JP2011255487A - ドライバー回転アシストアダプター、及びそれに用いる装着補助具 - Google Patents

ドライバー回転アシストアダプター、及びそれに用いる装着補助具 Download PDF

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Abstract

【課題】よりコストの安いドライバー回転アシストアダプターを提供すること。
【解決手段】手の平に当接される把持部1と、把持部1に回転可能に取り付けられた軸2と、軸2に取り付けられた固定部4と、固定部4の先端に設けられ、ドライバーチップ7を、取り外し可能に軸2の延伸方向に装着する装着部10と、固定部4の周囲に設けられ、ドライバーチップ7を回転させる際に、指を掛ける突起部5とを備え、装着部10は、ドライバーチップ7の一部を挿入するための凹部43と、凹部43の内壁面に設けられたネジ穴44と、ネジ穴44に螺合し、凹部43に挿入されたドライバーチップ7の一部を固定するボルト8とを有する、ドライバー回転アシストアダプター。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドライバーの回転をアシストする工具であるドライバー回転アシストアダプター、及びそれに用いるドライバー装着補助部材に関する。
従来、例えば、特許文献1に示すようなドライバーの回転をアシストするアダプターが知られている。
このアダプターは、ドライバーを抵抗なく回転出来るように、手の平に当てられ把持される把持部と、その把持部に回転可能に取り付けられた軸と、その軸に固定され、指が引っかけられる、十字型のU字クリップとを備えている。
使用の際には、ドライバーは、その柄の後端部分の穴が軸に差し入れられ、その柄がU字クリップの2箇所の屈曲部に挟み込まれて装着される。このU字クリップの2箇所の屈曲部は、ドライバーの回転方向の力に対応し、ドライバーの抜防止をする役割を有している。
そして、把持部を手の平に当てながら、指でU字クリップを回転させる。その結果、ドライバーは回転する。
十文字型U字クリップはドライバーの柄の部分より太いので、より小さな力でドライバーを回転できる優れた効果を発揮する。
国際公開2009/004910号パンフレット
しかしながら、上記従来のドライバー回転アシストアダプターでは、複雑な形状を有するU字クリップを作成する必要があり、また部品点数が多いためコストがかかっていた。
本発明は、上記従来のドライバー回転アシストアダプターの課題を考慮し、よりコストの安いドライバー回転アシストアダプター及びそれに用いる装着補助具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の本発明は、
手の平に当接される把持部と、
前記把持部に回転可能に取り付けられた軸と、
前記軸に取り付けられた固定部と、
前記固定部の先端に設けられ、ドライバー部材を、取り外し可能に前記軸の延伸方向に装着する装着部と、
前記固定部の周囲に設けられ、前記ドライバー部材を回転させる際に、指を掛ける突起部とを備え、
前記装着部は、
前記ドライバー部材の一部を挿入するための凹部と、
前記凹部の内壁面に設けられたネジ穴と、
前記ネジ穴に螺合し、前記凹部に挿入された前記ドライバー部材の一部を固定するネジとを有する、ドライバー回転アシストアダプターである。
又、第2の本発明は、
前記凹部及び前記ネジ穴は、前記固定部の先端に形成されており、前記固定部及び前記突起部は、樹脂によって一体的に形成されている、第1の本発明のドライバー回転アシストアダプターである。
又、第3の本発明は、
前記突起部は、前記固定部の中央から先端に向かって形成され、
前記固定部は、
その後端部分に設けられた、前記ドライバー部材を回転させる際に、指でつまむためのつまみ部を有し、
前記つまみ部は、前記軸と垂直な方向の断面形状が多角形である、第1の本発明のドライバー回転アシストアダプターである。
又、第4の本発明は、
第1の本発明のドライバー回転アシストアダプターの前記凹部に挿入され、前記ドライバー部材の装着を補助する装着補助具であって、
前記ドライバー部材の一部を挿入するための挿入部と、
前記挿入部の内壁面を貫通して設けられた貫通孔とを備え、
前記貫通孔と前記ネジ孔は同軸で連通されており、
前記ドライバーチップは、前記貫通孔を通して前記ネジによって前記挿入部に固定される、装着補助具である。
本発明によれば、よりコストの安いドライバー回転アシストアダプター及びそれに用いる装着補助具を提供することが出来る。
