JP3184533B2 - ピリミド[5,4−d]ピリミジン、これらの化合物を含む薬剤、それらの使用及びそれらの調製方法 - Google Patents

ピリミド[5,4−d]ピリミジン、これらの化合物を含む薬剤、それらの使用及びそれらの調製方法

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式 のピリミド[5,4−d]ピリミジン、それらの互変異性
体、それらの立体異性体及び無機または有機の酸または
塩基とのそれらの塩、特にそれらの生理学上許される塩
(これらは有益な薬理学的性質、特にチロシンキナーゼ
により媒介されるシグナル変換に対する抑制作用を有す
る)、疾患、特に腫瘍疾患の治療のためのそれらの使
用、並びにそれらの調製に関する。
上記一般式Iにおいて、 Raは水素原子またはアルキル基であり、 Rbは基R1〜R3により置換されているフェニル基であ
り、 R1及びR2(これらは同じであってもよく、また異なっ
ていてもよい)は夫々水素原子、フッ素原子、塩素原
子、臭素原子またはヨウ素原子、 C1-6アルキル基、ヒドロキシル基またはC1-6アルコキ
シ基、 C3-7シクロアルキル基またはC4-7シクロアルコキシ基
(これらの夫々は1個もしくは2個のアルキル基または
アリール基により置換されていてもよい)、 C2-5アルケニル基またはC3-5アルケニルオキシ基(こ
れは必要によりアリール基により置換されていてもよ
く、そのビニル部分は酸素原子に結合されてはならな
い)、 C2-5アルキニル基またはC3-5アルキニルオキシ基(こ
れは必要によりアリール基により置換されていてもよ
く、そのエチニル部分は酸素原子に結合されてはならな
い)、 アリール基、アリールオキシ基、アラルキル基、アラ
ルコキシ基、アルキルスルフェニル基、アルキルフルフ
ィニル基、アルキルスルホニル基、アルキルスルホニル
オキシ基、トリフルオロメチルスルフェニル基、トリフ
ルオロメチルスルフィニル基、トリフルオロメチルスル
ホニル基、アリールスルフェニル基、アリールスルフィ
ニル基、アリールスルホニル基、アラルキルスルフェニ
ル基、アラルキルスルフィニル基またはアラルキルスル
ホニル基、 1〜3個のフッ素原子により置換されているメチル基
またはメトキシ基、 1〜5個のフッ素原子により置換されているC2-4アル
キル基またはC2-4アルコキシ基、 ニトロ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキル
アミノ基、C3-7シクロアルキルアミノ基、N−アルキル
−C3-7シクロアルキルアミノ基、アリールアミノ基、N
−アルキル−アリールアミノ基、アラルキルアミノ基ま
たはN−アルキル−アラルキルアミノ基、 4員〜7員アルキレンイミノ基(これは必要により1
〜4個のアルキルにより置換されていてもよく、上記5
員〜7員アルキレンイミノ基中で、夫々の場合に窒素原
子に隣接する1個または2個のメチレン基は夫々の場合
にカルボニル基により置換されていてもよく、または上
記6員〜7員アルキレンイミノ基中で、4位のメチレン
基は酸素原子もしくは硫黄原子またはスルフィニル基、
スルホニル基、イミノ基、N−アルキル−イミノ基、N
−アルキル−カルボニル−イミノ基、N−アルキルスル
ホニル−イミノ基、N−アリール−イミノ基もしくはN
−アラルキル−イミノ基により置換されていてもよ
い)、 (アルキレンイミノ)カルボニル基または(アルキレ
ンイミノ)スルホニル基(これは夫々の場合にアルキレ
ンイミノ部分中に4〜7個の環原子を有し、必要により
1〜4個のアルキル基により置換されていてもよく、上
記6員〜7員アルキレンイミノ部分中で、夫々の場合に
4位のメチレン基は酸素原子もしくは硫黄原子またはス
ルフィニル基、スルホニル基、イミノ基、N−アルキル
−イミノ基、N−アルキルカルボニル−イミノ基、N−
アルキルスルホニル−イミノ基、N−アリール−イミノ
基もしくはN−アラルキル−イミノ基により置換されて
いてもよい)、 アルキルカルボニルアミノ基、N−アルキル−アルキ
ルカルボニルアミノ基、アルキルスルホニルアミノ基、
N−アルキル−アルキルスルホニルアミノ基、アリール
カルボニルアミノ基、N−アルキル−アリールカルボニ
ルアミノ基、アリールスルホニルアミノ基、N−アルキ
ル−アリール−スルホニルアミノ基、アラルキルカルボ
ニルアミノ基、N−アルキル−アラルキルカルボニルア
ミノ基、アラルキルスルホニルアミノ基、N−アルキル
−アラルキルスルホニルアミノ基、ペルフルオロアルキ
ルスルホニルアミノ基、N−アルキル−ペルフルオロア
ルキルスルホニルアミノ基、アルキルカルボニル基、ア
リールカルボニル基、アラルキルカルボニル基、アリー
ル−ヒドロキシメチル基、アラルキル−ヒドロキシメチ
ル基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アラ
ルコキシカルボニル基、アミノカルボニル基、アルキル
アミノカルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、
アリールアミノカルボニル基、N−アルキル−アリール
アミノカルボニル基、アラルキルアミノカルボニル基、
N−アルキル−アラルキルアミノカルボニル基、N−ヒ
ドロキシ−アミノカルボニル基、N−ヒドロキシ−アル
キルアミノカルボニル基、N−アルコキシ−アミノカル
ボニル基、N−アルコキシ−アルキルアミノカルボニル
基、シアノ基、アジド基、N−シアノ−アミノ基または
N−シアノ−アルキルアミノ基、 スルホ基、アルコキシスルホニル基、アミノスルホニ
ル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノ
スルホニル基、アリールアミノスルホニル基、N−アル
キルアリールアミノスルホニル基、アラルキルアミノス
ルホニル基またはN−アルキル−アラルキルアミノスル
ホニル基、 ホスホノ基、O−アルキル−ホスホノ基、O,O′−ジ
アルキル−ホスホノ基、O−アラルキル−ホスホノ基ま
たはO,O′−ジアラルキル−ホスホノ基、 R4により置換されているアルキル基またはアルコキシ
基であり、 R4はヒドロキシル基、アルコキシ基、アリールオキシ
基、アラルコキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジ
アルキルアミノ基、アルキルスルフェニル基、アルキル
スルフィニル基、アルキルスルホニル基、アリールスル
フェニル基、アリールスルフィニル基、アリールスルホ
ニル基、アラルキルスルフェニル基、アラルキルスルフ
ィニル基、アラルキルスルホニル基、カルボキシル基、
アルコキシカルボニル基、アミノカルボニル基、アルキ
ルアミノカルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基
またはシアノ基、 4員〜7員アルキレンイミノ基(これは必要により1
〜4個のアルキルにより置換されていてもよく、上記5
員〜7員アルキレンイミノ基中で、夫々の場合に窒素原
子に隣接する1個または2個のメチレン基はカルボニル
基により置換されていてもよく、または上記6員〜7員
アルキレンイミノ基中で、4位のメチレン基は酸素原子
もしくは硫黄原子またはスルフィニル基、スルホニル
基、イミノ基、N−アルキル−イミノ基、N−アルキル
カルボニル−イミノ基、N−アルキルスルホニル−イミ
ノ基、N−アリール−イミノ基もしくはN−アラルキル
−イミノ基により置換されていてもよい)、または (アルキレンイミノ)カルボニル基(これは夫々の場
合にアルキレンイミノ部分中に4〜7個の環原子を有
し、必要により1〜4個のアルキル基により置換されて
いてもよく、上記6員〜7員アルキレンイミノ部分中
で、夫々の場合に4位のメチレン基は酸素原子もしくは
硫黄原子またはスルフィニル基、スルホニル基、イミノ
基、N−アルキル−イミノ基、N−アルキルカルボニル
−イミノ基、N−アルキルスルホニル−イミノ基、N−
アリール−イミノ基もしくはN−アラルキル−イミノ基
により置換されていてもよい)であり、 R3は水素原子、フッ素原子、塩素原子または臭素原
子、アルキル基、アルコキシ基もしくはトリフルオロメ
チル基であり、または R2はR3と一緒に(これらが隣接炭素原子に結合されて
いる場合)メチレンジオキシ基(これは必要により1個
または2個のアルキル基により置換されていてもよ
い)、n−C3-6アルキレン基(これは必要により1個ま
たは2個のアルキル基により置換されていてもよい)、
または1,3−ブタジエン−1,4−ジイレン基(これは必要
により1個もしくは2個のフッ素原子、塩素原子、臭素
原子もしくはヨウ素原子または1個もしくは2個のヒド
ロキシル基、アルキル基、アルコキシ基、トリフルオロ
メチル基もしくはシアノ基により置換されていてもよ
く、これらの置換基は同じであってもよく、また異なっ
ていてもよい)であり、 RaはR1と一緒に(R1がRaにより置換されている窒素原
子に対しo−位にある場合)n−C2-4アルキレン基(こ
れは必要により1個または2個のアルキル基により置換
されていてもよい)であり、かつ Rcは水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子また
はヨウ素原子、 アルキル基、C3-7シクロアルキル基、C3-7シクロアル
キル−C1-3アルキル基、アリール基、アラルキル基、ヒ
ドロキシル基、アリールオキシ基、アラルコキシ基、メ
ルカプト基、C1-8アルキルスルフェニル基、C1-8アルキ
ルスルフィニル基、C1-8アルキルスルホニル基、C4-7
クロアルキルスルフェニル基、C4-7シクロアルキルスル
フィニル基、C4-7シクロアルキルスルホニル基、C3-7
クロアルキル−C1-3アルキルスルフェニル基、C3-7シク
ロアルキル−C1-3アルキルスルフィニル基、C3-7シクロ
アルキル−C1-3アルキルスルホニル基、アリールスルフ
ェニル基、アリールスルフィニル基、アリールスルホニ
ル基、アラルキルスルフェニル基、アラルキルスルフィ
ニル基またはアラルキルスルホニル基、 C1-8アルコキシ基(これはアルコキシカルボニル基、
シアノ基、カルボキシル基、アミノカルボニル基、アル
キルアミノカルボニル基またはジアルキルアミノカルボ
ニル基により置換されていてもよい)、 ヒドロキシル基、アルコキシ基、ヒドロキシ−C2-4
ルキルアミノ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアル
キルアミノ基、アルキルカルボニルアミノ基、N−アル
キル−N−(アルキルカルボニル)アミノ基、アルキル
スルホニルアミノ基、N−アルキル−N−(アルキルス
ルホニル)アミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基も
しくはN−アルキル−N−(アルコキシカルボニル)ア
ミノ基、5員〜7員アルキレンイミノ基(これは必要に
より1〜4個のアルキル基により置換されていてもよ
く、上記5員〜7員アルキレンイミノ基中で、夫々の場
合に窒素原子に隣接する1個または2個のメチレン基は
カルボニル基により置換されていてもよく、更に上記6
員〜7員アルキレンイミノ基中で、4位のメチレン基は
酸素原子もしくは硫黄原子またはカルボニル基、スルフ
ィニル基、スルホニル基、イミノ基、N−アルキル−イ
ミノ基、N−アルキルカルボニル−イミノ基、N−ホル
ミル−イミノ基、N−ジアルキルアミノカルボニル−イ
ミノ基、N−アルコキシ−カルボニル−イミノ基、N−
アルキルスルホニル−イミノ基、N−アリール−イミノ
基もしくはN−アラルキル−イミノ基により置換されて
いてもよい)により置換されたC2-8アルコキシ基、 2個のヒドロキシル基またはアルコキシ基により置換
されたC3-8アルコキシ基、 C3-7シクロアルキル基により置換されたC1-8アルコキ
シ基(夫々の場合に、シクロアルキル基は1〜4個のア
ルキル基により置換されていてもよく、また上記C4-7
クロアルキル基中で、夫々の場合にメチレン基は酸素原
子もしくは硫黄原子またはカルボニル基、スルフィニル
基、スルホニル基、イミノ基、N−アルキル−イミノ
基、N−アルキルカルボニル−イミノ基、N−アルコキ
シカルボニル−イミノ基、N−アルキルスルホニル−イ
ミノ基、N−アリール−イミノ基もしくはN−アラルキ
ルイミノ基により置換されていてもよい)、 C4-7シクロアルコキシ基(これは必要により1個もし
くは2個のヒドロキシル基またはアルコキシ基、アルコ
キシカルボニル基、シアノ基、カルボキシル基、アミノ
−カルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジアル
キルアミノカルボニル基、ヒドロキシ−C2-4アルキルア
ミノ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミ
ノ基、アルキルカルボニル−アミノ基、N−アルキル−
N−(アルキルカルボニル)アミノ基、アルキルスルホ
ニルアミノ基、N−アルキル−N−(アルキルスルホニ
ル)アミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基もしくは
N−アルキル−N−(アルコキシカルボニル)アミノ基
により置換されていてもよく、上記C5-7シクロアルコキ
シ基中で、夫々の場合にメチレン基は酸素原子もしくは
硫黄原子またはスルフィニル基、スルホニル基、イミノ
基、N−アルキル−イミノ基、N−アルキルカルボニル
−イミノ基、N−アルコキシカルボニル−イミノ基、N
−アルキルスルホニル−イミノ基、N−アリール−イミ
ノ基もしくはN−アラルキル−イミノ基により置換され
ていてもよい)、 C3-8アルキレンオキシ基(これは必要によりアリール
基またはC3-7シクロアルキル基により置換されていても
よく、そのビニル部分の酸素原子に結合されてはならな
い)、 C3-8アルキニルオキシ基(これは必要によりアリール
基またはC3-7シクロアルキル基により置換されていても
よく、そのエチニル部分の酸素原子に結合されてはなら
ない)、 4員〜8員アルキレンイミノ基(これは必要により1
〜4個のアルキル基または1〜2個のアリール基により
置換されていてもよく、更に基R5により置換されていて
もよい)であり、 R5はアリール基、アラルキル基、カルボキシル基、ア
ルコキシカルボニル基、アミノ−カルボニル基、アルキ
ルアミノカルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル
基、シアノ基、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アリー
ルオキシ基、アラルコキシ基、アルキルカルボニルオキ
シ基、アリールカルボニルオキシ基、アミノ基、アルキ
ルアミノ基、ヒドロキシ−C2-4アルキルアミノ基、ジア
ルキルアミノ基、シアノ−アミノ基、ホルミルアミノ
基、N−(アルキル)−N−(ヒドロキシ−C2-4アルキ
ル)アミノ基またはビス−(ヒドロキシ−C2-4アルキ
ル)アミノ基、 (アルキレンイミノ)カルボニル基(これは夫々の場
合にアルキレンイミノ部分中に4〜7個の環原子を有
し、また必要により1〜4個のアルキル基により置換さ
れていてもよく、上記6員〜7員アルキレンイミノ部分
中で、夫々の場合に4位のメチレン基は酸素原子もしく
は窒素原子またはスルフィニル基、スルホニル基、イミ
ノ基、N−アルキル−イミノ基、N−アルキル−カルボ
ニル−イミノ基、N−アルキルスルホニル−イミノ基、
N−アリール−イミノ基もしくはN−アラルキル−イミ
ノ基により置換されていてもよい)、 4員〜7員アルキレンイミノ基(これは必要により1
〜4個のアルキル基またはヒドロキシ−アルキル基によ
り置換されていてもよく、上記5員〜7員アルキレンイ
ミノ部分中で、夫々の場合に窒素原子に隣接する1個ま
たは2個のメチレン基はカルボニル基により置換されて
いてもよい)、 6員または7員アルキレンイミノ基(これは必要によ
り1〜4個のアルキル基またはヒドロキシアルキル基に
より置換されていてもよく、夫々の場合にアルキレンイ
ミノ基の4位のメチレン基は酸素原子もしくは硫黄原子
またはカルボニル基、スルフィニル基、スルホニル基、
イミノ基、N−アルキル−イミノ基、N−アルキルカル
ボニル−イミノ基、N−アルキル−スルホニル−イミノ
基、N−アリール−イミノ基もしくはN−アラルキル−
イミノ基により置換されており、更に夫々の場合に上記
基のアルキレンイミノ基中で、窒素原子に隣接する1個
または2個のメチレン基はカルボニル基により置換され
ていてもよい)、 4員〜7員アルキレンイミノ基(これはヒドロキシル
基、アルコキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジア
ルキルアミノ基、アルキルカルボニルアミノ基、N−ア
ルキル−アルキルカルボニルアミノ基、アルキルスルホ
ニルアミノ基、N−アルキル−アルキルスルホニル−ア
ミノ基またはヒドロキシアルキル基により置換されてい
る)、 アルキルカルボニルアミノ基、N−アルキル−アルキ
ルカルボニルアミノ基、アルキルスルホニルアミノ基、
N−アルキル−アルキルスルホニルアミノ基、アリール
カルボニルアミノ基、N−アルキル−アリールカルボニ
ルアミノ基、アリールスルホニルアミノ基、N−アルキ
ル−アリールスルホニルアミノ基、アラルキルカルボニ
ルアミノ基、N−アルキル−アラルキルカルボニルアミ
ノ基、アラルキルスルホニルアミノ基、N−アルキル−
アラルキルスルホニルアミノ基、アルコキシカルボニル
アミノ基、N−アルキル−アルコキシカルボニルアミノ
基、アラルコキシカルボニルアミノ基またはN−アルキ
ル−アラルコキシカルボニルアミノ基、 (NR7R8)CONR6−基または(NR7R8)SO2NR6−基 (式中、R6、R7及びR8(これらは同じであってもよく、
また異なっていてもよい)は夫々水素原子またはアルキ
ル基であり、または R6及びR7は一緒になってn−C2-4アルキレン基であ
り、かつ R8は水素原子またはアルキル基である)、 カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキ
ル基、アミノカルボニルアルキル基、アルキルアミノカ
ルボニルアルキル基またはジアルキルアミノカルボニル
アルキル基、 (アルキレンイミノ)カルボニルアルキル基(これは
夫々の場合にアルキレンイミノ部分中に4〜7個の環原
子を有し、また必要により1〜4個のアルキル基により
置換されていてもよく、上記6員〜7員アルキレンイミ
ノ部分中で、夫々の場合に4位のメチレン基は酸素原子
もしくは硫黄原子またはスルフィニル基、スルホニル
基、イミノ基もしくはN−アルキル−イミノ基により置
換されていてもよい)、 (カルボキシアルキル)オキシ基、(アルコキシカル
ボニルアルキル)オキシ基、(アミノカルボニルアルキ
ル)オキシ基、(アルキルアミノカルボニルアルキル)
オキシ基または(ジアルキルアミノカルボニルアルキ
ル)オキシ基、 [(アルキレンイミノ)カルボニルアルキル]オキシ
基(これは夫々の場合にアルキレンイミノ部分中に4〜
7個の環原子を有し、また必要により1〜4個のアルキ
ル基により置換されていてもよく、上記6員〜7員アル
キレンイミノ部分中で、夫々の場合に4位のメチレン基
は酸素原子もしくは硫黄原子またはスルフィニル基、ス
ルホニル基、イミノ基もしくはN−アルキル−イミノ基
により置換されていてもよい)、 シアノアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキ
シアルキル基、アリールオキシアルキル基、アミノアル
キル基、アルキルアミノアルキル基またはジアルキルア
ミノアルキル基、 (アルキレンイミノ)アルキル基(これは夫々の場合
にアルキレンイミノ部分中に4〜7個の環原子を有し、
また必要により1〜4個のアルキル基により置換されて
いてもよく、上記6員〜7員アルキレンイミノ部分中
で、夫々の場合に4位のメチレン基は酸素原子もしくは
硫黄原子またはスルフィニル基、スルホニル基、イミノ
基もしくはN−アルキル−イミノ基により置換されてい
てもよい)、 アルキルカルボニルアミノアルキル基、N−アルキル
−アルキルカルボニルアミノアルキル基、アルキルスル
ホニルアミノアルキル基、N−アルキル−アルキルスル
ホニルアミノアルキル基、アリールカルボニルアミノア
ルキル基、N−アルキル−アリールカルボニルアミノア
ルキル基、アリールスルホニルアミノアルキル基、N−
アルキル−アリールスルホニルアミノアルキル基、アル
キルスルフェニル基、アルキルスルフェニル基、アルキ
ルスルホニル基、アリールスルフェニル基、アリールス
ルフィニル基、アリールスルホニル基、アラルキルスル
フェニル基、アラルキルスルフィニル基、アラルキルス
ルホニル基、アルキルスルフェニルアルキル基、アルキ
ルスルフィニルアルキル基、アルキルスルホニルアルキ
ル基、アリールスルフェニルアルキル基、アリールスル
フィニルアルキル基またはアリールスルホニルアルキル
基または C3-7シクロアルキル基(C5-7シクロアルキル基中で、
メチレン基は酸素原子もしくは硫黄原子またはスルフィ
ニル基、スルホニル基、イミノ基もしくはN−アルキル
−イミノ基により置換されていてもよい)であり、また
は Rcは6員〜8員アルキレンイミノ基(これは必要によ
り1〜4個のアルキル基またはアリール基により置換さ
れていてもよく、更に基R5により置換されていてもよ
く、上記アルキレンイミノ基中で、夫々の場合に4位の
メチレン基は酸素原子もしくは硫黄原子またはカルボニ
ル基、スルフィニル基、スルホニル基、N−オキサイド
−N−アルキルイミノ基もしくはR9N基により置換され
ている)であり、 R9は水素原子、アルキル基、ヒドロキシ−C2-4アルキ
ル基、アルコキシ−C2-4アルキル基、アミノ−C2-4アル
キル基、アルキルアミノ−C2-4アルキル基、ジアルキル
アミノ−C2-4アルキル基、(ヒドロキシ−C2-4アルコキ
シ)−C2-4アルキル基、アミノカルボニルアルキル基、
アルキルアミノカルボニルアルキル基、ジアルキルアミ
ノカルボニルアルキル基、アリール基、アラルキル基、
ホルミル基、アルキルカルボニル基、アルキルスルホニ
ル基、アリールカルボニル基、アリールスルホニル基、
アラルキルカルボニル基、アラルキルスルホニル基、ア
ルコキシカルボニル基、シアノ基、アミノカルボニル
基、アルキルアミノカルボニル基もしくはジアルキルア
ミノカルボニル基または(アルキレンイミノ)カルボニ
ル基(これは夫々の場合にアルキレンイミノ部分中に4
〜7個の環原子を有し、6員〜7員アルキレンイミノ部
分中で、4位のメチレン基は酸素原子もしくは硫黄原子
またはスルフィニル基、スルホニル基、イミノ基または
N−アルキル−イミノ基により置換されていてもよい)
であり、または Rcは1−ピロリジニル基(これは必要により1〜4個
のアルキル基により置換されていてもよく、また炭素骨
格の2個の水素原子は直鎖アルキレンブリッジにより置
換されており、このブリッジは2個の水素原子が同じ炭
素原子にある場合に2〜6個の炭素原子を含み、または
2個の水素原子が隣接炭素原子にある場合に1〜5個の
炭素原子を含み、または2個の水素原子が原子により分
離されている炭素原子にある場合に2〜4個の炭素原子
を含み、上記1−ピロリジニル基は更に基R5(これは先
に定義されたとおりである)により置換されていてもよ
い)、 1−ピペリジニル基または1−アザシクロヘプト−1
−イル基(これは必要により1〜4個のアルキル基によ
り置換されていてもよく、また炭素骨格の2個の水素原
子は直鎖アルキレンブリッジにより置換されており、こ
のブリッジは2個の水素原子が同じ炭素原子にある場合
に2〜6個の炭素原子を含み、または2個の水素原子が
隣接炭素原子にある場合に1〜5個の炭素原子を含み、
または2個の水素原子が原子により分離されている炭素
原子にある場合に1〜4個の炭素原子を含み、または2
個の水素原子が2個の原子により分離されている炭素原
子にある場合に1〜3個の炭素原子を含み、上記1−ピ
ペリジニル基及び1−アザシクロヘプト−1−イル基は
更に基R5(これは先に定義されたとおりである)により
置換されていてもよい)、 1−ピロリジニル基(これは必要により1〜4個のア
ルキル基により置換されていてもよく、また3位の2個
の水素原子は−O−CH2CH2−O−基または−O−CH2−C
H2−CH2−O−基により置換されている)、 1−ピペリジニル基または1−アザシクロヘプト−1
−イル基(これは必要により1〜4個のアルキル基によ
り置換されていてもよく、また3位または4位で、夫々
の場合に2個の水素原子は−O−CH2CH2−O−基または
−O−CH2CH3CH2−O−基により置換されている)、 式 の基 (式中、 m及びn(これらは同じであってもよく、また異なっ
ていてもよい)は数1〜3であり、または mは数0であり、かつnは数2、3または4であり、
更に、上記ベンゾ部分はフッ素原子、塩素原子、臭素原
子もしくはヨウ素原子またはアルキル基、トリフルオロ
メチル基、ヒドロキシル基、アルコキシ基もしくはシア
ノ基により一置換または二置換されていてもよく、また
上記飽和環状イミノ部分は1個または2個のアルキル基
により一置換または二置換されていてもよく、これらの
置換基は夫々の場合に同じであってもよく、また異なっ
ていてもよい)、または (R10NR11)基であり、 R10及びR11(これらは同じであってもよく、また異な
っていてもよい)は夫々水素原子、 C1-16アルキル基[これは1個もしくは2個のアリー
ル基もしくはC3-7シクロアルキル基、カルボキシル基、
アルコキシカルボニル基、アミノカルボニル基、アルキ
ルアミノカルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル
基、ヒドロキシ−C2-4アルキルアミノカルボニル基、シ
アノ基、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アリールオキ
シ基、アラルコキシ基、C2-4アルキレンジオキシ基、ア
ルキルカルボニルオキシ基、アリールカルボニルオキシ
基、ホルミルアミノ基、アミノ基、アルキルアミノ基も
しくはジアルキルアミノ基、(アルキレンイミノ)カル
ボニル基(これは夫々の場合にアルキレンイミノ部分中
に4〜7個の環原子を有し、必要により1〜4個のアル
キル基により置換されていてもよく、6員または7員ア
ルキレンイミノ基中で、夫々の場合に4位のメチレン基
は酸素原子もしくは硫黄原子またはスルフィニル基、ス
ルホニル基、イミノ基、N−アルキル−イミノ基、N−
アルキルカルボニル−イミノ基、N−アルキルスルホニ
ル−イミノ基、N−アリール−イミノ基もしくはN−ア
ラルキル−イミノ基により置換されていてもよい)、 4員〜7員アルキレンイミノ基(これは必要により1
〜4個のアルキル基により置換されていてもよく、上記
6員または7員アルキレンイミノ基中で、夫々の場合に
4位のメチレン基は酸素原子もしくは硫黄原子またはス
ルフィニル基、スルホニル基もしくはR9N(式中、R9
先に定義されたとおりである)により置換されていても
よく、更に上記5員〜7員アルキレンイミノ基中で、夫
々の場合に窒素原子に隣接する1個または2個のメチレ
ン基はカルボニル基により置換されていてもよい)、 アルキルスルホニルアミノ基、N−アルキル−アルキ
ルスルホニルアミノ基、アリールカルボニルアミノ基、
N−アルキル−アリールカルボニル−アミノ基、アルキ
ルカルボニルアミノ基、N−アルキル−アルキルカルボ
ニルアミノ基、アリールスルホニルアミノ基、N−アル
キル−アリールスルホニルアミノ基、アラルキルカルボ
ニルアミノ基、N−アルキルアラルキルカルボニルアミ
ノ基、アラルキルスルホニルアミノ基、N−アルキル−
アラルキルスルホニルアミノ基、アルコキシカルボニル
アミノ基、N−アルキル−アルコキシカルボニルアミノ
基、アラルコキシカルボニルアミノ基もしくはN−アル
キル−アラルコキシカルボニルアミノ基、(R8NR7)−C
O−NR6−基もしくは(R8NR7)−SO2−NR6−基(式中、R
6、R7及びR8は先に定義されたとおりである)、アルキ
ルスルフェニル基、アルキルスルフィニル基、アルキル
スルホニル基、アリールスルフェニル基、アリールスル
フィニル基、アリールスルホニル基、アラルキルスルフ
ェニル基、アラルキルスルフィニル基もしくはアラルキ
ルスルホニル基、C4-7シクロアルキル基(これはR5によ
り置換されており、必要により更に1〜4個のアルキル
基により置換されていてもよく、R5は先に定義されたと
おりである)、C5-7シクロアルキル基(これは必要によ
り1〜4個のアルキル基により置換されていてもよく、
メチレン基は酸素原子もしくは硫黄原子またはスルフィ
ニル基、スルホニル基、もしくはNR9基、或いはフッ素
原子、塩素原子、臭素原子もしくはヨウ素原子により置
換されている) により置換されていてもよい]、 2個または3個のフッ素原子により置換されたC2-10
アルキル基、 4個または5個のフッ素原子により置換されたC3-10
アルキル基、 1,4,7,10−テトラオキサシクロドデシル基、1,4,7,1
0,13−ペンタオキサシクロペンタデシル基または1,4,7,
10,13,16−ヘキサオキサシクロオクタデシル基により置
換されているメチル基、 2〜5個のヒドロキシル基またはアルコキシ基により
置換されているC3-10アルキル基、 アリール基及びヒドロキシル基により置換されてお
り、更にアミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミ
ノ基、ヒドロキシル基またはアルコキシ基により置換さ
れていてもよいC2-6アルキル基、 アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、
アルキルカルボニルアミノ基またはアルコキシカルボニ
ルアミノ基により置換されており、更にヒドロキシル基
またはアルコキシ基により置換されているC3-6アルキル
基、 アルケニル基またはアルキニル基(これは夫々の場合
に3〜6個の炭素原子を有し、必要によりアリール基ま
たはC3-7シクロアルキル基により置換されていてもよ
く、そのビニル部分またはエチニル部分は窒素原子に結
合されてはならない) ω位でヒドロキシル基またはアルコキシ基により置換
されているC2-4アルコキシ基により置換されているC2-4
アルキル基、 アリール基、 シクロプロピル基[これは1個もしくは2個のアルキ
ル基、アリール基、カルボキシル基、アルコキシカルボ
ニル基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニ
ル基もしくはジアルキルアミノカルボニル基または(ア
ルキレンイミノ)カルボニル基(これは夫々の場合にア
ルキレンイミノ部分中に4〜7個の環原子を有し、必要
により1〜4個のアルキル基により置換されていてもよ
く、上記6員または7員アルキレンイミノ部分中で、夫
々の場合に4位のメチレン基は酸素原子もしくは硫黄原
子またはスルフィニル基、スルホニル基、イミノ基、N
−アルキルイミノ基、N−アルキルカルボニル−イミノ
基、N−アルキルスルホニル−イミノ基、N−アリール
−イミノ基もしくはN−アラルキル−イミノ基により置
換されていてもよい)により置換されていてもよい]、 C4-7シクロアルキル基(これは必要により1〜4個の
アルキル基により置換されていてもよく、更にR5(これ
は先に定義されたとおりである)により置換されていて
もよい)、 C5-7シクロアルキル基(これは必要により1〜2個の
アルキル基により置換されていてもよく、更にN,N−ジ
アルキル−N−オキサイド−アミノ基により置換されて
いる)、 C5-7シクロアルケニル基(これは必要により1〜4個
のアルキル基により置換されていてもよく、そのビニル
部分は(R11NR10)−基の窒素原子に結合されてはなら
ない)、 C4-7シクロアルキル基(これは必要により1〜4個の
アルキル基により置換されていてもよく、更にR5により
置換されていてもよく、そのシクロアルキル部分中で、
メチレン基は酸素原子もしくは硫黄原子またはスルフィ
ニル基、スルホニル基、N−アルキル−N−オキサイド
−イミノ基もしくはR9N基により置換されており、R5
びR9は先に定義されたとおりである)、 C5−C7シクロアルキル基またはC5−C7シクロアルキル
アルキル基(これは必要により1〜4個のアルキル基に
より置換されていてもよく、夫々の場合にシクロアルキ
ル部分中のメチレン基はカルボニル基により置換されて
いる)、 シクロペンチル基またはシクロペンチルアルキル基
(これは必要により1〜4個のアルキル基により置換さ
れていてもよく、夫々の場合にシクロペンチル部分中の
2個の水素原子は直鎖アルキレンブリッジにより置換さ
れており、このブリッジは2個の水素原子が同じ炭素原
子にある場合には2〜6個の炭素原子を含み、または2
個の水素原子が隣接炭素原子にある場合には1〜5個の
炭素原子を含み、または2個の水素原子が炭素原子によ
り分離されている炭素原子にある場合には2〜4個の炭
素原子を含み、上記環は更に基R5(これは先に定義され
たとおりである)により置換されていてもよい)、 シクロヘキシル基、シクロヘキシルアルキル基、シク
ロヘプチル基またはシクロヘプチルアルキル基(これは
必要により1〜4個のアルキル基により置換されていて
もよく、夫々の場合にシクロアルキル部分の2個の水素
原子は直鎖アルキレンブリッジにより置換されており、
このブリッジは2個の水素原子が同じ炭素原子にある場
合には2〜6個の炭素原子を含み、または2個の水素原
子が隣接炭素原子にある場合には1〜5個の炭素原子を
含み、または2個の水素原子が炭素原子により分離され
ている炭素原子にある場合には1〜4個の炭素原子を含
み、または2個の水素原子が2個の炭素原子により分離
されている炭素原子にある場合には1〜3個の炭素原子
を含み、上記環は更に基R5(これは先に定義されたとお
りである)により置換されていてもよい)、 3−シクロヘキセン−1−イル基または3−シクロヘ
キセン−1−イル−アルキル基(これは必要により1〜
4個のアルキル基により置換されていてもよく、シクロ
ヘキセニル部分中の2,5位の2個の水素原子はn−C1-3
アルキレンブリッジにより置換されている)、 3−キヌクリジニル基、3−キヌクリジニル基、2−
キヌクリジニル−アルキル基、3−キヌクリジニル−ア
ルキル基、4−キヌクリジニル−アルキル基、アザビシ
クロ[2.2.1]ヘプト−4−イル基、アザビシクロ[2.
2.1]ヘプト−4−イル−アルキル基またはアダマンチ
ル基であり、または R10は水素原子またはアルキル基であり、かつR11はヒ
ドロキシル基、アルコキシ基またはシアノ基であり、 特にことわらない限り、 上記基の定義に記載されたアリール部分はフェニル基
を意味するものと理解されるべきであり、そのフェニル
基は夫々の場合にR12により一置換されていてもよく、R
13により一置換、二置換または三置換されていてもよ
く、またはR12により一置換され、更にR13により一置換
または二置換されていてもよく、これらの置換基は同じ
であってもよく、また異なっていてもよく、かつ R12はシアノ基、カルボキシル基、アミノカルボニル
基、アルキルアミノカルボニル基、ジアルキルアミノカ
ルボニル基、アルコキシカルボニル基、アルキルカルボ
ニル基、アルキルスルフェニル基、アルキルスルフィニ
ル基、アルキルスルホニル基、アルキルスルホニルオキ
シ基、ペルフルオロアルキル基、ペルフルオロアルコキ
シ基、ニトロ基、アミノ基、アルキルカルボニルアミノ
基、N−アルキル−アルキルカルボニルアミノ基、アル
キルアミノ基、ジアルキルアミノ基、ヒドロキシ−C2-4
アルキルアミノ基、N−アルキル−(ヒドロキシ−C2-4
アルキル)アミノ基、ビス−(ヒドロキシ−C2-4アルキ
ル)アミノ基、フェニルアルキルカルボニルアミノ基、
フェニルカルボニルアミノ基、アルキルスルホニルアミ
ノ基、フェニルアルキルスルホニルアミノ基、フェニル
スルホニルアミノ基、N−アルキル−フェニルアルキル
カルボニルアミノ基、N−アルキル−フェニルカルボニ
ルアミノ基、N−アルキル−アルキルスルホニルアミノ
基、N−アルキル−フェニルアルキルスルホニルアミノ
基、N−アルキル−フェニルスルホニルアミノ基、アミ
ノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアル
キルアミノスルホニル基、(R8NR7)−CO−NR6−基また
は(R8NR7)−SO2NR6−基(式中、R6、R7及びR8は先に
定義されたとおりである)、 5員〜7員アルキレンイミノ基(これは必要により1
〜4個のアルキル基またはヒドロキシアルキル基により
置換されていてもよく、上記6員〜7員アルキレンイミ
ノ基中で、夫々の場合に4位のメチレン基は酸素原子ま
たはR9N基(式中、R9は先に定義されたとおりである)
により置換されていてもよい)、 5員〜7員アルキレンイミノ基(これは必要により1
〜4個なアルキル基またはヒドロキシアルキル基により
置換されていてもよく、夫々の場合に窒素原子に隣接す
る1個または2個のメチレン基は夫々の場合にカルボニ
ルにより置換されていてもよい)であり、かつ R13はアルキル基、ヒドロキシル基もしくはアルコキ
シ基またはフッ素原子、塩素原子、臭素原子もしくはヨ
ウ素原子であり、二つの基R13はこれらが隣接炭素原子
に結合されている場合にはまた3〜6個の炭素原子を有
するアルキレン基、1,3−ブタジエン−1,4−ジレイン基
またはメチレンジオキシ基であってもよく、 また特にことわらない限り、上記アルキル部分、アル
キレン部分及びアルコキシ部分は夫々の場合に1〜4個
の炭素原子を含み、 特に一般式Iの上記化合物において、特にことわらな
い限り、窒素原子、酸素原子または硫黄原子に結合され
ている上記アルキレン部分またはシクロアルキレン部分
中の夫々の炭素原子は更に別のハロゲン原子、窒素原
子、酸素原子または硫黄原子に結合されてはならないこ
とを条件とする。
上記一般式Iの好ましい化合物は、 Raが水素原子またはアルキル基であり、 Rbが基R1〜R3により置換されているフェニル基であ
り、 R1が水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子また
はヨウ素原子、 C1-6アルキル基、ヒドロキシル基またはC1-6アルコキ
シ基、 C3-6シクロアルキル基またはC5-6シクロアルコキシ
基、 C2-5アルケニル基またはC3-5アルケニルオキシ基(そ
のビニル部分は酸素原子に結合されてはならない)、 C2-5アルキニル基またはC3-5アルキニルオキシ基(そ
のエチニル部分は酸素原子に結合されてはならない)、 アリール基、アリールオキシ基、アラルキル基、アラ
ルコキシ基、アルキルスルフェニル基、アルキルスルフ
ィニル基、アルキルスルホニル基、アルキルスルホニル
オキシ基、トリフルオロメチルスルフェニル基、トリフ
ルオロメチルスルホニル基、アリールスルフェニル基、
アリールスルフィニル基、アリールスルホニル基、アラ
ルキルスルフェニル基、アラルキルスルフィニル基また
はアラルキルスルホニル基、 1〜3個のフッ素原子により置換されているメチル基
またはメトキシ基、 1〜5個のフッ素原子により置換されているC2-5アル
キル基またはC2-4アルコキシ基、 ニトロ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキル
アミノ基、C3-6シクロアルキルアミノ基、N−アルキル
−C3-6シクロアルキルアミノ基、アリールアミノ基、N
−アルキル−アリールアミノ基、アラルキルアミノ基ま
たはN−アルキル−アラルキルアミノ基、 5員〜7員アルキレンイミノ基(夫々の場合に窒素原
子に隣接する1個または2個のメチレン基は夫々の場合
にカルボニル基により置換されていてもよく、または上
記6員〜7員アルキレンイミノ基中で、4位のメチレン
基は酸素原子またはイミノ基もしくはN−アルキル−イ
ミノ基により置換されていてもよい)、 夫々の場合にアルキレンイミノ部分中に5〜7個の環
原子を有する(アルキレンイミノ)カルボニル基または
(アルキレンイミノ)スルホニル基(上記6員〜7員ア
ルキレンイミノ部分中で、夫々の場合に4位のメチレン
基は酸素原子またはイミノ基もしくはN−アルキル−イ
ミノ基により置換されていてもよい)、 アルキルカルボニルアミノ基、N−アルキル−アルキ
ルカルボニルアミノ基、アルキルスルホニルアミノ基、
N−アルキル−アルキルスルホニルアミノ基、アリール
カルボニルアミノ基、N−アルキル−アリールカルボニ
ルアミノ基、アリールスルホニルアミノ基、N−アルキ
ル−アリールスルホニルアミノ基、アラルキルカルボニ
ルアミノ基、N−アルキル−アラルキルカルボニルアミ
ノ基、アラルキルスルホニルアミノ基、N−アルキル−
アラルキルスルホニルアミノ基、トリフルオロメチルス
ルホニルアミノ基、N−アルキル−トリフルオロメチル
スルホニルアミノ基、アルキルカルボニル基、アリール
カルボニル基、アラルキルカルボニル基、カルボキシル
基、アルコキシカルボニル基、アミノカルボニル基、ア
ルキルアミノカルボニル基、ジアルキルアミノカルボニ
ル基、アリールアミノカルボニル基、N−アルキル−ア
リールアミノカルボニル基、アラルキルアミノカルボニ
ル基、N−アルキル−アラルキル−アミノカルボニル
基、N−ヒドロキシ−アミノカルボニル基、N−ヒドロ
キシ−アルキルアミノカルボニル基、N−アルコキシ−
アミノカルボニル基、N−アルコキシ−アルキルアミノ
カルボニル基、シアノ基、アジド基、N−シアノ−アミ
ノ基またはN−シアノ−アルキルアミノ基、 スルホ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスル
ホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アリールア
ミノスルホニル基、N−アルキル−アリールアミノスル
ホニル基、アラルキルアミノスルホニル基またはN−ア
ルキル−アラルキルアミノスルホニル基、 ホスホノ基、O−アルキル−ホスホノ基、O,O′−ジ
アルキル−ホスホノ基またはO,O′−ジアラルキル−ホ
スホノ基、 R4により置換されているアルキル基またはアルコキシ
基であり、 R4がヒドロキシル基、アルコキシ基、アリールオキシ
基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ
基、アルキルスルフェニル基、アルキルスルフィニル
基、アルキルスルホニル基、アリールスルフェニル基、
アリールスルフィニル基、アリールスルホニル基、カル
ボキシル基、アルコキシカルボニル基、アミノカルボニ
ル基、アルキルアミノカルボニル基、ジアルキルアミノ
カルボニル基もしくはシアノ基または 夫々の場合にアルキレンイミノ部分中に5〜7個の環
原子を有する(アルキレンイミノ)カルボニル基(上記
6員〜7員アルキレンイミノ部分中で、夫々の場合に4
位のメチレン基は酸素原子またはイミノ基もしくはN−
アルキル−イミノ基により置換されていてもよい)であ
り、 R2が水素原子、フッ素原子、塩素原子もしくは臭素原
子またはアルキル基、トリフルオロメチル基、ヒドロキ
シル基、アルコキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基、
ジアルキルアミノ基、アルキルカルボニルアミノ基、N
−アルキル−アルキルカルボニルアミノ基、アルキルス
ルホニルアミノ基、N−アルキル−アルキルスルホニル
アミノ基、トリフルオロメチルスルホニルアミノ基、N
−アルキル−トリフルオロメチルスルホニルアミノ基ま
たはシアノ基であり、かつ R3が水素原子、フッ素原子、塩素原子もしくは臭素原
子またはアルキル基、トリフルオロメチル基もしくはア
ルコキシ基であり、または R2がR3と一緒に(これらが隣接炭素原子に結合されて
いる場合)メチレンジオキシ基(これは必要により1個
または2個のアルキル基により置換されていてもよ
い)、n−C3-6アルキレン基(これは必要により1個ま
たは2個のアルキル基により置換されていてもよい)、
または1,3−ブタジエン−1,4−ジイレン基(これは必要
によりフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子またはヒ
ドロキシル基、アルキル基、アルコキシ基、トリフルオ
ロメチル基もしくはシアノ基により置換されていてもよ
い)であり、または RaがR1と一緒に(R1がRaにより置換されている窒素原
子に対しo−位にある場合)n−C2-3アルキレン基であ
り、かつ Rcが水素原子または塩素原子、 アルキル基、アリール基、アラルキル基、メルカプト
基、アルキルスルフェニル基、アルキルスルフィニル基
またはアルキルスルホニル基、 ヒドロキシル基、アリールオキシ基またはアラルコキ
シ基、 C1-6アルコキシ基(これはアルコキシカルボニル基、
シアノ基、カルボキシル基、アミノカルボニル基、アル
キルアミノカルボニル基またはジアルキルアミノカルボ
ニル基により置換されていてもよい)、 ヒドロキシル基、アルコキシ基、ヒドロキシ−C2-4
ルキルアミノ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアル
キルアミノ基、アルキルカルボニルアミノ基、アルキル
スルホニルアミノ基もしくはアルコキシカルボニルアミ
ノ基、または5員〜7員アルキレンイミノ基(これは必
要により1〜2個のアルキル基により置換されていても
よく、上記5員〜7員アルキレンイミノ基中で、夫々の
場合に窒素原子に隣接する1個または2個のメチレン基
は夫々の場合にカルボニル基により置換されていてもよ
く、または上記6員〜7員アルキレンイミノ基中で、4
位のメチレン基は酸素原子またはカルボニル基、イミノ
基、アルキル−イミノ基、アルキルカルボニル−イミノ
基、アルコキシカルボニル−イミノ基、アルキルスルホ
ニル−イミノ基、ホルミル−イミノ基、ジアルキルアミ
ノカルボニル−イミノ基、アリール−イミノ基もしくは
アラルキル−イミノ基により置換されていてもよい)に
より置換されたC2-6アルコキシ基、 2個のヒドロキシル基またはアルコキシ基により置換
されたC3-6アルコキシ基、 C3-7シクロアルキル基により置換されているアルコキ
シ基(夫々の場合に、シクロアルキル基は1〜2個のア
ルキル基により置換されていてもよく、また上記C4-7
クロアルキル基中で、夫々の場合にメチレン基は酸素原
子、またはイミノ基、N−アルキル−イミノ基、N−ア
ルキルカルボニル−イミノ基、N−アルコキシカルボニ
ル−イミノ基もしくはN−アリール−イミノ基により置
換されていてもよい)、 C4-7シクロアルコキシ基(これは必要によりヒドロキ
シル基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基、シア
