JP3187117U - 椅子用採暖クッション - Google Patents
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Abstract
【課題】採暖機能に加えて骨盤部の補整機能を備え、外部接続コード等の接触による不快感も少なく、使用感の良い、椅子用として好適な椅子用採暖クッションを提供する。
【解決手段】外周部の一部を切欠いた略円板状のベース部2及びその表面に位置する隆起部5a,5bをクッション材により一体に形成したクッション本体1と、クッション本体1の表面のヒーター15と、クッション本体1及びヒーター15を包み込むクッションカバーとを備える。隆起部5a,5bは、骨盤支え部6a,6bと、左右の大腿支え部7a,7bとにより全体として平面視略U字形状をなし、その内側に位置するベース部2の表面を着座面4とする。ヒーター15は、着座面4及び隆起部5a,5bに沿って配置され、その接続端子部16は、大腿支え部7a,7bの一方の先端近傍に配置され、接続端子部16に接続される外部接続コードを引き出している。
【選択図】図1
【解決手段】外周部の一部を切欠いた略円板状のベース部2及びその表面に位置する隆起部5a,5bをクッション材により一体に形成したクッション本体1と、クッション本体1の表面のヒーター15と、クッション本体1及びヒーター15を包み込むクッションカバーとを備える。隆起部5a,5bは、骨盤支え部6a,6bと、左右の大腿支え部7a,7bとにより全体として平面視略U字形状をなし、その内側に位置するベース部2の表面を着座面4とする。ヒーター15は、着座面4及び隆起部5a,5bに沿って配置され、その接続端子部16は、大腿支え部7a,7bの一方の先端近傍に配置され、接続端子部16に接続される外部接続コードを引き出している。
【選択図】図1
Description
本考案は、椅子の座面に敷いて使用し、着座により暖を採る椅子用採暖クッションに係り、さらに骨盤部の補整機能を有する椅子用採暖クッションに関するものである。
着座により暖を採ることができる採暖クッションは、例えば、特許文献1により提案されている。
この採暖クッションは、ドーナツ状をなす2つのクッション材の間にヒーターユニットを配置してクッション本体を形成し、このクッション本体をクッションカバーにより覆い、カバーの外周面から外部接続コードを導出する構造であり、椅子、ソファー、床等で使用されることが記載されている。
この採暖クッションは、ドーナツ状をなす2つのクッション材の間にヒーターユニットを配置してクッション本体を形成し、このクッション本体をクッションカバーにより覆い、カバーの外周面から外部接続コードを導出する構造であり、椅子、ソファー、床等で使用されることが記載されている。
一方、最近、着座面の周囲に骨盤支え部及び大腿支え部を形成し、着座時に骨盤部から大腿部を安定して支え、正しい姿勢を維持することにより骨盤部の補整機能を有する骨盤クッションが多く市販されている。
特許文献1記載の採暖クッションは、椅子で使用することが記載されているが、実際に椅子の座面に敷いて使用した場合に採暖クッションの方向性が定まらないため、外部接続コードが椅子の背凭れやひじ掛けの支柱に引っかかったり、外部接続コードが支柱によって極端に折り曲げられたりすることとなり、又、背凭れ等の支柱を避けた場合には、外部接続コードが足に触れたり絡まったりして、使用者に不快感を与えるものであった。
また、特許文献1記載の採暖クッションに市販の骨盤クッションに見られる骨盤部の補整機能を付加しようとした場合には、クッション材に硬質ウレタンフォームや低反発弾性フォームの如き軟質ウレタンフォームで形成する必要があり、このようなウレタンフォームからなるクッション材間にヒーターを配置した場合には十分な採暖効果が得られず、また、クッション材の表面にヒーターユニットを配置すると、ヒーターの接続端子部の配置に骨盤支え部や大腿支え部による制約が加わり、外部接続コードの引き出しに苦慮するという問題が発生する。
