JP3187289B2 - 仮設用安全手摺りの取付装置 - Google Patents

仮設用安全手摺りの取付装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工事中の建築物のスラ
ブ周囲の鉄骨梁上や開口部の周囲などに取付けて、作業
者の安全を確保するための仮設用安全手摺りの取付装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような目的で使用される従来の仮
設用安全手摺りは、鉄骨梁などに垂直に各手摺り支柱に
対応して固着立設された筒状体に手摺り支柱の下端部を
嵌入することにより仮設し、コンクリートを打設してス
ラブや壁が築造された後に手摺りが不要になったとき
に、筒状体から手摺り支柱を抜き取って除去し、再使用
するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現実に
は打設されたコンクリートモルタルが筒状体と手摺り支
柱との間の隙間に入り込んで凝固し、手摺り支柱を筒状
体から抜き取ることができなくなる場合が多いという問
題があった。
【0004】このような問題に対しては、筒状体をその
上端がコンクリートの仕上げ面(スラブ表面)よりも十
分高く突出するように、必要以上に長い筒状体を固着立
設して、筒状体と手摺り支柱との間の隙間にコンクリー
トが侵入しないようにするか、又はコンクリート内に埋
まる程度の短い筒状体を固着しておいて、当該筒状体の
上端とそれよりも上方に突出している手摺り支柱との間
にわたってガムテーブなどを巻付けてコンクリートが筒
状体と手摺り支柱との間の隙間に入り込むのを防止する
ことが考えられる。
【0005】しかしながら、前者の長い筒状体を使用す
るときは、手摺り支柱を抜き取って手摺りを除去した後
に、コンクリートスラブ表面から突出してるい筒状体の
上端部を切断除去する必要があり、多大の手間と時間を
要するので実用的でなく、後者のガムテープ巻付け方法
でも、このガムテープの巻付けに多大の手間と時間がか
かり、実用性に問題がある。
【0006】また、筒状体内周と手摺り支柱外周との間
の隙間を大きくすると、手摺りがぐらついて安定性が悪
く、隙間を小さくすると手摺り支柱を筒状体内に嵌入さ
せたり、抜き出したりするのに手間がかかるという問題
がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、本
発明の仮設用安全手摺りの取付装置は、仮設用安全手摺
り(1) の支柱(3) を支持する筒状体(5) と、各支柱(3)
に外嵌するリング(6) と、固定ボルト(15)を備え、筒状
体(5) は、仮設用安全手摺り(1) の各支柱(3) に対応し
て鉄骨梁など(11)に垂直に固着立設され、かつ固定ボル
ト(15)が螺合するねじ穴(5a)が外周面から内周面に貫通
形成され、リング(6) は、少なくとも上部の外周面が上
端に向けて径大となるコーン形外周面(7a)に形成されて
筒状体(5) の上端部内周に圧入固定可能に構成され、か
つこの圧入固定状態でリング(6) 上端が筒状体(5) より
上方のコンクリートスラブ表面(13)より上方に突出する
長さを有し、さらに下部に下端開放でかつ固定ボルト(1
5)の先端部が通過するスリット(9) が形成されている点
に特徴を有する。
【0008】好適には、複数のスリット(9) が周方向等
間隔おきに形成されるとともに、リング(6) の下端部(6
a)内周に支柱下端部(3a)の係合により当該リング下端部
(6a)を拡径させる傾斜突部(10)が形成され、またその傾
斜突部(10)は、支柱下端部(3a)の嵌合によりリング下端
部(6a)の外周面を筒状体(5) の内周に圧接させる高さに
形成される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の仮設用安全手摺りの取付装置
の一実施例を添付の図1〜図4を参照しながら説明す
る。
【0010】この実施例において使用される仮設用安全
手摺り1は、図1に示すように、手摺り本体2とこの手
摺り本体2から下方に延設された左右一対の支柱3,3
とから構成されている。手摺り本体2はパイプ材を折曲
・溶接して隅丸長方形状に形成して構成され、その上下
の水平部2a、2bの両端から適当距離の位置に各支柱
3が結合され、中央部が垂直部材4にて連結されてい
る。
【0011】この仮設用安全手摺り1は、鉄骨梁など1
1の上に本発明の取付装置によって仮設される。この取
付装置は、仮設用安全手摺り1の支柱3を支持する筒状
体5と、支柱3に昇降可能に外嵌するリング6と、固定
