JP3185553B2 - マスクromのワード線駆動回路 - Google Patents

マスクromのワード線駆動回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マスクROMのワー
ド線を駆動するための回路に関し、チップ面積の増大を
あまり伴わずにワード線駆動の高速化を実現したもので
ある。
【0002】
【従来の技術】マスクROMの一般的な構成を図2に示
す。外部から送られてくるアドレス信号A0 〜An はア
ドレス入力端子10−0乃至10−nを介してアドレス
バッファ回路12に入力される。アドレスバッファ回路
12から出力されるアドレス信号のうち上位アドレスで
通常構成されるロー(行)アドレス信号は、ローデコー
ダ14でデコードされる。ローデコーダ14から出力さ
れる信号は、ワード線デコーダ・バッファ回路18を介
してワード線16に出力される。一方、アドレスバッフ
ァ回路12から出力されるアドレス信号のうち下位アド
レスで通常構成されるカラム(列)アドレス信号は、カ
ラムデコーダ20でデコードされてカラムセレクタ26
に入力される。
【0003】メモリマトリックス22はNチャンネルM
OSFETで構成されるメモリセル24を行方向と列方
向に配列して構成され、ワード線16によって選択され
た1行分のメモリセル24のデータがビット線32の各
々に転送される。カラムセレクタ26はメモリマトリッ
クス22から出力されるデータのうち、カラムデコーダ
20によって選択された列のデータ(出力ビット数分の
データ)を出力する。この出力データはセンスアンプ及
び出力バッファ回路28を介して各ビットの出力端子3
0−0乃至30−mに出力される。
【0004】図2におけるワード線を駆動するための主
要回路を図3、図4に示す。図3のワード線デコーダ・
バッフア回路18は、主駆動ワード線15から分岐して
複数のワード線群36−1乃至36−jを構成し、その
うちデコーダ34−1乃至34−jで選択された一群に
対して主駆動ワード線15に供給されているローアドレ
ス信号を導いて、インバータ17によりメモリマトリッ
クス22のメモリセル24のうち該当する行のものを駆
動するようにしたものである。図4のワード線駆動回路
は、主駆動ワード線15から分岐して複数のワード線群
36−1乃至36−jを構成し、各ワード線にNチャン
ネルスイッチングトランジスタ38を挿入し、そのうち
デコーダ40−1乃至40−jで選択された一群をオン
することにより、主駆動ワード線15に供給されている
ローアドレス信号をその群の該当する行のワード線16
を介してメモリセル24に供給して駆動するようにした
ものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】マスクROMは、メモ
リセルがNチャンネルMOSFETのみで構成されるた
め、メモリセルのスレッショールドレベルは0.8V程
度と低電位である。このため、メモリセルのゲートに入
る信号(ワード線信号)が大きな時定数(ワード線が有
する負荷容量と抵抗等による)を持っていた場合、オン
する際はまだしも、オフするのに長い時間がかかってし
まい(図8の太点線参照)、マスクROMの高速化を阻
む大きな原因となっていた。特に、1本のワード線で駆
動するメモリセルの数が多いとワード線の配線長が長く
なってしまうため、非常に大きな時定数を持ってしまう
のが実情であった。
【0006】従来においては、このような問題を解決す
るため、ワード線分割駆動方式と称して、本来1本のワ
ード線で駆動すべきメモリセルを複数のワード線に分割
して駆動することにより、1本のワード線で駆動するメ
モリセル数を減らし、これにより各ワード線の配線長を
短くしてワード線駆動を高速化する方法が取られてい
た。しかし、この方法では分割数を増やすほどデコーダ
やワード線バッファ回路の数が多く必要となり、チップ
面積の増大をもたらす欠点があった。
【0007】この発明は、前記従来の技術における問題
点を解決して、チップ面積の増大をあまり伴わずにワー
