JP2019048656A - 紐ガイド - Google Patents

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Abstract

【課題】保管スペースを抑え、かつ、作業性及び携帯性に優れるとともに、使い勝手を向上させる工夫がなされた紐ガイドを提供する。【解決手段】紐が無芯状態で中空玉巻に巻回された玉巻紐9の軸芯側から引き出された紐Sを案内する紐ガイド1において、玉巻紐9から引き出された紐Sを、その一部と接触しながら挿通させるガイド部材2と、ガイド部材2を玉巻紐9に取り付ける両面テープ31とを備えたものである。ガイド部材2は、直線状に延在する管状であって、紐Sが挿通する挿通空間Rを画定するとともに紐Sの一部が接触する内周面2aを有するものであってもよい。【選択図】図1

Description

本発明は、玉巻紐から引き出された紙紐やビニール紐等を案内する紐ガイドに関する。
紙紐やビニール紐は、新聞紙等の古紙や雑誌、書籍あるいは段ボール箱の結束等に広く用いられている。以下、紙紐やビニール紐等の紐を単に紐と総称することがある。これらの紐は、一般的には無芯状態で中空玉巻に巻回された玉巻紐として販売されており、使用者は、玉巻紐の軸芯側から紐を引き出して使用する。
しかしながら、紐を引き出そうとした際のちょっとした力加減で意図した以上に長く引き出されてしまうことが多く、しかも一旦引き出された紐は元に戻すことが難しい。この結果、使用後においても所定長さの紐が引き出された状態のままとなり、見た目が悪くなるとともに、次回使用する際に紐どうしが絡まってしまうなどの問題が生じる。このため、紐の取り出し口を備え、玉巻紐を収納する収納ケースが各種提案されている(例えば特許文献1や特許文献2等参照)。
特許文献1に記載された収納ケースは、玉巻紐の収納ケースにおける蓋の天板部分に取り出し口が設けられており、この取り出し口から紐が取り出されて使用されるものである。使用後は蓋の側壁部分に設けられたカッターによって紐が切断される。また、カッターによって切断された紐は、その全周が取り出し口に接触するように差し込まれて立ち上がった状態で保持される。
特許文献2に記載された収納ケースは、天板の中央部分に平面視円形の開口が形成されたケースと、このケースに収容された玉巻紐の中空の軸芯部分に立設し開口から上方に突出した筒状部材とを有するものである。玉巻紐から引き出された紐は、開口の筒状部材との隙間から取り出され、使用後は、筒状部材の上端部分に形成されたスリットに紐が係止される。
特許文献1や特許文献2に記載された収納ケースによれば、玉巻紐から引き出された紐が収納ケース内に収まるため、見た目が悪くなるといった問題を解消することができる。
特開2010−095258号公報 実用新案登録第3156090号公報
しかしながら、特許文献1や特許文献2に記載された収納ケースでは、見た目が悪くなるといった問題は解消するものの、嵩張って保管スペースが大きくなってしまう。また、持ちながら使用するには不向きであるとともに持ち運びにくく、作業性及び携帯性に劣る。さらに、収納ケース内に玉巻紐を収納し、紐を取り出し口にセットする操作が煩雑である。またさらに、特に特許文献2に記載の収納ケースにおいては、使用後は筒状部材のスリットに紐を係止させるため、次回の使用時にはスリットから紐を外す操作が必要になる等、使い勝手の点で改善の余地がある。
本発明は上記事情に鑑み、保管スペースを抑え、かつ、作業性及び携帯性に優れるとともに、使い勝手を向上させる工夫がなされた紐ガイドを提供することを目的とする。
上記目的を解決する本発明の紐ガイドは、紐が無芯状態で中空玉巻に巻回された玉巻紐の軸芯側から引き出された紐を案内する紐ガイドにおいて、
前記玉巻紐から引き出された前記紐を、その一部と接触しながら挿通させるガイド部材と、
前記ガイド部材を前記玉巻紐に取り付ける取付手段とを備えたものであることを特徴とする。