本発明にかかる実施の形態1におけるドライバー回転アシストアダプターの斜視構成図 (a)本発明にかかる実施の形態1における軸ドライバー間接続部の正面構成図、(b)本発明にかかる実施の形態1における軸ドライバー間接続部の上面構成図、(c)本発明にかかる実施の形態1における軸ドライバー間接続部の底面構成図、(d)本発明にかかる実施の形態1における軸ドライバー間接続部の側面構成図 (a)本発明にかかる実施の形態1におけるドライバー回転アシストアダプターの軸の正面構成図、(b)本発明にかかる実施の形態1におけるドライバー回転アシストアダプターの軸の側面構成図、(c)本発明にかかる実施の形態1におけるドライバー回転アシストアダプターの軸近傍の構成図 本発明にかかる実施の形態1におけるドライバー回転アシストアダプターの斜視構成図 本発明にかかる実施の形態1におけるドライバー回転アシストアダプターの部分拡大構成図 本発明にかかる実施の形態2におけるドライバー回転アシストアダプターの斜視構成図 (a)本発明にかかる実施の形態2における軸ドライバー間接続部の正面構成図、(b)本発明にかかる実施の形態2における軸ドライバー間接続部の上面構成図、(c)本発明にかかる実施の形態2における軸ドライバー間接続部の底面構成図、(d)本発明にかかる実施の形態2における軸ドライバー間接続部の側面構成図 (a)本発明にかかる実施の形態2における装着補助具の斜視構成図、(b)本発明にかかる実施の形態2における装着補助具の平面構成図 本発明にかかる実施の形態2における装着補助具を用いたドライバー回転アシストアダプターの斜視構成図 図8(a)の部分拡大構成図 本発明にかかる実施例1におけるドライバー回転アシストアダプターの斜視構成図 本発明にかかる実施の形態2の変形例におけるドライバー回転アシストアダプターの斜視構成図 本発明にかかる実施の形態2の変形例におけるドライバー回転アシストアダプターの斜視構成図 本発明にかかる実施の形態1の変形例における軸ドライバー間接続部の正面構成図
以下に、本発明にかかる実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
以下に、本発明にかかる実施の形態1のドライバー回転アシストアダプターについて説明する。図1は、本実施の形態1のドライバー回転アシストアダプターを示す斜視構成図である。
図1に示すように、本実施の形態1のドライバー回転アシストアダプターには、手の平に当接し、手によって包み込まれる把持部1と、把持部1に回転自在に連結された軸2が設けられている。また、軸2には、軸ドライバー間接続部3が固定されており、軸ドライバー間接続部3の先端には、ドライバーチップ7が装着されている。
図2(a)、図2(b)、図2(c)及び図2(d)は、それぞれ軸ドライバー間接続部3の正面構成図、平面構成図、底面構成図、及び側面構成図である。
この軸ドライバー間接続部3は、軸2に固定される正八角柱形状の固定部4と、固定部4の側面に形成された複数の突起部5を有している。この固定部4の図1中上側の端4aには、その端面の中央に軸2が挿入される孔40が形成されており、孔40の下端側には、孔40より径の小さい孔40aが形成されている。更に、軸ドライバー間接続部3の側面から孔40の内壁面まで貫通してネジ孔41が形成されている。
図3(a)、及び図3(b)は、軸2の正面構成図及び側面構成図であり、図3(c)は、把持部1と軸2と軸ドライバー接続部3の接続を示した構成図である。図3(a)、(b)に示すように、軸2には、貫通孔21とネジ孔22が設けられている。また、軸2の貫通孔21側の端には、径が細い先端部2aが形成されている。図3(c)に示すように、この軸2が孔40に挿入されるが、この際、軸2の先端部2aが孔40aに挿入されることになる。そして、軸2の貫通孔21にネジ孔41を介してネジ6が挿入されることによって、軸2と軸ドライバー接続部3が固定される。尚、軸2に貫通孔21を設けずに、その側面をネジ6の先端によって押圧されることによって固定されてもよいし、その側面にネジ6の先端に対応する凹みが設けられており、この凹みにネジ6の先端が嵌合することによって固定されてもよい。また、軸2に先端部2aが形成されていなくてもよく、その場合、孔40aが形成されていなくてもよい。
一方、把持部1の中央には中央空間1aが形成されており、軸2の先端部2aと反対側の端1bが中央空間1aを通して把持部1に挿入されている。また、中央空間1a内に配置された軸2の部分のネジ孔22にネジ11を挿入することにより、軸2は把持部1から抜けることが防止され、把持部1に回転可能に取り付けられる。図3(c)に示すように、ネジ11は、使用する際、把持部1に触れないような位置に設けられており、使用する際に回転抵抗が増加しないような構成となっている。尚、この連結の仕方は任意であり、公知の手法を用いてもよく、例えば、ベアリングなどを用いることが出来る。
