JP3185663B2 - 液晶表示装置の駆動方法 - Google Patents
液晶表示装置の駆動方法Info
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Description
動方法に関するものである。
示装置の従来の構成例を図6に示す。これは、互いに直
交する走査電極92(X1……Xn)と信号電極93(Y1……Y
m)からなる単純マトリクス型の液晶パネル91と、走査電
極92に順次走査電圧を印加する走査電極駆動回路94と、
信号電極93の表示データに基づいた信号電圧を印加する
信号電極駆動回路95と、走査電極駆動回路94および信号
電極駆動回路95を制御する制御回路96と、液晶パネル91
に必要な駆動電圧を発生する駆動用電源回路97とからな
る。駆動用電源回路97から供給される駆動電圧として
は、走査電極駆動回路94に走査の選択電圧V+,V−を
発生し、信号電極駆動回路95に表示データのオン/オフ
に対応した選択電圧VH,VLを発生するようになって
いる。またこの場合、走査電極側の非選択電圧はVHと
VLの中間電圧VMとし、走査電極側と信号電極側のV
Mの電圧レベルは一致している。
に出力される走査クロック(データラッチパルスと同じ)
LP、走査開始信号FRM、および交流化信号Mを発生
する。また信号電極駆動回路95に出力される表示デー
タ,データシフトロックDCK,データラッチパルス
(走査クロックと同じ)LP,交流化信号Mを発生する。
作を、図7に示す動作の理想波形を示す図(タイミング
チャート)を参照しながら説明する。ここで、図7(b)は
交流化信号Mで、3走査期間で反転するものとし、この
ときの交流化反転周期は3ラインに相当する。
パターンを表示した場合、信号電極93における電極Yi
−2,Yi,Yi+3の信号電圧の印加波形はそれぞれ図
7(c),(d),(e)のようになる。また走査電極92におけ
る電極X2への走査電圧の印加波形は図7(a)のようにな
り、液晶パネルの画素A,画素Bおよび画素Cにはそれ
ぞれ図7(f),(g),(h)のような電圧が印加される。
極92と信号電極93との交点におけるそれぞれの電位差が
各画素に印加され、画素のオン/オフは信号電極印加電
圧により決定され、前記信号電極印加電圧と走査電極印
加電圧との差によりオン/オフ実効値を得る。
ネル91はITO電極と液晶容量からなるRCの分布定数
回路で等価的に表されるので、実際の駆動波形には歪み
やなまりが生じる。したがって図7の理想波形は図8の
ようになり、例えば交流化信号Mの切り替わり時には、
走査電極92へ印加される電圧波形には図8(a)に示すよ
うな波形歪みが重畳される。また、信号電極93へ印加さ
れる電圧波形は前記要因により、図8(c),(d),(e)に
示すような波形なまりが生じる。液晶への印加電圧は信
号電圧と走査電圧の差で表すことができるので、実際に
は前記画素Aの実効電圧に対し、画素Bでは実効電圧が
増加し、画素Bは画素Aと比較して明るくなる。また画
素Cは切り替わり回数が多くなるため、波形なまりの影
響により実効電圧は減少し、画素Cは画素Aと比較して
暗くなる。
いては、図6に示したような表示パターンによって、同
じ白または黒表示でも画素によって信号電圧波形は異な
る。また、実際に各画素に印加される電圧は、液晶パネ
ル91が有するITO電極抵抗や、液晶容量の影響のた
め、異なった各信号電極への印加電圧波形により複雑に
歪んでしまう。このため印加すべき実効電圧とは異なっ
た実効電圧が加わり、クロストークとなって画質が著し
く低下するという問題を有していた。これはまた、表示
容量の増加に伴う駆動周波数の高周波化および電極抵抗
の増加によってより顕著に現われる。
走査電極の歪みを検出し、この検出された走査電圧の歪
み量を基に、走査電圧に補正電圧をフィードバックする
方法が、例えば特開昭62−74607号公報等に記載されて
いる。しかしこの方法では走査電圧の歪みに起因するク