本考案はこのような状況に鑑みてなされたものであり、採暖機能に加えて骨盤部の補整機能を備え、外部接続コード等の接触による不快感も少なく、使用感の良い、椅子用として好適な採暖クッションを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案に係る椅子用採暖クッションは、外周部の一部を切欠いた略円板状のベース部及び当該ベース部の表面に位置する隆起部をクッション材により一体に形成してなるクッション本体と、前記クッション本体の表面に配置されるヒーターと、前記クッション本体及び前記ヒーターを包み込むクッションカバーとを備え、前記隆起部は、前記ベース部の切欠の近傍に位置する骨盤支え部と、該骨盤支え部から前方に連なる左右の大腿支え部とにより外周部に略並行な円弧状をなすと共に、その内側に位置する前記ベース部の表面を着座面とし、前記ヒーターは、着座面及び前記隆起部に沿って配置され、前記ヒーターの接続端子部は、前記左右いずれか一方の大腿支え部の先端近傍で当該大腿支え部を避けて配置し、前記接続端子部に接続される外部接続コードを前記大腿支え部の外側に向けて引き出したことを特徴とする。
上記の構成によれば、ベース部の切欠を背凭れの支柱に対向させて椅子の座面に敷くことになり、採暖クッションの方向性が定まり、外部接続コードが背凭れやひじ掛け等の支柱に当たることがなく、採暖クッションは座面上で安定する。
また、椅子の座面に敷いて着座により暖を採ることができる上に、隆起部の骨盤支え部及び大腿支え部により骨盤部から大腿部を安定して支え、正しい姿勢を維持できることから、骨盤部の補整機能も得られる。
さらに、円弧状の隆起部の大腿支え部とヒーターの接続端子部との位置関係により、外部接続コードの引き出し位置及び方向は、着座した際に使用者に最も触れにくい位置及び方向にあって、外部接続コード等による不快感も少なく、好ましい使用感が得られる。
また、椅子の座面に敷いて着座により暖を採ることができる上に、隆起部の骨盤支え部及び大腿支え部により骨盤部から大腿部を安定して支え、正しい姿勢を維持できることから、骨盤部の補整機能も得られる。
さらに、円弧状の隆起部の大腿支え部とヒーターの接続端子部との位置関係により、外部接続コードの引き出し位置及び方向は、着座した際に使用者に最も触れにくい位置及び方向にあって、外部接続コード等による不快感も少なく、好ましい使用感が得られる。
また、本考案に係る椅子用採暖クッションは、前記クッション本体のベース部に前記接続端子部が収まる凹部を形成し、ヒーターの接続端子部がベース部の表面上に突出しないようにすることが好ましい。
この構成によれば、接続端子部が着座面上に突出せず、使用感を損なうことがなくなる。
また、本考案に係る椅子用採暖クッションは、前記ヒーターが前記クッションカバーの内面に配線され、前記クッション本体を前記クッションカバー内に収めた状態で前記着座面及び前記隆起部に沿って配置されることが好ましい。さらに、前記クッションカバーの内面には、フェルト材、前記ヒーター及び該これを覆う被覆布を順次貼り付けることが好ましい。
この構成によれば、ヒーターの配線作業は、嵩の大きなクッション本体を扱いながら行う場合に比較して容易となる。
さらに、本考案に係る椅子用採暖クッションは、クッションカバーの内面に線状のヒーターを配線し、このヒーターを被覆布により覆い、前記ヒーターの少なくとも前記隆起部に沿って配置される部位と当該部位に隣合う前記着座面側の部位との間において前記被覆布を前記クッションカバーに縫い止めすることが好ましい。
この構成によれば、使用者が着座する際に臀部及び大腿部が隆起部に擦れる結果、ヒーターの隆起部に配置される部位が着座面側にずれて、ヒーターの着座面側の部位と接触する懸念があるところ、前記縫い止めによりヒーターの部位同士の接触が防止される。
また、本考案に係る椅子用採暖クッションは、クッション本体を硬質ウレタンフォームや低反発弾性フォームにより形成することが好ましい。
この構成によれば、着座時に使用者の体重による必要以上の沈み込みが防止され、骨盤部の補整機能に効果的である。
本考案に係る椅子用採暖クッションによれば、採暖機能に加えて骨盤部の補整機能を備え、外部接続コード等の接触による不快感も少なく、使用感の良い、椅子用として好適な採暖クッションを提供することができる。
(第1の実施の形態)
以下、本考案の第1の実施の形態について図1乃至図4を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態は、本考案を具現化した一例であって、本考案の技術的範囲を限定する性格のものではない。
以下、本考案の第1の実施の形態について図1乃至図4を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態は、本考案を具現化した一例であって、本考案の技術的範囲を限定する性格のものではない。
