JP3185600U - 軌道走行玩具 - Google Patents

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Abstract

【課題】調速時に、駆動輪が軌道に接地したままで調速が可能に構成された軌道走行玩具を提供する。
【解決手段】モータ動力によって自走可能な車両10aと、車両の走行路を構成する軌道とを備えた軌道走行玩具において、調速機構を備え、調速機構は、軌道に設けられたカムと、車両に設けられ、走行中に駆動輪が軌道に接地したままでカムに当接することによって動作するカムフォロア12と、カムフォロア12の動作量に応じて車両10aの駆動輪13の回転速度を変更させる駆動輪速度変更機構と、を含んで構成されていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本考案は、軌道走行玩具に関する。
従来、モータ動力によって自走可能な車両と、車両の走行路を構成する軌道とを備え、軌道に車両の停止手段を設けた軌道走行玩具が知られている。この軌道走行玩具においては、停止手段は、軌道に出没自在に昇降台を設置し、軌道上に上昇させた昇降台に車両が乗り上げることによって、駆動輪を軌道から離反させて、車両を停止させるように構成されていた(例えば、特許文献1参照)。
特許第4264112号公報
しかしながら、上記した特許文献1の技術では、停止時に、駆動輪が軌道から浮き上がり、且つ、駆動輪が回転し続けていることから、実物車両の停止時の様子とは異なり、その分、現実感からかけ離れたものとなっていた。
そこで、実物車両の調速時の様子に近い状態を表現可能な軌道走行玩具が要望されていた。
本考案は、停止時に、駆動輪が軌道に接地したままで調速が可能に構成された軌道走行玩具を提供することを目的とする。
請求項1に係る軌道走行玩具は、
モータ動力によって自走可能な車両と、前記車両の走行路を構成する軌道とを備えた軌道走行玩具において、
調速機構を備え、
前記調速機構は、
前記軌道に設けられたカムと、
前記車両に設けられ、走行中に当該車両の駆動輪を前記軌道に接地させたままで前記カムに当接することによって動作するカムフォロアと、
前記カムフォロアの動作量に応じて前記車両の駆動輪の回転速度を変更させる駆動輪速度変更機構と、
を含んで構成されていることを特徴とする。
請求項2に係る軌道走行玩具は、請求項1に記載の軌道走行玩具において、前記カムとして停止用のカムを含み、前記駆動輪速度変更機構は、前記停止用のカムとの当接によって前記カムフォロアを所定量動作させることによって前記車両の駆動輪を停止させる、ことを特徴とする。
請求項3に係る軌道走行玩具は、請求項2に記載の軌道走行玩具において、前記停止用のカムとして、前記カムフォロアとの当接により前記車両を停止させる停止位置と、前記停止位置から退行して前記車両の通過を許容する停止解除位置とを選択的に取り得る可動のカムを含み、前記可動のカムは、人為的操作によって少なくとも前記停止位置から前記停止解除位置まで動作可能に構成されていることを特徴とする。
請求項4に係る軌道走行玩具は、請求項2に記載の軌道走行玩具において、前記停止用のカムとして、前記カムフォロアとの当接により前記車両を停止させる停止位置と、前記停止位置から退行して前記車両の通過を許容する停止解除位置とを選択的に取り得る可動のカムを含み、前記可動のカムは、前記軌道上の所定位置への前記車両又は他の車両の到達によって前記停止位置から前記停止解除位置まで動作可能に構成されていることを特徴とする。
請求項5に係る軌道走行玩具は、請求項2から4いずれか一項に記載の軌道走行玩具において、前記車両として、第1の車両と、前記軌道上で前記第1の車両と連結及び連結解除が可能な第2の車両と、を備え、前記第1の車両及び前記第2の車両のうち少なくとも一方の車両に前記カムフォロアが設けられ、前記停止用のカムは、前記軌道上で前記第1の車両と前記第2の車両との連結及び連結解除をさせる場所に設けられていることを特徴とする。
請求項6に係る軌道走行玩具は、請求項5に記載の軌道走行玩具において、前記第1の車両及び前記第2の車両に前記カムフォロアがそれぞれ設けられ、前記第1の車両及び前記第2の車両の前記カムフォロアは互いに幅方向の異なった位置に設けられ、前記軌道には、前記第1の車両及び前記第2の車両の前記カムフォロアにそれぞれ対応させて前記停止用のカムが設けられていることを特徴とする。
