JP2579499Y2 - 車止め支柱の支持装置 - Google Patents

車止め支柱の支持装置

Info

Publication number
JP2579499Y2
JP2579499Y2 JP1992036728U JP3672892U JP2579499Y2 JP 2579499 Y2 JP2579499 Y2 JP 2579499Y2 JP 1992036728 U JP1992036728 U JP 1992036728U JP 3672892 U JP3672892 U JP 3672892U JP 2579499 Y2 JP2579499 Y2 JP 2579499Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting
driving
brace
screw
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992036728U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0589515U (ja
Inventor
昭三 小林
Original Assignee
カネソウ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カネソウ株式会社 filed Critical カネソウ株式会社
Priority to JP1992036728U priority Critical patent/JP2579499Y2/ja
Publication of JPH0589515U publication Critical patent/JPH0589515U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2579499Y2 publication Critical patent/JP2579499Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、公園の出入り口などに
おいて、車止め支柱を立設するために用いられる支持装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】公園の出入り口や、車道と歩道の境界に
おいては、車両や人の通行を制限することを目的とし
て、車止め支柱が立設される場合がある。
【0003】この種の車止め支柱を埋設するには、通常
次のような手段により施される。すなわち、まず該支柱
の下端に外方へ突出するアンカーをあらかじめ固着し、
地面の車止め支柱を埋設する位置に孔を掘り、ある程度
の高さまで、コンクリートを流し込んで基盤を作る。こ
のときコンクリート基盤から差金を突出させる。そし
て、コンクリート基盤が固着したら、孔の中に車止め支
柱を挿入し、該支柱のアンカーと前記差金を溶接して固
定する。さらには、再び車止め支柱の周囲で孔の中にコ
ンクリートを流し込み、それが硬化したら上面を舗装す
る。而して、車止め支柱が地中に埋設されることとな
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、かかる従来
構成にあっては、上下に長い支柱を、その垂直度を出す
ために、回りに落ちている木片等を車止め支柱とコンク
リート基盤との間に差し込んで、微調整をすることとな
るが、該支柱が溶接固定されるまで、常に該車止め支柱
が傾倒しないように、手で支えている必要があって、一
つの作業に複数の作業者を要していていた。また特に該
支柱が大重量のものである場合には、危険の伴う作業と
なっていた。本考案は、前記従来欠点のない車止め支柱
の支持装置の提供を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、周面に複数の
螺子孔が形成され、かつアンカーが複数本に外方へ突出
して固着される、地中に埋設される筒状打込金具と、下
端部に前記打込金具の内径よりも外径の小さな嵌挿筒部
を備え、該嵌挿筒部を前記打込金具に挿入して、螺子孔
から押圧螺子を螺合して、各押圧螺子の先端で前記嵌挿
筒部を挟持することにより打込金具に固定される車止め
支柱とからなるものである。
【0006】
【作用】まず筒状打込金具を、コンクリート基盤に載置
して、該打込金具に突成したアンカーをコンクリート基
盤から上方へ突出した差金に溶接して固定する。このと
き、前記筒状打込金具は、可及的に垂直となるように、
木片等を打込金具とコンクリート基盤との間に差し込ん
で、微調整をした後、アンカーを差金に溶接する。そし
て、この打込金具内に、車止め支柱の下部の嵌挿筒部を
挿入し、打込金具の螺子孔から押圧螺子を螺合して、各
押圧螺子の先端で前記嵌挿筒部を挟持することにより該
打込金具に車止め支柱を固定する。このとき、該支柱の
垂直度は、打込金具に対して微傾斜が可能であるから、
正確に位置決めでき、かかる後に、孔の中にコンクリー
トを流し込み、それが硬化したら上面を舗装する。而し
て、車止め支柱が地中に埋設されることとなる。
【0007】
【実施例】添付図面について、本考案の一実施例を説明
する。本実施例の車止め支柱の支持装置は、図1,2に
示すように、地中に埋設される筒状打込金具1と、車止
め支柱10とからなる。前記打込金具1は、そのほぼ中
間部にナットからなる螺着片2が90度間隔で固着され、
該螺着片2に杆状アンカー3がその後端に形成した螺子
部を螺合して脱着可能に固定される。さらに、前記螺着
片2よりも上部位置に、等角度間隔で三箇所の螺子孔4
が形成されている。
【0008】一方、前記車止め支柱10は打込金具1と
ほぼ等しい外径からなり、その下端内面に雌螺子11が
形成され、該雌螺子11に前記打込金具1の内径よりも
外径が小さな、保持筒12がその上端に形成した雄螺子
部13を前記雌螺子11に螺合して固定され、これによ
り、該車止め支柱10の下端に前記保持筒12を固着
し、該保持筒12により、車止め支柱10の嵌挿筒部1
5を形成している。
【0009】かかる構成にあって、保持筒12の螺合に
より嵌挿筒部15を車止め支柱10に形成するようにし
ているため、形成が容易であり、しかも、該車止め支柱
10を鋳物で構成し、保持筒12をステンレス鋼管等に
より構成することが可能となる。尚、嵌挿筒部15は前
記支柱10と同一材料により一体形成するようにしても
良い。
【0010】次にかかる構成の施工手段を図3に従って
説明する。まず地面の所要位置に孔hを掘り、ある程度
の高さまで、コンクリートを流し込んで基盤aを作る。
このときコンクリート基盤aから差金bを突出させる。
そして、コンクリート基盤aが固着したら、孔hの中に
筒状打込金具1を、コンクリート基盤a上に位置して、
該打込金具1に突成したアンカー3を差金bに溶接して
固定する。このとき、前記筒状打込金具1は、可及的に
垂直となるように、木片等を打込金具1とコンクリート
基盤aとの間に差し込んで、微調整をした後、アンカー
3を差金bに溶接する。
【0011】しかる後、この打込金具1内に、車止め支
柱10の下部の嵌挿筒部15を挿入し、打込金具1の螺
子孔4から押圧螺子20を螺合して、各押圧螺子20の
先端で前記嵌挿筒部15を挟持することにより該打込金
具1に車止め支柱を固定する。このとき、該支柱10の
垂直度は、打込金具1に対して微傾斜が可能であるか
ら、正確に位置決めできる。また、高さ位置の微調整も
可能となる。そして、かかる位置決め後に、孔hの中に
再びコンクリートを流し込み、それが硬化したら上面を
舗装する。而して、車止め支柱10が地中に埋設される
こととなる。そして図4で示すように、該車止め支柱1
0は、公園の入口や、車道と歩道の境界に複数列設さ
れ、必要に応じて、各支柱間に侵入防止用チェーン30
や杆材が介装される。
【0012】かかる施工工程にあって、比較的軽量な打
込金具1を保持して固結した後、前記車止め支柱10を
打込金具1内に挿入し、押圧螺子20を螺合するだけで
良いから、一人の作業員のみでも、取付け施工が可能と
なる。
【0013】
【考案の効果】本考案は、上述したように、打込金具1
と嵌挿筒部15を備えた車止め支柱10との組み付けに
より、該車止め支柱10を垂直に埋設施工するものであ
り、軽量な打込金具1によって、その位置保持を施し、
車止め支柱10の嵌挿筒部15を単に打込金具1内に挿
入して押圧螺子20の締付けを施すだけで、車止め支柱
10の垂直保持が可能となって、施工が容易であり、こ
のため一人の作業者により施工が可能となり、かつその
作業負担も軽減し得る等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例にかかる支持装置を分離して示す縦断側
面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】施工状態を示す縦断側面図である。
【図4】支柱10の埋設例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 打込金具 2 螺着片 3 アンカー 4 螺子孔 10 車止め支柱 11 雌螺子 12 保持筒 13 雄螺子 15 嵌挿筒部 20 押圧螺子

