JP3188194U - ポイント情報管理システム - Google Patents

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智生 光盛
修 山陰
佐知子 古川
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Abstract

【課題】店舗のポイント管理負担の低減を図り、新規顧客獲得や顧客維持につなげるポイント情報管理システムを提供する。
【解決手段】ポイント情報管理システム10は、顧客ごとに付与される顧客識別のための顧客識別手段11と、店舗に設置される店舗側端末100と、管理者側に設置されるとともに店舗側端末を管理する管理側サーバ300とを備え、店舗にて顧客識別手段を提示した顧客が店舗の商品を購入したときに、商品とセット販売されるポイント券のポイント情報を管理側サーバと店舗側端末とが協働して管理し、顧客が購入したポイント券のポイント情報に対応する金額を店舗から管理口座301に送金し蓄積することができ、顧客が店舗でポイント券を使用したときに、顧客が使用したポイント券のポイント情報に対応する金額を管理口座から店舗に送金することができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、ポイント情報管理システムに係り、特に、管理者のサーバと店舗端末が協働して顧客のポイント情報を管理するポイント情報管理システムに関する。
近年、店舗等での購入額に応じて記録及び累積された点数(ポイント)を将来の購入代金に充当したり、割引の基礎にしたりするポイントサービスは、広く一般に普及している。例えば、下記の特許文献1には、ポイントサービス提供者が顧客のポイントを管理するポイントカード、ポイントカード処理装置及びポイントカードシステムが開示されている。
そして、ポイントサービスを提供する店舗等は、顧客の店舗等での購入額や購入商品などの顧客の情報をマーケティングに活用したり、ポイントを使用するために再度その店舗等に来店する新規顧客の獲得や顧客の維持に利用したりしている。そして、ポイントサービスを受ける顧客は、累積されたポイントによって商品の購入代金の支払いをすることなどによって、満足感を味わうことができることになる。
特開2002−32859号公報
しかしながら、従来のポイントサービスでは、店舗等によるポイントの管理負担やポイントサービスに対する経費負担が大きいという課題があった。また、商品の販売価格の何割かを還元するというポイントサービスにおいて、顧客のポイントカードなどに付与されるポイントは、顧客が自らポイントの費用を負担しているのか否か明確ではないという課題があった。
本考案は、上記の課題を鑑みて成されたものであり、その目的は、管理側サーバと店舗側端末が協働して顧客のポイント情報を管理し、店舗のポイント管理負担の低減を図るとともに、新規顧客の獲得や顧客の維持につながるポイント情報管理システムを提供することにある。
本考案に係るポイント情報管理システムは、顧客ごとに付与される顧客識別のための顧客識別手段と、店舗に設置される店舗側端末と、管理者側に設置されるとともに前記店舗側端末を管理する管理側サーバと、を備え、店舗にて前記顧客識別手段を提示した顧客が店舗の商品を購入したときに、前記商品とセット販売されるポイント券のポイント情報を、前記管理側サーバと前記店舗側端末とが協働して管理するポイント情報管理システムにおいて、前記店舗側端末は、前記顧客識別手段を読み取ることで顧客識別を行う顧客識別情報読取部と、各々の顧客が過去に取得した前記ポイント情報を顧客ごとに記録する店舗側ポイント情報記録部と、顧客が店舗で商品及びポイント券を購入したときに、前記顧客識別情報読取部によって顧客識別が行われた当該顧客の識別情報と、当該顧客が購入した前記ポイント券のポイント情報とを取得し、当該ポイント情報を前記店舗側ポイント情報記録部に追加記録することで当該顧客が取得したポイント情報の加算を行う店舗側ポイント情報加算部と、前記店舗側ポイント情報加算部によって加算された前記ポイント情報を前記管理側サーバに送信するとともに、当該ポイント情報に対応する金額を、店舗から管理者が管理する管理口座に送金指令する店舗側ポイント金額送金指令部と、を有し、前記管理側サーバは、前記店舗側ポイント金額送金指令部によって送信された前記ポイント情報を取得し、記録する管理側ポイント情報記録部と、前記ポイント情報を前記管理側ポイント情報記録部に追加記録することでポイント情報の加算を行う管理側ポイント情報加算部と、前記管理側ポイント情報加算部によって加算された前記ポイント情報に基づいて、当該ポイント情報に対応する金額の前記管理口座への着金を確認する管理側ポイント金額着金確認部と、を有し、顧客が購入した前記ポイント券の前記ポイント情報に対応する金額を、店舗から前記管理口座に送金し蓄積することを特徴とするものである。
また、本考案に係るポイント情報管理システムは、前記店舗側端末は、前記ポイント券の前記ポイント情報を読み取るポイント券情報読取部と、顧客が店舗で前記ポイント券を使用したときに、前記ポイント券情報読取部によって読み取られた当該ポイント券のポイント情報を、前記店舗側ポイント情報記録部に追加記録することで当該顧客が使用したポイント情報の減算を行う店舗側ポイント情報減算部と、前記店舗側ポイント情報減算部によって減算された前記ポイント情報に基づいて、当該ポイント情報を前記管理側サーバに送信するとともに、当該ポイント情報に対応する金額前記管理口座から店舗に送金要求する店舗側ポイント金額送金要求部と、前記店舗側ポイント金額送金要求部によって送金要求された前記ポイント情報に対応する金額の着金を確認する店舗側ポイント金額着金確認部と、を有し、前記管理側サーバは、前記店舗側ポイント金額送金要求部によって送信された前記ポイント情報を取得し、前記管理側ポイント情報記録部に追加記録することで顧客が使用したポイント情報の減算を行う管理側ポイント情報減算部と、前記管理側ポイント減算部によって減算された前記ポイント情報に基づいて、当該ポイント情報に対応する金額を、前記管理口座から店舗に送金指令する管理側ポイント金額送金指令部と、を有し、顧客が使用した前記ポイント券の前記ポイント情報に対応する金額を、前記管理口座から店舗に送金することを特徴とするものである。
さらに、本考案に係るポイント情報管理システムは、前記店舗側端末は、顧客から前記商品が返品されたときに、前記ポイント券情報読取部によって当該商品とセット販売されたポイント券のポイント情報を読み取り、前記店舗側ポイント情報記録部に記録されている当該ポイント情報を削除する店舗側返品ポイント情報削除部と、前記店舗側返品ポイント情報削除部によって削除された前記ポイント情報を前記管理サーバに送信するとともに、当該ポイント情報に対応する金額を、前記管理口座から店舗に送金要求する店舗側返品ポイント金額送金要求部と、前記店舗側返品ポイント金額送金要求部によって送金要求された前記ポイント情報に対応する金額の着金を確認する店舗側返品ポイント金額着金確認部と、を有し、前記管理側サーバは、前記店舗側返品ポイント金額送金要求部によって送信された前記ポイント情報を取得し、前記管理側ポイント情報記録部の当該ポイント情報を削除する管理側返品ポイント情報削除部と、前記管理側返品ポイント情報削除部によって削除された前記ポイント情報に基づいて、当該ポイント情報に対応する金額を、前記管理口座から店舗に送金指令する管理側返品ポイント金額送金指令部と、を有することとすることができる。
またさらに、本考案に係るポイント情報管理システムは、前記管理側サーバは、顧客が購入した前記ポイント券を一定期間経過すると無効とし、当該ポイント券のポイント情報を通知する管理側無効ポイント情報通知部と、前記管理側無効ポイント情報通知部によって通知された前記ポイント情報に基づいて、前記管理側ポイント情報記録部の当該ポイント情報を削除又は減算する管理側無効ポイント情報削除部と、前記管理側無効ポイント情報削除部によって削除又は減算された前記ポイント情報を前記店舗側端末に送信するとともに、当該ポイント情報に対応する金額の一部を、前記管理口座から店舗に送金指令する管理側無効ポイント金額送金指令部と、を有し、前記店舗側端末は、前記管理側無効ポイント金額送金指令部によって送信された前記ポイント情報を取得し、前記店舗側ポイント情報記録部に記録された当該ポイント情報を無効とし、顧客が店舗で当該ポイント情報にかかるポイント券を使用することを不可能とする店舗側ポイント情報無効化部と、前記店舗側ポイント情報無効化部によって顧客が店舗で使用することが不可能となった前記ポイント券の前記ポイント情報を削除又は減算する店舗側無効ポイント情報削除部と、前記管理側無効ポイント金額送金指令部によって送金指令された前記ポイント情報に対応する金額の着金を確認する店舗側無効ポイント金額着金確認部と、を有することとすることができる。