ノ基、カルボキシル基、アミノカルボニル基、アルキル
アミノカルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、
ヒドロキシ−C2-4アルキルアミノ基、アミノ基、アルキ
ルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アルキルカルボニル
−アミノ基、アルキルスルホニルアミノ基またはアルコ
キシカルボニルアミノ基により置換されていてもよ
い)、 C5-7シクロアルコキシ基(上記シクロペンチルオキシ
基中の、夫々の場合の3位のメチレン基、及び上記C6-7
シクロアルコキシ基中の、夫々の場合の3位または4位
のメチレン基は酸素原子またはイミノ基、アルキル−イ
ミノ基、アルキルカルボニル−イミノ基、アルコキシカ
ルボニル−イミノ基、アルキルスルホニル−イミノ基、
アリール−イミノ基もしくはアラルキル−イミノ基によ
り置換されている)、 C3-6アルケニルオキシ基(そのビニル部分は酸素原子
に結合されてはならない)、 C3-6アルキニルオキシ基(そのエチニル部分は酸素原
子に結合されてはならない)、 4員〜8員アルキレンイミノ基(これは必要により1
〜4個のアルキル基またはアリール基により置換されて
いてもよく、更に基R5により置換されていてもよい)で
あり、 R5がアリール基、アラルキル基、カルボキシル基、ア
ルコキシカルボニル基、アミノカルボニル基、アルキル
アミノカルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、
ピロリジノカルボニル基、ピペリジノカルボニル基、モ
ルホリノカルボニル基、ピペラジノカルボニル基、4−
アルキル−ピペラジノカルボニル基、シアノ基、ヒドロ
キシル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アミノ
基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、ヒドロキ
シ−C2-4アルキルアミノ基、N−アルキル−ヒドロキシ
−C2-4アルキルアミノ基、ジ−(ヒドロキシ−C2-4アル
キル)アミノ基、ホルミルアミノ基、シアノアミノ基、
アルキルカルボニルアミノ基、N−アルキル−アルキル
カルボニルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、
N−アルキル−アルコキシカルボニル−アミノ基、アル
キルスルホニルアミノ基、N−アルキル−アルキルスル
ホニルアミノ基、アリールカルボニルアミノ基、N−ア
ルキル−アリールカルボニルアミノ基、アリールスルホ
ニル−アミノ基、N−アルキル−アリールスルホニルア
ミノ基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニル
アルキル基、アミノカルボニルアルキル基、アルミルア
ミノカルボニルアルキル基、ジアルキルアミノカルボニ
ルアルキル基、ピロリジノカルボニルアルキル基、ピペ
リジノカルボニルアルキル基、モルホリノカルボニルア
ルキル基、ピペラジノカルボニルアルキル基、4−アル
キル−ピペラジノカルボニルアルキル基、シアノアルキ
ル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシアルキル基、
アリールオキシアルキル基、アミノアルキル基、アルキ
ルアミノアルキル基、ジアルキルアミノアルキル基、ア
ルキルカルボニルアミノアルキル基、N−アルキル−ア
ルキルカルボニルアミノアルキル基、アルキルスルホニ
ルアミノアルキル基、N−アルキル−アルキルスルホニ
ルアミノアルキル基、アリールカルボニルアミノアルキ
ル基、N−アルキル−アリールカルボニルアミノアルキ
ル基、アリールスルホニルアミノアルキル基、N−アル
キル−アリールスルホニルアミノアルキル基、アルキル
スルフェニル基、アルキルスルフェニル基、アルキルス
ルホニル基、アリールスルフェニル基、アリールスルフ
ィニル基、アリールスルホニル基、アルキルスルフェニ
ルアルキル基、アルキルスルフィニルアルキル基、アル
キルスルホニルアルキル基、アリールスルフェニルアル
キル基、アリールスルフィニルアルキル基、アリールス
ルホニルアルキル基、カルボキシアルコキシ基、アルコ
キシカルボニルアルコキシ基、アミノカルボニルアルコ
キシ基、アルキルアミノカルボニルアルコキシ基、ジア
ルキルアミノカルボニルアルコキシ基、ピロリジノカル
ボニル−アルコキシ基、ピペリジノカルボニルアルコキ
シ基、モルホリノカルボニルアルコキシまたは (R8NR7)−CO−NR6−基、 (式中、R6、R7及びR8(これらは同じであってもよく、
また異なっていてもよい)は夫々水素原子またはアルキ
ル基であり、または R6及びR7は一緒になってn−C2-3アルキレン基であ
り、かつ R8は水素原子またはアルキル基である)、 必要により1個もしくは2個のアルキル基またはヒド
ロキシメチル基により置換されていてもよいピロリジノ
基、ピペリジノ基、モルホリノ基、ピペラジノ基、4−
アルキルピペラジノ基または4−アルコキシカルボニル
ピペラジノ基(上記基の複素環中、夫々の場合に窒素原
子に隣接する1個または2個のメチレン基はカルボニル
基により置換されていてもよい)であり、または Rcが6員〜8員アルキレンイミノ基(これは必要によ
り1〜4個のアルキル基またはアリール基により置換さ
れていてもよく、更に基R5により置換されていてもよ
く、上記アルキレンイミノ基中で、夫々の場合に4位の
メチレン基は酸素原子もしくは硫黄原子またはカルボニ
ル基、スルフィニル基、スルホニル基、N−オキサイド
−N−アルキルイミノ基もしくはR9N基により置換され
ている)であり、 R9が水素原子またはアルキル基、ヒドロキシ−C2-4
ルキル基、アルコキシ−C2-4アルキル基、ヒドロキシ−
C2-4アルコキシ−C2-4アルキル基、アミノカルボニルア
ルキル基、アルキルアミノカルボニルアルキル基、ジア
ルキルアミノカルボニルアルキル基、アミノ−C2-4アル
キル基、アルキルアミノ−C2-4アルキル基、ジアルキル
アミノ−C2-4アルキル基、アリール基、アラルキル基、
ホルミル基、アルキルカルボニル基、アルキルスルホニ
ル基、アリールカルボニル基、アリールスルホニル基、
アラルキルカルボニル基、アラルキルスルホニル基、ア
ルコキシカルボニル基、シアノ基、アミノカルボニル
基、アルキルアミノカルボニル基もしくはジアルキルア
ミノカルボニル基であり、または Rcが1−ピロリジニル基(これは必要により1個また
は2個のアルキル基により置換されていてもよく、また
炭素骨格の2個の水素原子は直鎖アルキレンブリッジに
より置換されており、このブリッジは2個の水素原子が
同じ炭素原子にある場合に4個もしくは5個の炭素原子
を含み、または2個の水素原子が隣接炭素原子にある場
合に3個もしくは4個の炭素原子を含み、または2個の
水素原子が原子により分離されている炭素原子にある場
合に2個もしくは3個の炭素原子が含む) 1−ピペリジニル基または1−アザシクロヘプト−1
−イル基(これは必要により1個または2個のアルキル
基により置換されていてもよく、また炭素骨格の2個の
水素原子は直鎖アルキレンブリッジにより置換されてお
り、このブリッジは2個の水素原子が同じ炭素原子にあ
る場合に4個もしくは5個の炭素原子を含み、または2
個の水素原子が隣接炭素原子にある場合に3個もしくは
4個の炭素原子を含み、または2個の水素原子が原子に
より分離されている炭素原子にある場合に2個もしくは
3個の炭素原子を含み、または2個の水素原子が2個の
原子により分離されている炭素原子にある場合に1個も
しくは2個の炭素原子を含む)、 1−ピロリジニル基(3位の2個の水素原子は−O−
CH2CH2−O−基または−O−CH2CH2CH2−O−基により
置換されている)、 1−ピペリジニル基または1−アザシクロヘプト−1
−イル基(3位または4位の2個の水素原子は−O−OH
2CH2−O−基または−O−CH2CH2CH2−O−基により置
換されている)、 2−イソインドリニル基、1,2,3,4−テトラヒドロ−
イソキノリン−2−イル基または2,3,4,5−テトラヒド
ロ−1H−3−ベンゾアゼピン−3−イル基(上記基のベ
ンゾ部分は夫々の場合にフッ素原子、塩素原子、臭素原
子もしくはヨウ素原子、トリフルオロメチル基または1
個もしくは2個のアルキル基もしくはアルコキシ基によ
り置換されていてもよい)、または (R10NR11)−基であり、 R10が水素原子またはC1-8アルキル基(これは2位で
ヒドロキシル基またはアルコキシ基により置換されてい
てもよい)であり、 R11が水素原子、 C1-10アルキル基[これはアリール基、C3-7シクロア
ルキル基、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アリールオ
キシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ア
ミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジア
ルキルアミノカルボニル基、ヒドロキシ−C2-4アルキル
アミノカルボニル基、シアノ基、ホルミルアミノ基、ア
ミノ基、アルキルアミノ基もしくはジアルキルアミノ
基、ピロリジノカルボニル基、ピペリジノカルボニル
基、モルホリノカルボニル基、ピペラジノカルボニル基
または4−アルキル−ピペラジノカルボニル基、 5員〜7員アルキレンイミノ基(これは必要により1
個または2個のアルキル基により置換されていてもよ
く、上記6員または7員アルキレンイミノ基中で、夫々
の場合に4位のメチレン基は酸素原子もしくは硫黄原子
またはスルフィニル基、スルホニル基もしくはR9N基
(式中、R9は先に定義されたとおりである)により置換
されていてもよい)、 ピロリジノ基、ピペリジノ基、ピペラジノ基または4
−アルキルピペラジノ基(夫々の場合に窒素原子に隣接
する1個または2個のメチレン基はカルボニル基により
置換されている)、 アルキルカルボニルアミノ基、N−アルキル−アルキ
ルカルボニルアミノ基、アルキルスルホニルアミノ基、
N−アルキル−アルキルスルホニルアミノ基、アリール
カルボニルアミノ基、N−アルキル−アリールカルボニ
ルアミノ基、アリールスルホニルアミノ基、N−アルキ
ル−アリールスルホニルアミノ基、アラルキルカルボニ
ルアミノ基、N−アルキル−アラルキルカルボニルアミ
ノ基、アラルキルスルホニルアミノ基、N−アルキル−
アラルキルスルホニルアミノ基、アルコキシカルボニル
アミノ基もしくはN−アルキル−アルコキシカルボニル
アミノ基、(R8NR7)−CO−NR6−基(式中、R6〜R8は先
に定義されたとおりである)、アルキルスルフェニル
基、アルキルスルフィニル基、アルキルスルホニル基、
アリールスルフェニル基、アリールスルフィニル基、ア
リールスルホニル基、アラルキルスルフェニル基、アラ
ルキルスルフィニル基もしくはアラルキルスルホニル基
またはC5-7シクロアルキル基(メチレン基が酸素原子ま
たはイミノ基もしくはアルキルイミノ基により置換され
ている) により置換されていてもよい]、 塩素原子または1〜3個のフッ素原子により置換され
たC2-4アルキル基、 1,4,7,10−テトラオキサシクロドデシル基、1,4,7,1
0,13−ペンタオキサシクロペンタデシル基または1,4,7,
10,13,16−ヘキサオキサシクロオクタデシル基により置
換されているメチル基、 2〜5個のヒドロキシル基により置換されているC
3-10アルキル基、 ヒドロキシル基、更にアリール基により置換されてお
り、更にヒドロキシル基またはアルコキシ基により置換
されていてもよいC2-6アルキル基、 ヒドロキシル基、更にアミノ基、アルキルアミノ基ま
たはジアルキルアミノ基により置換されているC3-6アル
キル基、 アルケニル基またはアルキニル基(これは夫々の場合
に3〜6個の炭素原子を有し、必要によりアリール基に
より置換されていてもよく、そのビニル部分またはエチ
ニル部分は窒素原子に結合されてはならない)、 ω位でヒドロキシル基またはアルコキシ基により置換
されているC2-4アルコキシ基により置換されているC2-4
アルキル基、 アリール基、 シクロプロピル基(これは1個もしくは2個のアルキ
ル基またはアリール基、カルボキシル基、アルコキシカ
ルボニル基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカル
ボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、ピロリジノ
カルボニル基、ピペリジノカルボニル基、モルホリノカ
ルボニル基、ピペラジノカルボニル基または4−アルキ
ル−ピペラジノカルボニル基により置換されていてもよ
い)、 C4-7シクロアルキル基(これは必要により1個または
2個のアルキル基により置換されていてもよく、更にR5
(これは先に定義されたとおりである)により置換され
ていてもよい)、 C5-7シクロアルキル基(これは必要により1個または
2個のアルキル基により置換されていてもよく、更にN,
N−ジアルキル−N−オキサイド−アミノ基により置換
されている)、 C5-7シクロアルケニル基(これは必要により1個また
は2個のアルキル基により置換されていてもよく、その
ビニル部分は(R11NR10)−基の窒素原子に結合されて
はならない)、 C5-7シクロアルキル基(これは必要により1個または
2個のアルキル基により置換されていてもよく、そのシ
クロアルキル部分中で、夫々の場合にメチレン基は酸素
原子もしくは硫黄原子またはスルフィニル基、スルホニ
ル基、N−アルキル−N−オキサイド−イミノ基もしく
はR9N基により置換されており、R9は先に定義されたと
おりである)、 C5-7シクロアルキル基(これは必要により1〜4個の
アルキル基により置換されていてもよく、夫々の場合
に、メチレン基はカルボニル基により置換されてい
る)、 C4-7シクロアルキルメチル基(これは必要により1個
または2個のアルキル基により置換されていてもよく、
更にシクロアルキル部分中でR5により置換されており、
R5は先に定義されたとおりである)、 シクロペンチル基またはシクロペンチルアルキル基
(これは必要により1〜4個のアルキル基により置換さ
れていてもよく、夫々の場合にシクロペンチル部分中の
2個の水素原子は直鎖アルキレンブリッジにより置換さ
れており、このブリッジは2個の水素原子が同じ炭素原
子にある場合には4個または5個の炭素原子を含み、ま
たは2個の水素原子が隣接炭素原子にある場合には3個
または4個の炭素原子を含み、または2個の水素原子が
炭素原子により分離されている炭素原子にある場合には
2個または3個の炭素原子を含む)、 シクロヘキシル基、シクロヘキシルアルキル基、シク
ロヘプチル基またはシクロヘプチルアルキル基(これは
必要により1〜4個のアルキル基により置換されていて
もよく、夫々の場合にシクロアルキル部分の2個の水素
原子は直鎖アルキレンブリッジにより置換されており、
このブリッジは2個の水素原子が同じ炭素原子にある場
合には4個または5個の炭素原子を含み、または2個の
水素原子が隣接炭素原子にある場合には3個または4個
の炭素原子を含み、または2個の水素原子が炭素原子に
より分離されている炭素原子にある場合には2個または
3個の炭素原子を含み、または2個の水素原子が2個の
炭素原子により分離されている炭素原子にある場合には
1個または2個の炭素原子を含む)、 5−ノルボルネン−2−イル基または5−ノルボルネ
ン−2−イル−アルキル基(これは必要により1〜4個
のアルキル基により置換されていてもよい)、 3−キヌクリジニル基、4−キヌクリジニル基、3−
キヌクリジニル−アルキル基、4−キヌクリジニル−ア
ルキル基、アザビシクロ[2.2.1]ヘプト−4−イル
基、アザビシクロ[2.2.1]ヘプト−4−イル−アルキ
ル基またはアダマンチル基であり、または R10が水素原子またはアルキル基であり、かつR11がヒ
ドロキシル基またはアルコキシ基である、化合物、それ
らの互変異性体、それらの立体異性体及びそれらの塩で
あり、 特にことわらない限り、 上記基の定義に記載されたアリール部分はフェニル基
を意味するものと理解されるべきであり、そのフェニル
基は夫々の場合にR12により一置換されていてもよく、R
13により一置換、二置換または三置換されていてもよ
く、またはR12により一置換され、更にR13により一置換
または二置換されていてもよく、これらの置換基は同じ
であってもよく、また異なっていてもよく、かつ R12がシアノ基、カルボキシル基、アミノカルボニル
基、アルキルアミノカルボニル基、ジアルキルアミノカ
ルボニル基、アルコキシカルボニル基、アルキルカルボ
ニル基、アルキルスルフェニル基、アルキルスルフィニ
ル基、アルキルスルホニル基、アルキルスルホニルオキ
シ基、ペルフルオロアルキル基、ペルフルオロアルコキ
シ基、ニトロ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ヒドロ
キシ−C2-4アルキルアミノ基、N−アルキル−ヒドロキ
シ−C2-4アルキルアミノ基、ジ−(ヒドロキシ−C2-4
ルキル)アミノ基、ジアルキルアミノ基、アルキルカル
ボニルアミノ基、フェニルアルキルカルボニルアミノ
基、フェニルカルボニルアミノ基、アルキルスルホニル
アミノ基、フェニルアルキルスルホニルアミノ基、フェ
ニルスルホニルアミノ基、N−アルキル−アルキルカル
ボニルアミノ基、N−アルキル−フェニルアルキルカル
ボニルアミノ基、N−アルキル−フェニルカルボニルア
ミノ基、N−アルキル−アルキルスルホニルアミノ基、
N−アルキル−フェニルアルキルスルホニルアミノ基、
N−アルキル−フェニルスルホニルアミノ基、アミノス
ルホニル基、アルキルアミノスルホニル基またはジアル
キルアミノスルホニル基、 5員〜7員アルキレンイミノ基(これは必要により1
個または2個のアルキル基またはヒドロキシアルキル基
により置換されていてもよく、上記6員〜7員アルキレ
ンイミノ基中で、夫々の場合に4位のメチレン基は酸素
原子またはR9N基により置換されていてもよい)、 5員〜7員アルキレンイミノ基(これは必要により1
個または2個のアルキル基またはヒドロキシアルキル基
により置換されていてもよく、夫々の場合に窒素原子に
隣接する1個または2個のメチレン基は夫々の場合にカ
ルボニル基により置換されている)、 (R8NR7)−CO−NR6−基(式中、R6〜R8は先に定義さ
れたとおりである)であり、 R13がアルキル基、ヒドロキシル基もしくはアルコキ
シ基またはフッ素原子、塩素原子、臭素原子もしくはヨ
ウ素原子であり、二つの基R13はこれらが隣接炭素原子
に結合されている場合にはまた3〜6個の炭素原子を有
するアルキレン基、1,3−ブタジエン−1,4−ジイレン基
またはメチレンジオキシ基であってもよく、 また特にことわらない限り、上記アルキル部分、アル
キレン部分及びアルコキシ部分は夫々の場合に1〜4個
の炭素原子を含み、また 特にことわらない限り、窒素原子、酸素原子または硫
黄原子に結合されている上記アルキレン部分またはシク
ロアルキレン部分中の夫々の炭素原子は更に別のハロゲ
ン原子、窒素原子、酸素原子または硫黄原子に結合され
てはならない。
一般式Iの特に好ましい化合物は、 Raが水素原子またはアルキル基であり、 Rbが基R1〜R3により置換されているフェニル基であ
り、 R1が水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子また
はヨウ素原子、 アルキル基、ヒドロキシル基、アルコキシ基、C3-6
クロアルキル基またはC5-6シクロアルコキシ基、 2位でヒドロキシル基、アルコキシ基またはフェノキ
シ基により置換されているエトキシ基、 C2-5アルケニル基またはC3-5アルケニルオキシ基(そ
のビニル部分は酸素原子に結合されてはならない)、 C2-5アルキニル基またはC3-5アルキニルオキシ基(そ
のエチニル部分は酸素原子に結合されてはならない)、 フェニル基、フェノキシ基、フェニルアルキル基、フ
ェニルアルコキシ基、アルコキシアルキル基、フェノキ
シアルキル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカル
ボニルアルキル基、アミノカルボニルアルキル基、アル
キルアミノカルボニルアルキル基、ジアルキルアミノカ
ルボニルアルキル基、シアノアルキル基、アルキルスル
フェニル基、アルキルスルフィニル基、アルキルスルホ
ニル基、アルキルスルホニルオキシ基、トリフルオロメ
チルスルフェニル基、トリフルオロメチルスルホニル
基、ニトロ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキ
ルアミノ基、ピロリジノ基、ピペリジノ基、モルホリノ
基、アルキルカルボニルアミノ基、N−アルキル−アル
キルカルボニルアミノ基、アルキルスルホニルアミノ
基、N−アルキル−アルキルスルホニルアミノ基、トリ
フルオロメチルスルホニルアミノ基、N−アルキル−ト
リフルオロメチルスルホニルアミノ基、アルキルカルボ
ニル基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ア
ミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジア
ルキルアミノカルボニル基、ピロリジノカルボニル基、
ピペリジノカルボニル基、モルホリノカルボニル基また
はシアノ基、 1〜3個のフッ素原子により置換されているメチル基
またはメトキシ基、 1〜5個のフッ素原子により置換されているエチル基
またはエトキシ基であり、 R2が水素原子、フッ素原子、塩素原子もしくは臭素原
子またはアルキル基、トリフルオロメチル基、アミノ
基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アルキル
カルボニルアミノ基、アルキルスルホニルアミノ基、ト
リフルオロメチルスルホニルアミノ基、ヒドロキシル基
またはアルコキシ基であり、 R3が水素原子、フッ素原子、塩素原子もしくは臭素原
子またはアルキル基であり、または R2がR3と一緒に(これらが隣接炭素原子に結合されて
いる場合)メチレンジオキシ基もしくはn−C3-6アルキ
レン基または1,3−ブタジエン−1,4−ジイレン基(これ
は必要によりフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子ま
たはアルキル基、アルコキシ基もしくはトリフルオロメ
チル基により置換されていてもよい)であり、かつ Rcが水素原子または塩素原子、 アルキル基、フェニル基、メルカプト基、アルキルス
ルフェニル基、アルキルスルフィニル基またはアルキル
スルホニル基、 ヒドロキシル基、フェノキシ基またはフェニル−C1-2
アルコキシ基、 アルコキシ基、 C2-4アルコキシ基(これはヒドロキシル基、アルコキ
シ基、(2−ヒドロキシエチル)アミノ基、ジアルキル
アミノ基、モルホリノ基、1−ピロリジニル基、1−ピ
ペリジニル基、4−メチル−1−ピペラジニル基、4−
アセチル−1−ピペラジニル基、4−メチルスルホニル
−1−ピペラジニル基、4−メトキシカルボニル−1−
ピペラジニル基、4−ホルミル−1−ピペラジニル基ま
たは4−ジメチルアミノカルボニル−1−ピペラジニル
基により置換されている)、 2個のヒドロキシル基により置換されているC3-4アル
コキシ基、 必要により1〜2個のメチル基により置換されていて
もよいC3-7シクロアルキル基により置換されているC1-2
アルコキシ基(上記C4-6シクロアルキル基中、夫々の場
合にメチレン基は酸素原子により置換されていてもよ
い)、 C4-6シクロアルコキシ基(これは必要によりヒドロキ
シル基、ジアルキルアミノ基、アルコキシ基、カルボキ
シル基、アルコキシカルボニル基、アミノカルボニル
基、アルキルアミノカルボニル基、ジアルキルアミノカ
ルボニル基、アルキルカルボニルアミノ基、アルキルス
ルホニルアミノ基またはアルコキシカルボニルアミノ基
により置換されていてもよい)、 シクロペンチルオキシ基(3位のメチレン基が酸素原
子またはアルキルイミノ基により置換されている)、 シクロヘキシルオキシ基(3位または4位のメチレン
基が酸素原子またはアルキルイミノ基、アルキルカルボ
ニル−イミノ基、アルコキシカルボニル−イミノ基もし
くはアルキルスルホニル−イミノ基により置換されてい
る)、 アリルオキシ基またはプロパルギルオキシ基(これは
必要により1個または2個のメチル基により置換されて
いてもよい)、 1−アゼチジニル基、 1−ピロリジニル基(これは1個または2個のアルキ
ル基、フェニル基、カルボキシル基、ヒドロキシアルキ
ル基、アミノアルキル基、アルキルアミノアルキル基、
ジアルキルアミノアルキル基、アルコキシカルボニル
基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル
基、ジアルキルアミノカルボニル基、ピロリジノカルボ
ニル基、ピペリジノカルボニル基、モルホリノカルボニ
ル基、ピペラジノカルボニル基もしくは4−アルキル−
ピペラジノカルボニル基または3位でヒドロキシル基、
アルコキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキ
ルアミノ基、アルキルカルボニルアミノ基、アルコキシ
カルボニルアミノ基、ホルミルアミノ基、シアノアミノ
基、アルキルスルホニルアミノ基、ジアルキルアミノカ
ルボニルアミノ基、N−アルキル−ジアルキルアミノカ
ルボニルアミノ基、N−アルキル−ジアルキルアミノカ
ルボニルアミノ基またはシアノ基により置換されていて
もよい)、 1−ピロリジニル基(炭素骨格の2個の水素原子は直
鎖アルキレンブリッジにより置換されており、このブリ
ッジは2個の水素原子が同じ炭素原子にある場合に4個
もしくは5個の炭素原子を含み、または2個の水素原子
が隣接炭素原子にある場合に3個もしくは4個の炭素原
子を含み、または2個の水素原子が原子により分離され
ている炭素原子にある場合に2個もしくは3個の炭素原
子を含む) 1−ピペリジニル基(これは必要により1〜4個のア
ルキル基、フェニル基、ヒドロキシアルキル基、アミノ
アルキル基、アルキルアミノアルキル基、ジアルキルア
ミノアルキル基、カルボキシル基、アルコキシカルボニ
ル基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル
基、ジアルキルアミノカルボニル基、ピロリジノカルボ
ニル基、ピペリジノカルボニル基、モルホリノカルボニ
ル基、ピペラジノカルボニル基もしくは4−アルキル−
ピペラジノカルボニル基または3位もしくは4位でまた
ヒドロキシル基、アルコキシ基、アミノ基、アルキルア
ミノ基、ジアルキルアミノ基、アルキルカルボニルアミ
ノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、ホルミルアミノ
基、シアノアミノ基、アルキルスルホニルアミノ基、ジ
アルキルアミノカルボニルアミノ基、N−アルキル−ジ
アルキルアミノカルボニルアミノ基またはシアノ基によ
り置換されていてもよい)、 1−ピペリジニル基(これは1〜2個のアルキル基ま
たはフェニル基、更にヒドロキシル基により置換されて
いる)、 1−ピペリジニル基(3位または4位の2個の水素原
子が−O−CH2CH2−O基または−O−CH2CH2CH2−O−
基により置換されている)、 1−ピペリジニル基(炭素骨格の2個の水素原子は直
鎖アルキレンブリッジにより置換されており、このブリ
ッジは2個の水素原子が同じ炭素原子にある場合に4個
もしくは5個の炭素原子を含み、または2個の水素原子
が隣接炭素原子にある場合に3個もしくは4個の炭素原
子を含み、または2個の水素原子が原子により分離され
ている炭素原子にある場合に2個もしくは3個の炭素原
子を含み、または2個の水素原子が2個の原子により分
離されている炭素原子にある場合に1個もしくは2個の
炭素原子を含む)、 1−ピペリジニル基(これは必要により1個または2
個のアルキル基により置換されていてもよく、4位のメ
チレン基が酸素原子もしくは硫黄原子からはカルボニル
基、スルフィニル基、スルホニル基、イミノ基、アルキ
ル−イミノ基、ヒドロキシ−C2-4アルキル−イミノ基、
アルコキシ−C2-4アルキル−イミノ基、アミノカルボニ
ルアルキル−イミノ基、アルキルアミノカルボニルアル
キル−イミノ基、ジアルキルアミノカルボニルアルキル
−イミノ基、アミノ−C2-4アルキル−イミノ基、アルキ
ルアミノ−C2-4アルキル−イミノ基、ジアルキルアミノ
−C2-4アルキル−イミノ基、ヒドロキシ−C2-4アルコキ
シ−C2-4アルキル−イミノ基、フェニル−イミノ基、フ
ェニルアルキル−イミノ基、アルキルカルボニル−イミ
ノ基、アルキルスルホニル−イミノ基、フェニルカルボ
ニル−イミノ基、フェニルスルホニル−イミノ基または
N−オキサイド−N−アルキル−イミノ基により置換さ
れている)、 1−アザシクロヘプト−1−イル基(これは必要によ
り1個または2個のアルキル基により置換されていても
よく、また夫々の場合に4位のメチレン基が酸素原子ま
たはイミノ基、N−アルキル−イミノ基、N−フェニル
−イミノ基、N−フェニルアルキル−イミノ基、N−ア
ルキルカルボニル−イミノ基、N−アルキルスルホニル
−イミノ基、N−フェニルカルボニル−イミノ基または
N−フェニルスルホニル−イミノ基により置換されてい
てもよく、または3,6位の2個の水素原子が−CH2CH2
基により置換されていてもよい)、 2−イソインドリニル基、1,2,3,4−テトラヒドロ−
イソキノリン−2−イル基または2,3,4,5−テトラヒド
ロ−1H−3−ベンゾアゼピン−3−イル基(これらは夫
々の場合にベンゾ部分中でフッ素原子、塩素原子もしく
は臭素原子またはアルキル基、トリフルオロメチル基も
しくはアルコキシ基により置換されていてもよい)、ま
たは (R10NR11)−基であり、 R10が水素原子またはC1-6アルキル基(これは2位で
ヒドロキシル基またはアルコキシ基により置換されてい
てもよい)であり、かつ R11が水素原子、 C1-8アルキル基[これはフェニル基、C3-6シクロアル
キル基、ヒドロキシル基、アルコキシ基、シアノ基、カ
ルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アミノカルボ
ニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジアルキルアミ
ノカルボニル基、(2−ヒドロキシエチル)アミノカル
ボニル基、ピロリジノカルボニル基、ピペリジノカルボ
ニル基、モルホリノカルボニル基、1−ピペラジノカル
ボニル基、4−アルキル−1−ピペラジニルカルボニル
基、アミノ基、ホルミルアミノ基、アルキルアミノ基、
ジアルキルアミノ基、アルキルカルボニルアミノ基、N
−アルキル−アルキルカルボニルアミノ基、アルコキシ
カルボニルアミノ基、N−アルキル−アルコキシカルボ
ニル−アミノ基、アルキルスルホニルアミノ基、N−ア
ルキル−アルキルスルホニルアミノ基、フェニルカルボ
ニルアミノ基、N−アルキル−フェニルカルボニルアミ
ノ基、フェニル−スルホニルアミノ基、N−アルキル−
フェニルスルホニルアミノ基、アルキルスルフェニル
基、アルキルスルフィニル基、アルキルスルホニル基、
1−ピロリジニル基、2−オキソ−1−ピロリジニル
基、1−ピペリジニル基、2−オキソ−1−ピペリジニ
ル基、モルホリノ基、1−ピペラジニル基、4−アルキ
ル−1−ピペラジニル基、4−アルキルカルボニル−1
−ピペラジニル基、4−アルキルスルホニル−1−ピペ
ラジニル基、4−アルコキシカルボニル−1−ピペラジ
ニル基、4−シアノ−1−ピペラジニル基、4−ホルミ
ル−1−ピペラジニル基、4−アミノカルボニル−1−
ピペラジニル基、4−アルキルアミノカルボニル−1−
ピペラジニル基もしくは4−ジアルキルアミノカルボニ
ル−1−ピペラジニル基または(R8NR7)−CO−NR6−基
(式中、R6及びR7は一緒にn−C2-3アルキレンブリッジ
であり、かつR8は水素原子またはアルキル基である)に
より置換されていてもよい]、 1,4,7,10−テトラオキサシクロドデシル基、1,4,7,1
0,13−ペンタオキサシクロペンタデシル基または1,4,7,
10,13,16−ヘキサオキサシクロオクタデシル基により置
換されているメチル基、 2,2,2−トリフルオロエチル基、 2〜5個のヒドロキシル基により置換されているC
3-10アルキル基、 ヒドロキシル基、更にアミノ基により置換されている
C3-5アルキル基、 フェニル基、更にヒドロキシル基により置換されてお
り、また必要によりヒドロキシル基またはアルコキシ基
により置換されていてもよいC2-4アルキル基、 アルケニル基またはアルキニル基(これは夫々の場合
に3〜6個の炭素原子を有し、必要によりフェニル基に
より置換されていてもよく、そのビニル部分またはエチ
ニル部分は窒素原子に結合されてはならない)、 ω位でヒドロキシル基またはアルコキシ基により置換
されているC2-4アルコキシ基により置換されているC2-4
アルキル基、 フェニル基、 フェニル基(これはアルキルカルボニルアミノ基、N
−アルキル−アルキルカルボニルアミノ基、(2−ヒド
ロキシエチル)アミノ基、ジ−(2−ヒドロキシエチ
ル)アミノ基、N−アルキル−(2−ヒドロキシエチ
ル)アミノ基、アミノ基、アルキルアミノ基もしくはジ
アルキルアミノ基または(R8NR7)−CO−NR6−基(式
中、R6〜R8は先に定義されたとおりである)により置換
されている)、 フェニル基(これはピロリジノ基、ピペリジノ基、2
−オキソ−ピロリジノ基、2−オキソ−ピペリジノ基、
モルホリノ基、1−ピペラジニル基または4−アルキル
−1−ピペラジニル基により置換されており、上記複素
環部分は炭素骨格で夫々の場合に1個もしくは2個のア
ルキル基またはヒドロキシアルキル基により置換されて
いてもよい)、 C3-7シクロアルキル基(これは1個または2個のアル
キル基またはフェニル基、カルボキシル基、アルコキシ
カルボニル基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカ
ルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、ピロリジ
ノカルボニル基、ピペリジノカルボニル基、モルホリノ
カルボニル基、ピペラジノカルボニル基もしくは4−ア
ルキル−1−ピペラジノカルボニル基により置換されて
いてもよい)、 C5-7シクロアルキル基(これは必要により1個または
2個のメチル基により置換されていてもよく、またヒド
ロキシメチル基、シアノ基、ヒドロキシル基、アルコキ
シ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ
基、2−ヒドロキシエチルアミノ基、ジ−(2−ヒドロ
キシエチル)アミノ基、N−アルキル−2−ヒドロキシ
−エチルアミノ基、N,N−ジアルキル−N−オキサイド
−アミノ基,アルコキシカルボニルアミノ基、N−アル
キル−アルコキシカルボニルアミノ基、アルキルカルボ
ニルアミノ基、N−アルキル−アルキルカルボニルアミ
ノ基、アルキルスルホニルアミノ基、N−アルキル−ア
ルキルスルホニルアミノ基、フェニルカルボニルアミノ
基、N−アルキル−フェニルカルボニル−アミノ基、フ
ェニルスルホニルアミノ基、N−アルキルフェニルスル
ホニルアミノ基または(R8NR7)−CO−NR6−基(式中、
R6〜R8は先に定義されたとおりである)により置換され
ている)、 C5-7シクロアルキル基(これは必要により1個または
2個のメチル基により置換されていてもよく、またピロ
リジノ基、ピペリジノ基、2−オキソ−ピロリジノ基、
2−オキソ−ピペリジノ基、モルホリノ基、1−ピペラ
ジニル基、4−アルキル−1−ピペラジニル基または4
−アルキルカルボニル−1−ピペラジニル基により置換
されており、夫々の場合に上記複素環部分は炭素骨格で
1個もしくは2個のアルキル基またはヒドロキシメチル
基により置換されていてもよい)、 C5-7シクロアルケニル基(これは必要により1個また
は2個のアルキル基により置換されていてもよく、その
ビニル部分は(R11NR10)−基の窒素原子に結合されて
はならない)、 テトラヒドロフルフリル基、 シクロペンチル基(3位のメチレン基は酸素原子また
はイミノ基、アルキルイミノ基、アルキルカルボニルイ
ミノ基、ホルミルイミノ基、アミノカルボニルイミノ
基、アルキルアミノカルボニルイミノ基、アルコキシカ
ルボニルイミノ基、アルキルスルホニルイミノ基、ジア
ルキルアミノカルボニルイミノ基もしくはシアノイミノ
基により置換されている)、 シクロヘキシル基(3位のメチレン基はイミノ基、ア
ルキル−イミノ基、アルキルカルボニル−イミノ基、ア
ルコキシカルボニル−イミノ基またはアルキルスルホニ
ル−イミノ基により置換されている)、 シクロヘキシル基(4位のメチレン基は酸素原子また
はイミノ基、N−アルキル−イミノ基、N−フェニル−
イミノ基、N−フェニルアルキル−イミノ基、N−ホル
ミル−イミノ基、N−アルキルカルボニル−イミノ基、
N−フェニルカルボニル−イミノ基、N−アルコキシカ
ルボニル−イミノ基、N−シアノ−イミノ基、N−アミ
ノカルボニル−イミノ基、N−アルキルアミノ−カルボ
ニル−イミノ基、N,N−ジアルキルアミノカルボニル−
イミノ基、N−アルキル−N−オキサイド−イミノ基、
N−アルキルスルホニル−イミノ基もしくはN−フェニ
ルスルホニルイミノ基により置換されている)、 シクロヘキシル基(メチレン基がカルボニル基により
置換されている)、 シクロペンチル基またはシクロヘキシル基(これは必
要により1〜2個のメチル基により置換されていてもよ
く、またカルボキシアルコキシ基、アルコキシカルボニ
ルアルコキシ基、アミノカルボニルアルコキシ基、アル
キルアミノカルボニルアルコキシ基、ジアルキルアミノ
カルボニルアルコキシ基、ピロリジノカルボニルアルコ
キシ基、ピペリジノカルボニルアルコキシ基、モルホリ
ノ−カルボニルアルコキシ基、カルボキシアルキル基、
アルコキシカルボニルアルキル基、アミノカルボニルア
ルキル基、アルキルアミノカルボニルアルキル基、ジア
ルキルアミノカルボニルアルキル基、ピロリジノカルボ
ニルアルキル基、ピペリジノカルボニルアルキル基また
はモルホリノカルボニルアルキル基により置換されてい
る)、 シクロヘキシルメチル基(そのシクロヘキシル部分は
カルボキシル基、アミノカルボニル基、アルキルアミノ
カルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、ピロリ
ジノカルボニル基、ピペリジノカルボニル基、モルホリ
ノカルボニル基、アルコキシカルボニル基またはヒドロ
キシメチル基により置換されている)、 シクロヘキシル基またはシクロヘキシルメチル基(こ
れは必要により1〜3個のメチル基により置換されてい
てもよく、夫々の場合にシクロヘキシル部分中の2個の
水素原子は直鎖アルキレンブリッジにより置換されてお
り、このブリッジは2個の水素原子が同じ炭素原子にあ
る場合には4個または5個の炭素原子を含み、または2
個の水素原子が隣接炭素原子にある場合には3個または
4個の炭素原子を含み、または2個の水素原子が炭素原
子により分離されている炭素原子にある場合には2個ま
たは3個の炭素原子を含み、2個の水素原子が2個の炭
素原子により分離されている炭素原子にある場合には1
個または2個の炭素原子を含む)、 5−ノルボルネン−2−イル基または5−ノルボルネ
ン−2−イル−メチル基(これは必要により1〜3個の
メチル基により置換されていてもよい)、 3−キヌクリジニル基、4−キヌクリジニル基または
アダマンチル基であり、または R10が水素原子またはアルキル基であり、かつR11がヒ
ドロキシル基またはアルコキシ基である、化合物、それ
らの互変異性体、それらの立体異性体及びそれらの塩で
あり、 夫々の場合の上記フェニル基はフッ素原子、塩素原子
もしくは臭素原子またはニトロ基、アルキル基、アルコ
キシ基、トリフルオロメチル基もしくはヒドロキシル基
により置換されていてもよく、また特にことわらない限
り、夫々の場合のアルキル部分、アルキレン部分及びア
ルコキシ部分は1〜4個の炭素原子を含み、また特にこ
とわらない限り、窒素原子、酸素原子または硫黄原子に
結合されている上記アルキレン部分またはシクロアルキ
レン部分中の夫々の炭素原子は更に別のハロゲン原子、
窒素原子、酸素原子または硫黄原子に結合されてはなら
ない。
一般式Iの特に好ましい化合物は、 Raが水素原子またはメチル基であり、 Rbが2−ナフチル基、1,2,3,4−テトラヒドロ−6−
ナフチル基もしくは5−インダニル基、または基R1〜R3
により置換されているフェニル基であり、 R1が水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子また
はヨウ素原子、 C1-4アルキル基、C1-4アルコキシ基、C3-6シクロアル
キル基、C5-6シクロアルコキシ基、シアノ基、メトキシ
カルボニル基、エトキシカルボニル基、エチニル基また
はニトロ基、 1〜3個のフッ素原子により置換されているメチル基
またはメトキシ基、 1〜5個のフッ素原子により置換されているエチル基
またはエトキシ基であり、 R2が水素原子、フッ素原子もしくは塩素原子またはメ
チル基、ヒドロキシル基、メトキシ基、アミノ基、C1-2
アルキルアミノ基、ジ−C1-2アルキルアミノ基、C1-2
ルキルカルボニルアミノ基、C1-2アルキルスルホニルア
ミノ基、トリフルオロメチルスルホニルアミノ基もしく
はトリフルオロメチル基であり、 R3が水素原子、フッ素原子、塩素原子もしくは臭素原
子またはメチル基であり、かつ Rcが水素原子またはメチル基、フェニル基、4−メト
キシフェニル基、メチルスルフェニル基、メチルスルフ
ィニル基またはメチルスルホニル基、 ヒドロキシル基、 C1-4アルコキシ基、 2位でヒドロキシル基、メトキシ基、モルホリノ基ま
たは(2−ヒドロキシエチル)アミノ基により置換され
ているエトキシ基、 1位でメトキシ基またはジメチルアミノ基により置換
されている2−プロピルオキシ基、 2−テトラヒドロフリル基、2−テトラヒドロピラニ
ル基または3−メチル−3−オキセタニル基により置換
されているメトキシ基、 シクロブチルオキシ基、 必要により3位でヒドロキシル基により置換されてい
てもよいシクロペンチルオキシ基、 シクロペンチルオキシ基(3位のメチレン基が酸素原
子またはメチル−イミノ基により置換されている)、 シクロヘキシルオキシ基(2位、3位または4位でヒ
ドロキシ基により、また4位でジ−(C1-2アルキル)ア
ミノ基、メトキシ基、カルボキシル基、メトキシカルボ
ニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メチルアミノカ
ルボニル基、アミノカルボニル基、アセチルアミノ基、
メチルスルホニルアミノ基、メトキシカルボニルアミノ
基もしくはtert−ブチルオキシカルボニルアミノ基によ
り置換されていてもよい)、 シクロヘキシルオキシ基(3位のメチレン基がメチル
−イミノ基により置換されており、または4位のメチレ
ン基が酸素原子またはメチル−イミノ基、アセチル−イ
ミノ基、tert−ブチルオキシカルボニル−イミノ基、メ
トキシカルボニル−イミノ基もしくはメチルスルホニル
−イミノ基により置換されている)、 アリルオキシ基、 1−アゼチジニル基、 1−ピロリジニル基(これは1個または2個のメチル
基、カルボキシル基、メトキシカルボニル基、エトキシ
カルボニル基、アミノカルボニル基、C1-2アルキルアミ
ノカルボニル基、もしくはジ−(C1-2)アルキルアミノ
−カルボニル基により置換されていてもよく、または3
位でアミノ基、C1-2アルキルアミノ基、ジ−(C1-2アル
キル)アミノ基、C1-2アルコキシカルボニルアミノ基、
C1-2アルキルカルボニルアミノ基、C1-2アルキルスルホ
ニルアミノ基、シアノアミノ基、ホルミルアミノ基もし
くはジメチルアミノカルボニルアミノ基により置換され
ていてもよい)、 1−ピロリジニル基(3位の2個の水素原子がn−C
4-5アルキレンブリッジにより置換されている) 1−ピペリジニル基(これは1〜4個のメチル基、フ
ェニル基、ヒドロキシ−C1-2アルキル基、カルボキシル
基、C1-2アルコキシカルボニル基、アミノカルボニル
基、C1-2アルキルアミノカルボニル基、ジ−(C1-2)ア
ルキルアミノカルボニル基、ピロリジノカルボニル基も
しくはモルホリノカルボニル基により置換されていても
よく、または3位もしくは4位でヒドロキシル基、C1-2
アルコキシ基、アミノ基、C1-2アルキルアミノ基、ジ−
(C1-2)アルキルアミノ基、C1-2アルキルカルボニルア
ミノ基、C1-2アルコキシカルボニルアミノ基、ホルミル
アミノ基、シアノアミノ基、ジ−(C1-2アルキル)アミ
ノカルボニルアミノ基、C1-2アルキルスルホニルアミノ
基もしくはシアノ基により置換されていてもよい)、 1−ピペリジニル基(3位または4位の2個の水素原
子がn−C4-5アルキレンブリッジまたは−O−CH2CH2
O−ブリッジにより置換されている)、 1−ピペリジニル基(これは1個もしくは2個のメチ
ル基またはフェニル基により置換されており、更に3位
または4位でヒドロキシル基により置換されている)、 1−ピペリジニル基(2,5位の2個の水素原子が−CH2
−ブリッジまたは−CH2CH2−ブリッジにより置換されて
いる)、 1−ピペリジニル基(これは必要により1〜2個のメ
チル基により置換されていてもよく、4位のメチレン基
が酸素原子もしくは硫黄原子またはカルボニル基、スル
フィニル基、スルホニル基、イミノ基、C1-2アルキル−
イミノ基、(2−ヒドロキシエチル)−イミノ基、2−
(2−ヒドロキシエトキシ)エチル−イミノ基、(2−
アミノエチル)−イミノ基、C1-3アルキルアミノカルボ
ニルメチル−イミノ基、N−オキサイド−N−C1-2アル
キルイミノ基、フェニル−イミノ基、ベンジル−イミノ
基、アセチルイミノ基もしくはメタンスルホニル−イミ
ノ基により置換されている)、 1−アザシクロヘプト−1−イル基(3,6位の2個の
水素原子が−CH2CH2−基により置換されていてもよ
い)、 1,2,3,4−テトラヒドロ−イソキノリン−2−イル基
または2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンゾアゼピ
ン−3−イル基、または (R10NR11)−基であり、 R10が水素原子、C1-4アルキル基または2−ヒドロキ
シエチル基であり、かつ R11が水素原子、 C1-6アルキル基、C3-6シクロアルキル−メチル基また
はフェニル−C1-3アルキル基、 必要により1個または2個のメチル基により置換され