ここで、前記紐は、紙紐や麻紐であってもよいし、ポリプロピレン樹脂などの合成樹脂製のビニール紐であってもよい。
前記玉巻紐は、シュリンク包装等の包装フィルムで包装されたものであってもよいし、包装されていないものであってもよい。また、前記玉巻紐は、軸芯部分が中空となった、円柱形や球状のものであってもよい。
さらに、前記取付手段は、前記ガイド部材を前記玉巻紐に着脱可能に取り付けるものであってもよい。具体的には、前記取付手段は、前記玉巻紐の包装フィルムに前記ガイド部材を接着させるものや面ファスナであってもよいし、該ガイド部材が取り付けられ該玉巻紐の外周部分に巻かれるベルトやゴムバンドであってもよい。
本発明の紐ガイドによれば、前記ガイド部材が、前記玉巻紐から引き出された前記紐を、その一部と接触しながら挿通させるため、接触した部分の摩擦力によって、該紐が不用意に長く引き出されてしまうことが抑えられる。これにより、前記紐が不必要に長く引き出された状態となって見た目が悪くなってしまうといった問題を解消することができる。
また、前記ガイド部材は、前記取付手段によって前記玉巻紐に取り付けられるため、前述した特許文献1や特許文献2に記載された、玉巻紐全体を収納する収納ケースと比べ、嵩張ることがなく保管スペースを抑えることができる。さらに、使用者は、前記玉巻紐自体を持つことができるため、該玉巻紐を持ちながらの作業や持ち運びが容易になり、作業性及び携帯性を格段に向上させることができる。
またさらに、前記紐をセットするには、該紐を前記ガイド部材に挿通させるだけでよい。しかも、引き出された前記紐は、その一部が前記ガイド部材に接触しているだけであるため、次回の使用時には、特許文献2記載の収納ケースのようにスリットから紐を外すといった操作が不要で、紐を摘まんでそのまま引き出せばよい。また、紐が取り出し口に差し込まれて立ち上がった状態で保持される特許文献1記載の収納ケースと比べても、紐を引き出しやすく、使い勝手に優れたものである。
前記ガイド部材は、釣り竿のロッドガイドのようにリング状のものであってもよいが、本発明の紐ガイドにおいて、前記ガイド部材は、直線状に延在する管状であって、前記紐が挿通する挿通空間を画定するとともに該紐の一部が接触する内周面を有するものであることが好ましい。
こうすることで、前記玉巻紐から引き出された前記紐が前記内周面に接触しやすくなり、該紐が、意図した以上に長く引き出されてしまうことをより安定して防ぐことができる。これにより、前記紐が必要以上に長く引き出されて該紐どうしが絡まってしまうといった不具合も解消することが可能になる。
ここで、前記ガイド部材は、ゴムやシリコン、あるいは防振ゴムなどに利用されるスチレン系ポリマー等、摩擦係数が大きい素材で構成することが好ましい。なお、前記ガイド部材を、樹脂等の摩擦係数が小さい素材で構成した場合には、前記内周面に滑り止め用の塗料を塗布したり摩擦係数が大きい素材をコーティングする等の滑り止め加工を施すことが好ましい。
また、本発明の紐ガイドにおいて、前記ガイド部材は、可撓性のある素材で構成されたものであり、
前記内周面は、前記玉巻紐に取り付けられる前における、前記ガイド部材の延在方向と直交する方向の断面形状が、弓形、半円形、円形又は蒲鉾形である態様も好ましい態様の一つである。
ここで、可撓性のある素材とは、ゴム、シリコン、スチレン系ポリマーあるいはポリエチレンやポリプロピレン、塩化ビニル樹脂等の合成樹脂であってもよい。
前記ガイド部材を可撓性のある素材で構成することで、円柱面状の前記玉巻紐の外周面に倣って変形し、該ガイド部材の取付状態が安定する。さらに、前記紐を引き出す際に指で押えて前記ガイド部材を潰せば、該紐の引き出しを瞬時に停止さる、いわゆるストッパ機能も発揮させることができる。またさらに、いわゆる、自動車操作の半クラッチ状態のように、前記ガイド部材を潰して該紐を押えながら少しずつ該紐を引き出すことで、不用意な該紐の引き出しを、より効果的に防止することができる。