ド線駆動の高速化を実現したマスクROMのワード線駆
動回路を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、ワード線を
駆動するための電源電圧をローアドレスの変化当初は高
くし、その後次にローアドレスが変化する以前に切換え
低いレベルに落とすようにしたものである。
【0009】
【作用】この発明によれば、ローアドレスの変化当初は
ワード線駆動用の電源電圧を高くしたので、ローアドレ
スが変化してからワード線信号が該当するメモリセルの
スレッショールドレベルを越えてこれをオンするのに要
する時間は短くてすむ。また、その後次にローアドレス
が変化する以前にワード線駆動用の電源電圧を落とすよ
うにしたので、次にローアドレスが変化した時にワード
線信号がメモリセルのスレッショールドレベルを再び越
えてこれをオフするのに要する時間も短くてすむ。これ
により、マスクROMの高速化が図られる。しかも、こ
の電源電圧を変化させるための構成は多数のワード線で
共用できるので、ワード線分割駆動方式で高速化を図る
場合に比べてチップ面積の増大も少なくてすむ。
【0010】
【実施例】この発明の一実施例を以下説明する。図1は
この発明が適用されたマスクROMの概略構成を示すも
ので、前記図2の従来装置と共通の部分には、同一の符
号を用いる。外部から送られてくるアドレス信号A0
n はアドレス入力端子10−0乃至10−nを介して
アドレスバッファ回路12に入力される。アドレスバッ
ファ回路12から出力されるアドレス信号のうち上位ア
ドレスで通常構成されるロー(行)アドレス信号は、ロ
ーデコーダ14でデコードされる。ローデコーダ14か
ら出力される信号は、ワード線バッファ回路18を介し
てワード線信号としてワード線16に出力される。一
方、アドレスバッファ回路12から出力されるアドレス
信号のうち下位アドレスで通常構成されるカラム(列)
アドレス信号は、カラムデコーダ20でデコードされて
カラムセレクタ26に入力される。
【0011】メモリマトリックス22はNチャンネルM
OSFETで構成されるメモリセル24を行方向と列方
向に配列して構成され、ワード線16によって選択され
た1行分のメモリセル24のデータがビット線32に転
送される。カラムセレクタ26はメモリマトリックス2
2から出力されるデータのうち、カラムデコーダ20に
よって選択された列のデータ(出力ビット数分のデー
タ)を出力する。この出力データはセンスアンプ及び出
力バッファ回路28を介して各ビットの出力端子30−
0乃至30−mに出力される。
【0012】ワード線駆動用電源電圧制御回路46にお
いて、ワード線駆動用電源電圧可変回路44は、ワード
線駆動用の電源電圧を、メモリセル24のスレッショル
ドレベルよりも高い第1の電圧VDDと、この第1の電圧
DDよりも低いがメモリセル24のスレッショルドレベ
ルよりも高い第2の電圧VEEに変化させて出力するもの
である。ローアドレス変化検出および駆動電圧可変制御
回路42は、ローアドレスの変化(遷移)を検出して、
その変化当初はワード線駆動用電源電圧可変回路から第
1の電圧VDDを出力し、その後次にローアドレスが変化
する以前のタイミングで第2の電圧VEEに変化させて出
力するものである。
【0013】これにより、ローアドレスの変化当初はワ
ード線駆動用の電源電圧は高い電圧VDDとなるので、ロ
ーアドレスが変化してからワード線信号が該当するメモ
リセルのスレッショルードレベルを越えてこれをオンす
るのに要する時間は短くてすむ。また、その後次にロー
アドレスが変化する以前にワード線駆動用の電源電圧は
低い電圧VEEに落とされるので、次にローアドレスが変
化した時にワード線信号がメモリセルのスレッショール
ドレベルを再び越えてこれをオフするのに要する時間も
短くてすむ。これにより、マスクROM1は高速動作が
可能となる。しかも、この電源電圧を変化させるための
ワード線駆動用電源電圧制御回路46は多数のワード線
(例えば全ワード線)で共用できるので、前記従来のワ
ード線の分割のみで高速化を図る場合に比べてチップ面
