JP3182724B2 - 自走式クレーン - Google Patents
自走式クレーンInfo
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- B66C—CRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
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- B66C23/62—Constructional features or details
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- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
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- B66C23/00—Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes
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- B66C23/36—Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes specially adapted for use in particular purposes mounted on road or rail vehicles; Manually-movable jib-cranes for use in workshops; Floating cranes
- B66C23/42—Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes specially adapted for use in particular purposes mounted on road or rail vehicles; Manually-movable jib-cranes for use in workshops; Floating cranes with jibs of adjustable configuration, e.g. foldable
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Description
り、主構成部分として、道路交通において使用すること
ができる自走式のシャシと、該シャシに運動可能に支持
されたテレスコープ・クレーンマストとクレーン駆動装
置とを備えたユニットに関する。
すなわち、高い保持可能性と可能な限り大きな行程高さ
と可能な限り大きく寸法設定された作業半径とを確保し
ながら、クレーン運転における確実な取り扱いが可能で
あるように、構成されていなくてはならない。そして自
走式クレーンにおいては他方では、特に道路交通におけ
る安全確実な走行運転に関して生じる要求も、考慮され
ていなくてはならない。この場合また、例えば停止場所
(調節場所、狭められた駐車ポジション)又は種々様々
な使用箇所における操縦運動に起因して生ぜしめられる
要求も、考慮されなくてはならない。
は、実質的に変わらない性能を維持しながら、走行運転
及びクレーン運転において、特に走行位置を占めている
(つまり横たわっている走入された)テレスコープ・ク
レーンマストにおいて、コンパクトに構成することがで
きる自走式クレーンを提供することである。そしてこの
場合また、汎用の自走式クレーンに比べて等しい車輪間
隔と車輪直径とを有しているにもかかわらず、車両長さ
が減じられていて、走行運転における融通性が改善され
ていることが望ましい。
に本発明の構成では、自走式クレーンに、クレーン保持
体としてかつ車両フレームとして働く保持体が設けられ
ていて、該保持体が、車両の長手方向に延びていて、ボ
ックス形に構成されており、テレスコープ式に伸縮可能
なばね脚を用いて保持体に個々に懸架されていてほぼ鉛
直方向に弾発可能な車輪が、設けられていて、該車輪
が、少なくとも部分的にかじ取り可能及び/又は駆動可
能であり、テレスコープ・クレーンマストが設けられて
おり、該テレスコープ・クレーンマストが、保持体に対
して、少なくとも1つの保持アームを用いて、隣接し合
う2つの車輪対の間に配置されていて保持体に対して鉛
直な回転軸線を中心にして運動可能であり、かつ該回転