ロストークはある程度除去できるが、各信号電極波形の
切り替わり回数差に起因するクロストークは除去するこ
とができない。また、上記切り替わり回数差を均一化す
るために、1ラインの走査期間の整数倍で全駆動の極性
を反転するといった方法が例えば特開昭60−19195号公
報等に記載されている。しかしこの方法では、設定した
極性反転周期によって走査線フリッカが生じたり、また
これらを回避する極性反転周期にすると信号波形の切り
替わり回数差が表示パターンによって均一にならなく、
クロストークが生じる結果となっていた。
を解決するためになされたものであり、表示パターンに
依存して生じるクロストーク現象を低減して高品位な表
示を行うことのできる液晶表示装置の駆動方法を提供す
ることを目的とする。
め、本発明における請求項1記載の液晶表示装置の駆動
方法は、マトリクスを形成した複数の走査電極と、複数
の信号電極と、前記走査電極と前記信号電極間に挟持し
てなる液晶パネルと、前記走査電極を駆動する走査電極
駆動回路と、前記信号電極を駆動する信号電極駆動回路
と、前記液晶パネルを駆動するための所定の電圧を発生
する駆動用電源回路と、前記走査,信号電極駆動回路を
制御するための制御信号および前記液晶パネルを数ライ
ン分に相当する走査期間ごとに液晶を交流化するための
交流化信号を出力する制御回路を有する液晶表示装置を
デューティー駆動する駆動方法であって、複数の走査ラ
インに相当する所定期間ごとに反転する第1の信号と、
前記第1の信号とは異なる複数の走査ラインに相当する
所定期間ごとに、反転する第2の信号と、前記第1の信
号と第2の信号の排他的論理和からなる第3の信号とを
作成し、前記第3の信号の切り替わりごとに、前記走査
電極および信号電極に少なくとも1ライン走査期間より
短い所定期間だけ同一の電圧を印加し、前記液晶パネル
に印加する交流化信号は、1フレーム期間ごとに反転す
ることを特徴とする。
駆動方法によれば、信号電極に印加されている電圧波形
は、表示データ信号の切り替わり時において、所定の期
間だけ走査電圧と同じ電圧に固定されるので、前記信号
の切り替わり時に生じる時定数による波形なまりの影響
を低減することができる。また、前記表示データ信号の
切り替わりにより走査電極に生じる波形歪みについて
も、同様に低減することができる。
他的論理和からなる第3の信号を作成し、前記第3の信
号の切り替わりごとに、走査電圧と信号電圧を同じ電圧
に固定することにより、1走査ライン単位で同じ電圧に
固定する場合と比較して、同電位となる場所を効果的に
ばらまくことが可能となり、ラインフリッカやちらつき
などを低減することができる。
化信号は、1フレーム期間ごとに反転することにより、
1フレームの表示期間内では前記交流化信号の切り替わ
りにより走査電極へ生じる波形歪みは基本的になくすこ
とができる。
法は、複数の走査ラインに相当する所定期間ごとに液晶
を交流化するための第1の交流化信号と、前記第1の交
流化信号とは異なる走査ラインに相当する所定期間ごと
に液晶を交流化するための第2の交流化信号とを作成
し、実際に液晶パネルには前記第1の交流化信号と第2
の交流化信号の排他的論理和からなる第3の交流化信号
を印加し、前記第3の交流化信号の切り替わりごとに、
前記走査電極および信号電極に少なくとも1ライン走査
期間より短い所定の期間だけ同一の電圧を印加すること
を特徴とする。
駆動方法によれば、信号電圧の波形なまりおよび走査電
極の波形歪みについても、同様に低減することができ
る。さらに、前記第1の交流化信号と第2の交流化信号
の排他的論理和からなる第3の交流化信号を作成し、前
記第3の交流化信号の切り替わりごとに、走査電圧と信
号電圧を同じ電圧に固定することにより、1走査ライン
単位で同じ電圧に固定する場合と比較して、非選択電位
となる場所を効果的にばらまくことが可能となり、ライ
ンフリッカやちらつきなどを低減することができる。ま
た交流化信号をそのまま使用するため、付加回路等の削
減ができる。