請求項7に係る軌道走行玩具は、請求項1から6いずれか一項に記載の軌道走行玩具において、前記カムとして減速用のカムを含み、前記駆動輪速度変更機構は、前記減速用のカムとの当接によって前記カムフォロアを所定量動作させることによって前記車両の駆動輪を減速させることを特徴とする。
請求項8に係る軌道走行玩具は、請求項7に記載の軌道走行玩具において、前記車両は、前記軌道上でスイッチバック可能に構成され、前記減速用のカムは、前記軌道上で前記車両をスイッチバックさせる場所に設けられ、スイッチバック前後で前記車両の駆動輪を減速させることを特徴とする。
請求項1に係る軌道走行玩具によれば、軌道に形成されたカムによって車両のカムフォロアが動作し、車輪を記軌道に接地させたままで調速を行うことができるので、実物車両の調速時の様子に近い状態を表現することができる。
また、請求項2に係る軌道走行玩具によれば、軌道に形成されたカムによって車両のカムフォロアが動作し、車輪を記軌道に接地させたままで停止を行うことができるので、実物車両の停止時の様子に近い状態を表現することができる。
また、請求項3に係る軌道走行玩具によれば、人為的に停止用のカムを操作することによって、遊びに変化を持たせることができる。
さらに、請求項4に係る軌道走行玩具によれば、自動で停止解除を行うので、興趣性の高い軌道走行玩具が実現できる。
また、請求項5に係る軌道走行玩具によれば、先行の車両が停止するので実物車両の連結の様子を表現することができる。
また、請求項6に係る軌道走行玩具によれば、第1の車両と第2の車両とを異なる位置で停止させることができるので遊びに変化を持たせることができる。
また、請求項7に係る軌道走行玩具によれば、軌道に形成されたカムによって車両のカムフォロアが動作し、車輪を記軌道に接地させたままで減速を行うことができるので、実物車両の走行の様子に近い状態を表現できる。
さらに、請求項8に係る軌道走行玩具によれば、スイッチバックの際に減速を行うので、実物車両の走行の様子に近い状態を表現できる。
図1は、軌道走行玩具の全体構成例を示す斜視図である。 図2は、一の車両の下面側から見た斜視図である。 図3は、他の車両の下面側から見た斜視図である。 図4は、一の方向から見た歯車機構の一部及びレバーを示す斜視図である。 図5は、他の方向から見た歯車機構の一部及びレバーを示す斜視図である。 図6は、スイッチバック用の軌道片の斜視図である。 図7は、他のスイッチバック用の軌道片の斜視図である。 図8は、歯車機構の一部及びカムフォロアを示す図である。 図9は、車両の連結及び連結解除を行うための軌道片を示す斜視図である。 図10は、分岐軌道片を示す斜視図である。 図11は、図9の軌道片の動作機構を示す下面図である。 図12は、分岐軌道片の動作機構を示す下面図である。 図13は、動作機構のうちのスライダの一部を示す斜視図である。 図14は、分岐軌道片の動作機構の一部を示す斜視図である。 図15は、図2の車両の車体の内部を示す側面図である。
以下、図面を参照して、本考案の軌道走行玩具を実施するための形態について説明する。なお、この実施の形態によって本考案が限定されるものではない。
[全体構成]
図1は、本実施の形態の軌道走行玩具1の全体構成例を示す模式図である。この軌道走行玩具1は、車両10a,10bと軌道50を備えている。車両10a,10bは連結可能及び連結解除可能に構成されている。なお、同図には、説明の便宜上、非連結の車両10a,10bの他に、車両10aと車両10bとを連結した連結車両10も同時に示されている。
ここで、以下の説明を分かりやすくするため、最初に、軌道走行玩具1の全体的な動作の概略を説明する。
軌道片52側から連結車両10がスイッチバック用軌道片51に至ると、連結車両10は減速を行った後スイッチバックし、減速状態で反対方向に走行する。その後、連結車両10は普通の速度に戻り、軌道片52に至る。このとき、連結車両10のうち後行の車両10aが減速した後停止し、先行の車両10bとの連結が解除され、先行の車両10bだけが走行し続ける。その後、後行の車両10aの停止が解除され、この後行の車両10aが減速状態で走行を始める。そして、先行の車両10bは分岐軌道片53を経てスイッチバック用軌道片54に至り、後行の車両10aは分岐軌道片53を経てスイッチバック用軌道片55に至る。