さらにまた、本考案に係るポイント情報管理システムは、顧客が店舗で前記ポイント券を使用するとき、前記顧客識別手段を読み取る前記顧客識別情報読取部によって顧客識別が行われた当該顧客の識別情報と、前記ポイント券情報読取部によって読み取られた当該ポイント券のポイント情報にかかる顧客の識別情報との一致を確認する顧客情報確認部を有し、前記ポイント券を購入した顧客のみが当該ポイント券を使用できるようにしたこととすることができる。
また、本考案に係るポイント情報管理システムは、前記顧客識別手段は、店舗にて配布されたカードに付与されたコードであることとすることができる。
さらに、本考案に係るポイント情報管理システムは、前記顧客識別手段は、店舗の顧客が有する顧客端末に対して表示されるコードであることとすることができる。
本考案によれば、管理側サーバと店舗側端末が協働して顧客のポイント情報を管理し、店舗のポイント管理負担の低減を図るとともに、新規顧客の獲得や顧客の維持につながるポイント情報管理システムを提供することができる。
本実施形態に係るポイント情報管理システムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態に係るポイント情報記録部に格納されるポイント情報の例を示す図である。 本実施形態に係るポイント情報管理システムのポイント情報加算の例を示すフローチャートである。 本実施形態に係るポイント情報記録部に格納されるポイント情報の格納例を示す第一の説明図である。 本実施形態に係るポイント情報記録部に格納されるポイント情報の格納例を示す第二の説明図である。 本実施形態に係るポイント情報管理システムのポイント情報減算の例を示すフローチャートである。 本実施形態に係るポイント情報記録部に格納されるポイント情報の格納例を示す第三の説明図である。 本実施形態に係るポイント情報記録部に格納されるポイント情報の格納例を示す第四の説明図である。 本実施形態に係るポイント情報管理システムの返品された商品のポイント情報削除の例を示すフローチャートである。 本実施形態に係るポイント情報管理システムのポイント情報無効化の例を示すフローチャートである。 本実施形態に係るポイント情報管理システムのポイント情報減算の変形例を示すフローチャートである。
以下、本考案を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る考案を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが考案の解決手段に必須であるとは限らない。
まず、図1及び図2を用いて、本実施形態に係るポイント情報管理システム10の構成例について、説明する。ここで、図1は、本実施形態に係るポイント情報管理システムの構成例を示すブロック図である。図2は、本実施形態に係るポイント情報記録部に格納されるポイント情報の例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係るポイント情報管理システム10は、顧客ごとに付与される顧客識別のための顧客識別手段11と、店舗に設置される店舗側端末100と、管理者側に設置されるとともに店舗側端末100を管理する管理側サーバ300と、を含んで構成される。そして、店舗側端末100及び管理側サーバ300は、それぞれ、インターネットなどの通信ネットワーク200によって接続され、データなどの情報のやりとりをすることができるようになっている。
そして、本実施形態に係るポイント情報管理システム10は、店舗にて顧客識別手段11を提示した顧客が店舗の商品を購入したときに、商品とセット販売されるポイント券のポイント情報を管理側サーバ300と店舗側端末100とが協働して管理するポイント情報管理システム10である。管理側サーバ300と店舗側端末100とが協働してポイント情報を管理することによって、店舗のポイント管理負担の低減を図ることができるようになる。
顧客識別手段11は、顧客ごとに付与される顧客識別のためのものであり、例えば、店舗にて配布されたカードに付与されたコードや顧客が有する顧客端末に表示されるコードなどによって構成される。
顧客識別手段11に店舗で配布されたカードを用いる場合には、店舗で顧客にカードを配布するときに、顧客に氏名、住所、年齢や性別などの個人情報を記載させ、顧客をその店舗のカード会員やポイントカードの会員とすることができる。そして、店舗で配布されたカードに付与されるコードとしては、例えば、一次元コードであるバーコード、二次元コードであるQRコード(登録商標)や磁気ストリップなどを用いることができる。
また、顧客識別手段11に顧客が有する顧客端末を用いる場合において、顧客端末とは、店舗の顧客が使用する端末であり、例えば、携帯電話端末やタブレット型端末などの情報処理装置である。そして、顧客端末に表示されるコードは、例えば、バーコードやQRコード(登録商標)などである。なお、顧客端末にバーコードやQRコード(登録商標)などを表示させるために、顧客が顧客端末をインターネットなどの通信ネットワーク200に接続させ、ワールドワイドウェッブ(WWW:world wide web)における所定のアドレスにアクセスし、顧客に氏名、住所、年齢や性別などの個人情報やID及びパスワードなどを入力させたり、会員登録させたりすることができる。
店舗側端末100は、例えば、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)として構成される。そして、店舗側端末100は、店舗に設置され、管理側サーバ300などとデータのやりとりなどをするための装置である。
そして、店舗側端末100は、顧客識別手段11を読み取ることで顧客識別を行う顧客識別情報読取部101と、顧客が購入した商品の情報を読み取る商品情報読取部102と、各々の顧客が過去に取得したポイント情報を顧客ごとに記録する店舗側ポイント情報記録部103と、を含んで構成される。
顧客識別情報読取部101は、顧客識別手段11に応じてその顧客識別手段11を読み取ることができるものである。例えば、バーコードスキャナやカードリーダーなどを用いることができる。
商品情報読取部102は、顧客が購入した商品の情報を読み取ることができるものであり、例えば、バーコードスキャナなどを用いることができる。
店舗側ポイント情報記録部103は、各々の顧客が過去に取得したポイント情報を顧客ごとに記録するものであり、例えば、図2に示すようなポイント情報が記録され、格納される。
ここで、「顧客ID」は、店舗の顧客ごとに付与される固有の識別番号である。そして、「商品購入日時」は、顧客が店舗で商品を購入した日及び時間である。さらに、「購入商品名」は、顧客が店舗で購入した商品の名前である。また、「ポイント券ID」は、店舗で顧客に商品とセット販売されるポイント券ごとに付与される固有の識別番号である。そして、「ポイント券面記載ポイント」は、店舗にて顧客に商品とセットで販売されるポイント券に記載される点数(ポイント)である。また、「ポイント券使用期限」は、店舗にて顧客に商品とセットで販売されたポイント券の有効期限を示すものであり、顧客がポイント券の使用期限日までにポイント券を店舗で使用しない場合、そのポイント券は無効となる。さらに、「未使用ポイント」は、顧客が店舗で使用することができる残りのポイントである。そして、「ポイント券使用日時」は、顧客が店舗でポイント券を使用した日及び時間である。
さらに、店舗側端末100は、店舗側ポイント情報加算部104と、店舗側ポイント金額送金指令部105と、ポイント券情報読取部106と、店舗側ポイント情報減算部107と、店舗側ポイント金額送金要求部108と、店舗側ポイント金額着金確認部109と、顧客情報確認部110と、店舗側返品ポイント情報削除部111と、店舗側返品ポイント金額送金要求部112と、店舗側返品ポイント金額着金確認部113と、店舗側ポイント情報無効化部114と、店舗側無効ポイント情報削除部115と、店舗側無効ポイント金額着金確認部116と、を含んで構成される。
店舗側ポイント情報加算部104は、顧客が店舗で商品及び商品とセット販売されるポイント券を購入したときに、顧客識別情報読取部101によって、顧客ごとに付与された顧客識別手段11の顧客識別が行われた顧客の識別情報と、当該顧客が商品とセットで購入したポイント券のポイント情報を取得し、当該ポイント情報を店舗側ポイント情報記録部103に追加記録することで、顧客が取得したポイント情報の加算を行うものである。