また、前記内周面の前記断面形状が弓形、半円形、円形又は蒲鉾形である態様を採用すれば、前記紐の接触を確保しつつ、前記ガイド部材の材料の節約にもつながる。
さらに、本発明の紐ガイドにおいて、前記ガイド部材は、平面状の取付面を有するものであり、
前記取付手段は、前記玉巻紐の包装フィルムに前記取付面を着脱可能に取り付ける両面テープであることが好ましい。
前記ガイド部材が平面状の取付面を有し、前記取付手段として前記両面テープを採用すれば、前記ガイド部材を前記玉巻紐に安定して取り付けることができるとともに、該玉巻紐を使い終わった後には新しい玉巻紐に容易に付け替えることができる。また、前記玉巻紐に対する前記紐ガイドの姿勢を変更して付け変えることによって、引き出した前記紐と前記ガイド部材との接触状態を変更することができ、例えば、該紐が引き出しやすい状態と、この状態よりも引き出しにくい状態とに切り替えることもできる。なお、前記両面テープの粘着力が弱まってきた場合には、新しい紐ガイドと取り替えてもよいが、該両面テープの粘着面を水洗いし良く乾かすことで粘着力を回復させ、再使用(リユース)することが、自然環境保全(エコ)の点で好ましい。なお、前記両面テープのみを新しいものと交換して再使用してもよい。
本発明の紐ガイドによれば、保管スペースを抑え、かつ、作業性及び携帯性に優れるとともに、使い勝手を向上させる工夫がなされた紐ガイドを提供することができる。
(a)は、本発明の紐ガイドを玉巻紐に取り付けた状態を示す側面図であり、(b)は、(a)の平面図である。 (a)は、本発明の紐ガイドの、玉巻紐に取り付ける前の状態を、ガイド部材の延在方向から見た図である。(b)は、(a)に示す紐ガイドを、包装フィルムの曲面部に取り付けた様子を示す図である。 図1(b)のA−A線断面図である。 図1に示す紐ガイドの使用方法の一例を示す図である。 図1に示す紐ガイドの他の使用方法の例を示す図である。 他の実施形態の紐ガイドについて、図2(a)に対応する状態を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。本実施形態では、本発明の紐ガイドを、紙紐が巻回され包装フィルムで包装された玉巻紐に利用する態様を例に挙げて説明する。なお、紐の種類は限定されるものではなく、ポリプロピレン樹脂などの合成樹脂製のビニール紐や麻紐であってもよい。また、本発明の紐ガイドは、包装フィルム等で包装されていない玉巻紐にも利用することができる。
図1(a)は、本発明の紐ガイド1を玉巻紐9に取り付けた状態を示す側面図であり、同図(b)は、同図(a)の平面図である。
玉巻紐9は、紐Sが無芯状態で中空玉巻に巻回されたものである。また、図1(a)及び同図(b)に示すように、玉巻紐9は、平面視における中央部分が空洞となった略円柱状のものであり、図では符号を省略しているが、図1(a)では上下の面となる、平面状の平面部と、図1(a)では側面となる、円柱面状の曲面部を有している。本実施形態の玉巻紐9は、例えばシュリンク包装の包装フィルム91によって包装されており、この包装フィルム91には、図1(a)では上下の面となる、平面状の平面部911,912と、円柱面状の曲面部913が形成されている。紐Sは、軸芯側(平面視における中央側)から、包装フィルム91の平面部911における開口911aを通って引き出される。
紐ガイド1は、ガイド部材2と、取付手段としての両面テープ31とを備えている。ガイド部材2は、直線状に延在する管状のものであり、図1(a)では、その延在方向が鉛直方向に沿う姿勢で、両面テープ31によって包装フィルム91の曲面部913に取り付けられている。玉巻紐9から引き出された紐Sは、ガイド部材2に挿通され、紐Sの先端部分S1がガイド部材2から下方に露出している。