軸線から車両長手方向に間隔をおいて回転軸線に対して
垂直な旋回軸線を中心にして、横たわっている走行位置
とクレーン位置との間において旋回可能であり、回転軸
線を中心にしてテレスコープ・クレーンマストと共に回
転可能な運転キャビンが、クレーン運転及び走行運転の
ために設けられており、該運転キャビンが、回転軸線に
対して少なくとも1つの方向において移動調節可能に支
持されており、保持体に保持されている運動可能な支持
脚が、クレーン運転時における車輪の負荷軽減のために
設けられており、各ばね脚と保持体との間に、コラム状
の保持エレメントが配置されており、該保持エレメント
が、保持体と堅く結合されていて、保持体の長手方向の
延びに対して横方向に見て、上方に向かって保持体を越
えて突出しており、この場合ばね脚が、保持エレメント
の上方の端部区分に固定されており、各車輪対の保持エ
レメントを保持体の上縁の上で互いに堅く結合するため
の補強エレメントが、設けられている。
ンは特に、十分な曲げ強さと耐ねじれ性とを備えていて
長手方向に方向付けられたボックス形の保持体を有して
おり、この保持体は、同時にクレーン保持体としても車
両フレームとしても有効であり、テレスコープ式に伸縮
可能なばね脚を介して個別に懸架された車輪を備えてい
る。これらの車輪は、少なくとも部分的にかじ取り可能
及び/又は駆動可能であり、この場合有利には個別の車
輪駆動装置を、特に車輪ハブに配置されたハイドロモー
タを使用することができる。本発明の別の大きな特徴と
しては、次のことが挙げられる。すなわち本発明による
自走式クレーンでは、2つの運転形式(クレーン運転及
び走行運転)のために設けられていて、テレスコープ・
クレーンマストと共にその回転軸線を中心にして回転可
能な運転キャビンが、付加的に回転軸線に対して移動調
節可能に支持されている。この付加的な運転可能性によ
って、自走式クレーンは種々様々な使用条件に適合する
ことが可能であり、かつ規定された状況における操作員
の視界を改善することができる。この場合同時に、運転
キャビンを両運転形式において自走式クレーンの走行方
向に方向付けること、及びクレーン運転時にクレーンフ
ック及び/又は懸吊された荷物を確実に観察すること
が、保証されている。各ばね脚と保持体との間に配置さ
れていてかつ上方に向かって保持体を越えて突出してい
るコラム状の保持エレメントを使用することによって、
車輪は、かなりのかじ取り偏位角を有することができ、
保持体の上縁の上において保持エレメントを互いに結合
する補強エレメントを取り付けることが可能になり、そ
してこの場合補強エレメントは、最大限可能な旋回モー
メントを、ひいては高い車輪負荷を可能にする。
することができる補強エレメントは、有利には次のよう
に、すなわち補強エレメントが、保持体の方向(つまり
走入されている横たわっている走行位置)へのテレスコ
ープ・クレーンマストの降下を妨げない、もしくは例え
ばクレーン運転のために必要な物の収容を可能にするよ
うに、構成されている。このことは、補強エレメントが
保持体の範囲において僅かな構造高さしか有していない
か又はU字形に構成されていることによって、容易に達
成することができる。
定されていると、全体としてコンパクトな構造形式を得
ることができるのみならず、ばね脚のばね運動距離を比
較的大きく寸法設定することができるので、有利であ
る。また保持エレメントに対してばね脚がこのように配
置されていると、車輪軸線が保持体の下縁の上において
どのように位置しているか、車輪軸線の調節が可能にな
る。
プ・クレーンマストを横たわっている走行位置と種々様
々なクレーン位置との間において旋回可能にしている旋
回軸線が次のように、すなわち、該旋回軸線が車両長手
方向で見て、テレスコープ・クレーンマストの走行位置
において、後車輪対の、保持体・端部区分に向けられた
周面よりも、さらに回転軸線から離れて位置するよう
に、配置されている(請求項2)。旋回軸線がこのよう
な位置に配置されていると、走行運転のために好都合な
テレスコープ・クレーンマストの方向付けが可能にな
り、しかも自走式クレーンの所定の全長を維持しなが
ら、十分に長く寸法設定されたテレスコープ・クレーン
マストの使用が可能になる。旋回軸線は、特にまた、後
方の支持脚の近傍に位置していてもよいし、後方の支持
脚よりもさらに回転軸線から離れていてもよい。
つの(この場合には車両フレームの片側に配置されてい
る)保持アームが設けられており、この保持アームは有
利には少なくとも部分的に、接続しているクレーン区分