ていてもよいC3-6シクロアルキル基、アリル基またはプ
ロパルギル基、 フェニル基(これはヒドロキシル基もしくはメチル基
により置換されていてもよく、または4位でN−C1-2
ルキル−C1-2アルキルカルボニル−アミノ基、N−C1-2
アルキル−(2−ヒドロキシエチル)アミノ基、ジ−
(2−ヒドロキシエチル)アミノ基、1−ピロリジニル
基、2−オキソ−1−ピロリジニル基、2−ヒドロキシ
メチル−1−ピロリジニル基、2−オキソ−1−イミダ
ゾリジニル基、3−メチル−2−オキソ−1−イミダゾ
リジニル基もしくはモルホリノ基により置換されていて
もよい)、 メチル基(これはカルボキシル基、C1-2アルコキシカ
ルボニル基、アミノカルボニル基、C1-2アルキルアミノ
カルボニル基、ジ−C1-2アルキルアミノカルボニル基、
ピロリジノカルボニル基、ピペリジノカルボニル基また
はモルホリノカルボニル基により置換されている)、 エチル基(これは必要によりメチル基により置換され
ていてもよく、また2位でヒドロキシル基、C1-2アルコ
キシ基、アミノ基、C1-2アルキルアミノ基、ジ−C1-2
ルキルアミノ基、アセチルアミノ基、1−ピロリジニル
基、モルホリノ基、1−ピペラジニル基、4−メチル−
1−ピペラジニル基、4−アセチル−1−ピペラジニル
基、4−アミノカルボニル−1−ピペラジニル基、4−
ジメチルアミノカルボニル−1−ピペラジニル基、4−
メチルアミノカルボニル−1−ピペラジニル基、4−メ
チルスルホニル−1−ピペラジニル基、4−メトキシカ
ルボニル−1−ピペラジニル基または4−シアノ−1−
ピペラジニル基により置換されている)、 2−ヒドロキシエチル基(これはエチル部分中でフェ
ニル基、3−ヒドロキシフェニル基、4−ヒドロキシフ
ェニル基、4−ニトロフェニル基またはベンジル基によ
り置換されており、上記基のエチル部分は更にメチル
基、ヒドロキシメチル基またはメトキシメチル基により
置換されていてもよい)、 1,4,7,10−テトラオキサシクロドデシル基、1,4,7,1
0,13−ペンタオキサシクロペンタデシル基または1,4,7,
10,13,16−ヘキサオキサシクロオクタデシル基により置
換されているメチル基、 2,2,2−トリフルオロエチル基、 プロピル基(これは3位でヒドロキシル基、シアノ
基、カルボキシル基、アミノカルボニル基、メチルアミ
ノカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、ホルミ
ルアミノ基、メトキシカルボニルアミノ基、モルホリノ
基または2−オキソ−1−ピロリジニル基により置換さ
れている)、 ブチル基(これは4位でヒドロキシル基により置換さ
れている)、 3−ブチル基(これは1位でヒドロキシル基により置
換され、更な3位でメチル基により置換されている)、 2−ブチル基(これは1位でヒドロキシル基により置
換され、更に3位でメチル基により置換されている)、 4−ペンチル基(これは1位でヒドロキシル基により
置換され、更に4位でメチル基により置換されてい
る)、 2,3−ジヒドロキシプロピル1,3−アミノ−2−ヒドロ
キシプロピル基、トリス−(3−ヒドロキシプロピル)
メチル基、1,3−ジヒドロキシ−2−プロピル基、1,3−
ジヒドロキシ−2−メチル−2−プロピル基またはトリ
ス−(ヒドロキシメチル)メチル基、 2−プロピル基(これは2位でヒドロキシメチル基、
C1-2アルコキシメチル基、カルボキシル基、C1-2アルコ
キシカルボニル基、アミノカルボニル基、N−C1-2アル
キルアミノカルボニル、N,N−ジ−C1-2アルキルアミノ
カルボニル基、ピロリジノカルボニル基、モルホリノカ
ルボニル基または(2−ヒドロキシエチル)アミノカル
ボニル基により置換されている)、 4−テトラヒドロピラニル基、テトラヒドロフルフリ
ル基、1−デオキシ−1−D−ソルビチル基または2−
(2−ヒドロキシエチルオキシ)エチル基、 シクロペンチル基(これは2位または3位でヒドロキ
シル基により置換されており、または1位でヒドロキシ
メチル基により置換されている)、 シクロヘキシル基(これは2位、3位または4位でヒ
ドロキシメチル基、ヒドロキシ基、C1-2アルコキシ基、
(C1-4アルコキシ)−カルボニルアミノ基、アミノ基、
C1-2アルキルアミノ基、ジ−C1-2アルキルアミノ基、カ
ルボキシル基、C1-2アルコキシカルボニル基、アミノカ
ルボニル基、C1-2アルキルアミノカルボニル基、ジ−C
1-2アルキルアミノカルボニル基、N−オキサイド−ジ
−C1-2アルキルアミノ基、ピロリジノカルボニル基、モ
ルホリノカルボニル基、C1-2アルキルカルボニル−アミ
ノ基またはC1-2アルキルスルホニルアミノ基により置換
されており、更に、メチル基により置換されていてもよ
い)、 シクロヘキシル基(これは4位で1−ピロリジニル
基、2−オキソ−1−ピロリジニル基、2−ヒドロキシ
メチル−1−ピロリジニル基、N−C1-2アルキル−(2
−ヒドロキシエチル)アミノ基、ジ−(2−ヒドロキシ
エチル)アミノ基、N−C1-2アルキル−C1-2アルキルカ
ルボニルアミノ基、モルホリノ基、2−オキソ−1−イ
ミダゾリジニル基、3−メチル−2−オキソ−1−イミ
ダゾリジニル基、カルボキシ−C1-2アルキル基、カルボ
キシ−C1-2アルコキシ基、C1-2アルコキシカルボニル
基、C1-2アルキル基、C1-2アルコキシカルボニル−C1-2
アルコキシ基、アミノカルボニル−C1-2アルキル基、ア
ミノカルボニル−C1-2アルコキシ基、C1-2アルキルアミ
ノ−カルボニル−C1-2アルキル基、C1-2アルキルアミノ
−カルボニル−C1-2アルコキシ基、ジ−C1-2アルキルア
ミノ−カルボニル−C1-2アルキル基、ジ−C1-2アルキル
アミノ−カルボニル−C1-2アルコキシ基、ピロリジノカ
ルボニル−C1-2アルキル基、ピロリジノカルボニル−C
1-2アルコキシ基、モルホリノカルボニル−C1-2アルキ
ル基、モルホリノカルボニル−C1-2アルコキシ基、ピペ
リジノカルボニル−C1-2アルキル基またはピペリジノカ
ルボニル−C1-2アルコキシ基により置換されている)、 シクロヘキシル基(4位の2個の水素原子がオキソ基
またはn−C4-5アルキレンブリッジにより置換されてい
る)、 シクロヘキシル基(4位のメチレン基がイミノ基、C
1-2アルキル−イミノ基、フェニル−C1-2アルキル−イ
ミノ基、N−メチル−N−オキサイド−イミノ基、ホル
ミル−イミノ基、C1-2アルキルカルボニル−イミノ基、
C1-2アルキルスルホニル−イミノ基、C1-2アルコキシカ
ルボニル−イミノ基、シアノ−イミノ基、アミノカルボ
ニル−イミノ基、C1-2アルキルアミノカルボニル−イミ
ノ基またはN,N−ジ−C1-2アルキルアミノカルボニル−
イミノ基により置換されている)、 シクロヘキシル基(3位のメチレン基がイミノ基、C
1-2アルキル−イミノ基、C1-2アルキルカルボニル−イ
ミノ基、C1-2アルキルスルホニル−イミノ基またはC1-2
アルコキシカルボニル−イミノ基により置換されてい
る)、 シクロペンチル基(3位のメチレン基が酸素原子また
はイミノ基、C1-2アルキル−イミノ基、ホルミル−イミ
ノ基、C1-2アルキルカルボニル−イミノ基、C1-2アルキ
ルスルホニル−イミノ基、C1-2アルコキシカルボニル−
イミノ基、シアノ−イミノ基またはN,N−ジ−C1-2アル
キルアミノカルボニルイミノ基により置換されてい
る)、 シクロヘキシルメチル基(そのシクロヘキシル部分が
4位でカルボキシル基、C1-2アルコキシカルボニル基、
N,N−ジ−C1-2アルキルアミノカルボニル基またはモル
ホリノカルボニルにより置換されている)、 ノルボルナン−2−イル基、ノルボルナン−2−イル
−メチル基、5−ノルボルネン−2−イル−メチル基、
ボルニル基、3−キヌクリジニル基またはアダマンチル
基であり、または R10が水素原子またはメチル基であり、かつR11がヒド
ロキシル基またはメトキシ基である、化合物、 特に、 Raが水素原子またはメチル基であり、 Rbが2−ナフチル基もしくは5−インダニル基または
基R1〜R3により置換されているフェニル基であり、 R1が水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子また
はヨウ素原子またはメチル基、エチル基、tert−ブチル
基、トリフルオロメチル基、エチニル基、メトキシ基、
シクロプロピル基、トリフルオロメトキシ基、シアノ
基、エトキシカルボニル基もしくはニトロ基であり、 R2が水素原子、フッ素原子もしくは塩素原子またはア
ミノ基、メチル基またはトリフルオロメチル基であり、
かつ R3が水素原子、塩素原子または臭素原子であり、かつ Rcが水素原子またはヒドロキシル基、メトキシ基、ブ
チルオキシ基、シクロペンチルオキシ基、2−[(2−
ヒドロキシエチル)アミノ]−エトキシ基、メチルスル
フェニル基、メチルスルフィニル基またはメチルスルホ
ニル基、 1−アゼチジニル基または1−ピロリジニル基(これ
は必要により1個または2個のメチル基により置換され
ていてもよい)、 1−ピペリジニル基(これはヒドロキシメチル基によ
り置換されている)、 1−ピペリジニル基(これは必要により1個または2
個のメチル基により置換されていてもよく、また4位の
メチレン基が酸素原子もしくは硫黄原子またはカルボニ
ル基、スルフィニル基、スルホニル基、イミノ基、メチ
ル−イミノ基、N−オキサイド−N−メチル−イミノ
基、2−プロピルアミノカルボニル−メチル−イミノ
基、フェニル−イミノ基、ベンジル−イミノ基、アセチ
ル−イミノ基もしくはメチルスルホニル−イミノ基によ
り置換されていてもよい)、 1−ピペリジニル基(これは3位でヒドロキシル基も
しくはジエチルアミノカルボニル基により置換されてお
り、または4位でヒドロキシル基、カルボキシル基、メ
トキシカルボニル基、アミノカルボニル基、メチルアミ
ノカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、ピロリ
ジノカルボニル基、モルホリノカルボニル基、アミノ
基、アセチルアミノ基、メトキシカルボニルアミノ基、
ホルミルアミノ基、シアノアミノ基、ジメチルアミノカ
ルボニルアミノ基、メチルスルホニルアミノ基もしくは
フェニル基により置換されている)、 4−ヒドロキシ−4−フェニル−1−ピペリジニル
基、 1,2,3,4−テトラヒドロ−イソキノリン−2−イル基
または2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンゾアゼピ
ン−3−イル基、 1−ピペリジニル基(4位の2個の水素原子が−O−
CH2CH2−O−ブリッジにより置換されている)、 1−アザシクロヘプト−1−イル基(3位及び6位の
2個の水素原子が−CH2−CH2−基により置換されてい
る)、 (R10NR11)−基であり、 R10が水素原子、C1-4アルキル基または2−ヒドロキ
シエチル基であり、かつ R11が水素原子、 必要によりメチル基により置換されていてもよいフェ
ニル基、 4位でモルホリノ基または2−(ヒドロキシメチル)
−1−ピペリジニル基により置換されているフェニル
基、 C1-6アルキル基、C3-6シクロアルキル基、フェニル−
C1-3アルキル基、シクロプロピルメチル基、アリル基、
プロパルギル基、2−ヒドロキシエチル基、1−ヒドロ
キシ−2−プロピル基、3−ヒドロキシプロピル基、4
−ヒドロキシブチル基、2−メトキシエチル基、1−ア
ダマンチル基、ノルボルナン−2−イル基、アミノカル
ボニルメチル基、2−(ジメチルアミノ)エチル基、3
−キヌクリジニル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、
4−ピペリジニル基、1−メチル−4−ピペリジニル
基、1−メチル−1−オキサイド−4−ピペリジニル
基、1−エトキシカルボニル−4−ピペリジニル基、1
−ベンジル−4−ピペリジニル基、2−(2−ヒドロキ
シエトキシ)エチル基、4−テトラヒドロピラニル基、
1−ヒドロキシ−2−メチル−2−プロピル基、1−メ
トキシ−2−メチル−2−プロピル基、2−(メチルア
ミノカルボニル)−2−プロピル基、2,3−ジヒドロキ
シ−1−プロピル基、2−(モルホリノ)エチル基、1
−デオキシ−1−D−ソルビチル基、3−(2−オキソ
−1−ピロリジニル)−プロピル基、トリス−(ヒドロ
キシメチル)メチル基、1,3−ジヒドロキシ−2−プロ
ピル基、1,3−ジヒドロキシ−2−メチル−2−プロピ
ル基またはボルニル基、 2−ヒドロキシエチル基(これは2位でフェニル基に
より置換されており、更に1位でメチル基またはヒドロ
キシメチル基により置換されている)、 メチルシクロヘキシル基、4−カルボキシ−シクロヘ
キシル基、4−メトキシカルボニル−シクロヘキシル
基、4−ジメチルアミノカルボニル−シクロヘキシル
基、4−(1−ピロリジニルカルボニル)−シクロヘキ
シル基、4−(モルホリノカルボニル)−シクロヘキシ
ル基、4−[2−(メトキシカルボニル)エチル]シク
ロヘキシル基、4−(2−カルボキシ−エチル)シクロ
ヘキシル基、4−(tert−ブチルオキシカルボニルアミ
ノ)シクロヘキシル基、4−メトキシシクロヘキシル
基、4−アミノシクロヘキシル基、4−(ジメチルアミ
ノ)シクロヘキシル基、4−(N,N−ジメチル−N−オ
キサイド−アミノ)シクロヘキシル基、4−(アセチル
アミノ)−シクロヘキシル基、4−(メチルスルホニル
アミノ)−シクロヘキシル基、2−ヒドロキシシクロヘ
キシル基、4−ヒドロキシシクロヘキシル基、4−(ヒ
ドロキシメチル)−シクロヘキシル基、4−ヒドロキシ
−4−メチル−シクロヘキシル基または4−オキソシク
ロヘキシル基、 1,4,7,10,13−ペンタオキサシクロペンタデシル基ま
たは1,4,7,10,13,16−ヘキサオキサシクロオクタデシル
基により置換されているメチル基であり、または R10がメチル基であり、かつR11がメトキシ基である、
化合物、それらの互変異性体、それらの立体異性体及び
それらの塩である。
挙げられる一般式Iの特に好ましい化合物は下記の化
合物である。
(1)4−[(3,4−ジクロロフェニル)アミノ]−6
−[(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−ア
ミノ]−ピリミド−[5,4−d]−ピリミジン、 (2)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)
アミノ]−6−[(トランス−4−ヒドロキシシクロヘ
キシル)−アミノ]−ピリミド−[5,4−d]−ピリミ
ジン、 (3)4−[(3−ブロモフェニル)アミノ]−6−
[(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−アミ
ノ]−ピリミド−[5,4−d]−ピリミジン、 (4)4−[(3−クロロフェニル)アミノ]−6−
(シクロプロピルアミノ)−ピリミド−[5,4−d]−
ピリミジン、 (5)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(4−アミノ−1−ピペリジニル)−ピリミド−[5,4
−d]−ピリミジン、 (6)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(トランス−4−アミノシクロヘキシル)−アミノ]
−ピリミド−[5,4−d]−ピリミジン、 (7)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(N−(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−
N−メチル−アミノ)−ピリミド−[5,4−d]−ピリ
ミジン、 (8)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(4−メトキシカルボニルアミノ−1−ピペリジニル)
−ピリミド−[5,4−d]−ピリミジン、 (9)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[トランス−4−(モルホリノカルボニル)−シクロヘ
キシルアミノ]−ピリミド−[5,4−d]−ピリミジ
ン、 (10)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[トランス−4−(ピロリジノカルボニル)シクロヘキ
シルアミノ]−ピリミド−[5,4−d]−ピリミジン、 (11)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)
アミノ]−6−[N−(トランス−4−ヒドロキシシク
ロヘキシル)−N−メチル−アミノ]−ピリミド−[5,
4−d]−ピリミジン、 (12)4−[(4−アミノ−3,5−ジクロロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(トランス−4−ヒドロキシシク
ロヘキシル)−アミノ]−ピリミド−[5,4−d]−ピ
リミジン、 (13)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)
アミノ]−6−[2−(モルホリノ)−エチルアミノ]
−ピリミド−[5,4−d]−ピリミジン、 (14)4−[(4−アミノ−3,5−ジブロモ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(トランス−4−ヒドロキシシク
ロヘキシル)−アミノ]−ピリミド−[5,4−d]−ピ
リミジン、 (15)4−((3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)
アミノ]−6−モルホリノ−ピリミド−[5,4−d]−
ピリミジン、 (16)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)
アミノ]−6−(1−ヒドロキシ−2−メチル−2−プ
ロピルアミノ)−ピリミド−[5,4−d]−ピリミジ
ン、 (17)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)
アミノ]−6−(1−ヒドロキシ−2−プロピルアミ
ノ)−ピリミド−[5,4−d]−ピリミジン、 (18)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)
アミノ]−6−(1,3−ジヒドロキシ−2−プロピルア
ミノ)−ピリミド−[5,4−d]−ピリミジン、 (19)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)
アミノ]−6−[4−アミノ−1−ピペリジニル]−ピ
リミド−[5,4−d]−ピリミジン、 (20)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(4−ピペリジニル−アミノ)−ピリミド−[5,4−
d]−ピリミジン、 (21)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(4−ホルミルアミノ−1−ピペリジニル)−ピリミド
−[5,4−d]−ピリミジン、 (22)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(1−エトキシカルボニル−4−ピペリジニル)アミ
ノ]−ピリミド−[5,4−d]−ピリミジン、 (23)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(3−キヌクリジニル)アミノ]−ピリミド−[5,4
−d]−ピリミジン、 (24)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)
アミノ]−6−[(4−アミノシクロヘキシル)アミ
ノ]−ピリミド−[5,4−d]−ピリミジン、 (25)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)
アミノ]−6−(4−ピペリジニル−アミノ)−ピリミ
ド−[5,4−d]−ピリミジン、 (26)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)
アミノ]−6−[トランス−4−(モルオリノカルボニ
ル)シクロヘキシルアミノ]−ピリミド−[5,4−d]
−ピリミジン、 (27)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)
アミノ]−6−[トランス−4−(ピロリジノカルボニ
ル)シクロヘキシルアミノ]−ピリミド−[5,4−d]
−ピリミジン、 (28)4−[(4−フルオロフェニル)アミノ]−6−
(シクロプロピルアミノ)−ピリミド−[5,4−d]−
ピリミジン、 (29)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)
アミノ]−6−(シクロプロピルアミノ)−ピリミド−
[5,4−d]−ピリミジン、及び (30)4−[(3,4−ジクロロフェニル)アミノ]−6
−(シクロプロピルアミノ)−ピリミド−[5,4−d]
−ピリミジン、 及びそれらの塩。
一般式Iの化合物は、例えば、下記の方法により調製
し得る。
a)一般式 (式中、 Rcは先に定義されたとおりであり、かつ Z1は脱離基、例えば、ハロゲン原子、例えば、塩素原
子もしくは臭素原子、またはメチルスルホニル基もしく
はヒドロキシ基である) の化合物と一般式 H−(RaNRb) (III) (式中、 Ra及びRbは先に定義されたとおりである) のアミンの反応。
その反応は溶媒、例えば、イソプロパノール、ブタノ
ール、テトラヒドロフラン、ジオキサン、トルエン、ク
ロロベンゼン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ
キシド、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチ
レングリコールジエチルエーテルまたはスルホラン中
で、適当な場合には無機塩基、例えば、炭酸ナトリウム
もしくは水酸化カリウム、または三級有機塩基、例え
ば、トリエチルアミンもしくはピリジン(この場合、後
者はまた溶媒として同時に利用できる)の存在下で、ま
た適当な場合には反応促進剤、例えば、銅塩、相当する
アミンハロゲン化水素酸塩またはアルカリ金属ハロゲン
化物の存在下で、0〜200℃の温度、好ましくは60〜150
℃の温度で適当に行われる。しかしながら、その反応は
また溶媒を使用しないで、または過剰の使用される一般
式IIIの化合物中で行い得る。
Z1がヒドロキシ基である場合、その反応はヘキサメチ
ルジシラザンの存在下で、好ましくは別の溶媒を使用し
ないで、必要により促進剤、例えば、有機酸、例えば、
トルエンスルホン酸の存在下で、0〜200℃の温度、好
ましくは60〜180℃の温度で適当に行われる。
b)一般式I(式中、Rcは酸素原子もしくは窒素原子ま
たはメルカプト基もしくはスルフェニル基を介してピリ
ミド[5,4−d]ピリミジンに結合されたRcに関して上
記された基の一つである)の化合物を調製するために、 一般式 (式中、 Ra及びRbは先に定義されたとおりであり、かつ Z2は脱離基、例えは、ハロゲン原子または置換ヒドロ
キシル基、メルカプト基、スルフィニル基もしくはスル
ホニル基、例えば、塩素原子もしくは臭素原子またはメ
トキシ基、エトキシ基、フェノキシ基、メチルスルフィ
ニル基、エチルスルフィニル基、メチルスルホニル基も
しくはエチルスルホニル基である) の化合物と一般式 X1−H (V) (式中、 X1は酸素原子もしくは窒素原子またはメルカプト基も
しくはスルフェニル基を介してピリミド[5,4−d]ピ
リミジンに結合されたRcに関して上記された基の一つで
ある) の化合物の反応。
その反応は溶媒、例えば、イソプロパノール、ブタノ
ール、テトラヒドロフラン、ジオキサン、トルエン、ク
ロロベンゼン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ
キシド、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチ
レングリコールジエチルエーテルまたはスルホラン中
で、適当な場合には無機塩基、例えば、炭酸ナトリウム
もしくは水酸化カリウム、または三級有機塩基、例え
ば、トリエチルアミンもしくはピリジン(この場合、後
者はまた溶媒として同時に利用できる)の存在下で、ま
た適当な場合には反応促進剤、例えば、銅塩、相当する
アミンハロゲン化水素酸塩またはアルカリ金属ハロゲン
化物の存在下で、0〜150℃の温度、好ましくは20〜120
℃の温度で適当に行われる。しかしながら、その反応は
また溶媒を使用しないで、または過剰の使用される一般
式Vの化合物中で行い得る。
一般式Vのアルコールを使用する場合、その反応は相
当するアルコール中で、適当な場合には有機または無機
の塩基の存在下で、例えば、相当するアルカリ金属アル
コラートを用いて0〜100℃の温度で行われることが好
ましい。
一般式Vのメルカプト化合物を使用する場合、その反
応は溶媒中で相当するアルカリ金属チオラートまたは相
当するチオール及び有機または無機の塩基を用いて0〜
80℃の温度で行われることが好ましい。
水を使用する場合、その反応は水中または水と有機溶
媒の混合物中で、アルカリ金属水酸化物または鉱酸、例
えば、塩酸もしくは硫酸の存在下で、20〜100℃の温度
で行われることが好ましい。
c)一般式I(式中、Rcはスルフィニル基またはスルホ
ニル基を介してピリミド[5,4−d]ピリミジンに結合
されたRcに関して上記された基の一つである)の化合物
を調製するために、 一般式 (式中、 Ra及びRbは先に定義されたとおりであり、かつ X2は硫黄原子を介してピリミド[5,4−d]ピリミジ
ンに結合されたRcに関して上記された基の一つである) の化合物の酸化。
その酸化は溶媒または溶媒混合物、例えば、水、水/
ピリジン、アセトン、塩化メチレン、氷酢酸、氷酢酸/
無水酢酸、希硫酸またはトリフルオロ酢酸中で、使用さ
れる酸化剤に応じて、適当に−80〜100℃の温度で行わ
れることが好ましい。
一般式Iの相当するスルフィニル化合物を調製するた
めに、その酸化は1当量の酸化剤を使用して、例えば、
氷酢酸、トリフルオロ酢酸またはギ酸中で過酸化水素を
用いて0〜20℃で、またはアセトン中で0〜60℃で、ま
た氷酢酸またはトリフルオロ酢酸中で過酸、例えば、過
ギ酸を用いて0〜50℃で、または塩化メチレン、クロロ
ホルムまたはジオキサン中でm−クロロ過安息香酸を用
いて−20〜80℃で、また水性メタノールまたはエタノー
ル中でメタ過ヨウ素酸ナトリウムを用いて−15〜25℃
で、また氷酢酸または水性酢酸中で、必要により酢酸ナ
トリウムの如き弱塩基の存在下で臭素を用いて、またエ
タノール中でN−ブロモスクシンイミドを用いて、また
メタノール中でtert−ブチルハイポクロリトを用いて−
80〜−30℃で、また水性ピリジン中でヨードベンゾジク
ロリドを用いて0〜50℃で、また氷酢酸中で硝酸を用い
て0〜20℃で、また氷酢酸またはアセトン中でクロム酸
を用いて0〜20℃で、また塩化メチレン中で塩化スルフ
リルを用いて−70℃で適当に行われ、それにより得られ
るチオエーテル−塩素錯体は水性エタノールで適当に加
水分解される。
一般式Iのスルホニル化合物を調製するために、その
酸化は相当するスルフィニル化合物から出発して、適当
に1当量以上の酸化剤を使用いて、または相当するスル
フェニル化合物から出発して、適当に2当量以上の酸化
剤を使用して、例えば、氷酢酸/無水酢酸、トリフルオ
ロ酢酸またはギ酸中で過酸化水素を用いて20〜100℃
で、またはアセトン中で0〜60℃で、また氷酢酸、トリ
フルオロ酢酸、塩化メチレンまたはクロロホルム中で0
〜60℃で過ギ酸またはm−クロロ過安息香酸の如き過酸
を用いて、また氷酢酸中で0〜20℃で硝酸を用いて、ま
た氷酢酸、水/硫酸またはアセトン中で0〜20℃でクロ
ム酸または過マンガン酸カリウムを用いて行われる。
一般式Iのスルフィニル化合物とスルホニル化合物の
混合物を調製するために、その酸化は相当するスルフェ
ニル化合物から出発して、好ましくは塩化メチレン中
で、20℃〜反応混合物の還流温度の温度で相当する量の
m−クロロ過安息香酸による処理により行われる。
d)一般式I(式中、Rcは水素原子である)の化合物を
調製するために、 一般式 (式中、 Ra及びRbは先に定義されたとおりであり、かつ Z3及びZ4(これらは同じであってもよく、また異なっ
ていてもよい)は夫々ハロゲン原子、例えば、塩素原子
または臭素原子である) の化合物の脱ハロゲン化。
その脱ハロゲン化はヨウ化水素酸及び四ヨウ化二リン
を用いて(この場合、ヨウ化水素酸は同時に溶媒として
使用し得る)20〜100℃の温度、好ましくは50℃で行わ
れ、続いて水素化触媒、例えば、パラジウム/木炭とと
もに適当な溶媒、例えば、ジオキサン、酢酸エチルまた
はエチルグリコールジエチルエーテル中で70〜125℃、
好ましくは使用される溶媒の還流温度に加熱することに
より行われる。
アミノ基、アルキルアミノ基またはイミノ基を含む一
般式Iの化合物が本発明に従って得られる化合物、これ
はアシル化またはスルホニル化により一般式Iの相当す
るアシル化合物またはスルホニル化合物に変換でき、ま
たは アミノ基、アルキルアミノ基またはイミノ基を含む一
般式Iの化合物が本発明に従って得られる場合、これは
アルキル化または還元アルキル化により一般式Iの相当
するアルキル化合物に変換でき、または カルボキシル基を含む一般式Iの化合物が本発明に従
って得られる場合、これはエステル化により一般式Iの
相当するエステルに変換でき、または カルボキシル基またはエステル基を含む一般式Iの化
合物が本発明に従って得られる場合、これはアミド化に
より一般式Iの相当するアミドに変換でき、または 一級または二級のヒドロキシル基を含む一般式Iの化
合物が本発明に従って得られる場合、これは酸化により
一般式Iの相当するカルボニル化合物に変換し得る。
適当な場合、その後のエステル化は溶媒または溶媒混
合物、例えば、塩化メチレン、ジメチルホルムアミド、
ベンゼン、トルエン、クロロベンゼン、テトラヒドロフ
ラン、ベンゼン/テトラヒドロフランまたはジオキサン
中で、または特に有利には相当するアルコール中で、適
当な場合には塩酸の如き酸の存在下で、または脱水剤の
存在下で、例えば、イソブチルクロロホルメート、塩化
チオニル、トリメチルクロロシラン、硫酸、メタンスル
ホン酸、p−トルエンスルホン酸、三塩化リン、五酸化
リン、N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド、N,N′
−ジシクロヘキシルカルボジイミド/N−ヒドロキシスク
シンイミドまたは1−ヒドロキシ−ベンゾトリアゾール
の存在下で、適当な場合には更に4−ジメチルアミノ−
ピリジン、N,N′−カルボニルジイミダゾールまたはト
リフェニルホスフィン/四塩化炭素の存在下で、適当に
0〜150℃の温度、好ましくは0〜80℃の温度で行われ
る。
適当な場合、その後のアシル化またはスルホニル化は
溶媒または溶媒混合物、例えば、塩化メチレン、ジメチ
ルホルムアミド、ベンゼン、トルエン、クロロベンゼ
ン、テトラヒドロフラン、ベンゼン/テトラヒドロフラ
ンまたはジオキサン、その相当するアシル誘導体または
スルホニル誘導体中で、適当な場合には三級有機塩基の
存在下または無機塩基の存在下で、または脱水剤の存在
下、例えば、イソブチルクロロホルメート、塩化チオニ
ル、トリメチルクロロシラン、硫酸、メタンスルホン
酸、p−トルエンスルホン酸、三塩化リン、五酸化リ
ン、N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド、N,N′−
ジシクロヘキシルカルボジイミド/N−ヒドロキシスクシ
ンイミドまたは1−ヒドロキシ−ベンゾトリアゾールの
存在下で、適当な場合には更に4−ジメチルアミノピリ
ジン、N,N′−カルボニルジイミダゾールまたはトリフ
ェニルホスフィン/四塩化炭素の存在下で、適当に0〜
150℃の温度、好ましくは0〜80℃の温度で行われる。
適当な場合、その後のアルキル化は溶媒または溶媒混
合物、例えば、塩化メチレン、ジメチルホルムアミド、
ベンゼン、トルエン、クロロベンゼン、テトラヒドロフ
ラン、ベンゼン/テトラヒドロフランまたはジオキサン
中で、アルキル化剤、例えば、相当するハライドまたは
スルホン酸エステルを用いて、例えば、ヨウ化メチル、
臭化エチル、ジメチル硫酸または塩化ベンジルを用い
て、適当な場合には三級有機塩基の存在下または無機塩
基の存在下で、適当に0〜150℃の温度、好ましくは0
〜100℃の温度で行われる。
その後の還元アルキル化は相当するカルボニル化合
物、例えば、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プ
ロピオンアルデヒド、アセトンまたはブチルアルデヒド
を用いて、錯体金属水素化物、例えば、ホウ水素化ナト
リウム、ホウ水素化リチウムまたはシアノホウ水素化ナ
トリウムの存在下で、適当に6〜7のpHで室温で、また
は水素化触媒の存在下で、例えば、パラジウム/木炭の
存在下で水素を用いて、1〜5バールの水素圧のもとに
行われる。しかしながら、メチル化は還元剤としてのギ
酸の存在下で高温、例えば、60〜120℃の温度で行われ
ることが好ましい。
その後のアミド化は適当な場合には溶媒または溶媒混
合物、例えば、塩化メチレン、ジメチルホルムアミド、
ベンゼン、トルエン、クロロベンゼン、テトラヒドロフ
ラン、ベンゼン/テトラヒドロフランまたはジオキサン
中で(この場合、使用されるアミンが同時に溶媒として
利用し得る)、適当な場合には三級有機塩基の存在下ま
たは無機塩基の存在下で、または相当するカルボン酸を
用いて脱水剤、例えば、イソブチルクロロホルメート、
塩化チオニル、トリメチルクロロシラン、硫酸、メタン
スルホン酸、p−トルエンスルホン酸、三塩化リン、五
酸化リン、N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド、
N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド/N−ヒドロキ
シスクシンイミドまたは1−ヒドロキシ−ベンゾトリア
ゾールの存在下で、適当な場合には更に4−ジメチルア
ミノ−ピリジン、N,N′−カルボニルジイミダゾールま
たはトリフェニルホスフィン/四塩化炭素の存在下で、
適当に0〜150℃の温度、好ましくは0〜80℃の温度で
相当する反応性カルボン酸誘導体と相当するアミンの反
応により行われる。
適当な場合、その後の酸化は溶媒、例えば、塩化メチ
レン、水、ジメチルホルムアミド、ベンゼン、クロロベ
ンゼン、テトラヒドロフランまたはジオキサン中で、酸
化剤、例えば、クロモ硫酸、三酸化クロム及びピリジ
ン、ピリジニムジクロメート、ピリジニウムクロロクロ
メート、塩化オキサリル/ジメチルスルホキシド/トリ
エチルアミン、テトラ−n−プロピルペルウテネート/N
−メチルモルホリンN−オキサイドまたは三塩化ルテニ
ウム/メタ過ヨウ素酸ナトリウムを用いて、適当に−80
〜100℃の温度、好ましくは−80℃〜室温の温度で行わ
れる。
上記反応において、存在する反応性基、例えば、ヒド
ロキシル基、カルボキシル基、ホスホノ基、O−アルキ
ル−ホスホノ基、アミノ基、アルキルアミノ基またはイ
ミノ基は、通常の保護基(これらは反応後に再度開裂さ
れる)により反応中に保護し得る。
例えば、ヒドロキシル基の可能な保護基はトリメチル
シリル基、アセチル基、ベンゾイル基、メチル基、エチ
ル基、tert−ブチル基、トリチル基、ベンジル基または
テトラヒドロピラニル基であり、 カルボキシル基の可能な保護基はトリメチルシリル基、
メチル基、エチル基、tert−ブチル基、ベンジル基また
はテトラヒドロピラニル基であり、 ホスホノ基の可能な保護基はアルキル基、例えば、メチ
ル基、エチル基、イソプロピル基もしくはn−ブチル
基、またはフェニル基もしくはベンジル基であり、アミ
ノ基、アルキルアミノ基またはイミノ基の可能な保護基
はホルミル基、アセチル基、トリフルオロアセチル基、
エトキシカルボニル基、tert−ブトキシカルボニル基、
ベンジルオキシカルボニル基、ベンジル基、メトキシベ
ンジル基または2,4−ジメトキシベンジル基であり、そ
してアミノ基に関してフタリル基であり、また 1−アザ−ビシクロアルキル基、例えば、キヌクリジニ
ル基の窒素原子に可能な保護基はベンジル基またはボラ
ンである。
使用された保護基の適当な場合のその後の開裂は、例
えば、水性溶媒、例えば、水、イソプロパノール/水、
酢酸/水、テトラヒドロフラン/水またはジオキサン/
水中で、酸、例えば、トリフルオロ酢酸、塩酸もしくは
硫酸の存在下で、またはアルカリ金属塩基、例えば、水
酸化ナトリウムもしくは水酸化カリウムの存在下で加水
分解により行われてもよく、または、例えば、ヨードト
リメチルシランの存在下で、0〜120℃の温度、好まし
くは10〜100℃の温度で非プロトン的に行われる。
しかしながら、ベンジル基、メトキシベンジル基また
はベンジルオキシカルボニル基は、例えば、水素を使用
してパラジウム/木炭の如き触媒の存在下で適当な溶
媒、例えば、メタノール、エタノール、酢酸エチルまた
は氷酢酸中で、必要により塩酸の如き酸を添加して0〜
100℃の温度、好ましくは20〜60℃の室温で1〜7バー
ル、好ましくは3〜5バールの水素圧のもとに水添分解
により開裂される。しかしながら、2,4−ジメトキシベ
ンジル基はトリフルオロ酢酸中でアニソールの存在下で
開裂されることが好ましい。
tert−ブチル基またはtert−ブチルオキシカルボニル
基は、トリフルオロ酢酸もしくは塩酸の如き酸による処
理により、または適当な場合に溶媒、例えば、塩化メチ
レン、ジオキサン、メタノールまたはジエチルエーテル
を使用して、ヨードトリメチルシランによる処理により
開裂されることが好ましい。
トリフルオロアセチル基は、適当な場合に酢酸の如き
溶媒の存在下で50〜120℃の温度で塩酸の如き酸による
処理により、または適当な場合にテトラヒドロフランの
如き溶媒の存在下で0〜50℃の温度で水酸化ナトリウム
溶液による処理により開裂されることが好ましい。
フタリル基は、ヒドラジンまたは一級アミン、例え
ば、メチルアミン、エチルアミンもしくはn−ブチルア
ミンの存在下で溶媒、例えば、メタノール、エタノー
ル、イソプロパノール、トリエン/水またはジオキサン
中で20〜50℃の温度で開裂されることが好ましい。
1−アザ−ビシクロアルキル基、例えば、キヌクリジ
ニル基とボランの錯体は適当な場合に溶媒、例えば、メ
タノール、エタノール、酢酸またはジオキサンの存在下
で、0℃〜反応混合物の沸点の温度で塩酸の如き酸によ
る処理により開裂されることが好ましい。この反応中
に、存在するエステル基が同時に相当するカルボキシル
基に変換し得る。
O,O′−ジ−アルキルホスホノ基からの一つのみのア
ルキル基の開裂は、例えば、ヨウ化ナトリウムを用いて
溶媒、例えば、アセトン、エチルメチルケトン、アセト
ニトリルまたはジメチルホルムアミド中で、40〜150℃
の温度、好ましくは60〜100℃の温度で行われる。
両方のアルキル基はO,O′−ジアルキルホスホノ基か
ら、例えば、ヨードトリメチルシラン、ブロモトリメチ
ルシランまたはクロロトリメチルシラン/ヨウ化ナトリ
ウムを用いて溶媒、例えば、塩化メチレン、クロロホル
ムまたはアセトニトリル中で、0℃〜反応混合物の沸点
の温度、好ましくは20〜60℃の温度で開裂される。
更に、既に上記された一般式Iの得られた化合物は、
それらの鏡像体及び/またはジアステレオマーに分離し
得る。こうして、例えば、シス/トランス混合物はそれ
らのシス異性体及びトランス異性体に分離でき、また少
なくとも1個の光学活性炭素原子を有する化合物はそれ
らの鏡像体に分離し得る。
こうして、例えば、得られたシス/トランス混合物
は、クロマトグラフィーによりそれらのシス異性体及び
トランス異性体に分離でき、ラセミ形態で生じる一般式
Iの得られた化合物は、それ自体知られている方法(Al
linger N.L.及びEliel E.L.著“Topics in Stereochemi
stry"、6巻、Wiley Interscience、1971を参照のこ
と)によりそれらの光学鏡像体に分離でき、また少なく
とも2個の不斉炭素原子を有する一般式Iの化合物はそ
れ自体知られている方法により、例えば、クロマトグラ
フィー及び/または分別結晶化によりそれらの物理化学
的差異に基いて、それらのジアステレオマーに分離で
き、これらがラセミ形態で得られる場合には、それらは
続いて上記のように鏡像体に分離し得る。
鏡像体の分離は、キラル相によるカラム分離もしくは
光学活性溶媒による再結晶により、またはラセミ化合物
と塩または誘導体、例えば、エステルまたはアミドを生
成する光学活性物質、特に酸及びそれらの活性誘導体ま
たはアルコールと反応させ、こうして得られたジアステ
レオマーの塩混合物または誘導体の分離(例えば、異な
る溶解性に基く分離)により行われることが好ましく、
遊離鏡像体は好適な薬剤の作用により純粋なジアステレ
オマーの塩または誘導体から遊離されることが可能であ
る。特に通常の光学活性の酸は、例えば、酒石酸もしく
はジベンゾイル酒石酸、ジ−o−トリル酒石酸、リンゴ
酸、マンデル酸、ショウノウスルホン酸、グルタミン
酸、アスパラギン酸またはキナ酸のD形態及びL形態で
あり。可能な光学活性のアルコールは、例えば、(+)
メントールまたは(−)メントールであり、またアミド
中の光学活性アシル基は、例えば、(+)メンチルオキ
シカルボニルまたは(−)メンチルオキシカルボニルで
ある。
更に、得られた式Iの化合物は、それらの塩、特に医
薬用途のために無機または有機の酸とのそれらの生理学
上許される塩に変換し得る。これに可能な酸は、例え
ば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、フマル酸、コハ
ク酸、乳酸、クエン酸、酒石酸またはマレイン酸であ
る。
所望により、こうして得られた式Iの新規化合物は、
これらがカルボキシル基、ホスホノ基、O−アルキル−
ホスホノ基、スルホ基または5−テトラゾリル基を含む
場合、続いて無機または有機の塩基とそれらの塩、特
に、医薬用途のためにそれらの生理学上許される塩に更
に変換し得る。
これな可能な塩基は、例えば、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、アルギニン、シクロヘキシルアミン、エ
タノールアミン、ジエタノールアミン及びトリエタノー
ルアミンである。
出発物質として使用される一般式II〜Vの化合物は、
或る場合には文献により知られており、またはこれらは
文献からそれ自体知られている方法により得られる(例
I〜XVIIを参照のこと)。
既に上記されたように、本発明の一般式Iの化合物及
びそれらの生理学上許される塩は有益な薬理学的性質、
特に上皮成長因子受容体(EGF−R)により媒介される
シグナル変換に対する特定の抑制作用を有する。これ
は、例えば、リガンド結合、受容体二量化またはチロシ
ンキナーゼそれ自体の抑制により引き起こされることが
可能である。更に、シグナル伝達は更に下に位置される
シグナルで阻止されることが可能である。
新規化合物の生物学的性質を以下のようにして試験し
た。
EGF−R介在性シグナル伝達の抑制は、例えば、ヒトE
GF−Rを発現する細胞で検出でき、その生存及び増殖は
EGFまたはTGF−αによる刺激に依存する。それが機能性
ヒトEGF−Rを発現するように遺伝子変化されたマウス
起源のインターロイキン−3(IL−3)依存性細胞系を
ここで使用した。それ故、F/L−HERcと称されるこれら
の細胞の増殖はマウスIL−3またはEGFにより刺激し得
る(von Ruden,T.ら,EMBO J.,2749−2756(1988)及びP
ierce,J.H.ら,Science 239,628−631(1988)を参照の
こと)。
F/L−HERc細胞に使用した出発物質は細胞系FDC−P1
あり、その調製がDexter,T.M.ら,J.Exp.Med.152,1036−
1047(1980)により記載されている。しかしながら、ま
た、その他の成長因子依存性細胞がまた使用し得る(例
えば、Pierce,J.H.ら,Science 239,628−631(1988)、
Shibuya,H.ら,Cell 70,57−67(1992)及びAlexander,
W.S.ら,EMBO J.10,3683−3691(1991)を参照のこ
と)。レトロウイルスベクターLXSN(Milles,A.D.ら,Bi
oTechniques 7,980−990(1989)を参照のこと)をEGF
−R cDNAの発現に使用し、系列GP+E86(Markowitz,T.
ら,J.Virol.62,1120−1124(1988)を参照のこと)をパ
ッケージング細胞として使用した以外は、組換えレトロ
ウイルスをvon Ruden,T.ら,EMBO J.7,2749−2756(198
8)に記載されたようにしてヒトEGF−R cDNA(Ullrich,
A.ら,Nature 309,418−425(1984)を参照のこと)の発
現に使用した。
試験を以下のようにして行った。
F/L−HERc細胞を、10%のウシ胎児血清(FCS、ベーリ
ンガー・マンハイム)、2mMのグルタミン(バイオホイ
ットテーカー)、通常の抗生物質及び20ng/mlのヒトEGF
(プロメガ)を補給したRPMI/1640培地(バイオホイッ
トテーカー)中で37℃で5%のCO2で培養した。本発明
の化合物の抑制活性の研究のために、ウェル当たり1.5
x 104の細胞を96ウェルプレート中で上記培地(200μ
l)中で三重の培養し、細胞の増殖をEGF(20ng/ml)ま
たはマウスIL−3で刺激した。細胞系X63/0mlL−3の培
養株をIL−3の源として使用した(Karasuyama,H.ら,Eu
r.J.Immunol.18,97−104(1988)を参照のこと)。本発
明の化合物を100%のジメチルスルホキシド(DMSO)に
溶解し、種々の希釈で培養物に添加した。その最高DMSO
濃度は1%であった。培養物を37℃で48時間インキュベ
ートした。
本発明の化合物の抑制活性を測定するために、相対細
胞カウントを細胞力価96TM水性非放射性細胞増殖アッセ
イ(プロメガ)でOD単位で測定した。相対細胞カウント
を対照(インヒビターを含まないF/LHERc細胞)の%と
して計算し、細胞の増殖を50%に抑制する活性化合物濃
度(IC50)を演繹した。ここで、下記の結果を得た。
本発明の化合物はまたヒト腫瘍細胞系KBのEGF刺激増
殖を抑制し、この細胞系は口腔類表皮癌に由来し、EGF
受容体を過剰発現する(例えば、Aboud−Pirak,E.ら,J.