なお、取付手段として、図1(a)において一点鎖線で示すように、包装フィルム91の曲面部913に巻き掛けられるゴムバンド32や、長さ調整可能なベルト部材(図示省略)を用いることができる。ここで、玉巻紐9は、紐Sを引き出し巻回されている紐Sの量が減少するにつれて玉巻紐9自体の強度が低下するため、取付手段としてゴムバンド32を用いた場合には、玉巻紐9が潰れて外観を損ねてしまう虞がある。また、取付手段として長さ調整可能なベルト部材を用いた場合には、玉巻紐9を潰さないように玉巻紐9に取り付ける長さ調整が難しい。これに対し、包装フィルム91に直接取り付ける、図1記載の両面テープ31や、詳しくは後述する面ファスナ33(図6参照)等を取付手段に採用すれば、玉巻紐9自体の強度が低下しても、外観を損ねずに取付状態を維持することができる。
図2(a)は、本発明の紐ガイド1の、玉巻紐9に取り付ける前の状態を、ガイド部材2の延在方向から見た図である。すなわち、図2(a)は、紙面と直交する方向がガイド部材2の延在方向になり、本発明の紐ガイド1の、玉巻紐9に取り付ける前の状態を、図1(b)に示す紐ガイド1と同じ方向から見た図である。
図2(a)に示すように、ガイド部材2は、平板状の底部21と、この底部21からドーム状に設けられた本体部22とが一体に形成されたものである。また、底部21のおもて面211と、本体部22との内面221とによって内周面2aが構成され、この内周面2aによって挿通空間Rが画定されている。本実施形態では、ガイド部材2の内周面2aは、ガイド部材2の延在方向と直交する方向の断面形状が弓形に形成されている。底部21は、その裏側に平面状の取付面212を有しており、この取付面212に両面テープ31が貼り付けられている。
本実施形態のガイド部材2は、可撓性があり摩擦係数が大きい素材、例えばゴムやシリコンで構成されており、玉巻紐9の外周形状に倣って変形させやすいとともに、詳しくは後述するように、内周面2aに接触した紐Sに対して摩擦力を付与しやすくなる。なお、ガイド部材2は、例えば押出成形によって容易に製造することができる。
図2(b)は、同図(a)に示す紐ガイド1を、包装フィルム91の曲面部913に取り付けた様子を示す図である。なお、図2(b)では、玉巻紐9について包装フィルム91の曲面部913の一部を示している。
図2(a)に示す両面テープ31から剥離紙311を剥がし、両面テープ31を曲面部913に貼り付けて紐ガイド1を玉巻紐9に取り付けると、ガイド部材2は、曲面部913の形状に倣って変形し、内周面2aは、弓形からいわゆる三日月形に変化する。なお、本実施形態では、ガイド部材2が、平面状の取付面212を有しているため、曲面部913に対し、両面テープ31によって安定して取り付けることができる。
また、図2(b)の矢印で示すように、ガイド部材2の本体部22を指で押えることで、一点鎖線で示すように本体部22が変形し、挿通空間Rに挿通された紐Sを押さえつけることもできる。
図3は、図1(b)のA−A線断面図である。
図3に示すように、玉巻紐9の軸芯側から引き出された紐Sは、ガイド部材2の挿通空間Rに挿通され、先端部分S1がガイド部材2から下方に露出した状態になっている。このように、紐ガイド1では、紐Sをガイド部材2の挿通空間Rに挿通するだけでセットされるため、操作が非常に容易である。引き出された紐Sは、玉巻に巻回されていたときの巻き癖がついており、様々な方向に湾曲したり屈曲した状態になっている。このため、紐Sは、その一部が、ガイド部材2の内周面2aに接触した状態になる。図3に示す例では、内周面2aの上側の部分と下側の部分の2カ所に、それぞれ紐Sの一部が接触している。具体的には、本体部22の内面221における上側の部分と、底部21のおもて面211における下側の部分に、それぞれ紐Sの一部が接触している。なお、紐Sの種類や巻き癖の状態等によって紐Sの一部が内周面2aに接触する部分の位置や数は異なるが、少なくとも1カ所で接触していればよい。本実施形態のガイド部材2は管状のものであるため、内周面2aの面積が確保され、紐Sの一部が内周面2aのどこかの部分に接触しやすくなる。
