JP3223410U - 手状態維持具 - Google Patents
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Abstract
【課題】対象物を握った手の状態を維持する手状態維持具において、片手のみで容易に固定できる手状態維持具を提供する。【解決手段】手状態維持具1は、張力を有した状態で手に巻きつくことで手を締め付けることができるベルト部2と、ベルト部の一端部を手の所定位置に固定する第1固定部と、ベルト部の他端側に設けられ、手を締め付けた状態でベルト部を手に固定する第2固定部4とを備える。第1固定部によってベルト部の一端部が一方の手の所定位置に固定されるため、他方の片手のみでベルト部の他端部を引っ張り、一方の手に巻き付けることができる。そして、第2固定部によってベルト部を一方の手を締め付けた状態で容易に固定することができる。【選択図】図2
Description
本考案は、対象物を握った手の状態等を維持できる手状態維持具に係る。
従来から、ゴルフクラブを握ったときの手の状態を維持できる手状態維持具として親指挿入部と人差し指挿入部とが連結されたゴルフ用手袋が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、このようなゴルフ用手袋ではゴルフにしか利用できず、親指挿入部と人差し指挿入部とが連結されているため、親指、人差し指を自由に動かすことができず手袋本来の機能が制限される問題があった。
そこで、織ゴム製のベルト材等を用い、ゴルフクラブ等の対象物を握ったときの手の状態を維持する対策が考えられる。なお、このようなベルト材は面ファスナーによって手に着脱自在に固定されることが一般的である。
しかし、このような場合、一方の手で対象物を握った状態を崩さないようにするため一方の手でベルト材を掴んで固定することは難しく、他方の片手のみでベルト材を引っ張りつつ一方の手に固定することは非常に困難であった。
しかし、このような場合、一方の手で対象物を握った状態を崩さないようにするため一方の手でベルト材を掴んで固定することは難しく、他方の片手のみでベルト材を引っ張りつつ一方の手に固定することは非常に困難であった。
本考案は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、一方の手の状態を維持するように他方の片手のみで容易に固定できる手状態維持具を提供する。
本考案によれば、手状態維持具は、張力を有した状態で手に巻きつくことで手を締め付けることができるベルト部と、ベルト部の一端部を手の所定位置に固定する第1固定部と、ベルト部の他端側に設けられ、手を締め付けた状態でベルト部を手に固定する第2固定部とを備える。
これにより、第1固定部によってベルト部の一端部が一方の手の所定位置に固定されるため、他方の片手のみでベルト部の他端部を引っ張り、一方の手に巻き付けることができる。そして、第2固定部によってベルト部を一方の手を締め付けた状態で固定することができる。
このため、手状態維持具は、一方の手の状態を維持するように他方の片手のみで容易に固定できる。
このため、手状態維持具は、一方の手の状態を維持するように他方の片手のみで容易に固定できる。
以下、考案を実施するための形態を実施例に基づいて説明する。
なお、以下の実施例は具体的な一例を開示するものであり、本考案が以下の実施例に限定されないことは言うまでもない。
なお、以下の実施例は具体的な一例を開示するものであり、本考案が以下の実施例に限定されないことは言うまでもない。
[第1実施例]
本考案の第1実施例による手状態維持具1を図1〜3に示す。
手状態維持具1は、以下に説明するベルト部2、第1固定部3、第2固定部4を有する。
ベルト部2は、張力を有した状態で手に巻き付くことで手を締め付けることができる。ここで、ベルト部2は、例えば、伸縮性の織ゴム製ベルトであり、伸ばした状態で手に巻き付けることで手を締め付けることができる。
本考案の第1実施例による手状態維持具1を図1〜3に示す。
手状態維持具1は、以下に説明するベルト部2、第1固定部3、第2固定部4を有する。
ベルト部2は、張力を有した状態で手に巻き付くことで手を締め付けることができる。ここで、ベルト部2は、例えば、伸縮性の織ゴム製ベルトであり、伸ばした状態で手に巻き付けることで手を締め付けることができる。
第1固定部3は、ベルト部2の一端部を手の所定位置に固定する。
ここで、第1固定部3は、ベルト部2の一端部に配される指の挿通可能な環状部5となっている。
なお、本実施例において、環状部5に挿通する指は親指となっているが、環状部5に挿通する指は親指に限定されるものではなく、複数の指が環状部5を挿通するものであってもよい。
ここで、第1固定部3は、ベルト部2の一端部に配される指の挿通可能な環状部5となっている。
