JP2009098768A - ポイント交換システム - Google Patents

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Abstract

【課題】顧客に利便性を提供しつつ受益者としてポイント交換システムの運営手数料を負担させるポイント交換システムを提供する。
【解決手段】ポイント交換サイトサーバ2は、顧客20のポイント交換要求を受信するポイント交換要求受信部6と、顧客20を顧客情報データベース13により確認する顧客確認部7と、交換を要求するポイント数を顧客20の保有ポイント数から減算する指令を第1加盟店サーバ4に発信する顧客ポイント減算指令部11と、顧客が第2加盟店22の第2ポイントへの交換を要求する場合には、第1ポイントを予め定められた割合で、第2加盟店22で使用可能な共通ポイント及びサイト運営ポイントに分割して設定するポイント価値設定部8と、共通ポイント数を顧客20の第2加盟店22の保有ポイント数に加算する指令を第2加盟店サーバ5に発信する顧客ポイント加算指令部12と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ポイント交換システムに係り、特に、会員登録された顧客の要求により、第1の加盟店から発行された第1のポイントを第2の加盟店の第2のポイントに交換させるポイント交換システムに関する。
従来、店舗等は、販売促進や顧客の囲い込みの手段として、商品及びサービスの提供に対して顧客にポイントを発行するポイントシステムを提供することが行われている。ここで、店舗等とは、一般的な小売店舗だけではなく、例えば、百貨店、金融機関、飲食店、鉄道会社、旅行会社、カード会社、航空会社、或いはインターネットのサーバ上のネットショップ、ネット銀行など、顧客に対して商品又はサービスを提供してポイントを発行するものをすべて含む。また、店舗等には、例えば、コンビニエンス・ストア、ドラッグストア、居酒屋チェーン店など複数の店舗を有するチェーン組織も含まれる。さらに、店舗等には、顧客がインターネットのサーバ上のゲーム、着うた、レシピ情報、占い、小説等のコンテンツの利用によりポイントを発行するものもすべて含まれる。
これらの店舗等は、提供した商品又はサービスの金額に対し、例えば100円ごとに1ポイントといった一定の比率により顧客にポイントを発行するのが一般的である。顧客は、その店舗等のポイントを貯め、定められた期限までに一定のポイント数を獲得すると、その店舗等から、例えば景品との交換、キャッシュバックなどの特典を得ることができる。
これらのポイントシステムは、販売促進や顧客の囲い込みを目的とするため、その店舗等についてのみ使用できる閉鎖的なポイントシステムである場合が多い。従って、顧客は、一旦、ポイントを利用して特典を受けると、残余のポイントを有効に活用できない場合が生じる。また、複数のポイントシステムを利用する顧客は、すべてのポイントを管理するのが煩雑であるため、一部の店舗等のポイントについては期限切れになってしまう場合も発生する。さらに、顧客にとって価値の高い店舗等のポイントについては、不利な交換条件であっても他の店舗等のポイントと交換したいというニーズがある。
上述した顧客のニーズに対応するため、複数のポイントシステム間でポイントを交換できるポイント交換システムが提案され実施されている。例えば、特許文献1には、会員に対して複数の加盟企業が利用できる1枚のICカード等の記憶媒体を配布することで会員を複数の加盟企業について共通の会員として扱い、各加盟企業で共通のポイントサービスを提供する方法及びシステムが開示されている。ここでは、サービス運用機関が加盟企業から手数料を徴収するシステムであるため、会員は手数料を取られることなく利用した商品及びサービスに対するポイントを獲得する。しかし、加盟企業はサービス運用機関に対して一定の手数料を支払わなければならない。このように、複数の店舗等をポイント交換システムに加盟させてネットワークを構築する場合の各店舗等を本願では加盟店と称する。