車両10bがスイッチバック用軌道片54に至ると、車両10bは減速を行った後スイッチバックし、減速状態で反対方向に走行する。また、車両10aがスイッチバック用軌道片55に至ると、車両10aは減速を行った後スイッチバックし、減速状態で反対方向に走行する。その後、車両10b及び車両10aは分岐軌道片53近くまで普通の速度で走行する。
このとき、車両10bが最初に分岐軌道片53に到達すると、車両10bは減速した後停止する。そして、車両10aが先行するのを待った後、車両10bの停止が解除され、普通の速度で走行を始める。
反対に、車両10aが最初に分岐軌道片53に到達すると、車両10aは減速した後停止する。そして、この車両10aの停止は、車両10bが分岐軌道片53に到達したときに解除される。一方、分岐軌道片53に到達した車両10bは減速及び停止し、この停止は、車両10aが先行した時に解除され、普通の速度で走行を始める。
このようにして、先行の車両10aが軌道片52に至ると、この先行の車両10aは減速した後停止する。その後に、後行の車両10bが先行の車両10aに突き当たり、2台の車両10a,10bが連結されて連結車両10となり、減速状態で走行を始める。その後に、連結車両10は普通の速度でスイッチバック用軌道片51側に走行する。
この実施形態の軌道走行玩具1は、上述のような動作を繰り返して行うことができる。以下、(1)スイッチバック機構、(2)調速機構、(3)車両の連結及び連結解除機構、(4)車両の案内機構について説明する。
(1)スイッチバック機構
図2及び図3に示すように、車両10a,10bの車体の下側には、それぞれ、鉛直軸を中心に回動可能なレバー11が設けられている。このレバー11の自由端の操作部11a(図4及び図5参照)は、車両10a,10bの車体の下側から突出している。このレバー11は、それぞれ、所定角度範囲で回動可能に構成されている。このレバー11は、操作されることによって、車両10a,10bの動力伝達機構である歯車機構の一部を構成する歯車を動作させ、動力伝達経路(歯車の噛合関係)を変更することによって、駆動輪13の回転方向を切り換える。
図4及び図5は、車両10a,10bの動力伝達機構である歯車機構の一部とレバー11とを示している。この歯車機構の一部では、歯車60a,60b,60c,60d,60eの第1の動力伝達経路、又は、歯車60a,60b,60c、60eの第2の動力伝達経路を経て、モータ動力を駆動輪13側に伝達する。この場合、第1の動力伝達経路を経て駆動輪13側に動力が伝達される場合と、第2の動力伝達経路を経て駆動輪13側に動力が伝達される場合とでは、動力を伝達する歯車数が1つ異なるので、駆動輪13の回転方向が変更されることになる。
レバー11は、第1の動力伝達経路と第2の動力伝達経路との切換えを行うためのものである。その仕組みを説明する。
歯車60aと同軸にはドラム61が空転可能に付設され、このドラム61の端面には、歯車60bを太陽歯車とする遊星歯車である歯車60cが付設されている。また、ドラム61の周面には、図5に示すように、鋸歯状の突起61a,61b,61c,61dが付設されている。一方、レバー11には、図5に示すように、軸11bを中心に当該レバー11と一体に回転するストッパ11cが設けられている。そして、このストッパ11cは、レバー11が一方向に回動した位置で突起61aを係止して歯車60cと歯車60dとを噛合させ、レバー11が他方向に回動した位置で突起61bを係止して歯車60cと歯車60eとを噛合させる。これによって、第1の動力伝達経路と第2の動力伝達経路との切換えがなされる。
なお、ドラム61の上方に設けられた爪部材62は、軸62aを中心に回動し、歯車60cと歯車60dとが噛合しているときには突起61cを係止してドラム61の逆転を防止し、歯車60cと歯車60eとが噛合しているときには突起61dを係止してドラム61の逆転を防止する。
ここで、第1の動力伝達経路と第2の動力伝達経路との切換えの際のドラム61の動作を敷衍すれば次のとおりである。