紐Sの接触を十分に確保するためには、ガイド部材2の延在方向の長さは、10mm以上とすることが好ましい。さらに、ガイド部材2の延在方向の長さを20mm以上(一般的な女性の親指の幅以上)とすれば、詳しくは後述するようにガイド部材2を親指等で押えやすくなるとともに、紐Sの一部が内周面2aの複数の部分に接触しやすくなり、より好ましい。また、例えば紐Sが紙紐である場合には、挿通空間Rにおける、ガイド部材2の延在方向と直交する方向の面積を、紐Sの断面積の10倍以下とすることが好ましい。
図3に示す状態では、紐Sの一部が内周面2aに接触しているため、接触している部分に摩擦力が生じている。このため、使用者が玉巻紐9を持って移動した場合であっても、紐Sが不用意に
玉巻紐9から引き出されてしまうことを抑えることができる。特に本実施形態では、ガイド部材2を摩擦係数が大きいゴムやシリコンで構成しているため、紐Sの不用意な引き出しを抑える効果は大きい。
使用者が、紐Sの先端部分S1を摘まんで矢印のように紐Sを引っ張ると、紐Sは、二点鎖線で示すように、その一部が内周面2aに接触しながら引き出される。紐Sを引き出す際に紐Sの一部が内周面2aに接触する部分は、紐Sを引っ張る方向等によって異なるが、図3では、ガイド部材2の延在方向と略直交する方向に引き出しているため、紐Sの一部が内周面2aの下端部分に接触している。
使用者が紐Sを引っ張ることを止めると紐Sは実線で示す状態に戻る。図3に示す例では、内周面2aの上側の部分と下側の部分の2カ所に、それぞれ紐Sの一部が接触する。これにより、使用者が意図した以上に紐Sが玉巻紐9から引き出されてしまうことが抑えられる。この結果、使用後においても紐Sが長く引き出されて見た目が悪くなってしまうといった不具合や、紐Sどうしが絡まってしまうといった問題も解消することが可能になり、紐Sの先端部分S1が分からず探さなければならないといった手間もなくなる。また、図2(b)を用いて前述したように、ガイド部材2の本体部22を親指等で押えて挿通空間Rに挿通された紐Sを押さえつけることによって、より確実に、かつ瞬時に紐Sの引き出しを停止することもできる。さらに、いわゆる、自動車操作の半クラッチ状態のように、玉巻紐9を持つ手の親指等でガイド部材2を潰して紐Sを押えながら、他方の手の指で紐Sの先端部分S1を摘まんで少しずつ引っ張ることで、引き出される量を調整しながら紐Sを引き出すことができる。これにより、意図した以上に紐Sが引き出されてしまうことを、より効果的に防止することができる。
さらに、紐Sの一部が内周面2aに接触しているだけであるため、使用者が紐Sを引っ張る際に、前述した特許文献2記載の収納ケースのように、スリットから紐を外すといった操作等が不要となり、使い勝手が非常に良いものである。なお、スムーズな紐Sの引き出しを確保するためには、例えば紐Sが紙紐である場合には、挿通空間Rにおける、ガイド部材2の延在方向と直交する方向の面積を、紐Sの断面積の2倍以上とすることが好ましい。こうすることで、挿通空間Rに紐Sを挿通する操作も行いやすくなる。また、挿通空間Rを十分確保する態様を採用すれば、空いた空間にハサミ等を差し込んでおくことも可能になる。
なお、使用者が玉巻紐9を持ちながら紐Sを引き出す場合には、図3に示す状態から姿勢が変化するが、紐Sの一部が内周面2aに接触する状態等は同様であり、紐Sの不用意な引き出しを抑えることができるといった略同じ効果を奏することができる。
図4は、図1に示す紐ガイド1の使用方法の一例を示す図である。
前述したように、紐ガイド1は、両面テープ31(図2(b)等参照)によって包装フィルム91の曲面部913に着脱可能に取り付けられている。このため、図4に示すように、玉巻紐9に対する紐ガイド1の姿勢を変えて、曲面部913に紐ガイド1を取り付けることができる。これにより、図3を用いて前述した紐Sと内周面2aとの接触状態を変化させ、摩擦力を調整することもできる。また、玉巻紐9の紐Sの残量、使用者の作業の仕方や癖、例えば紐Sの引き出し方等に応じて、玉巻紐9に対する紐ガイド1の姿勢を変えることもできる。
