JP3183803U - 釣り具用のスプールベルト - Google Patents

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Abstract

【課題】釣り用リールのスプールに巻装された釣り糸のほどけ防止をするためのスプールベルトを、伸張性の高いものにしてベルト挿入部位の径が大きく異なっても対応できるようにした釣り具用のスプールベルトを提供する。
【解決手段】スプールベルト7を、螺旋形状をした長尺物の両端を連結して形成した無端体として、螺旋部が略直線状になるまで大きく伸長できるようにして伸長代を長く確保するとともに、帯状の摘み8を取り付けることにより伸長操作をしやすくした。また、伸長させたスプールベルト7をスプール4の溝内に挿入して伸長を解くことで、スプール4に巻装された糸の外周部位を弾性的に当接することになって糸6がほどけてしまうのを防止することができる。
【選択図】図5

Description

本考案は、釣り用リール等の釣り具の糸巻き部に被着して釣り糸がほどけるのを防止する釣り具用のスプールベルトの技術分野に属するものである。
今日、趣味の一つとして魚釣りが盛んに行われているが、このような魚釣りに用いられる釣り具の中には、リールのようにスプール(糸巻き)を設けたものがあり、該スプールに懸回した釣り糸が不用意にほどけないようスプールベルトをスプールに懸回した釣り糸の外周部分にループ状に被着していた。
このスプールベルトは、従来、発泡クロロプレンゴムのような伸縮性がある板状の長尺材の両端部に面ファスナーの雄雌部を止着することで構成され、そしてスプールベルトの両端部を係止することでスプールに輪状に被着するようにしたものが知られている(例えば特許文献1、2参照)。
特開2001−204312号公報 特開2008−86221号公報
ところが前記従来のものは、スプールベルト自体、伸縮性があるといっても伸縮量が僅かであるため、スプールの径や釣り糸の巻き量によってはスプールベルトが短すぎたり長すぎたりするため、スプールの径や糸巻き量に合わせて複数のスプールベルトを準備しなければならないという問題がある。さらにスプールへの糸巻き量が少ない場合、釣り糸外周位置がスプールの溝奥方に位置することになり、特に片軸受けリールのようにスプールの溝底が深いものではベルトの着脱作業がしづらいことになり、これらに本考案の解決すべき課題がある。
本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の考案は、釣り具のスプールに巻装された釣り糸がスプールからほどけるのを防止するためのスプールベルトであって、該スプールベルトは、一部または全部が螺旋状になっていて弾性復元可能な状態で伸長する長尺物の両端部を連結してリング状にしたものであることを特徴とする釣り具用のスプールベルトである。
請求項2の発明は、スプールベルトには、該スプールベルトを伸長させるための摘みが設けられていることを特徴とする請求項1記載の釣り具用のスプールベルトである。
請求項3の発明は、摘みは、帯状体であることを特徴とする請求項2記載の釣り具用のスプールベルトである。
請求項4の発明は、摘みは、一端部に切欠き孔が形成されており、スプールベルトをリング軸回りに一巻きした状態で前記切欠き孔に挿入された摘みの他端部を引っ張り移動させることでスプールベルトを構成するラインに巻回状に取り付けられるものであることを特徴とする請求項3記載の釣り具用のスプールベルトである。
請求項5の発明は、摘みは、リングを介してスプールベルトに取り付けられるものであることを特徴とする請求項2記載の釣り具用のスプールベルトである。
請求項6の発明は、摘みはラベルであることを特徴とする請求項2乃至5の何れか1記載の釣り具用のスプールベルトである。
請求項1の考案とすることにより、スプールベルトが螺旋状になっているため、長く伸長することになってスプールの径や糸巻き量に大小の差があっても幅広い対応ができるうえ、肉厚状態での糸のほどき防止ができるため、糸巻き量が少なく、糸外周位置がスプールの溝奥方に位置している場合でもスプールベルトの外周はスプールの溝開口側に位置することになってスプールからの外し作業が容易になる。
請求項2の考案とすることにより、摘みを指で摘んで引張ることでスプールベルトが伸びてスプールから離れることになる結果、スプールベルトのスプールからの外し作業が一段と容易になる。
請求項3の発明とすることにより、摘みが指で摘み易いものとなってスプールベルトの伸長作業が容易となる。
請求項4の発明とすることにより、帯状の摘みをスプールベルトに取り付けることが簡単となる。
請求項5の発明とすることにより、摘みがリングを介してスプールベルトに取付けられることになって、取り付け作業が簡単になる。
請求項6の考案とすることで、スプールベルトの外し作業の手助けとなる摘みがラベルに兼用化されることになるという利点がある。
スプールベルトの正面図である。 リールの正面図である。 スプールベルトをスプール溝に挿入したリールの正面図である。 スプールベルトをスプール溝に挿入したリールの平面図である。 摘みでスプールベルトを引っ張った状態を示すリールの正面図である。 (A)、(B)、(C)は摘みの斜視図、摘みの取り付け途中を示す斜視図、スプールベルトを引っ張った摘みの取り付け状態を示す斜視図である。 (A)、(B)、(C)は第二〜第四の実施の形態を示すスプールベルトの正面図である。
次ぎに、本考案の実施の形態について、図面を用いて説明する。図面において、1は片軸受けのリールであって、該リール1は、釣竿(図示せず)に支持されるリール脚2と、該リール脚2に一体化される円板状のリール本体3と、該リール本体3に左右一端が固定されるシャフト(図示せず)に回転自在に軸支されるスプール4と、該スプール4に取り付けられるハンドル5とを備えて構成され、前記スプール4に釣り糸(ライン)6が巻装されている。
