JP3185783B2 - チップの熱圧着用ノズル - Google Patents
チップの熱圧着用ノズルInfo
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- chips
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- Die Bonding (AREA)
Description
基板に複数品種のチップを熱圧着してボンディングする
ためのチップの熱圧着用ノズルに関するものである。
ィスプレイとして多用されている液晶パネルは、ガラス
板の長辺と短辺の縁部にチップを熱圧着して組み立てら
れる。この場合、長辺に熱圧着されるチップと短辺に熱
圧着されるチップは品種が異るため、その形状寸法も異
っている。そこで従来のチップの熱圧着装置は、複数品
種のチップに対応できるように、形状寸法の異る複数の
ノズルを備えており、チップの品種に応じてノズルを切
り換え、選択使用していた。
方法では、チップの品種が変る度にノズルの切り換えを
行わねばならないので、作業能率があがらないという問
題点があった。
液晶パネルなどの基板に熱圧着できるチップの熱圧着用
ノズルを提供することを目的とする。
プの熱圧着用ノズルは、ノズルの下面に、形状寸法の異
る複数品種のチップの共通エリアにのみ真空吸着孔を複
数個形成したものである。また好ましくは、チップに熱
を伝達する熱伝達面であるノズルの下面を、この下面に
真空吸着されるチップの外形形状の論理和形状よりも広
い面としたものである。
法の異る複数品種のチップを真空吸着できるので、チッ
プの品種が変ってもノズルの切り換えを行う必要はな
く、作業能率よくチップを基板に熱圧着できる。
の実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施の形態
によるチップの熱圧着装置の側面図、図2は同ノズル付
近の側面図、図3は同ノズルの底面図である。
部2が設置されている。テーブル部2は、Yテーブル
3、Xテーブル4、回転テーブル5、ホルダ6を段積し
て構成されており、ホルダ6上には液晶パネル7が載置
されている。液晶パネル7は2枚のガラス板7a、7b
を貼り合わせて組み立てられている。下側のガラス板7
aの長辺と短辺に、それぞれ品種の異るチップが熱圧着
される。8は液晶パネル7の側縁部の近くを下方から支
持する下受けである。9はチップ供給部であって、第1
のチップ10Aと第2のチップ10Bが備えられてい
る。
動するアームであって、その前部にはシリンダ12が倒
立して設置されている。シリンダ12のロッド13の下
端部にはノズル14が結合されている。図2において、
ノズル14にはヒータ15が内蔵されており、ヒータ1
5が発熱することによりヒータ14は100°C以上に
加熱される。またノズル14には吸着孔16が形成され
ている。吸着孔16はチューブ17を通して吸引装置
(図外)に接続されている。18はガラス板7aの側縁
部に狭ピッチで形成された電極、19は電極18上に貼
着された異方性導電テープである。第1のチップ10A
と第2のチップ10Bはフリップチップであり、その下
面には電極18に熱圧着されるバンプ20が突設されて
いる。
る。このノズル14は、品種もしくはサイズの異る2つ
の第1のチップ10Aと第2のチップ10Bを真空吸着
する。第1のチップ10Aはガラス板7aの長辺に熱圧
着され、第2のチップ10Bは短辺に熱圧着される。ノ
ズル14の底面14aはヒータ15が発熱した熱を第1
のチップ10A,第2のチップ10Bへ伝達する熱伝達
面になっている。
10Aと第2のチップ10Bの外形形状の論理和形状1
0c(2点鎖線参照)よりも広いフラットな面になって
いる。このため第1のチップ10A,第2のチップ10
Bのどちらに対しても、バンプ20が形成されていない
方の面の全体から熱を伝えることができ、異方性導電テ
ープ19を効率よく均一に加熱することができる。吸着
孔16はノズル14の底面に複数個形成されているが、
第1のチップ10Aと第2のチップ10Bの共通エリア
(ハッチングを付した部分)にすべて形成されている。
したがってこのノズル14は、形状寸法の異る第1のチ
ップ10Aと第2のチップ10Bを共に真空吸着でき
る。
て、第1のチップ10Aや第2のチップ10Bの中心を
一致させて吸着し、熱圧着するように設定している。こ
のため、論理和形状10cを小さくできるのでノズル1
4を小型にでき、しかも共通エリアが広くなる分、吸着
孔16の形状を大きくしたり、数を増やす等して、ノズ
ル14の吸引力を強くすることができる。
成より成り、次にチップの熱圧着動作を説明する。図1
において、まずガラス板7aの長辺に、第1のチップ1
0Aを熱圧着する。この場合、XYテーブル11が駆動
することにより、ノズル14はチップ供給部9に備えら
れた第1のチップ10Aの上方へ移動し、そこでシリン
ダ12のロッド13が突没することによりノズル14は
上下動作を行い、第1のチップ10Aをその下面に真空
吸着してピックアップする。
上方へ移動し、そこで再度上下動作を行うことにより、
第1のチップ10Aを電極18上に熱圧着する。この場
合、第1のチップ10AをACF19上にしっかり押し
付けられるように、下受け8は液晶パネル7を下方から
支える。以上の動作を繰り返すことにより、ガラス板7
aの長辺の側縁部には次々に第1のチップ10Aが熱圧