特許文献2には、複数ブランドのカード相互間で交換レートによりポイントの交換が可能なポイント交換方法及びシステムが開示されている。ここでは、ポイント交換所とカード会社A,Bとは、ポイント交換に際して、各カード会社が交換されるポイント値の数%を手数料としてポイント交換所に支払うことを予め契約しておく。このポイントの交換レートは、ポイントの取引相場やポイント発行会社の人気などに応じて適時に更新される。
特許文献3には、ユーザ間でポイントのオークションが可能なポイント交換システムと方法、記憶媒体、インターネット接続サービスシステム、および評価システムが開示されている。ここでは、ポイントサイトは、ユーザが提示したポイント発行量減少分に応じて所定の換金レートにより課金する。この所定の換金レートは各ポイント発行サイトで設定された所定の換金レートの情報を得てデータ格納部に格納され、課金やその支払い方法の詳細はポイント発行サイトとの間での取り決めに基づく。さらに、ユーザがポイントの換金を望みながらも、ポイント取扱いサイトの提示する換金レートでの換金を望まない場合には、そのユーザのポイントをより高い換金レートで他のユーザに売却するためのポイントオークションが開催される。
特開2001−344499号公報 特開2002−83240号公報 特開2002−74218号公報
従来のポイント交換システムでは、その運営手数料等は、ポイント交換システムの運営を行うポイント交換サイトが、そのシステムに加盟している店舗等から徴収する加盟店負担システムを採用している。このポイント交換システムでは、加盟店はポイント交換サイトに支払う手数料等をその加盟店の商品及びシステムの価格に転嫁して回収することになる。このことは、本来このポイント交換システムを利用した顧客がその利用することの対価として負担すべき金額が、商品及びサービスの価格に上乗せされることを意味する。すなわち、このポイント交換システムを利用しない顧客は、間接的に利用しないシステムの運営手数料等を支払っていることになり、「受益者負担」という基本的な商売の原理原則から外れたシステムとなっている。
また、従来のポイント交換システムでは、有効期限が切れたポイントは無効となるシステムが一般的である。しかし、上述したように、複数のポイントシステムを使用する顧客は、すべてのポイントを管理するのが煩雑であるため、一部の店舗等のポイントについては期限切れになってしまう場合もある。また、ある店舗等で獲得したポイントを有効期限内にポイント交換システムに登録しても、交換を要求しようとした際に有効期限が切れている場合がある。このように、せっかく獲得したポイントが無効になると顧客はその店舗等を再度利用しなくなり、店舗等にとっても顧客を逃してしまう虞がある。
本願の目的は、かかる課題を解決し、顧客に利便性を提供しつつ受益者としてポイント交換システムの運営手数料を負担させるポイント交換システムを提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係るポイント交換システムは、会員登録された顧客の要求により、第1の加盟店から発行された第1のポイントを第2の加盟店の第2のポイントに交換させるポイント交換システムにおいて、顧客端末と、第1の加盟店のサーバと、第2の加盟店のサーバと、ポイント交換サイトのサーバと、がネットワークを介して接続されて構成され、ポイント交換サイトのサーバは、顧客からの期限内に登録されたポイントの交換要求を顧客端末から受信するポイント交換要求受信部と、会員登録された顧客に関する情報を記憶する顧客情報データベースと、ポイント交換を要求した顧客を顧客情報データベースから検索して確認する顧客確認部と、顧客が登録会員である場合に、交換を要求するポイント数が、顧客の保有ポイント数を超えていないことを確認し、交換を要求するポイント数を顧客の保有ポイント数から減算する指令を第1の加盟店のサーバに発信する顧客ポイント減算指令部と、交換を要求するポイントが有効期限内であるかを確認し、顧客が第2の加盟店の第2のポイントへの交換を要求する場合には、第1のポイントを予め定められた割合で、第2の加盟店で使用可能な共通ポイントと、サイト運営ポイントとに分割して設定するポイント価値設定部と、設定された共通ポイント数を顧客の第2の加盟店の保有ポイント数に加算する指令を第2の加盟店のサーバに発信する顧客ポイント加算指令部と、を備えることを特徴とする。