を備えた耐ねじれ性のボックスとして構成されている。
そしてこの場合保持アームは山形部材を形成し、この山
形部材の自由端部に、旋回軸線が保持されている。
マストの回転軸線から離れて位置している構成は、請求
項3に記載された旋回軸線の配置形式によって実現する
ことができる。この配置形式では、旋回軸線は少なくと
も、保持体に取り付けられた後方の支持脚の少なくとも
近傍に位置している。この場合後方の支持脚は、既に述
べた車輪周面よりもさらに回転軸線から離れて位置して
いる。
長く寸法設定されたテレスコープ・クレーンマストの使
用とを考慮して、旋回軸線は、走行位置におけるテレス
コープ・クレーンマストのフック側の端部が走行方向に
おいて下方に向かって傾けられて位置しているように、
配置されていることが望ましい(請求項4)。このこと
は場合によっては、既に述べた処置に加えて、旋回軸線
を保持体に対して比較的高く取り付けることによって、
達成することができる。
プ・クレーンマストが(走入されていて横たわってい
る)走行位置を占めている場合に、保持体が、最大の車
両長さを規定する構成部分である(請求項5)。この場
合にはつまりテレスコープ・クレーンマストが次のよう
に、すなわち走行位置において車両長手方向で保持体を
越えて突出しておらず、保持体の全長を可能な限り完全
に利用することができるように、構成されかつ配置され
ている。
すなわち該運転キャビンにいる操作員の視界が、走行位
置を占めているテレスコープ・クレーンマストの上に位
置するように、配置されていることが望ましい(請求項
6)。走行運転及びクレーン運転における自走式クレー
ンの運転安全性を、コンパクトな全体寸法を維持しなが
ら、高めるために、本発明の別の有利な構成では、運転
キャビンが、回転軸線に対して高さ調節可能でありかつ
/又は、回転軸線に対して垂直に移動可能である(請求
項7、請求項8)。
コンビネーションは、運転キャビンがモータによって駆
動される平行四辺形リンクを介して例えばテレスコープ
・クレーンマストのための回転リムに支持されているこ
とによって、簡単に実現することができる。
メントが、平面図で見て台形の横断面形状を有するよう
に、構成されている(請求項9)。このように構成され
ていると、著しく大きな運動の自由度つまり所属の車輪
の大きな進入角度を得ることができると共に、保持体へ
の大きなモーメントの導入が可能になる。
は、クレーン保持体と車両フレームとして働く横断面で
見てボックス形の保持体1(図4参照)を有しており、
この保持体は、車両の長手方向に延びていて、最大車両
長さを規定する構成部分を形成している(図1参照)。
れ可動の支持脚4を備えていて水平方向に延びる前側の
横方向ビーム2と後ろ側の横方向ビーム3とを有してい
る。この場合支持脚4は、支持幅を増大させるために横
方向ビームに対して横方向に走出可能であり、かつ自走
式クレーンを持ち上げるためもしくは、保持体1に懸吊
された前車輪5及び後車輪6の負荷を軽減するために、
鉛直方向においてテレスコープ式に伸縮可能である。
方向ビームに対して水平軸線を中心にして旋回可能であ
ることによって、地面7に作用するようになっていても
よい。
る。
ば、保持体1は、車輪5;6を備えた車輪対の間の真ん
中において地面7とは反対の上側に、回転リム8を有し
ており、この回転リムの回転軸線8aは、保持体の長手
方向の延びに対して垂直に方向付けられている。回転リ
ムには、図平面に対して間隔をおいて互いに並んで位置
して、2つの保持アーム9が固定されており、両保持ア
ームの間には、回転軸線8aに対して垂直な旋回軸線
に、多段に引出し可能なテレスコープ・クレーンマスト
11が旋回可能に保持されている。
それぞれ、回転リム8から延びている45°・傾斜区分
9aと、該傾斜区分に接続している水平なクレーン区分
9bとから成っており、このクレーン区分9bには、旋
回軸線10が支持されている。両保持アーム9のうちの
一方には、さらにクレーン駆動モータ12が固定されて
いる。図示の実施例ではテレスコープ・クレーンマスト
11は、7段式に構成されており、これによってテレス
コープ・クレーンマストは、走入された横たわっている
走行位置ではそのヘッド11aを含めて、保持体1の前
端部1aを越えて突出していない。旋回軸線10を中心
にしてテレスコープ・クレーンマスト11を旋回させる
ために、このテレスコープ・クレーンマストには公知の
形式でシリンダユニット13が設けられており、このシ
リンダユニットはそれ自体45°・傾斜区分9aと枢着