なお、本実施例において、環状部5に挿通する指は親指となっているが、環状部5に挿通する指は親指に限定されるものではなく、複数の指が環状部5を挿通するものであってもよい。
第2固定部4は、ベルト部2の他端部に設けられ、手を締め付けた状態でベルト部2を手に固定する。
ここで、第2固定部4は面ファスナーのループ部7となっている。
そして、第2固定部4は、第1固定部3近傍に配される面ファスナーのフック部8に係合することでベルト部2を手に固定している。
なお、面ファスナーは係脱自在な構成であればよいため、ループ部7とフック部8の配置は逆になっていてもよく、ループ部7フック部8が明確に区別されていないものであってもよい。
ここで、第2固定部4は面ファスナーのループ部7となっている。
そして、第2固定部4は、第1固定部3近傍に配される面ファスナーのフック部8に係合することでベルト部2を手に固定している。
なお、面ファスナーは係脱自在な構成であればよいため、ループ部7とフック部8の配置は逆になっていてもよく、ループ部7フック部8が明確に区別されていないものであってもよい。
[第1実施例の効果]
手状態維持具1は、張力を有した状態で手に巻きつくことで手を締め付けることができるベルト部2と、ベルト部2の一端部を手の所定位置に固定する第1固定部3と、ベルト部2の他端側に設けられ、手を締め付けた状態でベルト部2を手に固定する第2固定部4とを備える。
手状態維持具1は、張力を有した状態で手に巻きつくことで手を締め付けることができるベルト部2と、ベルト部2の一端部を手の所定位置に固定する第1固定部3と、ベルト部2の他端側に設けられ、手を締め付けた状態でベルト部2を手に固定する第2固定部4とを備える。
これにより、第1固定部3によってベルト部2の一端部が一方の手の所定位置に固定されるため、他方の片手のみでベルト部2の他端部を引っ張り、ベルト部2を張力を有する状態にして、一方の手に巻き付けることができる。そして、第2固定部4によってベルト部2を一方の手を締め付けた状態で固定することができる。
このため、手状態維持具1は、一方の手の状態を維持するように他方の片手のみで容易に固定できる。
このため、手状態維持具1は、一方の手の状態を維持するように他方の片手のみで容易に固定できる。
手状態維持具1において、第1固定部3は、ベルト部2の一端部に配される指の挿通可能な環状部5となっている。
これにより、環状部5に指を挿通するだけで容易にベルト部2を一方の手の所定位置に固定することができる。
なお、環状部5はベルト部2の一端部を折り返し自身に端部を縫い付けること等で容易に形成することができる。
これにより、環状部5に指を挿通するだけで容易にベルト部2を一方の手の所定位置に固定することができる。
なお、環状部5はベルト部2の一端部を折り返し自身に端部を縫い付けること等で容易に形成することができる。
手状態維持具1において、第2固定部4は面ファスナーを構成する。
これにより、面ファスナーの係合を解くことで、ベルト部2による手の維持状態を解くことができ、手状態維持具1を手から容易に取り外すことができる。即ち、手状態維持具1を手に対して容易に着脱脱自在な構成とすることができる。
なお、面ファスナーは種類も豊富であり、入手性も非常に良好である。
これにより、面ファスナーの係合を解くことで、ベルト部2による手の維持状態を解くことができ、手状態維持具1を手から容易に取り外すことができる。即ち、手状態維持具1を手に対して容易に着脱脱自在な構成とすることができる。
なお、面ファスナーは種類も豊富であり、入手性も非常に良好である。
なお、図2、3においては一方の手は、何らかの対象物を握った状態を維持するようにベルト部2が固定されているが、対象物を握らない状態で固定するものであってもよい。
また、図2、3においては一方の手は、左手であるが、特に限定するものではない。
また、図2、3においては一方の手は、左手であるが、特に限定するものではない。
[第2実施例]
本発明の第2実施例による手状態維持具1を図4に示す。
第2実施例においては、第1実施例と異なる部分を中心に説明する。
なお、図中第1実施例と同一機能物には、同一符号を付して表している。
本発明の第2実施例による手状態維持具1を図4に示す。
第2実施例においては、第1実施例と異なる部分を中心に説明する。
なお、図中第1実施例と同一機能物には、同一符号を付して表している。
手状態維持具1の第1固定部3は、ベルト部2の一端部が接続される手袋9となっている。
また、第2固定部4は面ファスナーのループ部7となっており、第2固定部4は、ベルト部2と手袋9との接続部近傍に設けられる面ファスナーのフック部8に係合することでベルト部2を手に固定している。
なお、手袋9とベルト部2との接続は縫い合わせ、面ファスナーを利用するもの等が考えられる。
