JP3183029U - 梱包部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】非対称の形状の被梱包物であっても、同じ形状の梱包部材を1対で用いることにより被梱包物を梱包することができる梱包部材を提供する。
【解決手段】第1の端部p1の形状が、第2の端部p2の形状と異なる形状を有した被梱包物Pを梱包するための梱包部材である。梱包部材10には、第1の端部p1を収納する第1の収納凹部11と、第2の端部p2を収納する第2の収納凹部12と、が形成されている。一方側の梱包部材1Aの第1の収納凹部11と、他方側の梱包部材1Bの第2の収納凹部12により第1の被梱包物PAを収納し、かつ、一方側の梱包部材1Aの第2の収納凹部12と、他方側の梱包部材1Bの第1の収納凹部11により第2の被梱包物PBを収納するように、第1および第2の収納凹部11,12が少なくとも形成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、非対称の形状を有する被梱包物を好適に梱包することができる梱包部材に関する。
従来から、被梱包物は、梱包部材で梱包されて、梱包体として搬送されることが一般的である。複数の被梱包物を一度に梱包体として搬送する際には、各被梱包物の形状に応じて形成された梱包部材により梱包され、これらを上下方向に段積みすることが多い。
たとえば、複数の被梱包物を収容し、これを上下方向に段積みするための梱包部材が提案されている。梱包される被梱包物は、両端部の形状が同じ形状の被梱包物であり、梱包部材には、両端部を収納する複数の収納凹部が形成されている。そして、梱包部材を一対として、一方側の梱包部材を他方側の梱包部材に対して水平方向に180°反転させて、被梱包物の両側に配置した状態で、向かい合った一対の梱包部材の各収納凹部に、被梱包物の各端部を収納する。これにより、一対の梱包部材で複数の被梱包物を梱包することができる。
特開2012−246052号公報
しかしながら、特許文献1の如き梱包部材は、両端部が同じ形状の被梱包物を梱包することができるが、例えば、両端部のうち、第1の端部の形状が、第2の端部の形状と異なる形状を有した、非対称の形状を有する被梱包物を梱包する際には、同じ形状の梱包部材を一対にして梱包することができず、第1の端部の形状と第2の端部の形状に応じた梱包部材をそれぞれ設けなければならなかった。
本考案は、このような点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、非対称の形状の被梱包物であっても、同じ形状の梱包部材を1対で用いることにより被梱包物を梱包することができる梱包部材を提供することにある。
前記課題を解決すべく、本考案に係る梱包部材は、第1の端部の形状が、第2の端部の形状と異なる形状を有した被梱包物を梱包するための梱包部材であって、前記梱包部材には、前記第1の端部を収納する第1の収納凹部と、前記第2の端部を収納する第2の収納凹部と、が形成されており、前記梱包部材を一対として、一方側の梱包部材を他方側の梱包部材に対して水平方向に180°反転させて、前記被梱包物の両側に配置した状態で、前記一方側の梱包部材の第1の収納凹部と、前記他方側の梱包部材の第2の収納凹部により前記被梱包物として第1の被梱包物を収納し、かつ、前記一方側の被梱包物の第2の収納凹部と、前記他方側の第1の収納凹部により前記被梱包物として第2の被梱包物を収納するように、前記第1および第2の収納凹部が少なくとも形成されていることを特徴とする。
本考案によれば、梱包部材を一対として、一方側の梱包部材を他方側の梱包部材に対して水平方向に180°反転させて、前記被梱包物の両側に配置する。この状態で、一方側の梱包部材の第1の収納凹部と、他方側の梱包部材の第2の収納凹部により第1の被梱包物を収納することができる。一方、第1の被梱包物と同じ形状の第2の被梱包物を、第1の被梱包物に対して水平方向に180°反転させて、一方側の梱包部材の第2の収納凹部と、他方側の梱包部材の第1の収納凹部により前記被梱包物として第2の被梱包物を収納することができる。このようにして、非対称の形状の被梱包物であっても、同じ形状の梱包部材を1対で用いることによりこれらを梱包することができる。