的に結合されている。この場合シリンダユニットは次の
ように、すなわち、テレスコープ・クレーンマスト11
が走行位置を起点として最大でほぼ82°だけ、種々様
々な任意のクレーン位置へと旋回することができるよう
に、配置されかつ設計されている。
な構造形式を考慮して、保持アーム9は次のように構成
されている。すなわちこの場合、旋回軸線10は比較的
高くかつ、車両長手方向で見て、テレスコープ・クレー
ンマスト11の走行位置では、後車輪6対の、保持体・
端部区分1bに向けられている周面よりも、さらに回転
軸線8aから離れて位置している。特に図3から分かる
ように、旋回軸線10は、横方向ビーム3と結合されて
いる後ろ側の支持脚4の長手方向軸線4aとほぼ同じ間
隔を回転軸線8aから有している。
ことによって、走行位置におけるテレスコープ・クレー
ンマスト11のフック側端部、つまりヘッド11aは、
矢印14で示されている走行方向において、下方に向か
って傾けられて位置している。これによって生ぜしめら
れる特に低い、フック側端部の位置は、走行運転時にお
ける操作員の視界を改善して見通しを良くし、しかも、
後でさらに詳しく説明する運転キャビン15を、自走式
クレーンのコンパクトな構造形式を目的として、特に低
く構成すること及び配置することを可能にする。さら
に、(走行位置におけるその傾斜状態によって決定され
る)自走式クレーンの全長が所定されている場合に、テ
レスコープ・クレーンマスト11を比較的長く寸法設定
することができる。
転のために設けられている運転キャビン15は、テレス
コープ・クレーンマスト11共に回転軸線8aを中心に
して回転可能であり、かつ少なくとも1つの方向におい
て回転軸線に対して調節可能に回転リム8を介して支持
されている。この場合またいずれにせよ運転キャビン
は、次のように、すなわち、運転キャビンにいる操作員
の視界が走行運転時において、走行位置を占めているテ
レスコープ・クレーンマスト11の上に位置しているほ
ど、高く配置されている。
キャビン15は、両車輪対5,6の間の範囲に配置され
ており、図示されていない昇降ユニットを介して回転軸
線8aに対して相対的に高さ調節可能である。図1に示
された運転キャビン15がその最高位位置を占めている
のに対して、図2では運転キャビン15はその最低位位
置で示されている。高さの違いを明確にするために、最
高位位置と最低位とにそれぞれ対応する操作員の眼の高
さが16a;16bで示されており、この場合最高位位
置16aよりも最低位位置16bは、例えば45cmほ
ど低い。
形式で配置されていて駆動されるリンク機構から成って
おり、このリンク機構は同時に、運転キャビンにも回転
リム8にも枢着されている。
とによって、操作員の視界が特に走行運転中に妨げられ
ることなしに、自走式クレーンを短時間低い通過高さに
合わせることが可能である。
ているように、走行位置を占めているテレスコープ・ク
レーンマスト11のそばでその横に位置している。
5は、回転リム8の回転軸線8aに対して2つの方向に
移動調節可能に保たれており、つまり(二重矢印17で
示されているように)高さ調節可能でかつ(二重矢印1
8で示されているように)回転軸線に対して垂直に移動
可能である。調節可能な両終端位置は、実線(左のヘッ
ド11aの範囲)と破線(回転軸線8aの範囲)とによ
って示されている。
挙げられる。すなわちこの場合、運転キャビンは場合に
よっては通常の運転キャビンの位置を占めることがで
き、これによって、操作員は走行運転中に特に良好な視
界を得ることができる。
車両長手方向に延びている案内軌道における支持によっ
て、簡単に実現することが可能であり、この場合案内軌
道自体は高さ調節可能に保たれており、このことは、例
えば回転リム8に対する案内軌道の平行移動又は旋回運
動によって生ぜしめることができる。
方向転換時における確実な走行を保証するために、すべ
ての車輪5,6が個々にばね脚19に懸吊されており、
これらのばね脚は、ほぼ鉛直方向においてテレスコープ
式に伸縮可能であり、保持体1とそれぞれ所属の車輪
5;6との間に配置されていて、しかもかじ取り可能
(図5参照)でかつ駆動可能である。この場合駆動は、
個別駆動装置として作用するハイドロモータ20を介し
て行われ、このハイドロモータは、車輪ハブもしくは車
軸5a又は6aの高さで各ばね脚19に固定されている
(これに対しては特に図4参照)。
脚は直接ではなく、コラム状の保持エレメント21を介
在させて保持体1と結合されており、この場合各保持エ
