとスライドする。このように、セグメント部31の第1の面ファスナー311が、マットレス40の頭部側の第2の面ファスナー41の動きに追従してスライドするため、各面ファスナーに挟まれたベッド用シーツ1のメッシュ生地部12もマットレス40とともに移動することができる。その結果、マットレス40が変形した際に、ベッド用シーツ1がずれたり、しわが発生するのをより確実に防止することができる。その結果、ベッド用シーツ1がマットレス40からずれるのをより確実に防止することができる。
また、上記構成のスライド手段では、スライダー313の長手方向の長さをレール部312よりも長く設計することができるため、スライダー313上に設けられる第1の面ファスナー311の長さを長くすることができる。これにより、マットレス40が変形した際にも、ベッド用シーツ1のメッシュ生地部12が、第1の面ファスナー311と第2の面ファスナー41との間でより確実に固定され、ベッド用シーツ1のずれ、しわの発生をさらに確実に防止することができる。
なお、スライダー313の長さ(長手方向の長さ)は、特に限定されないが、10〜70cm程度であるのが好ましく、20〜50cm程度であるのがより好ましい。各レール部312の長さは、スライダー313の長さから、必要なスライドの長さ、言い換えれば、スライダー313がレール部312をスライドする距離(10〜20cm程度)を差し引いた長さに設定するのが好ましい。これにより、第1の面ファスナー311をマットレス40の動きに合わせて確実にスライドさせることができる。
なお、本実施形態では、スライド手段を、図10ないし図12に示すようなレール部312とスライダー313とで構成することもできる。
図11および図12に示すように、各レール部312は、断面略C字状をなしており、その長手方向に空洞が形成されている。また、スライダー313は、断面略H字状をなしており、その上面に第1の面ファスナー311が設けられ、下側の片部がレール部312の空洞内を頭部側または足部側にスライドするように構成されている(図10参照)。かかる構成のスライド手段を用いる場合には、ベッドの床板30を平らな状態にして、その上にマットレス40を載置する際に、スライダー313を、レール部312の足部側の端部に位置させる(図10参照)。このようなスライド手段を用いた場合でも、前述した本実施形態のシーツ付きベッドと同様の作用・効果を得ることができる。
さらに、スライド手段を、図13に示すような構成とすることもできる。
図13に示すスライド手段は、セグメント部31の幅方向の両側部のそれぞれに、厚さ方向に貫通し、かつ、その長手方向に切り欠かれた切欠部と、この切欠部に沿ってスライド可能なスライダー313とから構成される。なお、このスライダー313は、図12に示すスライダー313と同様の構成を有する。
図13に示すスライド手段は、セグメント部31の幅方向の両側部のそれぞれに、厚さ方向に貫通し、かつ、その長手方向に切り欠かれた切欠部と、この切欠部に沿ってスライド可能なスライダー313とから構成される。なお、このスライダー313は、図12に示すスライダー313と同様の構成を有する。
かかる構成のスライド手段では、レール部を設ける代わりに、セグメント部31に上述したような切欠部を形成し、スライダー313の下側の片部が、セグメント部31の下側で頭部側または足部側にスライドするように構成されている。このように、あらかじめベッド(セグメント部31)に切欠部を形成しておけば、この切欠部にスライダー313を直接取り付けるだけで、上述したような本実施形態のシーツ付きベッドと同様の効果を得ることができる。したがって、かかる構成のスライド手段では、レール部をセグメント部31に取り付ける手間を省くことができ、スライド手段のコスト削減を図ることができるという利点がある。
なお、上記の説明では、床板30を構成する各セグメント部31、32、33および34のうち、頭部側のセグメント部31にスライド手段(レール部312およびスライダー313)を設けているが、本考案はこれに限定されない。例えば、その他の各セグメント部32、33および34のうちのいずれか、または全てに、セグメント部31に設けたスライド手段と同様のスライド手段を設けてもよい。このように、マットレス40の第2の面ファスナー41に追従してスライドする第1の面ファスナーの数を多くすることにより、ベッド用シーツ1のずれや、しわの発生をより確実に防止することができる。
かかる第2実施形態のシーツ付きベッド100によっても、前記第1実施形態のシーツ付きベッド100と同様の作用・効果を生じる。
以上、本考案のベッド用シーツおよびシーツ付きベッドを図示の実施形態に基づいて説明したが、本考案は、これに限定されるものではなく、各構成は、同様の機能を発揮し得る任意のものと置換することができ、あるいは、任意の構成のものを付加することができる。
例えば、本考案では、前記第1および第2実施形態の任意の構成を組み合わせることもできる。
1…ベッド用シーツ 10…ベッド本体 11…シーツ生地部 12…メッシュ生地部 20…ベッドフレーム 21…ベース 211…キャスター 22…ヘッドボード 23…フットボード 30…床板 31、32、33、34…セグメント部 311、321、331、341…第1の面ファスナー 312…レール部 313…スライダー 342…マットレス止め 35、36、37…ジョイント部 40…マットレス 41…第2の面ファスナー 100…シーツ付きベッド