より好ましい態様としては、前記被梱包物は湾曲した形状であり、前記梱包部材を前記被梱包物の両側に配置して、前記第1及び第2被梱包物を梱包した状態で、第1および第2の被梱包物のうち一方側の被梱包物の湾曲した部分の内側に、他方側の被梱包物の第1または第2の端部が配置されるように、前記第1および第2の収納凹部が形成されている。
この態様によれば、第1および第2の被梱包物のうち一方側の被梱包物の湾曲した部分の内側に、他方側の被梱包物の第1または第2の端部が配置されるので、よりコンパクトに、同じ形状の第1および第2の被梱包物を梱包することができる。
より好ましい態様としては、前記梱包部材は、第1の収納凹部および第2の収納凹部を含む前記被梱包物を収容するための収容凹部が形成されており、該収容凹部は、前記一対の梱包部材の並ぶ方向と直角方向に沿った梱包部材の中心線に対して、対称構造となっている。この態様によれば、第1の端部の形状が、第2の端部の形状と異なる形状を有した被梱包物であり、鏡面構造となる2種類の被梱包物のいずれの被梱包物をも、一対の梱包部材で梱包することができる。
さらに、好ましい態様としては、前記梱包部材は、前記被梱包物を収納した状態で上下方向に段積みされる梱包部材であり、前記梱包部材の底面には、前記下位に収納された被梱包物の前記第1または第2の端部の上面を押える押え面が形成されている。
この態様によれば、上位に配置された梱包部材の底面に形成された押え面で、下位に収納された被梱包物の上面を段積み時に押えることができる。これにより、段積み時において、梱包された被梱包物の位置ずれを防止することができる。
さらに、上下方向に段積みする場合のより好ましい態様としては、前記梱包部材の第1及び第2の収納凹部の開口部の回りには、嵌合凸部が形成されており、前記梱包部材の底面には、上位に配置された梱包部材の前記嵌合凸部に嵌合する嵌合凹部が形成されている。
この態様によれば、上下の段積みされた梱包部材を、嵌合凸部と嵌合凹部により嵌合させることができるばかりでなく、第1及び第2の収納凹部の周りに形成された嵌合凸部により、被梱包物の第1および第2の端部を、第1及び第2の収納凹部に好適に案内して、これを容易に収納することができる。
本考案に係る梱包部材によれば、非対称の形状の被梱包物であっても、同じ形状の梱包部材を1対で用いることにより被梱包物を梱包することができる。
本考案の第1実施形態に係る梱包部材により梱包された梱包体の模式的分解斜視図。 図1に示す梱包部材の模式的斜視図であり、(a)は上面側から視たときの模式的斜視図であり、(b)は底面側から視たときの模式的斜視図。 図1に示す梱包体のA−A線矢視断面図。 本考案の第2実施形態に係る梱包部材により梱包された梱包体の模式的分解斜視図。 図4に示す梱包部材の模式的斜視図であり、(a)は上面側から視たときの模式的斜視図であり、(b)は底面側から視たときの模式的斜視図。 図4に示す梱包体のB−B線矢視断面図。 本考案の第3実施形態に係る梱包部材で梱包される被梱包物の模式的斜視図であり、(a)は、第1の被梱包物の模式的斜視図、(b)は、第1の被梱包物と鏡面構造となる第2の被梱包物の模式的斜視図。 本考案の第3実施形態に係る梱包部材により、図7(a)の第1の梱包物を梱包した梱包体の模式的分解斜視図。 本考案の第3実施形態に係る梱包部材により、図7(b)の第2の被梱包物を梱包した梱包体の模式的分解斜視図。 図8に示す梱包部材の模式的斜視図であり、(a)は上面側から視たときの模式的斜視図であり、(b)は底面側から視たときの模式的斜視図。