ボルト15を備えている。
【0012】筒状体5は、図4に詳細に示すように、リ
ング6が嵌入可能な短寸のパイプ材からなり、各支柱
3,3間の間隔に対応して鉄骨梁など11の上に溶接な
どにより垂直に固着立設されている。なお、図示例の仮
設用安全手摺り1は支柱3,3が固定的に設けられてい
るので、筒状体5の固着位置は支柱3,3に正確に対応
させる必要があるが、それが困難な場合には手摺り本体
2を水平方向に伸縮可能に構成した仮設用安全手摺り1
を用い、支柱3,3間の間隔を筒状体5に対応させて調
整するようにすれば良いことは言うまでもない。
【0013】この筒状体5の上端から適当距離の位置に
貫通穴を形成してその外面にナット5aが溶接固着さ
れ、このナット5aにて筒状体5の外周面から内周面に
貫通するねじ穴が構成され、固定ボルト15が螺合され
ている。なお、ナットを固着する代わりに、筒状体5に
直接タッピング加工にてねじ穴5aを形成してもよいこ
とは言うまでもない。
【0014】リング6は合成樹脂製のもので、図2、図
3に示すように、外周面は全長にわたって上端側ほど外
径が大きくなるように傾斜したコーン形外周面7aに形
成されている。このコーン形外周面7aは、リング6を
その下端から筒状部5内に嵌入させたときにこのコーン
形外周面7aが筒状体5の上端内周に圧入状態で嵌合固
定され、その圧入固定状態でリング6の上端が筒状体5
の上端から所定長さ以上突出し、その突出長さが図4
(b)に示すコンクリートスラブ12の表面13よりも
上方に突出する長さとなるように外径及び長さが設定さ
れている。
【0015】リング6の内周は、上下方向中間位置より
下部に支柱3が嵌合する円筒内周面8bが形成され、そ
の上部はコーン形外周面7aとほぼ平行に上端に向かっ
て径大となるテーパ内周面8aに形成されている。リン
グ6の下部には、周方向1箇所に下端開放のスリット9
が形成されている。このスリット9は固定ボルト15の
先端部が通過可能な幅で適当な長さに形成されている。
【0016】以上の構成において、仮設用安全手摺り1
を仮設するときは、図1に示すように仮設用安全手摺り
1の支柱3に昇降可能にリング6を外嵌させた状態で支
柱3を筒状体5の直上に位置させ、図4(a)に示すよ
うに、支柱下端部3aを筒状体5内に嵌入させて下端を
鉄骨梁11等に当接させて支持し、支柱3の外周のリン
グ6の下端部も仮想線で示すように筒状体5と支柱3の
間の環状隙間に嵌入させる。次いで固定ボルト15の先
端部がスリット9に挿入されるようにリング6の周方向
の位置合わせを行なった後、リング6を矢印で示すよう
に上方から押圧して筒状体5内に圧入嵌合させる。その
後、固定ボルト15を締め込むことによって支柱3をこ
の固定ボルト15の先端で押圧固定する。
【0017】この状態で、リング6のコーン形外周面7
aが筒状体5の上端位置に圧入固定されているので、リ
ング6は筒状体5に強固に固定され、さらに固定ボルト
15にてリング6内に挿通されている支柱3を押圧固定
するので、支柱3外周とリング6の円筒内周面8bとの
間に多少の隙間が存在してもリング6に対して支柱3が
ふらついたり、がたついたりすることがなく、仮設用安
全手摺り1は安定的に仮設固定される。
【0018】その後、コンクリートスラブ12を形成す
るためコンクリートモルタルを打設する際には、それに
先立って支柱3を容易に抜き出せるように固定ボルト1
5を適当に緩めておく。その後、図4(b)に示すよう
に、コンクリートモルタルを打設すると、筒状体5の上
端開口はリング6によって閉塞されているので、打設さ
れたコンクリートモルタルが筒状体5内の支柱3との間
の隙間に侵入することはなく、またリング6はコンクリ
ートスラブ12の表面13よりも上方に突出しているの
で、支柱3の周面にコンクリートモルタルが接触して凝
固することもない。
【0019】仮設用安全手摺り1が不要になったときに
は、リング6から支柱3を引き抜いた後、リング6を筒
状体5内及び筒状体5より上部のコンクリートスラブ1
2より引き抜く。勿論、リング6を支柱3とともに引き
抜くことができれば、それでも良いことは言うまでもな
い。リング6の引抜きの際には、リング6の外周面がコ
ーン形外周面7aに形成され、抜き勾配を有しているの
で、比較的容易に引き抜くことができる。支柱3及びリ
ング6を引き抜いた後は、図4(c)に示すように、そ
の抜き跡の空所にコンクリートモルタル14を充填し
て、コンクリートスラブ表面13を平らに仕上げること
により作業が完了する。
【0020】次に、本発明の他の実施例について、図5
〜図7を参照して説明する。なお、仮設用安全手摺り1