歯車60aは、モータ動力によって図4及び図5に示す矢印Aの方向に回転し、この歯車60aと同軸の歯車60bに噛合する歯車60cを支持するドラム61は矢印Bの方向に回転付勢されている。その結果、レバー11が他方向に回動してストッパ11cによる突起61aの係止が解除されると、ドラム61が矢印Bの方向に回転し、ストッパ11cが突起61bを係止する。この際、爪部材62は突起61dを乗り越える。次に、レバー11が一方向に回動してストッパ11cによる突起61bの係止が解除されると、ドラム61が矢印Bの方向に回転し、ストッパ11cが突起61aを係止する。この際、爪部材62は突起61cを乗り越える。
なお、ここでは、レバー11の操作によって動力伝達経路(歯車の噛合関係)を変更することによって、駆動輪13の回転方向を切り換えているが、モータ駆動回路中の通電方向切換スイッチを動作させ、モータのロータの回転方向を切り換えることによって、車両10a,10bの走行方向を切り換えることもできる。
軌道50は、各種軌道片を複数組み合わせて構成されている。この軌道50には、スイッチバック用の軌道片51,54,55が組み込まれている。
このうち軌道片51の上面には、図6に示すように、上記レバー11の突き当たりによって当該レバー11を操作するための突起56a,56bが設けられている。突起56aは車両10aのレバー11に対応し、突起56bは車両10bのレバー11に対応している。本実施形態では軌道片51を走行するのは連結車両10であるから、軌道片51には、車両10a,10bのそれぞれのレバー11に対応する突起56a,56bを設けることが必要となる。これによって、連結車両10のスイッチバックを実現できる。
また、軌道片54,55の上面には、図7に示すように、上記レバー11の突き当たりによって当該レバー11を操作するための突起56a,56bが設けられている。突起56aは車両10aのレバー11に対応し、突起56bは車両10bのレバー11に対応している。ただし、本実施形態では軌道片54を走行するのは車両10bだけであるから、軌道片54には、車両10bのレバー11を動作させるための突起56bだけを設けてもよい。同様に、本実施形態では軌道片55を走行するのは車両10aだけであるから、軌道片55には、車両10aのレバー11を動作させるための突起56aだけを設けてもよい。
なお、ここでは、車両10a,10bのレバー11は、連結車両10として見た場合、車体中心線に対して互いに反対側の等距離位置に設けられていると共に、突起56a,56bは、軌道中心線に対して互いに反対側の等距離位置に設けられている。さらに、突起56a,56bは、軌道片の延在方向の互いに離れた位置に設けられている。このようにしたのは次の理由による。
例えば、連結車両10が軌道片51でスイッチバックする場合を考えると、車両10a,10bのレバー11が、連結車両10として見た場合、車体中心線に対して互いに同じ側の等距離位置に設けられているとすれば、軌道片51に進入する連結車両10のうち先行の車両10aのレバー11が必ず最初に突起(56a又は56bのいずれか)に突き当たることになり、一方、後行の車両10bのレバー11が突起(56a又は56bのいずれか)に突き当たらないので、スイッチバックが円滑に行えない。そこで、車両10a,10bのレバー11を、連結車両10として見た場合、車体中心線に対して互いに反対側の等距離位置に設けたものである。
また、連結車両10をスイッチバックさせる場合には、車両10a,10bの駆動輪13を同時に逆転させる必要があるが、軌道片51に進入する連結車両10のうち先行の車両10aは深く軌道片51に進入し、後行の車両10bは浅く進入するので。車両10a,10bの進入の深さに対応させて突起56a,56bを設けたものである。つまり、突起56a,56bを、軌道片の延在方向の互いに離れた位置に設け、スイッチバックの際に、車両10a,10bの駆動輪13を同時に逆転させるようにしたものである。
(2)調速機構
図2及び図3に示すように、車両10a,10bの車体の下側には、それぞれ、上下動可能なカムフォロア12が突出して設けられている。このカムフォロア12の下端にはローラ12aが付設されている。このカムフォロア12は、車両10a,10bの動力伝達機構である歯車機構の一部を構成する歯車を動作させ、動力伝達経路(歯車の噛合関係)を変更することによって、駆動輪13の回転速度を調整するためのものである。