また、第2固定部4は面ファスナーのループ部7となっており、第2固定部4は、ベルト部2と手袋9との接続部近傍に設けられる面ファスナーのフック部8に係合することでベルト部2を手に固定している。
なお、手袋9とベルト部2との接続は縫い合わせ、面ファスナーを利用するもの等が考えられる。
これにより、手袋9に手をはめるだけで、ベルト部2を手の所定位置に固定することができる。
また、ベルト部2の張力に起因する第1固定部3の引っ張られる力を手袋9全体に分散させることができる。
また、ベルト部2の張力に起因する第1固定部3の引っ張られる力を手袋9全体に分散させることができる。
[変形例]
本考案は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形例を考えることができる。
実施例においては、第2固定部4は面ファスナーを構成していたが、第2固定部4を小鉤とし掛け糸に係合させてもよい。
また、第2固定部4を、スナップボタンを構成する態様とすることもできる。
本考案は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形例を考えることができる。
実施例においては、第2固定部4は面ファスナーを構成していたが、第2固定部4を小鉤とし掛け糸に係合させてもよい。
また、第2固定部4を、スナップボタンを構成する態様とすることもできる。
実施例においては、ベルト部2が1つであったが、ベルト部2を複数有する構成とすることもできる。
これにより維持すべき手の状態の選択肢を増やすことができ、手の状態を維持する保持力を高めることもできる。
これにより維持すべき手の状態の選択肢を増やすことができ、手の状態を維持する保持力を高めることもできる。
また、実施例においては、ベルト部2は伸縮性の織ゴム製ベルトであったが、普通の布製としてもよい。
これにより、ベルト部2の材質選択の幅を広げることができる。
なお、ベルト部2が布製の場合、きつく巻き付けることで張力を有する状態で手に巻き付くことになる。
これにより、ベルト部2の材質選択の幅を広げることができる。
なお、ベルト部2が布製の場合、きつく巻き付けることで張力を有する状態で手に巻き付くことになる。
1 手状態維持具 2 ベルト部 3 第1固定部 4 第2固定部
Claims (4)
- 張力を有した状態で手に巻きつくことで手を締め付けることができるベルト部(2)と、
このベルト部の一端部を手の所定位置に固定する第1固定部(3)と、
前記ベルト部の他端部に設けられ、手を締め付けた状態で前記ベルト部を手に固定する第2固定部(4)とを備える手状態維持具(1)。 - 請求項1に記載の手状態維持具において、
前記第1固定部は、前記ベルト部の一端部に配される指の挿通可能な環状部(5)であることを特徴とする手状態維持具。 - 請求項1に記載の手状態維持具において、
前記第1固定部は、前記ベルト部の一端部が接続される手袋(9)であることを特徴とする手状態維持具。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載の手状態維持具において、
前記第2固定部は面ファスナーを構成することを特徴とする手状態維持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019002774U JP3223410U (ja) | 2019-07-25 | 2019-07-25 | 手状態維持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019002774U JP3223410U (ja) | 2019-07-25 | 2019-07-25 | 手状態維持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3223410U true JP3223410U (ja) | 2019-10-03 |
Family
ID=68095773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019002774U Expired - Fee Related JP3223410U (ja) | 2019-07-25 | 2019-07-25 | 手状態維持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3223410U (ja) |
-
2019
- 2019-07-25 JP JP2019002774U patent/JP3223410U/ja not_active Expired - Fee Related
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