店舗側ポイント金額送金指令部105は、店舗側ポイント情報加算部104によって店舗側ポイント情報記録部103に格納されるポイント情報に加算された、顧客が店舗で商品とセットで購入したポイント券にかかるポイント情報を、管理側サーバ300に送信するとともに、当該ポイント情報に対応する金額を、店舗から管理口座301に送金の指令をするものである。
ポイント券情報読取部106は、顧客が店舗でポイント券を使用するときや、顧客が店舗にポイント券とセットで購入した商品を返品するときなどに、ポイント券のポイント情報を読み取るためのものである。そして、ポイント券に印刷等された情報伝達手段としての符号に応じて、例えば、バーコードスキャナなどをポイント券情報読取部106として用いることができる。
店舗側ポイント情報減算部107は、顧客が店舗で商品とセットで販売されたポイント券を使用したときに、ポイント券情報読取部106によって読み取られたポイント券のポイント情報を、店舗側ポイント情報記録部103に追加記録することで、当該ポイント券を購入した顧客のポイント情報の減算、すなわち減法を行うものである。
店舗側ポイント金額送金要求部108は、店舗側ポイント情報減算部107によって店舗側ポイント情報記録部103に格納されるポイント情報から減算された、店舗で顧客によって使用されたポイント券にかかるポイント情報を、管理側サーバ300に送信するとともに、当該ポイント情報に対応する金額を、管理口座301から店舗に対して送金の要求をするものである。
店舗側ポイント金額着金確認部109は、店舗側ポイント金額送金要求部108によって送金の要求がされた、顧客が使用したポイント券にかかるポイント情報に対応する金額の管理口座301から店舗への着金を確認するものである。
店舗側返品ポイント情報削除部110は、顧客がポイント券とセットで購入した商品を返品したときに、ポイント券情報読取部106によって当該商品とセットで販売されたポイント券のポイント情報を読み取り、店舗側ポイント情報記録部103に記録されている当該ポイント情報を削除するものである。
店舗側返品ポイント金額送金要求部111は、顧客がポイント券とセットで購入した商品を返品したときに、店舗側返品ポイント情報削除部110によって削除された当該商品とセットで販売されたポイント券にかかるポイント情報を、管理側サーバ300に送信するとともに、当該ポイント情報に対応する金額を、管理口座301から店舗に送金の要求をするものである。
店舗側返品ポイント金額着金確認部112は、店舗側返品ポイント金額送金要求部111によって送金要求された、返品された商品とセットで販売されたポイント券にかかるポイント情報に対応する金額の、管理口座301から店舗への着金を確認するものである。
店舗側ポイント情報無効化部113は、後述する管理側無効ポイント金額送金指令部308によって送信された、顧客がポイント券とセットで販売された商品を購入した日から一定期間を経過して無効とされるポイント情報を取得するとともに、店舗側ポイント情報記録部103に記録された当該ポイント情報を無効とし、顧客が当該ポイント情報にかかるポイント券を使用することを不可能とするためのものである。
店舗側無効ポイント情報削除部114は、店舗側ポイント情報無効化部113によって顧客が店舗で使用することが不可能となったポイント券にかかるポイント情報を店舗側ポイント情報記録部103に格納されるポイント情報から削除又は減算するものである。
店舗側無効ポイント金額着金確認部115は、後述する管理側無効ポイント金額送金指令部308によって送金指令された、顧客がポイント券とセットで販売された商品を購入した日から一定期間を経過して無効とされたポイント券のポイント情報に対応する金額の一部の着金を確認するものである。顧客がポイント券とセットで販売された商品を購入した日から一定期間を経過して無効とされたポイント券のポイント情報に対応する金額の一部とは、管理者と店舗で予め設定するものであり、例えば、一定期間を経過して無効とされたポイント券のポイント情報に対応する金額の70%を店舗に対して送金することとすることができる。したがって、この場合、管理者が管理する管理口座301には、一定期間を経過して無効とされたポイント情報に対応する金額の30%が残ることとなる。
顧客情報確認部116は、顧客が店舗で商品とセットで販売されたポイント券を使用するとき、顧客識別手段11を読み取る顧客識別情報読取部101によって顧客識別が行われた当該顧客の識別情報と、ポイント券情報読取部106によって読み取られた当該ポイント券のポイント情報にかかる顧客の識別情報との一致を確認するものである。
一方、管理側サーバ300は、例えば、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)として構成される。そして、管理側サーバ300は、管理者側に設置され、店舗側端末100などを管理するための装置である。
そして、管理側サーバ300は、管理者が管理する管理口座301と、ポイント情報を記録する管理側ポイント情報記録部302と、を含んで構成される。
管理口座301は、店舗からのポイント情報に対応する金額の送金を受領したり、貯蓄したり、また、店舗に対して、ポイント情報に対応する金額などの送金を行うものである。
管理側ポイント情報記録部302は、各々の顧客が過去に取得したポイント情報を顧客ごとに記録するものであり、上述した店舗側ポイント情報記録部103と同様に、例えば、図2に示すようなポイント情報が記録され、格納される。
さらに、管理側サーバ300は、管理側ポイント情報加算部303と、管理側ポイント金額着金確認部304と、管理側ポイント情報減算部305と、管理側ポイント金額送金指令部306と、管理側返品ポイント情報削除部307と、管理側返品ポイント金額送金指令部308と、管理側無効ポイント情報通知部309と、管理側無効ポイント情報削除部310と、管理側無効ポイント金額送金指令部311と、を含んで構成される。
管理側ポイント情報加算部303は、顧客が店舗で商品及び商品とセット販売されるポイント券を購入したときに、店舗側ポイント金額送金指令部105によって送信された、当該ポイント券にかかるポイント情報を、管理側ポイント情報記録部302に追加記録することでポイント情報の加算を行うものである。
管理側ポイント金額着金確認部304は、顧客が店舗で商品及び商品とセット販売されるポイント券を購入したときに、店舗側ポイント金額送金指令部105によって送信され管理側ポイント情報加算部303によって加算された、当該ポイント券にかかるポイント情報に基づいて、当該ポイント情報に対応する金額の管理口座301に対する店舗からの着金を確認するものである。
管理側ポイント情報減算部305は、顧客が店舗で商品とセットで販売されたポイント券を使用したときに、店舗側ポイント金額送金要求部108によって送信された、顧客が店舗で使用したポイント券にかかるポイント情報を取得し、管理側ポイント情報記録部302に追加記録することで、顧客が使用したポイント情報の減算を行うものである。
管理側ポイント金額送金指令部306は、管理口座301に対して、店舗側ポイント金額送金要求部108によって送信され管理側ポイント減算部305によって減算された、顧客が店舗で使用したポイント券にかかるポイント情報に基づいて、当該ポイント情報に対応する金額を店舗に送金する指令をするものである。
管理側返品ポイント情報削除部307は、顧客がポイント券とセットで購入した商品を返品したときに、店舗側返品ポイント金額送金要求部112によって送信された、顧客が返品した商品とセットで販売されたポイント券にかかるポイント情報を取得し、管理側ポイント情報記録部302に格納される当該ポイント情報を削除するものである。
管理側返品ポイント金額送金指令部308は、管理口座301に対して、店舗側返品ポイント金額送金要求部112によって送信され管理側返品ポイント情報削除部307によって削除された、顧客が返品した商品とセットで販売されたポイント券にかかるポイント情報に基づいて、当該ポイント情報に対応する金額を管理口座301から店舗に送金する指令をするものである。
管理側無効ポイント情報通知部309は、顧客が商品とセットで購入したポイント券を、顧客が当該商品を購入した日から一定期間経過すると無効とし、無効とされるポイント券のポイント情報を通知するものである。
管理側無効ポイント情報削除部310は、管理側無効ポイント情報通知部309によって通知された、顧客がポイント券とセットで購入した商品を購入した日から一定期間経過し無効とされるポイント券のポイント情報に基づいて、管理側ポイント情報記録部302に格納される当該ポイント情報を削除又は減算するものである。