レメントは、保持体に堅く取り付けられていて、保持体
1の長手方向の延びに対して横方向に見て、上方に向か
って保持体1を越えて突出している(これに対しては例
えば図1参照)。保持エレメント21はその上側の端部
区分21a、つまり保持体1を越えて上方に突出してい
る区分において、十分に寸法設定された鉛直な長手方向
区分において、所属のばね脚19と結合されている。自
走式クレーンにおける個々の車輪懸架のためのこのよう
なばね脚は、例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第3
806709号明細書に基づいて公知である。図1〜図
3には、ばね脚の使用によって可能になった車輪5,6
のばね運動距離が三日月形の一点鎖線によって所属の車
輪の上に示されている。この一点鎖線で示された車輪の
位置5b,6bは、同時に、保持体1に対する所属の車
輪の可能な限りの最高位位置を意味している。
めるために、対向して位置している保持エレメント2
1、例えば図4に示されている後車輪対6のための保持
エレメントは、保持体1の上におけるその上に位置して
いる端部区分21aにおいて、横方向に位置している補
強エレメント22を介して互いに結合されている。この
補強エレメント22は、図4に示されているように、特
に中央範囲において小さな構造高さを有していて、全体
的にU字形をしている。図平面に対して垂直な横断面に
おいて、補強エレメント22は有利にはそれぞれボック
ス形に構成されている。
成されていると、補強エレメントの範囲にはそれぞれ1
つの中間室23(図4参照);24(図1参照)が形成され
ることになり、この中間室は、クレーン運転のために必
要な様々な物(図4参照)を収容すること、及びそこに位
置しているテレスコープ・クレーンマスト11の長手方
向区分及びシリンダユニット13(図1参照)を収容す
ることができる。
ら接近可能な中間室24は、つまり、そこに位置してい
るテレスコープ・クレーンマストのために、保持体1に
対して特に低く位置している走行位置を可能にしてお
り、これによって、横たわっているテレスコープ・クレ
ーンマストの上における視界をもって配置されている運
転キャビン15を、特に低く構成すること及び設置する
ことが可能になる。
体1を越えて突出していること、及びばね脚19がそれ
ぞれそこに固定されていることを考慮して、車輪5,6
を、十分に寸法設定されたばね運動距離を維持しなが
ら、難無く次のように配置することができる。すなわち
この場合車輪5,6の軸線5a,6aはそれぞれ、走行
運転時に保持体1の下縁1cの上に位置しており、この
ような構成によって、自走式クレーンのコンパクトな構
造形式が得られる。
持エレメント21は上から見た平面図においてほぼ台形
の横断面形状を有しており、つまり保持エレメント21
は、保持体1からそれぞれ所属のばね脚19向かっての
間隔が大きくなるに連れて、先細になっている。各車輪
5;6のかじ取り軸線25は、保持エレメント21が介
在していることに基づいて、保持体1から、比較的大き
な横方向における間隔26を有しているので(これに対
しては図5参照)、車輪は、保持エレメント21を介し
て保持体に伝達されるモーメントが大きいにもかかわら
ず、極めて強く内側に進入することができる。各車輪
5;6の最大可能なかじ取り偏位は、図示の実施例では
各側に向かって60°以上である。すべての車輪5,6
が完全に偏位されてかじ取りが行われる場合、図示の実
施例では、自走式クレーンのカーブ外側における最小回
転円は4.4mであり、カーブ内側における最小回転円
は0.81mである。
トを備えた自走式クレーンを示す側面図である。
ャビンを備えた、図1に相当する側面図である。
キャビンを備えた自走式クレーンの1実施例を示す側面
図である。
鉛直断面図である。
を上から見た平面図である。
5,6 車輪、 7地面、 8 回転リム、 9 保
持アーム、 10 旋回軸線、 11 テレスコープ・
クレーンマスト、 12 クレーン駆動モータ、 13
シリンダユニット、 14 矢印、 15 走行キャ
ビン、 17,18 二重矢印、 19 ばね脚、 2
0 ハイドロモータ、 21 保持エレメント、 22
補強エレメント、 23,24 中間室、 25 か
じ取り軸線、 26 間隔
Claims (9)
- 【請求項1】 自走式クレーンであって、 クレーン保持体としてかつ車両フレームとして働く保持
体(1)が設けられていて、該保持体が、車両の長手方向