図5は、図1に示す紐ガイド1の他の使用方法の例を示す図である。
図5に示すように、玉巻紐9は、軸芯が水平方向に延在する姿勢となるように、例えばフック4等に引っかけた状態で紐Sを引き出すこともできる。図5に示す使用例では、垂直な姿勢となる、包装フィルム91の平面部911に紐ガイド1を取り付けてもよい。なお、図5では、ガイド部材2の内周面2aが一端側(図5では下端側)に向けて先細りする形状に形成されている。また、包装フィルム91の平面部911における開口911a周りを挟み込むクリップを取付手段に採用し、紐ガイド1を取り付けてもよい。
次いで、図1〜図5に示す第1実施形態の紐ガイド1の他の実施形態について説明する。以下の他の実施形態についての説明では、これまで説明してきた第1実施形態の紐ガイド1との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略することがある。また、第1実施形態の紐ガイド1の構成要素の名称と同じ名称の構成要素には、これまで用いた符号を付して説明する。
図6は、他の実施形態の紐ガイド1について、図2(a)に対応する状態を示す図である。
図6(a)は、第2実施形態の紐ガイド1を示しており、この紐ガイド1では、取付手段として面ファスナ33を採用している。面ファスナ33の一方は、ガイド部材2の底部21における取付面212に貼着され、面ファスナ33の他方は、包装フィルム91の曲面部913(図2(b)等参照)に貼着され、これらが重ねられることで紐ガイド1が玉巻紐9に取り付けられる。
また、第2実施形態の紐ガイド1では、ガイド部材2の内周面2aは、ガイド部材2の延在方向と直交する方向の断面形状が、蒲鉾形状に形成されている。なお、ガイド部材2の内周面2aは、ガイド部材2の延在方向と直交する方向の断面形状を半円形に形成してもよい。また、ガイド部材2の本体部22における、図では上端部分に切込222が形成されている。このため、本実施形態では、この切込222から紐Sを挿通空間Rに差し込むことができる。なお、切込222を形成する位置は特に限定されず、図では一点鎖線で示すように、本体部22の横側の部分に形成してもよい。
図6(b)は、第3実施形態の紐ガイド1を示しており、この紐ガイド1では、取付手段として吸盤34を採用している。複数の吸盤34が、ガイド部材2の底部21における取付面212に取り付けられており、これら複数の吸盤34を、包装フィルム91の曲面部913に吸着させることで紐ガイド1が玉巻紐9に取り付けられる。
また、第3実施形態の紐ガイド1では、ガイド部材2の本体部22の上側部分が、先端部分が重なった一対の被覆片223,223で構成されている。このため、本実施形態では、一対の被覆片223,223の間から紐Sを挿通空間Rに差し込むことができる。また、一対の被覆片223,223は、先端部分が重なっているため挿通空間Rに挿入された紐Sが、一対の被覆片223,223の間から不用意に抜けてしまうことが防止される。
図6(c)は、第4実施形態の紐ガイド1を示しており、この紐ガイド1では、取付手段としてボタン部材35を採用している。ボタン部材35の雄部351は、ガイド部材2の底部21における取付面212に取り付けられ、ボタン部材35の雌部352は、包装フィルム91の曲面部913に貼着され、これらが嵌め込まれることで紐ガイド1が玉巻紐9に取り付けられる。
また、第4実施形態の紐ガイド1では、ガイド部材2の内周面2aは、ガイド部材2の延在方向と直交する方向の断面形状が円形に形成されている。このため、図では両矢印で示すように、ガイド部材2の底部21における両側部分が肉厚になり、包装フィルム91の曲面部913に追従しにくくなる虞があるとともに、材料コストが嵩んでしまう。このため、図では一点鎖線で示すように、ボタン部材35の雄部351が取り付けられる取付面212を残して、底部21における両側部分を円弧状に形成してもよい。