管理側無効ポイント金額送金指令部311は、管理側無効ポイント情報通知部309によって通知された、顧客がポイント券とセットで購入した商品の購入日から一定期間経過し無効とされるポイント情報を店舗側端末100に送信するとともに、管理口座301に対して、当該ポイント情報に対応する金額の一部を管理口座301から店舗に送金する指令をするものである。
以上、本実施形態に係るポイント情報管理システム10の構成例について、説明した。
次に、本実施形態に係るポイント情報管理システム10の動作について、説明する。まず、顧客が商品及び商品とセット販売されるポイント券を購入し、ポイントが加算される例について、図3〜図5を用いて、説明する。ここで、図3は、本実施形態に係るポイント情報管理システムのポイント情報加算の例を示すフローチャートである。図4は、本実施形態に係るポイント情報記録部に格納されるポイント情報の格納例を示す第一の説明図であり、図5は、本実施形態に係るポイント情報記録部に格納されるポイント情報の格納例を示す第二の説明図である。
店舗では、ポイント券とセット販売される商品を展示したり、ポスターや広告に掲載したりすることができる。また、ポイント券とセット販売される商品の商品価格表を目立つように表示することができる。店舗での展示や広告などによって、多くの顧客にポイント券のキャンペーンを知らせることができる。
顧客は、店舗でポイント券とセット販売される商品、商品の価格表や商品の価格に含まれ商品とセットで販売されるポイント券の点数などを見ることができる。そして、商品の価格に含まれるポイント券の点数を表示することによって、顧客に付与されるポイントは、顧客自らポイントの費用を負担していることが明確となる。したがって、顧客は、商品の購入価格に商品の価格及びポイント券のポイントに対応する金額が含まれていることを理解した上で、商品及び商品とセット販売されるポイント券を購入することとなる。これに対して、店舗は、顧客がポイント券を購入し、ポイント券のポイントに相当する金額を支払うことになるので、従来のポイントサービスと比較して、ポイント負担の軽減を図ることができる。また、顧客は商品とセットで購入したポイント券を使用するために店舗に来るので、店舗の販売促進にもつながることになる。さらに、顧客が店舗で使用することができるポイント券に誘引され、店舗の商品を購入するという販売促進にもつながることが期待される。
そして、顧客は、店舗の店員に購入する商品を伝えたり、店舗に設置されるレジスターに購入する商品を持っていったりすることなどによって、商品及び商品とセット販売されるポイント券を購入することになる。
顧客は、商品及び商品とセット販売されるポイント券を購入するとき、上述したように、顧客識別手段11を所有していることになる。例えば、顧客は、店舗で氏名、住所、年齢や性別などの個人情報を記載し、その店舗のカード会員やポイントカードの会員などとなったり、顧客が有する顧客端末で通信ネットワーク200に接続し、ワールドワイドウェッブ(WWW:world wide web)における所定のアドレスにアクセスし、個人情報の入力などによって会員登録したりして、顧客識別手段11として用いられるカードや顧客端末に表示されるコードを入手することができる。
まず、店舗側端末100は、顧客識別情報読取部101によって、商品及び商品とセット販売されるポイント券を購入する顧客の顧客識別手段11を読み取る(ステップS101)。顧客情報の読取りは、例えば、顧客が有するその店舗のポイントカードや会員カードなどに設けられた、顧客識別手段11としてのバーコードを顧客識別情報読取部101としてのバーコードスキャナで読み取ったり、顧客識別手段11としての磁気ストリップを顧客識別情報読取部101としてのカードリーダーで読み取ったりすることによって行われる。また、例えば、顧客が有する携帯電話端末やタブレット型端末などの画面に表示された顧客識別手段11としてのバーコードやQRコード(登録商標)を顧客情報読取部101としてのバーコードスキャナなどで読み取ることによって行われる。
そして、ステップS101と並行して、店舗側端末100は、商品情報読取部102によって、顧客が購入する商品の商品情報を読み取る(ステップS102)。商品情報の読取りは、例えば、商品に印刷又は貼付されたバーコードを商品情報読取部102としてのバーコードスキャナで読み取ることによって行われる。なお、ステップS101及びステップS102は、どちらを先に行うこととしても良い。
さらに、店舗側端末100は、顧客識別情報読取部101及び商品情報読取部102によって読み取られたポイント情報を店舗側ポイント情報記録部103に追加記録する(ステップS103)。より詳しくは、例えば、図4に示すように、顧客識別情報読取部101及び商品情報読取部102によって読み取られたポイント情報を、「商品購入日時」の順番に、店舗側ポイント情報記録部103に追加記録を行う。
さらに、店舗側端末100は、店舗側ポイント情報加算部104によって、顧客識別情報読取部101によって読み取られた顧客の識別情報に基づき、当該顧客が取得したポイント情報の加算を行う(ステップS104)。より詳しくは、例えば、図5に示すように、「顧客ID」に基づいて、当該顧客の「商品購入日時」、「購入商品名」、「ポイント券ID」、「ポイント券面記載ポイント」や「ポイント券使用期限」を店舗側ポイント情報記録部103に記録し、「未使用ポイント」の加算を行う。
そして、店舗側端末100は、店舗側ポイント金額送金指令部105によって、店舗側ポイント情報加算部104によって加算が行われ、顧客が購入した商品及び商品とセットで販売されたポイント券にかかるポイント情報を管理側サーバ300に送信し(ステップS105)、当該ポイント情報に対応する金額を店舗から管理口座301に送金するように指令をする。
これに対して、管理側サーバ300は、店舗側ポイント金額送金指令部105によって送信された、顧客が購入した商品及び商品とセットで販売されたポイント券にかかるポイント情報を取得する(ステップS106)。
そして、管理側サーバ300は、店舗側ポイント金額送金指令部105から取得した顧客が購入した商品及び商品とセットで販売されたポイント券にかかるポイント情報を管理側ポイント情報記録部302に追加記録する(ステップS107)。
さらに、管理側サーバ300は、店舗側ポイント金額送金指令部105によって送信された顧客が購入した商品及び商品とセットで販売されたポイント券にかかるポイント情報に基づき、管理側ポイント情報加算部303によって、当該ポイント情報の加算を行う(ステップS108)。例えば、上述した場合と同様に、図5に示すように、「顧客ID」に基づいて、当該顧客の「商品購入日時」、「購入商品名」、「ポイント券ID」、「ポイント券面記載ポイント」や「ポイント券使用期限」をポイント情報記録部103に記録し、「未使用ポイント」の加算を行う。
一方、店舗側端末100は、店舗側ポイント金額送金指令部105による送金指令に基づいて、店舗側ポイント情報加算部104によって加算が行われた顧客が購入した商品とセットで販売されたポイント券にかかるポイント情報に対応する金額を店舗から管理口座301に送金する(ステップS109)。
そして、店舗側端末100は、管理側サーバ300に対して、顧客が購入した商品とセットで販売されたポイント券にかかるポイント情報に対応する金額を送金したという情報を送信する(ステップS110)。
これに対して、管理側サーバ300は、店舗側端末100から顧客が購入した商品とセットで販売されたポイント券にかかるポイント情報に対応する金額を送金したという情報を受信した後、当該ポイント情報に対応する金額の管理口座301への着金の確認を行う(ステップS111)。
そして、管理側サーバ300は、顧客が購入した商品及び商品とセットで販売されたポイント券にかかるポイント情報に対応する金額の管理口座301への着金の有無を判断する(ステップS112)。そして、管理口座301に、顧客が購入した商品とセット販売されたポイント券にかかるポイント情報に対応する金額の着金がない場合には、管理口座301への当該ポイント情報に対応する金額の着金の確認ができるまで、管理口座301への当該ポイント情報に対応する金額の着金の確認をする(ステップS111)。また、管理口座301に、顧客が購入した商品とセットで販売されたポイント券にかかるポイント情報に対応する金額の着金がある場合には、当該ポイント情報に対応する金額を受領したという情報を店舗側端末100に送信する(ステップS113)。
