JP3186144B2 - アンチスキッド装置 - Google Patents

アンチスキッド装置

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JP3186144B2 JP32471691A JP32471691A JP3186144B2 JP 3186144 B2 JP3186144 B2 JP 3186144B2 JP 32471691 A JP32471691 A JP 32471691A JP 32471691 A JP32471691 A JP 32471691A JP 3186144 B2 JP3186144 B2 JP 3186144B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車輪に過剰のブレーキ
液圧を加えたときに生じる車輪のロックを防止するアン
チスキッド装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置においては、アンチ
スキッド制御時に、ブレーキ液圧の脈動(脈圧)により
脈動騒音が発生し、運転者に不快感を与えている。これ
を解決するために、例えば特開平2−102858号公
報に開示される装置が知られている。この装置では、対
向する脈圧の受圧面をもつ1つのピストンを備えたシリ
ンダを配設し、脈圧の位相ずれを利用してピストンを移
動させることにより、シリンダ内の容積を変化させて脈
圧を低下させ、脈動騒音を低減しようとするものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の装置では、液圧ポンプの作動によって発生する「位相
差を生ずる脈圧」には有効であるが、マスタシリンダと
ホイールシリンダ間の液圧制御弁の作動によって発生す
る「位相差を生じない脈圧」では、シリンダ内の1つの
ピストンの受圧面に同時に脈圧が与えられるときがある
ため、脈圧が発生しているにもかかわらず、ピストンが
移動せずに停止している場合が生じ、脈動騒音を低減す
ることができないという問題がある。
【0004】そこで本発明は上記問題に鑑みてなされた
ものであって、位相差を生じない脈圧が発生したときに
おいても、脈動騒音を低減することができるアンチスキ
ッド装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のアンチスキッド装置は、マスタシリンダと
複数のホイールシリンダ間に配設され、ホイールシリン
ダのブレーキ液圧を制御する液圧制御弁を備えたアンチ
スキッド装置において、前記液圧制御弁間を連通するシ
リンダと、前記シリンダに嵌合され、前記液圧制御弁の
作動によって発生する脈圧を受圧することによって前記
シリンダ内孔を移動可能な第1のピストンおよび第2の
ピストンと、前記第1のピストンおよび前記第2のピス
トンを連結するとともに、前記第1のピストンおよび前
記第2のピストンを相反する方向へ付勢する付勢部材
と、を備えるとともに、 前記シリンダ、前記第1のピス
トン、第2のピストン、および前記付勢部材をマスタシ
リンダ内のピストンに内蔵したことをその要旨とする。
【0006】
【0007】
【作用】上記構成により、アンチスキッド制御時に、液
圧制御弁の作動によって発生する位相差を生じない脈圧
に対しては、脈圧を受圧した第1のピストンあるいは第
2のピストンが各々独立してシリンダ内孔を付勢部材の
付勢方向と反対方向に移動することにより、脈圧をピス
トンを介して吸収させ、脈動騒音を低減することができ
る。なお、これら第1、第2のピストンおよび付勢部材
をマスタシリンダ内に内蔵することにより、もともとマ
スタシリンダの第1、第2のピストンが備えている「ピ
ストンの両端面がそれぞれの系統のホイールシリンダ圧
を受けていている」点を活用していて、この第1、第2
のピストンを付勢部材で連結することにより、簡素な構
成すなわち付加構成を極力抑えて、脈動騒音の低減を防
止している。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明の第1実施例の全体構成を示す
