JP5613606B2 - ベース部材および梱包体 - Google Patents
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Description
例えば自動車のドアパネルの輸送では、前後方向に並列させて上下2段に相互を接触させることなく、安定性良く支持し、且つ梱包全体の高さを低くしてコンテナに効率よく積み込む梱包材が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
このように、本体部が互いに線対称または面対称な形状の第1の被梱包部品と第2の被梱包部品に対して共通に使用することが可能となり、本体部を共有化することができることから、本体部を成形するための金型が1つで済み、コストの低減を図ることができる。
この場合、収容保持部に被梱包部品の基部を収容保持させることで、ケース内に収容される複数の被梱包部品を交互にずらせて配置させることができ、効率の高い収容を行うことができる。
本発明では、本体部と介挿部材とが嵌合により確実に固定されるので、介挿部材が本体部とケースとの間からずれたり、外れたりするのをなくすことができ、ケース内に収容した被梱包部品を安定した状態で搬送することができる。
本発明では、本体部に張出し部を設けることで、本体部の大きさを収容保持部が配置できる最小限の形状とすることができ、部材量を少なくすることが可能となり、材料コストを低減することができる。
この場合、本体部と介挿部材とを同時に成形することができるので、製造効率がよいという利点がある。
本発明では、複数の被梱包部品の他端部が本体部に収容保持され、その本体部は介挿部材によりケースに対して固定され、さらに複数の被梱包部品の一端部が押さえ部材の収容部に保持されることになる。そのため、被梱包部品がそれぞれ配列方向に傾いて動くことがなくなるので、搬送中に被梱包部品がずれたり互いに衝突したりするのを防止することができる。
この場合、ケース内に配列された複数の被梱包部品がケースの中心線上で押さえ部材によって支持されるので、被梱包部品をバランスよく安定した状態で収容することができる。
図1に示すように、本実施の形態による梱包体は、図2に示すような線対称または面対称な形状の被梱包部品2(第1の被梱包部品2L、第2の被梱包部品2R)のうち左右いずれか一方の被梱包部品2のみ(図1では第1の被梱包部品2Lのみ)を複数配列させ、それら複数の被梱包部品2と共に箱型に枠組みされたケース3内に収容される梱包材(ベース部材1)を有している。そして、1つのベース部材1(ケース3)において、第1の被梱包部品2Lおよび第2の被梱包部品2Rが混在して収容されないようになっている。
ここで、本実施の形態では、被梱包部品2として、自動車のセンターピラーを一例に示す。
なお、ベース部材1において、複数の部品2を正面方向に向けた状態で前後に重なる方向を配列方向Yといい、正面視で左右方向を幅方向Xという。
そして、ベース本体11には、配列方向一端に一対の凸部15が設けられ、配列方向他端に凸部15に係合する凹部16が設けられている。これにより、一方の本体部10の凸部15と他方の本体部10の凹部16とを係合させることで、複数の本体部10を配列方向Yに連結させることができる。
ここで、図3に示すように、本体部10と本体部10の片側の側面(図3に示す張出し部12Lの側面12a)に外接された介挿部材20との幅寸法Dが、ケース3の収容幅寸法と一致している。
他方側の第2連結部33Bは、上面に前記第1連結部33Aの凸状段部に対応する凹状段部を形成させたものである。
図8及び図9に示すように、ベース部材1では、第1の被梱包部品2Lと第2の被梱包部品2Rのうちいずれか一方の部品の軸部2aの下側水平部材2cを本体部10の収容保持部13に収容保持してケース3内に収容する場合、ケース3内において本体部10が被梱包部品2の延出部の延出方向でいずれかに寄った位置に配置される。
このとき、本体部10のケース3側の側面(図4に示す張出し部12)に介挿部材20を設けることで、本体部20とケース3との間の隙間を介挿部材20によって充填することができる。そのため、本体部10がケース3内において固定され、移動が規制されるので、搬送中に被梱包部品2がずれたり互いに衝突したりするのを防止することができる。
そのため、被梱包部品2を収容した本体部10と介挿部材20とがケース3内で安定した状態で固定され、幅方向Xへの移動が規制されるので、搬送中に被梱包部品2がずれたり互いに衝突したりするのを防止することができる。
さらに、収容保持部13に被梱包部品2の下側水平部材2cを収容保持させることで、ケース3内に収容される複数の被梱包部品2を交互にずらせて配置させることができ、効率の高い収容を行うことができる。
そして、ケース3内に配列された複数の被梱包部品2がケース3の中心線上で押さえ部材30によって支持されるので、被梱包部品2をバランスよく安定した状態で収容することができる。
例えば、本実施の形態ではベース本体11の幅方向両側に張出し部12R,12Lを設けた本体部10としているが、この張出し部12R、12Lを省略し、ベース本体11に第1嵌合部14を設け構成であってもかまわない。
さらに、本体部10、介挿部材20の形状、収納部13の位置、形状などの構成は、収容する被梱包部品2の形状、配置、数量などに応じて適宜変更することができる。
2 被梱包部品
2L 第1被梱包部品
2R 第2被梱包部品
2a 主軸(柱状体)
2b 上側水平部材
2c 下側水平部材(基部)
2d 上端
3 ケース
10 本体部
11 ベース本体
12、12R、12L 張出し部
13 収容保持部
14 第1嵌合部
20 介挿部材
21 第2嵌合部
30 押さえ部材
32 係合凹部(収容部)
S 隙間
X 幅方向
Y 配列方向
Claims (7)
- 長手方向を有する柱状体と、該柱状体の少なくとも一端部において長手方向に垂直に非対称に延びる延出部とを有する第1の被梱包部品および第1の被梱包部品と線対称または面対称な形状を有する第2の被梱包部品のうちいずれか一方のみを複数、前記柱状体を自立させた姿勢で並列に配置してケース内に梱包するための梱包材であって、
前記第1の被梱包部品および第2の梱包部品のそれぞれの柱状体の基部を収容保持することが可能な複数の収容保持部を有する本体部、および前記ケースと前記本体部との間に介挿される介挿部材からなり、
該介挿部材と前記本体部とが着脱可能な構成を有し、
該介挿部材は、前記第1の被梱包部品の梱包時と前記第2の被梱包部品の梱包時とでは異なる位置に装着されることを特徴とするベース部材。 - 前記複数の収容保持部は、被梱包部品の配列方向に沿って交互にずらせて配置されていることを特徴とする請求項1に記載のベース部材。
- 前記介挿部材が前記本体部に着脱可能な構成として、嵌合構造を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の記載のベース部材。
- 前記本体部には、その両端部に突出する張出し部が設けられ、
該張出し部に前記嵌合構造が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のベース部材。 - 前記介挿部材は、前記本体部に一体的に成形されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のベース部材。
- 請求項1乃至5のいずれか1項に記載された前記ケースおよび前記ベース部材を用いた梱包体であって、
複数の被梱包部品の一端部をそれぞれ収容する収容部を有する押さえ部材を備え、
複数の被梱包部品において、一端部が押さえ部材に保持されるとともに、他端部が前記ベース部材に保持されていることを特徴とする梱包体。 - 前記押さえ部材は、前記ケースの中心線上に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の梱包体。
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2011
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