JP3188952B2 - カーボンナノチューブの回収方法 - Google Patents

カーボンナノチューブの回収方法

Info

Publication number
JP3188952B2
JP3188952B2 JP21511398A JP21511398A JP3188952B2 JP 3188952 B2 JP3188952 B2 JP 3188952B2 JP 21511398 A JP21511398 A JP 21511398A JP 21511398 A JP21511398 A JP 21511398A JP 3188952 B2 JP3188952 B2 JP 3188952B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon nanotubes
carbon
ion beam
ion
irradiation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP21511398A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11106208A (ja
Inventor
和弘 山本
義紀 古賀
修三 藤原
Original Assignee
経済産業省産業技術総合研究所長
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 経済産業省産業技術総合研究所長 filed Critical 経済産業省産業技術総合研究所長
Priority to JP21511398A priority Critical patent/JP3188952B2/ja
Publication of JPH11106208A publication Critical patent/JPH11106208A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3188952B2 publication Critical patent/JP3188952B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーボンナノチュ
ーブの回収方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カーボンナノチューブについて研
究、開発が進められており、その製造方法の一つに、1
00Torr程度のヘリウムガス中で炭素棒を電極とし
てアーク放電を行う方法がある。この方法によれば、陰
極先端に成長した炭素堆積物中にカーボンナノチューブ
が生成する。従って生成した炭素堆積物を回収し、それ
からカーボンナノチューブを分離することでカーボンナ
ノチューブを得ている。また、ヘリウムガスの代わりに
アルゴンガスを用いて500Torr程度の圧力下でア
ーク放電を行うことによっても、カーボンナノチューブ
が生成することが確認されている。さらに、アーク放電
の代わりに、100Torr程度のヘリウムガス中で黒
鉛のレーザーアブレーションを行うことによってもカー
ボンナノチューブが生成することが確認されている。
【0003】一方、画像表示素子、計測装置、半導体製
造装置等において使用される電子線源素子は、酸化物焼
結体カソードやタングステン等の高融点金属を通電加熱
することにより熱電子を放出するタイプと、先端を鋭く
尖らせたタングステン等の高融点金属に強電界を印加し
て電界放射電子を放出するタイプに大きく分別される。
従来の電子線源素子に関する技術は応用物理、第61
巻、第7号、p.698−701に記載されている。
【0004】また、電子線源素子における電界放射電子
放出体として、上記のカーボンナノチューブを用いるこ
とも提案されている。カーボンナノチューブを用いて電
子線源素子を作製する場合、従来の方法では、カーボン
ナノチューブの製造装置からカーボンナノチューブを分
離回収して、このカーボンナノチューブを所定の方向に
配列させて、さらにカーボンナノチューブに電極を設け
る必要がある。しかし、この場合、非常に微小であるカ
ーボンナノチューブを配列させ、そこに電極を設けるこ
とは実際には非常に困難を伴うものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の実情に鑑みてなされたもので、カーボンナノ
チューブの回収方法を提供することをその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、炭素質固体表面の一
部に、500Vから20000Vの範囲にあるイオン加
速電圧の負荷による得られるイオンビームを、高真空下
で照射し、照射された部分にカーボンナノチューブを形
成し、カーボンナノチューブを回収する方法が提供され
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、平板状の炭素質固体表
面上の一部にイオンビームを照射し、その照射した部分
にカーボンナノチューブを形成させるものであり、平板
状の炭素質固体表面の一部にイオンビームを照射したこ
とにより照射した部分にカーボンナノチューブを有する
平板状の炭素質固体構造体を形成し、カーボンナノチュ
ーブを回収するである。本発明に用いる炭素質固体構造
体は、平板状の炭素質固体表面上の一部に、高真空下で
イオンビームを照射する。炭素質固体構造体としては、
黒鉛、フラーレン炭素、アモルファスカーボン等を用い
ることができる。炭素質固体構造体は、平板体状であ
る。フラーレン炭素、アモルファスカーボンのような膜
状の物や粉体状の物は、これをプレス成形して成形体と