断面図である。
【0009】図1において、25は自動車の2系統式油
圧ブレーキ用のマスタシリンダで、そのマスタシリンダ
25の図中上側には、大気圧のブレーキ液が貯留された
図示しないリザーバが形成され、このリザーバはポート
26,27を介してマスタシリンダ25のシリンダ孔1
5と連通している。シリンダ孔15にはセカンダリピス
トン4が慴動自在に嵌合されている。
【0010】シリンダ孔15において、セカンダリピス
トン4とシリンダ孔15の前端壁24間に前部液圧室7
が、またセカンダリピストン4とプライマリピストン5
間に後部液圧室6がそれぞれ画成されており、前部液圧
室7には、セカンダリマスタピストン4を図中右方向へ
付勢する前部戻しバネ34が収容され、また後部液圧室
6にはセカンダリピストン4を図中左方向へ付勢する後
部戻しバネ35が収容されている。また、セカンダリピ
ストン4とプライマリピストン5とはロッド14によっ
て連結されている。
【0011】セカンダリピストン4内には、左右略対称
な段付孔9が形成されており、段付孔9内には段付形状
の第1ダンパピストン1と、同じく段付形状の第2ダン
パピストン2が慴動自在に嵌合されている。これら第1
ダンパピストン1と第2ダンパピストン2間にはバネ部
材3が嵌挿されており、バネ部材3によって第1ダンパ
ピストン1は図中左方向に、第2ダンパピストン2は右
方向に付勢されている。ここで、通常ブレーキ時のペダ
ルストロークがブレーキ液圧特性に影響を与えることを
考えると、バネ部材3のストローク量は短い方が望まし
い。従って、バネ部材3のバネ定数は、かなり高く設定
されている。
【0012】段付孔9内の第1ダンパピストン1と第2
ダンパピストン2間にて画成される液室8は、ポート1
6からポート26を介してリザーバと連通しており、第
1ダンパピストン1と段付孔9の前面壁17間に画成さ
れる液室18は、ポート19を介して前部液圧室7と連
通している。また、セカンダリピストン4内に形成され
ている液室20は孔21を介して後部液圧室6と連通し
ている。しかして、液室18の液圧が上昇することによ
って、第1ダンパピストン1は右方向に移動し、液室2
0の液圧が上昇することによって、第2ダンパピストン
2は左方向に移動する。
【0013】前部液圧室7、後部液圧室6はそれぞれ出
力ポート30,31を介して2系統の各ブレーキ液路3
2,33と連通し、ブレーキ液路32はアンチスキッド
制御弁10,11に、ブレーキ流路33はアンチスキッ
ド制御弁12,13に接続されている。アンチスキッド
制御弁10,11の下流側にはホイールシリンダ52
a,52bが、アンチスキッド制御弁12,13の下流
側にはホイールシリンダ51a,51bが接続されてい
る。これらアンチスキッド制御弁10,11,12,1
3はアンチスキッド制御時にホイールシリンダ51a,
51b,52a,52bのブレーキ液圧を制御すべく切
換えられる周知の3ポート2位置構造の電磁弁であり、
消磁時にはブレーキ液路32とホイールシリンダ51
a,51b間、ブレーキ液路33とホイールシリンダ5
2a,52b間を連通させ、また励磁時にはブレーキ液
路32,33と各ホイールシリンダ間を遮断するととも
に、ホイールシリンダ51a,51bとブレーキ液路3
4間、ホイールシリンダ52a,52bとブレーキ液路
35間をそれぞれ連通する。
【0014】ブレーキ液路34,35は、ホイールシリ
ンダ51a,51b,52a,52bからのブレーキ液
をマスタシリンダ25側に還流するための液路であっ
て、各液路中には液圧ポンプ36,37が配設されてい
る。液圧ポンプ36,37は一つの電動モータ38によ
り駆動される周知の対向式プランジャポンプである。し
かして、ホイールシリンダ51a,51b,52a,5
2bのブレーキ液はブレーキ液路34,35を通って液
圧ポンプ36,37によって吸い込まれた後、吐出され
てマスタシリンダ25へ還流される。
【0015】次に、このように構成された本実施例の作
動を説明する。図示しないブレーキペダルが踏み込まれ
プライマリピストン5が図中左方向に移動することによ
