JP3186938U - 内表面が陥没する特徴を有するカバー構造及びファスナーヘッド組み合わせ構造 - Google Patents

Abstract

【課題】内表面が陥没する特徴を有するカバー構造及びファスナーヘッド組み合わせ構造を提供する。
【解決手段】カバー本体４及び弾性板５を含む。カバー本体４は、互いに対応し且つそれぞれ少なくとも２つの第１の内凹溝４０Ａから延在された少なくとも２つの第１の係止固定突起４１Ａ、及び互いに対応し且つそれぞれ少なくとも２つの第１の係止固定突起４１Ａに隣接する少なくとも２つの第１の外凹溝４２Ａを有する。カバー本体は、内表面４００、外表面４０１、及び内表面と外表面との間に接続された下表面４０２を更に有する。２つの第１の内凹溝４０Ａは、カバー本体４の内表面上に設けられ、２つの第１の外凹溝４２Ａは、カバー本体の外表面上に設けられる。弾性板５は、カバー本体の内表面上に設けられる。２つの第１の係止固定突起４１Ａが弾性板５に接触することで、弾性板が２つの第１の係止固定突起４１Ａによって係止固定される。
【選択図】図５

Description

本考案は、カバー構造及びファスナーヘッド組み合わせ構造に関し、特に内表面が陥没する特徴を有するカバー構造及びファスナーヘッド組み合わせ構造に関する。

一般的なファスナー構造は、服装又はアクセサリによく見られる基本要素である。ボタンに比べ、ファスナーはより高い使用上の利便性を有する。ファスナー構造は、ファスナーヘッド及びファスナーテープを有する。ファスナーヘッドは主にファスナーテープと合わせてファスナー構造を引っ張り往復移動させる連結素子として用いられる。現在、ファスナーヘッドは、衣服、ズボン及びリュックサックに広く適用されている。

従来のファスナーヘッド組み合わせ構造は、スライダー、引き手、鉤爪及びカバーを含む。従来のファスナーヘッド組み合わせ構造の組み合わせ順序は、まず、引き手の端部をスライダーの陥没空間内に置くとともに、引き手をスライダーの一端に向けて押すことで、引き手上の嵌め孔にスライダー上の第１の固定ベース又は第２の固定ベースが嵌まるようにする。次いで、鉤爪をスライダーの第１の固定ベース及び第２の固定ベース上に固定する。この時、鉤爪の頭部は第１の固定ベースの凹溝内に設けられ、鉤爪の尾部は第２の固定ベースの凹溝底部に突き当てられ、鉤爪の腹部は引き手の端部上に寄り掛かり、また鉤爪の停止部は第１の固定ベースと第２の固定ベースとの間に設けられた鉤爪孔からスライダーの摺動溝内に進入する。最後に、カバーをスライダー上の第１の固定ベース及び第２の固定ベース上に被せる。この時、カバー内には、鉤爪上に押圧される弾性板が係止設置される。

本考案は、内表面が陥没する特徴を有するカバー構造及びファスナーヘッド組み合わせ構造を提供する。

本考案に係る内表面が陥没する特徴を有するカバー構造は、カバー本体及び弾性板を含む。カバー本体は、互いに対応する少なくとも２つの第１の内凹溝、互いに対応し且つそれぞれ少なくとも２つの第１の内凹溝から延在された少なくとも２つの第１の係止固定突起、及び互いに対応し且つそれぞれ少なくとも２つの第１の係止固定突起に隣接する少なくとも２つの第１の外凹溝を有する。カバー本体は、内表面、外表面、及び内表面と外表面との間に接続された下表面を更に有する。少なくとも２つの第１の内凹溝は、カバー本体の内表面上に設けられ、少なくとも２つの第１の外凹溝は、カバー本体の外表面上に設けられる。弾性板は、カバー本体の内表面上に設けられる。少なくとも２つの第１の係止固定突起が弾性板に接触することで、弾性板が少なくとも２つの第１の係止固定突起によって係止固定される。