して使用することができる。本発明で使用するイオンビ
ームとしては、アルゴン、クリプトン、ネオン、キセノ
ン等の希ガスのイオンビーム、窒素ガスのイオンビー
ム、ガリウムのイオンビーム等が用いられる。イオンビ
ームの照射角度は、平板状の炭素質固体構造体の照射部
表面に垂直に立てた法線に対して0〜20度の範囲とす
る。この範囲の照射角度では、該固体表面の照射部にス
パッタされた炭素原子が再付着し、カーボンナノチュー
ブを生成させることができる。照射角度が20度より大
きいと、該固体表面がエッチングされ、凹凸が著しく形
成されるだけで、カーボンナノチューブを生成させるこ
とはできない。 本発明の炭素質物を作製する場合の条
件を示すと、イオン加速電圧:500〜20000V、
好ましくは3000〜10000V、イオン電流:0.
01〜1000mA、好ましくは1〜100mA、イオ
ンビーム照射時間:300〜3600sec、好ましく
は600〜1800sec、真空度:5×10-4Tor
r以下、好ましくは5×10-5Torr以下である。前
記のようなイオンビーム照射により、炭素質固体表面上
のイオンビーム照射領域にカーボンナノチューブが形成
されるが、カーボンナノチューブは固体表面から空間に
斜めに直線的に突出するように生成する。このカーボン
ナノチューブは、外見的には細長い筒型の形状を示し、
その外径は2〜50nm、内径は1〜10nmであり、
その平均外径は約20nm程度、平均内径は約5nm程
度であり、また、その長さは0.01〜5μm、特に
0.2〜1μmであり、その平均長さは約0.5μm程
度である。
【0008】本発明に用いる炭素質固体構造体は、前記
固体表面のイオンビーム照射領域にのみカーボンナノチ
ューブを生成させたものであり、電子線源素子用電子放
出体として好ましく使用できる。即ち、前記固体表面上
のビーム照射領域にカーボンナノチューブを生成させ
て、そのカーボンナノチューブの存在しない部分に電極
を設けることにより、電子線源素子用電子放出体とする
ことができ、このものを用いることにより、電子線源素
子を容易に作製することができる。
【0009】図1に、本発明の電子線源素子の構成図を
示す。この図において、12は炭素質固体構造体基板、
11はその中央部表面に形成されたカーボンナノチュー
ブ層、13は炭素質固体基板の周端部表面に形成された
電極、14は絶縁体層(アルミナ層)、13はその上に
形成された電極、15はその電極13上に形成された銅
製メッシュからなる電子線引出し電極を示す。図1に示
した本発明の電子線源素子は、周端部が電極構造に形成
された平板状炭素質固体構造体の基板(図1において、
電子線引出し電極15及びカーボンナノチューブ層11
を除いた構造物)を用い、その炭素質固体表面上にイオ
ン照射してカーボンナノチューブ層11を形成した後、
電子線引出し電極15を付設することにより製造するこ
とができる。
【0010】
【実施例】次に本発明を実施例により詳述する。 実施例1 カウフマン型イオンガンを装備したイオンビーム・スパ
ッタリング装置を用いて、スパッタターゲットの位置に
試料である黒鉛からなる円板(直径:10mm、厚さ:
0.3mm)を設置してイオンビーム照射を行って、本
発明による炭素質物を作製した。このスパッタリング装
置によるイオン照射は黒鉛円板の表面より立てた法線に
対する角度(以下、同じ)で、0〜90度の範囲内の任
意の角度で行うことができるようになっている。イオン
ガスにはアルゴンを用いた。装置内を2×10-7Tor
r以下に真空排気後、アルゴンガスを導入し、イオン照
射を行った。イオン照射中のアルゴンガス圧力は2×1
-4Torrであった。イオンガンの加速電圧は120
0V、イオン電流は1mA、イオンビーム照射時間は1
800secであった。黒鉛円板へのイオンビームの照
射角度を変えて、黒鉛円板表面の形態変化を調べたとこ
ろ、照射角度が30度より大きい角度では、スパッタリ
ングにより黒鉛表面がエッチングされ、表面の凹凸が著
しくなった。照射角度を黒鉛表面から30度以下の角度
にすると、イオンビームによりスパッタされた炭素原子
の元の黒鉛表面への再付着が見られた。この再付着物を
調べた結果、ダイヤモンド結合(SP3混成結合)を多
く含んだ非晶質の炭素膜であった。さらに、イオンビー
ムの照射角度を0〜20度の角度にすると、黒鉛円板表
面に繊維状の再付着物が観察された。この繊維状の再付
着物を透過型電子顕微鏡を用いて観察したところ、中空
構造を持ったカーボンナノチューブであることが確認さ
れた。また、この繊維状の再付着物につき、電子線エネ
ルギー損失分光を用いて、炭素のK吸収端付近のエネル
ギー損失スペクトルを調べたところ、ヘリウムガス中で
の炭素のアーク放電により得られるカーボンナノチュー
ブの損失スペクトルと同一であった。このことからも繊
維状の再付着物がカーボンナノチューブであることが確
認された。また、イオンビームを照射するターゲット材
料として、黒鉛の代わりにアモルファスカーボン膜やフ
ラーレン炭素粉をプレス成形して形成した板状体を用い
て、上記と同様な方法を実施したところ、黒鉛円板を用
いた場合と同様に、イオンビーム照射領域にカーボンナ
ノチューブの生成が確認された。さらに、照射イオンと
して、アルゴンイオンの代わりにクリプトン、キセノ
ン、ネオンの希ガスイオン及び窒素ガスの各イオンを用
いて、上記と同様な方法を実施したところ、カーボンナ
ノチューブの生成が確認された。
【0011】実施例2 集束イオンビーム加工装置(日立製作所製:FB−20
00)を用いてイオンビーム照射を行った。この装置は
イオン源としてGa液体金属イオン源を装備し、さらに
イオンを集束させるレンズ系および偏向器を備えてお