って、セカンダリピストン4も左方向に移動してリザー
バと前部液圧室7および後部液圧室6間を遮断する。す
るとマスタシリンダ25の前部液圧室7および後部液圧
室6の液圧は上昇する。これにより、前部液圧室7と連
通している液室18、後部液圧室6と連通している液室
21の液圧も上昇して、第1ダンパピストン1は右方向
へ、第2ダンパピストン2は左方向へとバネ部材3の付
勢力と液室18,20の液圧力とが釣り合う位置までそ
れぞれ移動する。このとき、第2ダンパピストン2が左
方向へ移動することにより、第2ダンパピストン2と液
室20間に液室22が画成される(図2参照)。またこ
のとき、各アンチスキッド制御弁10〜13が消磁位置
を保持しているため、前部液圧室7および後部液圧室6
の液圧がブレーキ液路32,33を経て各ホイールシリ
ンダ51a,51b,52a,52bに付与され、各車
輪が制動される。
【0016】いま、車両がある速度で走行しているとき
に、各車輪がロックに近い状態になると、アンチスキッ
ド制御弁10〜13が励磁されてホイールシリンダ51
a,51b,52a,52bの液圧が減圧されるととも
に、電動モータ38が駆動され、液圧ポンプ36,37
が起動される。ホイールシリンダ51a,51b,52
a,52bの液圧が減圧されて、車輪の回転が充分に回
復すると、アンチスキッド制御弁10〜13が消磁さ
れ、液圧ポンプ36,37からの吐出圧がマスタシリン
ダ25の前部液圧室7および後部液圧室6からの液圧と
ともに、ホイールシリンダ51a,51b,52a,5
2bに付与されてホイールシリンダ51a,51b,5
2a,52bの液圧が増圧される。このように、車輪の
ロック状態に応じてアンチスキッド制御弁10〜13が
消磁、励磁を繰り返し、ホイールシリンダ51a,51
b,52a,52b内の液圧を減圧、増圧することによ
り、車輪のロックが的確に防止される。
【0017】ここで、180度の位相差を有する対向式
プランジャポンプからなる液圧ポンプ36,37は上記
したアンチスキッド制御中は作動状態にあり、液圧ポン
プ36が吐出しているときは、液圧ポンプ37は吸い込
んでいる状態にある。液圧ポンプ36の吐出液圧がマス
タシリンダ25内の前部液圧室7に供給されるとする
と、ポート19、液室18を介して第1ダンパピストン
1に右方向へと付勢する液圧力を与え、第1ダンパピス
トン1は右方向へ移動してバネ部材3をある程度収縮し
た後、第2ダンパピストン2と一体となって右方向へ移
動する。これにより液圧ポンプ36の液圧は液室18の
容積が増大することにより、いわばダンパーの働きをし
て液圧ポンプの吐出液圧によって発生する脈圧は小さく
なる。
【0018】液圧ポンプ36,37は上述したように1
80度の位相差を有するので、液室18,20は180
度位相が異なった液圧が与えられ、液室18に増大して
行く液圧が与えられるときには、液室20においては減
少して行く液圧となって、上述のダンパー効果は有効に
得られる。
【0019】一方、アンチスキッド制御中にアンチスキ
ッド制御弁10〜13が励磁、消磁を繰り返し切換えら
れると、マスタシリンダ25とホイールシリンダ51
a,51b,52a,52b間が連通、遮断されること
になるので、各アンチスキッド制御弁が切換わる毎に脈
圧が発生する。アンチスキッド制御弁10〜13は各々
独立して制御されるものであるので、発生する脈圧は位
相差を有しておらず、またその大きさは液圧ポンプ3
6,37による脈圧よりも小さいという特徴がある。
【0020】さて、ここでアンチスキッド制御弁10,
12が同時に切換えられ、脈圧が発生し前部液圧室7と
後部液圧室6に供給されるとすると、前部液圧室7側で
はポート19、液室18を介して第1ダンパピストン1
に右方向へと付勢する液圧力を与え、第1ダンパピスト
ン1は右方向へ移動してバネ部材3を収縮する。後部液
圧室6側ではポート21、液室20を介して第2ダンパ
ピストン2に左方向へと付勢する液圧力を与え、第2ダ
ンパピストン2は左方向へ移動してバネ部材3を収縮す
る。これにより第1ダンパピストン1および第2ダンパ
ピストン2が各々独立して移動することになり、液室1