これに対して、店舗側端末100は、管理側サーバ300から送信された、顧客が購入した商品とセット販売されたポイント券にかかるポイント情報に対応する金額を受領したという情報を確認する(ステップS114)。
以上、顧客が商品及び商品とセット販売されるポイント券を購入し、ポイントが加算される場合の本実施形態に係るポイント情報管理システム10の動作例について、説明した。
次に、商品とセットで販売されたポイント券が使用され、ポイントが減算される例について、図6〜図8を用いて、説明する。ここで、図6は、本実施形態に係るポイント情報管理システムのポイント情報減算の例を示すフローチャートである。図7は、本実施形態に係るポイント情報記録部に格納されるポイント情報の格納例を示す第三の説明図であり、図8は、本実施形態に係るポイント情報記録部に格納されるポイント情報の格納例を示す第四の説明図である。
まず、店舗側端末100は、ポイント券情報読取部106によって顧客が店舗で使用するポイント券のポイント情報を読み取る(ステップS201)。ポイント券の読取りは、例えば、ポイント券に印刷されたバーコードやQRコード(登録商標)などをポイント券情報読取部106としてのバーコードスキャナなどで読み取ることによって行われる。なお、ポイント券には、偽造防止のために、バーコードなどと合わせて、暗号化された数字などを印刷することとしてもよい。
そして、店舗側端末100は、ポイント券情報読取部106によって読み取られた、顧客が店舗で使用するポイント券にかかるポイント情報を店舗側ポイント情報記録部103に追加記録する(ステップS202)。より詳しくは、例えば、図7に示すように、ポイント券情報読取部106によって読み取られたポイント情報を、「ポイント券使用日時」の順番に、「ポイント券ID」や「ポイント券面記載ポイント」を、店舗側ポイント情報記録部103に追加記録を行う。
さらに、店舗側端末100は、店舗側ポイント情報減算部107によって、ポイント券情報読取部106によって読み取られた顧客が店舗で使用するポイント券にかかるポイント情報に基づいて、店舗側ポイント情報記録部103に格納される当該ポイント情報の減算を行う(ステップS203)。より詳しくは、例えば、図8に示すように、ポイント券情報読取部106によって読み取られた、顧客が店舗で使用するポイント券にかかるポイント情報に基づいて、「顧客ID」を特定し、店舗側ポイント情報記録部103に格納される当該ポイント券を購入した顧客の「未使用ポイント」の減算や「ポイント券使用期限」などの削除を行う。
そして、店舗側端末100は、店舗側ポイント金額送金要求部108によって、店舗側ポイント情報減算部107によって減算が行われた顧客が使用したポイント券にかかるポイント情報を管理側サーバ300に送信する(ステップS204)。
これに対して、管理側サーバ300は、店舗側ポイント金額送金要求部108によって送信された、顧客が使用したポイント券にかかるポイント情報を取得する(ステップS205)。
そして、管理側サーバ300は、店舗側ポイント金額送金要求部108によって送信された顧客が使用したポイント券にかかるポイント情報を、管理側ポイント情報記録部302に追加記録する(ステップS206)。より詳しくは、例えば、上述した場合と同様に、図7に示すように、店舗側ポイント金額送金要求部108によって送信された顧客が使用したポイント券にかかるポイント情報について、「ポイント券使用日時」の順番に、「ポイント券ID」や「ポイント券面記載ポイント」を、管理側ポイント情報記録部302に追加記録する。
さらに、管理側サーバ300は、管理側ポイント情報減算部305によって、店舗側ポイント金額送金要求部108によって送信された、顧客が使用したポイント券にかかるポイント情報に基づいて、当該ポイント情報の減算を行う(ステップS207)。より詳しくは、例えば、上述した場合と同様に、図8に示すように、店舗側ポイント金額送金要求部108によって送信された顧客が使用したポイント券にかかるポイント情報に基づき、店舗で顧客に使用されたポイント券を購入した顧客の「未使用ポイント」の減算や「ポイント券使用期限」などの削除を行う。
そして、店舗側端末100は、店舗側ポイント金額送金要求部108によって、管理側サーバ300に送信した、顧客が使用したポイント券にかかるポイント情報に対応する金額を、管理口座301から店舗に送金するように要求する(ステップS208)。
一方、管理側サーバ300は、管理側ポイント情報減算部305によって顧客が使用したポイント券にかかるポイント情報の減算(ステップS207)が終了し、かつ、店舗側ポイント金額送金要求部108による当該ポイント情報に対応する金額の送金の要求を受けた(ステップS208)後に、管理側ポイント金額送金指令部306によって、管理口座301に対して、当該ポイント情報に対応する金額を管理口座301から店舗に送金するように指令することになる(ステップS209)。
これに対して、管理口座301は、管理側ポイント金額送金指令部306による顧客が使用したポイント券にかかるポイント情報に対応する金額を管理口座301から店舗に送金するという指令を受けて、管理口座301から店舗に当該ポイント情報に対応する金額を送金する(ステップS210)。
そして、店舗側端末100は、店舗側ポイント金額送金要求部108によって店舗に対する送金の要求をした顧客が使用したポイント券にかかるポイント情報に対応する金額の店舗への着金の確認をする(ステップS211)。
さらに、店舗側端末100は、店舗側ポイント金額送金要求部108によって、送金の要求をした顧客が使用したポイント券にかかるポイント情報に対応する金額の店舗への着金の有無の判断をする(ステップS212)。そして、送金の要求をした顧客が使用したポイント券にかかるポイント情報に対応する金額の店舗への着金がない場合には、管理側サーバ300に、当該ポイント情報に対応する金額の送金の指令が行われたか否かを確認するように要求をする(ステップS213)。
一方、管理側サーバ300は、店舗側端末100から顧客が使用したポイント券にかかるポイント情報に対応する金額の送金指令の確認の要求を受け、管理側ポイント金額送金指令部306による当該ポイント情報に対応する金額を送金の指令を管理口座301に対して行ったか否か判断する(ステップS214)。そして、管理側ポイント金額送金指令部306によって、顧客が使用したポイント券にかかるポイント情報に対応する金額の送金の指令がされていない場合には、当該ポイント情報に対応する金額を送金するように指令する(ステップS209)。また、管理側ポイント金額送金指令部306によって、顧客が使用したポイント券にかかるポイント情報に対応する金額を送金するように指令がされている場合には、管理口座301に対して、当該ポイント情報に対応する金額の送金の確認をする(ステップS215)。
管理口座301は、管理側サーバ300から顧客が使用したポイント券にかかるポイント情報に対応する金額の送金の確認を受け、当該ポイント情報に対応する金額の店舗への送金の有無を判断する(ステップS216)。そして、顧客が使用したポイント券にかかるポイント情報に対応する金額の店舗への送金がされていない場合には、管理口座301は、店舗に当該ポイント情報に対応する金額を送金する(ステップS210)。
以上、商品とセットで販売されたポイント券は使用され、ポイントが減算される場合の本実施形態に係るポイント情報管理システム10の動作例について、説明した。
次に、ポイント券とセットで顧客に販売した商品が顧客から返品されたときにポイント情報を削除する例について、図9を用いて、説明する。ここで、図9は、本実施形態に係るポイント情報管理システムの返品された商品のポイント情報削除の例を示すフローチャートである。
まず、店舗側端末100は、ポイント券情報読取部106によって、顧客から返品された商品とセット販売されたポイント券のポイント情報を読み取る(ステップS301)。
そして、店舗側端末100は、店舗側返品ポイント情報削除部111によって、ポイント券情報読取部106によって読み取られたポイント情報を店舗側ポイント情報記録部103から削除する(ステップS302)。より詳しくは、例えば、「ポイント券ID」に基づいて、「顧客ID」を検索し、返品された商品とセットで販売されたポイント券にかかる当該顧客のポイント情報であって、店舗側ポイント情報記録部103に格納される「商品購入日時」、「購入商品名」、「ポイント券ID」、「ポイント券面記載ポイント」、「ポイント券使用期限」の削除や「未使用ポイント」の減算を行う。
さらに、店舗側端末100は、店舗側返品ポイント金額送金要求部112によって、店舗側返品ポイント情報削除部111によって削除されたポイント情報を管理側サーバ300に送信する(ステップS303)。