Natl.Cancer.Inst.80,1605−11(1988))。KB細胞(AT
CCから得られる)を10%のFCS(ベーリンガー・マンハ
イム)、50μMのβ−メルカプトエタノール及び通常の
抗生物質の存在下でDMEM(バイオホイットテーカー)中
で継代させた。EGF/TGF−α刺激細胞増殖の指示薬とし
て、EGF誘発DNA合成を放射能標識チミジンのとり込みの
測定により測定した。このために、細胞を2回洗浄し、
ウェル当たり1500の細胞を50μMのβ−メルカプトエタ
ノール、通常の抗生物質、TGF−α[10ng/ml]またはEG
F[20ng/ml]及び種々の濃度の本発明の物質の存在下で
血清を含まない200μlのIMDM(バイオホイットテーカ
ー)中で96ウェルプレートに塗布した(三重、最高DMSO
濃度1%、F/L−HERc細胞を用いる増殖試験を参照のこ
と)。60時間後に、[3H]−チミジン(10μl中0.1μC
i)を約16〜18時間にわたって添加した。チミジンとり
込みのその後の測定は実施例1の化合物2、6、17、1
8、19、72、83、93、95、96及び104についてEGF/TGF−
α刺激KB細胞増殖の抑制に関して0.1〜1μMのIC50
を生じた。
こうして、本発明の一般式Iの化合物はヒトEGF受容
体の例により実証されたようにチロシンキナーゼのシグ
ナル変換を抑制し、それ故、チロシンキナーゼの機能こ
う進により引き起こされる病態生理学的プロセスの治療
に有益である。これらは、例えば、良性または悪性の腫
瘍、特に上皮源及び神経上皮源の腫瘍、血管内皮細胞の
転移の広がり及び異状な増殖(新生血管形成)である。
更に、一般式Iの化合物及びそれらの生理学上許され
る塩はチロシンキナーゼの異常機能により引き起こされ
るその他の疾患、例えば、上皮過剰増殖(乾癬)、炎症
プロセス、免疫系の疾患、造血細胞の過剰増殖等の治療
に使用し得る。
それらの生物学的性質に基いて、本発明の化合物は単
独で、またはその他の薬理活性化合物と組み合わせて、
例えば、単独療法により、またはその他の抗腫瘍治療薬
と組み合わせて、例えば、トポイソメラーゼインヒビタ
ー(例えば、エトポシド)、有糸分裂インヒビター(例
えば、ビンブラスチン)、核酸と相互作用する化合物
(例えば、シスプラチン、シクロホスファミド及びアド
リアマイシン)、ホルモンアンタゴニスト(例えば、タ
モキシフェン)、代謝プロセスのインヒビター(例え
ば、5−FU等)、サイトカイン(例えば、インターフェ
ロン)、抗生物質等と組み合わせて腫瘍治療に使用し得
る。これらの組み合わせは同時に、または連続的に投与
し得る。
医薬として使用される場合、本発明の化合物は一般に
体重1kg当たり0.01〜100mg、好ましくは体重1kg当たり
0.1〜15mgの投薬量で温血脊椎動物、特にヒトに使用さ
れる。投与のために、これらは通常のガレン製剤、例え
ば、錠剤、被覆錠剤、カプセル、粉末、懸濁液、溶液、
スプレーまたは座薬に、一種以上の通常の不活性担体お
よび/または希釈剤、例えば、トウロモコシ澱粉、ラク
トース、蔗糖、微結晶性セルロース、ステアリン酸マグ
ネシウム、ポリビニルピロリドン、クエン酸、酒石酸、
水、水/エタノール、水/グリセロール、水/ソルビト
ール、水/ポリエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ステアリルアルコール、カルボキシメチルセルロ
ースまたは脂肪含有物質、例えば、硬質脂肪、またはこ
れらの好適な混合物とともに混入される。
下記の実施例は本発明を更に詳しく説明することを目
的とするものであり、本発明を限定するものではない。
例I 4−[(3−メイルフェニル)アミノ]−2,8−ジクロ
ロ−ピリミド[5,4−d]−ピミリジン 3−メチルアニリン0.45g及びトリエチルアミン0.42g
を0〜−10℃の塩化メチレン20ml中の2,4,8−トリクロ
ロ−ピリミド[5,4−d]−ピリミジン1.0gに添加し、
その混合物をこの温度で1.5時間攪拌する。次いで水を
添加し、有機相を分離し、乾燥させ、濃縮する。石油エ
ーテル/酢酸エチル(10:2)を用いて残渣を酸化アルミ
ニウムカラムによるクロマトグラフィーにより精製す
る。
収量:0.51g(理論値の39%)、 融点:180〜181℃ 例Iと同様にして、下記の化合物を得る。
(1)4−[(3−トリフルオロメチルフェニル)アミ
ノ]−2,8−ジクロロ−ピリミド[5,4−d]ピリミジン Rf値:0.56(酸化アルミニウム;石油エーテル/酢酸エ
チル=2:1) (2)4−[(3−ブロモフェニル)アミノ]−2,8−
ジクロロ−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:205〜208℃ Rf値:0.50(酸化アルミニウム;石油エーテル/酢酸エ
チル=2:1) (3)4−[(3−クロロフェニル)アミノ]−2,8−
ジクロロ−ピリミド[5,4−d]ピリミジン Rf値:0.67(酸化アルミニウム;石油エーテル/酢酸エ
チル=2:1) (4)4−(フェニルアミノ)−2,8−ジクロロ−ピリ
ミド[5,4−d]ピリミジン Rf値:0.50(酸化アルミニウム;石油エーテル/酢酸エ
チル=2:1) 例II 4−ヒドロキシ−6−メチルスルフィニル−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン及び 4−ヒドロキシ−6−メチルスルホニル−ピリミド[5,
4−d]ピリミジン 4−ヒドロキシ−6−メチルチオ−ピリミド[5,4−
d−ピリミジン2.0g及び3−クロロペルオキシ安息香酸
(含量:50%)8gを塩化メチレン50ml中で3時間にわた
って激しく攪拌する。沈殿を吸引濾過し、酢酸エチルで
洗浄し、乾燥させる。
収量:2.2g Rf値:0.27及び0.50(シリカゲル;塩化メチレン/酢酸
エチル/メタノール=10:4:3) 例III 4−ヒドロキシ−6−(シクロプロピルアミノ)−ピリ
ミド[5,4−d]ピリミジン 4−ヒドロキシ−6−メチルスルフィニル−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン及び4−ヒドリキシ−6−メチ
ルスルホニル−ピリミド[5,4−d]ピリミジンの混合
物2.2gをシクロプロピルアミン10ml中で3時間にわたっ
て還流下に加熱する。冷却後、その混合物を濃縮し、残
渣を水とともに攪拌し、固体を吸引濾過し、乾燥させ
る。
収量:1.7g 融点:>240℃ Rf値:0.45(シリカゲル;塩化メチレン/酢酸エチル/
メタノール=10:4:3) 例IV 4−クロロ−6−(シクロプロピルアミノ)−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン 4−ヒドロキシ−6−(シクロプロピルアミノ)−ピ
リミド[5,4−d]−ピリミジン1.7gを、ジメチルホル
ムアミド4滴を添加した塩化チオニル50mlとともに還流
下に1.5時間加熱する。その反応混合物を濃縮し、塩化
メチレンを添加し、その混合物を再度濃縮する。次いで
残渣を塩化メチレンと炭酸カリウム水溶液の間に分配す
る。水相を塩化メチレンで2回抽出し、合わせた有機相
を乾燥させ、濃縮する。生成物を更に精製しないで更に
反応させる。
融点:135℃(分解) Rf値:0.53(シリカゲル,石油エーテル/酢酸エチル=
2:1) 例IVと同様にして、下記の化合物を得る。
(1)4−クロロ−6−メチルチオ−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン 融点:90〜92℃ Rf値:0.63(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
7:3) 例V 5−アミノ−2−メチルチオ−ピリミジン−4−カルボ
ン酸 5−ブロモ−2−メチルチオ−ピリミジン−4−カル
ボン酸131.4g、濃アンモニア水860ml及び水34mlに溶解
した硫酸銅(II)2.42gをボンベチューブ中で95℃で4
時間振とうする。冷却後、沈殿を吸引濾過する。沈殿を
熱水600mlに溶解し、その溶液を活性炭で濾過する。濾
液を氷浴中で冷却し、濃塩酸でpH3にする。沈殿を吸引
濾過し、希水酸化ナトリウム溶液に溶解し、塩酸で沈殿
させることにより精製する。
収量:54.6g(理論値の56%)、 融点:187℃ Rf値:0.35(シリカゲル;酢酸エチル/メタノール=2:
1) 例VI 4−ヒドロキシ−6−メチルチオ−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン 方法A 5−アミノ−2−メチルチオ−ピリミジン−4−カル
ボン酸25g及びホルムアミド150mlを油浴中で攪拌し、油
浴温度を0.5時間の経過で180℃に上昇させる。その混合
物をこの温度で更に1.5時間攪拌する。次いでその反応
混合物を氷/水混合物750mlに熱時に注入する。2時間
後、沈殿を吸引濾過し、水洗し、乾燥させる。
方法B 5−アミノ−2−メチルチオ−ピリミジン−4−カル
ボン酸69g、ホルムアミジンアセテート155g及びエトキ
シエタノール300mlの混合物を沸点で2時間加熱する。
次いでその反応混合物を10℃に冷却し、水250mlを添加
し、その反応混合物を10℃で1時間放置する。次いで沈
殿を吸引濾過し、水洗し、乾燥させる。
収量:59g(理論値の82%)、 融点:>240℃ Rf値:0.63(シリカゲル;塩化メチレン/酢酸エチル/
メタノール=10:4:3) 例VII 4−ジベンジルアミノ−シクロヘキサン 塩化オキサリル1.0mlを塩化メチレン40mlに溶解し、
その溶液を−60℃に冷却する。塩化メチレン20ml中のジ
メチルスルホキシド1.7mlを滴下して添加し、その混合
物を更に2分間攪拌し、次いで塩化メチレン20ml中の4
−N,N−ジベンジルアミノ−シクロヘキサノール2.95gを
徐々に滴下して添加する。15分後に、トリエチルアミン
7.0mlを滴下して添加する。更に5分後に、その混合物
を室温に温め、12時間攪拌する。その反応混合物を水及
び飽和塩化ナトリウム溶液夫々100mlで1回洗浄する。
硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒をロータリー・エバ
ポレーター中で蒸留して除き、石油エーテル/酢酸エチ
ル(10:3、次に10:5、次に10:10)を用いて粗生成物を
シリカゲルカラムで精製する。
収量:2.91g(理論値の99%)、 融点:63〜64℃ 例VIII 4−ジベンジルアミノ−1−メチル−シクロヘキサノー
ル エーテル200ml中の3.0モルのメチルマグネシウムブロ
ミド15.1mlの溶液をエーテル200ml中の4−ジベンジル
アミノ−シクロヘキサノン10.7gの溶液に滴下して添加
する。次いでその混合物を45分間にわたって沸点で加熱
し、0℃に冷却し、飽和塩化アンモニウム溶液300mlを
慎重に添加する。エーテル相を分離し、飽和重炭酸ナト
リウム溶液及び飽和塩化ナトリウム溶液夫々100mlで洗
浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させる。溶媒をロータリー
・エバポレーター中で蒸留して除いた後、石油エーテル
/酢酸エチル(10:1、次に10:3)を用いて粗生成物を酸
化アルミニウムカラムで精製し、それによりジアステレ
オマーを分離する。
シス−ジアステレオマー 収量:3.73g(理論値の33%)、 融点:91〜95℃ Rf値:0.52(酸化アルミニウム;石油エーテル/酢酸エ
チル=10:3) トランス−ジアステレオマー 収量:2.33g(理論値の21%)、 融点111〜115℃ Rf値:0.29(酸化アルミニウム;石油エーテル/酢酸エ
チル=10:3) 例IX シス−4−アミノ−1−メチルシクロヘキサノール パラジウム/木炭(10%)1.5gをメタノール30ml中の
シス−4−ジベンジルアミノ−メチル−シクロヘキサノ
ール4.2gの溶液に添加し、更に水素が吸収されなくなる
まで水素化を室温で3.5バールで行う。濾過し、ロータ
リー・エバポレーター中で溶媒を蒸発させた後、油状残
渣2.75g(これは更に精製しないで使用される)を得
る。
Rf値:0.06(酸化アルミニウム;石油エーテル/酢酸エ
チル=10:4) 例IXと同様にして、下記の化合物を得る。
(1)トランス−4−アミノ−1−メチルシクロヘキサ
ノール 融点:225〜230℃ Rf値:0.13(酸化アルミニウム;石油エーテル/酢酸エ
チル=10:4) 例X トランス−4−(ヒドロキシメチル)−シクロヘキシル
アミン テトラヒドロフラン30ml中のトランス−4−アミノ−
シクロヘキサンカルボン酸メチルエステル1.4gの溶液を
室温のテトラヒドロフラン70ml中の水素化リチウムアル
ミニウム0.9gに攪拌しながら滴下して添加する。次いで
その混合物を更に1時間にわたって沸点で加熱する。そ
れを0℃に冷却し、10%の濃度の水酸化カリウム溶液
を、白色の沈殿が生成するまで慎重に滴下して添加す
る。その混合物をデカントし、沈殿を毎回テトラヒドロ
フラン50mlの添加及びデカントにより4回洗浄する。有
機相を合わせ、溶媒をロータリー・エバポレーター中で
蒸留して除き、酢酸エチル/メタノール/濃アンモニア
混合物(500:180:1)を用いて残渣を酸化アルミニウム
によるカラムクロマトグラフィーにより精製する。
融点:135〜139℃ 収量:0.99g(理論値の84%)、 Rf値:0.48(酸化アルミニウム;酢酸エチル/メタノー
ル/濃アンモニア=500:180:1) 例XI 4−テトラヒドロピラノンオキシム 4−テトラヒドロピラノン5.0gを60℃の水50ml中のヒ
ドロキシルアミン塩酸塩5.2g及び酢酸ナトリウム4.8gの
混合物に攪拌しながら滴下して添加する。60℃で更に1
時間後に、その混合物を冷却し、その溶液を毎回エーテ
ル50mlで3回抽出する。次いで合わせた有機相を硫酸ナ
トリウムで乾燥させ、溶媒をロータリー・エバポレータ
ー中で残留して除き、残渣を更に精製しないで次の反応
に使用する。
融点:50〜52℃ 収量:4.2g(理論値の74%)、 Rf値:0.30(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 例XII 4−アミノ−テトラヒドロピラン 4−テトラヒドロピラノンオキシム4.2gをエタノール
100mlに溶解し、パラジウム/木炭(10%)0.5gの添加
後に、パール装置中で90℃で2.5時間にわたって5バー
ルの水素圧のもとに水素化する。冷却後、溶媒をロータ
リー・エバポレーター中で蒸留して除き、残渣を更に精
製しないで更に使用する。
収量:無色の油0.7g(理論値の19%)、 Rf値:0.45(シリカゲル;塩化メチレン/酢酸エチル/
メタノール=10:4:2) 例XIII 4−ブロモ−シクロプロピルベンゼン 臭素16gを5℃でシクロプロピルベンゼン11.8g、酢酸
カリウム11g及び氷酢酸100mlの混合物に徐々に滴下して
添加する。5℃で5時間そして10℃で2時間後に、その
混合物を氷−水に注ぎ、毎回100mlのエーテルで3回洗
浄する。合わせた有機相をチオ硫酸ナトリウム溶液、水
及び飽和塩化ナトリウム溶液で夫々の場合に1回洗浄
し、硫酸ナトリウムで乾燥させる。溶媒をロータリー・
エバポレーター中で蒸留して除き、石油エーテルを用い
て残渣を酸化アルミニウムで濾過する。残渣を蒸留して
無色の油(沸点f2=108〜102℃)6.2gを得る。
Rf値:0.65(酸化アルミニウム:石油エーテル) 例XIV 4−ブロモ−2−ニトロ−シクロプロピルベンゼン 65%の濃度の硝酸4.3ml及び濃硫酸5mlの混合物を30分
の経過で0℃で4−ブロモ−シクロプロピルベンゼン12
g及び濃硫酸20mlの混合物に添加する。次いでその混合
物を氷−水に注ぎ、毎回100mlの塩化メチレンで3回抽
出する。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ
る。溶媒をロータリー・エバポレーター中で蒸留して除
き、石油エーテルを用いて残渣を酸化アルミニウムによ
るカラムクロマトグラフィーにより精製する。
収量:無色の油3.6g(理論値の25%)、 Rf値:0.30(酸化アルミニウム;石油エーテル) 例XV 2−アミノ−シクロプロピルベンゼン 4−ブロモ−2−ニトロ−シクロプロピルベンゼン3.
5gをエタノール30mlに溶解し、0.5gのパラジウム/木炭
(10%)の添加後に、パール装置中で室温で5バールの
水素圧のもとに2.5時間にわたって水素化する。冷却
後、溶媒をロータリー・エバポレーター中で蒸留して除
き、1Nの水酸化ナトリウム溶液でアルカリ性にし、毎回
50mlのエーテルで3回抽出する。合わせた有機相を硫酸
ナトリウムで乾燥させ、溶媒をロータリー・エバポレー
ター中で蒸留して除き、残渣をカラムクロマトグラフィ
ーにより精製する。
収量:無色の油1.3g(理論値の72%)、 Rf値:0.43(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
2:1) 例XVI 2,5−ジアミノ−ベンゾニトリル 2−シアノ−4−ニトロ−アニリン10gをジメチルホ
ルムアミド50mlに溶解し、0.5gのパラジウム/木炭(10
%)の添加後に、パール装置中で室温で3バールの水素
圧のもとに2時間にわたって水素化する。冷却後、その
混合物を濾過し、溶媒をロータリー・エバポレーター中
で蒸留して除き、残渣を更に精製しないで更に使用す
る。
収量:褐色のクロマトグラフィーにより均一な油10.2g
(理論値の100%)、 Rf値:0.63(シリカゲル;塩化メチレン/酢酸エチル/
メタノール=10:4:2) 例XVII 1,4−ジアミノ−2,6−ジブロモ−ベンゼン 2,6−ジブロモ−4−ニトロ−アニリン3.0gをエタノ
ール150ml、酢酸エチル150ml及びジメチルホルムアミド
30mlに溶解し、0.5gの白金/木炭(5%)の添加後に、
パール装置中で室温で1.5バールの水素圧のもとに1時
間にわたって水素化する。冷却後、その混合物を濾過
し、溶媒をロータリー・エバポレーター中で蒸留して除
き、残渣をカラムクロマトグラフィーにより精製する。
収量:無色の油1.4g、 Rf値:0.47(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
2:1) 例XVIII 3−(N−ベンジルオキシカルボニル)アミノ−テトラ
ヒドロフラン ジオキサン10ml中の4−テトラヒドロフランカルボン
酸0.74g、トリエチルアミン2ml及びジフェニルホスホリ
ルアジド2.2gの溶液を1時間にわたって沸騰まで加熱す
る。ベンジルアルコール2.7gの添加後に、その混合物を
更に12時間にわたって沸騰まで加熱する。ロータリー・
エバポレーター中で溶媒を蒸留した後、石油エーテル/
酢酸エチル(10:3)を使用いて残渣をシリカゲルカラム
によるクロマトグラフィーにより精製する。
収量:2.24g(理論値の86%) 融点:54〜56℃ Rf値:0.53(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 例XIX 3−アミノ−テトラヒドロフラン メタノール30ml中の3−(N−ベンジルオキシカルボ
ニル)アミノ−テトラヒドロフラン2.2gの溶液を0.4gの
パラジウム/木炭(10%)と合わせ、水素が更に吸収さ
れなくなるまで周囲温度を5バールで水素化する。濾過
し、ロータリー・エバポレーター中で溶媒を蒸発させた
後、油状残渣0.31gを得、これを更に精製しないで使用
する。
収量:0.31g(理論値の33%) Rf値:0.45(酸化アルミニウム;塩化メチレン/酢酸エ
チル/メタノール=10:4:3) 質量スペクトル:M+=87 例XX 4−(2−ヒドロキシメチル−1−ピロリジニル)アニ
リン メタノール40lm中の1−(4−ニトロフェニル)−2
−ヒドロキシメチルピロリジン1.0gの溶液を0.5gのパラ
ジウム/木炭(10%)と合わせ、水素が更に吸収されな
くなるまで周囲温度で5バールで水素化する。濾過し、
ロータリー・エバポレーター中で溶媒を蒸発させた後、
暗色の残渣を得、これを更に精製しないで使用する。
収量:1.1g(定量的) Rf値:0.81(シリカゲル;塩化メチレン/メタノール=1
0:3) 例XXI 3−(4−アミノ−フェニル)−プロピオン酸 メタノール1リットル中の4−ニトロ−ケイ皮酸155g
の混合物を15gのパラジウム/木炭(10%)及び水30ml
と混合し、水素が更に吸収されなくなるまで(2時間)
周囲温度で3バールで水素化する。濾過し、ロータリー
・エバポレーター中で溶媒を蒸発させた後、残留水を除
去するために2ロットのトルエン300mlを添加し、溶媒
をロータリー・エバポレーター中で蒸留して除く。この
方法で、3−(4−アミノ−フェニル)−プロピオン酸
132g(定量的)を得る。
融点:124〜128℃ 例XXII 3−(トランス−4−アセチルアミノ−シクロヘキシ
ル)プロピオン酸 水5.7リットル中の3−(4−アミノ−フェニル)−
プロピオン酸397g、NaOH125g及びラネーニッケル160gの
混合物を、水素が更に吸収されなくなるまで(30時間)
170℃で100バールで水素化する。濾過し、残渣を水洗し
た後、無色の溶液6.3リットルを濾液として得、これを
水400ml中NaOH129gの溶液と合わせ、その後、無水酢酸4
54mlを35分以内にそれに滴下して添加する。5時間後
に、沈殿を濾別し、濾液を濃塩酸の添加によりpH4に調
節し、0℃で3時間攪拌する。次いでそれを吸引濾過
し、氷水250mlで洗浄し、70℃で乾燥させる。この方法
で、3−(トランス−4−アセチルアミノ−シクロヘキ
シル)プロピオン酸216gを得る。
収量:216g(理論値の42%) 融点:193〜196℃ 例XXIII メチル3−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシル)
プロピオネート塩酸塩 3−(トランス−4−アセチルアミノ−シクロヘキシ
ル)プロピオン酸185g、水500ml及び濃塩酸500mlの混合
物を68時間にわたって加熱、沸騰させる。次いでそれを
ロータリー・エバポレーター中で蒸発、乾燥させ、2:1
のメタノール/トルエン混合物300mlの5ロットを添加
し、得られる混合物を再度蒸発させる。残渣をアセトン
及びtert.ブチルメチルエーテルの1:2混合物450mlとと
もに攪拌し、吸引濾過し、減圧でNaOHで乾燥させる。次
いでエステル化を完結するために、それをメタノール1
リットルに溶解し、氷で冷却しながら、塩化チオニル50
mlを滴下して添加する。30分後に、溶媒をロータリー・
エバポレーター中で蒸留して除き、残渣をメタノール30
0mlと合わせ、再度蒸発させる。残渣をアセトン及びter
t.ブチルメチルエーテルの1:2混合物450mlとともに攪拌
し、吸引濾過し、乾燥させる。
収量:178g(理論値の92%) 融点:196〜198℃ 例XXIV トランス−4−ジベンジルアミノ−シクロヘキサノール 臭化ベンジル140mlをトランス−4−アミノ−シクロ
ヘキサノール61g、水350ml、エタノール350ml及び炭酸
カリウム110gの混合物に滴下して添加する。次いでその
混合物を1時間にわたって加熱、沸騰させ、冷却し、結
晶性残渣を吸引濾過する。残渣をシクロヘキサン1.5リ
ットルに吸収させ、その混合物を沸騰させ、冷却し、吸
引濾過する。シクロヘキサンで洗浄し、減圧で乾燥させ
てトランス−4−ジベンジルアミノ−シクロヘキサノー
ル収量108g(理論値の92%)を得る。
融点:97〜99℃ 例XXV tert.−ブチルα−(トランス−4−アミノ−シクロヘ
キシルオキシ)アセテート 周囲温度で、水260ml中のNaOH262gの溶液をトランス
−4−ジベンジルアミノ−シクロヘキサノール76g、ter
t.−ブチル−α−ブロモアセテート57ml、トルエン700m
l及び硫酸水素テトラブチルアンモニウム2.8gの混合物
に滴下して添加する。20時間後に、有機相を分離し、水
100mlで2回洗浄し、飽和塩化ナトリウム溶液で1回洗
浄し、次いで硫酸マグネシウムで乾燥させ、ロータリー
・エバポレーターを使用して溶媒を蒸留して除く。
この方法で、淡黄色の固体116gを得、これを更に精製
しないでメタノール1.5リットルに吸収させ、パラジウ
ム/木炭(10%)20gと混合し、水素の吸収が停止する
まで(3時間)周囲温度で5バールで水素化する。濾過
後、溶媒をロータリー・エバポレーター中で蒸留して除
く。
収量:黄色の油(これを更に精製しないで次の反応に使
用する)68g(定量的) 例XXVI メチルα−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシルオ
キシ)アセテート塩酸塩 先に得られた油59gをメタノール500mlに溶解する。HC
lガスを1時間にわたって0℃で吹き込み、その混合を
周囲温度で更に12時間攪拌する。ロータリー・エバポレ
ーターを使用して溶媒を蒸留して除き、残渣をアセトン
ですり砕き、吸引濾過する。減圧で乾燥させた後、メチ
ルα−(トランス−4−アミノ−シクロヘキシルオキ
シ)アセテート塩酸塩34g(理論値の59%)を無色の結
晶の形態で得る。
融点:157〜160℃ 例XXVII メチルトランス−4−アミノメチル−シクロヘキサンカ
ルボキシレート塩酸塩 トランス−4−アミノメチル−シクロヘキサンカルボ
ン酸103gをメタノール1リットルに溶解し、塩化チオニ
ル48mlを氷で冷却しながらそれに滴下して添加する。周
囲温度で2時間後、ロータリー・エバポレーターを使用
して溶媒を蒸留して除き、残渣をtert.−ブチルメチル
エーテル300mlとともに攪拌し、吸引濾過し、乾燥させ
る。
収量:137g(定量的) 融点:170〜172℃ 実施例1 4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−(シクロ
ヘキシルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン シクロヘキシルアミン1.3mlをジオキサン10ml中の4
−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−メチルスル
フィニル−ピリミド[5,4−d]ピリミジン及び4−
[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−メチルスルホ
ニル−ピリミド[5,4−d]ピリミジンの混合物0.4gに
添加し、その混合物を室温で一夜攪拌する。その反応混
合物を蒸発させ、水を残渣に添加し、固体を吸引濾過す
る。石油エーテル/酢酸エチル(2:1)を用いて粗生成
物をシリカゲルカラムによるクロマトグラフィーにより
精製する。
収量:0.23g(理論値の54%)、 融点:165〜167℃ Rf値:0.51(シリカゲル,石油エーテル/酢酸エチル=
2:1) 計算値:C 68.24 H 6.63 N 25.13 実測値: 68.44 6.79 25.01 実施例1と同様にして、下記の化合物を得る。
(1)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(イソブチルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジ
ン 融点:164〜166℃ 計算値:C 66.21 H 6.54 N 27.25 実測値: 68.28 6.64 27.13 (2)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(イソプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミ
ジン 融点:176〜178℃ Rf値:0.60(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 65.29 H 6.16 N 28.55 実測値: 65.04 6.17 28.26 (3)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(1−フェニル−4−ピペラジニル)−ピリミド[5,4
−d]ピリミジン 融点:190〜192℃ Rf値:0.43(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
2:1) 計算値:C 69.50 H 5.83 N 24.67 実測値: 69.70 6.01 24.31 (4)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(ピペリジニル)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:111〜113℃ Rf値:0.84(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 67.48 H 6.29 N 26.23 実測値: 67.51 6.36 26.26 (5)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−メ
トキシ−ピリミド[5,4−d]ピリミジン メタノール中のナトリウムメチレートとの反応 融点:121〜123℃ Rf値:0.31(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
2:1) 計算値:C 62.91 H 4.90 N 26.20 実測値: 62.90 4.99 26.13 (6)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(tert−ブチルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミ
ジン 融点:206〜208℃ Rf値:0.50(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
2:1) 計算値:C 66.21 H 6.54 N 27.25 実測値: 66.17 6.59 27.12 (7)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンゾアゼピン−
3−イル)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:154〜156℃ Rf値:0.86(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 72.23 H 5.80 N 21.97 実測値: 71.93 5.82 21.93 (8)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(エチルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:160℃ Rf値:0.44(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 64.27 H 5.75 N 29.98 実測値: 64.22 5.91 29.99 (9)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(n−ヘキシルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミ
ジン 融点:116〜118℃ Rf値:0.46(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 67.83 H 7.19 N 24.98 実測値: 67.77 7.19 24.99 (10)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(ジエチルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:119〜121℃ Rf値:0.62(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
2:1) 計算値:C 66.21 H 6.49 N 27.25 実測値: 66.27 6.67 27.31 (11)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(ジメチルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:120〜121℃ Rf値:0.57(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
2:1) 計算値:C 64.27 H 5.75 N 29.98 実測値: 64.17 5.77 30.22 (12)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(ベンジルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:198〜204℃ Rf値:0.66(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:1) 質量スペクトル:M+=342 (13)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−ア
ミノ−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:>260℃ Rf値:0.67(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:1.5;ジメチルホルムアミド中の適
用) 質量スペクトル:M+=252 (14)4−(フェニルアミノ)−6−(1−ピロリジニ
ル)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:172〜174℃ 質量スペクトル:M+=292 (15)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(メチルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:195〜197℃ Rf値:0.31(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 63.14 H 5.29 N 31.55 実測値: 62.74 5.31 31.09 (16)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(4−メチル−1−ピペラジニル)−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン 融点:133〜135℃ Rf値:0.53(酸化アルミニウム;石油エーテル/酢酸エ
チル=1:1) 計算値:C 64.45 H 6.31 N 29.23 実測値: 64.36 6.39 29.03 (17)3−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン 融点:168〜170℃ Rf値:0.48(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 65.96 H 5.18 N 28.84 実測値: 65.48 5.69 28.22 (18)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(1−ピロリジニル)−ピリミド[5,4−b]ピリミジ
ン 融点:145〜147℃ Rf値:0.65(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:5:1) (19)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(モルホリノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:125〜127℃ Rf値:0.53(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:5:1) (20)4−(N−メチル−N−フェニル−アミノ]−6
−(1−ピロリジニル)−ピリミド[5,4−d]ピリミ
ジン 融点:128〜130℃ Rf値:0.45(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 66.64 H 5.92 N 27.43 実測値: 66.54 5.83 27.11 (21)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(アリルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:152〜156℃ Rf値:0.63(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:1) (22)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(2−メチル−2−ブテン−4−イル)アミノ]−ピ
リミド[5,4−d]ピリミジン (23)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(プロパルギルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミ
ジン 融点:185〜187℃ Rf値:0.68(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:1) (24)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(シクロプロピルメチル)アミノ)−ピリミド[5,4
−d]ピリミジン 融点:141〜144℃ Rf値:0.71(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:1) (25)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(シクロブチルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミ
ジン 融点:184〜186℃ Rf値:0.54(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:1) (26)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(2−ヒドロキシエチル)アミノ)−ピリミド[5,4
−d]ピリミジン 融点:167〜171℃ Rf値:0.42(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:2) (27)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(2−メトキシエチル)アミノ]−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン 融点:128〜131℃ Rf値:0.56(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:1) (28)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(1−ピペラジニル)−ピリミド[5,4−d]ピリミジ
ン 融点:125〜128℃ Rf値:0.37(シリカゲル;塩化メチレン/メタノール=
6:1) 質量スペクトル:M+=321 (29)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(1−アセチル−4−ピペラジニル)−ピリミド[5,4
−b]ピリミジン 融点:180〜182℃ Rf値:0.38(シリカゲル;酢酸エチル/メタノール=15:
1) 質量スペクトル:M+=363 (30)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(1−メタンスルホニル−4−ピペラジニル)−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン 実施例2の化合物からピペラジンとの反応及びその後
のトリエチルアミンの存在下のメタンスルホニルクロリ
ドとの反応により調製した。
融点:248〜250℃ Rf値:0.53(シリカゲル;塩化メチレン/メタノール=3
0:1) 質量スペクトル:M+=399 (31)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(4−ヒドロキシ−1−ピペリジニル)−ピリミド[5,
4−d]ピリミジン 融点:205〜207℃ Rf値:0.33(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:1) (32)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(3−ヒドロキシ−1−ピペリジニル)−ピリミド[5,
4−d]ピリミジン 融点:171〜173℃ Rf値:0.46(シリカゲル;塩化メチレン/メタノール=
9:1) (33)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(4−フェニル−1−ピペリジニル)−ピリミド[5,4
−d]ピリミジン 融点:148〜150℃ Rf値:0.77(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) (34)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(1−ベンジル−4−ピペラジニル)−ピリミド[5,4
−d]ピリミジン 融点:132〜134℃ (35)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(2−フェニルエチル)アミノ]−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン 融点:150〜151℃ Rf値:0.56(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 70.77 H 5.66 N 23.58 実測値: 70.85 5.82 23.52 (36)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(シクロペンチルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン 融点:178〜180℃ Rf値:0.49(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 67.48 H 6.29 N 26.23 実測値: 67.42 6.33 25.70 (37)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(チオモルホリノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:125〜127℃ Rf値:0.81(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) (38)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(S−オキサイド−チオモルホリノ)−ピリミド[5,4
−b]ピリミジン 融点:212℃ Rf値:0.40(シリカゲル;酢酸エチル/メタノール=10:
1) (39)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(S,S−ジオキサイド−チオモルホリノ)−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン 融点:240℃ Rf値:0.30(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) (40)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(カルボキシメチル)アミノ]−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン (41)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(アミノカルボニルメチル)アミノ]−ピリミド[5,
4−d]ピリミジン 融点:290℃(分解) Rf値:0.26(酸化アルミニウム;塩化メチレン/メタノ
ール=9.1) (42)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(メチルアミノカルボニルメチル)アミノ]−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン (43)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(ジメチルアミノカルボニルメチル)アミノ]−ピリ
ミド[5,4−d]ピリミジン (44)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[[(1−ピロリジニル)カルボニルメチル]アミノ]
−ピリミド[5,4−b]ピリミジン (45)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[[(モルホリノカルボニル)メチル]アミノ]−ピリ
ミド[5,4−d]ピリミジン (46)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(4−カルボキシ−1−ピペリジニル)−ピリミド[5,
4−d]ピリミジン 実施例2の化合物からジオキサン/水酸化ナトリウム
溶液混合物中でピペリジン−4−カルボン酸との反応に
より調製した。
融点:255〜258℃(分解) Rf値:0.21(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:1) 質量スペクトル:M+=364 (47)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(4−アミノカルボニル−1−ピペリジニル]−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン 融点:242〜244℃(分解) Rf値:0.48(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:5) 質量スペクトル:M+=363 (48)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(3−ジエチルアミノカルボニル−1−ピペリジニル)
−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:119〜121℃ Rf値:0.36(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:1) 計算値:C 65.85 H 6.97 N 23.37 実測値: 65.80 7.07 23.17 (49)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(8−アザ−1,4−ジオキサスピロ−[4,5]デカン−8
−イル)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:184〜186℃ Rf値:0.56(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 63.48 H 5.86 N 22.21 実測値: 63.35 6.00 21.89 (50)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(2−ジメチルアミノエチル)アミノ]−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン 融点:140〜142℃ Rf値:0.66(酸化アルミニウム;石油エーテル/酢酸エ
チル/メタノール=10:10:1) 質量スペクトル:M+=323 (51)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[ビス−(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン 融点:180〜182℃ Rf値:0.29(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール/アンモニア=5:5:1.25:0.1) 質量スペクトル:M+=340 (52)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(ジブチルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:56〜58℃ Rf値:0.57(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 69.20 H 7.74 N 23.06 実測値: 69.38 7.80 22.91 (53)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(シクロペンチルオキシ)−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン 融点:83〜85℃ Rf値:0.50(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
2:1) シクロペンタノール及び金属ナトリウムを使用して実
施例2の化合物から調製した。
(54)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(4−シアノ−1−ピペリジニル)−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン (55)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(2−アザスピロ[4,5]デカン−2−イル)−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン (56)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(7−アザスピロ[4,5]デカン−7−イル)−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン (57)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(2−ブチルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジ
ン 融点:178〜180℃ Rf値:0.67(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 66.21 H 6.54 N 27.25 実測値: 66.23 6.59 27.19 質量スペクトル:M+=308 (58)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(1−ヒドロキシ−2−プロピルアミノ)−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン 融点:176〜178℃ Rf値:0.33(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:1) 計算値:C 61.92 H 5.85 N 27.08 実測値: 61.60 5.97 26.72 (59)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(2−カルボキシ−1−ピロリジニル)−ピリミド[5,
4−d]ピリミジン (60)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(2−アミノカルボニル−1−ピロリジニル)−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン (61)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(4−アミノ−1−ピペリジニル)−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン 融点:105〜110℃ Rf値:0.12(シリカゲル;塩化メチレン/メタノール=
1:1) (62)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(1−メチル−4−ピペリジニル)アミノ]−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン 融点:204〜205℃ Rf値:0.37(酸化アルミニウム;石油エーテル/酢酸エ
チル/メタノール=10:10:0.5) 計算値:C 65.31 H 6.63 N 28.06 実測値: 65.23 6.68 27.72 (63)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(1,2,3,4−テトラヒドロ−2−イソキノリニル)−ピ
リミド[5,4−d]ピリミジン 融点:95〜97℃ Rf値:0.38(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
7:3) 質量スペクトル:M+=368 (64)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(2−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクタン−2−イル)
−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (65)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(エンド−2−ノルボルニル)アミノ]−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン 融点:149〜154℃ Rf値:0.78(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:2) 計算値:C 69.34 H 6.40 N 24.26 実測値: 69.65 6.49 24.23 (66)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(ノルボルナン−2−イル−メチル)アミノ]−ピリ
ミド[5,4−d]ピリミジン (67)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(5−ノルボルネン−2−イル−メチル)アミノ]−
ピリミド[5,4−d]ピリミジン (68)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(R(+)−ボルニルアミノ)−ピリミド[5,4−d]
ピリミジン 融点:184〜187℃ Rf値:0.80(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:6:1) (69)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(3−キヌクリジニル)アミノ]−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン 融点:186〜189℃ Rf値:0.48(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:5:2) 計算値:C 66.46 H 6.41 N 27.13 実測値: 66.09 6.40 27.10 (70)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(シクロペンチルメチル)アミノ]−ピリミド[5,4
−d]ピリミジン (71)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(1−アダマンチル)アミノ]−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン 融点:262〜266℃ Rf値:0.69(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:1) (72)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)アミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:226〜228℃ Rf値:0.30(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:2) (73)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(2−ヒドロキシシクロペンチル)アミノ]−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン (74)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(4−ジメチルアミノシクロヘキシル)アミノ]−ピ
リミド[5,4−d]ピリミジン (75)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(3−メチルシクロヘキシル)アミノ]−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン 融点:150〜152℃ Rf値:0.76(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:1) (76)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(スピロ[5,5]ウンデカン−3−イル)アミノ]−
ピリミド[5,4−d]ピリミジン (77)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(3−シアノプロピル)アミノ]−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン (78)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(2−アザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)
−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (79)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(3−アザ−ビシクロ[3.2.2]ノナン−3−イル)−
ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:116〜119℃ Rf値:0.75(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:6:1) (80)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(エキソ−2−ノルボルニルアミノ)−ピリミド[5,4
−d]ピリミジン 融点:245〜247℃ Rf値:0.70(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:1) (81)4,6−ビス[(3−メチルフェニル)アミノ]−
ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:220〜222℃ Rf値:0.37(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:2) (82)4−[(3−フルオロフェニル)アミノ]−6−
(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン 融点:180〜182℃ Rf値:0.45(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) (83)4−[(3−クロロフェニル)アミノ]−6−
(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン 融点:182〜184℃ 計算値:C 57.60 H 4.18 N 26.87 Cl 11.33 実測値: 57.66 4.39 26.40 11.24 (84)4−[(3−ブロモフェニル)アミノ]−6−
(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン 融点:205〜207℃ Rf値:0.63(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 50.42 H 3.66 N 23.52 Br 22.39 実測値: 50.29 3.82 23.42 22.65 (85)4−[(3−トリフルオロメチルフェニル)アミ
ノ]−6−(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4
−d]ピリミジン 融点:146〜148℃ Rf値:0.22(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
2:1) (86)4−[(3−メトキシフェニル)アミノ]−6−
(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン 融点:143〜145℃ Rf値:0.50(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) (87)4−[(3−エチルフェニル)アミノ]−6−
(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン 融点:140〜142℃ Rf値:0.55(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 66.86 H 5.61 N 27.52 実測値: 66.51 5.92 27.12 (88)4−[(3−メチルフェニル)アミノ−6−ヒド
ロキシ−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:>220℃ Rf値:0.28(シリカゲル;アンモニア/メタノール=10:
1) 実施例2の化合物及び水酸化ナトリウム溶液から調製
した。
(89)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(ヒドロキシアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジ
ン (90)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(メトキシアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (91)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(N−メチル−N−メトキシ−アミノ)−ピリミド[5,
4−d]ピリミジン 融点:118〜121℃ Rf値:0.60(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:7:1) (92)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(2,2,2−トリフルオロエチル−アミノ)−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン 融点:172〜175℃ Rf値:0.59(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:1) (93)4−[(3−クロロフェニル)アミノ]−6−
(1−ピロリジニル)−ピリミド[5,4−d]ピリミジ
ン 融点:170〜173℃ Rf値:0.68(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:5:1) 計算値:C 58.81 H 4.63 N 25.72 Cl 10.85 実測値: 58.93 4.77 25.52 11.10 (94)4−[(3−フルオロフェニル)アミノ]−6−
(1−ピロリジニル)−ピリミド[5,4−d]ピリミジ
ン 融点:169〜172℃ Rf値:0.60(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:5:1) 計算値:C 61.93 H 4.87 N 27.08 実測値: 62.00 4.95 27.07 (95)4−[(3−ブロモフェニル)アミノ]−6−
(イソプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミ
ジン 融点:181〜184℃ Rf値:0.50(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:5:1) 計算値:C 50.15 H 4.21 N 23.39 Br 22.24 実測値: 49.86 4.37 23.11 22.30 (96)4−[(3−クロロフェニル)アミノ]−6−
(イソプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミ
ジン 融点:193〜196℃ Rf値:0.53(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:5:1) 計算値:C 57.24 H 4.80 N 26.70 Cl 11.26 実測値: 57.48 4.97 26.54 11.85 (97)4−[(3−フルオロフェニル)アミノ]−6−
(イソプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミ
ジン 融点:195〜200℃ Rf値:0.50(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:5:1) 計算値:C 60.39 H 5.07 N 28.17 実測値: 60.13 5.13 28.03 (98)4−[(3−ブロモフェニル)アミノ]−6−
(モルホリノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:183〜187℃ Rf値:0.40(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:5:1) 計算値:C 49.63 H 3.90 N 21.70 実測値: 49.59 4.17 21.64 (99)4−[(3−クロロフェニル)アミノ]−6−
(モルホリノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:188〜192℃ Rf値:0.41(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:5:1) 計算値:C 56.06 H 4.41 N 24.52 Cl 10.34 実測値: 55.75 4.67 24.43 10.97 (100)4−[(3−フルオロフェニル)アミノ]−6
−(モルホリノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:166〜169℃ Rf値:0.48(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:5:1) (101)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[2−(2′−ヒドロキシエチルアミノ)エチルオキ
シ]ピリミド[5,4−d]ピリミジン Rf値:0.10(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール/アンモニア=5:5:1.25:0.1) 質量スペクトル:M+=340 (102)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(1−アゼチジニル)−ピリミド[5,4−d]ピリミジ
ン 融点:129〜131℃ Rf値:0.51(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:6:1) (103)4−[(3−ブロモフェニル)アミノ]−6−
(1−ピロリジニル)−ピリミド[5,4−d]ピリミジ
ン 融点:206〜208℃ Rf値:0.63(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:5:1) 計算値:C 51.76 H 4.07 N 22.64 Br 21.52 実測値: 51.67 4.22 22.44 22.14 (104)4−[(3−ブロモフェニル)アミノ]−6−
[(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−アミ
ノ]ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:226〜231℃ Rf値:0.43(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:2) 計算値:C 52.06 H 4.61 N 20.24 Br 19.24 実測値: 52.23 4.83 20.30 19.38 (105)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(3−ヒドロキシプロピル)アミノ]ピリミド[5,4
−d]ピリミジン 融点:186〜190℃ Rf値:0.38(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:2) 計算値:C 61.92 H 5.84 N 27.08 実測値: 61.90 6.08 26.66 (106)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(4−ヒドロキシブチル)アミノ]ピリミド[5,4−
d]ピリミジン 融点:195〜201℃ Rf値:0.32(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:2) 計算値:C 62.95 H 6.21 N 25.91 実測値: 63.04 6.41 25.51 (107)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(シス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)アミノ]ピ
リミド[5,4−d]ピリミジン 融点:212〜216℃ Rf値:0.48(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:3) 計算値:C 65.12 H 6.33 N 23.98 実測値: 65.06 6.46 23.86 (108)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(トランス−4−tert−ブチルオキシカルボニルアミ
ノ−シクロヘキシル)アミノ]ピリミド[5,4−d]ピ
リミジン 融点:198〜200℃ Rf値:0.55(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:1) 質量スペクトル:M+=449 (109)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(4−オキソ−シクロヘキシル)アミノ]ピリミド
[5,4−d]ピリミジン 実施例2の化合物からトランス−4−ヒドロキシシク
ロヘキシルアミンとの反応及びその後のピリジニウムク
ロロクロメートとの反応により調製した。
融点:215〜218℃ Rf値:0.50(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:3) 質量スペクトル:M+=348 (110)4−[(3−クロロフェニル)アミノ]−6−
[(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)アミ
ノ]ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:219〜223℃ Rf値:0.34(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:2) 計算値:C 58.30 H 5.16 N 22.66 Cl 9.56 実測値: 58.22 5.06 22.88 9.61 (111)4−[(3−フルオロフェニル)アミノ]−6
−[(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)アミ
ノ]ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:220〜223℃ Rf値:0.38(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:2) 計算値:C 61.10 H 5.40 N 23.71 実測値: 61.14 5.46 23.83 (112)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(トランス−4−メトキシシクロヘキシル)アミノ]
ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:188〜191℃ Rf値:0.53(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル:
メタノール=10:8:2) 計算値:C 65.91 H 6.64 N 23.06 実測値: 65.75 6.79 22.83 (113)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(トランス−4−アミノシクロヘキシル)アミノ]ピ
リミド[5,4−d]ピリミジン 実施例2の化合物からトランス−4−tert−ブチルオ
キシ−カルボニルアミノ−シクロヘキシルアミンとの反
応及びその後のエーテル性塩化水素溶液及びメタノール
との反応により調製した。
融点:>260℃ Rf値:0.28(逆相シリカゲル;メタノール/5%の濃度の
塩化ナトリウム溶液=10:4) (114)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(トランス−4−メチルスルホニルアミノシクロヘキ
シル)アミノ]ピリミド[5,4−d]ピリミジン 実施例2の化合物からトランス−4−tert−ブチルオ
キシカルボニルアミノ−シクロヘキシルアミンとの反応
及びその後のエーテル性塩化水素溶液及びメタノールと
の反応、並びにその後のメタンスルホニルクロリドとの
反応により調製した。
融点:192〜195℃ Rf値:0.37(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:2) (115)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(トランス−4−アセチルアミノシクロヘキシル)ア
ミノ]ピリミド[5,4−d]ピリミジン 実施例2の化合物からトランス−4−tert−ブチルオ
キシカルボニルアミノ−シクロヘキシルアミンとの反応
及びその後のエーテル性塩化水素溶液及びメタノールと
の反応、並びにその後の無水酢酸及びトリエチルアミン
との反応により調製した。
融点:302〜305℃ Rf値:0.38(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:3) (116)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−[6
−(トランス−4−ジメチルアミノシクロヘキシル)ア
ミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 実施例2の化合物からトランス−4−tert−ブチルオ
キシカルボニルアミノ−シクロヘキシルアミンとの反応
及びその後のエーテル性塩化水素溶液及びメタノールと
の反応、並びにその後のギ酸、ホルムアルデヒド及び重
炭酸ナトリウムとの反応により調製した。
融点:161〜165℃ Rf値:0.71(酸化アルミニウム;塩化メチレン/メタノ
ール=20:1) 計算値:C 66.82 H 7.21 N 25.97 実測値: 66.74 7.32 26.12 (117)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(シス−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキシ
ル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 例IXの化合物及び実施例2の化合物から調製した。
融点:194〜196℃ Rf値:0.36(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:2) (118)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(トランス−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキ
シル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 例IX(1)の化合物及び実施例2の化合物から調製し
た。
融点:217〜221℃ Rf値:0.36(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:2) 計算値:C 65.91 H 6.64 N 23.06 実測値: 65.80 6.70 23.26 (119)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(N−イソプロピル−N−メチル−アミノ)−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン 融点:91〜96℃ Rf値:0.55(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:2) 計算値:C 66.21 H 6.54 N 27.25 実測値: 66.33 6.79 26.99 (120)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(N−tert−ブチル−N−メチル−アミノ)−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン 融点:136〜139℃ Rf値:0.89(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:2) (121)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(N−(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−
N−メチル−アミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジ
ン 融点:220〜222℃ Rf値:0.40(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:2) (122)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(1−ヒドロキシ−2−メチル−2−プロピルアミノ)
−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:207〜210℃ Rf値:0.47(シリカゲル;酢酸エチル/メタノール=20:
1) 計算値:C 62.95 H 6.21 N 25.91 実測値: 63.16 6.38 25.41 (123)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(シス−2,6−ジメチルモルホリノ)−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン 融点:134〜139℃ Rf値:0.70(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:2) 計算値:C 65.12 H 6.33 N 23.98 実測値: 65.05 6.41 24.06 (124)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(トランス−2,6−ジメチルモルホリノ)−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (125)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(3−メチル−モルホリノ)−ピリミド[5,4−d]ピ
リミジン (126)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(3,3−ジメチル−モルホリノ)−ピリミド[5,4−d]
ピリミジン (127)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(3,5−ジメチル−モルホリノ)−ピリミド[5,4−d]
ピリミジン (128)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(2−メチル−1−ピペリジニル)−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン 融点:131〜134℃ Rf値:0.66(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:5:1) 計算値:C 68.24 H 6.63 N 25.13 実測値: 68.25 6.72 24.68 (129)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[2−(モルホリノ)−エチルアミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:148〜150℃ Rf値:0.48(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:3) 計算値:C 53.13 H 4.74 N 24.27 実測値: 53.13 4.83 24.00 (130)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(2−ヒドロキシ−シクロヘキシル−アミノ]−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン 融点:218〜220℃ Rf値:0.36(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:2) (131)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(2−メチル−1−ピロリジニル)−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン (132)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(2,2−ジメチル−1−ピロリジニル)−ピリミド[5,4
−d]ピリミジン (133)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(2,5−ジメチル−1−ピロリジニル)−ピリミド[5,4
−d]ピリミジン 融点:123〜125℃ Rf値:0.55(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=1
0:4) (134)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[トランス−4−カルボキシ−シクロヘキシルアミノ]
−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 実施例1の化合物135からメタノール性水酸化ナトリ
ウム溶液との反応により調製した。
融点:>325℃ 質量スペクトル:M+=378 (135)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[トランス−4−(メトキシカルボニル−シクロヘキシ
ルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:170〜174℃ Rf値:0.31(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
3:5) (136)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[トランス−4−アミノカルボニル−シクロヘキシルア
ミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 実施例1の化合物134から塩化チオニル及びアンモニ
アとの反応により調製した。
融点:312〜315℃ Rf値:0.38(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:3) (137)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[トランス−4−(N−メチルアミノカルボニル)シク
ロヘキシルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 実施例1の化合物134から塩化チオニル及びメチルア
ミンとの反応により調製した。
融点:298〜304℃ Rf値:0.43(シリカゲル;石油エーテル:酢酸エチル/
メタノール=10:8:3) (138)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[トランス−4−(N,N−ジメチルアミノカルボニル)
シクロヘキシルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミ
ジン 実施例1の化合物135からO−(ベンゾトリアゾール
−1−イル)N,N,N′,N′−テトラメチルウロニウムテ
トラフルオロボレート、トリエチルアミン及びジメチル
アミンとの反応により調製した。
融点:214〜217℃ Rf値:0.40(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:3) 質量スペクトル:M+=405 (139)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[トランス−4−(ピロリジノカルボニル)シクロヘキ
シルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 実施例1の化合物135からO−(ベンゾトリアゾール
−1−イル)−N,N,N′,N′−テトラメチルウロニウム
テトラフルオロボレート、トリエチルアミン及びピロリ
ジンとの反応により調製した。
融点:210〜214℃ Rf値:0.47(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:3) 質量スペクトル:M+=431 (140)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[トランス−4−(モルホリノカルボニル)シクロヘキ
シルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 実施例1の化合物135からN,N′−カルボニルジイミダ
ゾール及びモルホリンとの反応により調製した。
融点:150〜160℃ Rf値:0.48(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:3) 質量スペクトル:M+=447 (141)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[トランス−4−(ヒドロキシメチル)−シクロヘキシ
ルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 実施例2の化合物及び例Xの化合物から調製した。
融点:264〜267℃ Rf値:0.41(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:2) 質量スペクトル:M+=364 (142)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(4−ピペリジニル−アミノ)−ピリミド[5,4−d]
ピリミジン 実施例1の化合物194からベンジル基を開裂するため
の水酸化パラジウム及び水素との反応により調製した。
部分水素化されたピリミドピリミジン親物質はその後の
沸騰ジオキサン/水混合物中のパラジウム/木炭による
処理により再生される。
融点:187〜192℃ Rf値:0.56(酸化アルミニウム;塩化メチレン/メタノ
ール=20:1.6) 質量スペクトル:M+=335 (143)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(1−ホルミル−4−ピペリジニル)−アミノ]−ピ
リミド[5,4−d]ピリミジン (144)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(1−アセチル−4−ピペリジニル)−アミノ]−ピ
リミド[5,4−d]ピリミジン 実施例1の化合物142から無水酢酸及びトリエチルア
ミンとの反応により調製した。
融点:174〜177℃ Rf値:0.48(シリカゲル;塩化メチレン/メタノール=1
0:1) (145)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(1−メチルスルホニル−4−ピペリジニル)アミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 実施例1の化合物142からメチルスルホニルクロリド
及びトリエチルアミンとの反応により調製した。
融点:229〜233℃ Rf値:0.59(シリカゲル;塩化メチレン/メタノール=1
0:1) (146)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(1−メトキシカルボニル−4−ピペリジニル)アミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 実施例1の化合物142からメチルクロロホルメート及
びトリエチルアミンとの反応により調製した。
融点:141〜146℃ Rf値:0.45(シリカゲル;塩化メチレン/メタノール=2
0:1) (147)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(1−シアノ−4−ピペリジニル)アミノ]−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン (148)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(1−アミノカルボニル−4−ピペリジニル)アミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (149)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(1−N−メチルアミノ)カルボニル−4−ピペリジ
ニル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (150)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(1−(N,N−ジメチルアミノ)カルボニル−4−ピ
ペリジニル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジ
ン (151)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(4−メトキシカルボニル−1−ピペリジニル)−ピリ
ミド[5,4−d]ピリミジン 実施例1の化合物46から塩化チオニル及びメタノール
との反応により調製した。
融点:114〜118℃ Rf値:0.50(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:5:1) 質量スペクトル:M+=378 (152)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[4−(N−メチルアミノ)カルボニル−1−ピペリジ
ニル]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 実施例1の化合物46からO−(ベンゾトリアゾール−
1−イル)−N,N,N′,N′−テトラメチルウロニウムテ
トラフルオロボレート、トリエチルアミン及びメチルア
ミンとの反応により調製した。
融点:226〜230℃ Rf値:0.43(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:3) 質量スペクトル:M+=377 (153)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[4−(N,N−ジメチルアミノ)−カルボニル−1−ピ
ペリジニル]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 実施例1の化合物46からO−(ベンゾトリアゾール−
1−イル)−N,N,N′,N′−テトラメチルウロニウムテ
トラフルオロボレート、トリエチルアミン及びジメチル
アミンとの反応により調製した。
融点:174〜177℃ Rf値:0.53(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:4) (154)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[4−(ピロリジノ)カルボニル−1−ピペリジニル]
−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 実施例1の化合物46からO−(ベンゾトリアゾール−
1−イル)−N,N,N′,N′−テトラメチルウロニウムテ
トラフルオロボレート、トリエチルアミン及びピロリジ
ンとの反応により調製した。
融点:181〜184℃ Rf値:0.46(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:3) 質量スペクトル:M+=417 (155)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[4−ヒドロキシメチル−1−ピペリジニル]−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン 融点:170〜175℃ Rf値:0.55(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:7:1.5) 計算値:C 65.12 H 6.33 N 23.98 実測値: 65.07 6.52 23.80 (156)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[3−ヒドロキシメチル−1−ピペリジニル]−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン 融点:141〜145℃ Rf値:0.50(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:2) 計算値:C 65.12 H 6.33 N 23.98 実測値: 64.96 6.47 23.88 (157)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[2−ヒドロキシメチル−1−ピペリジニル]−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン 融点:164〜168℃ Rf値:0.40(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 65.12 H 6.33 N 23.98 実測値: 64.94 6.22 24.00 (158)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(n−プロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミ
ジン 融点:145〜149℃ Rf値:0.76(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:2) 計算値:C 65.29 H 6.16 N 28.55 実測値: 64.40 6.33 28.13 (159)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(n−ブチルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジ
ン 融点:136〜140℃ Rf値:0.53(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:2) 質量スペクトル:M+=308 計算値:C 66.21 H 6.54 N 27.25 実測値: 65.96 6.65 27.05 (160)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(3−フェニル−n−プロピルアミノ)−ピリミド[5,
4−d]ピリミジン 融点:118〜122℃ Rf値:0.66(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:2) 質量スペクトル:M+=370 計算値:C 71.33 H 5.99 N 22.68 実測値: 71.48 6.06 22.69 (161)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[4−ヒドロキシ−4−フェニル−1−ピペリジニル]
−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:185〜188℃ Rf値:0.50(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:5:1) (162)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(1−カルボキシ−1−メチル]エチルアミノ]−ピ
リミド[5,4−d]ピリミジン (163)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(1−メトキシカルボニル−1−メチル]エチルアミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (164)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(1−アミノカルボニル−1−メチル]エチルアミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (165)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(1−(N−メチルアミノ)−カルボニル−1−メチ
ル)エチルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:214〜216℃ Rf値:0.41(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:3) 質量スペクトル:M+=351 (166)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(1−(N,N−ジメチルアミノ)−カルボニル−1−
メチル)エチルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミ
ジン (167)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(1−(1−ピロリジノ)カルボニル−1−メチル)
エチルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (168)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(1−(モルホリノ)カルボニル−1−メチル)エチ
ルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (169)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(3−テトラヒドロフラニルアミノ)−ピリミド[5,4
−d]ピリミジン (170)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(4−テトラヒドロピラニルアミノ)−ピリミド[5,4
−d]ピリミジン 融点:226〜228℃ Rf値:0.46(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:1) 計算値:C 64.26 H 5.99 N 24.98 実測値: 64.03 5.99 24.28 (171)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(テトラヒドロフルフリルアミノ)−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン (172)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(2−ヒドロキシエチル)−アミノカルボニル−1−
メチル)エチルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミ
ジン (173)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(1−デオキシ−1−D−ソルビチル)−アミノ]−
ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:179〜182℃ Rf値:0.45(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:2) 計算値:C 54.79 H 5.81 N 20.18 実測値: 54.69 5.84 20.38 (174)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(p−ヒドロキシフェニル−アミノ)−ピリミド[5,4
−d]ピリミジン (175)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(トランス−4−(N−オキサイド−N,N−ジメチル
アミノ)−シクロヘキシル)−アミノ]−ピリミド[5,
4−d]ピリミジン 融点:182〜184℃ Rf値:0.55(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:4) 実施例1の化合物116から過酸化水素との反応により
調製した。
(176)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(1−メチル−N−オキサイド−4−ピペリジニル)
−アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:212〜214℃ Rf値:0.53(酸化アルミニウム;石油エーテル/酢酸エ
チル/メタノール=2:8:3) 実施例1の化合物62から過酸化水素との反応により調
製した。
(177)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(4−オキソ−1−ピペリジニル)−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン 実施例1の化合物31からピリジニウムジクロメートと
の反応により調製した。
融点:122〜124℃ Rf値:0.40(酸化アルミニウム;石油エーテル/酢酸エ
チル=1:1) (178)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[2−(2−ヒドロキシエチルオキシ)−エチルアミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:99〜101℃ 計算値:C 59.98 H 5.92 N 24.68 実測値: 59.75 6.01 24.56 (179)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(2,3−ジヒドロキシプロピルアミノ)−ピリミド[5,4
−d]ピリミジン 融点:187〜189℃ Rf値:0.39(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:2) 計算値:C 58.88 H 5.56 N 25.75 実測値: 58.85 5.60 25.50 (180)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[4−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−フェニルア
ミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:212〜214℃ Rf値:0.42(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:2) 質量スペクトル:M+=303 (181)4−(フェニルアミノ)−6−(フェニルアミ
ノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (182)4−[N−メチル−N−フェニル−アミノ]−
6−[N−メチル−N−フェニル−アミノ]−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (183)4−[(4−クロロ−3−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−(1,3−ジヒドロキシ−2−メチル
−2−プロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミ
ジン 融点:>230℃ Rf値:0.30(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル:
メタノール=10:10:3) 質量スペクトル:M+=378/380 (184)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[4−(モルホリノ)カルボニル−1−ピペリジニル]
−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 実施例1の化合物46からN,N′−カルボニルジイミダ
ゾール及びモルホリンとの反応により調製した。
融点:208〜212℃ Rf値:0.58(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:4) 質量スペクトル:M+=433 (185)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(トリス−ヒドロキシメチル−メチルアミノ)−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン 融点:222〜224℃ Rf値:0.45(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:5:2) 計算値:C 57.29 H 5.65 N 23.58 実測値: 57.12 5.69 23.70 (186)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(4−アセチルアミノ−1−ピペリジニル)−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン 実施例1の化合物61からトリエチルアミン及び無水酢
酸との反応により調製した。
融点:225〜230℃ Rf値:0.50(シリカゲル;塩化メチレン/メタノール=1
0:1) 計算値:C 63.64 H 6.14 N 26.00 実測値: 63.52 6.18 25.62 (187)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(4−メチルスルホニルアミノ−1−ピペリジニル)−
ピリミド[5,4−d]ピリミジン 実施例1の化合物61からトリエチルアミン及びメタン
スルホニルクロリドとの反応により調製した。
融点:182〜187℃ Rf値:0.60(シリカゲル;塩化メチレン/メタノール=1
0:1) (188)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(4−メトキシカルボニルアミノ−1−ピペリジニル)
−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 実施例1の化合物61からトリエチルアミン及びメチル
クロロホルメートとの反応により調製した。
融点:178〜180℃ Rf値:0.40(シリカゲル;塩化メチレン/メタノール=1
0:0.75) (189)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[4−(N,N−ジメチルアミノカルボニル)アミノ−1
−ピペリジニル)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 実施例1の化合物61からトリエチルアミン及びN,N−
ジメチルカルバモイルクロリドとの反応により調製し
た。
融点:220〜227℃ Rf値:0.53(シリカゲル;塩化メチレン/メタノール=1
0:1) (190)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(4−シアノアミノ−1−ピペリジニル)−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン 実施例1の化合物61から臭化シアンとの反応により調
製した。
融点:220〜224℃ Rf値:0.45(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:3) 質量スペクトル:M+=360 (191)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(4−ホルミルアミノ−1−ピペリジニル)−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン 実施例1の化合物61からギ酸メチルとの反応により調
製した。
融点:196〜198℃ Rf値:0.58(シリカゲル;塩化メチレン/メタノール=1
0:1.5) (192)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(4−イソプロピルアミノ−カルボニルメチル−1−ピ
ペラジニル)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:146〜151℃ Rf値:0.42(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:2) 質量スペクトル:M+=420 (193)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[4−(2−ヒドロキシメチル−1−ピロリジニル)フ
ェニルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 実施例2の化合物及び例XXの化合物から調製した。
融点:208〜210℃ Rf値:0.50(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:2) (194)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(1−ベンジル−4−ピペリジニル)アミノ]−ピリ
ミド[5,4−d]ピリミジン 融点:143〜145℃ Rf値:0.48(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:2) 質量スペクトル:M+=425 (195)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[(1−エトキシカルボニル4−ピペリジニル)アミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:160〜163℃ Rf値:0.46(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:9:2) 計算値:C 61.90 H 6.18 N 24.06 実測値: 61.73 6.23 24.08 (196)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[3−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−プロピルア
ミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:118〜120℃ Rf値:0.25(酸化アルミニウム;石油エーテル/酢酸エ
チル/メタノール=10:10:2) (197)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[2−(1,4,7,10,13−ペンタオキサシクロペンタデシ
ル)−エチルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジ
ン 融点:145〜147℃ Rf値:0.37(酸化アルミニウム;石油エーテル/酢酸エ
チル/メタノール=10:10:1) 計算値:C 59.48 H 6.65 N 17.34 実測値: 59.56 6.69 17.28 (198)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[2−(1,4,7,10,13,16−ヘキサオキサシクロオクタデ
シル)−エチルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミ
ジン 融点:72〜74℃ Rf値:0.29(酸化アルミニウム;石油エーテル/酢酸エ
チル/メタノール=10:10:1) (199)4−[(2−シクロプロピルフェニル)アミ
ノ]−6−モルホリノ−ピリミド[5,4−d]ピリミジ
ン 融点:171〜173℃ 計算値:C 65.49 H 5.78 N 24.12 実測値: 65.24 5.84 24.06 (200)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニル]
−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:140〜142℃ Rf値:0.45(酸化アルミニウム:石油エーテル/酢酸エ
チル/メタノール=10:10:1) (201)4−[(4−アミノ−3−シアノ−フェニル)
アミノ]−6−[(トランス−4−ヒドロキシシクロヘ
キシル)−アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:200℃ Rf値:0.44(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:3) (202)4−[(3,4−ジクロロフェニル)アミノ]−6
−[(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−ア
ミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:220〜222℃ Rf値:0.57(酸化アルミニウム;石油エーテル/酢酸エ
チル/メタノール=10:10:1) (203)4−[(3−クロロ−4−メトキシ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(トランス−4−ヒドロキシシク
ロヘキシル)−アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミ
ジン 融点:197〜199℃ Rf値:0.57(酸化アルミニウム;石油エーテル/酢酸エ
チル/メタノール=10:10:2) 計算値:C 56.92 H 5.28 N 20.96 実測値: 56.71 5.29 20.54 (204)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(トランス−4−ヒドロキシシク
ロヘキシル)−アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミ
ジン 融点:222〜224℃ 計算値:C 55.60 H 4.66 N 21.61 実測値: 55.40 4.75 21.35 (205)4−[(4−アミノ−3−ニトロ−フェニル)
アミノ]−6−[(トランス−4−ヒドロキシシクロヘ
キシル)−アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:250〜252℃ Rf値:0.32(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:2) (206)4−[(4−クロロ−3−ニトロ−フェニル)
アミノ]−6−[(トランス−4−ヒドロキシシクロヘ
キシル)−アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:235〜237℃ Rf値:0.28(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:3) 計算値:C 51.99 H 4.36 N 23.57 実測値: 51.70 4.45 23.78 (207)4−[(4−アミノ−3,5−ジクロロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(トランス−4−ヒドロキシシク
ロヘキシル)−アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミ
ジン 融点:250〜252℃ Rf値:0.23(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール−10:10:3) 計算値:C 51.43 H 4.55 N 23.32 実測値: 51.55 4.70 23.35 (208)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
ブチルオキシ−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:54〜56℃ Rf値:0.67(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=1
0:7) 質量スペクトル:M+=309 (209)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
(1,3−ジヒドロキシ−2−プロピルアミノ)−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン 融点:170〜172℃ Rf値:0.27(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:3) 計算値:C 58.88 H 5.55 N 25.75 実測値: 58.65 5.57 25.80 (210)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(2−ヒドロキシ−1−フェニ
ル)−1−エチルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン (211)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(2−ヒドロキシ−2−フェニ
ル)−1−エチルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン (212)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(1−ヒドロキシ−3−フェニ
ル)−2−プロピルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピ
リミジン (213)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(1−ヒドロキシ−1−フェニ
ル)−2−プロピルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピ
リミジン 融点:234〜236℃ Rf値:0.42(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル:
メタノール=10:10:1) 質量スペクトル:M+=424 (214)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(1,3−ジヒドロキシ−1−フェ
ニル)−2−プロピルアミノ]−ピリミド[5,4−d]
ピリミジン 融点:176〜178℃ Rf値:0.48(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:2) (215)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(1,3−ジヒドロキシ−1−(4
−ニトロフェニル))−2−プロピルアミノ]−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン (216)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(1−ヒドロキシ−3−メトキシ
−1−フェニル)−2−プロピルアミノ]−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (217)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(1−ヒドロキシ−3−メチル)
−2−ブチルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジ
ン (218)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(1−ヒドロキシメチル)−シク
ロペンチルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (219)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(2−ヒドロキシ−2−(3−ヒ
ドロキシフェニル))1−エチルアミノ]−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (220)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(2−ヒドロキシ−2−(4−ヒ
ドロキシフェニル))−1−エチルアミノ]−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (221)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(1−ヒドロキシ−1−(4−ヒ
ドロキシフェニル))−2−プロピルアミノ]−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン (222)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[トリス−(3−ヒドロキシプロピ
ル)−メチルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジ
ン (223)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[N−メチル−N−(2−ヒドロキ
シエチル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (224)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[3−カルボキシ−1−プロピルア
ミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (225)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[3−アミノカルボニル−1−プロ
ピルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (226)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[3−(N−メチルアミノカルボニ
ル)−1−プロピルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピ
リミジン (227)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[3−(N,N−ジメチルアミノカル
ボニル)−1−プロピルアミノ]−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン (228)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[3−(N−ホルミルアミノ)−1
−プロピルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (229)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[3−(メトキシカルボニルアミ
ノ)−1−プロピルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピ
リミジン (230)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[2−(N−アセチルアミノ)−1
−エチルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (231)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[3−アミノ−2−ヒドロキシ−1
−プロピルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (232)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[3−(モルホリノ)−1−プロピ
ルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (233)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[2−(1−ピペラジニル)−1−
エチルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (234)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[2−(1−ピロリジニル)−1−
エチルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (235)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[3−ヒドロキシメチル−1−ピペ
リジニル]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (236)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(トランス−4−(メトキシカル
ボニル−メチルオキシ)シクロヘキシル)−アミノ]−
ピリミド[5,4−d]ピリミジン 実施例2の化合物及び例XXVIの化合物から調製した。
Rf値:0.32(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:1) 質量スペクトル:M+=460 (237)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(トランス−4−(カルボキシ−
メチルオキシ)シクロヘキシル)−アミノ]−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン 実施例1の化合物236からメタノール/テトラヒドロ
フラン混合物中の水酸化ナトリウムとの反応により調製
した。
融点:263〜265℃ Rf値:0.42(シリカゲル:石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:3) 質量スペクトル:M+=446 (238)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(トランス−4−(N,N−ジメチ
ルアミノカルボニル−メチルオキシ)シクロヘキシル)
−アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (239)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(トランス−4−(モルホリノカ
ルボニル−メチルオキシ)シクロヘキシル)−アミノ]
−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (240)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(トランス−4−(2−メトキシ
カルボニル−エチル)シクロヘキシル)−アミノ]−ピ
リミド[5,4−d]ピリミジン 実施例2の化合物及び例XXIIIの化合物から調製し
た。
融点:144〜146℃ Rf値:0.62(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:1) (241)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(トランス−4−(2−カルボキ
シ−エチル)シクロヘキシル)−アミノ]−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン 実施例1の化合物240からメタノール/テトラヒドロ
フラン混合物中の水酸化ナトリウムとの反応により調製
した。
融点:298〜300℃ Rf値:0.25(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:2) (242)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(トランス−4−(2−N,N−ジ
メチルアミノカルボニル−エチル)シクロヘキシル)−
アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (243)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(トランス−4−(2−モルホリ
ノカルボニル−エチル)シクロヘキシル)−アミノ]−
ピリミド[5,4−d]ピリミジン (244)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(トランス−4−(メトキシカル
ボニル)シクロヘキシル−メチル)−アミノ]−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン 実施例2の化合物及び例XXVIIの化合物から調製し
た。
融点:200〜202℃ Rf値:0.63(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:1) 質量スペクトル:M+=444 (245)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(トランス−4−カルボキシ−シ
クロヘキシル−メチル)−アミノ]−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン 実施例1の化合物244からメタノール/テトラヒドロ
フラン混合物中の水酸化ナトリウムとの反応により調製
した。
融点:269〜271℃ Rf値:0.58(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:3) 質量スペクトル:M+=430 (246)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(トランス−4−(N,N−ジメチ
ルアミノ−カルボニル)シクロヘキシル−メチル)−ア
ミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (247)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(トランス−4−(モルホリノカ
ルボニル)シクロヘキシル−メチル)−アミノ]−ピリ
ミド[5,4−d]ピリミジン (248)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−イソプロポキシ−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン 融点:125〜127℃ Rf値:0.42(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=1
0:5) 質量スペクトル:M+=333 (249)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−(4−テトラヒドロピラニルオキ
シ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (250)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−(3−テトラヒドロフラニルオキ
シ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (251)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[トランス−4−ヒドロキシシクロ
ヘキシルオキシ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:200〜202℃ Rf値:0.35(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:1) 質量スペクトル:M+=362 (252)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−(2−テトラヒドロピラニル−メチ
ルオキシ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (253)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[トランス−4−(メトキシカルボ
ニル)−シクロヘキシルオキシ]−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン (254)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[トランス−4−カルボキシ−シク
ロヘキシルオキシ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (255)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[トランス−4−(N,N−ジメチル
アミノカルボニル)−シクロヘキシルオキシ]−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン (256)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[トランス−4−(N−メチルアミ
ノカルボニル)−シクロヘキシルオキシ]−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (257)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[トランス−4−(アミノカルボニ
ル)−シクロヘキシルオキシ]−ピリミド[5,4−d]
ピリミジン (258)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[トランス−4−(N,N−ジメチル
アミノ)−シクロヘキシルオキシ]−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン (259)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[トランス−4−(N−アセチルア
ミノ)−シクロヘキシルオキシ]−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン (260)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[トランス−4−(N−メチルスル
ホニルアミノ)−シクロヘキシルオキシ]−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (261)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[トランス−4−(N−メトキシカ
ルボニルアミノ)−シクロヘキシルオキシ]−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (262)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[トランス−4−(N−tert−ブチ
ルオキシカルボニルアミノ)−シクロヘキシルオキシ]
−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (263)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[1−メチル−4−ピペリジニルオ
キシ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:129〜131℃ Rf値:0.48(酸化アルミニウム;石油エーテル/酢酸エ
チル=1:1) 質量スペクトル:M+=389 (264)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[1−アセチル−4−ピペリジニル
オキシ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (265)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[1−メチルスルホニル−4−ピペ
リジニルオキシ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (266)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[1−tert−ブチルオキシカルボニ
ル−4−ピペリジニルオキシ]−ピリミド[5,4−d]
ピリミジン (267)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[1−メトキシカルボニル−4−ピ
ペリジニルオキシ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (268)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[2−メトキシエチルオキシ]−ピ
リミド[5,4−d]ピリミジン (269)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[2−ヒドロキシエチルオキシ]−
ピリミド[5,4−d]ピリミジン (270)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[1−メトキシ−2−プロピルオキ
シ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (271)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−アリルオキシ−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン (272)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[シクロブチルオキシ]−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (273)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[3−(3−メチル−オキセタニ
ル)−メチルオキシ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジ
ン (274)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[2−テトラヒドロピラニル−メチ
ルオキシ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (275)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[3−ヒドロキシシクロペンチルオ
キシ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (276)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[2−ヒドロキシシクロヘキシルオ
キシ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (277)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[3−ヒドロキシシクロヘキシルオ
キシ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (278)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[1−N,N−ジメチルアミノ−2−
プロピルオキシ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (279)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[2−(モルホリノ)−エチルオキ
シ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (280)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[1−メチル−3−ピロリジニルオ
キシ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (281)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[1−メチル−3−ピペリジニルオ
キシ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (282)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[1−メトキシ−2−メチル−2−
プロピルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (283)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[3−アミノ−1−ピロリジニルオ
キシ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (284)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[3−N,N−ジメチルアミノ−1−
ピロリジニル]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (285)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[3−アセチルアミノ−1−ピロリ
ジニル]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (286)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[3−シアノアミノ−1−ピロリジ
ニル]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (287)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[3−メチルスルホニルアミノ−1
−ピロリジニル]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (288)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[3−メトキシカルボニルアミノ−
1−ピロリジニル]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (289)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[3−ホルミルアミノ−1−ピロリ
ジニル]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (290)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[3−N,N−ジメチルアミノカルボ
ニルアミノ−1−ピロリジニル]−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン (291)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[3−アミノ−1−ピペリジニル]
−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (292)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[3−N,N−ジメチルアミノ−1−
ピペリジニル]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (293)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[3−アセチルアミノ−1−ピペリ
ジニル]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (294)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[3−メトキシカルボニルアミノ−
1−ピペリジニル]−ヒリミド[5,4−d]ピリミジン (295)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[3−メチルスルホニルアミノ−1
−ピペリジニル]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (296)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[3−ピロリジニルアミノ]−ピリ
ミド[5,4−d]ピリミジン (297)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[1−メチル−3−ピロリジニルア
ミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (298)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[1−アセチル−3−プロリジニル
アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (299)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[1−シアノ−3−ピロリジニルア
ミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (300)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[1−メチルスルホニル−3−ピロ
リジニルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (301)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[1−メトキシカルボニル−3−ピ
ロリジニルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (302)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[1−ホルミル−3−ピロリジニル
アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (303)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[1−(N,N−ジメチルアミノカル
ボニル)−3−ピロリジニルアミノ]−ピリミド[5,4
−d]ピリミジン (304)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[3−ピペリジニルアミノ]−ピリ
ミド[5,4−d]ピリミジン (305)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[1−メチル−3−ピペリジニルア
ミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (306)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[1−アセチル−3−ピペリジニル
アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (307)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[1−メトキシカルボニル−3−ピ
ペリジニルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (308)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[1−メチルスルホニル−3−ピペ
リジニルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (309)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[2,5−ジメチル−1−ピペラジニ
ル]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (310)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[3−メチル−1−ピペラジニル]
−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (311)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[4−(2−アミノエチル)−1−
ピペラジニル]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (312)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[4−(2−(2−ヒドロキシエチ
ルオキシ)エチル)−1−ピペラジニル]−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (313)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[2−ブチルオキシ]−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (314)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[トランス−4−メトキシ−シクロ
ヘキシルオキシ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (315)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−(1,3−ジヒドロキシ−2−プロピ
ルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:213〜218℃ Rf値:0.37(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=1
0:8) (316)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル)アミノ]−
6−(1,3−ジヒドロキシ−2−プロピルアミノ)−ピ
リミド[5,4−d]ピリミジン (317)4−[(3−クロロ−フェニル)アミノ]−6
−(1,3−ジヒドロキシ−2−プロピルアミノ)−ピリ
ミド[5,4−d]ピリミジン (318)4−[(3−ブロモ−フェニル)アミノ]−6
−(1,3−ジヒドロキシ−2−プロピルアミノ)−ピリ
ミド[5,4−d]ピリミジン (319)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−(1,3−ジヒドロキシ−2−プロピルアミノ)−ピリ
ミド[5,4−d]ピリミジン (320)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−(1,3−ジヒドロキシ−2−プロピルアミノ)−ピ
リミド[5,4−d]ピリミジン (321)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル)アミノ]−
6−(1,3−ジヒドロキシ−2−メチル−2−プロピル
アミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (322)4−[(3−クロロ−フェニル)アミノ]−6
−(1,3−ジヒドロキシ−2−メチル−2−プロピルア
ミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (323) −[(3−ブロモ−フェニル)アミノ]−6
−(1,3−ジヒドロキシ−2−メチル−2−プロピルア
ミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (324)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−(1,3−ジヒドロキシ−2−メチル−2−プロピルア
ミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (325)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−(1,3−ジヒドロキシ−2−メチル−2−プロピル
アミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (326)4−[(3−メチル−フェニル)アミノ]−6
−(1,3−ジヒドロキシ−2−メチル−2−プロピルア
ミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (327)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−(1−ヒドロキシ−2−メチル−2
−プロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:255〜259℃ Rf値:0.54(シリカゲル;酢酸エチル/メタノール=20:
1) (328)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル)アミノ]−
6−(1−ヒドロキシ−2−メチル−2−プロピルアミ
ノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (329)4−[(3−クロロ−フェニル)アミノ]−6
−(1−ヒドロキシ−2−メチル−2−プロピルアミ
ノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (330)4−[(3−ブロモ−フェニル)アミノ]−6
−(1−ヒドロキシ−2−メチル−2−プロピルアミ
ノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (331)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−(1−ヒドロキシ−2−メチル−2−プロピルアミ
ノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (332)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−(1−ヒドロキシ−2−メチル−2−プロピルアミ
ノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (333)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−[(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−ア
ミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (334)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−[(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−
アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (335)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(4−アミノ−シクロヘキシル)
アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (336)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル)アミノ]−
6−[(トランス−4−アミノシクロヘキシル)アミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (337)4−[(3−クロロ−フェニル)アミノ]−6
−[(トランス−4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (338)4−[(3−ブロモ−フェニル)アミノ]−6
−[(トランス−4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (339)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−[(トランス−4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (340)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−[(トランス−4−アミノシクロヘキシル)アミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (341)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(トランス−4−ジメチルアミノ
シクロヘキシル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン (342)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル)アミノ]−
6−[(トランス−4−ジメチルアミノシクロヘキシ
ル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (343)4−[(3−クロロ−フェニル)アミノ]−6
−[(トランス−4−ジメチルアミノシクロヘキシル)
アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (344)4−[(3−ブロモ−フェニル)アミノ]−6
−[(トランス−4−ジメチルアミノシクロヘキシル)
アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (345)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−[(トランス−4−ジメチルアミノシクロヘキシル)
アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (346)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−[(トランス−4−ジメチルアミノシクロヘキシ
ル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (347)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(トランス−4−アセチルアミノ
シクロヘキシル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン (348)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル)アミノ]−
6−[(トランス−4−アセチルアミノシクロヘキシ
ル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (349)4−[(3−クロロ−フェニル)アミノ]−6
−[(トランス−4−アセチルアミノシクロヘキシル)
アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (350)4−[(3−ブロモ−フェニル)アミノ]−6
−[(トランス−4−アセチルアミノシクロヘキシル)
アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (351)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−[(トランス−4−アセチルアミノシクロヘキシル)
アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (352)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−[(トランス−4−アセチルアミノシクロヘキシ
ル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (353)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(トランス−4−メチルスルホニ
ルアミノシクロヘキシル)アミノ]−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン (354)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル)アミノ]−
6−[(トランス−4−メチルスルホニルアミノシクロ
ヘキシル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (355)4−[(3−クロロ−フェニル)アミノ]−6
−[(トランス−4−メチルスルホニルアミノシクロヘ
キシル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (356)4−[(3−ブロモ−フェニル)アミノ]−6
−[(トランス−4−メチルスルホニルアミノシクロヘ
キシル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (357)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−[(トランス−4−メチルスルホニルアミノシクロヘ
キシル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (358)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−[(トランス−4−メチルスルホニルアミノシクロ
ヘキシル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (359)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(トランス−4−メトキシシクロ
ヘキシル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (360)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル)アミノ]−
6−[(トランス−4−メトキシシクロヘキシル)アミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (361)4−[(3−クロロ−フェニル)アミノ]−6
−[(トランス−4−メトキシシクロヘキシル)アミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (362)4−[(3−ブロモ−フェニル)アミノ]−6
−[(トランス−4−メトキシシクロヘキシル)アミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (363)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−[(トランス−4−メトキシシクロヘキシル)アミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (364)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−[(トランス−4−メトキシシクロヘキシル)アミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (365)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[トランス−4−カルボキシ−シク
ロヘキシルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (366)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル)アミノ]−
6−[トランス−4−カルボキシ−シクロヘキシルアミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (367)4−[(3−クロロ−フェニル)アミノ]−6
−[トランス−4−カルボキシ−シクロヘキシルアミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (368)4−[(3−ブロモ−フェニル)アミノ]−6
−[トランス−4−カルボキシ−シクロヘキシルアミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (369)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−[トランス−4−カルボキシ−シクロヘキシルアミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (370)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−[トランス−4−カルボキシ−シクロヘキシルアミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (371)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[トランス−4−(N,N−ジメチル
アミノ−カルボニル)シクロヘキシルアミノ]−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン (372)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル)アミノ]−
6−[トランス−4−(N,N−ジメチルアミノ−カルボ
ニル)シクロヘキシルアミノ]−ピリミド[5,4−d]
ピリミジン (373)4−[(3−クロロ−フェニル)アミノ]−6
−[トランス−4−(N,N−ジメチルアミノ−カルボニ
ル)シクロヘキシルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピ
リミジン (374)4−[(3−ブロモ−フェニル)アミノ]−6
−[トランス−4−(N,N−ジメチルアミノ−カルボニ
ル)シクロヘキシルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピ
リミジン (375)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−[トランス−4−(N,N−ジメチルアミノ−カルボニ
ル)シクロヘキシルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピ
リミジン (376)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−[トランス−4−(N,N−ジメチルアミノ−カルボ
ニル)シクロヘキシルアミノ]−ピリミド[5,4−d]
ピリミジン (377)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[トランス−4−(モルホリノカル
ボニル)シクロヘキシルアミノ]−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン (378)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル)アミノ]−
6−[トランス−4−(モルホリノカルボニル)シクロ
ヘキシルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (379)4−[(3−クロロ−フェニル)アミノ]−6
−[トランス−4−(モルホリノカルボニル)シクロヘ
キシルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (380)4−[(3−ブロモ−フェニル)アミノ]−6
−[トランス−4−(モルホリノカルボニル)−シクロ
ヘキシルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (381)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−[トランス−4−(モルホリノカルボニル)シクロヘ
キシルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (382)4−[(3−エチニル−4−フェニル)アミ
ノ]−6−[トランス−4−(モルホリノカルボニル)
シクロヘキシルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミ
ジン (383)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[トランス−4−(ピロリジノカル
ボニル)シクロヘキシルアミノ]−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン (384)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル)アミノ]−
6−[トランス−4−(ピロリジノカルボニル)シクロ
ヘキシルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (385)4−[(3−クロロ−フェニル)アミノ]−6
−[トランス−4−(ピロリジノカルボニル)シクロヘ
キシルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (386)4−[(3−ブロモ−フェニル)アミノ]−6
−[トランス−4−(ピロリジノカルボニル)シクロヘ
キシルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (387)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−[トランス−4−(ピロリジノカルボニル)シクロヘ
キシルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (388)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−[トランス−4−(ピロリジノカルボニル)シクロ
ヘキシルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (389)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(シス−4−ヒドロキシ−シクロ
ヘキシル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (390)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル)アミノ]−
6−[(シス−4−ヒドロキシ−シクロヘキシル)アミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (391)4−[(3−クロロ−フェニル)アミノ]−6
−[(シス−4−ヒドロキシ−シクロヘキシル)アミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (392)4−[(3−ブロモ−フェニル)アミノ]−6
−[(シス−4−ヒドロキシ−シクロヘキシル)アミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (393)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−[(シス−4−ヒドロキシ−シクロヘキシル)アミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (394)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−[(シス−4−ヒドロキシ−シクロヘキシル)アミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (395)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[N−(トランス−4−ヒドロキシ
−シクロヘキシル)−N−メチル−アミノ]−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン 融点:243〜246℃ Rf値:0.51(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:2) (396)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル)アミノ]−
6−[N−(トランス−4−ヒドロキシ−シクロヘキシ
ル)−N−メチル−アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピ
リミジン (397)4−[(3−クロロ−フェニル)アミノ]−6
−[N−(トランス−4−ヒドロキシ−シクロヘキシ
ル)−N−メチル−アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピ
リミジン (398)4−[(3−ブロモ−フェニル)アミノ]−6
−[N−(トランス−4−ヒドロキシ−シクロヘキシ
ル)−N−メチル−アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピ
リミジン (399)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−[N−(トランス−4−ヒドロキシ−シクロヘキシ
ル)−N−メチル−アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピ
リミジン (400)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−[N−(トランス−4−ヒドロキシ−シクロヘキシ
ル)−N−メチル−アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピ
リミジン (401)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(トランス−4−ヒドロキシ−4
−メチルシクロヘキシル)アミノ]−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン (402)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル)アミノ]−
6−[(トランス−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロ
ヘキシル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (403)4−[(3−クロロ−フェニル)アミノ]−6
−[(トランス−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘ
キシル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (404)4−[(3−ブロモ−フェニル)アミノ]−6
−[(トランス−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘ
キシル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (405)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−[(トランス−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘ
キシル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (406)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−[(トランス−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロ
ヘキシル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (407)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(シス−4−ヒドロキシ−4−メ
チルシクロヘキシル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]
ピリミジン (408)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル)アミノ]−
6−[(シス−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキ
シル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (409)4−[(3−クロロ−フェニル)アミノ]−6
−[(シス−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキシ
ル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (410)4−[(3−ブロモ−フェニル)アミノ]−6
−[(シス−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキシ
ル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (411)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−[(シス−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキシ
ル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (412)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−[(シス−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキ
シル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (413)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[4−テトラヒドロピラニルアミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (414)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル−アミノ]−
6−[4−テトラヒドロピラニルアミノ]−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (415)4−[(3−クロロ−フェニル)アミノ]−6
−[4−テトラヒドロピラニルアミノ]−ピリミド[5,
4−d]ピリミジン (416)4−[(3−ブロモ−フェニル)アミノ]−6
−[4−テトラヒドロピラニルアミノ]−ピリミド[5,
4−d]ピリミジン (417)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−[4−テトラヒドロピラニルアミノ]−ピリミド[5,
4−d]ピリミジン (418)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−[4−テトラヒドロピラニルアミノ]−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (419)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(4−オキソ−シクロヘキシル)
アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (420)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル)アミノ]−
6−[(4−オキソ−シクロヘキシル)アミノ]−ピリ
ミド[5,4−d]ピリミジン (421)4−[(3−クロロ−フェニル)アミノ]−6
−[(4−オキソ−シクロヘキシル)アミノ]−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン (422)4−[(3−ブロモ−フェニル)アミノ]−6
−[(4−オキソ−シクロヘキシル)アミノ]−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン (423)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−[(4−オキソ−シクロヘキシル)アミノ]−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン (424)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−[(4−オキソ−シクロヘキシル)アミノ]−ピリ
ミド[5,4−d]ピリミジン (425)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−(4−オキソ−1−ピペリジニル)
−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (426)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル)アミノ]−
6−(4−オキソ−1−ピペリジニル)−ピリミド[5,
4−d]ピリミジン (427)4−[(3−クロロ−フェニル)アミノ]−6
−(4−オキソ−1−ピペリジニル)−ピリミド[5,4
−d]ピリミジン (428)4−[(3−ブロモ−フェニル)アミノ]−6
−(4−オキソ−1−ピペリジニル)−ピリミド[5,4
−d]ピリミジン (429)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−(4−オキソ−1−ピペリジニル)−ピリミド[5,4
−d]ピリミジン (430)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−(4−オキソ−1−ピペリジニル)−ピリミド[5,
4−d]ピリミジン (431)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−モルホリノ−ピリミド[5,4−d]
ピリミジン 融点:218〜221℃ Rf値:0.47(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:5:1) (432)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル)アミノ]−
6−モルホリノ−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (433)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−モルホリノ−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (434)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−モルホリノ−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (435)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−(4−ピペリジニル−アミノ)−ピ
リミド[5,4−d]ピリミジン (436)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル)アミノ]−
6−(4−ピペリジニル−アミノ)−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン (437)4−[(3−クロロ−フェニル)アミノ]−6
−(4−ピペリジニル−アミノ)−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン (438)4−[(3−ブロモ−フェニル)アミノ]−6
−(4−ピペリジニル−アミノ)−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン (439)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−(4−ピペリジニル−アミノ)−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン (440)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−(4−ピペリジニル−アミノ)−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン (441)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル)アミノ]−
6−[2−(モルホリノ)−エチルアミノ]−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (442)4−[(3−クロロ−フェニル)アミノ]−6
−[2−(モルホリノ)−エチルアミノ]−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (443)4−[(3−ブロモ−フェニル)アミノ]−6
−[2−(モルホリノ)−エチルアミノ]−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (444)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−[2−(モルホリノ)−エチルアミノ]−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (445)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−[2−(モルホリノ)−エチルアミノ]−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (446)4−[(3−メチル−フェニル)アミノ]−6
−[2−(モルホリノ)−エチルアミノ]−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (447)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−イソプロピルアミノ−ピリミド[5,
4−d]ピリミジン (448)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル)アミノ]−
6−イソプロピルアミノ−ピリミド[5,4−d]ピリミ
ジン (449)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−イソプロピルアミノ−ピリミド[5,4−d]ピリミジ
ン (450)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−イソプロピルアミノ−ピリミド[5,4−d]ピリミ
ジン (451)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−(tert−ブチルアミノ)−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (452)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル)アミノ]−
6−(tert−ブチルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピ
リミジン (453)4−[(3−クロロ−フェニル)アミノ]−6
−(tert−ブチルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン (454)4−[(3−ブロモ−フェニル)アミノ]−6
−(tert−ブチルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン (455)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−(tert−ブチルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン (456)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−(tert−ブチルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピ
リミジン (457)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−(1−ヒドロキシ−2−プロピルア
ミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:227〜231℃ Rf値:0.44(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:2) (458)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル)アミノ]−
6−(1−ヒドロキシ−2−プロピルアミノ)−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン (459)4−[(3−クロロ−フェニル)アミノ]−6