図8は、車両10a,10bの動力伝達機構である歯車機構の一部とカムフォロア12とを示している。この歯車機構の一部は、図4及び図5の歯車機構の一部と連係されている。この図8の歯車機構の一部では、歯車63a,63b,63c,63dの動力伝達経路、又は、歯車63a,63b,63c、64a,64bの動力伝達経路を経て、駆動輪13側にモータ動力を伝達する。また、この歯車機構の一部では、歯車63cと歯車63dとの噛合、及び、歯車64aと歯車64bとの噛合が解除された場合、動力伝達が遮断される。この場合、歯車63a,63b,63c,63dの動力伝達経路では通常速度で駆動輪13が回転させられ、歯車63a,63b,63c、64a,64bの動力伝達経路では低速度で駆動輪13が回転させられ、動力伝達が遮断されたときには駆動輪13が停止する。
カムフォロア12は、駆動輪13の回転速度を調節するためのものである。その仕組みを次に説明する。
歯車63c,64aが付設された軸65は軸線方向に移動可能に構成され、通常は、スプリング65aの付勢力によって歯車63cと歯車63dとが噛合されている。この軸65の一端には、カムフォロア12によって軸66aを中心に回動する回動部材66が当接している。そして、カムフォロア12が上昇すると、回動部材66が回動し軸65を軸線方向に移動させ、歯車63cと歯車63dとの噛合が解除され、歯車64aと歯車64bとが噛合する。さらに、カムフォロア12が上昇すると、回動部材66がさらに回動し、軸65を軸線方向にさらに移動させ、歯車64aと歯車64bとの噛合もが解除される。ここでは、カムフォロア12が動作した際に、歯車の噛合関係を変更させる仕組みが駆動輪速度変更機構を構成している。
なお、ここでは、レバー11の操作によって動力伝達経路(歯車の噛合関係)を変更することによって、駆動輪13の速度を調節しているが、カムフォロア12の動作によってモータのロータ回転速度を変更させるようにしても、駆動輪13の回転速度を調節することができる。ここでは、モータの回転速度を変更させる仕組みが駆動輪速度変更機構を構成している。
一方、軌道片51〜55には、図6、図7、図9及び図10に示すように、それぞれ、調速用のカム70が設けられている。この調速用のカム70としては、大別して、減速用のカム71と、停止用のカム72とが設けられている。この減速用のカム71と停止用のカム72との相違は、上面の高さが異なる点であり、停止用のカム72の方が減速用のカム71よりも上面の高さが高くなるように設定されている。
まず、軌道片51,54,55について説明すれば、図6及び図7に示すように、軌道片51,54,55には減速用のカム71としてのカム71a,71bが設けられている。このうちカム71aは車両10aのカムフォロア12に対応し、カム71bは車両10bのカムフォロア12に対応したものである。この軌道片51,54,55によれば、スイッチバックの前後で車両10a,10bを減速させることができる。
また、軌道片52には、図9に示すように、減速用のカム71としてのカム71a,71bと、停止用のカム72としてのカム72a,72bとが設けられている。このうちカム71aは車両10aのカムフォロア12に対応し、カム71bは車両10bのカムフォロア12に対応したものである。また、カム72aは車両10aのカムフォロア12に対応し、カム72bは車両10bのカムフォロア12に対応したものである。ここで、カム72aは動作可能に構成されている。そして、この停止用のカム72aは、他の車両10bの所定位置の通過や、人為的な操作子74の操作によって停止位置から退行し、車両10aの停止を解除できるように構成されている。また、カム72bは、人為的な操作子75の操作によって停止位置に対して進退するように構成されている。その構造については後述する。この軌道片52によれば、カム72bを人為的な操作子75の操作によって進出状態(作動状態)としておけば、軌道片51側から軌道片52に進入してきた連結車両10のうち先行の車両10b及び後行の車両10aをカム71a,71bの働きにより減速させた後、カム72a,72bの働きにより停止させ、停止解除後にはカム71a,71bの働きにより減速状態で走行させることができる。また、カム72bを人為的な操作子75の操作によって停止位置から退行した停止解除状態(非作動状態)としておけば、軌道片51側から軌道片52に進入してきた連結車両10のうち先行の車両10b及び後行の車両10aをカム71a,71bの働きにより減速させた後、カム72aの働きにより車両10aだけを停止させた後カム71aの働きにより減速状態で走行させ、一方、先行の車両71aをカム71bの働きによって減速走行させておくことができる。