一方、固定部4の端4aの反対側の端4bには、ドライバーチップ7を挿入するための凹部43が設けられている。ドライバーチップ7の後端部分7aの断面形状は六角柱状であり、それに対応するように凹部43も、その内側空間が六角柱形状になるように形成されている。更に、固定部4の側面から凹部43の内壁面まで貫通して2つのネジ孔44が設けられている。これら2つのネジ孔44は、対向して形成されており、凹部43の対向する内壁面に対して垂直に設けられている。そして、それぞれのネジ孔44と螺合したネジ8が設けられており、2つのネジ8によって挟まれてドライバーチップ7は凹部43内で固定される。この凹部43にドライバーチップ7の後端部分7aが挿入され、2つのネジ孔44を通して挿入された2つのネジ8の先端の平面部分8a(後述する図4(b)参照)によって挟み込まれてドライバーチップ7は固定される。尚、これら凹部43及びネジ孔44、及びネジ45によって、ドライバーチップ7を着脱自在に装着するための装着部10が構成されている(図1参照)。
上記突起部5は、図2(a)〜(d)に示すように八角柱形状の固定部4の側面に一面おきに側面に対して垂直に形成されており、合計4つ形成されている。図2(a)に示すように、4つの突起部5は平面視十字形状に配置されている。この突起部5は、本発明の後端の一例に相当する端4aから所定の距離をおいて軸2の延伸方向に沿って形成されている。この所定の距離に相当する、突起部5が形成されていない固定部4の端4aの近傍部分は、ドライバーを回転させる際に指でつまむことが出来るつまみ部9を構成する。
更に、複数の突起部5は、対向する2つの突起部51、52の組と、対向する2つの突起部53、54の組であり、一方の組の突起部51、52は、固定部4の端4bまで形成されているが、他方の組の突起部53、54は端4bまで形成されていない。この突起部53、54の端4b側には上述したネジ孔44が形成されており、ネジ8が配置されている。尚、少なくともドライバーチップ7を固定した状態では、ネジ8は突起部51、52に比べて低くなっており、突起部51、52よりも突出していない。尚、本発明の先端の一例は、端4bに相当する。
尚、上記固定部4及び突起部5は樹脂によって一体的に形成されている。この形成方法としては、切削が用いられてもよいし、型による成形が用いられても良い。
次に、本実施の形態1のドライバー回転アシストアダプターの使用方法について説明する。図4(a)は、ドライバーチップ7を装着した状態のドライバー回転アシストアダプターの斜視構成図であり、図4(b)は、図4(a)の端4b近傍の拡大構成図である。
まず、指で2つのネジ8を緩め、その状態で使用するドライバーチップ7の後端部分7aが凹部43に差し込まれる。
その状態で、指でネジ8、8が締め付けられる。その際、図4(b)に示すように、後端部分7aの六角柱形状の対向する側面7bが、それぞれネジ8の先端の平面部分8aに当接される。このようにネジ8の平面部分8aでドライバーチップ7の後端部分7aの側面を挟むようにすることで、ドライバーチップ7の抜け落ち、ガタツキが防止され、安定して固定される。
その後、手の平に、把持部1を当てて、突起部5に指を掛けて回転させる。この時、突起部5に指を引っかけて空回転させるように回したり、突起部5を利用して力を入れて回したりする。突起部5は通常のドライバーの柄の部分よりも直径が大きくなるため、ユーザは小さい力で容易にドライバーチップ7を回転することが出来る。また、指でつまみ部9をつまんで回転させれば、左右に細かく回転させることが出来る。
別の種類のドライバーチップを使用する際には、ネジ8を緩めてドライバーチップ7を取り外し、同じ手順で取り付ければよい。
以上のように、本実施の形態のドライバー回転アシストアダプターを使用することによって、少ない力で簡単にネジを締める又は緩めることが可能となる。
また、本実施の形態では、固定部4及び突起部5は樹脂によって一体的に形成されているため、部品点数が少なくコストをより安くすることが出来る。
また、本実施の形態では、平面部分8aでドライバーチップ7の後端部分7aの側面7bを挟むように固定しているため、ネジを締めるための回転動作によってドライバーチップ7にかかる力は、ネジ8を介してネジ孔44の内壁面部分で受けることになる。ここで、本実施の形態では、凹部43のネジ孔44が形成されている壁面の厚み(図2(c)中W参照)を厚くしているため、固定部4及び突起部5を樹脂で形成していてもネジを締め付ける際にネジ孔44の壁面にかかる力に十分耐えることが出来る。
(実施の形態2)