本考案に係るファスナーヘッド組み合わせ構造は、スライダー、引き手、フック部材、カバー本体及び弾性板を含む。スライダーは、第１の固定ベース及び第２の固定ベースを有する。第１の固定ベースは、係止フック溝を有する。第２の固定ベースは、係止フック孔を有する。引き手は、その末端部が第１の固定ベースと第２の固定ベースとの間に設けられる。フック部材は、スライダー上に設けられる。フック部材は、係止フック溝内に設けられる第１の末端部及び係止フック孔を貫通する第２の末端部を有する。カバー本体は、その対向する２つの末端部がそれぞれ第１の固定ベース及び第２の固定ベース上に設けられる。カバー本体は、互いに対応する少なくとも２つの第１の内凹溝、互いに対応し且つそれぞれ少なくとも２つの第１の内凹溝から延在された少なくとも２つの第１の係止固定突起、及び互いに対応し且つそれぞれ少なくとも２つの第１の係止固定突起に隣接する少なくとも２つの第１の外凹溝を有する。カバー本体は、内表面、外表面、及び内表面と外表面との間に接続された下表面を更に有する。少なくとも２つの第１の内凹溝は、カバー本体の内表面上に設けられ、少なくとも２つの第１の外凹溝は、カバー本体の外表面上に設けられる。弾性板は、カバー本体の内表面とフック部材との間に設けられ、且つフック部材に当接する。少なくとも２つの第１の係止固定突起が弾性板に接触することで、弾性板が少なくとも２つの第１の係止固定突起によって係止固定される。

本考案に係るカバー構造及びファスナーヘッド組み合わせ構造は、ダイカスト方式により“互いに対応する少なくとも２つの第１の内凹溝”の構造設計を形成することができ、また、機械的パンチング（例えば圧着工具を用いてパンチングを行う）方式により“互いに対応し且つそれぞれ少なくとも２つの第１の内凹溝から延在された少なくとも２つの第１の係止固定突起”及び“互いに対応し且つそれぞれ少なくとも２つの第１の係止固定突起に隣接する少なくとも２つの第１の外凹溝”の構造設計を形成することができる。これにより、弾性板がカバー本体の内表面上に設けられる時、少なくとも２つの第１の係止固定突起が弾性板に接触することで、弾性板が自ずと少なくとも２つの第１の係止固定突起によって係止固定され、弾性板がカバー本体内に係止固定される際の加工效率及び安定性が向上する。

本考案の第１の実施例に係るファスナーヘッド組み合わせ構造の立体分解図である。 本考案の第１の実施例に係るファスナーヘッド組み合わせ構造の組み合わせ後を示した立体図である。 図２のＡ−Ａ切断線における断面図である。 本考案の第１の実施例に係るカバー構造の立体図である。 本考案の第１の実施例に係るカバー構造の仰視図である。 図４のＢ−Ｂ切断線における断面図である。 本考案の第２の実施例に係るカバー構造の立体図である。 本考案の第２の実施例に係るカバー構造の仰視図である。 図７のＣ−Ｃ切断線における断面図である。

本考案の特徴及び技術内容をより深く理解することができるように、以下、本考案について図面を参照しながら詳細に説明する。但し、これら図面は参考と説明のために用いるものに過ぎず、本考案を何ら制限するものではない。

＜第１の実施例＞
図１乃至図６に示すように、本考案の第１の実施例に係るファスナーヘッド組み合わせ構造Ｚは、スライダー１（又はファスナーヘッドという）、引き手２、フック部材３（又は鉤爪という）、カバー本体４（又はカバーという）及び弾性板５（又は板バネという）を含む。カバー本体４及び弾性板５の両者は、内表面が陥没する特徴を有するカバー構造Ｓとして組み合わせることができる。

まず、図１乃至図３に示すように、スライダー１は、第１の固定ベース１１及び第２の固定ベース１２を有する。第１の固定ベース１１は止まり穴状に形成された係止フック溝１１０を有し、第２の固定ベース１２は貫通穴状に形成された係止フック孔１２０を有する。引き手２は、その末端部２０が第１の固定ベース１１と第２の固定ベース１２との間に形成された収容空間１３内に設けられる。フック部材３は、スライダー１上に設けられる。フック部材３の対向する２つの末端は、係止フック溝１１０内に設けられる第１の末端部３１及び係止フック孔１２０を貫通することで停止部材を形成する第２の末端部３２をそれぞれ有する。カバー本体４は、その対向する２つの末端部（４１、４２）がそれぞれ第１の固定ベース１１及び第２の固定ベース１２上に設けられる。弾性板５は、カバー本体４の内表面４００とフック部材３との間に設けられ、且つフック部材３に当接する。フック部材３及び弾性板５はいずれもスライダー１とカバー本体４との間に包み込まれる（図２及び図３に示す）。