積の増大も少なくてすむ。
【0014】図1のワード線駆動用電源電圧制御回路4
6の具体例を図5に示す。このワード線駆動用電源電圧
制御回路46は1つのマスクROMチップのメモリマト
リックス22の全ワード線16に対し共通に用いられ
る。ローアドレス変化検出および駆動電圧可変制御回路
42はローアドレス信号を入力してローアドレスの変化
を検出して、その変化点より一定幅を持った駆動電圧切
換制御信号ATDを出力する。
【0015】ワード線駆動用電源電圧可変回路44は、
このマスクROMチップ(LSIメモリ)全体の動作電
源として外部から与えられている電圧VDD(例えば4
V)を第1の電圧とし、この電圧VDDを低電圧発生回路
48で低下させた電圧VEE(例えば2V)を第2の電圧
として作成する。これら電圧VDD,VEEはPチャンネル
スイッチングトランジスタ50,52に供給される。ス
イッチングトランジスタ50のゲートには信号ATDが
入力され、スイッチングトランジスタ52のゲートには
信号ATDをインバータ54で反転した信号が入力され
る。これにより、信号ATDが“1”か“0”かにより
スイッチングトランジスタ50,52が相互に逆方向に
オン、オフして、第1の電圧VDDまたは第2の電圧VEE
を切換えてワード線バッファ回路18の電源ライン56
に導く。
【0016】インバータ17は、ワード線16ごとにC
MOSインバータ17−1乃至17−kを具え、電源ラ
イン56から供給される電圧VWORD(=VDDまたは
EE)を電源電圧として、ローデコーダ14(図1)か
ら信号線15を介して供給される信号R1〜Rkでそれ
ぞれオン、オフスイッチングされて、その反転信号をワ
ード線信号W1〜Wkとしてメモリマトリックス22の
各ワード線16に供給して、該当する行のメモリセルを
駆動する。
【0017】なお、ワード線駆動用電源電圧制御回路4
6は、全ワード線16に共通に用いることができるの
で、チップ面積をあまり増大させなくてすむ。例えば、
PAD−PAD間等で従来何も無かった領域に配置すれ
ば、チップ面積の増大はほとんどなくてすむ。すなわ
ち、図6に示すように、IC60にはワイヤボンディン
グによってワイヤを接続するために、PADと呼ばれる
開口部62があり、通常、ICをレイアウトする場合、
PAD62の両サイドには入力または出力回路64だけ
が配置されており、その間(PAD−PAD間)66は
トランジスタなどの素子が配置されておらず、無駄なス
ペースとなっていることが多い。そこで、このPAD−
PAD間66等にワード線駆動回路46を配置すること
ができる。
【0018】図5の回路の動作を図7に示す。ここで
は、ローアドレスが時刻T1,T3,T5のタイミング
で変化する場合を示している。時刻T1,T3,T5で
ローアドレスの変化が検出されると、駆動電圧切換制御
信号ATDが一定時間t0 の間“1”に立上がる。そし
て、信号ATDが“1”に立上がっている期間ではトラ
ンジスタ50がオフ、トランジスタ52がオンして、ワ
ード線バッファ18の駆動電圧VWORDはVDDとなる。ま
た、信号ATDが“0”に立下がっている期間ではトラ
ンジスタ50がオン、トランジスタ52がオフしてワー
ド線バッファ18の駆動電圧VWORDはVEEとなる。
【0019】この時、ローデコーダ14からの信号R1
〜Rkのうち信号R1が期間T1〜T3で“0”となっ
て選択されると、ワード線信号W1は期間T1〜T2の
間は電圧VDDまたはその近くまである時定数τをもって
立上がるが、期間T2〜T3では駆動電圧がVEEに低下
するため時定数τをもって電圧VEEまたはその近くまで
立下がる。また、期間T3〜T5で信号R1が非選択
(“1”)になると、ワード線信号W1は電圧VEEから
時定数τをもってGNDまで立下がる。時刻T3でロー
アドレスが切換わって信号R3が選択されると、ワード
線信号W2について同様の立上りおよび立下り波形が得
られる。
【0020】図7の動作によりワード線駆動が高速化さ
れる理由を図8を参照して説明する。太線が図5の回路
によるワード線信号W1であり、太点線が従来方式のワ