次に、本発明にかかる実施の形態2のドライバー回転アシストアダプターについて説明する。本実施の形態2のドライバー回転アシストアダプターは、実施の形態1と基本的な構成は同じであるが、本発明のドライバー部材の一例としてドライバーチップでなはく柄を有するドライバーを使用するためドライバー部材を装着する装着部の構成が異なっている。そのため、本相違点を中心に説明する。尚、実施の形態1と同様の構成については、同一の符号を付している。
図5は、本発明にかかる実施の形態2のドライバー回転アシストアダプターの斜視構成図である。又、図6(a)、(b)、(c)、(d)は、本実施の形態2の軸ドライバー間接続部の正面構成図、上面構成図、底面構成図、及び側面構成図である。本実施の形態2では、本発明のドライバー部材の一例として柄12aを有するドライバー12が使用される。このため、図5及び図6に示すように、本実施の形態2の軸ドライバー間接続部11では、実施の形態1の軸ドライバー間接続部3の凹部43と比較して、ドライバー部材を挿入する凹部13が大きくなる。尚、本実施の形態2では、孔40の先端に設けられている孔40aが、凹部13まで届いており、図6(c)に示すように凹部13側まで貫通しているが、凹部13側まで貫通していなくてもよい。また、軸2の先端部2aが形成されていない場合には、孔40aが設けられていなくても良い。
この凹部13は、市販されているドライバーを差し込むことが出来るような形状にすればよく、本実施の形態では角にアールが形成されている四角形状に形成されている。この凹部13の対向する内壁面には、実施の形態1と同様に固定部4の側面からネジ孔44が形成されている。そして、これら2つのネジ孔44と螺合する2つのネジ8の先端の平面部分8aによって挟まれて、凹部13に差し込まれた柄12aが固定される。
次に、本実施の形態2のドライバー回転アシストアダプターに、実施の形態1のドライバーチップ7を用いる場合について説明する。
図7(a)は、本実施の形態2のドライバー回転アシストアダプターにドライバーチップ7を用いる際に使用される装着補助具14の斜視構成図であり、図7(b)は、装着補助部14の平面構成図である。図7(a)、(b)に示すように、装着補助具14は、凹部13に対応した形状であり、角にアールが形成されている直方体形状である。そして、装着補助具14には、ドライバーチップ7の後端部分7aが挿入される凹部141が形成されている。この凹部141は六角柱形状の空間であり、後端部分7aの六角柱形状に対応している。そして、装着補助具14の対向する側面のそれぞれから凹部141に向けて貫通孔142が形成されている。この2つの貫通孔142は、凹部141の内側面に垂直に形成されている。尚、この装着補助具14は金属で形成されているが、樹脂で形成してもよい。又、凹部141が、本発明の挿入部の一例に相当する。
次に、ドライバーチップ7の装着方法について説明する。
図8(a)は、本実施の形態2のドライバー回転アシストアダプターに装着補助具を用いてドライバーチップを取り付けた状態を示す斜視構成図である。また、図8(b)は、ネジ孔44と貫通孔142の配置を示すための装着補助具近傍の拡大図である。
図8(a)、(b)に示すように、装着補助具14は、その貫通孔142がネジ孔44と同軸で連通するように凹部13に挿入される。また、装着補助具14の凹部141にドライバーチップ7の後端部分7aが挿入される。そして、2つのネジ孔44に挿入された2つのネジ8が、それぞれの貫通孔142を介してドライバーチップ7を押圧し、ドライバーチップ7が固定される。尚、ネジ8はネジ孔44と螺合するため貫通孔142にはネジ山を形成しなくてもよい。
以上のように本実施の形態2のドライバー回転アシストアダプターでは、柄付きのドライバーだけでなく、ドライバーチップに対しても適用可能である。
本実施例1では、上記実施の形態2のドライバー回転アシストアダプターを製造する際の具体的な寸法の一例について述べる。
図9は、本実施例1のドライバー回転アシストアダプターの具体的な寸法を記載した斜視構成図である。図に示すように、突起部5(51、52、53、54)の高さH1は、6.5mmに設定されている。突起部5で形成される十字形状の幅H2は、45mmに設定されており、最大55mmに設定することが出来る。又、固定部4の幅H4は、21mm〜23mmに設定されており、最大32mmに設定することが出来る。尚、上記H1は、十字形状の幅H2と固定部4の幅H4の長さによって適宜変更可能である。また、市販のドライバー12の柄12aの最大の幅H3は16mmとなり、大きいドライバーを用いる場合で最大22mmとなる。このドライバー12の柄12aの幅H3の大きさによって、上記H1、H2、H4は変更可能である。