また、ポイント交換システムは、ポイント価値設定部が、顧客が交換を要求する第1のポイントが期限切れである場合には、そのポイントを予め定められた割合で共通ポイントとサイト運営ポイントに分割して設定し、顧客ポイント加算指令部が、共通ポイント数を第1の加盟店のポイント数として復活させて加算する指令を第1の加盟店のサーバに発信することが好ましい。
また、ポイント交換システムは、ポイント価値設定部が、顧客が交換を要求する第1のポイントが期限切れである場合には、そのポイントを予め定められた割合で共通ポイントとサイト運営ポイントに分割して設定し、顧客ポイント加算指令部が、共通ポイント数を第2の加盟店のポイント数として復活させて加算する指令を第2の加盟店のサーバに発信することが好ましい。
また、ポイント交換システムは、更に、ポイント情報公開部を有し、ポイント価値設定部が、顧客が交換を要求するポイントの情報公開を要求する場合には、顧客が交換を要求する第1のポイントを情報公開ポイントとし、ポイント情報公開部が、他の登録会員に顧客の情報公開ポイントを情報公開し、最も多い共通ポイント数を提示した登録会員を選出し、顧客ポイント加算指令部が、顧客が交換を要求する第1のポイントを、選出された登録会員が保有する第1の加盟店の第1のポイントに加算する指令、及び選出された登録会員が提示した共通ポイント数を、顧客が保有する第1の加盟店の第1のポイントに加算する指令を第1の加盟店のサーバに発信することが好ましい。
また、ポイント交換システムは、顧客ポイント加算指令部が、顧客が交換を要求する第1のポイントの有効期限を、選出された登録会員が保有する第1の加盟店の第1のポイントの有効期限とする指令を第1の加盟店のサーバに発信することが好ましい。
また、ポイント交換システムは、ポイント価値設定部が、顧客が交換を要求する第1のポイントを共通ポイントとして設定し、顧客ポイント加算指令部が、共通ポイント数を第1の加盟店の他の店舗のポイント数として振替えて加算する指令を第1の加盟店の他の店舗のサーバに発信することが好ましい。
また、ポイント交換システムは、ポイント交換サイトのサーバが、更に、ポイント価値設定部が設定したサイト運営ポイントのうち、予め定められた割合を加盟店への還元金とし、残余のポイントをポイント交換サイトの運営手数料とする運営費用回収部を備えることが好ましい。
さらに、ポイント交換システムは、ポイント価値設定部が、共通ポイントとサイト運営ポイントに関する予め定められた割合を1対1とし、運営費用回収部が、加盟店への還元金とポイント交換サイトの運営手数料に関する予め定められた割合を1対1とすることが好ましい。
上記構成により、ポイント交換システムは、顧客が第1の加盟店の第1のポイントを第2の加盟店の第2のポイントに交換を要求する場合には、ポイント価値設定部により、顧客が交換を要求するポイント数を予め定められた割合で交換ポイント数とサイト運営ポイント数に分割される。これにより、第1の加盟店は発行した第1のポイントを顧客が第2の加盟店の第2のポイントに交換することをある程度抑制することができ、顧客の囲い込みができる。一方、顧客は交換されるポイント数が減額されるが、その減額されたポイント数により間接的にポイント交換システムの運営手数料を自己負担することができる。また、このシステムにより、加盟店はポイント交換サイトへの手数料を負担する必要がなくなる。
また、第1の加盟店から獲得したポイントを有効期限内にポイント交換システムに登録した顧客は、交換を要求しようとした際に有効期限が切れている場合であっても、ポイント数が減額されながらもポイントの価値を第1の加盟店において復活できる。これにより、加盟店は無効となった顧客のポイント価値が復活され顧客の加盟店からの流出を避けることができる。また、顧客は、ポイント数が減額されながらもポイントの価値を第2の加盟店においても復活できる。このように、顧客は交換を要求しようとした際に有効期限が切れているポイントについて、その減額されたポイント数により間接的にポイント交換システムの運営手数料を自己負担することができる。
