JP3185593U - スナップピンの着脱工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】スナップピンのピン部をピン穴に着脱するために必要な力の大半を突起ピンと突起ピン穴が支持することにより、スナップピンの角度を安定的に定めて力を伝えることを可能とする着脱工具を提供する。
【解決手段】2本の握り手1,2の回動軸6を握り手に有し両握り手の先端部3,3’でスナップピンの環状部9を把持するペンチタイプの場合と二本の握り手の一端を固定部にして先端部3,3’で把持するピンセットタイプの場合であって、一方の握り手の先端部3に円柱状の突起ピン4を設けて、突起ピンを挿入する突起ピン穴5を他方の握り手の先端部3‘に穿って、その握り手の一方と他方の握り手のそれぞれの回動軸6又は弾力性がある固定部を支点にして、握り手を操作してその先端部の突起ピン穴5に突起ピン4を挿入してスナップピンの環状部を確実に把持してスナップピンのピン部を容易に軸のピン穴に着脱することが出来る。
【選択図】図1

Description

本考案は、螺子軸のナット、軸のばね、座金、管理機などの農機具ではローターのシャフトにローターピンを差し込んでシャフトどうしを繋いでそのローターピンが抜け落ちることを防止するために、これらの取り付け部分にスナップピンを差し込んで部品の脱落を予防するスナップピンを着脱する操作を容易にできるようにした着脱工具に関するものである。
スナップピンは、軸、ローターピンの小さいピン穴に差し込まれ部品の脱落を予防しているものである。軸のピン穴に差し込まれたスナップピンの下側は隙間が狭くなっている。このためにペンチの先端部を隙間に差し込んでスナップピン頭部を把持してスナップピンを抜き取ったり、或いはピン穴に差し込む際にペンチのような工具が使用される。うっかりしてスナップピンが失われたために部品を紛失することになりやすく、部品の紛失を防止するためにピン穴に差し込まれたスナップピンの下側の僅かな隙間にペンチの先端部を入りやすくしてスナップピンの頭部を十分に把持することができる工具が必要であるとされている。
実用のペンチを用いてスナップピンをピン穴に挿入又は抜き取る作業をする際、そのスナッピンの直線部分即ちピン部を直線部分が入るべきピン穴と同じ方向にして力を加えなければならない。又、その時スナップピンの湾曲部分は挿入されるべきピン穴を有する軸に対して垂直でなければならないが、軸のピン穴に挿入されているスナップピンの下側の隙間は狭く、従来の厚い先端部を有するペンチではそれらの角度にスナップピンを安定的に把持することが難しく、又スナップピンの直線部分をピン穴に挿入や抜き取りする際に必要な力をスナップピンに加えることが困難である。
ペンチの先端部でスナップピンの環状部を把持して着脱する場合には、先端部が入る程度のスナップピンの下側隙間に先端部を入れる必要がある。しかし、スナップピンを把持する先端部はペンチの厚みがあるので、スナップピンの下側にある僅かな隙間に、厚みのある実用のペンチ先端部を入れて把持する作業が難しいという欠点があった。
従って、実用のペンチの先端部でスナップピンの環状部を把持してスナップピンの角度を定めて軸のピン穴にスナップピンの直線部分を挿入又はピン穴から抜き取る作業の効率が悪くなるなどの問題があった。
特許文献1乃至特許文献6等の公報にはスナップピンの先行技術を示している。これらのスナップピンの頭部は環状部に形成されていて着脱をするための作業効率が悪くなるなどの問題となる。この問題の改善策として、スナップピンの頭部を確実に把持する方法としては、一方の先端部に突起ピンを設けて他方の先端部に突起ピンを挿入する突起ピン穴を穿ち、そして突起ピンでスナップピンの環状部に通して環状部が把持できる程度に先端部の幅を心持よりやや広く形成して、スナップピンの隙間が少しであっても、スナップピンを把持しやすくするために、着脱工具の先端部の厚みの部分を薄く形成し、スナップピンの下側の隙間に先端部を入れやすくしたものである。図1乃至図2及び図6乃至図7は、握り手の先端部を薄く形成して幅は広くペンチタイプに形成したスナップピンの着脱工具の実施例1であり、 図3乃至図4及び図8乃至図9は、握り手の先端部を更に薄く形成して幅は広くピンセットタイプに形成したスナップピンの着脱工具の実施例2である。
特開2012−235765号公報 特開2010−196814号公報 特開2010−159847号公報 特開2010−024772号公報 特開平10−306815号公報 特開平08−247122号公報