更に、図４乃至図６に示すように、カバー本体４は、互いに対応する少なくとも２つの第１の内凹溝４０Ａ（即ち、上述した内表面が陥没する特徴）、互いに対応し且つそれぞれ２つの第１の内凹溝４０Ａから延在された少なくとも２つの第１の係止固定突起４１Ａ、及び互いに対応し且つそれぞれ少なくとも２つの第１の係止固定突起４１Ａに隣接する少なくとも２つの第１の外凹溝４２Ａを有する。また、弾性板５が２つの第１の係止固定突起４１Ａによって係止固定されるように、２つの第１の係止固定突起４１Ａは、弾性板５に接触するか或いは弾性板５に掛け止められてもよい。また、カバー本体４は、内表面４００、外表面４０１、及び内表面４００と外表面４０１との間に接続された下表面４０２を有する。２つの第１の内凹溝４０Ａは、カバー本体４の内表面４００上に陥没するように設けられ、且つ２つの第１の外凹溝４２Ａは、カバー本体４の外表面４０１上に陥没するように設けられる。これにより、２つの第１の内凹溝４０Ａが予めカバー本体４の内表面４００上に形成されているため、カバー本体４の内表面４００と外表面４０１との間の厚さを効果的に縮小させる（即ち、薄くする）ことができる。従って、本考案によれば、簡単に機械的パンチングによって第１の外凹溝４２Ａと第１の係止固定突起４１Ａを同時に形成することが可能である。

更に、図５に示すように、２つの第１の内凹溝４０Ａは、対角線上で対向するようにカバー本体４の内表面４００上に設けられ且つそれぞれカバー本体４の対向する２つの末端（４０１１、４０１２）に隣接する。２つの第１の係止固定突起４１Ａは、対角線上で対向するように２つの第１の内凹溝４０Ａ内に設けられ且つそれぞれカバー本体４の対向する２つの末端（４０１１、４０１２）に隣接する。２つの第１の外凹溝４２Ａは、対角線上で対向するようにカバー本体４の外表面４０１上に設けられ且つそれぞれカバー本体４の対向する２つの末端（４０１１、４０１２）に隣接する。換言すれば、２つの第１の内凹溝４０Ａ及び２つの第１の係止固定突起４１Ａがいずれもカバー本体４の内表面４００の側辺上に位置するとともに、２つの第１の外凹溝４２Ａがカバー本体４の外表面４０１の側辺上に位置しているため、２つの第１の内凹溝４０Ａ、２つの第１の係止固定突起４１Ａ又は２つの第１の外凹溝４２Ａの位置は、ほぼカバー本体４の対向する２つの末端（４０１１、４０１２）に対して９０度回転した位置である。

例を挙げると、図４に示すように、各第１の内凹溝４０Ａは、カバー本体４の下表面４０２に接続される第１の末端４０１Ａと、第１の末端４０１Ａに対向し且つカバー本体４の下表面４０２より離れた第２の末端４０２Ａとを有する。第１の内凹溝４０Ａの幅Ｗは、第１の末端４０１Ａから第２の末端４０２Ａに向かう方向に漸次狭くなる。

まず、図５及び図６に示すように、各第１の係止固定突起４１Ａは、対応する第１の内凹溝４０Ａの第２の末端４０２Ａに隣接する。ここで、（１）第１の係止固定突起４１Ａの長さＬ１は、第１の内凹溝４０Ａの第１の末端４０１Ａから第１の内凹溝４０Ａの第２の末端４０２Ａに向かう方向に漸次長くなる。（２）第１の係止固定突起４１Ａの幅Ｗ１は、第１の内凹溝４０Ａから第１の内凹溝４０Ａより離れる方向に沿って漸次狭くなる。（３）第１の係止固定突起４１Ａの高さＨ１は、第１の内凹溝４０Ａから第１の内凹溝４０Ａより離れる方向に漸次短くなる。換言すれば、第１の係止固定突起４１Ａは、第１の内凹溝４０Ａから外部に突出する角錐状であってもよく、その断面積は、第１の内凹溝４０Ａから第１の内凹溝４０Ａより離れる方向に漸次小さくなる。