さらに、軌道片53には、図10に示すように、減速用のカム71としてのカム71a,71bと、停止用のカム72としてのカム72a,72bとが設けられている。このうちカム71aは車両10aのカムフォロア12に対応し、カム71bは車両10bのカムフォロア12に対応したものである。また、カム72aは車両10aのカムフォロア12に対応し、カム72bは車両10bのカムフォロア12に対応したものである。ここで、カム72aは動作可能に構成されている。そして、停止用のカム72aは他の車両10bの所定位置への到達によって停止位置から退避する構成されている。また、カム72bは、車両10aの所定位置への到達によって停止位置から退避するように構成されている。さらに、カム72a,72bは、車両10a,10bが軌道片52側から進入するときには停止位置から退避するように構成されている。その構造については後述する。この軌道片53によれば、軌道片52側から軌道片53に進入した車両10a,10bは停止することなく軌道片54,55に導かれる一方、軌道片54,55側から軌道片53に進入する車両10a,10bは車両10aを先行させた後、車両10bを後行させることができる。
図11は、軌道片52におけるカム72a,72bの動作機構80aの下面図であり、図12は、軌道片53におけるカム72a,72bの動作機構80bの下面図である。また、図13は、これら動作機構中に組み込まれたスライダ81の構成を示す斜視図である。
図13に示すスライダ81について説明する。
スライダ81は軌道片52,53に組み込まれている。このスライダ81には、図13に示すように、鋸歯状の爪部材81aが軸81bを中心に回動可能に付設されている。この爪部材81aは、図示しないトーションスプリングの付勢力によって、軌道片52の上面から突出する方向に付勢されている。この爪部材81aは、図13において矢印側から車両が進入して来たときだけ当該車両の車体下側の突起14(図2及び図3参照)に係合し、これによってスライダ81が矢印側に移動するように構成されている。そして、スライダ81の先端81cが軌道片52,53の固定部(図示せず)に突き当たった時点で、トーションスプリングの付勢力に抗して爪部材81aが軸81bを中心に回動させられ、車両が爪部材81aの箇所を乗り越え、スライダ81が元位置に復帰するように構成されている。
次に、図11に示す動作機構80aを説明する。
軌道片52に設けられたスライダ81は連結部82を介して操作部83に連結されている。これらスライダ81、連結部82及び操作部83は一体的に形成され、スプリング84の付勢力によって図10における右方に付勢されている。操作部83には突片83aが設けられていて、この突片83aに立設した突起(図示せず)はカム72aに形成したカム溝720aに係合している。このカム溝720aは操作部83が図10のA方向に移動した際に、カム72aをB方向に移動させるような形状となっている。これによって、車両10bによりスライダ81が図11のA方向に移動した際に、カム72aがB方向に移動して停止位置から退行し、車両10aの停止が解除される。
また、操作部83には摘み74の突起74aが係合している。そして、摘み74を矢印C方向に操作した際に、操作部83がA方向に移動し、カム72aがB方向に移動するように構成されている。したがって、摘み74をC方向に移動させた際に、カム72aがB方向に移動して停止位置から退行し、車両10aの停止が解除される。これによって、車両10aの停止を人為的な摘み74の操作によって解除することができる。
さらに、摘み75には、中間部の軸85aを中心に回動可能な操作部材86の一端部が回動可能に連結されている。この操作部材86の他端部には突起(図示せず)が設けられていて、この突起はカム72bに形成したカム溝720bに係合している。このカム溝720bは操作部材86が図11のD方向に移動した際に、カム72bをE方向に移動させるような形状となっている。したがって、摘み75をF方向に動作させた際に、カム72bがE方向に移動して停止位置から退行し、車両10bの停止が解除される一方、摘み75をF方向とは反対の方向に動作させた際に、カム72bがE方向とは反対の方向に移動して停止位置を採る。このように、摘み75をF方向とは反対の方向に動作させておくと、カム72bがE方向とは反対の方向に移動して停止位置を取り、車両10aと車両10bとの連結の際及び連結解除の際に車両10bを停止させることができる。