及び筒状体5は上記実施例と同一であるため、説明は省
略する。
【0021】本実施例のリング6は、合成樹脂製のもの
で、図5、図6に示すように、下端部に円筒外周面7b
が形成され、その上部に上記実施例と同様に上端側ほど
外径が大きくなるように傾斜したコーン形外周面7aが
形成されている。リング6の内周は、上下方向中間部に
支柱3が嵌合する円筒内周面8bが形成され、その上部
はコーン形外周面7aとほぼ平行に上端に向かって径大
となるテーパ内周面8aに形成されている。リング6の
内周の円筒内周面8bより下方部分は下端に向かって若
干径小となる下部テーパ内周面8cに形成され、かつ周
方向等間隔置きにリング6下端から円筒内周面8bの下
端に至る長さの4つのスリット9が形成されている。さ
らに、リング6の下端部6a内周には、支柱3の下端部
3aの嵌合によりこのリング6の下端部6aを拡径させ
る傾斜突部10が形成されている。この傾斜突部10
は、支柱3の下端部が嵌合したときに、リング下端部6
aの外周面が筒状体5の内周に圧接するような高さに設
定されている。
【0022】以上の構成において、仮設用安全手摺り1
を仮設するときは、図7(a)に示すように、前もって
筒状体5にリング6を嵌入させる。その際、固定ボルト
15はその先端がリング6の内周に突出しないようにす
るとともにスリット9のいずれかに固定ボルト15の先
端部を挿通させる。その後、仮設用安全手摺り1の支柱
3を筒状体5の直上に位置させ、矢印で示すように支柱
下端部3aをリング6内に嵌入させる。このとき、リン
グ6の上部内周面がテーパ内周面8aに形成されている
ので支柱下端部3aを容易にリング6に嵌入させ、円筒
内周面8b部分に円滑に嵌合させることができ、支柱3
をほぼ垂直状態にして仮設用安全手摺り1を仮保持でき
る。その後、支柱3を強く押し下げると、図7(b)に
示すように、リング6の下部はスリット9にて拡径可能
であるため、支柱下端部3aはリング6の下部テーパ内
周面8cを拡径させながら下降し、さらに支柱下端部3
aが傾斜突部10に嵌合することにより、リング下端部
6aの外周面が筒状体5の内周面に圧接する。そして、
支柱下端部3aが鉄骨梁など11に当接することにより
仮設用安全手摺り1が支持され、その後固定ボルト15
を締め込む。
【0023】この状態で、リング6のコーン形外周面7
aが筒状体5の上端位置に圧入固定されるとともに、リ
ング6の下端位置で、リング下端部6a外周が筒状体5
内周に圧接して固定されるので、リング6は筒状体5に
強固に固定され、このリング6に対して支柱3は、その
下端部3aが傾斜突部10に嵌合することにより強固に
固定されるとともに、固定ボルト15にて支柱下端部3
aより上方位置でも支柱3が押圧固定されるので、仮設
用安全手摺り1は強固かつ安定的に仮設固定される。
【0024】その後、コンクリートスラブ12を形成す
るためのコンクリートモルタルの打設及びその後の作業
及び作用は、上記実施例で図4(b)、図4(c)を参
照して説明したものと同様であり、説明は省略する。
【0025】なお、上記実施例の説明ではリング6の下
端部6a内周の傾斜突部10を、支柱下端部3aが嵌合
したときにその外周面が筒状体5内周面に圧接する高さ
としたが、必ずしも圧接させる必要はなく、リング下端
部6a外周面と筒状体5内周面との間の隙間を小さくす
る程度の高さにしてもよい。また、上記実施例の説明で
は支柱下端部3aが傾斜突部10を完全に貫通する例を
示したが、逆に傾斜突部10を長くかつ高く形成して支
柱3の下端が傾斜突部10の途中まで挿入嵌合した状態
でリング下端部6a外周面が筒状体5内周に圧接するよ
うにすることもできる。
【0026】
【発明の作用及び効果】以上のように本発明の仮設用安
全手摺りの取付装置によれば、筒状体(5) の上端開口が
コンクリートスラブ表面(13)よりも上方に突出するリン
グ(6) によって閉塞されるので、打設されたコンクリー
トモルタルが筒状体(5) と支柱(3) の間の隙間に侵入し
たり、支柱(3) 周面にコンクリートモルタルが接触して
凝固することがなく、したがって仮設用安全手摺り(1)
を取り外すときにはリング(6) と支柱(3) を筒状体(5)
内及び筒状体(5) より上部のコンクリートスラブ(12)よ
り引き抜くだけでよく、しかもその際にリング(6) の外
周面がコーン形外周面(7a)に形成されて抜き勾配を有し
ているので、容易に引き抜くことができ、安全用手摺り
を簡単に取り外すことができる。
【0027】また、筒状体(5)に貫通形成したねじ穴(5
a)に螺合させた固定ボルト(15)を締め込むと、固定ボル