8,22の容積が増大していわばダンパーの働きをし、
アンチスキッド制御弁10,12の切換えにより発生す
る脈圧は、小さくなる。
【0021】この結果、位相差を有した液圧ポンプの吐
出脈動による騒音を低減することができるだけでなく、
位相差を有さないアンチスキッド制御弁の切換えによっ
て発生する脈動による騒音も低減することが可能とな
る。また、ブレーキペダルへの不快なショックを緩和す
ることができペダルフィーリングを向上させることがで
きる。さらに、本実施例では、第1ダンパピストン1お
よび第2ダンパピストン2をセカンダリピストン4に内
蔵することによって装置全体の体格を低減させることが
できるという効果もある。
【0022】なお、上記第1実施例においては、アンチ
スキッド制御弁10,11,12,13が液圧制御弁に
相当し、段付孔9がシリンダに相当し、第1ダンパピス
トン1が第1のピストンに相当し、第2ダンパピストン
2が第2のピストンに相当し、バネ部材3が付勢部材に
相当する。
【0023】次に本発明の第2実施例を説明する。図3
は第2実施例の全体概略構成を示す断面図である。な
お、図3に示す第2実施例において、第1実施例と同じ
構成部については同符号を付すとともにその説明を省略
する。
【0024】図3中の液圧ポンプ36,37の吐出口お
よびマスタシリンダ25の前部液圧室7、後部液圧室6
はポート48,49を介して第2実施例の特徴である可
動体装置41に接続されている。
【0025】可動体装置41は左右対称な段付孔42が
形成されており、シールリング43aを装着した第1可
動ピストン43とシールリング44aを装着した第2可
動ピストン44が慴動自在に嵌合されている。これら第
1可動ピストン43と第2可動ピストン44間にはバネ
部材45が嵌挿されており、バネ部材45によって第1
可動ピストン43は図中左方向に、第2可動ピストン4
4は右方向に付勢されている。そして通常は図示するよ
うに、第1可動ピストン43および第2可動ピストン4
4は段付孔42の段付部分に当接する位置をとってい
る。また、段付孔42内の第1可動ピストン43と第2
可動ピストン44間に画成される液室47は、ポート4
6を介してリザーバと連通している。
【0026】しかして、ブレーキペダルが踏み込まれマ
スタシリンダ25からのブレーキ液圧がブレーキ液路3
2,33を介して可動体装置41に与えられると、図4
に示すように第1可動ピストン43は右方向へ、第2可
動ピストン44は左方向へ、バネ部材45の付勢力と第
1可動ピストン43および第2可動ピストン44液室1
8,20に与えられる液圧力とが釣り合う位置までそれ
ぞれ移動する。このとき、第1可動ピストン43が右方
向へ移動することにより、第1可動ピストン43とポー
ト48間に液室53が、第2可動ピストン44が左方向
へ移動することにより、第2可動ピストン44とポート
49間に液室54が画成される。
【0027】このように構成された本実施例において、
液圧ポンプ36の吐出液圧が第1可動ピストン43に供
給されるとすると、第1可動ピストン43は右方向へ移
動してバネ部材43を収縮した後、第2可動ピストン4
4と一体となって右方向へ移動する。これにより液圧ポ
ンプ36の液圧は液室53の容積が増大することによ
り、いわばダンパーの働きをして液圧ポンプの吐出圧に
よって発生する脈圧は小さくなる。
【0028】その後第1実施例と同様に、180度の位
相差を有する液圧ポンプ37の吐出液圧に対しても有効
に脈圧を小さくすることができる。一方、アンチスキッ
ド制御弁10〜13の切換え時に発生する位相差を有し
ない脈圧に対しては、アンチスキッド制御弁10,12
が切換えられて脈圧が発生し液室53,54に供給され
るとすると、第1可動ピストン43に右方向へと付勢す
る液圧力を与え、第1可動ピストン43は右方向へ移動
してバネ部材45を収縮するとともに、第2可動ピスト
ン44に左方向へと付勢する液圧力を与え、第2可動ピ
ストン44は左方向へ移動してバネ部材45を収縮す
る。これにより第1可動ピストン43および第2可動ピ