また、図５及び図６に示すように、各第１の外凹溝４２Ａは、対応する第１の内凹溝４０Ａの第２の末端４０２Ａに隣接する。ここで、（１）第１の外凹溝４２Ａの長さＬ２は、第１の内凹溝４０Ａの第１の末端４０１Ａから第１の内凹溝４０Ａの第２の末端４０２Ａに向かう方向に沿って漸次長くなる。（２）第１の外凹溝４２Ａの幅Ｗ２は、カバー本体４の外表面４０１からカバー本体４の内表面４００に向かう方向に沿って漸次狭くなる。（３）第１の外凹溝４２Ａの高さＨ２は、カバー本体４の外表面４０１からカバー本体４の内表面４００に向かう方向に沿って漸次短くなる。

＜第２の実施例＞
図７乃至図９に示すように、本考案の第２の実施例に係るファスナーヘッド組み合わせ構造Ｚにおいて、カバー本体４及び弾性板５の両者は、内表面が陥没する特徴を有するカバー構造Ｓとして組み合わせることができる。図４乃至図６と図７乃至図９との比較から分かるように、本考案の第２の実施例と第１の実施例との最大の相違点は、第２の実施例においては、図７乃至図９に示すように、カバー本体４は、互いに対応する２つの第２の内凹溝４０Ｂ（即ち、上述した内表面が陥没する特徴）、互いに対応し且つそれぞれ２つの第２の内凹溝４０Ｂから延在された２つの第２の係止固定突起４１Ｂ、及び互いに対応し且つそれぞれ２つの第２の係止固定突起４１Ｂに隣接する２つの第２の外凹溝４２Ｂを有することである。また、２つの第２の内凹溝４０Ｂは、カバー本体４の内表面４００上に陥没するように設けられ、２つの第２の外凹溝４２Ｂは、カバー本体４の外表面４０１上に陥没するように設けられる。２つの第２の係止固定突起４１Ｂが弾性板５に接触することにより、弾性板５が２つの第２の係止固定突起４１Ｂによって係止固定される。これにより、２つの第２の内凹溝４０Ｂが予めカバー本体４の内表面４００上に形成されているため、カバー本体４の内表面４００と外表面４０１との間の厚さを効果的に縮小させる（即ち、薄くする）ことができる。従って、本考案によれば、簡単に機械的パンチングによって第２の外凹溝４２Ｂと第２の係止固定突起４１Ｂを同時に形成することが可能である。

更に、図８に示すように、２つの第２の内凹溝４０Ｂは、対角線上で対向するようにカバー本体４の内表面４００上に設けられ且つそれぞれカバー本体４の対向する２つの末端（４０１１、４０１２）に隣接する。２つの第２の係止固定突起４１Ｂは、対角線上で対向するように２つの第２の内凹溝４０Ｂ内に設けられ且つそれぞれカバー本体４の対向する２つの末端（４０１１、４０１２）に隣接する。２つの第２の外凹溝４２Ｂは、対角線上で対向するようにカバー本体４の外表面４０１上に設けられ且つそれぞれカバー本体４の対向する２つの末端（４０１１、４０１２）に隣接する。換言すれば、２つの第２の内凹溝４０Ｂ及び２つの第２の係止固定突起４１Ｂがいずれもカバー本体４の内表面４００の側辺上に位置するとともに、２つの第２の外凹溝４２Ｂがカバー本体４の外表面４０１の側辺上に位置しているため、２つの第２の内凹溝４０Ｂ、２つの第２の係止固定突起４１Ｂ又は２つの第２の外凹溝４２Ｂの位置は、ほぼカバー本体４の対向する２つの末端（４０１１、４０１２）に対して９０度回転した位置である。

例を挙げると、図４及び図７に示すように、第１の実施例と同じ点は、各第２の内凹溝４０Ｂが、カバー本体４の下表面４０２に接続される第１の末端４０１Ａと、第１の末端４０１Ａに対向し且つカバー本体４の下表面４０２より離れた第２の末端４０２Ａとを有するとともに、第２の内凹溝４０Ｂの幅（図示せず）が、第１の末端４０１Ａから第２の末端４０２Ａに向かう方向に漸次狭くなることである。

