JP3187089U - 麻雀教材用カード - Google Patents

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Abstract

【課題】麻雀の初心者であっても、手軽に麻雀を楽しみながら、麻雀のあがり方を効率的・効果的に学習することができる麻雀教材用カードを提供すること。
【解決手段】横長形状のシート1aの表面に、複数の教示区画10を設け、各教示区画10内に、あがるのに必要な方法を表示してなる麻雀教材用カード1である。麻雀教材用カード1を麻雀卓3上のプレーヤ2の手元に載置する。プレーヤ2は、当該麻雀教材用カード1に記載されている内容(あがるのに必要な方法)にしたがいながら麻雀を行うことで、麻雀のあがり方を効率的・効果的に学習することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本考案は、初心者が麻雀の基本的なルールを覚えた後、麻雀のあがり方を、実践を通じて効率的に学習することを可能にするための、あがり役や、手持ち牌の効率的な捨て方等を教示する麻雀教材用カードに関するものである。
麻雀には、細かなルールや、多彩なあがり役が設けられていることから、その内容は複雑であり、基本的ルールやあがり役に関する初心者向けの教材から、戦術に関する上級者向けの教材まで、数多くの教材図書が出版されている。麻雀初心者は、これら教材図書に書かれている内容を理解し記憶した上で、実際に麻雀を行いながらあがり方を学習していくのが一般的である。
なお麻雀についての学習を、より手軽に、かつ効果的におこなうことを可能にする考案として、携帯性に優れたカード式の麻雀教材が提案されている(実用新案登録第3138620号)。これは、市販の教材図書は携帯に不便であって、学習の機会が限られることに鑑みて、考案されたものである。
実用新案登録第3138620号
麻雀に関する市販の教材図書に書かれている内容は、例えそれが初心者向けであっても、初めて麻雀をする者にとっては複雑であり、また分量も多く、全てを理解し記憶することは容易ではない。このことから実際に麻雀を行うにあたり、市販の教材図書を読んだだけでは、上手くプレーすることは難しく、麻雀の楽しさを体験する前に、途中で諦めてしまう者もいるのが現状であり、麻雀を広く普及させる上で問題である。
この点、前記携帯性に優れたカード式の麻雀教材によれば、教材の内容を理解し記憶するための学習機会を増やすことは可能であるものの、麻雀を行う前に、予め教材の内容を理解し記憶しておかなければならない点では、市販の教材図書と同じであり、当該携帯性に優れたカード式の麻雀教材を用いても、上記問題を改善することは困難である。
本考案は、上記問題を効果的に改善することを目的として、教材図書に記載されている麻雀のあがり方を、十分に理解し記憶していない麻雀初心者であっても、実践を通じて、手軽に楽しみながら、麻雀のあがり方を効率的・効果的に学習することを可能にする、麻雀教材用カードを提供するものである。
本考案の請求項1に係る考案は、麻雀卓の外周の一辺に沿うように載置される横長形状のシートを具備し、前記シートの表面を複数の教示区画で分割し、前記各教示区画内にそれぞれあがるのに必要な方法を表示してなることを特徴とする麻雀教材用カードにある。
ここで当該麻雀教材用カードに記載されている「あがるのに必要な方法」とは、例えば後述する請求項2ないし請求項4に係る考案のなかで教示されている牌を捨てる方法などである。
麻雀初心者であるプレーヤは、当該請求項1に係る麻雀教材用カードを、麻雀卓上の自分の手元近傍に、麻雀卓の外周の一辺に沿うように載置した後、当該麻雀教材用カードに記載されている教示内容を確認しながら、その教えにしたがってゲームを進めて行く。これにより市販の教材図書に書かれているあがり方を十分に理解し記憶していない麻雀初心者であっても、簡単にあがり役を作ることが可能となり、手軽に麻雀を楽しみながら、基本的なあがり方を効率的・効果的に学習する事ができる。その結果、前記目的を達成することが可能となる。
請求項2に係る考案は、請求項1に記載の麻雀教材用カードであって、前記複数の教示区画は、横一列に連なるように設けられており、前記各教示区画内には、一方の端部側から他方の端部側に向けて、面子として揃う確率がより低い牌を順に表示し、かつ前記面子として揃う確率がより低い牌から順に捨てていくことを表示することを特徴とする麻雀教材用カードにある。