ストン44が各々独立して移動することになり、液室5
3,54の容積が増大していわばダンパーの働きをし、
アンチスキッド制御弁10,12の切換えにより発生す
る脈圧は、第1実施例と同様に小さくなる。
【0029】なお、上記第2実施例においては、段付孔
42がシリンダに相当し、第1可動ピストン43が第1
のピストンに相当し、第2可動ピストン44が第2のピ
ストンに相当し、バネ部材43が付勢部材に相当する。
【0030】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば
第2実施例においては、図5に示すように可動体装置4
1内段付孔42の段付部分にゴム部材を取り付け、第1
可動ピストン43および第2可動ピストン44当接時に
発生する音を防止できるようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、第
1のピストンおよび第2のピストンを相反する方向へ付
勢する付勢部材にて連結し、脈圧を受圧した第1のピス
トンあるいは第2のピストンピストンが各々独立してシ
リンダ内孔を付勢部材の付勢方向と反対方向に移動する
ようになっているので、位相差を生じない脈圧が発生し
たときにおいても、各ピストンが移動することにより脈
圧を吸収させ脈動騒音を低減することができるという優
れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の全体構成を示す断面図である。
【図2】第1実施例の要部構成を示す断面図である。
【図3】第2実施例の全体構成を示す断面図である。
【図4】第2実施例の要部構成を示す断面図である。
【図5】第2実施例における可動体装置41を変形した
構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 第1ダンパヒストン 2 第2ダンパヒストン 3 バネ部材 4 セカンダリピストン 9 段付孔 10 アンチスキッド制御弁 11 アンチスキッド制御弁 12 アンチスキッド制御弁 13 アンチスキッド制御弁 41 可動体装置 42 段付孔 43 第1可動ピストン 44 第2可動ピストン 45 バネ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60T 8/40 - 8/48 B60T 11/10 - 11/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタシリンダと複数のホイールシリン
    ダ間に配設され、ホイールシリンダのブレーキ液圧を制
    御する液圧制御弁を備えたアンチスキッド装置におい
    て、 前記液圧制御弁間を連通するシリンダと、 前記シリンダに嵌合され、前記液圧制御弁の作動によっ
    て発生する脈圧を受圧することによって前記シリンダ内
    孔を移動可能な第1のピストンおよび第2のピストン
    と、 前記第1のピストンおよび前記第2のピストンを連結す
    るとともに、前記第1のピストンおよび前記第2のピス
    トンを相反する方向へ付勢する付勢部材と、を備えるとともに、 前記シリンダ、前記第1のピストン、第2のピストン、
    および前記付勢部材をマスタシリンダ内のピストンに内
    蔵したことを特徴とするアンチスキッド装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のピストンと前記シリンダとに
    囲まれる第1の液圧室(6)から第1のホイールシリン
    ダへ通じる管路が形成され、前記第2のピストンと前記
    シリンダとに囲まれる第2の液圧室(7)から第2のホ
    イールシリンダへ通じる管路が形成され、 前記第1のピストンと第2のピストンとの間には双方の
    ホイールシリンダへ通じない液室(8)が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のアンチスキッド制
    御装置。
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