更に、図５、図６、図８、図９に示すように、各第２の係止固定突起４１Ｂは、対応する第２の内凹溝４０Ｂの第２の末端４０２Ａに隣接する。ここで、（１）第２の係止固定突起４１Ｂの長さ（図示せず）は、第２の内凹溝４０Ｂの第１の末端４０１Ａから第２の内凹溝４０Ｂの第２の末端４０２Ａに向かう方向に漸次長くなる。（２）第２の係止固定突起４１Ｂの幅（図示せず）は、第２の内凹溝４０Ｂから第２の内凹溝４０Ｂより離れる方向に沿って漸次狭くなる。（３）第２の係止固定突起４１Ｂの高さ（図示せず）は、第２の内凹溝４０Ｂから第２の内凹溝４０Ｂより離れる方向に漸次短くなる。換言すれば、第２の係止固定突起４１Ｂは、第２の内凹溝４０Ｂから外部に突出する角錐状であってもよく、その断面積は、第２の内凹溝４０Ｂから第２の内凹溝４０Ｂより離れる方向に漸次小さくなる。

また、図５、図６、図８、図９に示すように、各第２の外凹溝４２Ｂは、対応する第２の内凹溝４０Ｂの第２の末端４０２Ａに隣接する。ここで、（１）第２の外凹溝４２Ｂの長さ（図示せず）は、第２の内凹溝４０Ｂの第１の末端４０１Ａから第２の内凹溝４０Ｂの第２の末端４０２Ａに向かう方向に沿って漸次長くなる。（２）第２の外凹溝４２Ｂの幅（図示せず）は、カバー本体４の外表面４０１からカバー本体４の内表面４００に向かう方向に沿って漸次狭くなる。（３）第２の外凹溝４２Ｂの高さ（図示せず）は、カバー本体４の外表面４０１からカバー本体４の内表面４００に向かう方向に沿って漸次短くなる。

＜実施例の効果＞
このように、本考案は、下記の效果を有する。即ち、本考案の実施例に係るカバー構造Ｓ及びファスナーヘッド組み合わせ構造Ｚは、ダイカスト方式により“互いに対応する少なくとも２つの第１の内凹溝４０Ａ”の構造設計を形成することができ、また、機械的パンチング（例えば圧着工具を用いてパンチングを行う）方式により“互いに対応し且つそれぞれ２つの第１の内凹溝４０Ａから延在された少なくとも２つの第１の係止固定突起４１Ａ”及び“互いに対応し且つそれぞれ２つの第１の係止固定突起４１Ａに隣接する少なくとも２つの第１の外凹溝４２Ａ”の構造設計を形成することができる。これにより、弾性板５がカバー本体４の内表面４００上に設けられる時、２つの第１の係止固定突起４１Ａが弾性板５に接触することで、弾性板５が自ずと２つの第１の係止固定突起４１Ａによって係止固定され、弾性板５がカバー本体４内に係止固定される際の加工效率及び安定性が向上する。

上記は本考案の好ましい実施例に過ぎず、本考案の範囲を限定するものではない。従って、本考案の明細書及び図面の内容を運用した等価の技術的変更はすべて本考案の範囲に含まれる。

Ｚ ファスナーヘッド組み合わせ構造
Ｓ カバー構造
１ スライダー
１１ 第１の固定ベース
１１０ 係止フック溝
１２ 第２の固定ベース
１２０ 係止フック孔
１３ 収容空間
２ 引き手
２０ 末端部
３ フック部材
３１ 第１の末端部
３２ 第２の末端部
４ カバー本体
４１、４２ 末端部
４００ 内表面
４０１ 外表面
４０１１、４０１２ 末端
４０２ 下表面
４０Ａ 第１の内凹溝
４０１Ａ 第１の末端
４０２Ａ 第２の末端
４１Ａ 第１の係止固定突起
４２Ａ 第１の外凹溝
４０Ｂ 第２の内凹溝
４１Ｂ 第２の係止固定突起
４２Ｂ 第２の外凹溝
５ 弾性板
Ｗ、Ｗ１、Ｗ２ 幅
Ｌ１、Ｌ２ 長さ
Ｈ１、Ｈ２ 高さ
Ａ−Ａ、Ｂ−Ｂ、Ｃ−Ｃ 切断線

Claims (13)