麻雀の最も基本的なあがり方は、1組の雀頭と4組の面子を揃えることであるが、これによって一番早くあがる為には、手持ち牌のうち、面子として揃う確率の高い牌を優先的に残し、面子として揃う確率の低い牌から先に捨てていくことが最も効果的である。請求項2に係る麻雀教材用カードはこの最も基本的なあがり方を一番早く完成させることを教示するものである。
ここで「面子(順子・刻子・槓子)が揃う確率」とは、具体的には順子が揃う確率を意味する。つまり全ての牌は4枚ずつ存在するところ、刻子および槓子が揃う確率は何れの牌も同じであるのに対し、順子が揃う確率については、例えば順子を観念しえない「字牌」においては、その確率はゼロであるのに対し、「数牌」においては少なくとも一組の順子が存在するところ、その確率はゼロとはならず、「字牌」と「数牌」で異なることになる。さらに「数牌」内においても、「1と9」については一通りの組み合わせ(123、および789)しか存在しないのに対し、「2と8」については二通りの組み合わせ(例えば2については、123と234)が存在し、「3ないし7」においては3通りの組み合わせ(例えば3については、123と234と345)が存在することから、順子が揃う確率は異なり、当該確率が最も高いのは、「3ないし7の数牌」であり、「2と8の数牌」、「1と9の数牌」の順にその確率は小さくなる。したがって面子として揃う確率は、「3ないし7の数牌」が最も高く、「2と8の数牌」、「1と9の数牌」、「字牌」の順にその確率は小さくなる。
上記確率論に鑑みれば、4組の面子を効率的に揃えて一番早くあがるためには、「字牌」、「1と9の数牌」、「2と8の数牌」、「3ないし7の数牌」の順に手持ち牌を捨てるべきことになる。
つまり請求項2に係る麻雀教材用カードにおいては、例えばカードの右端部から左端部に向かって、「字牌」、「1と9の数牌」、「2と8の数牌」、「3ないし7の数牌」の順に、それぞれの教示区画を設け、そこに各々の牌を表示し、かつこの順で牌を捨てることを表示することになる。その結果、当該カードの表示内容にしたがってプレーする麻雀初心者は、効率的に4組の面子を揃えることが可能になる。
このように請求項2に係る麻雀教材用カードは、面子として揃う確率と、手持ち牌として残しておく優先順位の融合の観点から、4組の面子を効率的に揃える方法を教示するものであり、プレーヤを一番早くあがれる(リーチをかけられる)方向へ導くものである。また面子として揃う確率が低い牌は、他家(他のプレーヤ)においてもあがり役に用いる確率は低く、当該牌を先に捨てていくことは、他家(他のプレーヤ)があがることを可及的に阻止する事(鳴きにより面子を揃えるのを阻止する事)にもなるので、「あがれる確率は四分の一であり、残りの四分の三の確率においては、大きく負けない(相手にふりこまない)守りの戦術をとることが重要である(四分の一の確率論)」ことも併せて教示するものである。
麻雀初心者は、請求項2に係る麻雀教材用カードに記載された表示(教示)内容にしたがってプレーすることで、手軽に麻雀を楽しみつつ、1組の雀頭と4組の面子を揃えるといった基本的なあがり方を、効率的・効果的に学習する事ができ、その結果、前記目的を達成することが可能となる。
請求項3に係る考案は、請求項1に記載の麻雀教材用カードであって、前記複数の教示区画は、横一列に連なるように設けられており、前記各教示区画内には、一方の端部側から他方の端部側に向けて、面子として揃う確率がより低い牌を順に並べ、かつ前記面子として揃う確率がより低い牌から順に捨てていくことを表示すると共に、他方の端部側の教示区画内には、配牌から一番早くあがれる確率が高い役の作り方を表示することを特徴とする麻雀教材用カードにある。
麻雀においては、数多くのあがり役が存在するところ、配牌の状態によっては、請求項2に係る麻雀教材用カードにしたがったあがり方より、特定のあがり役を目指した方がより早くあがれる場合がある。当該事情に鑑み、請求項3に係る麻雀教材用カードは、配牌から一番早くあがれる特定のあがり役(あがれる確率が最も高い役)について、その作り方を表示(教示)するものである。