椅子用採暖クッションのクッション本体1は、外周部の一部(後縁部)を直線的に切欠いてなる略円板状のベース部2と、外周部に略並行な円弧状をなす一対の隆起部5a,5bとを有する。
クッション本体1は、ベース部2と隆起部5a,5bとをクッション材により一体に形成し、全体として平面視略U字形状をなす隆起部5a,5bの内側に位置するベース部2の表面を着座面4としている。前記クッション材としては、硬質ウレタンフォームや低反発弾性フォームのように、着座時に使用者の体重により必要以上に沈み込まない材料が好ましい。
また、クッション本体1は、ベース部2の後縁にある切欠3を背凭れの支柱部分に対向して椅子の座面上に敷かれることになるため、座面に敷く際に常に方向が定まり、前方への突出も抑えられ、座面における座りが安定する。
また、クッション本体1は、ベース部2の後縁にある切欠3を背凭れの支柱部分に対向して椅子の座面上に敷かれることになるため、座面に敷く際に常に方向が定まり、前方への突出も抑えられ、座面における座りが安定する。
隆起部5a,5bは、切欠3の両端近傍から前方へかけて、外周部に対し略並行となるように円弧状に左右一対形成されており、全体として平面視略U字形状をなしている。この略U字形状の開口は、切欠3とは反対側(前方)に向いている。
隆起部5a,5bは、それぞれ切欠3の近傍に位置する骨盤支え部6a,6b及びこれより前方に連なる大腿支え部7a,7bからなっている。前記大腿支え部7a,7bは、前方に向うに従って高さが低くなるように形成され、その先端は、ベース部2の前後方向の中間位置より前方位置まで延びている。
隆起部5a,5bは、着座した際に臀部及び大腿部の開きを抑制し、正しい姿勢を維持することにより、骨盤部の補整機能を有する。
隆起部5a,5bは、それぞれ切欠3の近傍に位置する骨盤支え部6a,6b及びこれより前方に連なる大腿支え部7a,7bからなっている。前記大腿支え部7a,7bは、前方に向うに従って高さが低くなるように形成され、その先端は、ベース部2の前後方向の中間位置より前方位置まで延びている。
隆起部5a,5bは、着座した際に臀部及び大腿部の開きを抑制し、正しい姿勢を維持することにより、骨盤部の補整機能を有する。
尚、本実施の形態では、隆起部5a,5bは骨盤支え部で左右に分割されているが、分割せずに左右を一連のものとして形成しても良い。
また、クッション本体1は、ベース2の表面に一方の大腿支え部7bの先端近傍で且つ該大腿支え部7bを避けて凹部8を形成しており、この凹部8は、後述するヒーターの接続端子部であるコネクタ受けを収め、当該コネクタ受け及びこれに差込み接続するコネクタプラグのベース部2表面への突出を抑制する。
クッションカバー9は、クッション本体1と同様の略円板形状を有し、クッション本体1を包み込むものであり、クッション本体1の切欠3に対応する直線部10を有する。クッションカバー9は、表カバー11と、上布12a及び下布12bからなる裏カバー12とを互いにその外周で縫合することにより形成される。
上布12aと下布12bは、裏カバー12の前後方向の中間位置においてある程度の幅で互いに重合し、この重合部分にてクッションカバー9の左右略全幅に渡って延びる開口部13を形成しており、この開口部13を介してクッション本体1をクッションカバー9に出し入れ可能としている。
尚、開口部13は、上布12aと下布12b間に面ファスナー等を適宜設けることにより、閉状態に保持できるようにすることが好ましい。
尚、開口部13は、上布12aと下布12b間に面ファスナー等を適宜設けることにより、閉状態に保持できるようにすることが好ましい。
また、クッションカバー9の外周部には、クッション本体1を収めた状態で凹部8と対向する部位に外部導出口14を形成し、この外部導出口14を介してコネクタプラグをコネクタ受けに差込み接続する。
ヒーター15は、柔軟性を有するヒーター線よりなり、クッションカバー9の表カバー11内面に蛇行状に配線される。表カバー11の内面にフェルト材、ヒーター15及びガーゼ等の被覆布を両面テープ等で順次貼り付けることにより、ヒーター15を表カバー11の内面に装着する。
ヒーター15は、図1に示すように、クッション本体1をクッションカバー9内に収めた状態で、着座面4及び隆起部5に沿って配置されることになる。従って、ヒーター15は、使用者が着座した際に着座面4及び骨盤支え部6a,6bに接する臀部、大腿支え部7a,7bに接する大腿部より暖めることができる。