−(1−ヒドロキシ−2−プロピルアミノ)−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (460)4−[(3−ブロモ−フェニル)アミノ]−6
−(1−ヒドロキシ−2−プロピルアミノ)−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (461)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−(1−ヒドロキシ−2−プロピルアミノ)−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (462)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−(1−ヒドロキシ−2−プロピルアミノ)−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン (463)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−(1−メチル−4−ピペリジニル−
アミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (464)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル)アミノ]−
6−(1−メチル−4−ピペリジニル−アミノ)−ピリ
ミド[5,4−d]ピリミジン (465)4−[(3−クロロ−フェニル)アミノ]−6
−(1−メチル−4−ピペリジニル−アミノ)−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン (466)4−[(3−ブロモ−フェニル)アミノ]−6
−(1−メチル−4−ピペリジニル−アミノ)−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン (467)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−(1−メチル−4−ピペリジニル−アミノ)−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン (468)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−(1−メチル4−ピペリジニル−アミノ)−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン (469)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−(プロパルギルアミノ)−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (470)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル)アミノ]−
6−(プロパルギルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピ
リミジン (471)4−[(3−クロロ−フェニル)アミノ]−6
−(プロパルギルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン (472)4−[(3−ブロモ−フェニル)アミノ]−6
−(プロパルギルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン (473)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−(プロパルギルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン (474)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−(プロパルギルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピ
リミジン (475)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−(1−ピロリジニル)−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (476)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル)アミノ]−
6−(1−ピロリジニル)−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン (477)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−(1−ピロリジニル)−ピリミド[5,4−d]ピリミ
ジン (478)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−(1−ピロリジニル)−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン (479)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−(テトラヒドロフルフリルアミノ)
−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:158〜160℃ Rf値:0.40(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) (480)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル)アミノ]−
6−(テトラヒドロフルフリルアミノ)−ピリミド[5,
4−d]ピリミジン (481)4−[(3−クロロ−フェニル)アミノ]−6
−(テトラヒドロフルフリルアミノ)−ピリミド[5,4
−d]ピリミジン (482)4−[(3−ブロモ−フェニル)アミノ]−6
−(テトラヒドロフルフリルアミノ)−ピリミド[5,4
−d]ピリミジン (483)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ]−6
−(テトラヒドロフルフリルアミノ)−ピリミド[5,4
−d]ピリミジン (484)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−(テトラヒドロフルフリルアミノ)−ピリミド[5,
4−d]ピリミジン (485)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−(3−テトラヒドロフラニルアミ
ノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 実施例2の化合物及び例XIXの化合物から調製した。
融点:239〜241℃ Rf値:0.51(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:1) (486)4−[(3,4−ジクロロ−フェニル)アミノ]−
6−(3−テトラヒドロフラニルアミノ)−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (487)4−[(3−クロロ−フェニル)アミノ]−6
−(3−テトラヒドロフラニルアミノ)−ピリミド[5,
4−d]ピリミジン (488)4−[(3−ブロモ−フェニル)アミノ]−6
−(3−テトラヒドロフラニルアミノ)−ピリミド[5,
4−d]ピリミジン (489)4−[(3−ニトロ−フェニル)アミノ)−6
−(3−テトラヒドロフラニルアミノ)−ピリミド[5,
4−d]ピリミジン (490)4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−
6−(3−テトラヒドロフラニルアミノ)−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (491)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[2−(1−メチル−4−ピペラジ
ニル)エチルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジ
ン (492)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[2−(1−アセチル−4−ピペラ
ジニル)エチルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミ
ジン (493)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[2−(1−メチルスルホニル−4
−ピペラジニル)エチルアミノ]−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン (494)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[2−(1−メトキシカルボニル−
4−ピペラジニル)エチルアミノ]−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン (495)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[2−(1−シアノ−4−ピペラジ
ニル)エチルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジ
ン (496)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[2−(1−ジメチルアミノカルボ
ニル−4−ピペラジニル)エチルアミノ)−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (497)4−[(4−アミノ−3,5−ジブロモ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(トランス−4−ヒドロキシ−シ
クロヘキシル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミ
ジン 融点:228〜230℃ Rf値:0.40(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:3) 計算値:C 42.45 H 3.76 N 19.25 実測値: 42.59 4.10 19.06 質量スペクトル:M+=507 (498)4−[(4−アミノ−5−ブロモ−3−クロロ
−フェニル)アミノ]−6−[(トランス−4−ヒドロ
キシ−シクロヘキシル)アミノ]−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン (499)4−[(3,5−ジクロロ−4−ジメチルアミノ−
フェニル)アミノ]−6−[(トランス−4−ヒドロキ
シ−シクロヘキシル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]
ピリミジン (500)4−[(4−アセチルアミノ−3,5−ジクロロ−
フェニル)アミノ]−6−[(トランス−4−ヒドロキ
シ−シクロヘキシル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]
ピリミジン (501)4−[(4−メチルスルホニルアミノ−3,5−ジ
クロロ−フェニル)アミノ]−6−[(トランス−4−
ヒドロキシ−シクロヘキシル)アミノ]−ピリミド[5,
4−d]ピリミジン (502)4−[(4−トリフルオロメチルスルホニルア
ミノ−3,5−ジクロロ−フェニル)アミノ]−6−
[(トランス−4−ヒドロキシ−シクロヘキシル)アミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (503)4−[(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシ−フェ
ニル)アミノ]−6−[(トランス−4−ヒドロキシ−
シクロヘキシル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン (504)4−[(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシ−フェ
ニル)アミノ]−6−[(トランス−4−ヒドロキシ−
シクロヘキシル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン (505)4−[(3,5−ジクロロ−4−メトキシ−フェニ
ル)アミノ]−6−[(トランス−4−ヒドロキシ−シ
クロヘキシル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミ
ジン (506)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[3−ヒドロキシシクロペンチルア
ミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (507)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[1−ヒドロキシ−3−メチル−3
−ブチルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (508)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[1−ヒドロキシ−4−メチル−4
−ペンチルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (509)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−メチル−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン (510)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−フェニル−ピリミド[5,4−d]ピ
リミジン (511)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−(4−メトキシフェニル)−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン (512)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[4−(2−ヒドロキシメチル−1
−ピロリジニル)シクロヘキシルアミノ]−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (513)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[4−(2−オキソ−1−ピロリジ
ニル)シクロヘキシルアミノ]−ピリミド[5,4−d]
ピリミジン (514)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[4−(N−アセチル−N−メチル
アミノ)シクロヘキシルアミノ]−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン (515)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[4−(N,N−ビス−(2−ヒドロ
キシエチル)アミノ)シクロヘキシルアミノ]−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン (516)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[4−(N−エチル−N−(2−ヒ
ドロキシエチル)アミノ)シクロヘキシルアミノ]−ピ
リミド[5,4−d]ピリミジン (517)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[4−(1−ピロリジニル)シクロ
ヘキシルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (518)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[4−(2−オキソ−1−イミダゾ
リジニル)シクロヘキシルアミノ]−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン (519)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[4−(3−メチル−2−オキソ−
1−イミダゾリジニル)シクロヘキシルアミノ]−ピリ
ミド[5,4−d]ピリミジン (520)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[4−(N−アセチル−N−メチル
アミノ)フェニルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン (521)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[4−(N,N−ビス−(2−ヒドロ
キシエチル)アミノ)フェニルアミノ]−ピリミド[5,
4−d]ピリミジン (522)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[4−(N−エチル−N−(2−ヒ
ドロキシエチル)アミノ)フェニルアミノ]−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (523)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[4−(1−ピロリジニル)フェニ
ルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (524)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[4−(2−オキソ−1−イミダゾ
リジニル)フェニルアミノ]−ピリミド[5,4−d]ピ
リミジン (525)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[4−(3−メチル−2−オキソ−
1−イミダゾリジニル)フェニルアミノ]−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (526)4−[(3−ジフルオロメトキシ−フェニル)
アミノ]−6−[(トランス−4−ヒドロキシ−シクロ
ヘキシル)アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (527)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[4−モルホリノ−シクロヘキシル
アミノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン (528)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[4−モルホリノ−フェニルアミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:250〜254℃ Rf値:0.49(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:2) (529)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−ジメチルアミノ−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン 融点:203〜205℃ Rf値:0.85(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:2) 質量スペクトル:M+=318 (530)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[4−アミノ−1−ピペリジニル]
−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:169〜174℃ Rf値:0.50(シリカゲル;塩化メチレン/メタノール/
濃アンモニア=100:30:1) (531)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[4−ジメチルアミノ−1−ピペリ
ジニル]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:162〜165℃ Rf値:0.48(シリカゲル;塩化メチレン/メタノール=1
0:3) (532)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)アミノ]−6−[2−ジメチルアミノ−1−エトキ
シ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:98〜100℃ Rf値:0.38(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:4) 実施例2 4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−メチルス
ルフィニル−ピリミド[5,4−d]ピリミジン及び4−
[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−メチルスルホ
ニル−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 塩化メチレン100ml中の4−[(3−メチルフェニ
ル)アミノ]−6−メチルチオ−ピリミド[5,4−d]
ピリミジン3.9及び3−クロロペルオキシ安息香酸(50
%の濃度)6.28gを75分間にわたって還流下に加熱す
る。冷却後、水を添加し、有機相を分離し、重炭酸ナト
リウム溶液で洗浄し、水洗し、乾燥させ、ロータリー・
エバポレーターで蒸発させる。残渣をジエチルエーテル
とともに攪拌し、固体を吸引濾過し、乾燥させる。
収量:4.2g、 Rf値:0.38及び0.54(シリカゲル;石油エーテル/酢酸
エチル=10:10:1) これらの化合物をクロマトグラフィーにより分離し、
特性決定した。
a)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−メチ
ルスルフィニル−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:118℃ Rf値:0.73(シリカゲル;酢酸エチル/メタノール=10:
1) 質量スペクトル:M+=299 b)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−メチ
ルスルホニル−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:220℃ Rf値:0.60(シリカゲル;酢酸エチル) 質量スペクトル:M+315 実施例2と同様にして、下記の化合物を得る。
(1)4−(フェニルアミノ)−6−メチルスルホニル
−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 過剰の3−クロロペルオキシ安息香酸を使用する。
Rf値:0.36(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:1) (2)4−(N−メチル−N−フェニル−アミノ)−6
−メチルスルホニル−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 過剰の3−クロロペルオキシ安息香酸を使用する。
Rf値:0.32(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:1) (3)4−[(3−フルオロフェニル)アミノ]−6−
メチルスルホニル−ピリミド[5,4−d]ピリミジン Rf値:0.64(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:1) (4)4−[(3−クロロフェニル)アミノ]−6−メ
チルスルホニル−ピリミド[5,4−d]ピリミジン Rf値:0.50(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:1) (5)4−[(3−ブロモフェニル)アミノ]−6−メ
チルスルホニル−ピリミド[5,4−d]ピリミジン Rf値:0.38(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:1) (6)4−[(3−トリフルオロメチルフェニル)アミ
ノ]−6−メチルスルホニル−ピリミド[5,4−d]ピ
リミジン Rf値:0.54(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:1) (7)4−[(3−メトキシフェニル)アミノ]−6−
メチルスルホニル−ピリミド[5,4−d]ピリミジン Rf値:0.49(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:1) (8)4−[(3−エチルフェニル)アミノ]−6−メ
チルスルホニル−ピリミド[5,4−d]ピリミジン Rf値:0.37(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) (9)4−[(3,4−ジクロロフェニル)アミノ]−6
−メチルスルホニル−ピリミド[5,4−d]ピリミジン Rf値:0.45(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) (10)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)
アミノ]−6−メチルスルホニル−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン Rf値:0.45(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:8:2) (11)4−[(3−クロロ−4−メトキシ−フェニル)
アミノ]−6−メチルスルホニル−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン Rf値:0.60(シリカゲル;塩化メチレン/酢酸エチル/
メタノール=10:4:3) (12)4−[(4−アミノ−3−ニトロ−フェニル)ア
ミノ]−6−メチルスルホニル−ピリミド[5,4−d]
ピリミジン Rf値:0.19(シリカゲル;塩化メチレン/酢酸エチル/
メタノール=10:4:2) (13)4−[(4−クロロ−3−ニトロ−フェニル)ア
ミノ]−6−メチルスルホニル−ピリミド[5,4−d]
ピリミジン Rf値:0.38(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:3) (14)4−[(4−アミノ−3−シアノ−フェニル)ア
ミノ]−6−メチルスルホニル−ピリミド[5,4−d]
ピリミジン Rf値:0.25(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:2) (15)4−[(4−アミノ−3,5−ジクロロ−フェニ
ル)アミノ]−6−メチルスルホニル−ピリミド[5,4
−d]ピリミジン Rf値:0.40(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:2) (16)4−[(4−アミノ−3,5−ジブロモ−フェニ
ル)アミノ]−6−メチルスルホニル−ピリミド[5,4
−d]ピリミジン Rf値:0.53(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:2) 実施例3 4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−メチルチ
オ−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 4−クロロ−6−メチルチオ−ピリミド−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン4.9g、3−メチルアニリン2.0
g、トリエチルアミン2.4ml及びジオキサン100mlを100℃
で3時間加熱する。冷却後、その反応混合物を濃縮し、
水と塩化メチレンの間に分配する。有機相を分離し、乾
燥させ、濃縮し、残渣をシリカゲルカラム(石油エーテ
ル/酢酸エチル=2:1)によるクロマトグラフィーによ
り精製する。固体をジエチルエーテルですり砕き、吸引
濾過し、乾燥させる。
収量:2.8g(理論値の43%)、 融点:118〜120℃ Rf値:0.55(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
2:1) 実施例3と同様にして、下記の化合物を得る。
(1)4−(フェニルアミノ)−6−メチルチオ−ピリ
ミド[5,4−d]ピリミジン Rf値:0.63(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
2:1) (2)4−[(4−フルオロフェニル)アミノ]−6−
(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン 出発物質:例IVの化合物、2.5日間加熱 融点:200〜202℃ Rf値:0.44(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 60.80 H 4.42 N 28.36 実測値: 60.77 4.52 28.60 (3)4−(N−メチル−N−フェニル−アミノ)−6
−メチルチオ−ピリミド[5,4−d]ピリミジン Rf値:0.45(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
2:1) (4)4−[(3,4−ジフルオロフェニル)アミノ]−
6−(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]
ピリミジン 融点:212〜214℃ Rf値:0.51(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) (5)4−[(3,5−ジフルオロフェニル)アミノ]−
6−(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]
ピリミジン ブタノール中で還流温度でN−エチル−ジイソプロピ
ルアミンの存在下で行った。
融点:199〜201℃ Rf値:0.62(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) (6)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)
アミノ]−6−(シクロプロピルアミノ)−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン 融点:197〜199℃ (7)4−[(3,5−ビス−(トリフルオロメチル)−
フェニル)アミノ]−6−(シクロプロピルアミノ)−
ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:228〜230℃ Rf値:0.68(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) (8)4−[(4−フルオロ−3−トリフルオロメチル
フェニル)アミノ]−6−(シクロプロピルアミノ)−
ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:174〜176℃ Rf値:0.50(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 52.75 H 3.23 N 23.06 実測値: 52.52 3.52 22.66 (9)4−[(4−フルオロ−3−メチルフェニル)ア
ミノ]−6−(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,
4−d]ピリミジン 融点:180〜182℃ Rf値:0.40(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 61.92 H 4.87 N 27.08 実測値: 61.72 4.96 26.82 (10)4−[(4−トリフルオロメチルフェニル)アミ
ノ]−6−(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4
−d]ピリミジン 融点:229〜231℃ Rf値:0.23(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
2:1) (11)4−[(3−フルオロフェニル)アミノ]−6−
メチルチオ−ピリミド[5,4−d]ピリミジン Rf値:0.52(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
2:1) (12)4−[(3−クロロフェニル)アミノ]−6−メ
チルチオ−ピリミド[5,4−d]ピリミジン Rf値:0.54(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
2:1) (13)4−[(3−ブロモフェニル)アミノ]−6−メ
チルチオ−ピリミド[5,4−d]ピリミジン Rf値:0.60(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
2:1) (14)4−[(3−トリフルオロメチルフェニル)アミ
ノ]−6−メチルチオ−ピリミド[5,4−d]ピリミジ
ン Rf値:0.62(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
2:1) (15)4−[(3−メトキシフェニル)アミノ]−6−
メチルチオ−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:168〜170℃ Rf値:0.49(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
2:1) (16)4−[(3−エチルフェニル)アミノ]−6−メ
チルチオ−ピリミド[5,4−d]ピリミジン Rf値:0.53(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
2:1) (17)4−[(3−ヨードフェニル)アミノ]−6−
(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン 融点:240〜242℃ Rf値:0.47(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 44.57 H 3.42 N 20.79 実測値: 44.50 3.46 20.86 (18)4−[(3−トリフルオロメトキシフェニル)ア
ミノ]−6−(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,
4−d]ピリミジン 融点:168〜170℃ Rf値:0.55(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) (19)4−[(3−シアノフェニル)アミノ]−6−
(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン 融点:240℃ Rf値:0.41(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) (20)4−[(3−エトキシカルボニルフェニル)アミ
ノ]−6−(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4
−d]ピリミジン (21)4−[(3−イソプロピルフェニル)アミノ]−
6−(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]
ピリミジン (22)4−[(3−シクロプロピルフェニル)アミノ]
−6−(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−
d]ピリミジン (23)4−[(4−クロロフェニル)アミノ]−6−
(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン 融点:218〜220℃ Rf値:0.45(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 57.60 H 4.18 N 26.87 実測値: 57.71 4.32 26.57 (24)4−[(4−メチルフェニル)アミノ]−6−
(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン 融点:192〜194℃ Rf値:0.47(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 65.73 H 5.51 N 28.74 実測値: 65.67 5.65 28.51 (25)4−[(4−メトキシフェニル)アミノ]−6−
(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン 融点:187〜189℃ Rf値:0.45(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 62.32 H 5.23 N 27.25 実測値: 62.14 5.29 26.95 (26)4−[(4−tert−ブチルフェニル)アミノ]−
6−(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]
ピリミジン 融点:142〜144℃ Rf値:0.55(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 68.23 H 6.63 N 25.13 実測値: 68.16 6.77 24.72 (27)4−[[3−(シクロペンチルオキシ)フェニ
ル]アミノ]−6−(シクロプロピルアミノ)−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン (28)4−[(4−ブロモフェニル)アミノ]−6−
(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン 融点:229〜231℃ Rf値:0.42(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 50.42 H 3.66 N 23.52 実測値: 50.41 3.79 23.50 (29)4−[(2−メチルフェニル)アミノ]−6−
(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン 融点:218〜220℃ Rf値:0.40(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 65.73 H 5.51 N 28.74 実測値: 65.72 5.55 28.22 (30)4−[(3,4−ジメチルフェニル)アミノ]−6
−(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピ
リミジン 融点:180〜182℃ Rf値:0.40(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 66.64 H 5.92 N 27.43 実測値: 66.56 5.99 27.51 (31)4−[(5−インダニル)アミノ]−6−(シク
ロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:199〜201℃ Rf値:0.42(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) (32)4−[(2−ナフチル)アミノ]−6−(シクロ
プロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:187〜189℃ Rf値:0.38(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 69.49 H 4.91 N 25.59 実測値: 69.22 4.96 25.87 (33)4−[(1,2,3,4−テトラヒドロ−6−ナフチ
ル)アミノ]−6−(シクロプロピルアミノ)−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン (34)4−[(3,5−ジメチルフェニル)アミノ]−6
−(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピ
リミジン 融点:210〜212℃ Rf値:0.48(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 66.64 H 5.92 N 27.43 実測値: 66.71 6.07 27.60 (35)4−[(2,5−ジメチルフェニル)アミノ]−6
−(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピ
リミジン 融点:210〜212℃ Rf値:0.38(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 66.64 H 5.92 N 27.43 実測値: 66.65 5.93 27.56 (36)4−[(3,4−ジクロロフェニル)アミノ]−6
−(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピ
リミジン 融点:228〜230℃ Rf値:0.40(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 51.88 H 3.48 N 24.20 実測値: 51.70 3.52 23.77 (37)4−[(2−フルオロフェニル)アミノ]−6−
(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン 融点:198〜200℃ Rf値:0.41(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 60.80 H 4.42 N 28.36 実測値: 60.60 4.61 28.16 (38)4−[(2,5−ジフルオロフェニル)アミノ]−
6−(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]
ピリミジン 融点:238〜240℃ Rf値:0.43(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 57.32 H 3.84 N 26.73 実測値: 57.57 4.05 26.23 (39)4−[(2−フルオロ−5−メチルフェニル)ア
ミノ]−6−(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,
4−d]ピリミジン 融点:200〜202℃ 計算値:C 61.92 H 4.87 N 27.08 実測値: 61.99 4.99 27.00 (40)4−[(2−フルオロ−3−トリフルオロメチル
−フェニル)アミノ]−6−(シクロプロピルアミノ)
−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:204〜206℃ 計算値:C 52.75 H 3.23 N 23.06 実測値: 53.50 3.39 22.59 (41)4−[(2−フルオロ−3−メチル−フェニル)
アミノ]−6−(シクロプロピルアミノ)−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン (42)4−[(2−フルオロ−5−トリフルオロ−フェ
ニル)アミノ]−6−(シクロプロピルアミノ)−ピリ
ミド[5,4−d]ピリミジン 融点:210〜212℃ Rf値:0.28(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
2:1) 計算値:C 52.75 H 3.23 N 23.06 実測値: 52.37 3.51 23.27 (43)4−[(2,5−ジフルオロ−4−メチル−フェニ
ル)アミノ]−6−(シクロプロピルアミノ)−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン (44)4−[(2,5−ジフルオロ−3−メチル−フェニ
ル)アミノ]−6−(シクロプロピルアミノ)−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン (45)4−[(3−ニトロフェニル)アミノ]−6−
(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン 融点:208〜210℃ Rf値:0.32(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) 計算値:C 55.72 H 4.05 N 30.32 実測値: 55.58 4.12 30.42 (46)4−[(3−エチニルフェニル)アミノ]−6−
(シクロプロピルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン 融点:279〜281℃ Rf値:0.43(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
2:1) 計算値:C 67.53 H 4.66 N 27.79 実測値: 67.48 4.76 28.14 (47)4−(フェニルアミノ)−6−(モルホリノ)−
ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:170〜172℃ Rf値:0.47(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:2) 計算値:C 62.32 H 5.23 N 27.25 実測値: 62.31 5.38 27.17 (48)4−[N−メチル−N−(3−メチルフェニル)
アミノ]−6−(モルホリノ)−ピリミド[5,4−d]
ピリミジン 融点:71〜73℃ Rf値:0.60(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:2) 計算値:C 64.26 H 5.99 N 24.98 実測値: 64.36 6.08 24.75 (49)4−[N−メチル−N−フェニル−アミノ]−6
−(モルホリノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:132〜134℃ Rf値:0.38(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:2) 計算値:C 63.33 H 5.62 N 26.06 実測値: 63.59 5.79 25.82 (50)4−[(3−シクロプロピルフェニル)アミノ]
−6−(モルホリノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジ
ン (51)4−[(3−シアノ−4−ヒドロキシフェニル)
アミノ]−6−(モルホリノ)−ピリミド[5,4−d]
ピリミジン (52)4−[(3−シアノ−4−アミノフェニル)アミ
ノ]−6−(モルホリノ)−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン (53)4−[(4−ヒドロキシ−3−ニトロフェニル)
アミノ]−6−(モルホリノ)−ピリミド[5,4−d]
ピリミジン (54)4−[(4−アミノ−3−ニトロフェニル)アミ
ノ]−6−(モルホリノ)−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン (55)4−[(3,4−ジクロロフェニル)アミノ]−6
−メチルチオ−ピリミド[5,4−d]ピリミジン 融点:158〜160℃ Rf値:0.48(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
2:1) (56)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)
アミノ]−6−メチルチオ−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン 融点:140〜145℃(分解) Rf値:0.54(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=1
0:7) この化合物は以下の方法で得られる。4−ヒドロキシ
−6−メチルチオ−ピリミド[5,4−d]ピリミジン10
g、ヘキサメチルジシラザン16ml、3−クロロ−4−フ
ルオロ−アニリン32.5g及びp−トルエンスルホン酸水
和物1gの混合物を12時間にわたって沸点で加熱する。次
いでメタノール500mlを添加し、その混合物を更に1時
間にわたって沸点で加熱する。溶媒をロータリー・エバ
ポレーター中で蒸留して除き、残渣を塩化メチレンに溶
解し、その溶液を2Nの水酸化ナトリウム100mlで抽出
し、硫酸マグネシウムで乾燥させる。溶媒をロータリー
・エバポレーター中で蒸留して除いた後、残渣をエーテ
ル200mlですり砕き、濾別し、エーテルで数回洗浄す
る。
乾燥後、上記の物理データを有する標題化合物11.5g
(理論値の69%)を得る。
(57)4−[(3−クロロ−4−メトキシ−フェニル)
アミノ]−6−メチルチオ−ピリミド[5,4−d]ピリ
ミジン 融点:154〜156℃ Rf値:0.40(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) (58)4−[(4−アミノ−3−ニトロ−フェニル)ア
ミノ]−6−メチルチオ−ピリミド[5,4−d]ピリミ
ジン 融点:248〜250℃ Rf値:0.48(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル/
メタノール=10:10:1) (59)4−[(4−クロロ−3−ニトロ−フェニル)ア
ミノ]−6−メチルチオ−ピリミド[5,4−d]ピリミ
ジン 融点:173〜175℃ Rf値:0.58(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) (60)4−[(4−アミノ−3−シアノ−フェニル)ア
ミノ]−6−メチルチオ−ピリミド[5,4−d]ピリミ
ジン 例XVIの化合物から調製した。
融点:225〜227℃ (61)4−[(4−アミノ−3,5−ジクロロ−フェニ
ル)アミノ]−6−メチルチオ−ピリミド[5,4−d]
ピリミジン 融点:195〜197℃ Rf値:0.50(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
1:1) (62)4−[(4−アミノ−3,5−ジブロモ−フェニ
ル)アミノ]−6−メチルチオ−ピリミド[5,4−d]
ピリミジン 例XVIIの化合物から調製した。
融点:245〜247℃ (63)4−[(2−シクロプロピルフェニル)アミノ]
−6−(モルホリノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミジ
ン 例XVの化合物から調製した。
融点:171〜173℃ 計算値:C 65.49 H 5.78 N 24.12 実測値: 65.24 5.84 24.06 実施例4 4−(フェニルアミノ)−ピリミド[5,4−d]ピリミ
ジン 4−(フェニルアミノ)−2,8−ジクロロ−ピリミド
[5,4−d]ピリミジン0.6gを50℃で攪拌しながらヨウ
化水素酸(濃度67%)10ml及び四ヨウ化二リン2.4gの混
合物に少しずつ添加する。攪拌を20分間にわたって続
け、次いでその混合物を氷及び水に注ぎ、水酸化ナトリ
ウム溶液でアルカリ性にする。その混合物を塩化メチレ
ンで3回抽出し、合わせた抽出物を乾燥させ、濃縮す
る。残渣をジオキサンに溶解し、パラジウム/木炭(10
%のパラジウム)0.5gを添加し、その混合物を還流下に
一夜加熱する。触媒を濾別し、濾液を濃縮し、石油エー
テル/酢酸エチル(10:3)を用いて残渣を酸化アルミニ
ウムカラムによるクロマトグラフィーにより精製する。
収量:0.07g(理論値の16%)、 融点:110〜112℃ Rf値:(酸化アルミニウム;石油エーテル/酢酸エチル
=2:1) 実施例4と同様にして、下記の化合物を得る。
(1)4−[(3−ブロモフェニル)アミノ]−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン 融点:208〜210℃ Rf値:0.30(酸化アルミニウム;石油エーテル/酢酸エ
チル=2:1) (2)4−[(4−クロロフェニル)アミノ]−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン 融点:187〜189℃ Rf値:0.35(酸化アルミニウム;石油エーテル/酢酸エ
チル=10:4) (3)4−[(3−トリフルオロメチルフェニル)アミ
ノ]−ピリミド[5,4−d]ピリミジン Rf値:0.41(酸化アルミニウム;石油エーテル/酢酸エ
チル=2:1) 質量スペクトル:M+=291 (4)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−ピリミ
ド[5,4−d]ピリミジン 融点:159〜160℃ Rf値:0.25(シリカゲル;石油エーテル/酢酸エチル=
2:1) 実施例5 活性物質75mgを含む被覆錠剤 1個の被覆錠剤は下記の成分を含む。
活性物質 75.0mg リン酸カルシウム 93.0mg トウモロコシ澱粉 35.5mg ポリビニルピロリドン 10.0mg ヒドロキシプロピルメチルセルロース 15.0mg ステアリン酸マグネシウム 1.5mg 230.0mg 製造: 活性物質をリン酸カルシウム、トウモロコシ澱粉、ポ
リビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース及び記載された量の半分のステアリン酸マグネシウ
ムと混合する。約13mmの直径を有するペレットを錠剤製
造機で製造し、これらを好適な機械で1.5mmのメッシュ
幅の篩でこすり、残りの量のステアリン酸マグネシウム
と混合する。これらのグラニュールを錠剤製造機で所望
の形状の錠剤に圧縮する。
コア重量:230mg ダイ:9mm、凸形 こうして製造された被覆錠剤をヒドロキシプロピルメ
チルセルロースを実質的に含むフィルムで被覆する。仕
上げフィルム被覆錠剤を蜜蝋で研磨する。
被覆錠剤質量:245mg 実施例6 活性物質100mgを含む被覆錠剤 組成: 1個の被覆錠剤は下記の成分を含む。
活性物質 100.0mg ラクトース 80.0mg トウモロコシ澱粉 34.0mg ポリビニルピロリドン 4.0mg ステアリン酸マグネシウム 2.0mg 220.0mg 製造方法: 活性化合物、ラクトース及び澱粉を混合し、その混合
物をポリビニルピロリドンの水溶液で均一に湿らせる。
湿った物質を篩分け(2.0mmのメッシュ幅)、トレイ乾
燥キャビネット中で50℃で乾燥させた後、それを再度篩
分け(1.5mmのメッシュ幅)、滑剤を混合する。圧縮に
供する混合物を錠剤に加工する。
錠剤質量:220mg 直径:10mm、両端に斜めにされた端部及び一面に分割し
ている溝を有する二層 実施例7 活性物質150mgを含む被覆錠剤 組成: 1個の被覆錠剤は下記の成分を含む。
活性物質 150.0mg 粉末ラクトース 89.0mg トウモロコシ澱粉 40.0mg コロイドシリカゲル酸 10.0mg ポリビニルピロリドン 10.0mg ステアリン酸マグネシウム 1.0mg 300.0mg 製造: 活性物質をラクトース、トウモロコシ澱粉及びケイ酸
と混合し、その混合物を20%の濃度のポリビニルピロリ
ドン水溶液で湿らせ、1.5mmのメッシュ幅の篩に通す。
グラニュールを45℃で乾燥させ、同篩で再度こすり、
記載された量のステアリン酸マグネシウムと混合する。
錠剤をその混合物からプレスする。
錠剤重量:300mg 直径:10mm、平坦 実施例8 活性物質150mgを含む硬質ゼラチンカプセル 1個のカプセルは下記の成分を含む。
活性化合物 150.0mg 乾燥トウモロコシ澱粉 約180.0mg 粉末ラクトース 約 87.0mg ステアリン酸マグネシウム 3.0mg 約420.0mg 製造: 活性化合物を助剤と混合し、その混合物を0.75mmのメ
ッシュ幅の篩に通し、好適な装置中で均一に混合する。
最終混合物をサイズ1硬質ゼラチンカプセルに導入す
る。
カプセル充填量:約320mg カプセルシェル:硬質ゼラチンカプセル、サイズ1 実施例9 活性物質150mgを含む座薬 1個の座薬は下記の成分を含む。
活性化合物 150.0mg ポリエチレングリコール1500 550.0mg ポリエチレングリコール6000 460.0mg ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート 840.0
mg 2000.0mg 製造: 座薬物質を溶融した後、活性化合物をその中に均一に
分布され、溶融物を予め冷却した金型に注入する。
実施例10 活性物質50mgを含む懸濁液 100mlの懸濁液は下記の成分を含む。
活性化合物 1.00g カルボキシメチルセルロースNa塩 0.10g メチルp−ヒドロキシベンゾエート 0.05g プロピルp−ヒドロキシベンゾエート 0.01g 蔗糖 10.00g グリセロール 5.00g ソルビトール溶液、70%濃度 20.00g 香料 0.30g 蒸留水 100mlまで 製造: 蒸留水を70℃に加熱する。メチルp−ヒドロキシベン
ゾエート及びプロピルp−ヒドロキシベンゾエート及び
グリセロール並びにカルボキシメチルセルロースナトリ
ウム塩を攪拌しながらその中に溶解する。その混合物を
室温に冷却し、活性化合物を添加し、攪拌しながら均一
に分散させる。糖、ソルビトール溶液及び香料を添加
し、溶解した後、その懸濁液を攪拌しながら排気して空
気を除去する。懸濁液5mlは活性化合物50mgを含む。
実施例11 活性物質10mgを含むアンプル 組成: 活性化合物 10.0mg 0.01Nの塩酸s.q. 2回蒸留水 2.0mlまで 製造: 活性物質を必要量の0.01Nの塩酸に溶解し、その溶液
を塩化ナトリウムで等張にし、滅菌濾過にかけ、2mlの
アンプルに導入する。
実施例12 活性物質50mgを含むアンプル 組成: 活性化合物 50.0mg 0.01Nの塩酸s.q. 2回蒸留水 10.0mlまで 製造: 活性物質を必要量の0.01Nの塩酸に溶解し、その溶液
を塩化ナトリウムで等張にし、滅菌濾過にかけ、10mlの
アンプルに導入する。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A61P 29/00 A61P 29/00 35/00 35/00 37/00 37/00 (31)優先権主張番号 19521386.6 (32)優先日 平成7年6月13日(1995.6.13) (33)優先権主張国 ドイツ(DE) (31)優先権主張番号 19528672.3 (32)優先日 平成7年8月4日(1995.8.4) (33)優先権主張国 ドイツ(DE) (72)発明者 ダーマン ゲオルク ドイツ連邦共和国 デー88400 ビベラ ッハ アムリスヴィルシュトラーセ 7 (72)発明者 メッツ トーマス オーストリア アー1010 ウィーン ラ ートハウスシュトラーセ 19−2−25

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 のピリミド[5,4−d]ピリミジン、それらの互変異性
    体、それらの立体異性体及びそれらの塩。 {式中、 Raは水素原子またはアルキル基であり、 Rbは基R1〜R3により置換されているフェニル基であり、 R1及びR2(これらは同じであってもよく、また異なって
    いてもよい)は夫々水素原子、フッ素原子、塩素原子、
    臭素原子またはヨウ素原子、 C1-6アルキル基、ヒドロキシル基またはC1-6アルコキシ
    基、 C3-7シクロアルキル基またはC4-7シクロアルコキシ基
    (これらの夫々は1個もしくは2個のアルキル基または
    アリール基により置換されていてもよい)、 C2-5アルケニル基またはC3-5アルケニルオキシ基(これ
    は必要によりアリール基により置換されていてもよく、
    そのビニル部分は酸素原子に結合されてはならない)、 C2-5アルキニル基またはC3-5アルキニルオキシ基(これ
    は必要によりアリール基により置換されていてもよく、
    そのエチニル部分は酸素原子に結合されてはならな
    い)、 アリール基、アリールオキシ基、アラルキル基、アラル
    コキシ基、アルキルスルフェニル基、アルキルスルフィ
    ニル基、アルキルスルホニル基、アルキルスルホニルオ
    キシ基、トリフルオロメチルスルフェニル基、トリフル
    オロメチルスルフィニル基、トリフルオロメチルスルホ
    ニル基、アリールスルフェニル基、アリールスルフィニ
    ル基、アリールスルホニル基、アラルキルスルフェニル
    基、アラルキルスルフィニル基またはアラルキルスルホ
    ニル基、 1〜3個のフッ素原子により置換されているメチル基ま
    たはメトキシ基、 1〜5個のフッ素原子により置換されているC2-4アルキ
    ル基またはC2-4アルコキシ基、 ニトロ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルア
    ミノ基、C3-7シクロアルキルアミノ基、N−アルキル−
    C3-7シクロアルキルアミノ基、アリールアミノ基、N−
    アルキル−アリールアミノ基、アラルキルアミノ基また
    はN−アルキル−アラルキルアミノ基、 4員〜7員アルキレンイミノ基(これは必要により1〜
    4個のアルキルにより置換されていてもよく、上記5員
    〜7員アルキレンイミノ基中で、夫々の場合に窒素原子
    に隣接する1個または2個のメチレン基は夫々の場合に
    カルボニル基により置換されていてもよく、または上記
    6員〜7員アルキレンイミノ基中で、4位のメチレン基
    は酸素原子もしくは硫黄原子またはスルフィニル基、ス
    ルホニル基、イミノ基、N−アルキル−イミノ基、N−
    アルキル−カルボニル−イミノ基、N−アルキルスルホ
    ニル−イミノ基、N−アリール−イミノ基もしくはN−
    アラルキル−イミノ基により置換されていてもよい)、 (アルキレンイミノ)カルボニル基または(アルキレン
    イミノ)スルホニル基(これは夫々の場合にアルキレン
    イミノ部分中に4〜7個の環原子を有し、必要により1
    〜4個のアルキル基により置換されていてもよく、上記
    6員〜7員アルキレンイミノ部分中で、夫々の場合に4
    位のメチレン基は酸素原子もしくは硫黄原子またはスル
    フィニル基、スルホニル基、イミノ基、N−アルキル−
    イミノ基、N−アルキルカルボニル−イミノ基、N−ア
    ルキルスルホニル−イミノ基、N−アリール−イミノ基
    もしくはN−アラルキル−イミノ基により置換されてい
    てもよい)、 アルキルカルボニルアミノ基、N−アルキル−アルキル
    カルボニルアミノ基、アルキルスルホニルアミノ基、N
    −アルキル−アルキルスルホニルアミノ基、アリールカ
    ルボニルアミノ基、N−アルキル−アリールカルボニル
    アミノ基、アリールスルホニルアミノ基、N−アルキル
    −アリール−スルホニルアミノ基、アラルキルカルボニ
    ルアミノ基、N−アルキル−アラルキルカルボニルアミ
    ノ基、アラルキルスルホニルアミノ基、N−アルキル−
    アラルキルスルホニルアミノ基、ペルフルオロアルキル
    スルホニルアミノ基、N−アルキル−ペルフルオロアル
    キルスルホニルアミノ基、アルキルカルボニル基、アリ
    ールカルボニル基、アラルキルカルボニル基、アリール
    −ヒドロキシメチル基、アラルキル−ヒドロキシメチル
    基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アラル
    コキシカルボニル基、アミノカルボニル基、アルキルア
    ミノカルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、ア
    リールアミノカルボニル基、N−アルキル−アリールア
    ミノカルボニル基、アラルキルアミノカルボニル基、N
    −アルキル−アラルキルアミノカルボニル基、N−ヒド
    ロキシ−アミノカルボニル基、N−ヒドロキシ−アルキ
    ルアミノカルボニル基、N−アルコキシ−アミノカルボ
    ニル基、N−アルコキシ−アルキルアミノカルボニル
    基、シアノ基、アジド基、N−シアノ−アミノ基または
    N−シアノ−アルキルアミノ基、 スルホ基、アルコキシスルホニル基、アミノスルホニル
    基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノス
    ルホニル基、アリールアミノスルホニル基、N−アルキ
    ルアリールアミノスルホニル基、アラルキルアミノスル
    ホニル基またはN−アルキル−アラルキルアミノスルホ
    ニル基、 ホスホノ基、O−アルキル−ホスホノ基、O,O′−ジア
    ルキル−ホスホノ基、O−アラルキル−ホスホノ基また
    はO,O′−ジアラルキル−ホスホノ基、 R4により置換されているアルキル基またはアルコキシ基
    であり、 R4はヒドロキシル基、アルコキシ基、アリールオキシ
    基、アラルコキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジ
    アルキルアミノ基、アルキルスルフェニル基、アルキル
    スルフィニル基、アルキルスルホニル基、アリールスル
    フェニル基、アリールスルフィニル基、アリールスルホ
    ニル基、アラルキルスルフェニル基、アラルキルスルフ
    ィニル基、アラルキルスルホニル基、カルボキシル基、
    アルコキシカルボニル基、アミノカルボニル基、アルキ
    ルアミノカルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基
    またはシアノ基、 4員〜7員アルキレンイミノ基(これは必要により1〜
    4個のアルキル基により置換されていてもよく、上記5
    員〜7員アルキレンイミノ基中で、夫々の場合に窒素原
    子に隣接する1個または2個のメチレン基はカルボニル
    基により置換されていてもよく、または上記6員〜7員
    アルキレンイミノ基中で、4位のメチレン基は酸素原子
    もしくは硫黄原子またはスルフィニル基、スルホニル
    基、イミノ基、N−アルキル−イミノ基、N−アルキル
    カルボニル−イミノ基、N−アルキルスルホニル−イミ
    ノ基、N−アリール−イミノ基もしくはN−アラルキル
    −イミノ基により置換されていてもよい)、または (アルキレンイミノ)カルボニル基(これは夫々の場合
    にアルキレンイミノ部分中に4〜7個の環原子を有し、
    必要により1〜4個のアルキル基により置換されていて
    もよく、上記6員〜7員アルキレンイミノ部分中で、夫
    々の場合に4位のメチレン基は酸素原子もしくは硫黄原
    子またはスルフィニル基、スルホニル基、イミノ基、N
    −アルキル−イミノ基、N−アルキルカルボニル−イミ
    ノ基、N−アルキルスルホニル−イミノ基、N−アリー
    ル−イミノ基もしくはN−アラルキル−イミノ基により
    置換されていてもよい)であり、 R3は水素原子、フッ素原子、塩素原子または臭素原子、
    アルキル基、アルコキシ基もしくはトリフルオロメチル
    基であり、または R2はR3と一緒に(これらが隣接炭素原子に結合されてい
    る場合)メチレンジオキシ基(これは必要により1個ま
    たは2個のアルキル基により置換されていてもよい)、
    n−C3-6アルキレン基(これは必要により1個または2
    個のアルキル基により置換されていてもよい)、または
    1,3−ブタジエン−1,4−ジイレン基(これは必要により
    1個もしくは2個のフッ素原子、塩素原子、臭素原子も
    しくはヨウ素原子または1個もしくは2個のヒドロキシ
    ル基、アルキル基、アルコキシ基、トリフルオロメチル
    基もしくはシアノ基により置換されていてもよく、これ
    らの置換基は同じであってもよく、また異なっていても
    よい)であり、 RaはR1と一緒に(R1がRaにより置換されている窒素原子
    に対しo−位にある場合)n−C2-4アルキレン基(これ
    は必要により1個または2個のアルキル基により置換さ
    れていてもよい)であり、かつ RcはC3-7シクロアルキル基、C3-7シクロアルキル−C1-3
    アルキル基、アラルキル基、ヒドロキシル基、アリール
    オキシ基、アラルコキシ基、メルカプト基、C1-8アルキ
    ルスルフェニル基、C1-8アルキルスルフィニル基、C1-8
    アルキルスルホニル基、C4-7シクロアルキルスルフェニ
    ル基、C4-7シクロアルキルスルフィニル基、C4-7シクロ
    アルキルスルホニル基、C3-7シクロアルキル−C1-3アル
    キルスルフェニル基、C3-7シクロアルキル−C1-3アルキ
    ルスルフィニル基、C3-7シクロアルキル−C1-3アルキル
    スルホニル基、アリールスルフェニル基、アリールスル
    フィニル基、アリールスルホニル基、アラルキルスルフ
    ェニル基、アラルキルスルフィニル基またはアラルキル
    スルホニル基、 C1-8アルコキシ基(これはアルコキシカルボニル基、シ
    アノ基、カルボキシル基、アミノカルボニル基、アルキ
    ルアミノカルボニル基またはジアルキルアミノカルボニ
    ル基により置換されている)、 ヒドロキシル基、アルコキシ基、ヒドロキシ−C2-4アル
    キルアミノ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキ
    ルアミノ基、アルキルカルボニルアミノ基、N−アルキ
    ル−N−(アルキルカルボニル)アミノ基、アルキルス
    ルホニルアミノ基、N−アルキル−N−(アルキルスル
    ホニル)アミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基もし
    くはN−アルキル−N−(アルコキシカルボニル)アミ
    ノ基、5員〜7員アルキレンイミノ基(これは必要によ
    り1〜4個のアルキル基により置換されていてもよく、
    上記5員〜7員アルキレンイミノ基中で、夫々の場合に
    窒素原子に隣接する1個または2個のメチレン基はカル
    ボニル基により置換されていてもよく、更に上記6員〜
    7員アルキレンイミノ基中で、4位のメチレン基は酸素
    原子もしくは硫黄原子またはカルボニル基、スルフィニ
    ル基、スルホニル基、イミノ基、N−アルキル−イミノ
    基、N−アルキルカルボニル−イミノ基、N−ホルミル
    −イミノ基、N−ジアルキルアミノカルボニル−イミノ
    基、N−アルコキシ−カルボニル−イミノ基、N−アル
    キルスルホニル−イミノ基、N−アリール−イミノ基も
    しくはN−アラルキル−イミノ基により置換されていて
    もよい)により置換されたC2-8アルコキシ基、 2個のヒドロキシル基またはアルコキシ基により置換さ
    れたC3-8アルコキシ基、 C3-7シクロアルキル基により置換されたC1-8アルコキシ
    基(夫々の場合に、シクロアルキル基は1〜4個のアル
    キル基により置換されていてもよく、また上記C4-7シク
    ロアルキル基中で、夫々の場合にメチレン基は酸素原子
    もしくは硫黄原子またはカルボニル基、スルフィニル
    基、スルホニル基、イミノ基、N−アルキル−イミノ
    基、N−アルキルカルボニル−イミノ基、N−アルコキ
    シカルボニル−イミノ基、N−アルキルスルホニル−イ
    ミノ基、N−アリール−イミノ基もしくはN−アラルキ
    ル−イミノ基により置換されていてもよい)、 C4-7シクロアルコキシ基(これは必要により1個もしく
    は2個のヒドロキシル基またはアルコキシ基、アルコキ
    シカルボニル基、シアノ基、カルボキシル基、アミノ−
    カルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジアルキ
    ルアミノカルボニル基、ヒドロキシ−C2-4アルキルアミ
    ノ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ
    基、アルキルカルボニル−アミノ基、N−アルキル−N
    −(アルキルカルボニル)アミノ基、アルキルスルホニ
    ルアミノ基、N−アルキル−N−(アルキルスルホニ
    ル)アミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基もしくは
    N−アルキル−N−(アルコキシカルボニル)アミノ基
    により置換されていてもよく、上記C5-7シクロアルコキ
    シ基中で、夫々の場合にメチレン基は酸素原子もしくは
    硫黄原子またはスルフィニル基、スルホニル基、イミノ
    基、N−アルキル−イミノ基、N−アルキルカルボニル
    −イミノ基、N−アルコキシカルボニル−イミノ基、N
    −アルキルスルホニル−イミノ基、N−アリール−イミ
    ノ基もしくはN−アラルキル−イミノ基により置換され
    ていてもよい)、 C3-8アルケニルオキシ基(これは必要によりアリール基
    またはC3-7シクロアルキル基により置換されていてもよ
    く、そのビニル部分の酸素原子に結合されてはならな
    い)、 C3-8アルキニルオキシ基(これは必要によりアリール基
    またはC3-7シクロアルキル基により置換されていてもよ
    く、そのエチニル部分の酸素原子に結合されてはならな
    い)、 4員〜8員アルキレンイミノ基(これは必要により1〜
    4個のアルキル基または1〜2個のアリール基により置
    換されていてもよく、更に基R5により置換されていても
    よい)であり、 R5はアリール基、アラルキル基、カルボキシル基、アル
    コキシカルボニル基、アミノ−カルボニル基、アルキル
    アミノカルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、
    シアノ基、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アリールオ
    キシ基、アラルコキシ基、アルキルカルボニルオキシ
    基、アリールカルボニルオキシ基、アミノ基、アルキル
    アミノ基、ヒドロキシ−C2-4アルキルアミノ基、ジアル
    キルアミノ基、シアノ−アミノ基、ホルミルアミノ基、
    N−(アルキル)−N−(ヒドロキシ−C2-4アルキル)
    アミノ基またはビス−(ヒドロキシ−C2-4アルキル)ア
    ミノ基、 (アルキレンイミノ)カルボニル基(これは夫々の場合
    にアルキレンイミノ部分中に4〜7個の環原子を有し、
    また必要により1〜4個のアルキル基により置換されて
    いてもよく、上記6員〜7員アルキレンイミノ部分中
    で、夫々の場合に4位のメチレン基は酸素原子もしくは
    窒素原子またはスルフィニル基、スルホニル基、イミノ
    基、N−アルキル−イミノ基、N−アルキル−カルボニ
    ル−イミノ基、N−アルキルスルホニル−イミノ基、N
    −アリール−イミノ基もしくはN−アラルキル−イミノ
    基により置換されていてもよい)、 4員〜7員アルキレンイミノ基(これは必要により1〜
    4個のアルキル基またはヒドロキシ−アルキル基により
    置換されていてもよく、上記5員〜7員アルキレンイミ
    ノ部分中で、夫々の場合に窒素原子に隣接する1個また
    は2個のメチレン基はカルボニル基により置換されてい
    てもよい)、 6員または7員アルキレンイミノ基(これは必要により
    1〜4個のアルキル基またはヒドロキシアルキル基によ
    り置換されていてもよく、夫々の場合にアルキレンイミ
    ノ基の4位のメチレン基は酸素原子もしくは硫黄原子ま
    たはカルボニル基、スルフィニル基、スルホニル基、イ
    ミノ基、N−アルキル−イミノ基、N−アルキルカルボ
    ニル−イミノ基、N−アルキル−スルホニル−イミノ
    基、N−アリール−イミノ基もしくはN−アラルキル−
    イミノ基により置換されており、更に夫々の場合に上記
    基のアルキレンイミノ基中で、窒素原子に隣接する1個
    または2個のメチレン基はカルボニル基により置換され
    ていてもよい)、 4員〜7員アルキレンイミノ基(これはヒドロキシル
    基、アルコキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジア
    ルキルアミノ基、アルキルカルボニルアミノ基、N−ア
    ルキル−アルキルカルボニルアミノ基、アルキルスルホ
    ニルアミノ基、N−アルキル−アルキルスルホニル−ア
    ミノ基またはヒドロキシアルキル基により置換されてい
    る)、 アルキルカルボニルアミノ基、N−アルキル−アルキル
    カルボニルアミノ基、アルキルスルホニルアミノ基、N
    −アルキル−アルキルスルホニルアミノ基、アリールカ
    ルボニルアミノ基、N−アルキル−アリールカルボニル
    アミノ基、アリールスルホニルアミノ基、N−アルキル
    −アリールスルホニルアミノ基、アラルキルカルボニル
    アミノ基、N−アルキル−アラルキルカルボニルアミノ
    基、アラルキルスルホニルアミノ基、N−アルキル−ア
    ラルキルスルホニルアミノ基、アルコキシカルボニルア
    ミノ基、N−アルキル−アルコキシカルボニルアミノ
    基、アラルコキシカルボニルアミノ基またはN−アルキ
    ル−アラルコキシカルボニルアミノ基、 (NR7R8)CONR6−基または(NR7R8)SO2NR6−基 (式中、R6、R7及びR8(これらは同じであってもよく、
    また異なっていてもよい)は夫々水素原子またはアルキ
    ル基であり、または R6及びR7は一緒になってn−C2-4アルキレン基であり、
    かつ R8は水素原子またはアルキル基である)、 カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル
    基、アミノカルボニルアルキル基、アルキルアミノカル
    ボニルアルキル基またはジアルキルアミノカルボニルア
    ルキル基、 (アルキレンイミノ)カルボニルアルキル基(これは夫
    々の場合にアルキレンイミノ部分中に4〜7個の環原子
    を有し、また必要により1〜4個のアルキル基により置
    換されていてもよく、上記6員〜7員アルキレンイミノ
    部分中で、夫々の場合に4位のメチレン基は酸素原子も
    しくは硫黄原子またはスルフィニル基、スルホニル基、
    イミノ基もしくはN−アルキル−イミノ基により置換さ
    れていてもよい)、 (カルボキシアルキル)オキシ基、(アルコキシカルボ
    ニルアルキル)オキシ基、(アミノカルボニルアルキ
    ル)オキシ基、(アルキルアミノカルボニルアルキル)
    オキシ基または(ジアルキルアミノカルボニルアルキ
    ル)オキシ基、 [(アルキレンイミノ)カルボニルアルキル]オキシ基
    (これは夫々の場合にアルキレンイミノ部分中に4〜7
    個の環原子を有し、また必要により1〜4個のアルキル
    基により置換されていてもよく、上記6員〜7員アルキ
    レンイミノ部分中で、夫々の場合に4位のメチレン基は
    酸素原子もしくは硫黄原子またはスルフィニル基、スル
    ホニル基、イミノ基もしくはN−アルキル−イミノ基に
    より置換されていてもよい)、 シアノアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシ
    アルキル基、アリールオキシアルキル基、アミノアルキ
    ル基、アルキルアミノアルキル基またはジアルキルアミ
    ノアルキル基、 (アルキレンイミノ)アルキル基(これは夫々の場合に
    アルキレンイミノ部分中に4〜7個の環原子を有し、ま
    た必要により1〜4個のアルキル基により置換されてい
    てもよく、上記6員〜7員アルキレンイミノ部分中で、
    夫々の場合に4位のメチレン基は酸素原子もしくは硫黄
    原子またはスルフィニル基、スルホニル基、イミノ基も
    しくはN−アルキル−イミノ基により置換されていても
    よい)、 アルキルカルボニルアミノアルキル基、N−アルキル−
    アルキルカルボニルアミノアルキル基、アルキルスルホ
    ニルアミノアルキル基、N−アルキル−アルキルスルホ
    ニルアミノアルキル基、アリールカルボニルアミノアル
    キル基、N−アルキル−アリールカルボニルアミノアル
    キル基、アリールスルホニルアミノアルキル基、N−ア
    ルキル−アリールスルホニルアミノアルキル基、アルキ
    ルスルフェニル基、アルキルスルフェニル基、アルキル
    スルホニル基、アリールスルフェニル基、アリールスル
    フィニル基、アリールスルホニル基、アラルキルスルフ
    ェニル基、アラルキルスルフィニル基、アラルキルスル
    ホニル基、アルキルスルフェニルアルキル基、アルキル
    スルフィニルアルキル基、アルキルスルホニルアルキル
    基、アリールスルフェニルアルキル基、アリールスルフ
    ィニルアルキル基またはアリールスルホニルアルキル基
    または C3-7シクロアルキル基(C5-7シクロアルキル基中で、メ
    チレン基は酸素原子もしくは硫黄原子またはスルフィニ
    ル基、スルホニル基、イミノ基もしくはN−アルキルイ
    ミノ基により置換されていてもよい)であり、または Rcは6員〜8員アルキレンイミノ基(これは必要により
    1〜4個のアルキル基またはアリール基により置換され
    ていてもよく、更に基R5により置換されていてもよく、
    上記アルキレンイミノ基中で、夫々の場合に4位のメチ
    レン基は酸素原子もしくは硫黄原子またはカルボニル
    基、スルフィニル基、スルホニル基、N−オキサイド−
    N−アルキルイミノ基もしくはR9N基により置換されて
    いる)であり、 R9は水素原子、アルキル基、ヒドロキシ−C2-4アルキル
    基、アルコキシ−C2-4アルキル基、アミノ−C2-4アルキ
    ル基、アルキルアミノ−C2-4アルキル基、ジアルキルア
    ミノ−C2-4アルキル基、(ヒドロキシ−C2-4アルコキ
    シ)−C2-4アルキル基、アミノカルボニルアルキル基、
    アルキルアミノカルボニルアルキル基、ジアルキルアミ
    ノカルボニルアルキル基、アリール基、アラルキル基、
    ホルミル基、アルキルカルボニル基、アルキルスルホニ
    ル基、アリールカルボニル基、アリールスルホニル基、
    アラルキルカルボニル基、アラルキルスルホニル基、ア
    ルコキシカルボニル基、シアノ基、アミノカルボニル
    基、アルキルアミノカルボニル基もしくはジアルキルア
    ミノカルボニル基または(アルキレンイミノ)カルボニ
    ル基(これは夫々の場合にアルキレンイミノ部分中に4
    〜7個の環原子を有し、6員〜7員アルキレンイミノ部
    分中で、4位のメチレン基は酸素原子もしくは硫黄原子
    またはスルフィニル基、スルホニル基、イミノ基または
    N−アルキル−イミノ基により置換されていてもよい)
    であり、または Rcは1−ピロリジニル基(これは必要により1〜4個の
    アルキル基により置換されていてもよく、また炭素骨格
    の2個の水素原子は直鎖アルキレンブリッジにより置換
    されており、このブリッジは2個の水素原子が同じ炭素
    原子にある場合に2〜6個の炭素原子を含み、または2
    個の水素原子が隣接炭素原子にある場合に1〜5個の炭
    素原子を含み、または2個の水素原子が原子により分離
    されている炭素原子にある場合に2〜4個の炭素原子を
    含み、上記1−ピロリジニル基は更に基R5(これは先に
    定義されたとおりである)により置換されていてもよ
    い)、 1−ピペリジニル基または1−アザシクロヘプト−1−
    イル基(これは必要により1〜4個のアルキル基により
    置換されていてもよく、また炭素骨格の2個の水素原子
    は直鎖アルキレンブリッジにより置換されており、この
    ブリッジは2個の水素原子が同じ炭素原子にある場合に
    2〜6個の炭素原子を含み、または2個の水素原子が隣
    接炭素原子にある場合に1〜5個の炭素原子を含み、ま
    たは2個の水素原子が原子により分離されている炭素原
    子にある場合に1〜4個の炭素原子を含み、または2個
    の水素原子が2個の原子により分離されている炭素原子
    にある場合に1〜3個の炭素原子を含み、上記1−ピロ
    リジニル基及び1−アザシクロヘプト−1−イル基は更
    に基R5(これは先に定義されたとおりである)により置
    換されていてもよい)、 1−ピロリジニル基(これは必要により1〜4個のアル
    キル基により置換されていてもよく、また3位の2個の
    水素原子は−O−CH2CH2−O−基または−O−CH2CH2CH
    2−O−基により置換されている)、 1−ピロリジニル基または1−アザシクロヘプト−1−
    イル基(これは必要により1〜4個のアルキル基により
    置換されていてもよく、また3位または4位で、夫々の
    場合に2個の水素原子は−O−CH2CH2−O−基または−
    O−CH2CH2CH2−O−基により置換されている)、 式 の基 (式中、 m及びn(これらは同じであってもよく、また異なって
    いてもよく)は数1〜3であり、または mは数0であり、かつnは数2、3または4であり、更
    に、上記ベンゾ部分はフッ素原子、塩素原子、臭素原子
    もしくはヨウ素原子またはアルキル基、トリフルオロメ
    チル基、ヒドロキシル基、アルコキシ基もしくはシアノ
    基により一置換または二置換されていてもよく、また上
    記飽和環状イミノ部分は1個または2個のアルキル基に
    より一置換または二置換されていてもよく、これらの置
    換基は夫々の場合に同じであってもよく、また異なって
    いてもよい)、または (R10NR11)基であり、 R10及びR11(これらは同じであってもよく、また異なっ
    ていてもよい)は夫々水素原子、 C1-16アルキル基[これは1個もしくは2個のアリール
    基もしくはC3-7シクロアルキル基、カルボキシル基、ア
    ルコキシカルボニル基、アミノカルボニル基、アルキル
    アミノカルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、
    ヒドロキシ−C2-4アルキルアミノカルボニル基、シアノ
    基、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アリールオキシ
    基、アラルコキシ基、C2-4アルキレンジオキシ基、アル
    キルカルボニルオキシ基、アリールカルボニルオキシ
    基、ホルミルアミノ基、アミノ基、アルキルアミノ基も
    しくはジアルキルアミノ基、(アルキレンイミノ)カル
    ボニル基(これは夫々の場合にアルキレンイミノ部分中
    に4〜7個の環原子を有し、必要により1〜4個のアル
    キル基により置換されていてもよく、6員または7員ア
    ルキレンイミノ基中で、夫々の場合に4位のメチレン基
    は酸素原子もしくは硫黄原子またはスルフィニル基、ス
    ルホニル基、イミノ基、N−アルキル−イミノ基、N−
    アルキルカルボニル−イミノ基、N−アルキルスルホニ
    ル−イミノ基、N−アリール−イミノ基もしくはN−ア
    ラルキル−イミノ基により置換されていてもよい)、 4員〜7員アルキレンイミノ基(これは必要により1〜
    4個のアルキル基により置換されていてもよく、上記6
    員または7員アルキレンイミノ基中で、夫々の場合に4
    位のメチレン基は酸素原子もしくは硫黄原子またはスル
    フィニル基、スルホニル基もしくはR9N基(式中、R9
    先に定義されたとおりである)により置換されていても
    よく、更に上記5員〜7員アルキレンイミノ基中で、夫
    々の場合に窒素原子に隣接する1個または2個のメチレ
    ン基はカルボニル基により置換されていてもよい)、 アルキルスルホニルアミノ基、N−アルキル−アルキル
    スルホニルアミノ基、アリールカルボニルアミノ基、N
    −アルキル−アリールカルボニルアミノ基、アルキルカ
    ルボニルアミノ基、N−アルキル−アルキルカルボニル
    アミノ基、アリールスルホニルアミノ基、N−アルキル
    −アリールスルホニルアミノ基、アラルキルカルボニル
    アミノ基、N−アルキルアラルキルカルボニルアミノ
    基、アラルキルスルホニルアミノ基、N−アルキル−ア
    ラルキルスルホニルアミノ基、アルコキシカルボニルア
    ミノ基、N−アルキル−アルコキシカルボニルアミノ
    基、アラルコキシカルボニルアミノ基もしくはN−アル
    キル−アラルコキシカルボニルアミノ基、(R8NR7)−C
    O−NR6−基もしくは(R8NR7)−SO2−NR6−基(式中、R
    6、R7及びR8は先に定義されたとおりである)、アルキ
    ルスルフェニル基、アルキルスルフィニル基、アルキル
    スルホニル基、アリールスルフェニル基、アリールスル
    フィニル基、アリールスルホニル基、アラルキルスルフ
    ェニル基、アラルキルスルフェニル基もしくはアラルキ
    ルスルホニル基、C4-7シクロアルキル基(これはR5によ
    り置換されており、必要により更に1〜4個のアルキル
    基により置換されていてもよく、R5は先に定義されたと
    おりである)、C5-7シクロアルキル基(これは必要によ
    り1〜4個のアルキル基により置換されていてもよく、
    メチレン基は酸素原子もしくは硫黄原子またはスルフィ
    ニル基、スルホニル基、もしくはNR9基、或いはフッ素
    原子、塩素原子、臭素原子もしくはヨウ素原子により置
    換されている)により置換されていてもよい]、 2個または3個のフッ素原子により置換されたC2-10
    ルキル基、 4個または5個のフッ素原子により置換されたC3-10
    ルキル基、 1,4,7,10−テトラオキサシクロドデシル基、1,4,7,10,1
    3−ペンタオキサシクロペンダデシル基または1,4,7,10,
    13,16−ヘキサオキサシクロオクタデシル基により置換
    されているメチル基、 2〜5個のヒドロキシル基またはアルコキシ基により置
    換されているC3-10アルキル基、 アリール基及びヒドロキシル基により置換されており、
    更にアミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ
    基、ヒドロキシル基またはアルコキシ基により置換され
    ていてもよいC2-6アルキル基、 アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、ア
    ルキルカルボニルアミノ基またはアルコキシカルボニル
    アミノ基により置換されており、更にヒドロキシル基ま
    たはアルコキシ基により置換されているC3-6アルキル
    基、 アルケニル基またはアルキニル基(これは夫々の場合に
    3〜6個の炭素原子を有し、必要によりアリール基また
    はC3-7シクロアルキル基により置換されていてもよく、
    そのビニル部分またはエチニル部分は窒素原子に結合さ
    れてはならない) ω位でヒドロキシル基またはアルコキシ基により置換さ
    れているC2-4アルコキシ基により置換されているC2-4
    ルキル基、 アリール基、 シクロプロピル基[これは1個もしくは2個のアルキル
    基、アリール基、カルボキシル基、アルコキシカルボニ
    ル基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル
    基もしくはジアルキルアミノカルボニル基または(アル
    キレンイミノ)カルボニル基(これは夫々の場合にアル
    キレンイミノ部分中に4〜7個の環原子を有し、必要に
    より1〜4個のアルキル基により置換されていてもよ
    く、上記6員または7員アルキレンイミノ部分中に、夫
    々の場合に4位のメチレン基は酸素原子もしくは硫黄原
    子またはスルフィニル基、スルホニル基、イミノ基、N
    −アルキルイミノ基、N−アルキルカルボニル−イミノ
    基、N−アルキルスルホニル−イミノ基、N−アリール
    −イミノ基もしくはN−アラルキル−イミノ基により置
    換されていてもよい)により置換されていてもよい]、 C4-7シクロアルキル基(これは必要により1〜4個のア
    ルキル基により置換されていてもよく、更にR5(これは
    先に定義されたとおりである)により置換されていても
    よい)、 C5-7シクロアルキル基(これは必要により1〜2個のア
    ルキル基により置換されていてもよく、更にN,N−ジア
    ルキル−N−オキサイド−アミノ基により置換されてい
    る)、 C5-7シクロアルケニル基(これは必要により1〜4個の
    アルキル基により置換されていてもよく、そのビニル部
    分は(R11NR10)−基の窒素原子に結合されてはならな
    い)、 C4-7シクロアルキル基(これは必要により1〜4個のア
    ルキル基により置換されていてもよく、更にR5により置
    換されていてもよく、そのシクロアルキル部分中で、メ
    チレン基は酸素原子もしくは硫黄原子またはスルフィニ
    ル基、スルホニル基、N−アルキル−N−オキサイド−
    イミノ基もしくはR9N基により置換されており、R5及びR
    9は先に定義されたとおりである)、 C5−C7シクロアルキル基またはC5−C7シクロアルキルア
    ルキル基(これは必要により1〜4個のアルキル基によ
    り置換されていてもよく、夫々の場合にシクロアルキル
    部分中のメチレン基はカルボニル基により置換されてい
    る)、 シクロペンチル基またはシクロペンチルアルキル基(こ
    れは必要により1〜4個のアルキル基により置換されて
    いてもよく、夫々の場合にシクロペンチル部分中の2個
    の水素原子は直鎖アルキレンブリッジにより置換されて
    おり、このブリッジは2個の水素原子が同じ炭素原子に
    ある場合には2〜6個の炭素原子を含み、または2個の
    水素原子が隣接炭素原子にある場合には1〜5個の炭素
    原子を含み、または2個の水素原子が炭素原子により分
    離されている炭素原子にある場合には2〜4個の炭素原
    子を含み、上記環は更に基R5(これは先に定義されたと
    おりである)により置換されていてもよい)、 シクロヘキシル基、シクロヘキシルアルキル基、シクロ
    ヘプチル基またはシクロヘプチルアルキル基(これは必
    要により1〜4個のアルキル基により置換されていても
    よく、夫々の場合にシクロアルキル部分中の2個の水素
    原子は直鎖アルキレンブリッジにより置換されており、
    このブリッジは2個の水素原子が同じ炭素原子にある場
    合には2〜6個の炭素原子を含み、または2個の水素原
    子が隣接炭素原子にある場合には1〜5個の炭素原子を
    含み、または2個の水素原子が炭素原子により分離され
    ている炭素原子にある場合には1〜4個の炭素原子を含
    み、または2個の水素原子が2個の炭素原子により分離
    されている炭素原子にある場合には1〜3個の炭素原子
    を含み、上記環は更に基R5(これは先に定義されたとお
    りである)により置換されていてもよい)、 3−シクロヘキセン−1−イル基または3−シクロヘキ
    セン−1−イル−アルキル基(これは必要により1〜4
    個のアルキル基により置換されていてもよく、シクロヘ
    キセニル部分中の2,5位の2個の水素原子はn−C1-3
    ルキレンブリッジにより置換されている)、 3−キヌクリジニル基、4−キヌクリジニル基、2−キ
    ヌクリジニル−アルキル基、3−キヌクリジニル−アル
    キル基、4−キヌクリジニル−アルキル基、アザビシク
    ロ[2.2.1]ヘプト−4−イル基、アザビシクロ[2.2.