に延びていて、ボックス形に構成されており、 テレスコープ式に伸縮可能なばね脚(19)を用いて保
持体(1)に個々に懸架されていてほぼ鉛直方向に弾発
可能な車輪(5,6)が、設けられていて、該車輪が、
少なくとも部分的にかじ取り可能及び/又は駆動可能で
あり、 テレスコープ・クレーンマスト(11)が設けられてお
り、該テレスコープ・クレーンマストが、保持体(1)
に対して、少なくとも1つの保持アーム(9)を用い
て、隣接し合う2つの車輪対(5,6)の間に配置され
ていて保持体(1)に対して鉛直な回転軸線(8a)を
中心にして運動可能であり、かつ該回転軸線から車両長
手方向に間隔をおいて回転軸線(8a)に対して垂直な
旋回軸線(10)を中心にして、横たわっている走行位
置とクレーン位置との間において旋回可能であり、 回転軸線(8a)を中心にしてテレスコープ・クレーン
マスト(11)と共に回転可能な運転キャビン(15)
が、クレーン運転及び走行運転のために設けられてお
り、該運転キャビンが、回転軸線(8a)に対して少な
くとも1つの方向において移動調節可能に支持されてお
り、 保持体(1)に保持されている運動可能な支持脚(4)
が、クレーン運転時における車輪(5,6)の負荷軽減
のために設けられており、 各ばね脚(19)と保持体(1)との間に、コラム状の
保持エレメント(21)が配置されており、該保持エレ
メントが、保持体(1)と堅く結合されていて、保持体
(1)の長手方向の延びに対して横方向に見て、上方に
向かって保持体(1)を越えて突出しており、この場合
ばね脚(19)が、保持エレメント(21)の上方の端
部区分(21a)に固定されており、 各車輪対(5,6)の保持エレメント(21)を保持体
(1)の上縁の上で互いに堅く結合するための補強エレ
メント(22)が、設けられていることを特徴とする自
走式クレーン。 - 【請求項2】 旋回軸線(10)が次のように、すなわ
ち、該旋回軸線が車両長手方向で見て、テレスコープ・
クレーンマスト(11)の走行位置において、後車輪対
(6)の、保持体・端部区分(1b)に向けられた周面
よりも、さらに回転軸線(8a)から離れて位置するよ
うに、配置されている、請求項1記載の自走式クレー
ン。 - 【請求項3】 旋回軸線(10)が次のように、すなわ
ち、該旋回軸線が車両長手方向で見て、テレスコープ・
クレーンマスト(11)の走行位置において、後方の支
持脚(4)の少なくとも近傍に位置するように、配置さ
れている、請求項1又は2記載の自走式クレーン。 - 【請求項4】 旋回軸線(10)が次のように、すなわ
ち、テレスコープ・クレーンマスト(11)のフック側
端部が走行位置において走行方向で下方に向かって傾け
られて位置するように、配置されている、請求項1から
3までのいずれか1項記載の自走式クレーン。 - 【請求項5】 テレスコープ・クレーンマスト(11)
が走行位置を占めている場合に、保持体(1)が、最大
の車両長さを規定する構成部分である、請求項1から4
までのいずれか1項記載の自走式クレーン。 - 【請求項6】 運転キャビン(15)が、該運転キャビ
ンにいる操作員の視界が、走行位置を占めているテレス
コープ・クレーンマスト(11)の上に位置するよう
に、配置されている、請求項1から5までのいずれか1
項記載の自走式クレーン。 - 【請求項7】 運転キャビン(15)が、回転軸線(8
a)に対して高さ調節可能である、請求項1から6まで
のいずれか1項記載の自走式クレーン。 - 【請求項8】 運転キャビン(15)が、回転軸線(8
a)に対して垂直に移動可能である、請求項1から7ま
でのいずれか1項記載の自走式クレーン。 - 【請求項9】 保持エレメント(21)が、平面図で見
て、台形の横断面形状を有している、請求項1から8ま
でのいずれか1項記載の自走式クレーン。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE9114464U DE9114464U1 (de) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | Kranfahrzeug |
DE9114464.7 | 1991-11-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0664893A JPH0664893A (ja) | 1994-03-08 |
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