1. 互いに対応する少なくとも２つの第１の係止固定突起と、互いに対応し且つそれぞれ少なくとも２つの前記第１の係止固定突起に隣接する少なくとも２つの第１の外凹溝と、内表面と、外表面と、前記内表面と前記外表面との間に接続された下表面と、を有し、少なくとも２つの前記第１の外凹溝が前記外表面上に設けられる、カバー本体と、
   前記カバー本体の前記内表面上に設けられ、少なくとも２つの前記第１の係止固定突起が接触することで少なくとも２つの前記第１の係止固定突起によって係止固定される、弾性板と、
   を含むことを特徴とする内表面が陥没する特徴を有するカバー構造。
2. 前記カバー本体は、互いに対応する少なくとも２つの第１の内凹溝を有し、少なくとも２つの前記第１の係止固定突起は、それぞれ少なくとも２つの前記第１の内凹溝から延在され、少なくとも２つの前記第１の内凹溝は、前記カバー本体の前記内表面上に設けられることを特徴とする請求項１に記載の内表面が陥没する特徴を有するカバー構造。
3. 少なくとも２つの前記第１の内凹溝は、対角線上で対向するように前記カバー本体の前記内表面上に設けられ且つそれぞれ前記カバー本体の対向する２つの末端に隣接し、
   少なくとも２つの前記第１の係止固定突起は、対角線上で対向するように少なくとも２つの前記第１の内凹溝内に設けられ且つそれぞれ前記カバー本体の対向する２つの末端に隣接し、
   少なくとも２つの前記第１の外凹溝は、対角線上で対向するように前記カバー本体の前記外表面上に設けられ且つそれぞれ前記カバー本体の対向する２つの末端に隣接することを特徴とする請求項２に記載の内表面が陥没する特徴を有するカバー構造。
4. 各前記第１の内凹溝は、前記カバー本体の前記下表面に接続される第１の末端と、前記第１の末端に対向し且つ前記カバー本体の前記下表面より離れた第２の末端とを有し、前記第１の内凹溝の幅は、前記第１の末端から前記第２の末端に向かう方向に漸次狭くなることを特徴とする請求項２に記載の内表面が陥没する特徴を有するカバー構造。
5. 各前記第１の係止固定突起は、対応する前記第１の内凹溝の前記第２の末端に隣接し、前記第１の係止固定突起の長さは、前記第１の内凹溝の前記第１の末端から前記第１の内凹溝の前記第２の末端に向かう方向に漸次長くなり、前記第１の係止固定突起の幅は、前記第１の内凹溝から前記第１の内凹溝より離れる方向に沿って漸次狭くなり、前記第１の係止固定突起の高さは、前記第１の内凹溝から前記第１の内凹溝より離れる方向に漸次短くなることを特徴とする請求項４に記載の内表面が陥没する特徴を有するカバー構造。
6. 各前記第１の外凹溝は、対応する前記第１の内凹溝の前記第２の末端に隣接し、前記第１の外凹溝の長さは、前記第１の内凹溝の前記第１の末端から前記第１の内凹溝の前記第２の末端に向かう方向に沿って漸次長くなり、前記第１の外凹溝の幅は、前記カバー本体の前記外表面から前記カバー本体の前記内表面に向かう方向に沿って漸次狭くなり、前記第１の外凹溝の高さは、前記カバー本体の前記外表面から前記カバー本体の前記内表面に向かう方向に沿って漸次短くなることを特徴とする請求項４に記載の内表面が陥没する特徴を有するカバー構造。
7. 前記カバー本体は、互いに対応する少なくとも２つの第２の内凹溝、互いに対応し且つそれぞれ少なくとも２つの前記第２の内凹溝から延在された少なくとも２つの第２の係止固定突起、及び互いに対応し且つそれぞれ少なくとも２つの前記第２の係止固定突起に隣接する少なくとも２つの第２の外凹溝を有し、少なくとも２つの前記第２の内凹溝は、前記カバー本体の前記内表面上に設けられ、少なくとも２つの前記第２の外凹溝は、前記カバー本体の前記外表面上に設けられ、少なくとも２つの前記第２の係止固定突起は、前記弾性板に接触することで、前記弾性板が少なくとも２つの前記第２の係止固定突起によって係止固定されることを特徴とする請求項１に記載の内表面が陥没する特徴を有するカバー構造。
8. 少なくとも２つの前記第２の内凹溝は、対角線上で対向するように前記カバー本体の前記内表面上に設けられ且つそれぞれ前記カバー本体の対向する２つの末端に隣接し、