解決しようとする問題点は、握り手の先端部を薄く幅広く形成して、一方の先端部に突起ピンを設けて他方の先端部に突起ピンを入れる突起ピン穴を穿って、握り手の突起ピンをスナップピンの環状部に差し込んでその先端を突起ピン穴に通し環状部を先端部で把持することにより、スナップピンの着脱をする際に、スナップピンの環状部が突起ピンから抜け落ちることなく、環状部を確実に把持してピン穴に着脱することが出来るようにした点である。スナップピン下側の隙間に握り手の下側の先端部を入れて、上側の先端部の突起ピンをスナップピンの環状部に通して突起ピン穴に入れて把持することにより、着脱工具の先端部で環状部を十分に把持することが出来ないという問題点を解決する方法を提案するものである。
本考案は、工具を用いてスナップピンのピン部を軸及びローターのピン穴に着脱する操作性を高めて、スナップピンをピン穴に着脱する操作を確実にするため、着脱工具の一方の握り手の先端部を平面に形成して突起ピンを設け、他方の握り手の先端部に突起ピンを入れる突起ピン穴を穿って、スナップピンの環状部に入れた突起ピンを突起ピン穴に把持することを主要な特徴とする。
本考案に係るスナップピンの着脱工具は、工具の先端部分を平面に形成し、平らな部分に突起ピンを設けたものであるので、突起ピンを環状部に入れて突起ピン穴に把持するために、通常のスナップピン幅より心持少し広いぐらいに先端部の幅を形成するのが適切であり、平面な先端部に設けた突起ピンを環状部に入れて更に突起ピンの先端を突起ピン穴に入れて、平面な先端部でスナップピンを把持して軸のピン穴に対する角度を容易に定めることができる。
例えば軸のピン穴にスナップピンのピン部を挿入する際に、平面な先端部でスナップピンの環状部を挟み、突起ピンを突起ピン穴に入れて、スナップピンの環状部を握り手の先端部で把持してピン部を挿入し、更にピン穴からピン部を抜き取る場合はスナップピン下の隙間に握り手の先端部を入れて、突起ピンを環状部に通して突起ピン穴に入れて、確実に滑らず把持する力を環状部に伝えてピン穴から抜き取ることができるので作業が容易になり、狭い隙間で作業する不便さを解消することができる。従って突起ピンは、直脱工具で抜き差しする力をスナップピンに伝えて着脱が容易にできるようになり失敗がないという利点がある。
図1はスナップピンの着脱工具の正面を表す実施方法を示した説明図である。(実施例1ペンチタイプ) 図2はスナップピンの着脱工具の底面を表す実施方法を示した説明図である。(実施例1ペンチタイプ) 図3はスナップピンの着脱工具の正面を表す実施方法を示した説明図である。(実施例2ピンセットタイプ) 図4はスナップピンの着脱工具の底面を表す実施方法を示した説明図である。(実施例2ピンセットタイプ) 図5はスナップピンの着脱工具の先端部の拡大断面を表す実施方法を示した説明図である。(実施例1、実施例2共通) 図6はスナップピンの着脱工具によりスナップピンの環状部を把持した状態の正面を表す実施方法を示した説明図である。(実施例1ペンチタイプ) 図7はスナップピンの着脱工具によりスナップピンの環状部を把持した状態の正面と対比しつつ、そのスナップピンの環状部を把持した透過平面を表す実施方法を示した説明図である。(実施例1ペンチタイプ) 図8はスナップピンの着脱工具によりスナップピンの環状部を把持した状態の正面を表す実施方法を示した説明図である。(実施例2ピンセットタイプ) 図9はスナップピンの着脱工具によりスナップピンの環状部を把持した状態の正面と対比しつつ、そのスナップピンの環状部を把持した透過平面を表す実施方法を示した説明図である。(実施例2ピンセットタイプ)
本考案は、スナップピンの環状部を把持してピン穴に着脱する操作を確実にするため、一方の握り手の先端部に突起ピンを設け、他方の握り手の先端部に突起ピンを入れる突起ピン穴を穿って、環状部に突起ピンを入れて突起ピン穴に把持することによりスナップピンの着脱工具を容易に操作できるようにした。
図1は、本考案に係るスナップピンの着脱工具のペンチタイプを示す1実施例の正面図であって、 図2は同底面図、図5は同先端部の部分を示す断面図、図6はスナップピンの環状部をペンチタイプで把持した正面図、図7は同正面図と透過平面図を対比して実施態様を示す説明図である。符号について説明すれば、1はペンチタイプ上側の握り手、 2はペンチタイプ下側の握り手、 3,3‘は先端部、 4は突起ピン、 5は突起ピン穴、 6はペンチタイプの握り手の回動軸、 9はスナップピンの環状部、10はスナップピンのピン部である。