以上のように、本発明に係るポイント交換システムによれば、顧客に利便性を提供しつつ受益者としてポイント交換システムの運営手数料を負担させることが可能となる。
以下に、図面を用いて本発明に係るポイント交換システムの実施の形態につき、詳細に説明する。
図1に、ポイント交換システムの1つの実施形態の概略構成を示す。ポイント交換システム1は、ポイント交換サイト40のポイント交換サイトサーバ2、顧客20aの顧客端末3a及び他の登録会員である顧客20bの顧客端末3b、第1加盟店21の第1加盟店サーバ4、及び第2加盟店22の第2加盟店サーバ5から構成される。これらポイント交換サイトサーバ2、顧客端末3a及び顧客端末3b、第1加盟店サーバ4、及び第2加盟店サーバ5は、公衆通信回線30を介して接続される。また、ポイント交換サイトサーバ2は、ポイント交換要求受信部6、顧客確認部7、ポイント価値設定部8、ポイント情報公開部9、運営費用回収部10、顧客ポイント減算指令部11、顧客ポイント加算指令部12、及び顧客情報データベース13から構成される。なお、ポイント交換サイトサーバ2は加盟店情報データベース14を備えていても良い。ここで、顧客20aが第1加盟店21を交換先とする場合は除き、第1加盟店21は顧客20aが交換を要求するポイントの交換元の加盟店を総称し、第2加盟店22は、顧客20aが交換を要求するポイントの交換先の加盟店を総称する。
図2に、会員登録を希望する者のポイント交換システムへの登録方法及び顧客のポイント登録方法を示す。ここで、顧客20とはこのポイント交換システム1に会員登録した者をいい、会員登録を希望する者は、ポイント交換サイト40にアクセスすることで会員のID及びパスワードが発行され会員となる。このアクセス方法としては、図2に示すように、会員登録を希望する者は、まずポイント交換システム1に加盟する加盟店21の商品購入やサービスを利用した際に渡されるポイントカード15を受け取る。そして、そのポイントカード15に印刷された、例えばQRコードなどのポイント交換サイト40のEメールアドレスが書き込まれた2次元コード16を顧客端末である顧客携帯電話3に備えられたバーコード読み取り機能(図示せず)を用いて読み取る。そして、ポイント交換サイト40にアクセスすることで会員登録され顧客20となる。また、顧客携帯電話3にバーコード読み取り機能がない場合には、会員登録を希望する者は、顧客携帯電話3又は顧客パーソナル・コンピュータ17からポイント交換サイト40にアクセスし、2次元コードに印字されている数字を入力することでも会員登録されて顧客20となることが可能である。ポイント交換サイトサーバ2は、会員登録を希望する者からのアクセス受信し、顧客情報データベース13にその者を顧客情報として記億することで登録が完了する。ポイント交換サイト40では、会員登録された顧客20が使用する顧客携帯電話3との交信によりポイント交換サービスを行う。
次に、図2を用いて顧客のポイント登録方法を説明する。顧客20は、ポイント交換システム1に加盟する加盟店21の商品購入やサービスを利用した際に渡されるポイントカード15を受け取る。そして、そのポイントカード15に印刷された、例えばQRコードなどのポイント交換サイト40のEメールアドレスが書き込まれた2次元コード16を顧客携帯電話3に備えられたバーコード読み取り機能を用いて読み取る。そして、ポイント交換サイト40にアクセスすることでポイントが登録される。また、顧客携帯電話3にバーコード読み取り機能がない場合には、顧客20は、顧客携帯電話3又は顧客パーソナル・コンピュータ17からポイント交換サイト40にアクセスし、2次元コードに印字されている数字を入力することでポイント登録されることが可能である。但し、ポイントの登録に際しては、第1加盟店21により設定された有効期限内のポイントであることが条件となり、期限切れのポイントは登録されない。ポイント交換サイトサーバ2は、顧客20からのポイント獲得の通知を受信し、有効期限内のポイントである場合には、顧客情報データベース13に第1加盟店21の第1ポイントとして記億する。そして、ポイント交換サイトサーバ2は、その顧客20の顧客携帯電話3に第1加盟店21の第1ポイントが溜まったことを通知する。