当該特定のあがり役(あがれる確率が最も高い役)を一番早く完成させる為には、あがり役を構成する面子を効率的に揃えていくことが必要であり、そのためには当該面子を揃えるのに有用な手持ち牌を優先的に残し、無用な手持ち牌から先に捨てていくことが効果的である。
したがって請求項3に係る麻雀教材用カードにおいては、上記特定のあがり役を構成する面子として揃う確率が最も低い手持ち牌から順に、例えばカードの右端部から左端部に向かって並べ、かつ最も右側にある牌から捨てていくことを表示(教示)するものであり、これにより当該表示(教示)内容にしたがってゲームを進めるプレーヤは、効率的にあがり役を完成させることが可能となる。
このように請求項3に係る麻雀教材用カードは、あがり役を構成する面子が揃う確率に基づいて、残しておく手持ち牌の優先順位を確定し、その順位が低い牌から捨てていくことを教示するものであるところ、前記請求項2と同様に、確率と優先順位の融合の観点から、プレーヤを一番早くあがれる方向へ導くものである。
麻雀初心者は、当該請求項3に係る麻雀教材用カードに記載された表示(教示)内容にしたがってプレーすることで、手軽に麻雀を楽しみつつ、配牌から一番早くあがることのできる特定のあがり役の作り方を、効率的・効果的に学習する事ができ、その結果、前記目的を達成することが可能となる。
請求項4に係る考案は、請求項1に記載の麻雀教材用カードであって、前記教示区画は、上下の区画に分割されており、これら上下の区画内には、配牌から一番早くあがれる確率が高い複数のあがり役の作り方を、それぞれ個別に表示することを特徴とする麻雀教材用カードにある。
麻雀には、数多くのあがり役が存在するところ、配牌から一番早くあがれる(あがれる確率の高い)あがり役が複数存在する場合が少なくない。この場合、いずれのあがり役を完成させるべきかを、配牌の時点で即断することはできず、ゲームの進行状況に応じて、最適なあがり役を選択していくことになる。
そこで請求項4に係る麻雀教材用カードでは、配牌から一番早くあがれる(あがれる確率の高い)あがり役が複数存在する場合に、当該複数のあがり役の作り方を相互に比較し、ツモり牌や、捨て牌を観ながら、ゲームが進行する過程で、最も早くあがれる役(あがれる確率の高い役)を的確に選択することが可能となるように、当該複数のあがり役の作り方を上下に並べて表示(教示)するものである。このように当該請求項4に係る麻雀教材用カードは、配牌の状態から一番早くあがれる(あがれる確率の高い)複数のあがり役を表示(教示)し、ゲームの進行状況に応じて、これら複数のあがり役のなかから最適なあがり役を選択することを可能にすることで、プレーヤを一番早くあがれる(リーチをかけられる)方向に導くものである。
麻雀初心者は、当該請求項4に係る麻雀教材用カードに記載された表示(教示)内容にしたがってプレーすることで、手軽に麻雀を楽しみつつ、複数のあがり役から最適な役を選択してあがるといった、より高度なあがり方を、効率的・効果的に学習する事ができ、その結果、前記目的を達成することが可能となる。
本考案に係る麻雀教材用カードには、1組の雀頭と4組の面子を揃えるといった基本的なあがり役によって一番早くあがることのできる方法などが記載されているところ、当該麻雀教材用カードに記載されている教示内容にしたがってゲームを進めて行くことにより、市販の教材図書に記載されたあがり方を十分に理解し記憶していない初心者であっても、手軽に麻雀を楽しみながら、容易にあがることが可能となる。これにより効率的・効果的に麻雀のあがり方を学習することができるという効果が認められる。
麻雀教材用カード1の使用形態を示した平面図である。 麻雀教材用カード1−1,1−2,1−3の平面図である。 麻雀教材用カード1−1の拡大平面図である。 麻雀教材用カード1−2の拡大平面図である。 麻雀教材用カード1−3の拡大平面図である。
添付する図面に基づき本考案に係る麻雀教材用カードの具体的実施例について説明する。まず図1に基づき、請求項1に係る麻雀教材用カード1の実施形態を説明する。当該麻雀教材用カード1は、例えば紙や布地、もしくは柔らかな樹脂からできた横長形状のシート1aから構成されており、その大きさは、例えば横方向の長さは、麻雀牌13枚分の幅と略同じであって、配られた手持ち牌を横に並べた時の全幅長に略等しい長さを有している。また縦方向の長さは、例えば教示内容が記載できるだけの十分なスペースが確保できる長さを有している。