これに対して、管理側サーバ300は、店舗側返品ポイント金額送金要求部112によって送信されたポイント情報を取得する(ステップS304)。
そして、管理側サーバ300は、管理側返品ポイント情報削除部307によって、店舗側返品ポイント金額送金要求部112によって送信された、返品された商品とセット販売されたポイント券にかかるポイント情報を管理側ポイント情報記録部302から削除する(ステップS305)。より詳しくは、例えば、上述した場合と同様に、「ポイント券ID」に基づいて、「顧客ID」を検索し、返品された商品とセットで販売されたポイント券にかかる当該顧客のポイント情報であって、管理側ポイント情報記録部302に格納される「商品購入日時」、「購入商品名」、「ポイント券ID」、「ポイント券面記載ポイント」、「ポイント券使用期限」の削除や「未使用ポイント」の減算を行う。
一方、店舗側端末100は、店舗側返品ポイント金額送金要求部112によって、管理側サーバ300に送信されたポイント情報に対応する金額の店舗への送金の要求をする(ステップS306)。
そして、管理側サーバ300は、店舗側返品ポイント金額送金要求部112によって送信された返品された商品とセット販売されたポイント券にかかるポイント情報の削除が終了し(ステップS305)、かつ、店舗側返品ポイント金額送金要求部112による当該ポイント情報に対応する金額の送金の要求を受けた(ステップS306)後に、管理側返品ポイント金額送金指令部308によって、管理口座301に対して、当該ポイント情報に対応する金額の送金の指令をする(ステップS307)。
管理口座301は、管理側返品ポイント金額送金指令部308による返品された商品とセット販売されたポイント券にかかるポイント情報に対応する金額の送金の指令を受けて、当該ポイント情報に対応する金額を管理口座301から店舗に送金する(ステップS308)。
そして、店舗側端末100は、店舗側返品ポイント金額送金要求部112によって管理側サーバ300に送金の要求をしたポイント情報に対応する金額の店舗への着金を確認する(ステップS309)。
店舗側端末100は、店舗側返品ポイント金額送金要求部112によって送金の要求をしたポイント情報に対応する金額の店舗への着金の有無を判断する(ステップS310)。そして、店舗側返品ポイント金額送金要求部112によって送金の要求をしたポイント情報に対応する金額の店舗への着金がない場合には、管理側サーバ300に、ポイント情報に対応する金額の送金の指令を行ったか否かの確認の要求をする(ステップS311)。
そして、管理側サーバ300は、ポイント情報に対応する金額の送金指令の確認の要求を受け、管理側返品ポイント金額送金指令部308によって、返品された商品とセット販売されたポイント券にかかるポイント情報に対応する金額を、管理口座301に送金するように指令したか否か判断する(ステップS312)。そして、管理側返品ポイント金額送金指令部308によって、返品された商品とセット販売されたポイント券にかかるポイント情報に対応する金額を送金するように指令がされていない場合には、当該ポイント情報に対応する金額の送金の指令をする(ステップS307)。また、管理側返品ポイント金額送金指令部308によって、返品された商品とセット販売されたポイント券にかかるポイント情報に対応する金額の送金の指令がされている場合には、管理口座301に対して、当該ポイント情報に対応する金額の店舗への送金の確認をする(ステップS313)。
管理口座301は、管理側サーバ300からのポイント情報に対応する金額の送金の確認(ステップS313)を受け、返品された商品とセット販売されたポイント券にかかるポイント情報に対応する金額の店舗への送金の有無を判断する(ステップS314)。そして、返品された商品とセット販売されたポイント券にかかるポイント情報に対応する金額の店舗への送金がされていない場合には、管理口座301は、当該ポイント情報に対応する金額を店舗に送金する(ステップS308)。
以上、ポイント券とセット販売した商品が顧客から返品されたときにポイント情報を削除する場合の動作例について、説明した。
次に、顧客が商品とセットで購入したポイント券を一定期間経過すると無効とし、顧客が当該ポイント券を使用することを不可能とする例について、図10を用いて、説明する。ここで、図10は、本実施形態に係るポイント情報管理システムのポイント情報無効化の例を示すフローチャートである。
本実施形態に係るポイント情報管理システム10において、顧客が商品とセットで購入したポイント券は、当該ポイント券とセット販売された商品を購入した日から一定期間経過すると無効となり、ポイント券には使用期限を設けることすることができる。そして、顧客に商品とセット販売されたポイント券に使用期限を設けることによって、店舗のポイント管理負担の低減を図ることができるようになる。
管理側サーバ300は、管理側無効ポイント情報通知部309によって、顧客がポイント券とセット販売される商品を購入した日から一定期間経過し、無効とされるポイント券のポイント情報を通知する(ステップS401)。
管理側サーバ300は、管理側無効ポイント情報削除部310によって、管理側無効ポイント情報通知部309によって通知された、ポイント券とセットで販売された商品を購入した日から一定期間経過し無効とされるポイント券にかかるポイント情報を削除又は減算する(ステップS402)。より詳しくは、例えば、管理側無効ポイント情報通知部309によって通知されたポイント情報であって、管理側ポイント情報記録部302に格納される「ポイント券ID」又は「顧客ID」に基づいて、ポイント券とセットで販売された商品を購入した日から一定期間経過し無効とされるポイント券の「ポイント券ID」、「ポイント券面記載ポイント」、「ポイント券使用期限」を削除し、「未使用ポイント」を減算する。
管理側サーバ300は、管理側無効ポイント金額送金指令部311によって、管理側無効ポイント情報削除部310によって削除又は減算された、ポイント券とセットで販売された商品を購入した日から一定期間経過し無効とされるポイント券にかかるポイント情報を店舗側端末100に送信する(ステップS403)。
店舗側端末100は、管理側無効ポイント金額送金指令部311によって送信された、ポイント券とセットで販売された商品を購入した日から一定期間経過し無効とされるポイント券にかかるポイント情報を取得する(ステップS404)。
店舗側端末100は、店舗側ポイント情報無効化部114によって、管理側無効ポイント金額送金指令部によって送信された、ポイント券とセットで販売された商品を購入した日から一定期間経過し無効とされるポイント券にかかるポイント情報を無効とし、顧客が店舗で当該ポイント情報にかかるポイント券を使用不可能とする(ステップS405)。
店舗側端末100は、店舗側無効ポイント情報削除部によって、店舗側ポイント情報無効化部114によって顧客が店舗で使用することが不可能となったポイント券のポイント情報を削除又は減算する(ステップS406)。より詳しくは、例えば、上述した場合と同様に、店舗側ポイント情報無効化部114によって顧客が店舗で使用することが不可能となったポイント券にかかるポイント情報であって、店舗側ポイント情報記録部103に格納される「ポイント券ID」又は「顧客ID」に基づいて、ポイント券とセットで販売された商品を購入した日から一定期間経過し無効とされるポイント券の「ポイント券ID」、「ポイント券面記載ポイント」、「ポイント券使用期限」を削除し、「未使用ポイント」を減算する。
管理側サーバ300は、管理側無効ポイント金額送金指令部311によって、管理口座301に対して、管理側無効ポイント情報削除部310によって削除又は減算された、ポイント券とセットで販売された商品を購入した日から一定期間経過し無効とされたポイント券にかかるポイント情報に対応する金額の一部を、管理口座301から店舗に送金するように指令する(ステップS407)。上述したように、ポイント券とセットで販売された商品を購入した日から一定期間を経過して無効とされたポイント券のポイント情報に対応する金額の一部とは、管理者と店舗で予め設定することができる。そして、例えば、ポイント券とセットで販売された商品を購入した日から一定期間を経過して無効とされたポイント券のポイント情報に対応する金額の70%を店舗に対して送金することとすることができる。したがって、この場合、管理者が管理する管理口座301には、ポイント券とセットで販売された商品を購入した日から一定期間を経過して無効とされたポイント情報に対応する金額の30%が残ることとなる。