ヒーター15は、図1に示すように、クッション本体1をクッションカバー9内に収めた状態で、着座面4及び隆起部5に沿って配置されることになる。従って、ヒーター15は、使用者が着座した際に着座面4及び骨盤支え部6a,6bに接する臀部、大腿支え部7a,7bに接する大腿部より暖めることができる。
ヒーター15の両端には接続端子部であるコネクタ受け16が接続されており、コネクタ受け16は、クッション本体1をクッションカバー9内に収めた状態で凹部8内に配置する。
コネクタ受け16には、コネクタプラグ17が着脱自在に差込み接続されることになるが、コネクタプラグ17の接続方向L1がクッション本体1の半径方向と一致しかつ大腿支え部7bの先端から前方に延びる線L2に対して例えば45度傾斜するよう、凹部8の形状及び位置が決定される。従って、コネクタ受け16に差込み接続されるコネクタプラグ17の外部接続コード18は、大腿支え部7bの外側に向けて引き出されることになる。
コネクタ受け16には、コネクタプラグ17が着脱自在に差込み接続されることになるが、コネクタプラグ17の接続方向L1がクッション本体1の半径方向と一致しかつ大腿支え部7bの先端から前方に延びる線L2に対して例えば45度傾斜するよう、凹部8の形状及び位置が決定される。従って、コネクタ受け16に差込み接続されるコネクタプラグ17の外部接続コード18は、大腿支え部7bの外側に向けて引き出されることになる。
本実施の形態に係る採暖クッションの構成によれば、ベース部2の切欠3を背凭れ側に向けて椅子の座面上に敷くことにより、採暖クッションの方向性が定まり、その上、
ヒーター15の接続端子部であるコネクタ受け16は、大腿支え部7bの先端近傍でかつ該大腿支え部7bを避けた位置にあって、コネクタ受け16に接続されるコネクタプラグ17及びその外部接続コード18が背凭れやさらにひじ掛けを有する椅子にあっても障害とはならず、椅子の座面上に安定した状態で敷くことができる。また、外部接続コード18が背凭れやひじ掛けの支柱との接触により極端に折り曲げられたりすることもなくなる。
ヒーター15の接続端子部であるコネクタ受け16は、大腿支え部7bの先端近傍でかつ該大腿支え部7bを避けた位置にあって、コネクタ受け16に接続されるコネクタプラグ17及びその外部接続コード18が背凭れやさらにひじ掛けを有する椅子にあっても障害とはならず、椅子の座面上に安定した状態で敷くことができる。また、外部接続コード18が背凭れやひじ掛けの支柱との接触により極端に折り曲げられたりすることもなくなる。
また、本実施の形態に係る採暖クッションへの着座により、骨盤部から大腿部が隆起部5a,5bによって支えられ、正しい姿勢が維持され、骨盤部の補整機能が得られると共に、臀部から大腿部にかけてヒーター15により暖められ、暖を採ることができる。
さらに、着座した状態では、大腿部の開きが大腿支え部7a,7bにより抑制され、凹部8が大腿支え部7bの先端近傍でかつ該大腿支え部7bを避けて位置することと相まって、コネクタ受け16、これに差込み接続されるコネクタプラグ17及び外部接続コード18の引き出し位置は、最も大腿部と接触し難い位置にあって、外部接続コードの足への絡み等の懸念も少なくなり、好ましい使用感が得られる。
(第2の実施の形態)
先の実施形態では、クッションカバー9の内面にフェルト材、ヒーター及び被覆布を両面テープ等を用いて単に貼り付けた構成であるため、使用者の臀部及び大腿部が隆起部5a,5bの内側面に沿って擦れながら着座する際に、ヒーター15の隆起部5a,5bの内側面に配置される部位15aに着座面4方向への力が加わり、部位15aが位置ずれを起こしこれと隣合う着座面4に配置された部位15bと接触する虞れがある。
このような虞れを解消するため、第2の実施形態では、図5及び図6に示すように、ヒーター15の部位15aと部位15b間において表カバー11、フェルト材19及び被覆布20をミシン縫い21等により縫い止める構成としたものである。
先の実施形態では、クッションカバー9の内面にフェルト材、ヒーター及び被覆布を両面テープ等を用いて単に貼り付けた構成であるため、使用者の臀部及び大腿部が隆起部5a,5bの内側面に沿って擦れながら着座する際に、ヒーター15の隆起部5a,5bの内側面に配置される部位15aに着座面4方向への力が加わり、部位15aが位置ずれを起こしこれと隣合う着座面4に配置された部位15bと接触する虞れがある。
このような虞れを解消するため、第2の実施形態では、図5及び図6に示すように、ヒーター15の部位15aと部位15b間において表カバー11、フェルト材19及び被覆布20をミシン縫い21等により縫い止める構成としたものである。