   少なくとも２つの前記第２の係止固定突起は、対角線上で対向するように少なくとも２つの前記第２の内凹溝内に設けられ且つそれぞれ前記カバー本体の対向する２つの末端に隣接し、
   少なくとも２つの前記第２の外凹溝は、対角線上で対向するように前記カバー本体の前記外表面上に設けられ且つそれぞれ前記カバー本体の対向する２つの末端に隣接することを特徴とする請求項７に記載の内表面が陥没する特徴を有するカバー構造。
9. 係止フック溝を有する第１の固定ベース及び係止フック孔を有する第２の固定ベースを有するスライダーと、
   末端部が前記第１の固定ベースと前記第２の固定ベースとの間に設けられる引き手と、
   前記スライダー上に設けられ、前記係止フック溝内に設けられる第１の末端部及び前記係止フック孔を貫通する第２の末端部を有するフック部材と、
   対向する２つの末端部がそれぞれ前記第１の固定ベース及び前記第２の固定ベース上に設けられており、互いに対応する少なくとも２つの第１の係止固定突起と、互いに対応し且つそれぞれ少なくとも２つの前記第１の係止固定突起に隣接する少なくとも２つの第１の外凹溝と、内表面と、外表面と、前記内表面と前記外表面との間に接続された下表面と、を有し、少なくとも２つの前記第１の外凹溝が前記外表面上に設けられた、カバー本体と、
   前記カバー本体の前記内表面と前記フック部材との間に設けられ且つ前記フック部材に当接され、少なくとも２つの前記第１の係止固定突起が接触することで、少なくとも２つの前記第１の係止固定突起によって係止固定される、弾性板と、
   を含むことを特徴とするファスナーヘッド組み合わせ構造。
10. 前記カバー本体は、前記カバー本体の前記内表面上に設けられると共に互いに対応する少なくとも２つの第１の内凹溝を有し、少なくとも２つの前記第１の係止固定突起がそれぞれ少なくとも２つの前記第１の内凹溝から延在されることを特徴とする請求項９に記載のファスナーヘッド組み合わせ構造。
11. 少なくとも２つの前記第１の内凹溝は、対角線上で対向するように前記カバー本体の前記内表面上に設けられ且つそれぞれ前記カバー本体の対向する２つの末端に隣接し、
    少なくとも２つの前記第１の係止固定突起は、対角線上で対向するように少なくとも２つの前記第１の内凹溝内に設けられ且つそれぞれ前記カバー本体の対向する２つの末端に隣接し、
    少なくとも２つの前記第１の外凹溝は、対角線上で対向するように前記カバー本体の前記外表面上に設けられ且つそれぞれ前記カバー本体の対向する２つの末端に隣接することを特徴とする請求項１０に記載のファスナーヘッド組み合わせ構造。
12. 前記カバー本体は、互いに対応する少なくとも２つの第２の内凹溝、互いに対応し且つそれぞれ少なくとも２つの前記第２の内凹溝から延在された少なくとも２つの第２の係止固定突起、及び互いに対応し且つそれぞれ少なくとも２つの前記第２の係止固定突起に隣接する少なくとも２つの第２の外凹溝を有し、少なくとも２つの前記第２の内凹溝は、前記カバー本体の前記内表面上に設けられ、少なくとも２つの前記第２の外凹溝は、前記カバー本体の前記外表面上に設けられ、少なくとも２つの前記第２の係止固定突起は、前記弾性板に接触することで、前記弾性板が少なくとも２つの前記第２の係止固定突起によって係止固定されることを特徴とする請求項９に記載のファスナーヘッド組み合わせ構造。
13. 少なくとも２つの前記第２の内凹溝は、対角線上で対向するように前記カバー本体の前記内表面上に設けられ且つそれぞれ前記カバー本体の対向する２つの末端に隣接し、
    少なくとも２つの前記第２の係止固定突起は、対角線上で対向するように少なくとも２つの前記第２の内凹溝内に設けられ且つそれぞれ前記カバー本体の対向する２つの末端に隣接し、
    少なくとも２つの前記第２の外凹溝は、対角線上で対向するように前記カバー本体の前記外表面上に設けられ且つそれぞれ前記カバー本体の対向する２つの末端に隣接することを特徴とする請求項１２に記載のファスナーヘッド組み合わせ構造。

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