    1]ヘプト−4−イル−アルキル基またはアダマンチル
    基であり、または R10は水素原子またはアルキル基であり、かつR11はヒド
    ロキシル基、アルコキシ基またはシアノ基であり、 特にことわらない限り、 上記基の定義に記載されたアリール部分はフェニル基を
    意味するものと理解されるべきであり、そのフェニル基
    は夫々の場合にR12により一置換されていてもよく、R13
    により一置換、二置換または三置換されていてもよく、
    またはR12により一置換され、更にR13により一置換また
    は二置換されていてもよく、これらの置換基は同じであ
    ってもよく、また異なっていてもよく、かつ R12はシアノ基、カルボキシル基、アミノカルボニル
    基、アルキルアミノカルボニル基、ジアルキルアミノカ
    ルボニル基、アルコキシカルボニル基、アルキルカルボ
    ニル基、アルキルスルフェニル基、アルキルスルフィニ
    ル基、アルキルスルホニル基、アルキルスルホニルオキ
    シ基、ペルフルオロアルキル基、ペルフルオロアルコキ
    シ基、ニトロ基、アミノ基、アルキルカルボニルアミノ
    基、N−アルキル−アルキルカルボニルアミノ基、アル
    キルアミノ基、ジアルキルアミノ基、ヒドロキシル−C
    2-4アルキルアミノ基、N−アルキル−(ヒドロキシル
    −C2-4アルキル)アミノ基、ビス−(ヒドロキシル−C
    2-4アルキル)アミノ基、フェニルアルキルカルボニル
    アミノ基、フェニルカルボニルアミノ基、アルキルスル
    ホニルアミノ基、フェニルアルキルスルホニルアミノ
    基、フェニルスルホニルアミノ基、N−アルキル−フェ
    ニルアルキルカルボニルアミノ基、N−アルキル−フェ
    ニルカルボニルアミノ基、N−アルキル−アルキルスル
    ホニルアミノ基、N−アルキル−フェニルアルキルスル
    ホニルアミノ基、N−アルキル−フェニルスルホニルア
    ミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニ
    ル基、ジアルキルアミノスルホニル基、(R8NR7)−CO
    −NR6−基または(R8NR7)−SO2−NR6−基(式中、R6
    R7及びR8は先に定義されたとおりである)、 5員〜7員アルキレンイミノ基(これは必要により1〜
    4個のアルキル基またはヒドロキシアルキル基により置
    換されていてもよく、上記6員〜7員アルキレンイミノ
    基中で、夫々の場合に4位のメチレン基は酸素原子また
    はR9N基(式中、R9は先に定義されたとおりである)に
    より置換されていてもよい)、 5員〜7員アルキレンイミノ基(これは必要により1〜
    4個のアルキル基またはヒドロキシアルキル基により置
    換されていてもよく、夫々の場合に窒素原子に隣接する
    1個または2個のメチレン基は夫々の場合にカルボニル
    基により置換されている)であり、かつ R13はアルキル基、ヒドロキシル基もしくはアルコキシ
    基またはフッ素原子、塩素原子、臭素原子もしくはヨウ
    素原子であり、二つの基R13はこれらが隣接炭素原子に
    結合されている場合にはまた3〜6個の炭素原子を有す
    るアルキレン基、1,3−ブタジエン−1,4−ジイレン基ま
    たはメチレンジオキシ基であってもよく、 また特にことわらない限り、上記アルキル部分、アルキ
    レン部分及びアルコキシ部分は夫々の場合に1〜4個の
    炭素原子を含む}
  2. 【請求項2】特にことわらない限り、窒素原子、酸素原
    子または硫黄原子に結合されている請求の範囲第1項に
    記載のアルキレン部分またはシクロアルキレン部分中の
    夫々の炭素原子が更に別のハロゲン原子、窒素原子、酸
    素原子または硫黄原子に結合されてはならないことを条
    件とする請求の範囲第1項に記載の一般式Iのピリミド
    [5,4−d]ピリミジン、それらの互変異性体、それら
    の立体異性体及びそれらの塩。
  3. 【請求項3】Raが水素原子またはアルキル基であり、 Rbが基R1〜R3により置換されているフェニル基であり、 R1が水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子または
    ヨウ素原子、 C1-6アルキル基、ヒドロキシル基またはC1-6アルコキシ
    基、 C3-6シクロアルキル基またはC5-6シクロアルコキシ基、 C2-5アルケニル基またはC3-5アルケニルオキシ基(その
    ビニル部分は酸素原子に結合されてはならない)、 C2-5アルキニル基またはC3-5アルキニルオキシ基(その
    エチニル部分は酸素原子に結合されてはならない)、 アリール基、アリールオキシ基、アラルキル基、アラル
    コキシ基、アルキルスルフェニル基、アルキルスルフィ
    ニル基、アルキルスルホニル基、アルキルスルホニルオ
    キシ基、トリフルオロメチルスルフェニル基、トリフル
    オロメチルスルホニル基、アリールスルフェニル基、ア
    リールスルフィニル基、アリールスルホニル基、アラル
    キルスルフェニル基、アラルキルスルフィニル基または
    アラルキルスルホニル基、 1〜3個のフッ素原子により置換されているメチル基ま
    たはメトキシ基、 1〜5個のフッ素原子により置換されているC2-4アルキ
    ル基またはC2-4アルコキシ基、 ニトロ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルア
    ミノ基、C3-6シクロアルキルアミノ基、N−アルキル−
    C3-6シクロアルキルアミノ基、アリールアミノ基、N−
    アルキル−アリールアミノ基、アラルキルアミノ基また
    はN−アルキル−アラルキルアミノ基、 5員〜7員アルキレンイミノ基(夫々の場合に窒素原子
    に隣接する1個または2個のメチレン基は夫々の場合に
    カルボニル基により置換されていてもよく、または上記
    6員〜7員アルキレンイミノ基中で、4位のメチレン基
    は酸素原子またはイミノ基もしくはN−アルキル−イミ
    ノ基により置換されていてもよい)、 夫々の場合にアルキレンイミノ部分中に5〜7個の環原
    子を有する(アルキレンイミノ)カルボニル基または
    (アルキレンイミノ)スルホニル基(上記6員〜7員ア
    ルキレンイミノ部分中で、夫々の場合に4位のメチレン
    基は酸素原子またはイミノ基もしくはN−アルキル−イ
    ミノ基により置換されていてもよい)、 アルキルカルボニルアミノ基、N−アルキル−アルキル
    カルボニルアミノ基、アルキルスルホニルアミノ基、N
    −アルキル−アルキルスルホニルアミノ基、アリールカ
    ルボニルアミノ基、N−アルキル−アリールカルボニル
    アミノ基、アリールスルホニルアミノ基、N−アルキル
    −アリールスルホニルアミノ基、アラルキルカルボニル
    アミノ基、N−アルキル−アラルキルカルボニルアミノ
    基、アラルキルスルホニルアミノ基、N−アルキル−ア
    ラルキルスルホニルアミノ基、トリフルオロメチルスル
    ホニルアミノ基、N−アルキル−トリフルオロメチルス
    ルホニルアミノ基、アルキルカルボニル基、アリールカ
    ルボニル基、アラルキルカルボニル基、カルボキシル
    基、アルコキシカルボニル基、アミノカルボニル基、ア
    ルキルアミノカルボニル基、ジアルキルアミノカルボニ
    ル基、アリールアミノカルボニル基、N−アルキル−ア
    リールアミノカルボニル基、アラルキルアミノカルボニ
    ル基、N−アルキル−アラルキル−アミノカルボニル
    基、N−ヒドロキシ−アミノカルボニル基、N−ヒドロ
    キシ−アルキルアミノカルボニル基、N−アルコキシ−
    アミノカルボニル基、N−アルコキシ−アルキルアミノ
    カルボニル基、シアノ基、アジド基、N−シアノ−アミ
    ノ基またはN−シアノ−アルキルアミノ基、スルホ基、
    アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジ
    アルキルアミノスルホニル基、アリールアミノスルホニ
    ル基、N−アルキル−アリールアミノスルホニル基、ア
    ラルキルアミノスルホニル基またはN−アルキル−アラ
    ルキルアミノスルホニル基、 ホスホノ基、O−アルキル−ホスホノ基、O,O′−ジア
    ルキル−ホスホノ基またはO,O′−ジアラルキル−ホス
    ホノ基、 R4により置換されているアルキル基またはアルコキシ基
    であり、 R4はヒドロキシル基、アルコキシ基、アリールオキシ
    基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ
    基、アルキルスルフェニル基、アルキルスルフィニル
    基、アルキルスルホニル基、アリールスルフェニル基、
    アリールスルフィニル基、アリールスルホニル基、カル
    ボキシル基、アルコキシカルボニル基、アミノカルボニ
    ル基、アルキルアミノカルボニル基、ジアルキルアミノ
    カルボニル基もしくはシアノ基または 夫々の場合にアルキレンイミノ部分中に5〜7個の環原
    子を有する(アルキレンイミノ)カルボニル基(上記6
    員〜7員アルキレンイミノ部分中で、夫々の場合に4位
    のメチレン基は酸素原子またはイミノ基もしくはN−ア
    ルキル−イミノ基により置換されていてもよい)であ
    り、 R2が水素原子、フッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子
    またはアルキル基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシ
    ル基、アルコキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジ
    アルキルアミノ基、アルキルカルボニルアミノ基、N−
    アルキル−アルキルカルボニルアミノ基、アルキルスル
    ホニルアミノ基、N−アルキル−アルキルスルホニルア
    ミノ基、トリフルオロメチルスルホニルアミノ基、N−
    アルキル−トリフルオロメチルスルホニルアミノ基また
    はシアノ基であり、かつ R3が水素原子、フッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子
    またはアルキル基、トリフルオロメチル基もしくはアル
    コキシ基であり、または R2がR3と一緒に(これらが隣接炭素原子に結合されてい
    る場合)メチレンジオキシ基(これは必要により1個ま
    たは2個のアルキル基により置換されていてもよい)、
    n−C3-6アルキレン基(これは必要により1個または2
    個のアルキル基により置換されていてもよい)、または
    1,3−ブタジエン−1,4−ジイレン基(これは必要により
    フッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子またはヒドロキ
    シル基、アルキル基、アルコキシ基、トリフルオロメチ
    ル基もしくはシアノ基により置換されていてもよい)で
    あり、または RaがR1と一緒に(R1がRaにより置換された窒素原子に対
    しo−位にある場合)n−C2-3アルキレン基であり、か
    つ Rcがアラルキル基、メルカプト基、アルキルスルフェニ
    ル基、アルキルスルフィニル基またはアラルキルスルホ
    ニル基、 ヒドロキシル基、アリールオキシ基またはアラルコキシ
    基、 C1-6アルコキシ基(これはアルコキシカルボニル基、シ
    アノ基、カルボキシル基、アミノカルボニル基、アルキ
    ルアミノカルボニル基またはジアルキルアミノカルボニ
    ル基により置換されている)、 ヒドロキシル基、アルコキシ基、ヒドロキシ−C2-4アル
    キルアミノ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキ
    ルアミノ基、アルキルカルボニルアミノ基、アルキルス
    ルホニルアミノ基もしくはアルコキシカルボニルアミノ
    基、または5員〜7員アルキレンイミノ基(これは必要
    により1〜2個のアルキル基により置換されていてもよ
    く、上記5員〜7員アルキレンイミノ基中で、夫々の場
    合に窒素原子に隣接する1個または2個のメチレン基は
    夫々の場合にカルボニル基により置換されていてもよ
    く、または上記6員〜7員アルキレンイミノ基中で、4
    位のメチレン基は酸素原子またはカルボニル基、イミノ
    基、アルキル−イミノ基、アルキルカルボニル−イミノ
    基、アルコキシカルボニル−イミノ基、アルキルスルホ
    ニル−イミノ基、ホルミル−イミノ基、ジアルキルアミ
    ノカルボニル−イミノ基、アリール−イミノ基もしくは
    アラルキル−イミノ基により置換されていてもよい)に
    より置換されたC2-6アルコキシ基、 2個のヒドロキシル基またはアルコキシ基により置換さ
    れたC3-6アルコキシ基、 C3-7シクロアルキル基により置換されているアルコキシ
    基(夫々の場合に、シクロアルキル基は1〜2個のアル
    キル基により置換されていてもよく、また上記C4-7シク
    ロアルキル基中で、夫々の場合にメチレン基は酸素原
    子、またはイミノ基、N−アルキル−イミノ基、N−ア
    ルキルカルボニル−イミノ基、N−アルコキシカルボニ
    ル−イミノ基もしくはN−アリール−イミノ基により置
    換されていてもよい)、 C4-7シクロアルコキシ基(これは必要によりヒドロキシ
    ル基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基、シアノ
    基、カルボキシル基、アミノカルボニル基、アルキルア
    ミノカルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、ヒ
    ドロキシ−C2-4アルキルアミノ基、アミノ基、アルキル
    アミノ基、ジアルキルアミノ基、アルキルカルボニル−
    アミノ基、アルキルスルホニルアミノ基またはアルコキ
    シカルボニルアミノ基により置換されていてもよい)、 C5-7シクロアルコキシ基(上記シクロペンチルオキシ基
    中の、夫々の場合の3位のメチレン基、及び上記C6−7
    シクロアルコキシ基中の、夫々の場合の3位または4位
    のメチレン基は酸素原子またはイミノ基、アルキル−イ
    ミノ基、アルキルカルボニル−イミノ基、アルコキシカ
    ルボニル−イミノ基、アルキルスルホニル−イミノ基、
    アリール−イミノ基もしくはアラルキル−イミノ基によ
    り置換されている)、 C3-6アルケニルオキシ基(そのビニル部分は酸素原子に
    結合されてはならない)、 C3-6アルキニルオキシ基(そのエチニル部分は酸素原子
    に結合されてはならない)、 4員〜8員アルキレンイミノ基(これは必要により1〜
    4個のアルキル基またはアリール基により置換されてい
    てもよく、更に基R5により置換されていてもよい)であ
    り、 R5がアリール基、アラルキル基、カルボキシル基、アル
    コキシカルボニル基、アミノカルボニル基、アルキルア
    ミノカルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、ピ
    ロリジノカルボニル基、ピペリジノカルボニル基、モル
    ホリノカルボニル基、ピペラジノカルボニル基、4−ア
    ルキル−ピペラジノカルボニル基、シアノ基、ヒドロキ
    シル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アミノ基、
    アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、ヒドロキシ−
    C2-4アルキルアミノ基、N−アルキル−ヒドロキシ−C
    2-4アルキルアミノ基、ジ−(ヒドロキシ−C2-4アルキ
    ル)アミノ基、ホルミルアミノ基、シアノアミノ基、ア
    ルキルカルボニルアミノ基、N−アルキル−アルキルカ
    ルボニルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、N
    −アルキル−アルコキシカルボニル−アミノ基、アルキ
    ルスルホニルアミノ基、N−アルキル−アルキルスルホ
    ニルアミノ基、アリールカルボニルアミノ基、N−アル
    キル−アリールカルボニルアミノ基、アリールスルホニ
    ル−アミノ基、N−アルキル−アリールスルホニルアミ
    ノ基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルア
    ルキル基、アミノカルボニルアルキル基、アルキルアミ
    ノカルボニルアルキル基、ジアルキルアミノカルボニル
    アルキル基、ピロリジノカルボニルアルキル基、ピペリ
    ジノカルボニルアルキル基、モルホリノカルボニルアル
    キル基、ピペラジノカルボニルアルキル基、4−アルキ
    ル−ピペラジノカルボニルアルキル基、シアノアルキル
    基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシアルキル基、ア
    リールオキシアルキル基、アミノアルキル基、アルキル
    アミノアルキル基、ジアルキルアミノアルキル基、アル
    キルカルボニルアミノアルキル基、N−アルキル−アル
    キルカルボニルアミノアルキル基、アルキルスルホニル
    アミノアルキル基、N−アルキル−アルキルスルホニル
    アミノアルキル基、アリールカルボニルアミノアルキル
    基、N−アルキル−アリールカルボニルアミノアルキル
    基、アリールスルホニルアミノアルキル基、N−アルキ
    ル−アリールスルホニルアミノアルキル基、アルキルス
    ルフェニル基、アルキルスルフィニル基、アルキルスル
    ホニル基、アリールスルフェニル基、アリールスルフィ
    ニル基、アリールスルホニル基、アルキルスルフェニル
    アルキル基、アルキルスルフィニルアルキル基、アルキ
    ルスルホニルアルキル基、アリールスルフェニルアルキ
    ル基、アリールスルフィニルアルキル基、アリールスル
    ホニルアルキル基、カルボキシアルコキシ基、アルコキ
    シカルボニルアルコキシ基、アミノカルボニルアルコキ
    シ基、アルキルアミノカルボニルアルコキシ基、ジアル
    キルアミノカルボニルアルコキシ基、ピロリジノカルボ
    ニル−アルコキシ基、ピペリジノカルボキシルアルコキ
    シ基、モルホリノカルボニルアルコキシまたは (R8NR7)−CO−NR6−基、 (式中、R6、R7及びR8(これらは同じであってもよく、
    また異なっていてもよい)は夫々水素原子またはアルキ
    ル基であり、または R6及びR7は一緒になってn−C2-3アルキレン基であり、
    かつ R8は水素原子またはアルキル基である)、 必要により1個もしくは2個のアルキル基またはヒドロ
    キシメチル基により置換されていてもよいピロリジノ
    基、ピペリジノ基、モルホリノ基、ピペラジノ基、4−
    アルキルピペラジノ基または4−アルコキシカルボニル
    ピペラジノ基(上記基の複素環中、夫々の場合に窒素原
    子に隣接する1個または2個のメチレン基はカルボニル
    基により置換されていてもよい)であり、または Rcが6員〜8員アルキレンイミノ基(これは必要により
    1〜4個のアルキル基またはアリール基により置換され
    ていてもよく、更に基R5により置換されていてもよく、
    上記アルキレンイミノ基中で、夫々の場合に4位のメチ
    レン基は酸素原子もしくは硫黄原子またはカルボニル
    基、スルフィニル基、スルホニル基、N−オキサイド−
    N−アルキルイミノ基もしくはR9N基により置換されて
    いる)であり、 R9が水素原子またはアルキル基、ヒドロキシ−C2-4アル
    キル基、アルコキシ−C2-4アルキル基、ヒドロキシ−C
    2-4アルコキシ−C2-4アルキル基、アミノカルボニルア
    ルキル基、アルキルアミノカルボニルアルキル基、ジア
    ルキルアミノカルボニルアルキル基、アミノ−C2-4アル
    キル基、アルキルアミノ−C2-4アルキル基、ジアルキル
    アミノ−C2-4アルキル、アリール基、アラルキル基、ホ
    ルミル基、アルキルカルボニル基、アルキルスルホニル
    基、アリールカルボニル基、アリールスルホニル基、ア
    ラルキルカルボニル基、アラルキルスルホニル基、アル
    コキシカルボニル基、シアノ基、アミノカルボニル基、
    アルキルアミノカルボニル基もしくはジアルキルアミノ
    カルボニル基であり、または Rcが1−ピロリジニル基(これは必要により1個または
    2個のアルキル基により置換されていてもよく、また炭
    素骨格の2個の水素原子は直鎖アルキレンブリッジによ
    り置換されており、このブリッジは2個の水素原子が同
    じ炭素原子にある場合に4個もしくは5個の炭素原子を
    含み、または2個の水素原子が隣接炭素原子にある場合
    に3個もしくは4個の炭素原子を含み、または2個の水
    素原子が原子により分離されている炭素原子にある場合
    に2個もしくは3個の炭素原子を含む) 1−ピペリジニル基または1−アザシクロヘプト−1−
    イル基(これは必要により1個または2個のアルキル基
    により置換されていてもよく、また炭素骨格の2個の水
    素原子は直鎖アルキレンブリッジにより置換されてお
    り、このブリッジは2個の水素原子が同じ炭素原子にあ
    る場合に4個もしくは5個の炭素原子を含み、または2
    個の水素原子が隣接炭素原子にある場合に3個もしくは
    4個の炭素原子を含み、または2個の水素原子が原子に
    より分離されている炭素原子にある場合に2個もしくは
    3個の炭素原子を含み、または2個の水素原子が2個の
    原子により分離されている炭素原子にある場合に1個も
    しくは2個の炭素原子を含む)、 1−ピロリジニル(3位の2個の水素原子は−O−CH2C
    H2−O−基または−O−CH2CH2CH2−O−基により置換
    されている)、 1−ピロリジニル基または1−アザシクロヘプト−1−
    イル基(3位または4位の2個の水素原子は−O−CH2C
    H2−O−基または−O−CH2CH2CH2−O−基により置換
    されている)、 2−イソインドリニル基、1,2,3,4−テトラヒドロ−イ
    ソキノリン−2−イル基または2,3,4,5−テトラヒドロ
    −1H−ベンゾアゼピン−3−イル基(上記基のベンゾ部
    分は夫々の場合にフッ素原子、塩素原子、臭素原子もし
    くはヨウ素原子、トリフルオロメチル基または1個もし
    くは2個のアルキル基もしくはアルコキシ基により置換
    されていてもよい)、または (R10NR11)−基であり、 R10が水素原子またはC1-8アルキル基(これは2位でヒ
    ドロキシル基またはアルコキシ基により置換されていて
    もよい)であり、 R11が水素原子、 C1-10アルキル基[これはアリール基、C3-7シクロアル
    キル基、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アリールオキ
    シ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アミ
    ノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジアル
    キルアミノカルボニル基、ヒドロキシ−C2-4アルキルア
    ミノカルボニル基、シアノ基、ホルミルアミノ基、アミ
    ノ基、アルキルアミノ基もしくはジアルキルアミノ基、
    ピロリジノカルボニル基、ピペリジノカルボニル基、モ
    ルホリノカルボニル基、ピペラジノカルボニル基または
    4−アルキル−ピペラジノカルボニル基、 5員〜7員アルキレンイミノ基(これは必要により1個
    また2個のアルキル基により置換されていてもよく、上
    記6員または7員アルキレンイミノ基中で、夫々の場合
    に4位のメチレン基は酸素原子もしくは硫黄原子または
    スルフィニル基、スルホニル基もしくはR9N基(式中、R
    9は先に定義されたとおりである)により置換されてい
    てもよい)、 ピロリジノ基、ピペリジノ基、ピペラジノ基または4−
    アルキルピペラジノ基(夫々の場合に窒素原子に隣接す
    る1個または2個のメチレン基はカルボニル基により置
    換されている)、 アルキルカルボニルアミノ基、N−アルキル−アルキル
    カルボニルアミノ基、アルキルスルホニルアミノ基、N
    −アルキル−アルキルスルホニルアミノ基、アリールカ
    ルボニルアミノ基、N−アルキル−アリールカルボニル
    アミノ基、アリールスルホニルアミノ基、N−アルキル
    −アリールスルホニルアミノ基、アラルキルカルボニル
    アミノ基、N−アルキル−アラルキルカルボニルアミノ
    基、アラルキルスルホニルアミノ基、N−アルキル−ア
    ラルキルスルホニルアミノ基、アルコキシカルボニルア
    ミノ基もしくはN−アルキル−アルコキシカルボニルア
    ミノ基、(R8NR7)−CO−NR6−基(式中、R6〜R8は先に
    定義されたとおりである)、アルキルスルフェニル基、
    アルキルスルフィニル基、アルキルスルホニル基、アリ
    ールスルフェニル基、アリールスルフィニル基、アリー
    ルスルホニル基、アラルキルスルフェニル基、アラルキ
    ルスルフィニル基もしくはアラルキルスルホニル基また
    はC5-7シクロアルキル基(メチレン基が酸素原子または
    イミノ基もしくはアルキルイミノ基により置換されてい
    る) により置換されていてもよい]、 塩素原子または1〜3個のフッ素原子により置換された
    C2-4アルキル基、 1,4,7,10−テトラオキサシクロドデシル基、1,4,7,10,1
    3−ペンタオキサシクロペンダデシル基または1,4,7,10,
    13,16−ヘキサオキサシクロオクタデシル基により置換
    されているメチル基、 2〜5個のヒドロキシル基により置換されているC3-10
    アルキル基、 ヒドロキシル基、更にアリール基により置換されてお
    り、更にヒドロキシル基またはアルコキシ基により置換
    されていてもよいC2-6アルキル基、 ヒドロキシル基、更にアミノ基、アルキルアミノ基また
    はジアルキルアミノ基により置換されているC3-5アルキ
    ル基、 アルケニル基またはアルキニル基(これは夫々の場合に
    3〜6個の炭素原子を有し、必要によりアリール基によ
    り置換されていてもよく、そのビニル部分またはエチニ
    ル部分に窒素原子に結合されてはならない)、 ω位でヒドロキシル基またはアルコキシ基により置換さ
    れているC2-4アルコキシ基により置換されているC2-4
    ルキル基、 アリール基、 シクロプロピル基(これは1個もしくは2個のアルキル
    基またはアリール基、カルボキシル基、アルコキシカル
    ボニル基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボ
    ニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、ピロリジノカ
    ルボニル基、ピペリジノカルボニル基、モルホリノカル
    ボニル基、ピペラジノカルボニル基または4−アルキル
    −ピペラジノカルボニル基により置換されていてもよ
    い)、 C4-7シクロアルキル基(これは必要により1個または2
    個のアルキル基により置換されていてもよく、更にR5
    より置換されていてもよく、R5は先に定義されたとおり
    である)、 C5-7シクロアルキル基(これは必要により1個または2
    個のアルキル基により置換されていてもよく、更にN,N
    −ジアルキル−N−オキサイド−アミノ基により置換さ
    れている)、 C5-7シクロアルケニル基(これは必要により1個または
    2個のアルキル基により置換されていてもよく、そのビ
    ニル部分は(R11NR10)−基の窒素原子に結合されては
    ならない)、 C5-7シクロアルキル基(これは必要により1個または2
    個のアルキル基により置換されていてもよく、そのシク
    ロアルキル部分中で、夫々の場合にメチレン基は酸素原
    子もしくは硫黄原子またはスルフィニル基、スルホニル
    基、N−アルキル−N−オキサイド−イミノ基もしくは
    R9N基により置換されており、R9は先に定義されたとお
    りである)、 C5-7シクロアルキル基(これは必要により1〜4個のア
    ルキル基により置換されていてもよく、夫々の場合に、
    メチレン基はカルボニル基により置換されている)、 C4-7シクロアルキルメチル基(これは必要により1個ま
    たは2個のアルキル基により置換されていてもよく、更
    にシクロアルキル部分中でR5により置換されており、R5
    は先に定義されたとおりである)、 シクロペンチル基またはシクロペンチルアルキル基(こ
    れは必要により1〜4個のアルキル基により置換されて
    いてもよく、夫々の場合にシクロペンチル部分中の2個
    の水素原子は直鎖アルキレンブリッジにより置換されて
    おり、このブリッジは2個の水素原子が同じ炭素原子に
    ある場合には4個または5個の炭素原子を含み、または
    2個の水素原子が隣接炭素原子にある場合には3個また
    は4個の炭素原子を含み、または2個の水素原子が炭素
    原子により分離されている炭素原子にある場合には2個
    または3個の炭素原子を含む)、 シクロヘキシル基、シクロヘキシルアルキル基、シクロ
    ヘプチル基またはシクロヘプチルアルキル基(これは必
    要により1〜4個のアルキル基により置換されていても
    よく、夫々の場合にシクロアルキル部分の2個の水素原
    子は直鎖アルキレンブリッジにより置換されており、こ
    のブリッジは2個の水素原子が同じ炭素原子にある場合
    には4個または5個の炭素原子を含み、または2個の水
    素原子が隣接炭素原子にある場合には3個または4個の
    炭素原子を含み、または2個の水素原子が炭素原子によ
    り分離されている炭素原子にある場合には2個または3
    個の炭素原子を含み、または2個の水素原子が2個の炭
    素原子により分離されている炭素原子にある場合には1
    個または2個の炭素原子を含む)、 5−ノルボルネン−2−イル基または5−ノルボルネン
    −2−イル−アルキル基(これは必要により1〜4個の
    アルキル基により置換されていてもよい)、 3−キヌクリジニル基、4−キヌクリジニル基、3−キ
    ヌクリジニル−アルキル基、4−キヌクリジニル−アル
    キル基、アザビシクロ[2.2.1]ヘプト−4−イル基、
    アザビシクロ[2.2.1]ヘプト−4−イル−アルキル基
    またはアダマンチル基であり、または R10が水素原子またはアルキル基であり、かつR11がヒド
    ロキシル基またはアルコキシ基である、請求の範囲第1
    項または第2項に記載の一般式Iのピリミド[5,4−
    d]ピリミジン、それらの互変異性体、それらの立体異
    性体及びそれらの塩 [特にことわらない限り、 上記基の定義に記載されたアリール部分はフェニル基を
    意味するものと理解されるべきであり、そのフェニル基
    は夫々の場合にR12により一置換されていてもよく、R13
    により一置換、二置換または三置換されていてもよく、
    またはR12により一置換され、更にR13により一置換また
    は二置換されていてもよく、これらの置換基は同じであ
    ってもよく、また異なっていてもよく、かつ R12はシアノ基、カルボキシル基、アミノカルボニル
    基、アルキルアミノカルボニル基、ジアルキルアミノカ
    ルボニル基、アルコキシカルボニル基、アルキルカルボ
    ニル基、アルキルスルフェニル基、アルキルスルフィニ
    ル基、アルキルスルホニル基、アルキルスルホニルオキ
    シ基、ペルフルオロアルキル基、ペルフルオロアルコキ
    シ基、ニトロ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ヒドロ
    キシル−C2-4アルキルアミノ基、N−アルキル−ヒドロ
    キシル−C2-4アルキルアミノ基、ジ−(ヒドロキシル−
    C2-4アルキル)アミノ基、ジアルキルアミノ基、アルキ
    ルカルボニルアミノ基、フェニルアルキルカルボニルア
    ミノ基、フェニルカルボニルアミノ基、アルキルスルホ
    ニルアミノ基、フェニルアルキルスルホニルアミノ基、
    フェニルスルホニルアミノ基、N−アルキル−アルキル
    カルボニルアミノ基、N−アルキル−フェニルアルキル
    カルボニルアミノ基、N−アルキル−フェニルカルボニ
    ルアミノ基、N−アルキル−アルキルスルホニルアミノ
    基、N−アルキル−フェニルアルキルスルホニルアミノ
    基、N−アルキル−フェニルスルホニルアミノ基、アミ
    ノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基またはジ
    アルキルアミノスルホニル基、 5員〜7員アルキレンイミノ基(これは必要により1個
    または2個のアルキル基またはヒドロキシアルキル基に
    より置換されていてもよく、上記6員〜7員アルキレン
    イミノ基中で、夫々の場合に4位のメチレン基は酸素原
    子またはR9N基により置換されていてもよい)、 5員〜7員アルキレンイミノ基(これは必要により1個
    または2個のアルキル基またはヒドロキシアルキル基に
    より置換されていてもよく、夫々の場合に窒素原子に隣
    接する1個または2個のメチレン基は夫々の場合にカル
    ボニル基により置換されている)、 (R8NR7)−CO−NR6−基(式中、R6〜R8は先に定義され
    たとおりである)であり、 R13はアルキル基、ヒドロキシル基もしくはアルコキシ
    基またはフッ素原子、塩素原子、臭素原子もしくはヨウ
    素原子であり、二つの基R13はこれらが隣接炭素原子に
    結合されている場合にはまた3〜6個の炭素原子を有す
    るアルキレン基、1,3−ブタジエン−1,4−ジイレン基ま
    たはメチレンジオキシ基であってもよく、 また特にことわらない限り、上記アルキル部分、アルキ
    レン部分及びアルコキシ部分は夫々の場合に1〜4個の
    炭素原子を含み、また 特にことわらない限り、窒素原子、酸素原子または硫黄
    原子に結合されている上記アルキレン部分またはシクロ
    アルキレン部分中の夫々の炭素原子は更に別のハロゲン
    原子、窒素原子、酸素原子または硫黄原子に結合されて
    はならない]。
  4. 【請求項4】Raが水素原子またはアルキル基であり、 Rbが基R1〜R3により置換されているフェニル基であり、 R1が水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子または
    ヨウ素原子、 アルキル基、ヒドロキシル基、アルコキシ基、C3-6シク
    ロアルキル基またはC5-6シクロアルコキシ基、 2位でヒドロキシル基、アルコキシ基またはフェノキシ
    基により置換されているエトキシ基、 C2-5アルケニル基またはC3-5アルケニルオキシ基(その
    ビニル部分は酸素原子に結合されてはならない)、 C2-5アルキニル基またはC3-5アルキニルオキシ基(その
    エチニル部分は酸素原子に結合されてはならない)、 フェニル基、フェノキシ基、フェニルアルキル基、フェ
    ニルアルコキシ基、アルコキシアルキル基、フェノキシ
    アルキル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボ
    ニルアルキル基、アミノカルボニルアルキル基、アルキ
    ルアミノカルボニルアルキル基、ジアルキルアミノカル
    ボニルアルキル基、シアノアルキル基、アルキルスルフ
    ェニル基、アルキルスルフィニル基、アルキルスルホニ
    ル基、アルキルスルホニルオキシ基、トリフルオロメチ
    ルスルフェニル基、トリフルオロメチルスルホニル基、
    ニトロ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルア
    ミノ基、ピロリジノ基、ピペリジノ基、モルホリノ基、
    アルキルカルボニルアミノ基、N−アルキル−アルキル
    カルボニルアミノ基、アルキルスルホニルアミノ基、N
    −アルキル−アルキルスルホニルアミノ基、トリフルオ
    ロメチルスルホニルアミノ基、N−アルキル−トリフル
    オロメチルスルホニルアミノ基、アルキルカルボニル
    基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アミノ
    カルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジアルキ
    ルアミノカルボニル基、ピロリジノカルボニル基、ピペ
    リジノカルボニル基、モルホリノカルボニル基またはシ
    アノ基、 1〜3個のフッ素原子により置換されているメチル基ま
    たはメトキシ基、 1〜5個のフッ素原子により置換されているエチル基ま
    たはエトキシ基であり、 R2が水素原子、フッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子
    またはアルキル基、トリフルオロメチル基、アミノ基、
    アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アルキルカル
    ボニルアミノ基、アルキルスルホニルアミノ基、トリフ
    ルオロメチルスルホニルアミノ基、ヒドロキシル基また
    はアルコキシ基であり、 R3が水素原子、フッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子
    またはアルキル基であり、または R2がR3と一緒に(これらが隣接炭素原子に結合されてい
    る場合)メチレンジオキシ基もしくはn−C3-6アルキレ
    ン基または1,3−ブタジエン−1,4−ジイレン基(これは
    必要によりフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子また
    はアルキル基、アルコキシ基もしくはトリフルオロメチ
    ル基により置換されていてもよい)であり、かつ Rcがメルカプト基、アルキルスルフェニル基、アルキル
    スルフィニル基またはアルキルスルホニル基、 ヒドロキシル基、フェノキシ基またはフェニル−C1-2
    ルコキシ基、 C2-4アルコキシ基(これはヒドロキシル基、アルコキシ
    基、(2−ヒドロキシエチル)アミノ基、ジアルキルア
    ミノ基、モルホリノ基、1−ピロリジニル基、1−ピペ
    リジニル基、4−メチル−1−ピペラジニル基、4−ア
    セチル−1−ピペラジニル基、4−メチルスルホニル−
    1−ピペラジニル基、4−メトキシカルボニル−1−ピ
    ペラジニル基、4−ホルミル−1−ピペラジニル基また
    は4−ジメチルアミノカルボニル−1−ピペラジニル基
    により置換されている)、 2個のヒドロキシル基により置換されているC3-4アルコ
    キシ基、 必要により1〜2個のメチル基により置換されていても
    よいC3-7シクロアルキル基により置換されているC1-2
    ルコキシ基(上記C4-6シクロアルキル基中、夫々の場合
    にメチレン基は酸素原子により置換されていてもよ
    い)、 C4-6シクロアルコキシ基(これは必要によりヒドロキシ
    ル基、ジアルキルアミノ基、アルコキシ基、カルボキシ
    ル基、アルコキシカルボニル基、アミノカルボニル基、
    アルキルアミノカルボニル基、ジアルキルアミノカルボ
    ニル基、アルキルカルボニルアミノ基、アルキルスルホ
    ニルアミノ基またはアルコキシカルボニルアミノ基によ
    り置換されていてもよい)、 シクロペンチルオキシ基(3位のメチレン基が酸素原子
    またはアルキルイミノ基により置換されている)、 シクロヘキシルオキシ基(3位または4位のメチレン基
    が酸素原子またはアルキルイミノ基、アルキルカルボニ
    ル−イミノ基、アルコキシカルボニル−イミノ基もしく
    はアルキルスルホニル−イミノ基により置換されてい
    る)、 アリルオキシ基またはプロパルギルオキシ基(これは必
    要により1個または2個のメチル基により置換されてい
    てもよい)、 1−アゼチジニル基、 1−ピロリジニル基(これは1個または2個のアルキル
    基、フェニル基、カルボキシル基、ヒドロキシアルキル
    基、アミノアルキル基、アルキルアミノアルキル基、ジ
    アルキルアミノアルキル基、アルコキシカルボニル基、
    アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジ
    アルキルアミノカルボニル基、ピロリジノカルボニル
    基、ピペリジノカルボニル基、モルホリノカルボニル
    基、ピペラジノカルボニル基もしくは4−アルキル−ピ
    ペラジノカルボニル基または3位またはヒドロキシル
    基、アルコキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジア
    ルキルアミノ基、アルキルカルボニルアミノ基、アルコ
    キシカルボニルアミノ基、ホルミルアミノ基、シアノア
    ミノ基、アルキルスルホニルアミノ基、ジアルキルアミ
    ノカルボニルアミノ基、N−アルキル−ジアルキルアミ
    ノカルボニルアミノ基、N−アルキル−ジアルキルアミ
    ノカルボニルアミノ基またはシアノ基により置換されて
    いてもよい)、 1−ピロリジニル基(炭素骨格の2個の水素原子は直鎖
    アルキレンブリッジにより置換されており、このブリッ
    ジは2個の水素原子が同じ炭素原子にある場合に4個も
    しくは5個の炭素原子を含み、または2個の水素原子が
    隣接炭素原子にある場合に3個もしくは4個の炭素原子
    を含み、または2個の水素原子が原子により分離されて
    いる炭素原子にある場合に2個もしくは3個の炭素原子
    を含む) 1−ピペリジニル基(これは1〜4個のアルキル基、フ
    ェニル基、ヒドロキシアルキル基、アミノアルキル基、
    アルキルアミノアルキル基、ジアルキルアミノアルキル
    基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アミノ
    カルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジアルキ
    ルアミノカルボニル基、ピロリジノカルボニル基、ピペ
    リジノカルボニル位、モルホリノカルボニル基、ピペラ
    ジノカルボニル基もしくは4−アルキル−ピペラジノカ
    ルボニル基または3位もしくは4位でまたヒドロキシル
    基、アルコキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジア
    ルキルアミノ基、アルキルカルボニルアミノ基、アルコ
    キシカルボニルアミノ基、ホルミルアミノ基、シアノア
    ミノ基、アルキルスルホニルアミノ基、ジアルキルアミ
    ノカルボニルアミノ基、N−アルキル−ジアルキルアミ
    ノカルボニルアミノ基またはシアノ基により置換されて
    いてもよい)、 1−ピペリジニル基(これは1〜2個のアルキル基また
    はフェニル基、更にヒドロキシル基により置換されてい
    る)、 1−ピペリジニル基(3位または4位の2個の水素原子
    が−O−CH2CH2−O−基または−O−CH2CH2CH2−O−
    基により置換されている)、 1−ピペリジニル基(炭素骨格の2個の水素原子は直鎖
    アルキレンブリッジにより置換されており、このブリッ
    ジは2個の水素原子が同じ炭素原子にある場合に4個も
    しくは5個の炭素原子を含み、または2個の水素原子が
    隣接炭素原子にある場合に3個もしくは4個の炭素原子
    を含み、または2個の水素原子が原子により分離されて
    いる炭素原子にある場合に2個もしくは3個の炭素原子
    を含み、または2個の水素原子が2個の原子により分離
    されている炭素原子にある場合に1個もしくは2個の炭
    素原子を含む)、 1−ピペリジニル基(これは必要により1個または2個
    のアルキル基により置換されていてもよく、4位のメチ
    レン基が酸素原子もしくは硫黄原子またはカルボニル
    基、スルフィニル基、スルホニル基、イミノ基、アルキ
    ル−イミノ基、ヒドロキシ−C2-4アルキル−イミノ基、
    アルコキシ−C2-4アルキル−イミノ基、アミノカルボニ
    ルアルキル−イミノ基、アルキルアミノカルボニルアル
    キル−イミノ基、ジアルキルアミノカルボニルアルキル
    −イミノ基、アミノ−C2-4アルキル−イミノ基、アルキ
    ルアミノ−C2-4アルキル−イミノ基、ジアルキルアミノ
    −C2-4アルキル−イミノ基、ヒドロキシ−C2-4アルコキ
    シ−C2-4アルキル−イミノ基、フェニル−イミノ基、フ
    ェニルアルキル−イミノ基、アルキルカルボニル−イミ
    ノ基、アルキルスルホニル−イミノ基、フェニルカルボ
    ニル−イミノ基、フェニルスルホニル−イミノ基または
    N−オキサイド−N−アルキル−イミノ基により置換さ
    れている)、 1−アザシクロヘプト−1−イル基(これは必要により
    1個または2個のアルキル基により置換されていてもよ
    く、また夫々の場合に4位のメチレン基が酸素原子また
    はイミノ基、N−アルキル−イミノ基、N−フェニル−
    イミノ基、N−フェニルアルキル−イミノ基、N−アル
    キルカルボニル−イミノ基、N−アルキルスルホニル−
    イミノ基、N−フェニルカルボニル−イミノ基またはN
    −フェニルスルホニル−イミノ基により置換されていて
    もよく、または3,6位の2個の水素原子が−CH2CH2−基
    により置換されていてもよい)、 2−イソインドリニル基、1,2,3,4−テトラヒドロ−イ
    ソキノリン−2−イル基または2,3,4,5−テトラヒドロ
    −1H−3−ベンゾアゼピン−3−イル基(これらは夫々
    の場合にベンゾ部分中でフッ素原子、塩素原子もしくは
    臭素原子またはアルキル基、トリフルオロメチル基もし
    くはアルコキシ基により置換されていてもよい)、また
    は (R10NR11)−基であり、 R10が水素原子またはC1-6アルキル基(これは2位でヒ
    ドロキシル基またはアルコキシ基により置換されていて
    もよい)であり、かつ R11が水素原子、 C1-8アルキル基[これはフェニル基、C3-6シクロアルキ
    ル基、ヒドロキシル基、アルコキシ基、シアノ基、カル
    ボキシル基、アルコキシカルボニル基、アミノカルボニ
    ル基、アルキルアミノカルボニル基、ジアルキルアミノ
    カルボニル基、(2−ヒドロキシエチル)アミノカルボ
    ニル基、ピロリジノカルボニル基、ピペリジノカルボニ
    ル基、モルホリノカルボニル基、1−ピペラジニルカル
    ボニル基、4−アルキル−1−ピペラジニルカルボニル
    基、アミノ基、ホルミルアミノ基、アルキルアミノ基、
    ジアルキルアミノ基、アルキルカルボニルアミノ基、N
    −アルキル−アルキルカルボニルアミノ基、アルコキシ
    カルボニルアミノ基、N−アルキル−アルコキシカルボ
    ニル−アミノ基、アルキルスルホニルアミノ基、N−ア
    ルキル−アルキルスルホニルアミノ基、フェニルカルボ
    ニルアミノ基、N−アルキル−フェニルカルボニルアミ
    ノ基、フェニル−スルホニルアミノ基、N−アルキル−
    フェニルスルホニルアミノ基、アルキルスルフェニル