次に、図12に示す動作機構80bを説明する。
軌道片53に設けられたスライダ81は連結部92を介して操作部93に連結されている。連結部92は一端部においてスライダ81に回動自在に取り付けられ、連結部92及び操作部93は一体的に形成されている。そして、スライダ81は、スプリング94の付勢力によって図11における右方に付勢されている。操作部93には突片93aが設けられていて、この突片93aに立設した突起(図示せず)はカム72bに形成したカム溝721bに係合している。このカム溝721bは操作部93が図11のA方向に移動した際に、カム72bをB方向に移動させるような形状となっている。これによって、車両10aによりスライダ81が図12のA方向に移動した際に、カム72bがB方向に移動して停止位置から退行し、車両10bの停止が解除される。
また、軌道片53において、車両10bが停車する部分には踏み板94が設置されている。この踏み板94は、図14に示すように、軸95aを中心に回動可能なシーソー部材95の一端部に固定して設けられている。そして、シーソー部材95の他端部は、軸722aを中心に回動可能なカム72aの下側に潜り込んでいる。このカム72aは、常態では、停止位置を保持し、踏み板94が車両10bによって踏まれた際に、シーソー部材95が軸95aを中心に回動し、停止位置から退行するように構成されている。これによって、車両10aが軌道片55側から最初に分岐軌道片53に到達したときに車両10aを減速・停止させ、車両10bが分岐軌道片53に到達したときに車両10aの停止を解除させることができる。
さらに、軌道片53に設けられたカム72a,72bは、車両10a,10bが軌道片52側から進入した際、停止位置から退行した停止解除状態(非作動状態)となるように構成されている。すなわち、カム72a,72bの内側には傾斜面723a,723bが形成されている。そして、車両10a,10bが軌道片52側から進入した際、カムフォロア11の傾斜面723a,723bへの突き当たり及び摺接によりカム72a,72bが分岐軌道片53の外側に押し込まれ、カム72a,72bが非作動状態に置かれ、車両10a,10bはカム72a,72bによって停止させられないようになっている。
(3)車両の連結及び連結解除機構
車両10a側の連結器16は開閉可能に構成されている。すなわち、図15に示すように、この連結器16aは下側の固定部160aと、上側の可動部161aとを備えている。可動部160aの先端には円柱状の突起162aが付設されている。この可動部160aは、車両10aの車体の下側に突出する突片17と一体的に構成され、図示しないスプリングによって下方に付勢されている。一方、図3に示すように、車両10b側の連結器16bは上下方向に開口するように環状に構成されている。そして、車両10aの可動部161aが固定部160aに対して上動した際に、固定部160aと可動部161aの突起162aとの隙間から車両10bの連結器16bの先端が入り込み、この状態で、車両10aの可動部161aが固定部160aに対して下動し、固定部160aと可動部161aの突起162aとが当接した状態で、連結器16aと連結器16bとが連結される。なお、連結器16aと連結器16bとの連結解除は、逆の手順でなされる。
この連結及び連結解除のための動作を行わせるため、軌道片52にはカム72aの近くに走行路に沿って凸条96が設けられている。この凸条96が上記突片に当接することによって可動部161aが固定部160aに対して上動するように構成されている。
(4)車両の案内機構
車両10a,10bの車体の下側には幅方向の一側で突出する突片17a、17bが付設されている。この突片17a、17bは、車両10a,10bを対応する分岐路に案内するためのものである。具体的には、車両10bは軌道片52側から見て、分岐軌道片53で左側に進むので、車両10bの左側に突片17bが付設され、また、この突片17bに対応して軌道には当該突片17bが係合するガイド溝98bが形成されている。一方、車両10aは軌道片52側から見て、分岐軌道片53で右側に進むので、車両10aの右側に突片17aが付設され、また、この突片17aに対応して軌道には当該突片17aが係合するガイド溝98aが形成されている。