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】周面に複数の螺子孔が形成され、かつアン
    カーが複数本に外方へ突出して固着される、地中に埋設
    される筒状打込金具と、 下端部に前記打込金具の内径よりも外径の小さな嵌挿筒
    部を備え、該嵌挿筒部を前記打込金具に挿入して、螺子
    孔から押圧螺子を螺合して、各押圧螺子の先端で前記嵌
    挿筒部を挟持することにより打込金具に固定される車止
    め支柱とからなる車止め支柱の支持装置。
JP1992036728U 1992-04-30 1992-04-30 車止め支柱の支持装置 Expired - Lifetime JP2579499Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992036728U JP2579499Y2 (ja) 1992-04-30 1992-04-30 車止め支柱の支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992036728U JP2579499Y2 (ja) 1992-04-30 1992-04-30 車止め支柱の支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0589515U JPH0589515U (ja) 1993-12-07
JP2579499Y2 true JP2579499Y2 (ja) 1998-08-27

Family

ID=12477797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992036728U Expired - Lifetime JP2579499Y2 (ja) 1992-04-30 1992-04-30 車止め支柱の支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2579499Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5524167Y2 (ja) * 1976-07-12 1980-06-10
JPS5524379U (ja) * 1978-08-08 1980-02-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0589515U (ja) 1993-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2579499Y2 (ja) 車止め支柱の支持装置
JP3295483B2 (ja) 車止め支柱の支持装置
JP3012551B2 (ja) 張り出し歩道構造
JP2582161Y2 (ja) 車止め支柱の横パイプ連結装置
JP3223499B2 (ja) 柵 体
JP2600018Y2 (ja) 車止め支柱の横パイプ連結装置
JPH0745613Y2 (ja) ガードレール支柱
JPS6011137Y2 (ja) ガ−ドケ−ブル用中間端末支柱
JP2948095B2 (ja) シャッター取付用支柱の固定構造およびその基礎施工法
JP2634387B2 (ja) 誘導標識取付構造
JPH08105019A (ja) 防護柵
JPH05493Y2 (ja)
JPH0647934Y2 (ja) 工事現場用表示板取付用具
JP2598417Y2 (ja) 防護柵支柱用キャップ取り付け構造
JP2943083B2 (ja) 建築用基礎ブロック構造
JPS6122082Y2 (ja)
JPH071466Y2 (ja) 型枠支保工等における仮設支柱
JPH0455134Y2 (ja)
JPH077990Y2 (ja) 陸上競技場における縁石の取付構造
JP3187289B2 (ja) 仮設用安全手摺りの取付装置
JPH07166517A (ja) 車止め支柱の横パイプ連結金具
JP3396812B2 (ja) 地中基礎施工用資材、地中基礎及びその施工方法
JPS5915318Y2 (ja) 支柱据付け用アンカ−装置
JP3402851B2 (ja) 道路等における境界ブロック及び施工方法
JP2603329Y2 (ja) アンカーボルト定着装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term