着してボンディングされる。
10Aの熱圧着が終了したならば、回転テーブル5を駆
動して液晶パネル7を90°水平回転させ、短辺を下受
け8上に位置させる。次いで第1のチップ10Aの場合
と同様に、ノズル14はチップ供給部9とガラス板7a
の間を繰り返し移動し、第2のチップ10Bをガラス板
7aの短辺の側縁部に熱圧着してボンディングする。図
3を参照して説明したように、このノズル14は第1の
チップ10Aおよび第2のチップ10Bを共に真空吸着
することが可能であり、したがって同一のノズル14に
より第1のチップ10Aと第2のチップ10Bをガラス
板7aに熱圧着できる。
であって、例えば上記実施の形態ではノズル14はヒー
タ15を備えているが、ノズルに電流を流すことによ
り、ノズル自身の内部抵抗によりノズルを加熱するタイ
プのノズルにも適用できる。また共通エリアの吸着孔は
1個でもよく形状も本実施の形態に限定されない。
法の異る複数品種のチップを真空吸着できるので、チッ
プの品種が変ってもノズルの切り換えを行う必要はな
く、作業能率よくチップを基板に熱圧着できる。したが
って殊に液晶パネルに2品種のチップを熱圧着する手段
としてきわめて有用である。またチップに熱を伝達する
熱伝達面であるノズルの下面を、この下面に真空吸着さ
れるチップの外形形状の論理和形状よりも広い面とする
ことにより、複数品種のチップの面全体に熱を伝達し
て、チップを効率よくかつ均一に加熱することができ
る。
置の側面図
置のノズル付近の側面図
置のノズルの底面図
Claims (2)
- 【請求項1】チップを真空吸着してピックアップし、位
置決め部に位置決めされた基板に熱圧着するチップの熱
圧着用ノズルであって、ノズルの下面に、形状寸法の異
る複数品種のチップの共通エリアにのみ真空吸着孔を複
数個形成したことを特徴とするチップの熱圧着用ノズ
ル。 - 【請求項2】チップに熱を伝達する熱伝達面であるノズ
ルの下面を、この下面に真空吸着されるチップの外形形
状の論理和形状よりも広い面としたことを特徴とする請
求項1記載のチップの熱圧着用ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12962699A JP3185783B2 (ja) | 1999-05-11 | 1999-05-11 | チップの熱圧着用ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12962699A JP3185783B2 (ja) | 1999-05-11 | 1999-05-11 | チップの熱圧着用ノズル |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26669095A Division JPH09115968A (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | チップの熱圧着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11340288A JPH11340288A (ja) | 1999-12-10 |
JP3185783B2 true JP3185783B2 (ja) | 2001-07-11 |
Family
ID=15014149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12962699A Expired - Lifetime JP3185783B2 (ja) | 1999-05-11 | 1999-05-11 | チップの熱圧着用ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3185783B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011187566A (ja) * | 2010-03-05 | 2011-09-22 | Sharp Corp | 搬送システム、搬送方法および薄膜形成装置 |
US8426227B1 (en) | 2011-11-18 | 2013-04-23 | LuxVue Technology Corporation | Method of forming a micro light emitting diode array |
US8349116B1 (en) | 2011-11-18 | 2013-01-08 | LuxVue Technology Corporation | Micro device transfer head heater assembly and method of transferring a micro device |
US9773750B2 (en) * | 2012-02-09 | 2017-09-26 | Apple Inc. | Method of transferring and bonding an array of micro devices |
-
1999
- 1999-05-11 JP JP12962699A patent/JP3185783B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11340288A (ja) | 1999-12-10 |
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