り、二次イオン像を観察しながら特定の箇所にイオンビ
ームを照射できるようになっている。また、この装置は
試料ホルダーの傾斜機構を使用することにより、イオン
ビームの入射角を変えることができるようになってい
る。黒鉛円板試料を試料ホルダーにセットし、装置内を
2×10-6Torr以下に真空排気後、ガリウムイオン
を黒鉛円板に照射した。イオンガスの加速電圧は10k
V、イオン電流は100mA、イオンビーム照射時間は
600secであった。黒鉛円板表面へのイオンビーム
の照射角度を変えて、黒鉛円板表面の形態変化を調べた
ところ、照射角度が20度より大きい角度では、スパッ
タリングにより黒鉛円板表面がエッチングされ、表面の
凹凸が著しくなったことが観察され、照射角度を20度
以下の角度にすると、黒鉛円板表面に繊維状の付着物が
観察された。この繊維状の付着物を透過型電子顕微鏡を
用いて観察したところ、中空構造を持ったカーボンナノ
チューブであることが確認された。さらに電子線エネル
ギー損失分光を用いて、炭素のK吸収端付近のエネルギ
ー損失スペクトルを調べたところ、ヘリウムガス中での
炭素のアーク放電により得られるカーボンナノチューブ
の損失スペクトルと同一であった。このことからも繊維
状の再付着物がカーボンナノチューブであることが確認
された。また、イオンビームを照射するターゲット材料
として、黒鉛円板の代わりにアモルファスカーボン膜や
フラーレン炭素粉をプレスして形成した円板を用いて、
上記と同様な方法を実施したところ、黒鉛円板を用いた
場合と同様に、イオンビーム照射領域にカーボンナノチ
ューブの生成が確認された。偏向器によりガリウムイオ
ンを走査して特定の箇所にのみイオンビームを照射した
ところ、照射した箇所にのみカーボンナノチューブが生
成した。
【0012】実施例3 図1に示した構造の中央部にカーボンナノチューブ層1
1を有する電子線源素子を作製した。この場合、炭素質
固体基板12としては黒鉛基板を用い、電極13として
は銅薄膜を用い、絶縁層14としてはアルミナ薄膜を用
いた。また、電子線の引出し電極15としては銅製のメ
ッシュを用いた。この電子線源素子(電子線発生デバイ
ス)において、黒鉛基板12に接した電極13を陰極、
アルミナ薄膜14上に形成した電極13を陽極として電
源に接続し、陽極を接地すると、陰極に負の電位が印加
される。次に、この電子線源素子を真空容器内にセット
し、容器内を2×10-6Torr程度の真空に排気し
た。電子線源素子の電極13、13間に電位を徐々にか
けると、およそ100Vで電流が発生した。更に電位を
かけると発生する電流値は増大し、500Vで10mA
の電流が発生した。
【0013】
【発明の効果】本発明によるカーボンナノチューブの形
成は、平板状の炭素質固体表面に対してイオンビームを
照射することにより行われ、カーボンナノチューブは、
炭素質固体表面上のそのイオンビーム照射部(領域)の
みに選択的に形成される。従って、本発明によれば、炭
素質固体表面上の任意の位置にカーボンナノチューブを
形成し、回収することができる。本発明によれば、炭素
質基板上に電子線源素子用の電子放出体としてのカーボ
ンナノチューブ層と電極を形成させた構造の電子放出体
を容易に作製することができる。そして、このような電
子放出体を用いることにより、電子線源素子を容易に作
製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子線源素子の構成説明図を示す。
【符号の説明】
11 カーボンナノチューブ層 12 炭素質基板 13 電極 14 絶縁体層 15 電子線引出し電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C01B 31/02 101 B01J 19/08 C23C 14/06 CA(STN)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素質固体表面の一部に、500Vから
    20000Vの範囲にあるイオン加速電圧の負荷による
    得られるイオンビームを、高真空下で照射し、照射され
    た部分にカーボンナノチューブを形成し、回収すること
    を特徴とするカーボンナノチューブを回収する方法。
JP21511398A 1996-02-13 1998-07-30 カーボンナノチューブの回収方法 Expired - Lifetime JP3188952B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21511398A JP3188952B2 (ja) 1996-02-13 1998-07-30 カーボンナノチューブの回収方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21511398A JP3188952B2 (ja) 1996-02-13 1998-07-30 カーボンナノチューブの回収方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2503796A Division JP2873930B2 (ja) 1996-02-13 1996-02-13 カーボンナノチューブを有する炭素質固体構造体、炭素質固体構造体からなる電子線源素子用電子放出体、及び炭素質固体構造体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11106208A JPH11106208A (ja) 1999-04-20
JP3188952B2 true JP3188952B2 (ja) 2001-07-16