示装置の駆動方法を用いることにより、ITO電極抵抗
および液晶容量に起因する電圧波形のなまりおよび歪み
を効果的に低減することができ、表示パターンに関係な
く、クロストークの発生を抑制し、高品位な表示を行う
ことができる。
て、図1から図4を用いて説明する。
成図である。図1において、11は液晶パネルであり、マ
トリクスを形成した複数の走査電極12(X1,X2,X3…
…Xn)と、複数の信号電極13(Y1,Y2,Y3……Ym)
と、走査電極12と信号電極13間に液晶素子1を挟持して
構成されている。また14は走査電極駆動回路、15は信号
電極駆動回路で、それぞれ走査電極12と信号電極13に接
続されている。16は走査電極駆動回路14および信号電極
駆動回路15を制御するための制御回路であり、この制御
回路16から走査電極駆動回路14には走査クロック(デー
タラッチパルスの周期と同一)LP,走査開始信号FR
Mおよび交流化信号Mが入力される。
それぞれ後述するVMレベルの中間電圧(非選択電圧)に
制御するための本実施の形態の特有の非選択電圧制御用
信号(以下、単にDisp信号という)であり、例えば、こ
の信号を交流化信号を用いて作ることも可能である。
タ,データシフトクロックDCK,データラッチパルス
LP,交流化信号Mが入力される。
所定の電圧を発生する駆動用電源回路であり、走査電極
駆動回路14には選択電圧V+,V−と非選択電圧VMを
発生し、信号電極駆動回路15には表示データのオン/オ
フに対応した選択電圧VHおよびVLと、VHとVLの
中間電圧(非選択電圧)VMを発生している。ここで、走
査電圧および信号電圧のVM電圧は一致している。
表示装置の制御回路16のブロック図である。図2におい
て、21はカウント回路であり、フレーム開始信号FRM
とラッチパルスLPに同期して、1ラインごとに、カウ
ントされ所定の走査ラインがカウントされるとその出力
を反転させる機能を持っている。また、22はカウント回
路であり、カウント回路21とは異なった走査ラインごと
に出力を反転させるように設定されている。また、23は
排他的論理和を出力するEX−OR回路、24はDisp信
号発生回路である。
EX−OR回路23に入力され、その出力がDisp信号発
生回路24に入力される。このDisp信号発生回路24は、
ラッチパルスLPおよびデータクロックDCKに同期し
て、Disp信号を発生させる。発生されたDisp信号はそ
れぞれ走査電極駆動回路14および信号電極駆動回路15へ
送られ、Disp信号により、ある所定の走査ラインごと
に、1ラインの走査期間より短い期間だけ、走査電圧と
信号電圧をVM電圧レベルにする。
イミングチャート)であり、これは、交流化信号Mを1
フレーム毎に反転させ、Disp信号は上述したような方
法で発生させた場合についての例を示している。
なパターンを表示しようとする場合、信号電極13におけ
る電極Yi−2,YiおよびYi+3の信号電圧の印加波
形はそれぞれ図3(c),(d),(e)のようになる。ここ
で、VHおよびVLは各表示データのオン/オフ時の信
号電極側の選択電圧である。またV+およびV−を走査
電極側の選択電圧、VMを非選択電圧とすると、走査電
極12における電極X2への走査電圧の印加波形は図3(a)
のようになる。このとき、液晶パネル11の画素A,画素
Bおよび画素Cには、走査電極12の電位と信号電極13の
電位差である、それぞれ図3(f),(g),(h)のような電
圧が印加される。
るために用いる、交流化信号Mであり、本実施の形態で
は交流化信号Mは1フレームごとに反転するものとす
る。また、図3(i)はDisp信号であり、制御回路16によ
って、Disp信号がハイレベルになった期間のみ、走査
電圧と信号電圧はそれぞれVMレベルとなるように設定
されており、本実施の形態ではDisp信号出力期間ごと
に、走査電極12における電極X2の走査電圧および信号
電極13における電極Yi−2,Yi,Yi+3の信号電圧
はそれぞれVMの電圧レベルとなる。