以上のように、突起部5の幅H2は通常のドライバー12の柄12aの幅H3よりも直径が大きくなるため、ユーザは小さい力で容易にドライバーチップ7を回転することが出来る。
尚、上記実施の形態2では、ドライバー12を使用するため、ネジ8が挿入されるネジ孔44が形成されている部分の厚みが、実施の形態1よりも薄くなるが、図10に示すドライバー回転アシストアダプターのように、ネジ8を挿入するネジ孔を形成する部分に補強部15を設けてネジ孔44´を形成する部分の厚み(図中W´参照)を大きくしても良い。尚、この場合、補強部15も固定部4及び突起部5とともに樹脂によって一体的に形成される方が好ましい。
更に、図11に示すように、突起部51´及び突起部52´を固定部4の端4bまで形成し、突起部51´、52´を通してネジ孔44´´を形成してもよい。この場合も突起部51´、52´の分厚みが増すため、ネジ孔44´´を形成している部分の厚み(図中w´´)が増し、強度も増す。尚、これら図10及び図11の構成は、実施の形態1にも適用可能である。
尚、上記実施の形態では、ドライバーチップ7を用いていたが、ソケットアダプターを用いてもよい。このソケットアダプターは、一方の端の断面形状が、後端部分7aと同様の六角形状であり、他方の端にはドライバーチップ接続用のアダプターが接続出来るものである。このソケットアダプターを用いることで、大小のプラスドライバー、大小のマイナスドライバー、数種の六角孔様レンチなど、様々な形態のものを用いることが出来る。
また、上記実施の形態では、把持部1と軸ドライバー間接続部3、11の間隔は一定であるが、変更可能な構成としてもよい。例えば実施の形態1を用いて説明すると、図12の軸ドライバー間接続部3の正面図に示すように、ネジ孔41の端4a側にネジ孔141を更に設ければよい。このように軸2を固定する位置を、上のネジ孔141又は下のネジ孔41の位置に変更することが出来、把持部1の高さを調節することが可能となる。このとき、ネジ孔141は1つでもよいが、図12に示すようにネジ孔141を対向するように2つ設けてもよく、より強く固定することが出来る。
尚、上記実施の形態では、つまみ部9が設けられていたが、必ずしも設けられていなくてもよい。
また、上記実施の形態では、ドライバーチップ7又はドライバー12を固定するためにネジ8を2つ用いていたが、1つ又は3つ以上であってもよい。
本発明のドライバー回転アシストアダプター及びそれに用いる装着補助具によれば、よりコストを安くすることが可能な効果を有し、ドライバーの回転をアシストする工具等として有用である。
1 把持部
2 軸
3、11 軸ドライバー間接続部
4 固定部
5、51、52、53、54 突起部
6 ネジ
7 ドライバーチップ
8 ネジ
9 つまみ部
10 装着部
12 ドライバー
13、43 凹部
41、44 ネジ孔

Claims (4)

  1. 手の平に当接される把持部と、
    前記把持部に回転可能に取り付けられた軸と、
    前記軸に取り付けられた固定部と、
    前記固定部の先端に設けられ、ドライバー部材を、取り外し可能に前記軸の延伸方向に装着する装着部と、
    前記固定部の周囲に設けられ、前記ドライバー部材を回転させる際に、指を掛ける突起部とを備え、
    前記装着部は、
    前記ドライバー部材の一部を挿入するための凹部と、
    前記凹部の内壁面に設けられたネジ穴と、
    前記ネジ穴に螺合し、前記凹部に挿入された前記ドライバー部材の一部を固定するネジとを有する、ドライバー回転アシストアダプター。
  2. 前記凹部及び前記ネジ穴は、前記固定部の先端に形成されており、前記固定部及び前記突起部は、樹脂によって一体的に形成されている、請求項1記載のドライバー回転アシストアダプター。
  3. 前記突起部は、前記固定部の中央から先端に向かって形成され、
    前記固定部は、
    その後端部分に設けられた、前記ドライバー部材を回転させる際に、指でつまむためのつまみ部を有し、
    前記つまみ部は、前記軸と垂直な方向の断面形状が多角形である、請求項1記載のドライバー回転アシストアダプター。
  4. 請求項1記載のドライバー回転アシストアダプターの前記凹部に挿入され、前記ドライバー部材の装着を補助する装着補助具であって、
    前記ドライバー部材の一部を挿入するための挿入部と、
    前記挿入部の内壁面を貫通して設けられた貫通孔とを備え、
    前記貫通孔と前記ネジ孔は同軸で連通されており、
    前記ドライバーチップは、前記貫通孔を通して前記ネジによって前記挿入部に固定される、装着補助具。
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