以下に、図面に基づき、本考案に係る梱包部材の3つの実施形態を説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本考案の第1実施形態に係る梱包部材により梱包された梱包体の模式的分解斜視図である。図2は、図1に示す梱包部材の模式的斜視図であり、(a)は上面側から視たときの模式的斜視図であり、(b)は底面側から視たときの模式的斜視図である。図3は、図1に示す梱包体のA−A線矢視断面図である。
図1〜図3に示すように、第1実施形態に係る梱包部材1は、図1に示すような機械部品などの被梱包物Pの両側を包装し、これを梱包するための梱包部材である。被梱包物Pは、第1の端部p1の形状が、第2の端部p2の形状と異なる形状を有した非対称の被梱包物であり、第1の端部p1と第2の端部p2とは、アーム部p3により連結されている。本実施形態では、被梱包物Pとして非対称の被梱包物を図示したが、両端部が異なる形状であれば、特にその形状、大きさなどは限定されるものではない。なお、以下に示す一方側の梱包部材1A、他方側の梱包部材1Bとは同じ形状であり、第1の被梱包物PAおよび第2の被梱包物PBも同じ形状である。
ここで、梱包部材1は、任意発泡成形体で作ることができるが、熱可塑性樹脂の発泡成形体であることが好ましい。熱可塑性樹脂には、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂(例えばポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂)、ポリエステル系樹脂(例えば、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリブチレンテレフタレート系樹脂、またはポリエチレンナフタレート系樹脂)、ポリカーボネート系樹脂、またはポリ乳酸系樹脂などを挙げることができる。なかでも、ポリスチレンとポリエチレンを含む複合樹脂を用いることが好ましい。
ポリスチレン樹脂(EPS樹脂)の場合には、発泡倍率が30〜50倍である好ましく、スチレンとポリエチレンとを含む複合樹脂、ポリオレフィン樹脂(PO樹脂)の場合には、発泡倍率が20〜50倍であることが好ましい。
梱包部材1の上面10aには、第1の端部p1およびアーム部p3の一部を収納する第1の収納凹部11と、第2の端部p2およびアーム部p3の一部を収納する第2の収納凹部12と、が形成されている。梱包部材1は、これを一対として、一方側の梱包部材1を他方側の梱包部材1に対して水平方向に180°反転させて、被梱包物P(PA,PB)の両側に配置した状態で使用される。
このような配置状態で、一方側の梱包部材1A(1)の第1の収納凹部11と、他方側の梱包部材の第2の収納凹部12により被梱包物Pとして第1の被梱包物PAを収納し、かつ、一方側の梱包部材1B(1)の第2の収納凹部12と、他方側の梱包部材1の第1の収納凹部11により被梱包物Pとして第2の被梱包物PBを収納するように、第1および第2の収納凹部11,12が形成されている。
さらに、第1の収納凹部11の開口部の周りには、第1の収納凹部11に被梱包物P(PA,PB)の第1の端部p1を案内するように、上位に配置される梱包部材1に嵌合する嵌合凸部14が形成されており、梱包部材1の底面10bには、下位に配置される梱包部材1の嵌合凸部14に嵌合する嵌合凹部15が形成されている。嵌合凹部15の一部は、後述する押え面18の周りに溝状の形成されている。
同様に、第2の収納凹部12の開口部の周りには、第2の収納凹部12に被梱包物P(PA,PB)の第2の端部p2を案内するように、上位に配置される梱包部材1に嵌合する嵌合凸部16が形成されており、梱包部材1の底面10bには、下位に配置される梱包部材1の嵌合凸部16に嵌合する嵌合凹部17が形成されている。嵌合凹部17の一部は、後述する押え面18の周りに溝状の形成されている。
このように、上下の段積みされた梱包部材1を、嵌合凸部14、16と嵌合凹部15、17により嵌合させることにより、梱包部材の段積み状態を保持することができる。さらに、第1及び第2の収納凹部11,12の周りに形成された嵌合凸部14,16により、被梱包物の第1および第2の端部pa,pbを、第1及び第2の収納凹部11,12に好適に案内して、これを容易に収納することができる。