(他の実施の形態)
先の実施の形態では、ヒーター15の接続端子部としてコネクタ受けを使用し、コネクタ受けにコネクタプラグを着脱自在に差込み接続しているが、ヒーター15の両端に電源コード等の外部接続コードを直結し、その接続部を凹部8に収めるようにしてもよい。
先の実施の形態では、ヒーター15の接続端子部としてコネクタ受けを使用し、コネクタ受けにコネクタプラグを着脱自在に差込み接続しているが、ヒーター15の両端に電源コード等の外部接続コードを直結し、その接続部を凹部8に収めるようにしてもよい。
また、ヒーター15は、両面テープ等による貼り付けによらず、被覆布16、フェルト材及び表カバー11をミシン縫い等により縫い付け、クッションカバー9の内面に配線装着するようにしても良い。
また、ヒーター15は、クッション本体1の着座面4及び隆起部5a,5bの内側面に両面テープ等により貼り付けるようにしてもよい。ただし、この場合には、隆起部5a,5bの内側面にヒーター15の部位15aが嵌り込む溝を設けて、部位15aの位置ずれによるヒーター15同士の接触を防止することが好ましい。
1 クッション本体
2 ベース部
3 切欠
4 着座面
5a,5b 隆起部
6a,6b 骨盤支え部
7a,7b 大腿支え部
8 凹部
9 クッションカバー
15 ヒーター
16 コネクタ受け(ヒーターの接続端子部)
17 コネクタプラグ
18 外部接続コード
2 ベース部
3 切欠
4 着座面
5a,5b 隆起部
6a,6b 骨盤支え部
7a,7b 大腿支え部
8 凹部
9 クッションカバー
15 ヒーター
16 コネクタ受け(ヒーターの接続端子部)
17 コネクタプラグ
18 外部接続コード
Claims (7)
- 椅子の座面上に敷いて使用する椅子用採暖クッションであって、
外周部の一部を切欠いた略円板状のベース部及び当該ベース部の表面に位置する隆起部をクッション材により一体に形成してなるクッション本体と、
前記クッション本体の表面に配置されるヒーターと、
前記クッション本体及び前記ヒーターを包み込むクッションカバーとを備え、
前記隆起部は、前記ベース部の切欠の近傍に位置する骨盤支え部と、該骨盤支え部から前方に連なる左右の大腿支え部とにより外周部に略並行な円弧状をなすと共に、その内側に位置する前記ベース部の表面を着座面とし、
前記ヒーターは、着座面及び前記隆起部に沿って配置され、
前記ヒーターの接続端子部は、前記左右いずれか一方の大腿支え部の先端近傍で当該大腿支え部を避けて配置し、
前記接続端子部に接続される外部接続コードを前記大腿支え部の外側に向けて引き出したことを特徴とする椅子用採暖クッション。 - 前記ベース部に前記接続端子部が収まる凹部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の椅子用採暖クッション。
- 前記ヒーターは前記クッションカバーの内面に配線され、
前記クッション本体を前記クッションカバー内に収めた状態で前記着座面及び前記隆起部に沿って配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の椅子用採暖クッション。 - 前記クッションカバーの内面にはフェルト材、前記ヒーター及び該これを覆う被覆布を順次貼り付けたことを特徴とする請求項3に記載の椅子用採暖クッション。
- 前記ヒーターは線状で、被覆布により覆われてなり、
前記ヒーターの少なくとも前記隆起部に沿って配置される部位と当該部位に隣合う前記着座面側の部位との間において前記被覆布を前記クッションカバーに縫い止めしたことを特徴とする請求項3または4に記載の椅子用採暖クッション。 - 前記クッション材は、硬質ウレタンフォームであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の椅子用採暖クッション。
- 前記クッション材は、低反発弾性フォームであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の椅子用採暖クッション。
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JP2013005047U JP3187117U (ja) | 2013-08-30 | 2013-08-30 | 椅子用採暖クッション |
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