Family

ID=16666977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21511398A Expired - Lifetime JP3188952B2 (ja) 1996-02-13 1998-07-30 カーボンナノチューブの回収方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3188952B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2384008B (en) * 2001-12-12 2005-07-20 Electrovac Method of synthesising carbon nano tubes
KR100477506B1 (ko) * 2002-11-26 2005-03-17 전자부품연구원 전자빔을 이용한 단일 탄소 나노튜브의 수직 정렬 성장제조방법
JP2006131475A (ja) * 2004-11-09 2006-05-25 Nagoya Institute Of Technology カーボンナノチューブあるいはカーボンナノファイバの製造方法およびナノ構造作製方法
KR100611643B1 (ko) 2005-01-26 2006-08-11 광주과학기술원 분말형 탄소구조체의 정제 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11106208A (ja) 1999-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2873930B2 (ja) カーボンナノチューブを有する炭素質固体構造体、炭素質固体構造体からなる電子線源素子用電子放出体、及び炭素質固体構造体の製造方法
US6283812B1 (en) Process for fabricating article comprising aligned truncated carbon nanotubes
US20020006489A1 (en) Electron emitter, manufacturing method thereof and electron beam device
US6359378B1 (en) Amplifier having multilayer carbon-based field emission cathode
US7777404B1 (en) Field emission type electron gun comprising single fibrous carbon electron emitter and operating method for the same
EP0989579A2 (en) Device comprising a carbon nanotube field emitter structure and process for forming device
JP2004079223A (ja) カーボンナノチューブを有する電子源とそれを用いた電子顕微鏡および電子線描画装置
US20080287030A1 (en) Method of fabricating carbide and nitride nano electron emitters
US6806629B2 (en) Amorphous diamond materials and associated methods for the use and manufacture thereof
JP3188952B2 (ja) カーボンナノチューブの回収方法
JP3525135B2 (ja) 炭素原子クラスターイオン生成装置及び炭素原子クラスターイオンの生成方法
JP2000268741A5 (ja)
JP4895938B2 (ja) 電界放出型電子銃およびそれを用いた電子線応用装置
JP3423639B2 (ja) カーボンナノチューブの製造方法および製造装置
JP2006049293A (ja) 電界放出型電子銃およびそれを用いた電子ビーム応用装置
JP4104248B2 (ja) 電子素子の製造方法および電子素子
JP4104241B2 (ja) 電子素子
JP4405027B2 (ja) 冷陰極素子
JP2009252413A (ja) 電子線源
US20060001350A1 (en) Field emission electron gun and electron beam apparatus using the same
JP2001236875A (ja) 電界放出型電子源及びそのカーボンナノチューブの製造方法
JP2004511069A (ja) 高い電流密度用途の多層炭素ベース電界放出電子デバイス
JPH08259218A (ja) マイカ、その処理方法、それを用いた電気抵抗素子及び光センサ素子
JPH1179900A (ja) 微細構造物の形成方法
JP2001210226A (ja) 電界放出型電子源

Legal Events

Date Code Title Description
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term