ことにより、基本的に走査電極X2への走査電圧の歪み
は生じないので、ここでは各画素A,B,Cにおけるな
まりの影響のみ考慮している。ここで、画素Aと画素C
の電圧実効値について考える。従来例のように、VMの
期間が設定されていない場合、画素Aの非選択期間の電
圧はVHまたはVLの一定電圧が印加されている。これ
に対し、画素Cでは表示パターンにより、1ラインごと
にVH−VL間を反転しているため、電圧の切り替わり
による波形なまりが生じている。本実施の形態において
は、画素AではDisp信号がハイレベルになっている期
間、電圧レベルはVMとなるため、その期間図3(f)の
ような波形のなまりが生じ、結果としてこの分だけ画素
Cの実効値との相対的な差が小さくなる。また、実施の
形態1でも述べたように、上記期間を設けることにより
なまりの出方を制御することができるので、相対的に見
て、各画素A,B,C間の電圧実効値の差を少なくする
ことができる。
定の期間ごとに、走査電圧と信号電圧を同じVMレベル
に固定することにより、図8で示した従来例における各
画素A,B,C間の電圧実効値の差に対して、本実施の
形態における各画素A,B,Cの電圧実効値の差を小さ
くすることができる。また、図3ではNフレームとN+
1フレームで走査電極X2の走査電圧実効値が変化して
いるように示されているが、Disp信号を例えば、表示
デューティーで割り切れないような値に設定しておくこ
とにより、ある特定の走査ラインにのみ、Disp信号が
割り当てられることはなく、ある周期ごとにすべての走
査ラインに均等にDisp信号を分散させることができ、
表示への影響を防ぐことができる。また、走査電圧およ
び信号電圧ともに、同じVM電圧レベルに固定するた
め、オン/オフ電圧マージンへの影響もない。
作成することにより、例えば1ライン単位で同じVM電
圧に固定する場合等と比較して、同じVM電圧となる走
査ラインを効果的にばらまくことが可能となり、ライン
フリッカやちらつき等を低減することができる。
化信号Mは、1フレーム期間ごとに反転することによ
り、1フレームの表示期間内では上記交流化信号の切り
替わりにより走査電極へ生じる波形歪みは基本的になく
すことが可能となる。
VGAサイズのカラーSTN液晶パネルに、いろいろな
表示パターンを出してみたところ、表示パターンに関係
なく、クロストーク現象を低減することができた。
制御回路16のブロック図である。図4において、41は交
流化信号M1の発生回路であり、フレーム開始信号FR
MとラッチパルスLPに同期して、所定の走査ラインご
とに反転する機能を持っている。また、42は交流化信号
M2の発生回路であり、交流化信号M1の発生回路41とは
異なった走査ラインごとに出力を反転させるように設定
されている。また、43は排他的論理和を出力するEX−
OR回路、44はDisp信号発生回路である。
M2の発生回路42の出力はEX−OR回路43に入力さ
れ、その排他的論理和出力がDisp信号発生回路44に入
力される。このDisp信号発生回路44は、ラッチパルス
LPおよびデータクロックDCKに同期して、Disp信
号を発生させる。発生されたDisp信号はそれぞれ走査
電極駆動回路14および信号電極駆動回路15へ送られ、D
isp信号より、ある所定の走査ラインごとに、1ライン
の走査期間より短い期間だけ、走査電圧と信号電圧をV
M電圧レベルに固定する。
ミングチャート)であり、図5(b)の交流化信号Mは、交
流化信号M1の発生回路41と交流化信号M2の発生回路42
のEX−OR出力を用いている。また、図5(i)のDisp
信号は上述したような方法で発生させた場合についての
例を示している。
なパターンを表示しようとする場合、信号電極13におけ
る電極Yi−2,YiおよびYi+3の信号電圧の印加波
形はそれぞれ図5(c),(d),(e)のようになる。ここ
で、VHおよびVLは表示データのそれぞれオン/オフ
時の信号電極側の選択電圧である。またV+およびV−
を走査電極側の選択電圧、VMを非選択電圧とすると、