梱包部材1の底面10bには、下位に収納された被梱包物P(PA,PB)の第1および第2の端部p1、p2の各上面pt,ptを押える押え面18,18が形成されている。押え面18,18は、押えるべき被梱包物Pの上面の形状に応じた形状となっている。
このように構成された梱包部材1(1A,1B)によれば、梱包部材1を一対の梱包部材1A,1Bとして、一方側の梱包部材1Aを他方側の梱包部材1Bに対して水平方向に180°反転させて、被梱包物P(PA,PB)の両側に配置する。この状態で、一方側の梱包部材1Aの第1の収納凹部11と、他方側の梱包部材1Bの第2の収納凹部12により第1の被梱包物PAを収納することができる。
一方、第1の被梱包物PAと同じ形状の第2の被梱包物PBを、第1の被梱包物PAに対して水平方向に180°反転させて、一方側の梱包部材1Aの第2の収納凹部12と、他方側の梱包部材1Bの第1の収納凹部11により被梱包物Pとして第2の被梱包物PBを収納することができる。このようにして、非対称の形状の被梱包物P(PA,PB)であっても、同じ形状の梱包部材1を1対で用いることによりこれらを梱包することができる。
さらに、段積み時には、上位に配置された梱包部材1の底面に形成された押え面18で、下位に収納された被梱包物Pの上面ptを段積み時に押えることができる。これにより、段積み時において、梱包された被梱包物Pの位置ずれを防止することができる。
〔第2実施形態〕
図4は、本考案の第2実施形態に係る梱包部材により梱包された梱包体の模式的分解斜視図である。図5は、図4に示す梱包部材の模式的斜視図であり、(a)は上面側から視たときの模式的斜視図であり、(b)は底面側から視たときの模式的斜視図である。図6は、図4に示す梱包体のB−B線矢視断面図である。
第2の実施形態の梱包部材が、第1実施形態と相違する点は、収納凹部の形状であり、その他同じ機能を有する部材および部分は、下一桁の符合を同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
図4に示すように、被梱包物P2は、第1の端部p4の形状が、第2の端部p5の形状と異なる形状を有した非対称の被梱包物である点は、第1実施形態の被梱包物Pと共通しているが、第2実施形態に係る被梱包物P2は全体的に湾曲した形状となっている。
具体的には、被梱包物P2の第1の端部p4と第2の端部p5とは、湾曲したアーム部p6により連結されている。
梱包部材2の上面20aには、第1の端部p4およびこれに連結されたアーム部p6の一部を収納する第1の収納凹部21が形成され、さらに第2の端部p5およびこれに連結されたアーム部p6を収納する第2の収納凹部22と、が形成されている。梱包部材2は、これを一対として、一方側の梱包部材2を他方側の梱包部材2に対して水平方向に180°反転させて、被梱包物Pの両側に配置した状態で使用される点は、第1実施形態と同様である。
このような配置状態で、一方側の梱包部材2A(2)の第1の収納凹部21と、他方側の梱包部材の第2の収納凹部22により被梱包物Pとして第1の被梱包物PCを収納し、かつ、一方側の梱包部材2B(2)の第1の収納凹部21と、他方側の梱包部材2の第2の収納凹部22により被梱包物Pとして第2の被梱包物PDを収納するように、第1および第2の収納凹部21,22が形成されている。
なお、第1実施形態と同様に、第1のおよび第2の収納凹部21,22の開口部の周りは、上位に配置される梱包部材2に嵌合する嵌合凸部24,26が形成されており、梱包部材2の底面20bには、下位に配置される梱包部材2の嵌合凸部24,26に嵌合する嵌合凹部25,27が形成されている。梱包部材1の底面20bには、下位に収納された被梱包物Pの第1および第2の端部p4、p5の各上面pt,ptを押える押え面28,28が形成されている。