図6(d)は、第5実施形態の紐ガイド1を示しており、この紐ガイド1では、取付手段として、図では左右一対の鈎部36,36を採用している。ガイド部材2の底部21における取付面212に取り付けられた一対の鈎部36,36を、包装フィルム91の曲面部913に引っかけて紐ガイド1が玉巻紐9に取り付けられる。
また、第5実施形態の紐ガイド1では、ガイド部材2の内周面2aは、ガイド部材2の延在方向と直交する方向の断面形状が略矩形に形成されている。これにより、ガイド部材2の構造が非常に簡単になって製造がより一層容易になるものの、図では上側の角部付近に紐Sが接触しにくい部分が生じてしまうといった若干の不具合がある。
以上説明したように、本発明の紐ガイド1は、保管スペースを抑え、かつ、作業性及び携帯性に優れるとともに、使用時の使い勝手を向上させることができる。
本発明は前述の実施形態に限定されることなく特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変更を行うことができる。例えば、本実施形態では、包装フィルム91によって包装された玉巻紐9に紐ガイド1を取り付ける態様を例に挙げて説明したが、包装されていない玉巻紐9に紐ガイド1を取り付けてもよい。この態様の場合には、取付手段として、ゴムバンド32やベルト等を採用することが好ましいが、両面テープ31等を取付手段に採用した場合であっても、その粘着力を強くする等して、巻回されている紐Sに紐ガイド1を直接取り付ければよい。
なお、以上説明した実施形態のいずれかにのみ含まれている構成要件であっても、その構成要件を、他の実施形態に適用してもよい。
1 紐ガイド
2 ガイド部材
2a 内周面
21 底部
211 おもて面
212 取付面
22 本体部
221 内面
31 両面テープ
32 ゴムバンド
33 面ファスナ
34 吸盤
35 ボタン部材
36 鈎部
9 玉巻紐
91 包装フィルム
913 曲面部
R 挿通空間
S 紐
上記目的を解決する本発明の紐ガイドは、紐が無芯状態で中空玉巻に巻回され軸芯部分が中空となった略円柱形であって、平面状の平面部と円柱面状の曲面部を有するとともに、包装フィルムによって包装された玉巻紐の軸芯側から引き出された紐を案内する紐ガイドにおいて、
前記玉巻紐から引き出された前記紐を、その一部と接触しながら挿通させるガイド部材と、
前記ガイド部材を前記玉巻紐に取り付ける取付手段とを備えたものであり、
前記ガイド部材は、可撓性のある素材で構成された、延在方向の長さが20mm以上の直線状に延在する管状のものであって、前記紐が挿通する挿通空間を画定するとともに該紐の一部が接触する内周面と、平面状の取付面を有するものであり、
前記取付手段は、前記玉巻紐の前記曲面部を包装する、前記包装フィルムの曲面部に前記取付面を着脱可能に取り付ける両面テープであることを特徴とする。
前記内周面を有することで、前記玉巻紐から引き出された前記紐が内周面に接触しやすくなり、該紐が、意図した以上に長く引き出されてしまうことをより安定して防ぐことができる。これにより、前記紐が必要以上に長く引き出されて該紐どうしが絡まってしまうといった不具合も解消することが可能になる。
記内周面は、前記玉巻紐に取り付けられる前における、前記ガイド部材の延在方向と直交する方向の断面形状が、弓形、半円形、円形又は蒲鉾形である態様も好ましい態様の一つである。