走査電極12における電極X2への走査電圧の印加波形は
(a)のようになる。このとき、液晶パネル11の画素A,
画素Bおよび画素Cには、走査電極の電位と信号電極の
電位の差である、それぞれ図5(f),(g),(h)のような
電圧が印加される。
成に、交流化信号Mを用いた例を示すものであり、基本
的な駆動方法については、実施の形態1となんら変わり
はない。したがって、本実施の形態でも、Disp信号に
より、走査電圧および信号電圧ともに、VMレベル電圧
となる期間を設けることにより、波形歪みおよび波形な
まりの発生を制御することができ、相対的に、画素A,
B,C間の電圧実効値の差を少なくすることができる。
からわかるように、画素A,B,C共にVMレベルとな
る期間を設けることにより、絶対的な電圧実効値は従来
と比較して減少するものの、例えば画素Cでは走査電圧
に重畳された電圧歪みが、電圧実効値を上げるように働
くなど、相対的に見れば画素A,B,C間の輝度差を少
なくすることができる。
定の期間ごとに、走査電圧と信号電圧を同じVMレベル
に固定することにより、図8で示した従来例における各
画素A,B,C間の電圧実効値の差に対して、本実施の
形態では、各画素A,B,C間での電圧実効値の差を小
さくすることができる。また、図5ではNフレームとN
+1フレームで走査電極X2の走査電圧実効値が変化し
ているように示されているが、Disp信号を例えば、表
示のデューティーで割り切れないような値に設定してお
くことにより、ある特定の走査ラインにのみDisp信号
が割り当てられることはなく、ある周期ごとにすべての
走査ラインに均等にDisp信号を分散させることがで
き、表示への影響を防ぐことができる。また、走査電圧
および信号電圧と共に、同じVM電圧レベルに固定する
ため、オン/オフ電圧マージンへの影響もない。
作成することにより、例えば1ライン単位で同じVM電
圧に固定する場合等と比較して同じ電圧VMとなる走査
ラインを効果的にばらまくことが可能となり、ラインフ
リッカやちらつきなどを低減することができる。
VGAサイズのカラーSTN液晶パネルに、いろいろな
表示パターンを出してみたところ、表示パターンに関係
なく、クロストークを低減することができた。
における液晶表示装置の駆動方法によれば、第1の信号
と第2の信号の排他的論理和から得た第3の信号の切り
替わりごとに、前記走査電極および信号電極に少なくと
も1ライン走査期間より短い所定の期間だけ同一の電圧
を印加し、液晶パネルに印加する交流化信号は、1フレ
ーム期間ごとに反転することにより、上記電圧波形の歪
みおよびなまりの影響を低減するだけでなく、同じ電位
となる場所を効果的にばらまくことができラインフリッ
カやちらつきなどを低減することができる。
定する手段として、上記交流化信号を用いていることに
より、付加回路等の削減ができる。
置の駆動方法を用いることにより、ITO電極抵抗およ
び液晶容量に起因する電圧波形のなまりおよび歪みを効
果的に低減することができ、表示パターンに関係なく、
クロストークの発生を抑制し、高品位な表示を行うこと
ができる。
構成図である。
制御回路のブロック図である。
駆動回路の動作を説明する波形図である。
制御回路のブロック図である。
駆動回路の動作を説明する波形図である。
13…信号電極、 14…走査電極駆動回路、 15…信号電
極駆動回路、 16…制御回路、 17…駆動用電源回路、
24,44…Disp信号発生回路、 21,22…カウント回
路、 23,43…EX−OR回路、 41…交流化信号M1
の発生回路、 42…交流化信号M2の発生回路、 DC
K…データシフトロック、 M…交流化信号、 LP…
走査クロック(データラッチパルス)、 FRM…走査開
始信号、 Disp…非選択電圧制御用信号、 V+,V
−…走査電極側の選択電圧、VH,VL…信号電極側の
選択電圧、 VM…非選択電圧。
Claims (2)
- 【請求項1】 マトリクスを形成した複数の走査電極