    基、アルキルスルフィニル基、アルキルスルホニル基、
    1−ピロリジニル基、2−オキソ−1−ピロリジニル
    基、1−ピペリジニル基、2−オキシ−1−ピペリジニ
    ル基、モルホリノ基、1−ピペラジニル基、4−アルキ
    ル−1−ピペラジニル基、4−アルキルカルボニル−1
    −ピペラジニル基、4−アルキルスルホニル−1−ピペ
    ラジニル基、4−アルコキシカルボニル−1−ピペラジ
    ニル基、4−シアノ−1−ピペラジニル基、4−ホルミ
    ル−1−ピペラジニル基、4−アミノカルボニル−1−
    ピペラジニル基、4−アルキルアミノカルボニル−1−
    ピペラジニル基もしくは4−ジアルキルアミノカルボニ
    ル−1−ピペラジニル基または(R8NR7)−CO−NR6−基
    (式中、R6及びR7は一緒にn−C2-3アルキレンブリッジ
    であり、かつR8は水素原子またはアルキル基である)に
    より置換されていてもよい]、 1,4,7,10−テトラオキサシクロドデシル基、1,4,7,10,1
    3−ペンタオキサシクロペンダデシル基または1,4,7,10,
    13,16−ヘキサオキサシクロオクタデシル基により置換
    されているメチル基、 2,2,2−トリフルオロエチル基、 2〜5個のヒドロキシル基により置換されているC3-10
    アルキル基、 ヒドロキシル基、更にアミノ基により置換されているC
    3-5アルキル基、 フェニル基、更にヒドロキシル基により置換されてお
    り、また必要によりヒドロキシル基またはアルコキシ基
    により更に置換されいてもよいC2-4アルキル基、 アルケニル基またはアルキニル基(これは夫々の場合に
    3〜6個の炭素原子を有し、必要によりフェニル基によ
    り置換されていてもよく、そのビニル部分またはエチニ
    ル部分は窒素原子に結合されてはならない)、 ω位でヒドロキシル基またはアルコキシ基により置換さ
    れているC2-4アルコキシ基により置換されているC2-4
    ルキル基、 フェニル基、 フェニル基(これはアルキルカルボニルアミノ基、N−
    アルキル−アルキルカルボニルアミノ基、(2−ヒドロ
    キシエチル)アミノ基、ジ−(2−ヒドロキシエチル)
    アミノ基、N−アルキル−(2−ヒドロキシルエチル)
    アミノ基、アミノ基、アルキルアミノ基もしくはジアル
    キルアミノ基または(R8NR7)−CO−NR6−基(式中、R6
    〜R8は先に定義されたとおりである)により置換されて
    いる)、 フェニル基(これはピロリジノ基、ピペリジノ基、2−
    オキソ−ピロリジノ基、2−オキソ−ピペリジノ基、モ
    ルホリノ基、1−ピペラジニル基または4−アルキル−
    1−ピペラジニル基により置換されており、上記複素環
    部分は炭素骨格で夫々の場合に1個もしくは2個のアル
    キル基またはヒドロキシアルキル基により置換されてい
    てもよい)、 C3-7シクロアルキル基(これは1個または2個のアルキ
    ル基またはフェニル基、カルボキシル基、アルコキシカ
    ルボニル基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカル
    ボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、ピロリジノ
    カルボニル基、ピペリジノカルボニル基、モルホリノカ
    ルボニル基、ピペラジノカルボニル基もしくは4−アル
    キル−1−ピペラジノカルボニル基により置換されてい
    てもよい)、 C5-7シクロアルキル基(これは必要により1個または2
    個のメチル基により置換されていてもよく、またヒドロ
    キシメチル基、シアノ基、ヒドロキシル基、アルコキシ
    基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ
    基、2−ヒドロキシエチルアミノ基、ジ−(2−ヒドロ
    キシエチル)アミノ基、N−アルキル−2−ヒドロキシ
    −エチルアミノ基、N,N−ジアルキル−N−オキサイド
    −アミノ基,アルコキシカルボニルアミノ基、N−アル
    キル−アルコキシカルボニルアミノ基、アルキルカルボ
    ニルアミノ基、N−アルキル−アルキルカルボニルアミ
    ノ基、アルキルスルホニルアミノ基、N−アルキル−ア
    ルキルスルホニルアミノ基、フェニルカルボニルアミノ
    基、N−アルキル−フェニルカルボニル−アミノ基、フ
    ェニルスルホニルアミノ基、N−アルキルフェニルスル
    ホニルアミノ基または(R8NR7)−CO−NR6−基(式中、
    R6〜R8は先に定義されたとおりである)により置換され
    ている)、 C5-7シクロアルキル基(これは必要により1個または2
    個のメチル基により置換されていてもよく、またピロリ
    ジノ基、ピペリジノ基、2−オキソ−ピロリジノ基、2
    −オキソ−ピペリジノ基、モルホリノ基、1−ピペラジ
    ニル基、4−アルキル−1−ピペラジニル基または4−
    アルキルカルボニル−1−ピペラジニル基により置換さ
    れており、夫々の場合に上記複素環部分は炭素骨格で1
    個もしくは2個のアルキル基またはヒドロキシメチル基
    により置換されていてもよい)、 C5-7シクロアルケニル基(これは必要により1個または
    2個のアルキル基により置換されていてもよく、そのビ
    ニル部分は(R11NR10)−基の窒素原子に結合されては
    ならない)、 テトラヒドロフルフリル基、 シクロペンチル基(3位のメチレン基は酸素原子または
    イミノ基、アルキルイミノ基、アルキルカルボニルイミ
    ノ基、ホルミルイミノ基、アミノカルボニルイミノ基、
    アルキルアミノカルボニルイミノ基、アルコキシカルボ
    ニルイミノ基、アルキルスルホニルイミノ基、ジアルキ
    ルアミノカルボニルイミノ基もしくはシアノイミノ基に
    より置換されている)、 シクロヘキシル基(3位のメチレン基はイミノ基、アル
    キル−イミノ基、アルキルカルボニル−イミノ基、アル
    コキシカルボニル−イミノ基またはアルキルスルホニル
    −イミノ基により置換されている)、 シクロヘキシル基(4位のメチレン基は酸素原子または
    イミノ基、N−アルキル−イミノ基、N−フェニル−イ
    ミノ基、N−フェニルアルキル−イミノ基、N−ホルミ
    ル−イミノ基、N−アルキルカルボニル−イミノ基、N
    −フェニルカルボニル−イミノ基、N−アルコキシカル
    ボニル−イミノ基、N−シアノ−イミノ基、N−アミノ
    カルボニル−イミノ基、N−アルキルアミノ−カルボニ
    ル−イミノ基、N,N−ジアルキルアミノカルボニル−イ
    ミノ基、N−アルキル−N−オキサイド−イミノ基、N
    −アルキルスルホニル−イミノ基もしくはN−フェニル
    スルホニルイミノ基により置換されている)、 シクロヘキシル基(メチレン基がカルボニル基により置
    換されている)、 シクロペンチル基またはシクロヘキシル基(これは必要
    により1〜2個のメチル基により置換されていてもよ
    く、またカルボキシアルコキシ基、アルコキシカルボニ
    ルアルコキシ基、アミノカルボニルアルコキシ基、アル
    キルアミノカルボニルアルコキシ基、ジアルキルアミノ
    カルボニルアルコキシ基、ピロリジノカルボニルアルコ
    キシ基、ピペリジノカルボニルアルコキシ基、モルホリ
    ノ−カルボニルアルコキシ基、カルボキシアルキル基、
    アルコキシカルボニルアルキル基、アミノカルボニルア
    ルキル基、アルキルアミノカルボニルアルキル基、ジア
    ルキルアミノカルボニルアルキル基、ピロリジノカルボ
    ニルアルキル基、ピロリジノカルボニルアルキル基また
    はモルホリノカルボニルアルキル基により置換されてい
    る)、 シクロヘキシルメチル基(そのシクロヘキシル部分はカ
    ルボキシル基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカ
    ルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、ピロリジ
    ノカルボニル基、ピペリジノカルボニル基、モルホリノ
    カルボニル基、アルコキシカルボニル基またはヒドロキ
    シルメチル基により置換されている)、 シクロヘキシル基またはシクロヘキシルメチル基(これ
    は必要により1〜3個のメチル基により置換されていて
    もよく、夫々の場合にシクロヘキシル部分中の2個の水
    素原子は直鎖アルキレンブリッジにより置換されてお
    り、このブリッジは2個の水素原子が同じ炭素原子にあ
    る場合には4個または5個の炭素原子を含み、または2
    個の水素原子が隣接炭素原子にある場合には3個または
    4個の炭素原子を含み、または2個の水素原子が炭素原
    子により分離されている炭素原子にある場合には2個ま
    たは3個の炭素原子を含み、または2個の水素原子が2
    個の炭素原子により分離されている炭素原子にある場合
    には1個または2個の炭素原子を含む)、 5−ノルボルネン−2−イル基または5−ノルボルネン
    −2−イル−メチル基(これは必要により1〜3個のメ
    チル基により置換されていてもよい)、 3−キヌクリジニル基、4−キヌクリジニル基またはア
    ダマンチル基であり、または R10が水素原子またはアルキル基であり、かつR11がヒド
    ロキシル基またはアルコキシ基である、請求の範囲第1
    項または第2項に記載の一般式Iのピリミド[5,4−
    d]ピリミジン、それらの互変異性体、それらの立体異
    性体及びそれらの塩 (夫々の場合の上記フェニル基はフッ素原子、塩素原子
    もしくは臭素原子またはニトロ基、アルキル基、アルコ
    キシ基、トリフルオロメチル基もしくはヒドロキシル基
    により置換されていてもよく、また特にことわらない限
    り、夫々の場合の上記アルキル部分、アルキレン部分及
    びアルコキシ部分は1〜4個の炭素原子を含み、また特
    にことわらない限り、窒素原子、酸素原子または硫黄原
    子に結合されている上記アルキレン部分またはシクロア
    ルキレン部分中の夫々の炭素原子は更に別のハロゲン原
    子、窒素原子、酸素原子または硫黄原子に結合されては
    ならない)。
  5. 【請求項5】Raが水素原子またはメチル切であり、 Rbが2−ナフチル基、1,2,2,4−テトラヒドロ−6−ナ
    フチル基もしくは5−インダニル基、または基R1〜R3
    より置換されているフェニル基であり、 R1が水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子または
    ヨウ素原子、 C1-4アルキル基、C1-4アルコキシ基、C3-6シクロアルキ
    ル基、C5-6シクロアルコキシ基、シアノ基、メトキシカ
    ルボニル基、エトキシカルボニル基、エチニル基または
    ニトロ基、 1〜3個のフッ素原子により置換されているメチル基ま
    たはメトキシ基、 1〜5個のフッ素原子により置換されているエチル基ま
    たはエトキシであり、 R2が水素原子、フッ素原子もしくは塩素原子またはメチ
    ル基、ヒドロキシル基、メトキシ基、アミノ基、C1-2
    ルキルアミノ基、ジ−C1-2アルキルアミノ基、C1-2アル
    キルカルボニルアミノ基、C1-2アルキルスルホニルアミ
    ノ基、トリフルオロメチルスルホニルアミノ基もしくは
    トリフルオロメチル基であり、 R3が水素原子、フッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子
    またはメチル基であり、かつ Rcが4−メトキシフェニル基、メチルスルフェニル基、
    メチルスルフィニル基またはメチルスルホニル基、 ヒドロキシル基、 2位でヒドロキシル基、メトキシ基、モルホリノ基また
    は(2−ヒドロキシエチル)アミノ基により置換されて
    いるエトキシ基、 1位でメトキシ基またはジメチルアミノ基により置換さ
    れている2−プロピルオキシ基、 2−テトラヒドロフリル基、2−テトラヒドロピラニル
    基または3−メチル−3オキセタニル基により置換され
    ているメトキシ基、 シクロブチルオキシ基、 必要により3位でヒドロキシル基により置換されていて
    もよいシクロペンチルオキシ基、 シクロペンチルオキシ基(3位のメチレンが酸素原子ま
    たはメチル−イミノ基により置換されている)、 シクロヘキシルオキシ基(2位、3位または4位でヒド
    ロキシ基により、または4位でまたジ−(C1-2アルキ
    ル)アミノ基、メトキシ基、カルボキシル基、メトキシ
    カルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メチルア
    ミノカルボニル基、アミノカルボニル基、アセチルアミ
    ノ基、メチルスルホニルアミノ基、メトキシカルボニル
    アミノ基もしくはtert−ブチルオキシカルボニルアミノ
    基により置換されていてもよい)、 シクロヘキシルオキシ基(3位のメチレン基がメチル−
    イミノ基により置換されており、または4位のメチレン
    基が酸素原子またはメチル−イミノ基、アセチル−イミ
    ノ基、tert−ブチルオキシカルボニル−イミノ基、メト
    キシカルボニル−イミノ基もしくはメチルスルホニル−
    イミノ基により置換されている)、 アリルオキシ基、 1−アゼチジニル基、 1−ピロリジニル基(これは1個または2個のメチル
    基、カルボキシル基、メトキシカルボニル基、エトキシ
    カルボニル基、アミノカルボニル基、C1-2アルキルアミ
    ノカルボニル基、もしくはジ−(C1-2)アルキルアミノ
    −カルボニル基により置換されていてもよく、または3
    位でアミノ基、C1-2アルキルアミノ基、ジ−(C1-2アル
    キル)アミノ基、C1-2アルコキシカルボニルアミノ基、
    C1-2アルキルカルボニルアミノ基、C1-2アルキルスルホ
    ニルアミノ基、シアノアミノ基、ホルミルアミノ基もし
    くはジメチルアミノカルボニルアミノ基により置換され
    ていてもよい)、 1−ピロリジニル基(3位の2個の水素原子がn−C4-5
    アルキレンブリッジにより置換されている) 1−ピペリジニル基(これは1〜4個のメチル基、フェ
    ニル基、ヒドロキシ−C1-2アルキル基、カルボキシル
    基、C1-2アルコキシカルボニル基、アミノカルボニル
    基、C1-2アルキルアミノカルボニル基、ジ−(C1-2)ア
    ルキルアミノカルボニル基、ピロリジノカルボニル基も
    しくはモルホリノカルボニル基により置換されていても
    よく、または3位もしくは4位でヒドロキシル基、C1-2
    アルコキシ基、アミノ基、C1-2アルキルアミノ基、ジ−
    (C1-2)アルキルアミノ基、C1-2アルキルカルボニルア
    ミノ基、C1-2アルコキシカルボニルアミノ基、ホルミル
    アミノ基、シアノアミノ基、ジ−(C1-2アルキル)アミ
    ノカルボニルアミノ基、C1-2アルキルスルホニルアミノ
    基もしくはシアノ基により置換されていてもよい)、 1−ピペリジニル基(3位または4位の2個の水素原子
    がn−C4-5アルキレンブリッジまたは−O−CH2CH2−O
    −ブリッジにより置換されている)、 1−ピペリジニル基(これは1個もしくは2個のメチル
    基またはフェニル基により置換されており、更に3位ま
    たは4位でヒドロキシル基により置換されている)、 1−ピペリジニル基(2,5位の2個の水素原子が−CH2
    ブリッジまたは−CH2CH2−ブリッジにより置換されてい
    る)、 1−ピペリジニル基(これは必要により1〜2個のメチ
    ル基により置換されていてもよく、4位のメチレン基が
    酸素原子もしくは硫黄原子またはカルボニル基、スルフ
    ィニル基、スルホニル基、イミノ基、C1-2アルキル−イ
    ミノ基、(2−ヒドロキシエチル)−イミノ基、2−
    (2−ヒドロキシルエトキシ)エチル−イミノ基、(2
    −アミノエチル)−イミノ基、C1−3アルキルアミノカ
    ルボニルメチル−イミノ基、N−オキサイド−N−C1-2
    アルキルイミノ基、フェニル−イミノ基、ベンジル−イ
    ミノ基、アセチルイミノ基もしくはメタンスルホニル−
    イミノ基により置換されている)、 1−アザシクロヘプト−1−イル基(3,6位の2個の水
    素原子が−CH2CH2−基により置換されていてもよい)、 1,2,3,4−テトラヒドロ−イソキノリン−2−イル基ま
    たは2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンゾアゼピン
    −3−イル基または (R10NR11)−基であり、 R10が水素原子、C1-4アルキル基または2−ヒドロキシ
    エチル基であり、かつ R11が水素原子、 C1-6アルキル基、C3-6シクロアルキル−メチル基または
    フェニル−C1−3アルキル基、 必要により1個または2個のメチル基により置換されて
    いてもよいC3-6シクロアルキル基、アリル基またはプロ
    パルギル基、 フェニル基(これはヒドロキシル基もしくはメチル基に
    より置換されていてもよく、または4位でN−C1-2アル
    キル−C1-2アルキルカルボニル−アミノ基、N−C1-2
    ルキル−(2−ヒドロキシエチル)アミノ基、ジ−(2
    −ヒドロキシエチル)アミノ基、1−ピロリジニル基、
    2−オキソ−1−ピロリジニル基、2−ヒドロキシメチ
    ル−1−ピロリジニル基、2−オキソ−1−イミダゾリ
    ジニル基、3−メチル−2−オキソ−1−イミダゾリジ
    ニル基もしくはモルホリノ基により置換されていてもよ
    い)、 メチル基(これはカルボキシル基、C1-2アルコキシカル
    ボニル基、アミノカルボニル基、C1-2アルキルアミノカ
    ルボニル基、ジ−C1-2アルキルアミノカルボニル基、ピ
    ロリジノカルボニル基、ピペリジノカルボニル基または
    モルホリノカルボニル基により置換されている)、 エチル基(これは必要によりメチル基により置換されて
    いてもよく、また2位でヒドロキシル基、C1-2アルコキ
    シ基、アミノ基、C1-2アルキルアミノ基、ジ−C1-2アル
    キルアミノ基、アセチルアミノ基、1−ピロリジニル
    基、ヨルホリノ基、1−ピペラジニル基、4−メチル−
    1−ピペラジニル基、4−アセチル−1−ピペラジニル
    基、4−アミノカルボニル−1−ピペラジニル基、4−
    ジメチルアミノカルボニル−1ピペラジニル基、4−メ
    チルアミノカルボニル−1−ピペラジニル基、4−メチ
    ルスルホニル−1−ピペラジニル基、4−メトキシカル
    ボニル−1−ピペラジニル基または4−シアノ−1−ピ
    ペラジニル基により置換されている)、 2−ヒドロキシエチル基(これはエチル部分中でフェニ
    ル基、3−ヒドロキシフェニル基、4−ヒドロキシフェ
    ニル基、4−ニトロフェニル基またはベンジル基により
    置換されており、上記基のエチル部分は更にメチル基、
    ヒドロキシメチル基またはメトキシメチル基により置換
    されていてもよい)、 1,4,7,10−テトラオキサキクロドデシル基、1,4,7,10,1
    3−ペンタオキサシクロペンダデシル基または1,4,7,10,
    13,16−ヘキサオキサシクロオクタデシル基により置換
    されているメチル基、 2,2,2−トリフルオロエチル基、 プロピル基(これは3位でヒドロキシル基、シアノ基、
    カルボキシル基、アミノカルボニル基、メチルアミノカ
    ルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、ホルミルア
    ミノ基、メトキシカルボニルアミノ基、モルホリノ基ま
    たは2−オキソ−1−ピロリジニル基により置換されて
    いる)、 ブチル基(これは4位でヒドロキシル基により置換され
    ている)、 3−ブチル基(これは1位でヒドロキシル基により置換
    され、更に3位でメチル基により置換されている)、 2−ブチル基(これは1位でヒドロキシル基により置換
    され、更に3位でメチル基により置換されている)、 4−ペンチル基(これは1位でヒドロキシル基により置
    換され、更に4位でメチル基により置換されている)、 2,3−ジヒドロキシプロピル1,3−アミノ−2−ヒドロキ
    シプロピル基、トリス−(3−ヒドロキシプロピル)メ
    チル基、1,3−ジヒドロキシ−2−プロピル基、1,3−ジ
    ヒドロキシ−2−メチル−2−プロピル基またはトリス
    −(ヒドロキシメチル)メチル基、 2−プロピル基(これは2位でヒドロキシメチル基、C
    1-2アルコキシメチル基、カルボキシル基、C1-2アルコ
    キシカルボニル基、アミノカルボニル基、N−C1-2アル
    キルアミノカルボニル基、N,N−ジ−C1-2アルキルアミ
    ノカルボニル基、ピロリジノカルボニル基、モルホリノ
    カルボニル基または(2−ヒドロキシエチル)アミノカ
    ルボニル基により置換されている)、 4−テトラヒドロピラニル基、テトラヒドロフルフリル
    基、1−デオキシ−1−D−ソルビチル基または2−
    (2−ヒドロキシエチルオキシ)エチル基、 シクロペンチル基(これは2位または3位でヒドロキシ
    ル基により置換されており、または1位でヒドロキシメ
    チル基により置換されている)、 シクロヘキシル基(これは2位、3位または4位でヒド
    ロキシメチル基、ヒドロキシル基、C1-2アルコキシ基、
    (C1-4アルコキシ)−カルボニルアミノ基、アミノ基、
    C1-2アルキルアミノ基、ジ−C1-2アルキルアミノ基、カ
    ルボキシル基、C1-2アルコキシカルボニル基、アミノカ
    ルボニル基、C1-2アルキルアミノカルボニル基、ジ−C
    1-2アルキルアミノカルボニル基、N−オキサイド−ジ
    −C1-2アルキルアミノ基、ピロリジノカルボニル基、モ
    ルホリノカルボニル基、C1-2アルキルカルボニル−アミ
    ノ基またはC1-2アルキルスルホニルアミノ基により置換
    されており、更にメチル基により置換されていてもよ
    い)、 シクロヘキシル基(これは4位で1−ピロリジニル基、
    2−オキソ−1−ピロリジニル基、2−ヒドロキシメチ
    ル−1−ピロリジニル基、N−C1-2アルキル−(2−ヒ
    ドロキシエチル)アミノ基、ジ−(2−ヒドロキシエチ
    ル)アミノ基、N−C1-2アルキル−C1-2アルキルカルボ
    ニルアミノ基、モルホリノ基、2−オキソ−1−イミダ
    ゾリジニル基、3−メチル−2−オキソ−1−イミダゾ
    リジニル基、カルボキシ−C1-2アルキル基、カルボキシ
    −C1-2アルコキシ基、C1-2アルコキシカルボニル基、C
    1-2アルキル基、C1-2アルコキシカルボニル−C1-2アル
    コキシ基、アミノカルボニル−C1-2アルキル基、アミノ
    カルボニル−C1-2アルコキシ基、C1-2アルキルアミノ−
    カルボニル−C1-2アルキル基、C1-2アルキルアミノ−カ
    ルボニル−C1-2アルコキシ基、ジ−C1-2アルキルアミノ
    −カルボニル−C1-2アルキル基、ジ−C1-2アルキルアミ
    ノ−カルボニル−C1-2アルコキシ基、ピロリジノカルボ
    ニル−C1-2アルキル基、ピロリジノカルボニル−C1-2
    ルコキシ基、モルホリノカルボニル−C1-2アルキル基、
    モルホリノカルボニル−C1-2アルコキシ基、ピペリジノ
    カルボニル−C1-2アルキル基またはピペリジノカルボニ
    ル−C1-2アルコキシ基により置換されている)、 シクロヘキシル基(4位の2個の水素原子がオキソ基ま
    たはn−C4-5アルキレンブリッジにより置換されてい
    る)、 シクロヘキシル基(4位のメチレン基がイミノ基、C1-2
    アルキル−イミノ基、フェニル−C1-2アルキル−イミノ
    基、N−メチル−N−オキサイド−イミノ基、ホルミル
    −イミノ基、C1-2アルキルカルボニル−イミノ基、C1-2
    アルキルスルホニル−イミノ基、C1-2アルコキシカルボ
    ニル−イミノ基、シアノ−イミノ基、アミノカルボニル
    −イミノ基、C1-2アルキルアミノカルボニル−イミノ基
    またはN,N−ジ−C1-2アルキルアミノカルボニル−イミ
    ノ基により置換されている)、 シクロヘキシル基(3位のメチレン基がイミノ基、C1-2
    アルキル−イミノ基、C1-2アルキルカルボニル−イミノ
    基、C1-2アルキルスルホニル−イミノ基またはC1-2アル
    コキシカルボニル−イミノ基により置換されている)、 シクロペンチル基(3位のメチレン基が酸素原子または
    イミノ基、C1-2アルキル−イミノ基、ホルミル−イミノ
    基、C1-2アルキルカルボニル−イミノ基、C1-2アルキル
    スルホニル−イミノ基、C1-2アルコキシカルボニル−イ
    ミノ基、シアノ−イミノ基またはN,N−ジ−C1-2アルキ
    ルアミノカルボニルイミノ基により置換されている)、 シクロヘキシルメチル基(そのシクロヘキシル部分が4
    位でカルボキシル基、C1-2アルコキシカルボニル基、N,
    N−ジ−C1-2アルキルアミノカルボニル基またはモルホ
    リノカルボニルにより置換されている)、 ノルボルナン−2−イル基、ノルボルナン−2−イル−
    メチル基、5−ノルボルネン−2−イル−メチル基、ボ
    ルニル基、3−キヌクリジニル基またはアダマンチル基
    であり、または R10が水素原子またはメチル基であり、かつR11がヒドロ
    キシル基またはメトキシ基である、請求の範囲第1項ま
    たは第2項に記載の一般式Iのピリミド[5,4−d]ピ
    リミジン、それらの互変異性体、それらの立体異性体及
    びそれらの塩。
  6. 【請求項6】Raが水素原子またはメチル基であり、 Rbが2−ナフチル基もしくは5−インダニル基または基
    R1〜R3により置換されているフェニル基であり、 R1が水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子または
    ヨウ素原子またはメチル基、エチル基、tert−ブチル
    基、トリフルオロメチル基、エチニル基、メトキシ基、
    シクロプロピル基、トリフルオロメトキシ基、シアノ
    基、エトキシカルボニル基もしくはニトロ基であり、 R2が水素原子、フッ素原子もしくは塩素原子またはアミ
    ノ基、メチル基またはトリフルオロメチル基であり、か
    つ R3が水素原子、塩素原子または臭素原子であり、かつ Rcがヒドロキシル基、シクロペンチルオキシ基、2−
    [(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−エトキシ基、メ
    チルスルフェニル基、メチルスルフィニル基またはメチ
    ルスルホニル基、 1−アゼチジニル基または1−ピロリジニル基(これは
    必要により1個または2個のメチル基により置換されて
    いてもよい)、 1−ピペリジニル基(これはヒドロキシメチル基により
    置換されている)、 1−ピペリジニル基(これは必要により1個または2個
    のメチル基により置換されていてもよく、また4位のメ
    チレン基が酸素原子もしくは硫黄原子またはカルボニル
    基、スルフィニル基、スルホニル基、イミノ基、メチル
    −イミノ基、N−オキサイド−N−メチル−イミノ基、
    2−プロピルアミノカルボニル−メチル−イミノ基、フ
    ェニル−イミノ基、ベンジル−イミノ基、アセチル−イ
    ミノ基もしくはメチルスルホニル−イミノ基により置換
    されていてもよい)、 1−ピペリジニル基(これは3位でヒドロキシル基もし
    くはジエチルアミノカルボニル基により置換されてお
    り、または4位でヒドロキシル基、カルボキシル基、メ
    トキシカルボニル基、アミノカルボニル基、メチルアミ
    ノカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、ピロリ
    ジノカルボニル基、モルホリノカルボニル基、アミノ
    基、アセチルアミノ基、メトキシカルボニルアミノ基、
    ホルミルアミノ基、シアノアミノ基、ジメチルアミノカ
    ルボニルアミノ基、メチルスルホニルアミノ基もしくは
    フェニル基により置換されている)、 4−ヒドロキシ−4−フェニル−1−1−ピペリジニル
    基、 1,2,3,4−テトラヒドロ−イソキノリン−2−イル基ま
    たは2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンゾアゼピン
    −3−イル基、 1−ピペリジニル基(4位の2個の水素原子が−O−CH
    2CH2−O−ブリッジにより置換されている)、 1−アザシクロヘプト−1−イル基(3位及び6位の2
    個の水素原子がCH2−CH2−基により置換されている)、 (R10NR11)−基であり、 R10が水素原子、C1-4アルキル基または2−ヒドロキシ
    エチル基であり、かつ R11が水素原子、 必要によりメチル基により置換されていてもよいフェニ
    ル基、 4位でモルホリノ基または2−(ヒドロキシメチル)−
    1−ピロリジニル基により置換されているフェニル基、 C1-6アルキル基、C3-6シクロアルキル基、フェニル−C1
    −3アルキル基、シクロプロピルメチル基、アリル基、
    プロパルギル基、2−ヒドロキシエチル基、1−ヒドロ
    キシ−2−プロピル基、3−ヒドロキシプロピル基、4
    −ヒドロキシブチル基、2−メトキシエチル基、1−ア
    ダマンチル基、ノルボルナン−2−イル基、アミノカル
    ボニルメチル基、2−(ジメチルアミノ)エチル基、3
    −キヌクリジニル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、
    4−ピペリジニル基、1−メチル−4−ピペリジニル
    基、1−メチル−1−オキサイド−4−ピペリジニル
    基、1−エトキシカルボニル−4−ピペリジニル基、1
    −ベンジル−4−ピペリジニル基、2−(2−ヒドロキ
    シエトキシ)エチル基、4−テトラヒドロピラニル基、
    1−ヒドロキシ−2−メチル−2−プロピル基、1−メ
    トキシ−2−メチル−2−プロピル基、2−(メチルア
    ミノカルボニル)−2−プロピル基、2,3−ジヒドロキ
    シ−1−プロピル基、2−(モルホリノ)エチル基、1
    −デオキシ−1−D−ソルビチル基、3−(2−オキソ
    −1−ピロリジニル)−プロピル基、トリス−(ヒドロ
    キシメチル)メチル基、1,3−ジヒドロキシ−2−プロ
    ピル基、1,3−ジヒドロキシ−2−メチル−2−プロピ
    ル基またはボルニル基、 2−ヒドロキシエチル基(これは2位でフェニル基によ
    り置換されており、更に1位でメチル基またはヒドロキ
    シメチル基により置換されている)、 メチルシクロヘキシル基、4−カルボキシ−シクロヘキ
    シル基、4−メトキシカルボニル−シクロヘキシル基、
    4−ジメチルアミノカルボニル−シクロヘキシル基、4
    −(1−ピロリジニルカルボニル)−シクロヘキシル
    基、4−(モルホリノカルボニル)−シクロヘキシル
    基、4−[2−(メトキシカルボニル)エチル]シクロ
    ヘキシル基、4−(2−カルボキシ−エチル)シクロヘ
    キシル基、4−(tert−ブチルオキシカルボニルアミ
    ノ)シクロヘキシル基、4−メトキシシクロヘキシル
    基、4−アミノシクロヘキシル基、4−(ジメチルアミ
    ノ)シクロヘキシル基、4−(N,N−ジメチル−N−オ
    キサイド−アミノ)シクロヘキシル基、4−(アセチル
    アミノ)−シクロヘキシル基、4−(メチルスルホニル
    アミノ)−シクロヘキシル基、2−ヒドロキシシクロヘ
    キシル基、4−ヒドロキシシクロヘキシル基、4−(ヒ
    ドロキシメチル)−シクロヘキシル基、4−ヒドロキシ
    −4−メチル−シクロヘキシル基または4−オキソシク
    ロヘキシル基、 1,4,7,10,13−ペンタオキサシクロペンダデシル基また
    は1,4,7,10,13,16−ヘキサオキサシクロオクタデシル基
    により置換されているメチル基であり、または R10がメチル基であり、かつR11がメトキシ基である、請
    求の範囲第1項または第2項に記載の一般式Iのピリミ
    ド[5,4−d]ピリミジン、それらの互変異性体、それ
    らの立体異性体及びそれらの塩。
  7. 【請求項7】(1)4−[(3,4−ジクロロフェニル)
    アミノ]−6−[(トランス−4−ヒドロキシシクロヘ
    キシル)−アミノ]−ピリミド−[5,4−d]−ピリミ
    ジン、 (2)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)
    アミノ]−6−[(トランス−4−ヒドロキシシクロヘ
    キシル)−アミノ]−ピリミド−[5,4−d]−ピリミ
    ジン、 (3)4−[(3−ブロモフェニル)アミノ]−6−
    [(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−アミ
    ノ]−ピリミド−[5,4−d]−ピリミジン、 (4)4−[(3−クロロフェニル)アミノ]−6−
    (シクロプロピルアミノ)−ピリミド−[5,4−d]−
    ピリミジン、 (5)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
    (4−アミノ−1−ピペリジニル)−ピリミド−[5,4
    −d]−ピリミジン、 (6)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
    [(トランス−4−アミノシクロヘキシル)−アミノ]
    −ピリミド−[5,4−d]−ピリミジン、 (7)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
    (N−トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−N
    −メチル−アミノ)−ピリミド−[5,4−d]−ピリミ
    ジン、 (8)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
    (4−メトキシカルボニルアミノ−1−ピペリジニル)
    −ピリミド−[5,4−d]−ピリミジン、 (9)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
    [トランス−4−(モルホリノカルボニル)−シクロヘ
    キシルアミノ]−ピリミド−[5,4−d]−ピリミジ
    ン、 (10)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
    [トランス−4−(ピロリジノカルボニル)シクロヘキ
    シルアミノ]−ピリミド−[5,4−d]−ピリミジン、 (11)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)
    アミノ]−6−[N−(トランス−4−ヒドロキシシク
    ロヘキシル)−N−メチル−アミノ]−ピリミド−[5,
    4−d]−ピリミジン、 (12)4−[(4−アミノ−3,5−ジクロロ−フェニ
    ル)アミノ]−6−[(トランス−4−ヒドロキシシク
    ロヘキシル)−アミノ]−ピリミド−[5,4−d]−ピ
    リミジン、 (13)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)
    アミノ]−6−[2−(モルホリノ)−エチルアミノ]
    −ピリミド−[5,4−d]−ピリミジン、 (14)4−[(4−アミノ−3,5−ジブロモ−フェニ
    ル)アミノ]−6−[(トランス−4−ヒドロキシシク
    ロヘキシル)−アミノ]−ピリミド−[5,4−d]−ピ
    リミジン、 (15)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)
    アミノ]−6−モルホリノ−ピリミド−[5,4−d]−
    ピリミジン、 (16)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)
    アミノ]−6−(1−ヒドロキシ−2−メチル−2−プ
    ロピルアミノ)−ピリミド−[5,4−d]−ピリミジ
    ン、 (17)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)
    アミノ]−6−(1−ヒドロキシ−2−プロピルアミ
    ノ)−ピリミド−[5,4−d]−ピリミジン、 (18)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)
    アミノ]−6−(1,3−ジヒドロキシ−2−プロピルア
    ミノ)−ピリミド−[5,4−d]−ピリミジン、 (19)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)
    アミノ]−6−[4−アミノ−1−ピペリジニル]−ピ
    リミド−[5,4−d]−ピリミジン、 (20)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
    (4−ピペリジニル−アミノ)−ピリミド−[5,4−
    d]−ピリミジン、 (21)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
    (4−ホルミルアミノ−1−ピペリジニル)−ピリミド
    −[5,4−d]−ピリミジン、 (22)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
    [(1−エトキシカルボニル−4−ピペリジニル)アミ
    ノ]−ピリミド[5,4−d]−ピリミジン、 (23)4−[(3−メチルフェニル)アミノ]−6−
    [(3−キヌクリジニル)アミノ]−ピリミド[5,4−
    d]−ピリミジン、 (24)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)
    アミノ]−6−[(4−アミノシクロヘキシル)アミ
    ノ]−ピリミド−[5,4−d]−ピリミジン、 (25)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)
    アミノ]−6−(4−ピペリジニル−アミノ)−ピリミ
    ド−[5,4−d]−ピリミジン、 (26)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)
    アミノ]−6−[トランス−4−(モルホリノカルボニ
    ル)シクロヘキシルアミノ]−ピリミド−[5,4−d]
    −ピリミジン、 (27)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)
    アミノ]−6−[トランス−4−(ピロリジノカルボニ
    ル)シクロヘキシルアミノ]−ピリミド−[5,4−d]
    −ピリミジン、 (28)4−[(4−フルオロフェニル)アミノ]−6−
    (シクロプロピルアミノ)−ピリミド−[5,4−d]−
    ピリミジン、 (29)4−[(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)
    アミノ]−6−(シクロプロピルアミノ)−ピリミド−
    [5,4−d]−ピリミジン、 (30)4−[(3,4−ジクロロフェニル)アミノ]−6
    −(シクロプロピルアミノ)−ピリミド−[5,4−d]
    −ピリミジン、 (31)4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)ア
    ミノ]−6−(1−メチル−4−ピペリジニル−アミ
    ノ)−ピリミド−[5,4−d]−ピリミジン、及び (32)4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)ア
    ミノ]−6−[(トランス−4−ジメチルアミノシクロ
    ヘキシル)アミノ]−ピリミド−[5,4−d]−ピリミ
    ジン、 及びそれらの塩である請求の範囲第1項または第2項に
    記載の一般式Iの化合物。
  8. 【請求項8】4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニ
    ル)アミノ]−6−(1−メチル−4−ピペリジニル−
    アミノ)−ピリミド−[5,4−d]−ピリミジン及びそ
    れらの塩。
  9. 【請求項9】4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニ
    ル)アミノ]−6−[(トランス−4−ジメチルアミノ
    シクロヘキシル)アミノ]−ピリミド−[5,4−d]−
    ピリミジン及びそれらの塩。
  10. 【請求項10】無機または有機の酸または塩基との請求
    の範囲第1項〜第7項の少なくとも一つに記載の化合物
    の生理学上許される塩。
  11. 【請求項11】適当な場合に一種以上の不活性担体物質
    及び/または希釈剤に加えて、請求の範囲第1項〜第9
    項の少なくとも一つに記載の化合物または請求の範囲第
    10項に記載の生理学上許される塩を含むことを特徴とす
    る薬剤。
  12. 【請求項12】良性または悪性の腫瘍の治療に適してい
    る薬剤の調製のための請求の範囲第1項〜第10項の少な
    くとも一つに記載の化合物の使用。
  13. 【請求項13】請求の範囲第1項〜第10項の少なくとも
    一つに記載の化合物を非化学的経路により一種以上の不
    活性担体物質及び/または希釈剤に混入することを特徴
    とする請求の範囲第11項に記載の薬剤の調製方法。
  14. 【請求項14】一般式 (式中、 Rcは請求の範囲第1項〜第10項に定義されたとおりであ
    り、かつ Z1は脱離基である) の化合物を一般式 H−(RaNRb) (III) (式中、 Ra及びRbは請求の範囲第1項〜第9項に定義されたとお
    りである) のアミンと反応させ、そして その後、所望により、アミノ基、アルキルアミノ基また
    はイミノ基を含むこうして得られた一般式Iの化合物を
    アシル化またはスルホニル化により一般式Iの相当する
    アシル化合物またはスルホニル化合物に変換し、かつ/
    または アミノ基、アルキルアミノ基またはイミノ基を含むこう
    して得られた一般式Iの化合物をアルキル化または還元
    アルキル化により一般式Iの相当するアルキル化合物に
    変換し、かつ/または カルボキシル基を含むこうして得られた一般式Iの化合
    物をエステル化により一般式Iの相当するエステルに変
    換し、かつ/または カルボキシル基またはエステル基を含むこうして得られ
    た一般式Iの化合物をアミド化により一般式Iの相当す
    るアミドに変換し、かつ/または 一級または二級のヒドロキシル基を含む一般式Iの化合
    物を酸化により一般式Iの相当するカルボニル化合物に
    変換し、かつ/または 必要により、上記反応に使用する保護基を再度開裂し、
    かつ/または 所望により、こうして得られた一般式Iの化合物をその
    立体異性体に分離し、かつ/または こうして得られた一般式Iの化合物をその塩、特に医薬
    上の使用のためにその生理学上許される塩に変換するこ
    とを特徴とする請求の範囲第1項〜第10項に記載の一般
    式Iの化合物の調製方法。
  15. 【請求項15】一般式I(式中、Rcは酸素原子もしくは
    窒素原子またはメルカプト基もしくはスルフェニル基を
    介してピリミド[5,4−d]ピリミジンに結合された請
    求の範囲第1項〜第8項にRcに関して記載された基の一
    つである)の化合物を調製するために、 一般式 (式中、 Ra及びRbは請求の範囲第1項〜第9項に定義されたとお
    りであり、かつ Z2は脱離基である) の化合物を一般式 X1−H (V) (式中、 X1は酸素原子もしくは窒素原子またはメルカプト基もし
    くはスルフェニル基を介してピリミド[5,4−d]ピリ
    ミジンに結合された請求の範囲第1項〜第9項にRcに関
    して記載された基の一つである) の化合物と反応させ、そして その後、所望により、アミノ基、アルキルアミノ基また
    はイミノ基を含むこうして得られた一般式Iの化合物を
    アシル化またはスルホニル化により一般式Iの相当する
    アシル化合物またはスルホニル化合物に変換し、かつ/
    または アミノ基、アルキルアミノ基またはイミノ基を含むこう
    して得られた一般式Iの化合物をアルキル化または還元
    アルキル化により一般式Iの相当するアルキル化合物に
    変換し、かつ/または カルボキシル基を含むこうして得られた一般式Iの化合
    物をエステル化により一般式Iの相当するエステルに変
    換し、かつ/または カルボキシル基またはエステル基を含むこうして得られ
    た一般式Iの化合物をアミド化により一般式Iの相当す
    るアミドに変換し、かつ/または 一級または二級のヒドロキシル基を含む一般式Iの化合
    物を酸化により一般式Iの相当するカルボニル化合物に
    変換し、かつ/または 必要により、上記反応に使用された保護基を再度開裂
    し、かつ/または 所望により、こうして得られた一般式Iの化合物をその
    立体異性体に分離し、かつ/または こうして得られた一般式Iの化合物をその塩、特に医薬
    上の使用のためにその生理学上許される塩に変換するこ
    とを特徴とする請求の範囲第1項〜第10項に記載の一般
    式Iの化合物の調製方法。
  16. 【請求項16】一般式I(式中、Rcはスルフィニル基ま
    たはスルホニル基を介してピリミド[5,4−d]ピリミ
    ジンに結合された請求の範囲第1項〜第9項にRcに関し
    て記載された基の一つである)の化合物を調製するため
    に、 一般式 (式中、 Ra及びRbは請求の範囲第1項〜第9項に定義されたとお
    りであり、かつ X2は硫黄原子を介してピリミド[5,4−d]ピリミジン
    に結合された請求の範囲第1項〜第8項にRcに関して記
    載された基の一つである) の化合物を酸化し、そして その後、所望により、アミノ基、アルキルアミノ基また
    はイミノ基を含むこうして得られた一般式Iの化合物を
    アシル化またはスルホニル化により一般式Iの相当する
    アシル化合物またはスルホニル化合物に変換し、かつ/
    または アミノ基、アルキルアミノ基またはイミノ基を含むこう
    して得られた一般式Iの化合物をアルキル化または還元
    アルキル化により一般式Iの相当するアルキル化合物に
    変換し、かつ/または カルボキシル基を含むこうして得られた一般式Iの化合
    物をエステル化により一般式Iの相当するエステルに変
    換し、かつ/または カルボキシル基またはエステル基を含むこうして得られ
    た一般式Iの化合物をアミド化により一般式Iの相当す
    るアミドに変換し、かつ/または 一級または二級のヒドロキシル基を含む一般式Iの化合
    物を酸化により一般式Iの相当するカルボニル化合物に
    変換し、かつ/または 必要により、上記反応に使用された保護基を再度開裂
    し、かつ/または 所望により、こうして得られた一般式Iの化合物をその
    立体異性体に分離し、かつ/または こうして得られた一般式Iの化合物をその塩、特に医薬
    上の使用のためにその生理学上許される塩に変換するこ
    とを特徴とする請求の範囲第1項〜第10項に記載の一般
    式Iの化合物の調製方法。
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