ード線信号である。電源電圧VDDは例えば4V、VEE
2Vであり、メモリセルのスレッショルードレベルVth
は例えば0.8Vである。従来方式のワード線信号は、
メモリセルのスレッショルードレベルVthが低いため、
立上りはa点とかなり速いタイミングでスレッショルー
ドレベルVthを越えるが、立下りはc点と立下りに比較
してかなり遅くなってしまう。このため、マスクROM
のアクセススピードは、ワード線信号の立下りによって
決まってしまうのが現状であった。
【0021】これに対して、図5の回路では、立上りは
従来どおり電圧VDDまたはその近くまで立上がるため、
速いタイミングでスレッショールドレベルVthを越え
る。また、立下りは低い電圧VEEまたはその近くから立
下がりを開始するため、スレッショールドレベルVth
越えるのがb点となり、従来方式の場合(c点)に比べ
て速くなる。どのくらい速くなるかを式により説明す
る。
【0022】ワード線の負荷容量をC、抵抗をRとする
と、従来方式ではワード線信号が立下りを開始してから
メモリセルのスレッショールドレベルを越えるまでの時
間tは、 t=−RC ln(Vth/VDD) であるのに対し、図5の回路ではワード線信号が立下り
を開始してからメモリセルのスレッショールドレベルを
越えるまでの時間tは、 t=−RC ln(Vth/VEE) となる。ここで、C=1.8pF、R=10kΩ、Vth
=0.8V、VDD=4.0V、VEE=2.0Vとする
と、 t=29×10-9(s) t=16.5×10-9(s) となり、図5の回路では従来方式に比べて約12.5n
sのアクセススピードの改善が図られることになる。
【0023】なお、図7においてT1〜T2の期間およ
びT3〜T4の期間(=信号ATDが“1”に立上がっ
ている期間)を短くしすぎると、メモリセルのスレッシ
ョールドレベルVthを越える前に電圧VEEに切換わるた
め、立上りのスピードがかえって遅くなるおそれがあ
る。立上り時にスレッショールドレベルVthを越えるま
での時間tは、上記の定数の場合、 t=−RC ln(1−Vth/VDD)=4.0×10
-9(S) となり、10ns以上もあれば充分である。
【0024】ここで、図1のローアドレス変化検出およ
び駆動電圧可変制御回路42およびローデコーダ14の
構成の具体例を図9に示す。ローアドレス信号An〜A
mはローアドレス変化検出および駆動電圧可変制御回路
42に入力される。ローアドレス変化検出および駆動電
圧可変制御回路42は、ローアドレス信号のビットごと
に回路68(68−1乃至68−10)を具えている。
【0025】回路68について、図10の動作波形図を
参照して説明する。回路68は、アドレス信号の1ビッ
トをインバータ70で反転し、これを複数のCMOSイ
ンバータを縦列接続して構成される遅延回路70で遅延
し、排他的オア回路72で遅延前の信号との排他的論理
和をとることによりアドレス信号の1ビットについて
“1”,“0”の反転タイミングを検出する。各ビット
の回路68の排他的オア回路72の出力は、トランジス
タ74を介して配線76にそれぞれ接続されている。配
線76の一端部はトランジスタ77を介して電源に接続
されており、アドレス信号に変化がない時は配線76の
電位は“1”に保たれている。回路68,68,……の
いずれかでアドレス信号の“1”,“0”の反転が検出
されると、ワイヤードオア回路を構成する配線76の電
位は遅延回路70によって設定される短期間“0”に立
下り、これがインバータ78で反転されて駆動電圧切換
制御信号ATDが得られる。
【0026】各回路68−1乃至68−10からは、入
力をインバータ70で反転した信号と、インバータ80
で更に反転した信号が出力される。回路68−1乃至6
8−6からそれぞれ出力されるこれらの信号は、2つの
回路ずつデコーダ82(82−1乃至82−3)に入力
されてデコードされる。また、回路68−7乃至68−
10から出力される信号は、デコーダ84でデコードさ
れて、16本の主駆動ワード線15に信号が導かれる。