この登録された第1加盟店21の第1ポイントは、原則として共通ポイントとして扱われる。すなわち、第1加盟店21以外の加盟店として総称する第2加盟店22でも使用可能な共通ポイントとなる。そして、顧客20は、第1加盟店21の第1ポイントが溜まった場合に、その第1ポイントの交換をポイント交換サイト40に要求することができる。顧客20は、顧客携帯電話3あるいは顧客パーソナル・コンピュータ17から公衆通信回線30を介してポイント交換サイトサーバ2に第1ポイントの交換を要求する。顧客20からのポイント交換要求はポイント交換サイトサーバ2のポイント交換要求受信部6により受信される。顧客確認部7は、この顧客20からのポイント交換要求を受信すると顧客情報データベース13から検索して登録された会員であることを確認する。
上述したように、本ポイント交換システム1は、第1加盟店21及び第2加盟店22のポイントをプラスチックのカードではなく、顧客携帯電話3で持ち運び可能な共通ポイントとして扱う。各加盟店21,22は、ポイントの種類を、例えば、1P(以下、Pはポイントの略称とする)、10P,100P,500Pなど細かく設定することが可能である。また、ポイントの有効期限も加盟店21,22ごとに自由に設定して良い。
図2に示すように、顧客ポイント減算指令部11は、顧客20が登録会員である場合に、顧客20が交換を要求するポイント数が、顧客20の保有ポイント数を超えていないことを顧客情報データベース13から確認する。そして、交換を要求するポイント数が、顧客20の保有ポイント数を超えている場合には、顧客ポイント減算指令部11は、交換を要求するポイント数を顧客20の保有ポイント数から減算する指令を第1加盟店21の第1加盟店サーバ4に発信する。
図3から図6に、第1加盟店21の第1ポイントの交換手段について示す。すなわち、本実施形態では、第1加盟店21の第1ポイントについて4種類の交換手段があり、顧客20はそのうちのいずれかの交換手段を選択することができる。
図3に、第1加盟店21の第1ポイントについての第1交換手段について示す。この第1交換手段は、顧客20が、第1加盟店21から発行された第1ポイントを、有効期限内に第2加盟店22の第2ポイントへの交換を要求する場合である。顧客20は顧客端末3からポイント交換サイトサーバ2に対して第2加盟店22へのポイント交換を要求する。ポイント価値設定部8は、顧客20が交換を要求する第1ポイントが、第1加盟店21により設定された有効期限内であることを確認する。そして、ポイント価値設定部8は、そのポイントが有効期限内である場合には、第1加盟店21の第1ポイントを予め定められた割合で、第2加盟店22で使用可能な共通ポイントと、サイト運営ポイントとに分割して設定する。本実施形態では、この共通ポイントとサイト運営ポイントとの比率は1対1である、従って、図3に示すように、顧客20の交換を要求する1000Pは、500Pのサイト運営ポイントと500Pの共通ポイントとなる。そして、顧客ポイント加算指令部12は、設定された共通ポイント数(500P)を顧客20の第2加盟店22の保有ポイント数に加算する指令を第2加盟店サーバ5に発信する。そして、第2加盟店22は顧客20に対して500Pのポイントを発行する。
一方、運営費用回収部10は、ポイント価値設定部8が設定したサイト運営ポイントのうち、予め定められた割合を加盟店還元金とし、残余のポイントをポイント交換サイト40の運営手数料とする。本実施形態では、図3に示すように、この加盟店還元金と運営手数料との比率は1対1であり、それぞれ250Pとなる。この加盟店21,22への還元金と運営手数料とはポイント数で示されるが、1Pを1円として換金して加盟店還元金及びポイント交換サイト40の運営手数料としても良い。