前記ガイド部材が平面状の取付面を有し、前記取付手段として前記両面テープを採用すれば、前記ガイド部材を前記玉巻紐に安定して取り付けることができるとともに、該玉巻紐を使い終わった後には新しい玉巻紐に容易に付け替えることができる。また、前記玉巻紐に対する前記紐ガイドの姿勢を変更して付け変えることによって、引き出した前記紐と前記ガイド部材との接触状態を変更することができ、例えば、該紐が引き出しやすい状態と、この状態よりも引き出しにくい状態とに切り替えることもできる。なお、前記両面テープの粘着力が弱まってきた場合には、新しい紐ガイドと取り替えてもよいが、該両面テープの粘着面を水洗いし良く乾かすことで粘着力を回復させ、再使用(リユース)することが、自然環境保全(エコ)の点で好ましい。なお、前記両面テープのみを新しいものと交換して再使用してもよい。
また、本発明の紐ガイドにおいて、前記ガイド部材は、裏側に前記取付面を有する底部と、本体部とが一体に形成されたものであり、
前記内周面は、前記底部のおもて面と、前記本体部の内面とによって構成されたものであり、
前記本体部は、前記紐を前記挿通空間に差し込むための、前記延在方向に沿った切込が形成されたものであってもよい。
さらに、本発明の紐ガイドにおいて、前記ガイド部材は、裏側に前記取付面を有する底部と、本体部とが一体に形成されたものであり、
前記内周面は、前記底部のおもて面と、前記本体部の内面とによって構成されたものであり、
前記本体部は、その上側部分が、先端部分が重なった一対の被覆片で構成され、該一対の被覆片の間から前記紐を前記挿通空間に差し込むことができるものであってもよい。
なお、以上説明した実施形態のいずれかにのみ含まれている構成要件であっても、その構成要件を、他の実施形態に適用してもよい。
以下、これまで説明したことを含めて付記する。
(付記1)他の紐ガイドは、紐が無芯状態で中空玉巻に巻回された玉巻紐の軸芯側から引き出された紐を案内する紐ガイドにおいて、
前記玉巻紐から引き出された前記紐を、その一部と接触しながら挿通させるガイド部材と、
前記ガイド部材を前記玉巻紐に取り付ける取付手段とを備えたものであることを特徴とする。
(付記2)付記1の紐ガイドにおいて、前記ガイド部材は、直線状に延在する管状であって、前記紐が挿通する挿通空間を画定するとともに該紐の一部が接触する内周面を有するものであってもよい。
(付記3)付記2記載の紐ガイドにおいて、前記ガイド部材は、可撓性のある素材で構成されたものであり、
前記内周面は、前記玉巻紐に取り付けられる前における、前記ガイド部材の延在方向と直交する方向の断面形状が、弓形、半円形、円形又は蒲鉾形であってもよい。
(付記4)付記1〜3のうちいずれか1つに記載の紐ガイドにおいて、前記ガイド部材は、平面状の取付面を有するものであり、
前記取付手段は、前記玉巻紐の包装フィルムに前記取付面を着脱可能に取り付ける両面テープであってもよい。

Claims (4)

  1. 紐が無芯状態で中空玉巻に巻回された玉巻紐の軸芯側から引き出された紐を案内する紐ガイドにおいて、
    前記玉巻紐から引き出された前記紐を、その一部と接触しながら挿通させるガイド部材と、
    前記ガイド部材を前記玉巻紐に取り付ける取付手段とを備えたものであることを特徴とする紐ガイド。
  2. 前記ガイド部材は、直線状に延在する管状であって、前記紐が挿通する挿通空間を画定するとともに該紐の一部が接触する内周面を有するものであることを特徴とする請求項1記載の紐ガイド。
  3. 前記ガイド部材は、可撓性のある素材で構成されたものであり、
    前記内周面は、前記玉巻紐に取り付けられる前における、前記ガイド部材の延在方向と直交する方向の断面形状が、弓形、半円形、円形又は蒲鉾形であることを特徴とする請求項2記載の紐ガイド。
  4. 前記ガイド部材は、平面状の取付面を有するものであり、
    前記取付手段は、前記玉巻紐の包装フィルムに前記取付面を着脱可能に取り付ける両面テープであることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項記載の紐ガイド。
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