主駆動ワード線15と3個のデコーダ82−1乃至82
−3の出力線は、64個のデコーダ34−1乃至34−
64で組み合わされる。デコーダ34−1乃至34−6
4の各ビット出力は、インバータ17を介してワード線
16に導かれ、メモリマトリックス22内の単一の行の
メモリセル24を駆動する。インバータ17は、前記ワ
ード線駆動用電源電圧可変回路44によりローアドレス
が変化するごとに駆動電圧が可変制御される。
【0027】
【他の実施例】前記実施例ではメモリマトリックスをN
AND型で構成した場合について示したが、NOR型そ
の他の形式で構成した場合にもこの発明を適用すること
ができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ローアドレスの変化当初はワード線駆動用の電源電
圧を高くしたので、ローアドレスが変化してからワード
線信号が該当するメモリセルのスレッショールドレベル
を越えてこれをオンするのに要する時間は短くてすむ。
また、その後次にローアドレスが変化する以前にワード
線駆動用の電源電圧を落とすようにしたので、次にロー
アドレスが変化した時にワード線信号がメモリセルのス
レッショールドレベルを再び越えてこれをオフするのに
要する時間も短くてすむ。これにより、マスクROMの
高速化が図られる。しかも、この電源電圧を変化させる
ための構成は多数のワード線で共用できるので、前述し
たワード線の分割のみで高速化を図る場合に比べてチッ
プ面積の増大も少なくてすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるマスクROMの一実施例を示
すブロック図である。
【図2】 従来のマスクROMの構成を示すブロック図
である。
【図3】 従来のワード線駆動回路を示す回路図であ
る。
【図4】 従来の別のワード線駆動回路を示す回路図で
ある。
【図5】 図1のワード線駆動回路の具体例を示す回路
図である。
【図6】 ICのPAD付近の拡大図である。
【図7】 図5の回路の動作波形図である。
【図8】 図7のワード線駆動信号波形の拡大図であ
る。
【図9】 図1のローアドレス変化検出および駆動電圧
可変制御回路およびローデコーダ14の具体例を示す回
路図である。
【図10】 図9の回路68の動作波形図である。
【符号の説明】
1 マスクROM 16 ワード線 22 メモリマトリックス 24 メモリセル 42 ローアドレス変化検出および駆動電圧可変制御手
段 44 ワード線駆動用電源電圧可変回路 46 ワード線駆動用電源電圧制御回路 VDD 第1の電圧 VEE 第2の電圧 Vth メモリセルのスレッショールドレベル W1〜Wk ワード線信号

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】NチャンネルMOSFETで構成されるメ
    モリセルを行方向と列方向に配列してメモリマトリック
    スを構成し、ローアドレスに対応したワード線にワード
    線信号を供給することにより行方向のメモリセルを選択
    するように構成したマスクROMにおいて、 前記ワード線駆動用の電源電圧を、前記メモリセルのス
    レッショールドレベルよりも高い第1の電圧と当該第1
    の電圧よりも低くかつ前記スレッショールドレベルより
    も高い第2の電圧とに切換えて出力するワード線駆動用
    電源電圧可変回路と、 前記ローアドレスの変化を検出して、当該変化当初は前
    記ワード線駆動用電源電圧可変回路から前記第1の電圧
    を出力し、その後次にローアドレスが変化する以前のタ
    イミングで前記第2の電圧に切換えて出力するローアド
    レス変化検出および駆動電圧可変制御回路とを具備して
    なるマスクROMのワード線駆動回路。
  2. 【請求項2】前記第1の電圧を出力する時間が一定時間
    に設定されている請求項1記載のマスクROMのワード
    線駆動回路。
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