当該シート1aの表面には複数の教示区画10が横一列に連なるように設けられている。各教示区画10には、例えば後述する請求項2ないし請求項4に係る考案が教示する牌を捨てる方法などが記載されている。
麻雀初心者であるプレーヤ2は、当該麻雀教材用カード1を、例えば図1に示すように、麻雀卓3上の、プレーヤ2の手元近傍に、配牌4と平行かつ麻雀卓3の外周の一辺3aに沿うように載置する。プレーヤ2は当該麻雀教材用カード1の各教示区画10に記載された教示内容にしたがって、例えば雀頭を左端に、面子として揃っている牌をその右に、面子として揃っていない牌を右端に配列して並べる。その後プレーヤ2は当該麻雀教材用カード1の各教示区画10に記載された教示内容にしたがってプレーを進めていく。各教示区画10に記載された教示内容は、プレーヤ2を一番早く上がれる方向に導くものであるところ、例えプレーヤ2が麻雀初心者であっても、容易にあがることが可能となる。これにより麻雀初心者のプレーヤ2は、手軽に麻雀を楽しみながら、一番早くあがることのできる方法を、効率的・効果的に学習する事が可能になる。
次に図2(a),図3に基づき、請求項2に係る麻雀教材用カード1−1について説明する。当該麻雀教材用カード1−1のシート1a上には、例えば右端から横方向へ順に、7つの教示区画20、21、22、23、24、25、26が設けられている。
教示区画20ないし24は、いずれも未だ面子が出来上がっていない牌を並べる区画であり、当該区画内の牌を捨てる順序を表示(教示)している。
教示区画20は、面子として揃う確率が最も低い字牌を並べる区画であり、当該区画内の牌を一番目に捨てるべき(最優先で捨てるべき)旨を表示(教示)している。
教示区画21は、面子として揃う確率が二番目に低い1と9の数牌を並べる区画であり、上記教示区画20に並べられた一番目に捨てる字牌が無くなった後に、当該区画内の牌を二番目に捨てるべき旨を表示(教示)している。
教示区画22は、面子として揃う確率が三番目に低い2と9の数牌を並べる区画であり、上記教示区画20および21に並べられた一番目、二番目に捨てる牌が無くなった後に、当該区画内の牌を三番目に捨てるべき旨を表示(教示)している。
教示区画23は、ペンチャン待ち(同じ種類の数牌1と2、もしくは8と9を手持ち牌として有している場合の、3もしくは7を待っている状態)を想定し、この場合における、1と2、もしくは8と9の数牌を並べる区画であり、上記教示区画20、21および22に並べられた、一番目、二番目および三番目に捨てる牌が無くなった後に、当該区画内の牌を四番目に捨てるべき旨を表示(教示)している。本実施例では、ペンチャン待ちから面子として揃う確率は、3ないし7の数牌のそれよりは低く、2と8の数牌のそれよりは高いと解し、当該位置に教示区画23を設けている。
教示区画24は、面子として揃う確率が最も高い3ないし7の数牌を並べる区画であり、上記教示区画20、21、22および23に並べられた、一番目、二番目、三番目および四番目に捨てるべき牌が全て捨てられた後に、当該区画内の牌を五番目に捨てるべき(最後に捨てるべき)旨を表示(教示)している。
教示区画25は、面子が出来上がった牌を並べる区画であり、順子と刻子(場合によっては槓子)に分けて並べるよう表示(教示)している。なお続き番号の待ちの形(順子の待ちの形)には、「両面待ち」、「間間待ち」、「カンチャ待ち」の三つがあることを表示(教示)している。
教示区画26は、雀頭を並べる区画であり、複数の対子牌が存在する場合、いずれを雀頭にすべきかの優先順位を、例えば番号(1)、(2)、および(3)を用いて表示(教示)している。具体的には字牌の対子牌がある場合にはこれを最優先に雀頭とすること(優先順位(1))、1もしくは9の数牌と、それ以外(3ないし7)の数牌とでそれぞれ対子牌がある場合には、1もしくは9の数牌の対子牌を雀頭とすること(優先順位(2))、および3ないし7の数牌を雀頭とするのは非常手段であること(優先順位(3))を表示(教示)している。
プレーヤ2は、教示区画20、21、22、23、24、25、26に記載された表示(教示)内容にしたがってプレーを進行する。教示区画20、21、22、23、24、25、26に記載された表示(教示)内容は、プレーヤ2を、1組の雀頭と4組の面子を揃えるといった基本的なあがり方によって一番早くあがれる方向に導くものであるところ、例えプレーヤ2が麻雀初心者であっても、容易にあがることが可能となる。これにより麻雀初心者のプレーヤ2は、手軽に麻雀を楽しみながら、一番早くあがることのできる方法を、効率的・効果的に学習する事が可能になる。