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案は、かかる実施形態には限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能であることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態では、停止用のカム72を軌道片の幅方向に動作させることによって、停止用のカム72を非作動状態としたが、停止用のカム72を上下動可能に構成し、停止用のカム72を下動させることによって、停止用のカム72を停止位置から退行した停止解除状態(非作動状態)とすることもできる。
また、上記実施形態では、通常の速度からの停止や減速の場合について説明したが、車両の増速の場合にも適用ができることはいうまでもない。
1 軌道走行玩具
10 連結車両
10a,10b 車両
11 レバー
12 カムフォロア
13 駆動輪
50 軌道
51〜55 軌道
70 カム
71 減速用のカム
72 停止用のカム

Claims (8)

  1. モータ動力によって自走可能な車両と、前記車両の走行路を構成する軌道とを備えた軌道走行玩具において、
    調速機構を備え、
    前記調速機構は、
    前記軌道に設けられたカムと、
    前記車両に設けられ、走行中に当該車両の駆動輪を前記軌道に接地させたままで前記カムに当接することによって動作するカムフォロアと、
    前記カムフォロアの動作量に応じて前記車両の駆動輪の回転速度を変更させる駆動輪速度変更機構と、
    を含んで構成されていることを特徴とする軌道走行玩具。
  2. 前記カムとして停止用のカムを含み、
    前記駆動輪速度変更機構は、前記停止用のカムとの当接によって前記カムフォロアを所定量動作させることによって前記車両の駆動輪を停止させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の軌道走行玩具。
  3. 前記停止用のカムとして、前記カムフォロアとの当接により前記車両を停止させる停止位置と、前記停止位置から退行して前記車両の通過を許容する停止解除位置とを選択的に取り得る可動のカムを含み、前記可動のカムは、人為的操作によって少なくとも前記停止位置から前記停止解除位置まで動作可能に構成されていることを特徴とする請求項2に記載の軌道走行玩具。
  4. 前記停止用のカムとして、前記カムフォロアとの当接により前記車両を停止させる停止位置と、前記停止位置から退行して前記車両の通過を許容する停止解除位置とを選択的に取り得る可動のカムを含み、前記可動のカムは、前記軌道上の所定位置への前記車両又は他の車両の到達によって前記停止位置から前記停止解除位置まで動作可能に構成されていることを特徴とする請求項2に記載の軌道走行玩具。
  5. 前記車両として、第1の車両と、前記軌道上で前記第1の車両と連結及び連結解除が可能な第2の車両と、を備え、前記第1の車両及び前記第2の車両のうち少なくとも一方の車両に前記カムフォロアが設けられ、前記停止用のカムは、前記軌道上で前記第1の車両と前記第2の車両との連結及び連結解除をさせる場所に設けられていることを特徴とする請求項2から4いずれか一項に記載の軌道走行玩具。
  6. 前記第1の車両及び前記第2の車両に前記カムフォロアがそれぞれ設けられ、前記第1の車両及び前記第2の車両の前記カムフォロアは互いに幅方向の異なった位置に設けられ、前記軌道には、前記第1の車両及び前記第2の車両の前記カムフォロアにそれぞれ対応させて前記停止用のカムが設けられていることを特徴とする請求項5に記載の軌道走行玩具。
  7. 前記カムとして減速用のカムを含み、
    前記駆動輪速度変更機構は、前記減速用のカムとの当接によって前記カムフォロアを所定量動作させることによって前記車両の駆動輪を減速させることを特徴とする請求項1から6いずれか一項に記載の軌道走行玩具。
  8. 前記車両は、前記軌道上でスイッチバック可能に構成され、前記減速用のカムは、前記軌道上で前記車両をスイッチバックさせる場所に設けられ、スイッチバック前後で前記車両の駆動輪を減速させることを特徴とする請求項7に記載の軌道走行玩具。
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