さらに、梱包部材2A,2Bを被梱包物P2(PC,PD)の両側に配置して、第1及び第2被梱包物PC,PDを梱包した状態で、第1および第2の被梱包物PC,PDのうち一方側の被梱包物PC(PD)の湾曲した部分の内側に、他方側の被梱包物PD(PC)の第1の端部p4が配置されるように、第1および第2の収納凹部21,22が形成されている。
このように、第1および第2の被梱包物PC,PDのうち一方側の被梱包物PC(PD)の湾曲した部分の内側に、他方側の被梱包物PD(PC)の第2の端部p5が配置されるので、第1および第2の被梱包物PC,PDを抱き合わせるように配置することができるので、よりコンパクトに同じ形状の第1および第2の被梱包物PC,PDを一対の梱包部材で梱包することができる。
〔第3実施形態〕
図7は、本考案の第3実施形態に係る梱包部材で梱包される被梱包物の模式的斜視図であり、(a)は、第1の被梱包物の模式的斜視図、(b)は、第1の被梱包物と鏡面構造となる(第1の被梱包物と点対称の構造を有する)第2の被梱包物の模式的斜視図である。
図8は、本考案の第3実施形態に係る梱包部材により、図7(a)の第1の被梱包物を梱包した梱包体の模式的分解斜視図である。図9は、本考案の第3実施形態に係る梱包部材により、図7(b)の第2の被梱包物を梱包した梱包体の模式的分解斜視図である。
図10は、図8に示す梱包部材の模式的斜視図であり、(a)は上面側から視たときの模式的斜視図であり、(b)は底面側から視たときの模式的斜視図である。
第3の実施形態の梱包部材が、第1実施形態と相違する点は、収納凹部の形状であり、その他同じ機能を有する部材および部分は、下一桁の符合を同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
第3の実施形態の梱包部材が、第2実施形態と相違する点は、収納凹部の形状であり、その他同じ機能を有する部材および部分は、下一桁の符合を同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
本実施形態に係る梱包材3は、図7に示す、第1の被梱包物PRと、第1の被梱包物PRと鏡面構造となる第2の被梱包物PLとを梱包するための梱包材である。第1の被梱包物PRは、第1の端部R1の形状が、第2の端部R2の形状と異なる形状を有した非対称の被梱包物である点、および、第2の被梱包物PLは、第1の端部L1の形状が、第2の端部L2の形状と異なる形状を有した非対称の被梱包物である点は、第1実施形態の被梱包物Pと共通しており、第3実施形態に係る第1および第2の被梱包物PR、PLは、第2の実施形態に係る被梱包物P2と同様に全体的に湾曲した形状となっている。
具体的には、第1の被梱包物PRの第1の端部R1と、第2の端部R2とは、アーム部R3で連結されており、第2の被梱包物PLの第1の端部L1と、第2の端部L2とは、アーム部L3で連結されている。
梱包部材3は、これを一対として、一方側の梱包部材3を他方側の梱包部材3に対して水平方向に180°反転させて、被梱包物Pの両側に配置した状態で使用される点は、第1実施形態と同様である。
梱包部材3の上面30aには、第1の端部R1,L1およびこれに連結されたアーム部R3,L3の一部を収納する第1の収納凹部31が形成され、さらに第2の端部R2,L2を収納する第2の収納凹部32と、が形成されている。なお、第2の端部R2,L2と連結するアーム部は、第1の収納凹部31の一部に収容されるようになっている。
具体的には、梱包部材3は、第1の収納凹部31および第2の収納凹部32を含む被梱包物を収容するための収容凹部30が形成されており、収容凹部30は、一対の梱包部材3の並ぶ方向Dと直角方向Vに沿った梱包部材の中心線CLに対して、対称構造となっている。
このような結果、図9,図10に示すように、一方側の梱包部材3A(3)の第1の収納凹部31と、他方側の梱包部材3B(3)の第2の収納凹部32により、鏡面構造となる第1および第2の被梱包物PR、PLのいずれの被梱包物の場合であっても、それぞれ抱き合わせるように配置することができるので、よりコンパクトに同じ形状の鏡面構造の被梱包物のいずれを選択しても、一対の梱包部材で容易に梱包することができる。