これにより、第1加盟店21は発行した第1ポイントを顧客20が第2加盟店22の第2ポイントに交換することをある程度抑制することができ、顧客20の囲い込みができる。一方、顧客20は交換されるポイント数が減額されるが、その減額されたポイント数により間接的にポイント交換システム1の運営手数料を自己負担することができる。また、加盟店21,22はポイント交換システム1への運営手数料を負担する必要がなくなる。
図4に、第1加盟店21の第1ポイントについての第2交換手段について示す。この第2交換手段は、顧客20が、有効期限内に登録されたにもかかわらず、ポイント交換の要求時点で期限切れとなった第1加盟店21の第1ポイントを、第1加盟店21の第1ポイント又は第2加盟店の第2ポイントへの交換を要求する場合である。ポイント価値設定部8は、このポイントを予め定められた割合で共通ポイントとサイト運営ポイントに分割して設定する。本実施形態では、この共通ポイントとサイト運営ポイントとの比率は1対1である、従って、図4に示すように、顧客20の交換を要求する1000Pは、500Pのサイト運営ポイントと500Pの共通ポイントとなる。そして、顧客ポイント加算指令部12は、設定された共通ポイント数を顧客20の第2加盟店22の保有ポイント数に加算させる指令を第2加盟店サーバ5に発信する。或いは、顧客ポイント加算指令部12は、設定された共通ポイント数を顧客20の第1加盟店21の保有ポイント数に復活させて加算する指令を第1加盟店サーバ4に発信する。
運営費用回収部10は、ポイント価値設定部8が設定したサイト運営ポイントのうち、予め定められた割合を加盟店還元金とし、残余のポイントをポイント交換サイト40の運営手数料とする。本実施形態では、図4に示すように、この加盟店還元金と運営手数料との比率は1対1であり、それぞれ250Pとなる。この加盟店還元金と運営手数料とはポイント数で示されるが、1Pを1円として換金して加盟店還元金及びポイント交換サイト40の運営手数料としても良い。
この第2交換手段では、顧客20は、期限切れとなった第1加盟店21の第1ポイントを、第1加盟店21の第1ポイントとして復活させることができる。これにより、第1加盟店21は無効となった顧客20のポイント価値を復活させ、顧客20の第1加盟店21からの流出を避けることができる。また、顧客20は、ポイント数が減額されながらもポイントの価値を第2加盟店22においても復活できる。このように、顧客20は交換を要求しようとした際に有効期限が切れているポイントについて、その減額されたポイント数により間接的にポイント交換システム1の運営手数料を自己負担することができる。
図5に、第1加盟店21の第1ポイントについての第3交換手段について示す。この第3交換手段は、顧客20が、第1加盟店21aの第1ポイントを、有効期限内に第1加盟店21の他の店舗である第1加盟店21bのポイントへの交換を要求する場合である。すなわち、第1加盟店21が、例えば、コンビニエンス・ストア、ドラッグストア、居酒屋チェーン店など複数の店舗を有するチェーン組織などである場合に適用される交換手段である。この場合、ポイント価値設定部8は、顧客20がポイント交換を要求したポイントを共通ポイントとして設定する。例えば、図5に示すように、顧客20が交換を要求する1000Pは、共通ポイントとして第1加盟店21bに振替えて使用することができる。そして、顧客ポイント加算指令部12は、設定された共通ポイント数を顧客20の第1加盟店21bの保有ポイント数に振替えて加算させる指令を第1加盟店サーバ4bに発信する。ここで、この第3交換手段には、顧客20が第1加盟店21aの第1ポイントを、有効期限内にその第1加盟店22aのポイントとして再発行させる交換手段も含まれる。この場合には、顧客ポイント加算指令部12は、設定された共通ポイント数を顧客20の第1加盟店21bの保有ポイント数に再発行させて加算させる指令を第1加盟店サーバ4bに発信する。なお、この交換手段では、顧客20は、ポイント交換サイト40の運営手数料を負担しない。