次に図2(b),図4に基づき、請求項3に係る麻雀教材用カード1−2について説明する。当該麻雀教材用カード1−2を構成するシート1a上には、例えば右端から横方向へ順に、4つの教示区画30、31、32、33が設けられている。
教示区画30は、例えば後述する教示区画33に表示されているあがり役との関係で、これを構成する面子を揃えることの出来る確率が最も低い手持ち牌を並べる区画であり、当該手持ち牌を一番目に捨てるべき旨(最優先で捨てるべき旨)を表示(教示)している。本実施例では、教示区画33に表示されているあがり役はホンイツであるところ、当該あがり役を構成する面子を揃えることの出来る確率が最も低い手持ち牌は、一番数の少ない同一種類の数牌(本実施例では例えばマンズ)であり、当該数牌を一番目(最優先)に捨てることになる。
教示区画31は、例えば後述する教示区画33に表示されているあがり役との関係で、これを構成する面子を揃えることの出来る確率が二番目に低い手持ち牌を並べる区画であり、当該手持ち牌を二番目に捨てるべき旨を表示(教示)している。本実施例では教示区画33に表示されているあがり役はホンイツであるところ、当該あがり役を構成する面子を揃えることの出来る確率が二番目に低い手持ち牌は、二番目に数の少ない同一種類の数牌(本実施例では例えばソウズ)であり、当該数牌を二番目に捨てることになる。
教示区画32は、例えば後述する教示区画33に表示されているあがり役との関係で、これを構成する面子を揃えることの出来る確率が一番高い手持ち牌を並べる区画であり、当該手持ち牌を用いて面子を揃え、あがり役を完成させていくことになる。本実施例では教示区画33に表示されているあがり役はホンイツであるところ、当該あがり役を構成する面子を揃えることの出来る確率が一番高い手持ち牌は、一番数の多い同一種類の数牌(本実施例では例えばピンズ)である。なお同一種類の数牌が9枚以上ある場合には、字牌の入らないチンイツを完成させることも可能な旨を表示(教示)している。また当該区画に並ぶ数牌については、チー、およびポンが可能であり、当該鳴き方についても表示(教示)している。
教示区画33は、配牌の状態から一番早くあがれる特定のあがり役とその作り方を表示(教示)する区画である。本実施例では、例えば配牌に、字牌の対子が2組以上ある場合には、当該字牌と、手持ち牌として一番数の多い同一種類の数牌(本実施例では例えばピンズ)を用いてホンイツを完成させることが、一番早くあがる方法として最適であるところ、その旨が表示(教示)されている。また2組以上の字牌の対子については、当該教示区画33に並べる旨を表示(教示)し、この字牌を用いて面子を揃える際の鳴き方はポンだけであって、誰からでも鳴ける旨を表示(教示)している。
プレーヤ2は、教示区画30、31、32、33に記載された表示(教示)内容にしたがってプレーを進行する。教示区画30、31、32、33に記載された表示(教示)内容は、プレーヤ2を特定のあがり役によって一番早く上がれる方向に導くものであるところ、例えプレーヤ2が麻雀初心者であっても、容易にあがることが可能となる。これにより麻雀初心者のプレーヤ2は、手軽に麻雀を楽しみながら、一番早くあがることのできる方法を、効率的・効果的に学習する事が可能になる。
次に図2(c),図5に基づき、請求項4に係る麻雀教材用カード1−3の実施形態について説明する。当該麻雀教材用カード1−3を構成するシート1a上には、例えば上下に2つの教示区画40、41が設けられており、上段の教示区画40には、例えばチートイツのあがり役の作り方が表示(教示)されており、下段の教示区画41には、例えばトイトイのあがり役の作り方が表示(教示)されている。これらあがり役は、いずれも配牌時から4組またはそれ以上の対子を保有する場合、これらを活用することで、一番早く完成させることができる(あがれる確率が最も高い)あがり役である。