本考案に係る実施例1は、スナップピンの着脱工具に関するペンチタイプである。ペンチタイプの着脱工具は、上側の握り手1と下側の握り手2の二つの握り手の中間に握り手の回動軸6を有し、一方ペンチタイプの上側の握り手1の先端部3‘に突起ピン4を入れる突起ピン穴5を穿って設け、他方下側の握り手2の先端部3に突起ピン4を設け、スナップピンの環状部9に突起ピン4を入れて、突起ピン4と突起ピン穴5でスナップピンの環状部9を把持してスナップピンのピン部10をピン穴に着脱することを最も主要な特徴とする。
スナップピンの環状部9を突起ピン4と突起ピン穴5で把持して軸及びローターのピン穴にピン部を着脱する操作性を常に確実にすることが出来る。
図3は、本考案に係るスナップピンの着脱工具のピンセットタイプを示す1実施例の正面図であって、 図4は同底面図、図5は同先端部の部分を示す断面図、図8はスナップピンの環状部をピンセットタイプで把持した正面図、図9は同正面図と透過平面図を対比した実施態様を示す説明図である。符号について説明すれば、7はピンセットタイプ上側の握り手、 8はピンセットタイプ下側の握り手、 3,3‘は先端部、 4は突起ピン、 5は突起ピン穴、 9はスナップピンの環状部、10はスナップピンのピン部、11はピンセットタイプの握り手の固定部である。
本考案に係る実施例2は、スナップピンの着脱工具に関するピンセットタイプである。ピンセットタイプの着脱工具は、上側の握り手7の端部と下側の握り手8の端部を合わせ両握り手が弾力を有する固定部11にして、ピンセットタイプに形成して、一方の握り手7の先端部3に突起ピン4を設け、他方の握り手8の先端部3‘に突起ピン4を入れる突起ピン穴5を穿って、スナップピンの環状部8に突起ピン4を入れて突起ピン穴5に通しスナップピンの環状部8を把持して軸やローターピンのピン穴にスナップピンのピン部を着脱することが出来るようにしたものである。
実施例1に示すペンチタイプの着脱工具は両握り手を回動軸に設けて、一方の握り手の先端部に突起ピンを設け、他方の握り手の先端部に突起ピン穴を穿って、両握り手でスナップピンの
環状部を把持すれば突起ピンが突起ピン穴に入るようにした。即ち、握り手を操作して先端部の突起ピンをスナップピンの環状部に入れてスナップピンを把持、スナップピンのピン部をピン穴の方向に差し込み、或いは容易にスナップピンをピン穴から抜き取ることができる。実施例1の場合は段落番号0012,0013に説明したペンチタイプのスナップピンの着脱工具を提供しようとするものである。
又実施例2に示すピンセットタイプの着脱工具は両握り手の一端を弾力性がある固定部にして、上側と下側の握り手を用いてスナップピンの環状部を把持するピンセットタイプに形成して、一方握り手の先端部に突起ピンを設け、他方の握り手の先端部に突起ピン穴を穿って、突起ピンをスナップピンの環状部に通して突起ピン穴に把持することができるようにした。スナップピンの隙間が狭い、例えば玩具のように比較的小型の機械の軸に使用されているスナップピンの隙間に差し込み、環状部を把持してピン部を着脱するために便利に使用できるものである。実施例2の場合は段落番号0014に説明したピンセットタイプのスナップピンの着脱工具を提供しようとするものである。
1 ペンチタイプの上側握り手
2 ペンチタイプの下側握り手
3,3‘ 先端部
4 突起ピン
5 突起ピン穴
6 握り手の回動軸
7 ピンセットタイプの上側握り手
8 ピンセットタイプの下側握り手
9 スナップピンの環状部
10 スナップピンのピン部
11 握り手端部の固定部

Claims (2)

  1. 2本の握り手の中間に設けた回動軸を有し、その握り手の一方の軸穴に他方の握り手の回動軸を設け、この回動軸を支点にして両先端部でスナップピンの環状部を把持するペンチタイプの着脱工具であって、一方の握り手の先端部に円柱状の突起ピンを設けて、他方の握り手の先端部に突起ピンを挿入する突起ピン穴を穿って、握り手を操作してその突起ピンを先端部の突起ピン穴に挿入してスナップピンの環状部を確実に把持してスナップピンのピン部をピン穴に容易に着脱することが出来るスナップピンの着脱工具。
  2. 2本の握り手の一端に握り手が弾力を有する固定部を設けて、固定部により握り手が弾力性を有し、固定部を支点にして他方の両先端部でスナップピンの環状部を把持するピンセットタイプの着脱工具であって、一方の握り手の先端部に円柱状の突起ピンを設けて、他方の握り手の先端部に突起ピンを挿入する突起ピン穴を穿って、その握り手の端部と他方の握り手の端部の固定部を支点にして弾力性のある両握り手を操作して突起ピンをスナップピンの環状部に挿入して突起ピン穴に挿入してスナップピンの環状部を確実に把持してスナップピンのピン部をピン穴に容易に着脱することが出来るスナップピンの着脱工具。
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