Claims (8)
- ベッドフレームと該ベッドフレームに支持される長尺状の床板とを備えるベッド本体と、前記床板上に載置されるマットレスとを有し、前記床板の上面には、その両側部の少なくとも一部に長手方向に沿って形成された第1の面ファスナーが設けられ、前記マットレスの下面には、その両側部に前記第1の面ファスナーと係合する第2の面ファスナーが設けられたベッドに用いられるベッド用シーツであって、
当該ベッド用シーツは、その両側部にメッシュ生地で形成された一対のメッシュ部を備えており、前記ベッドの一方の側部側で前記第1の面ファスナーと前記第2の面ファスナーとの間に一方の前記メッシュ部を挟んだ状態で、前記マットレスの上面を覆うようにして前記ベッドの他方の側部側で前記第1の面ファスナーと前記第2の面ファスナーとの間に他方の前記メッシュ部を挟んで用いられることを特徴とするベッド用シーツ。 - 前記一対のメッシュ部以外のシーツ生地部領域によって、前記マットレスの両側面および上面が覆われるように構成されている請求項1に記載のベッド用シーツ。
- ベッドフレームと該ベッドフレームに支持される長尺状の床板とを備えるベッド本体と、前記床板上に載置されるマットレスとを有し、前記床板の上面には、一方の側部の少なくとも一部に長手方向に沿って形成された第1の面ファスナーが設けられ、前記マットレスの下面には、前記第1の面ファスナーと係合する第2の面ファスナーが設けられたベッドに用いられるベッド用シーツであって、
当該ベッド用シーツは、その一方の側部にメッシュ生地で形成されたメッシュ部を備えており、前記ベッドの一方の側部側で前記第1の面ファスナーと前記第2の面ファスナーとの間に前記メッシュ部を挟んだ状態で、前記マットレスの上面を覆うようにして前記ベッドの他方の側部側で前記マットレスと前記床板との間に他方の側部を挟んで用いられることを特徴とするベッド用シーツ。 - 前記床板は、その長手方向の少なくとも一部において屈曲可能に構成されており、
前記マットレスは、前記床板の屈曲の程度に追従して屈曲するように構成されている請求項1ないし3のいずれかに記載のベッド用シーツ。 - 前記床板は、長手方向に分割され、互いに連結した状態で高さ方向に変位可能な少なくとも2つ以上のセグメント部材からなり、
前記第1の面ファスナーは、各前記セグメント部材の両側部にそれぞれ設けられており、前記第2の面ファスナーは、前記マットレスの前記第1の面ファスナーに対応する位置に設けられている請求項4に記載のベッド用シーツ。 - 各前記セグメント部材のうち少なくとも頭部側のセグメント部材は、その両側部に前記第1の面ファスナーを長手方向にスライドさせるスライド手段を有している請求項5に記載のベッド用シーツ。
- 前記スライド手段は、一対のレール部と当該レール部をスライド可能に設けられたスライダーとで構成されており、
前記第1の面ファスナーは、前記スライダーの上面に設けられている請求項6に記載のベッド用シーツ。 - ベッドフレームと該ベッドフレームに支持される長尺状の床板とを備えるベッド本体と、
前記床板上に載置されるマットレスと、
前記マットレスの両側面および上面を覆うベッド用シーツとを有し、
前記床板の上面には、その両側部の少なくとも一部に長手方向に沿って形成された第1の面ファスナーが設けられており、
前記マットレスの下面には、その両側部に前記第1の面ファスナーと係合する第2の面ファスナーが設けられており、
前記ベッド用シーツは、その両側部にメッシュ生地で形成された一対のメッシュ部を備えており、前記ベッドの一方の側部側で前記第1の面ファスナーと前記第2の面ファスナーとの間に一方の前記メッシュ部を挟んだ状態で、前記マットレスの上面を覆うようにして前記ベッドの他方の側部側で前記第1の面ファスナーと前記第2の面ファスナーとの間に他方の前記メッシュ部を挟んで用いられることを特徴とするシーツ付きベッド。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3188960U true JP3188960U (ja) | 2014-02-13 |
Family
ID=
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114886265A (zh) * | 2022-06-30 | 2022-08-12 | 慕思健康睡眠股份有限公司 | 一种床单夹持装置及床架 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114886265A (zh) * | 2022-06-30 | 2022-08-12 | 慕思健康睡眠股份有限公司 | 一种床单夹持装置及床架 |
CN114886265B (zh) * | 2022-06-30 | 2023-11-03 | 慕思健康睡眠股份有限公司 | 一种床单夹持装置及床架 |
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