7はスプールベルトであって、該スプールベルト7は、ナイロンやポリウレタン等の可撓性がある高分子樹脂材(ポリマー)により形成されるが、全体が円状で同径の螺旋(スパイラル)形状となっており、その両端を連結することでエンドレスなリング形状(無端形状)になっている。このスプールベルト7は前記螺旋状となっていることで、長さに対して数倍(例えば3倍)も弾性復元可能な状態で伸長するように設定されている。
そしてスプールベルト7は、自然状態でスプール4の溝底の径よりも少し小さい径になっており、これを伸長させた状態でスプール4の溝内に挿入し伸長の解除をすることで復元して前記巻装された釣り糸6の外周部に弾性的に当接することとなって釣り糸6がスプール4からほどけ出るのを防止するようになっている。
8はスプールベルト7に設けられる摘み(本実施の形態では商標等が印刷されたラベルに兼用されている。)であって、該摘み8は、長尺帯状体となっており、その一端部には切欠き孔8aが形成されている。そして摘み8は、スプールベルト7のリング軸(螺旋軸)7a回りに一巻きした状態で前記切欠き孔8aに摘み他端部8bを挿入(貫通)させた状態で該他端部8bを引っ張り移動させることでスプールベルト7のライン7bに巻回状に取り付けられている。そしてスプールベルト7をスプール4から外す場合に、摘み8を指で摘んでスプール4から遠ざける方向に引張ると、スプールベルト7は山形状に延びてスプール4からはみ出ることになり、この状態から摘み8をスプール4から外す方向(スプール4の軸心方向)に移動させることでスプールベルト7をスプール4から外すことができるようになっている。勿論、初めから摘み9を斜め外方向に引張ってスプール4から外してもよい。
叙述のごとく構成された本考案の実施の形態において、伸長させたスプールベルト7をスプール4の溝内に挿入して伸長を解くことで、スプール4に巻装された糸の外周部位を弾性的に当接することになって糸6がほどけてしまうのを防止することができるが、スプールベルト7は、螺旋状の長尺物の両端同士を連結した無端体になっているから、螺旋状態から理論的には直線状態になるまで伸長することになるため伸長代が長く、従来の伸長はするが僅かであって板状の長尺材で形成されたもの比して大きな伸長量を確保できる結果、スプールの径や釣り糸6の巻き量に対応させて複数を用意する必要がなく、一つ用意することで径が大小大きく異なるものにも対応することができる。
そのうえスプールベルト7をスプール4に挿入した場合、スプールベルト7の外周部位がスプール4の溝開口側に位置すると共に、螺旋間隔が広がることになる結果、糸量が少ない場合であってもスプールベルト7を外すときにスプールベルト7自体を摘むことが容易になって外し作業がしやすいものに成る。
しかもこのものは、スプールベルト7に摘み8が設けられている結果、該摘み8を摘んで引き伸ばすことで大きく伸長することになって外し作業が一段と容易になる。そしてこの摘み8がラベルに兼用されているため、ラベルを別途設ける必要がない。
尚、摘み8に形成される切欠き孔8aの形状は、前記実施の形態では摘み8の幅方向(短尺方向)に長いスリット状に形成されているが、これに限定される必要はなく、長さ方向(長尺方向)であってもよく、さらには丸孔形状、四角孔形状等、摘み他端部8bを貫通できる形状であれば何れの形状であっても採用することができる。
尚、本考案は前記実施の形態に限定されるものでないことは勿論であって、スプールベルト7としては、例えば図7(A)に示す第二の実施の形態のように全てが螺旋状になっているものでなく、一部が線状部7cとなったものでも実施することができ、また、ラベル8を設ける場合に、図7(B)、(C)に示す第三、第四の実施の形態のようにようにリング9を介して取付けるようにしてもよく、また螺旋の形状としては、円形状のものに限定されず、四角形状や楕円形状等、通常知られた螺旋形状のものを実施できることは言うまでもない。
本考案は、リール等の釣り具において、該釣り具のスプールに巻装された釣り糸がほどけるのを防止するスプールベルトの分野に利用することができる。
1 リール
2 リール脚
3 リール本体
4 スプール
5 ハンドル
6 釣り糸
7 スプールベルト
8 摘み

Claims (6)

  1. 釣り具のスプールに巻装された釣り糸がスプールからほどけるのを防止するためのスプールベルトであって、該スプールベルトは、一部または全部が螺旋状になっていて弾性復元可能な状態で伸長する長尺物の両端部を連結してリング状にしたものであることを特徴とする釣り具用のスプールベルト。
  2. スプールベルトには、該スプールベルトを伸長させるための摘みが設けられていることを特徴とする請求項1記載の釣り具用のスプールベルト。
  3. 摘みは、帯状体であることを特徴とする請求項2記載の釣り具用のスプールベルト。
  4. 摘みは、一端部に切欠き孔が形成されており、スプールベルトをリング軸回りに一巻きした状態で前記切欠き孔に挿入された摘みの他端部を引っ張り移動させることでスプールベルトを構成するラインに巻回状に取り付けられるものであることを特徴とする請求項3記載の釣り具用のスプールベルト。
  5. 摘みは、リングを介してスプールベルトに取り付けられるものであることを特徴とする請求項2記載の釣り具用のスプールベルト。
  6. 摘みはラベルであることを特徴とする請求項2乃至5の何れか1記載の釣り具用のスプールベルト。
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