これにより、第1加盟店21aは、顧客20の保有するポイントを第1加盟店21bにおいて交換させることができ、顧客20の第1加盟店21からの流出を避けることができる。
図6に、第1加盟店21の第1ポイントについての第4交換手段について示す。この第4交換手段は、顧客20aが、第1加盟店21の有効期限内の第1ポイントについて他の顧客20bへの情報公開を要求する場合である。この場合は、ポイント価値設定部8は、顧客20aが情報公開を要求する第1ポイントを情報公開ポイントとし、残余のポイントがある場合にはそれを共通ポイントとする。ポイント情報公開部9は、他の登録会員である複数の顧客20bの顧客端末3bに顧客20aの情報公開ポイントを情報公開する。そして、最も多い共通ポイント数を提示した顧客20bを選出する。図6に示すように、例えば、顧客20aは、発行された1000Pのうち700Pの情報公開を要求する。この情報公開された700Pに対して顧客20bは900Pの共通ポイントを提示し選出された。顧客ポイント加算指令部12は、顧客20aが交換を要求する第1ポイントを、選出された顧客20bが保有する第1加盟店21の第1ポイントに700Pとして加算する指令を第1加盟店サーバ4に発信する。顧客20aは、顧客20bが提示した900Pの共通ポイントを保有することになり、第2加盟店22において使用することができる。
これにより、第1加盟店21の第1ポイントが単数或いは複数の顧客20bに人気があり共通ポイント以上の価値があると判断した場合には、上述した情報公開により顧客20bとポイント交換することができる。上述した場合では、顧客20aは、700Pを共通ポイントである900Pとすることができ、顧客20bは、第1加盟店21の第1ポイントである700Pを獲得することができる。なお、顧客20bは獲得した第1加盟店21の第1ポイントの有効期限は、第1加盟店21が顧客20aに発行した際の有効期限を引き継ぐ。すなわち、顧客20bは、顧客20aからそのポイントの属性を含みポイントを獲得する。
本発明に係るポイント交換システムの1つの実施形態の概略構成を示すブロック図である。 会員登録を希望する者のポイント交換システムへの登録方法及び顧客のポイント登録方法を示す説明図である。 第1加盟店の第1ポイントについての第1交換手段を示す説明図である。 第1加盟店の第1ポイントについての第2交換手段を示す説明図である。 第1加盟店の第1ポイントについての第3交換手段を示す説明図である。 第1加盟店の第1ポイントについての第4交換手段を示す説明図である。
符号の説明
1 ポイント交換システム、2 ポイント交換サイトサーバ、3 顧客携帯電話(顧客端末)、4 第1加盟店サーバ、5 第2加盟店サーバ、6 ポイント交換要求受信部、7 顧客確認部、8 ポイント価値設定部、9 ポイント情報公開部、10 運営費用回収部、11 顧客ポイント減算指令部、12 顧客ポイント加算指令部、13 顧客情報データベース、14 加盟店情報データベース、15 ポイントカード、16 2次元コード、17 顧客パーソナル・コンピュータ、20 顧客、21 第1加盟店、22 第2加盟店、30 公衆通信回線。

Claims (8)

  1. 会員登録された顧客の要求により、第1の加盟店から発行された第1のポイントを第2の加盟店の第2のポイントに交換させるポイント交換システムにおいて、
    顧客端末と、第1の加盟店のサーバと、第2の加盟店のサーバと、ポイント交換サイトのサーバと、がネットワークを介して接続されて構成され、
    ポイント交換サイトのサーバは、
    顧客からの期限内に登録されたポイントの交換要求を顧客端末から受信するポイント交換要求受信部と、
    会員登録された顧客に関する情報を記憶する顧客情報データベースと、
    ポイント交換を要求した顧客を顧客情報データベースから検索して確認する顧客確認部と、
    顧客が登録会員である場合に、交換を要求するポイント数が、顧客の保有ポイント数を超えていないことを確認し、交換を要求するポイント数を顧客の保有ポイント数から減算する指令を第1の加盟店のサーバに発信する顧客ポイント減算指令部と、