管理口座301は、管理側無効ポイント金額送金指令部311からのポイント券とセットで販売された商品を購入した日から一定期間を経過して無効とされたポイント券にかかるポイント情報に対応する金額の一部の店舗への送金の指令を受け、当該ポイント情報に対応する金額の一部を、店舗に送金する(ステップS408)。
店舗側端末100は、店舗側無効ポイント金額着金確認部116によって、管理側無効ポイント金額送金指令部311によって送信された、ポイント券とセットで販売された商品を購入した日から一定期間経過し無効とされたポイント券にかかるポイント情報に対応する金額の一部の着金の確認をする(ステップS409)。
店舗側端末100は、管理側無効ポイント金額送金指令部311によって送信され、ポイント券とセットで販売された商品を購入した日から一定期間経過し無効とされるポイント券にかかるポイント情報に対応する金額の一部の着金の有無を判断する(ステップS410)。そして、管理側無効ポイント金額送金指令部311によって送信されたポイント情報に対応する金額の一部の着金がない場合には、管理側サーバ300にポイント情報に対応する金額の一部の送金の指令の確認を要求する(ステップS411)。
管理側サーバ300は、管理側無効ポイント金額送金指令部311によって送信され、店舗側ポイント情報無効化部114によって顧客が店舗で使用することが不可能となり、管理側無効ポイント情報削除部310によって削除又は減算されたポイント情報に対応する金額の一部の送金指令がされたか否か判断する(ステップS412)。そして、管理側無効ポイント金額送金指令部311によって、管理口座301に対して、管理側無効ポイント情報削除部310によって削除又は減算されたポイント情報に対応する金額の一部を、管理口座301から店舗に送金するように指令をしていた場合には、管理口座301に対して、当該ポイント情報に対応する金額の一部の送金を確認する(ステップS413)。
管理口座301は、ポイント券とセットで販売された商品を購入した日から一定期間を経過して無効とされたポイント情報に対応する金額の一部の店舗への送金の有無を判断する(ステップS414)。そして、ポイント券とセットで販売された商品を購入した日から一定期間を経過して無効とされたポイント情報に対応する金額の一部の店舗への送金がされていない場合には、当該ポイント情報に対応する金額の一部を、店舗に送金する(ステップS408)。
以上、顧客が購入した前記ポイント券を一定期間経過すると無効とし、顧客が当該ポイント券を使用することを不可能とする場合の動作例について、説明した。
次に、顧客がポイント券を使用し、ポイントが減算される場合の変形例について、説明する。ここで、図11は、本実施形態に係るポイント情報管理システムのポイント情報減算の変形例を示すフローチャートである。なお、上述した実施形態と同一又は類似する構成については、同じ符号を付して、説明を省略する場合がある。
店舗側端末100は、顧客識別情報読取部101によって、顧客ごとに付与される顧客識別のための顧客識別手段11を読み取る(ステップS501)。
そして、店舗側端末100は、ステップS501と並行して、ポイント券情報読取部102によって、顧客が店舗で使用するポイント券のポイント情報を読み取る(ステップS502)。
店舗側端末100は、顧客情報確認部116によって、顧客識別情報読取部101によって読み取った顧客識別手段11の顧客の識別情報と、ポイント券情報読取部102によって読み取ったポイント券のポイント情報にかかる顧客の識別情報が一致するか確認し、判断する(ステップS503)。
そして、顧客識別情報読取部101によって読み取った顧客識別手段11の顧客の識別情報と、ポイント券情報読取部102によって読み取ったポイント券のポイント情報にかかる顧客の識別情報が一致した場合には、上述したステップS202〜ステップ216が行われる。すなわち、顧客は店舗でポイント券を使用することができることとなる。
一方、顧客識別情報読取部101によって読み取った顧客識別手段11の顧客の識別情報と、ポイント券情報読取部102によって読み取ったポイント券のポイント情報にかかる顧客の識別情報が一致しない場合には、顧客は店舗でポイント券を使用することができないことになる。
ポイント券を購入した顧客のみがポイント券を使用することができるようにすることによって、当該顧客の店舗の利用を促すことができ、顧客の維持につながることとなる。そして、ポイント券を購入した顧客が他人にポイント券を譲ったとしても、その他人はポイント券を使用することができないので、ポイント券を利用したい客は、顧客識別手段11を入手しなければならず、カード会員やポイントカード会員などとなる新規顧客の獲得が期待される。また、ポイント券の売買を防止することができる。
以上、本考案の好適な実施形態について説明したが、本考案の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。
例えば、本実施形態に係るポイント情報管理システム10では、「ポイント券」を用いることとしているが、「お買物券」に変更したり、また、顧客識別手段11に用いられるカードや顧客端末などにポイントチャージ機能を付与し、顧客がポイントを貯蓄したり、店舗で使用したりすることができるようにすることが可能である。
また、例えば、本実施形態に係るポイント情報管理システム10は、インターネット上で商品を販売する店舗としてのオンラインショップにも適用することができる。例えば、顧客識別手段11は、店舗の顧客が登録したIDとパスワードとし、顧客識別情報読取部101は、顧客が登録したIDとパスワードとの合致を確認することができるものとする。そして、商品情報読取部102は、店舗の顧客が、ワールドワイドウェッブ(WWW:world wide web)における店舗の所定のアドレスにアクセスし、商品及び商品とセット販売されるポイント券を購入するための所定の位置をクリックすることなどによって行われることとすることができる。
さらに、商品情報読取部102は、例えば、店舗の店員がレジスターなどで顧客が購入する商品情報を登録することとしても良い。
またさらに、店舗側ポイント情報記録部103と管理側ポイント情報記録部302とを管理側サーバ300と店舗側端末100とで、協働して管理することも可能である。すなわち、店舗側端末100では、顧客識別情報読取部101及び商品情報読取部102によって、顧客の識別情報及び商品情報の読取りを行い、読み取られたポイント情報を、管理側サーバ300に送信する。そして、管理側サーバ300で、店舗側端末100から送信されたポイント情報の加算、減算、削除や無効化などを行い、当該ポイント情報を店舗側端末100と共有したり、当該ポイント情報を店舗側端末100に送信したりすることとすることができる。
また、本実施形態に係るポイント情報管理装置10では、ポイント情報に対応する金額などの着金の確認の有無の判断を行っているが(ステップS112、ステップS212、ステップS310、ステップS410)、これらの判断を省略し、終了することとすることも可能である。
さらに、店舗側返品ポイント情報削除部110は、顧客がポイント券とセット販売した商品を返品したときに、ポイント券情報読取部106によって当該商品とセット販売されたポイント券のポイント情報を読み取り(ステップS301)、店舗側ポイント情報記録部103に記録されている当該ポイント情報を削除する(ステップS302)こととされている。しかし、顧客が返品する商品とセット販売されたポイント券を持っていない場合には、返品される商品や商品購入日時などが印刷等された顧客が有する領収書などによって、返品される商品とセット販売されたポイント券を特定し、店舗で店員などが当該ポイント券のポイント情報を入力し、店舗側ポイント情報記録部103に記録されている当該ポイント情報を削除する(ステップS302)ことも可能である。
また、店舗の特定の商品をポイント券とセットで販売することができることとしても良いし、店舗の全ての商品をポイント券とセットで販売することとしても良い。さらに、商品とセットで販売されるポイント券の点数は、管理者などが適宜変更することができる。
その様な変更又は改良を加えた形態も本考案の技術的範囲に含まれ得ることが、実用新案登録請求の範囲の記載から明らかである。