上段の教示区画40には、その区画左側部40aに、例えば配牌時から対子が4組またはそれ以上存在する場合には、チートイツの完成に向けてゲームを進めること、およびこの場合一切鳴いてはならないことを表示(教示)している。また区画中央部40bには、例えば残りの牌(4組の対子が存在する場合には5枚の牌)の切り方(捨て方)を表示(教示)している。本実施例におけるチートイツの場合においては、字牌や1と9の数牌を残し、2ないし8の数牌(中牌)から切っていく(捨てていく)ことが最善であるところ、その旨が表示(教示)されている。なお、区画右側部40cには、例えばあがり役であるチートイツの完成例が表示されている。
下段の教示区画41には、その区画左側部41aに、例えば配牌時から対子が4組またはそれ以上存在する場合には、トイトイの完成に向けてゲームを進めること、およびこの場合誰からでも「ポン」をすることでき、これにより4組の刻子を作ることが可能なことを表示(教示)している。また、区画中央部41bには、例えば残りの牌(4組の対子が存在する場合には5枚の牌)の切り方(捨て方)を表示(教示)している。本実施例におけるトイトイの場合においては、場(河)に出ている牌から切っていく(捨てていく)ことが最善であるところ、その旨が表示(教示)されている。なお、区画右側部41cには、例えばあがり役であるトイトイの完成例が表示されている。
プレーヤ2は、教示区画40、41に表示された表示(教示)内容にしたがってプレーを進行する。教示区画40、41に記載された表示(教示)内容は、配牌から一番早くあがれるあがり役(最もあがれる確率の高い複数のあがり役)であるチートイツとトイトイの作り方を教示するものであることから、いずれもプレーヤ2を一番早く上がれる方向に導くものである。プレーヤ2は、ゲームの進行状況に応じて、これら複数のあがり役(チートイツとトイトイ)のなかから、最適な役を選択することで、一番早くあがることが可能となる。これにより麻雀初心者のプレーヤ2は、手軽に麻雀を楽しみながら、複数のあがり役から最適な役を選択してあがるといった、より高度なあがり方を、効率的・効果的に学習する事が可能となる。
以上本考案に係る麻雀教材用カードの実施形態について説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、実用新案請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。
1 :麻雀教材用カード 1a:シート
2 :プレーヤ 3 :麻雀卓
3a:麻雀卓の外周の一辺 4 :配牌
10:教示区画 20:教示区画
21:教示区画 22:教示区画
23:教示区画 24:教示区画
25:教示区画 26:教示区画
30:教示区画 31:教示区画
32:教示区画 33:教示区画
40:教示区画 40a:教示区画右側部
40b:教示区画中央部 40c:教示区画左側部
41:教示区画 41a:教示区画右側部
41b:教示区画中央部 41c:教示区画左側部

Claims (4)

  1. 麻雀卓の外周の一辺に沿うように載置される横長形状のシートを具備し、
    前記シートの表面を複数の教示区画で分割し、前記各教示区画内にそれぞれあがるのに必要な方法を表示してなることを特徴とする麻雀教材用カード。
  2. 請求項1に記載の麻雀教材用カードであって、
    前記複数の教示区画は、横一列に連なるように設けられており、前記各教示区画内には、一方の端部側から他方の端部側に向けて、面子として揃う確率がより低い牌を順に表示し、かつ前記面子として揃う確率がより低い牌から順に捨てていくことを表示することを特徴とする麻雀教材用カード。
  3. 請求項1に記載の麻雀教材用カードであって、
    前記複数の教示区画は、横一列に連なるように設けられており、前記各教示区画内には、一方の端部側から他方の端部側に向けて、面子として揃う確率がより低い牌を順に並べ、かつ前記面子として揃う確率がより低い牌から順に捨てていくことを表示すると共に、他方の端部側の教示区画内には、配牌から一番早くあがれる確率が高い役の作り方を表示することを特徴とする麻雀教材用カード。
  4. 請求項1に記載の麻雀教材用カードであって、
    前記教示区画は、上下の区画に分割されており、これら上下の区画内には、配牌から一番早くあがれる確率が高い複数のあがり役の作り方を、それぞれ個別に表示することを特徴とする麻雀教材用カード。
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