    交換を要求するポイントが有効期限内であるかを確認し、顧客が第2の加盟店の第2のポイントへの交換を要求する場合には、第1のポイントを予め定められた割合で、第2の加盟店で使用可能な共通ポイントと、サイト運営ポイントとに分割して設定するポイント価値設定部と、
    設定された共通ポイント数を顧客の第2の加盟店の保有ポイント数に加算する指令を第2の加盟店のサーバに発信する顧客ポイント加算指令部と、
    を備えることを特徴とするポイント交換システム。
  2. 請求項1に記載のポイント交換システムであって、ポイント価値設定部は、顧客が交換を要求する第1のポイントが期限切れである場合には、そのポイントを予め定められた割合で共通ポイントとサイト運営ポイントに分割して設定し、顧客ポイント加算指令部は、共通ポイント数を第1の加盟店のポイント数として復活させて加算する指令を第1の加盟店のサーバに発信することを特徴とするポイント交換システム。
  3. 請求項1又は2に記載のポイント交換システムであって、ポイント価値設定部は、顧客が交換を要求する第1のポイントが期限切れである場合には、そのポイントを予め定められた割合で共通ポイントとサイト運営ポイントに分割して設定し、顧客ポイント加算指令部は、共通ポイント数を第2の加盟店のポイント数として復活させて加算する指令を第2の加盟店のサーバに発信することを特徴とするポイント交換システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1に記載のポイント交換システムであって、更に、ポイント情報公開部を有し、ポイント価値設定部は、顧客が交換を要求するポイントの情報公開を要求する場合には、顧客が交換を要求する第1のポイントを情報公開ポイントとし、ポイント情報公開部は、他の登録会員に顧客の情報公開ポイントを情報公開し、最も多い共通ポイント数を提示した登録会員を選出し、顧客ポイント加算指令部は、顧客が交換を要求する第1のポイントを、選出された登録会員が保有する第1の加盟店の第1のポイントに加算する指令、及び選出された登録会員が提示した共通ポイント数を、顧客が保有する第1の加盟店の第1のポイントに加算する指令を第1の加盟店のサーバに発信することを特徴とするポイント交換システム。
  5. 請求項4に記載のポイント交換システムであって、顧客ポイント加算指令部は、顧客が交換を要求する第1のポイントの有効期限を、選出された登録会員が保有する第1の加盟店の第1のポイントの有効期限とする指令を第1の加盟店のサーバに発信することを特徴とするポイント交換システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1に記載のポイント交換システムであって、ポイント価値設定部は、顧客が交換を要求する第1のポイントを共通ポイントとして設定し、顧客ポイント加算指令部は、共通ポイント数を第1の加盟店の他の店舗のポイント数として振替えて加算する指令を第1の加盟店の他の店舗のサーバに発信することを特徴とするポイント交換システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1に記載のポイント交換システムであって、ポイント交換サイトのサーバは、更に、ポイント価値設定部が設定したサイト運営ポイントのうち、予め定められた割合を加盟店への還元金とし、残余のポイントをポイント交換サイトの運営手数料とする運営費用回収部を備えることを特徴とするポイント交換システム。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1に記載のポイント交換システムであって、ポイント価値設定部は、共通ポイントとサイト運営ポイントに関する予め定められた割合を1対1とし、運営費用回収部は、加盟店への還元金とポイント交換サイトの運営手数料に関する予め定められた割合を1対1とすることを特徴とするポイント交換システム。
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