10 ポイント情報管理システム、11 顧客識別手段、100 店舗側端末、101 顧客識別情報読取部、102 商品情報読取部、103 店舗側ポイント情報記録部、104 店舗側ポイント情報加算部、105 店舗側ポイント金額送金指令部、106 ポイント券情報読取部、107 店舗側ポイント情報減算部、108 店舗側ポイント金額送金要求部、109 店舗側ポイント金額着金確認部、110 店舗側返品ポイント情報削除部、111 店舗側返品ポイント金額送金要求部、112 店舗側返品ポイント金額着金確認部、113 店舗側ポイント情報無効化部、114 店舗側無効ポイント情報削除部、115 店舗側無効ポイント金額着金確認部、116 顧客情報確認部、200 通信ネットワーク、300 管理側サーバ、301 管理口座、302 管理側ポイント情報記録部、303 管理側ポイント情報加算部、304 管理側ポイント金額着金確認部、305 管理側ポイント情報減算部、306 管理側ポイント金額送金指令部、307 管理側返品ポイント情報削除部、308 管理側返品ポイント金額送金指令部、309 管理側無効ポイント情報通知部、310 管理側無効ポイント情報削除部、311 管理側無効ポイント金額送金指令部。

Claims (7)

  1. 顧客ごとに付与される顧客識別のための顧客識別手段と、
    店舗に設置される店舗側端末と、
    管理者側に設置されるとともに前記店舗側端末を管理する管理側サーバと、
    を備え、店舗にて前記顧客識別手段を提示した顧客が店舗の商品を購入したときに、前記商品とセット販売されるポイント券のポイント情報を、前記管理側サーバと前記店舗側端末とが協働して管理するポイント情報管理システムにおいて、
    前記店舗側端末は、
    前記顧客識別手段を読み取ることで顧客識別を行う顧客識別情報読取部と、
    各々の顧客が過去に取得した前記ポイント情報を顧客ごとに記録する店舗側ポイント情報記録部と、
    顧客が店舗で商品及びポイント券を購入したときに、前記顧客識別情報読取部によって顧客識別が行われた当該顧客の識別情報と、当該顧客が購入した前記ポイント券のポイント情報とを取得し、当該ポイント情報を前記店舗側ポイント情報記録部に追加記録することで当該顧客が取得したポイント情報の加算を行う店舗側ポイント情報加算部と、
    前記店舗側ポイント情報加算部によって加算された前記ポイント情報を前記管理側サーバに送信するとともに、当該ポイント情報に対応する金額を、店舗から管理者が管理する管理口座に送金指令する店舗側ポイント金額送金指令部と、
    を有し、
    前記管理側サーバは、
    前記店舗側ポイント金額送金指令部によって送信された前記ポイント情報を取得し、記録する管理側ポイント情報記録部と、
    前記ポイント情報を前記管理側ポイント情報記録部に追加記録することでポイント情報の加算を行う管理側ポイント情報加算部と、
    前記管理側ポイント情報加算部によって加算された前記ポイント情報に基づいて、当該ポイント情報に対応する金額の前記管理口座への着金を確認する管理側ポイント金額着金確認部と、
    を有し、顧客が購入した前記ポイント券の前記ポイント情報に対応する金額を、店舗から前記管理口座に送金し蓄積することを特徴とするポイント情報管理システム。
  2. 請求項1に記載のポイント情報管理システムにおいて、
    前記店舗側端末は、
    前記ポイント券の前記ポイント情報を読み取るポイント券情報読取部と、
    顧客が店舗で前記ポイント券を使用したときに、前記ポイント券情報読取部によって読み取られた当該ポイント券のポイント情報を、前記店舗側ポイント情報記録部に追加記録することで当該顧客が使用したポイント情報の減算を行う店舗側ポイント情報減算部と、
    前記店舗側ポイント情報減算部によって減算された前記ポイント情報を前記管理側サーバに送信するとともに、当該ポイント情報に対応する金額を、前記管理口座から店舗に送金要求する店舗側ポイント金額送金要求部と、
    前記店舗側ポイント金額送金要求部によって送金要求された前記ポイント情報に対応する金額の着金を確認する店舗側ポイント金額着金確認部と、
    を有し、
    前記管理側サーバは、
    前記店舗側ポイント金額送金要求部によって送信された前記ポイント情報を取得し、前記管理側ポイント情報記録部に追加記録することで顧客が使用したポイント情報の減算を行う管理側ポイント情報減算部と、
    前記管理側ポイント減算部によって減算された前記ポイント情報に基づいて、当該ポイント情報に対応する金額を、前記管理口座から店舗に送金指令する管理側ポイント金額送金指令部と、
    を有し、顧客が使用した前記ポイント券の前記ポイント情報に対応する金額を、前記管理口座から店舗に送金することを特徴とするポイント情報管理システム。
  3. 請求項1又は2に記載のポイント情報管理システムにおいて、
    前記店舗側端末は、
    顧客から前記商品が返品されたときに、前記ポイント券情報読取部によって当該商品とセット販売されたポイント券のポイント情報を読み取り、前記店舗側ポイント情報記録部に記録されている当該ポイント情報を削除する店舗側返品ポイント情報削除部と、
    前記店舗側返品ポイント情報削除部によって削除された前記ポイント情報を前記管理サーバに送信するとともに、当該ポイント情報に対応する金額を、前記管理口座から店舗に送金要求する店舗側返品ポイント金額送金要求部と、
    前記店舗側返品ポイント金額送金要求部によって送金要求された前記ポイント情報に対応する金額の着金を確認する店舗側返品ポイント金額着金確認部と、
    を有し、
    前記管理側サーバは、
    前記店舗側返品ポイント金額送金要求部によって送信された前記ポイント情報を取得し、前記管理側ポイント情報記録部の当該ポイント情報を削除する管理側返品ポイント情報削除部と、
    前記管理側返品ポイント情報削除部によって削除された前記ポイント情報に基づいて、当該ポイント情報に対応する金額を、前記管理口座から店舗に送金指令する管理側返品ポイント金額送金指令部と、
    を有することを特徴とするポイント情報管理システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のポイント情報管理システムにおいて、
    前記管理側サーバは、
    顧客が購入した前記ポイント券を一定期間経過すると無効とし、当該ポイント券のポイント情報を通知する管理側無効ポイント情報通知部と、
    前記管理側無効ポイント情報通知部によって通知された前記ポイント情報に基づいて、前記管理側ポイント情報記録部の当該ポイント情報を削除又は減算する管理側無効ポイント情報削除部と、
    前記管理側無効ポイント情報削除部によって削除又は減算された前記ポイント情報を前記店舗側端末に送信するとともに、当該ポイント情報に対応する金額の一部を、前記管理口座から店舗に送金指令する管理側無効ポイント金額送金指令部と、
    を有し、
    前記店舗側端末は、
    前記管理側無効ポイント金額送金指令部によって送信された前記ポイント情報を取得し、前記店舗側ポイント情報記録部に記録された当該ポイント情報を無効とし、顧客が店舗で当該ポイント情報にかかるポイント券を使用することを不可能とする店舗側ポイント情報無効化部と、
    前記店舗側ポイント情報無効化部によって顧客が店舗で使用することが不可能となった前記ポイント券の前記ポイント情報を削除又は減算する店舗側無効ポイント情報削除部と、
    前記管理側無効ポイント金額送金指令部によって送金指令された前記ポイント情報に対応する金額の着金を確認する店舗側無効ポイント金額着金確認部と、
    を有することを特徴とするポイント情報管理システム。
  5. 請求項2に記載のポイント情報管理システムにおいて、
    顧客が店舗で前記ポイント券を使用するとき、前記顧客識別手段を読み取る前記顧客識別情報読取部によって顧客識別が行われた当該顧客の識別情報と、前記ポイント券情報読取部によって読み取られた当該ポイント券のポイント情報にかかる顧客の識別情報との一致を確認する顧客情報確認部を有し、前記ポイント券を購入した顧客のみが当該ポイント券を使用できるようにしたことを特徴とするポイント情報管理システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のポイント情報管理システムにおいて、
    前記顧客識別手段は、店舗にて配布されたカードに付与されたコードであることを特徴とするポイント情報管理システム。
  7. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のポイント情報管理システムにおいて、
    前記顧客識別手段は、店舗の顧客が有する顧客端末に対して表示されるコードであることを特徴とするポイント情報管理システム。
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