ト(15)の先端部がリング(6) のスリット(9) を通過して
支柱(3) を押圧固定するので、支柱(3) 外周とリング
(6) の内周面との間に多少の隙間が存在してもリング
(6) に対して支柱(3) がふらついたり、がたついたりす
ることがなく、仮設用安全手摺り(1) を安定的に仮設固
定することができる。
【0028】また、請求項2に記載の構成によれば、仮
設用安全手摺り(1) の支柱(3) をリング(6) を介して筒
状体(5) にて支持した状態で、支柱下端部(3a)が傾斜突
部(10)に嵌合することによってリング下端部(6a)が拡径
され、その外周面と筒状体(5) の内周面との間の隙間が
小さくなるため、リング(6) のコーン形外周面(7a)が筒
状体(5) の上端位置で固定されるとともに、リング下端
部(6a)及び支柱下端部(3a)の動きが筒状体(5) の内周面
にて規制され、リング6の倒れを無くした状態で筒状体
5で確実に支持できるとともに支柱下端部(3a)の動きを
無くして仮設用安全手摺り(1) を安定的に支持すること
ができる。
【0029】また、請求項3に記載の構成によれば、傾
斜突部(10)の高さを支柱下端部(3a)の嵌合によりリング
下端部(6a)の外周面が筒状体(5) の内周に圧接するよう
に設定しているので、リング(6) がその筒状体(5) 上端
位置とリング下端部(6a)位置とで筒状体(5) に圧接固定
され、かつ支柱下端部(3a)がこのリング(6) を介して筒
状体(5) にて完全に固定されるため、仮設用安全手摺り
(1) を非常に安定した状態で取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の仮設用安全手摺りの取付
装置の取付前の状態の分解正面図である。
【図2】 同実施例のリングを中心線から右半分を縦断
して示した正面図である。
【図3】 同実施例のリングの底面図である。
【図4】 同実施例の使用状態を示し、(a)は筒状体
にリング及び支柱を嵌入させた状態の縦断正面図、
(b)はコンクリートスラブを打設した状態の縦断正面
図、(c)は支柱抜き取り跡の仕上げ状態を示す縦断正
面図である。
【図5】 本発明の他の実施例におけるリングを中心線
から右半分を縦断して示した正面図である。
【図6】 同実施例のリングの底面図である。
【図7】 同実施例の使用状態を示し、(a)は筒状体
にリングを圧入固定して支柱を挿入している状態の縦断
正面図、(b)は筒状体にリング及び支柱を嵌入し、固
定ボルトにて固定した状態の縦断正面図である。
【符号の説明】
1 仮設用安全手摺り 3 支柱 3a 支柱下端部 5 筒状体 5a ナット(ねじ穴) 6 リング 6a リング下端部 7a コーン形外周面 9 スリット 10 傾斜突部 11 鉄骨梁など 13 コンクリートスラブ表面 15 固定ボルト

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】仮設用安全手摺り(1) の支柱(3) を支持す
    る筒状体(5) と、各支柱(3) に外嵌するリング(6) と、
    固定ボルト(15)を備え、 筒状体(5) は、仮設用安全手摺り(1) の各支柱(3) に対
    応して鉄骨梁など(11)に垂直に固着立設され、かつ固定
    ボルト(15)が螺合するねじ穴(5a)が外周面から内周面に
    貫通形成され、 リング(6) は、少なくとも上部の外周面が上端に向けて
    径大となるコーン形外周面(7a)に形成されて筒状体(5)
    の上端部内周に圧入固定可能に構成され、かつこの圧入
    固定状態でリング(6) 上端が筒状体(5) より上方のコン
    クリートスラブ表面(13)より上方に突出する長さを有
    し、さらに下部に下端開放でかつ固定ボルト(15)の先端
    部が通過するスリット(9) が形成されている仮設用安全
    手摺りの取付装置。
  2. 【請求項2】複数のスリット(9) が周方向等間隔おきに
    形成されるとともに、リング(6) の下端部(6a)内周に支
    柱下端部(3a)の係合により当該リング下端部(6a)を拡径
    させる傾斜突部(10)が形成されている請求項1に記載の
    仮設用安全手摺りの取付装置。
  3. 【請求項3】傾斜突部(10)は、支柱下端部(3a)の係合に
    よりリング下端部(6a)の外周面を筒状体(5) の内周に圧
    接させる高さに形成されている請求項2に記載の仮設用
    安全手摺りの取付装置。
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