と、複数の信号電極と、前記走査電極と前記信号電極間
に挟持してなる液晶パネルと、前記走査電極を駆動する
走査電極駆動回路と、前記信号電極を駆動する信号電極
駆動回路と、前記液晶パネルを駆動するための所定の電
圧を発生する駆動用電源回路と、前記走査,信号電極駆
動回路を制御するための制御信号および前記液晶パネル
を数ライン分に相当する走査期間ごとに液晶を交流化す
るための交流化信号を出力する制御回路を有する液晶表
示装置をデューティー駆動するための駆動方法であっ
て、複数の走査ラインに相当する所定期間ごとに反転する第
1の信号と、前記第1信号とは異なる複数の走査ライン
に相当する所定期間ごとに、反転する第2の信号と、前
記第1の信号と第2の信号の排他的論理和からなる第3
の信号とを作成し、前記第3の信号の切り替わりごと
に、前記走査電極および信号電極に少なくとも1ライン
走査期間より短い所定の期間だけ同一の電圧を印加し、
前記液晶パネルに印加する交流化信号は、1フレーム期
間ごとに反転 することを特徴とする液晶表示装置の駆動
方法。 - 【請求項2】 マトリクスを形成した複数の走査電極
と、複数の信号電極と、前記走査電極と前記信号電極間
に挟持してなる液晶パネルと、前記走査電極を駆動する
走査電極駆動回路と、前記信号電極を駆動する信号電極
駆動回路と、前記液晶パネルを駆動するための所定の電
圧を発生する駆動用電源回路と、前記走査,信号電極駆
動回路を制御するための制御信号および前記液晶パネル
を数ライン分に相当する走査期間ごとに液晶を交流化す
るための交流化信号を出力する制御回路を有する液晶表
示装置をデューティー駆動するための駆動方法であっ
て、 複数の走査ラインに相当する所定期間ごとに液晶を交流
化するための第1の交流化信号と、前記第1の交流化信
号とは異なる走査ラインに相当する所定期間ごとに液晶
を交流化するための第2の交流化信号とを作成し、実際
に液晶パネルには前記第1の交流化信号と第2の交流化
信号の排他的論理和からなる第3の交流化信号を印加
し、前記第3の交流化信号の切り替わりごとに、前記走
査電極および信号電極に少なくとも1ライン走査期間よ
り短い所定の期間だけ同一の電圧を印加することを特徴
とする液晶表示装置の駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12593196A JP3185663B2 (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 液晶表示装置の駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP12593196A JP3185663B2 (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 液晶表示装置の駆動方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09311313A JPH09311313A (ja) | 1997-12-02 |
JP3185663B2 true JP3185663B2 (ja) | 2001-07-11 |
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ID=14922510
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---|---|---|---|---|
JP6612703B2 (ja) | 2016-09-21 | 2019-11-27 | 株式会社東芝 | 液晶駆動装置、及び、液晶駆動方法 |
-
1996
- 1996-05-21 JP JP12593196A patent/JP3185663B2/ja not_active Expired - Fee Related
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