また、図10に示すように、梱包部材3の底面30bも、一対の梱包部材3の並ぶ方向Dと直角方向Vに沿った梱包部材の中心線CLに対して、対称構造となっている。これにより、第1および第2の被梱包物PL,PRのいずれの被梱包物を選択した場合であっても、第1および第2の端部の各上面を押える押え面38、38で押さえることができる。
以上、本考案の実施形態について詳述したが、本考案は、前記の実施形態に限定されるものではなく、登録実用新案請求の範囲に記載された本考案の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。
例えば、第1および第2の実施形態では、梱包部材に連続して嵌合凸部を形成したが、これらの嵌合凸部は、上下方向に段積みした梱包部材の段積み状態を保持することができるのであれば、断続的であってもよい。
1,1A,1B,2,2A,2B,3,3A,3B:梱包部材、10a,20a,30a:上面、10b,20b,30b:底面、11,21,31:第1の収納凹部、12,22,32:第2の収納凹部、12a,22a:開口部、14,24,34:嵌合凸部、15,25:嵌合凹部、16,26:嵌合凸部、17,27,37:嵌合凹部、18,28,38:押え面、P,P2,PA,PB,PC,PD,PR,PL:被梱包物、Pt:上面、p1,p4:第1の端部、p2,p5:第2の端部、p3,p6:アーム部

Claims (5)

  1. 第1の端部の形状が、第2の端部の形状と異なる形状を有した被梱包物を梱包するための梱包部材であって、
    前記梱包部材には、前記第1の端部を収納する第1の収納凹部と、前記第2の端部を収納する第2の収納凹部と、が形成されており、
    前記梱包部材を一対として、一方側の梱包部材を他方側の梱包部材に対して水平方向に180°反転させて、前記被梱包物の両側に配置した状態で、
    前記一方側の梱包部材の第1の収納凹部と、前記他方側の梱包部材の第2の収納凹部により前記被梱包物として第1の被梱包物を収納し、かつ、前記一方側の梱包部材の第2の収納凹部と、前記他方側の梱包部材の第1の収納凹部により前記被梱包物として第2の被梱包物を収納するように、前記第1および第2の収納凹部が少なくとも形成されていることを特徴とする梱包部材。
  2. 前記被梱包物は湾曲した形状であり、
    前記梱包部材を前記被梱包物の両側に配置して、前記第1及び第2被梱包物を梱包した状態で、
    第1および第2の被梱包物のうち一方側の被梱包物の湾曲した部分の内側に、他方側の被梱包物の第1または第2の端部が配置されるように、前記第1および第2の収納凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の梱包部材。
  3. 前記梱包部材は、第1の収納凹部および第2の収納凹部を含む前記被梱包物を収容するための収容凹部が形成されており、
    該収容凹部は、前記一対の梱包部材の並ぶ方向と直角方向に沿った梱包部材の中心線に対して、対称構造となっていることを特徴とする請求項1または2に記載の梱包部材。
  4. 前記梱包部材は、前記被梱包物を収納した状態で上下方向に段積みされる梱包部材であり、
    前記梱包部材の底面には、前記下位に収納された被梱包物の前記第1または第2の端部の上面を押える押え面が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の梱包部材。
  5. 前記梱包部材の第1及び第2の収納凹部の開口部の回りには、嵌合凸部が形成されており、前記梱包部材の底面には、上位に配置された梱包部材の前記嵌合凸部に嵌合する嵌合凹部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の梱包部材。
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