JP3182120U - セラミックヒーター - Google Patents

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慎平 国田
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Abstract

【課題】セラミックヒーターにおいて基体貫通穴の周囲の温度を安定化する。
【解決手段】静電チャックヒーター20は、所定のパターンの抵抗発熱体26が埋設された静電チャック22と、静電チャック22の片面に固着された金属製の冷却板30とを備えている。静電チャック22の基体貫通穴22aと冷却板30の冷却板貫通穴30aとは中心軸が一致している。抵抗発熱体26は、回避部26aを有している。回避部26aは、基体貫通穴22aの周囲にて基体貫通穴22aを回避するように形成されている。冷却板貫通穴30aに挿入された絶縁管32は、第1部位321と第2部位322とを備え、第1部位321の外径は冷却板貫通穴30aの内径と略一致し、第2部位322の外周面と冷却板貫通穴30aの内周面との間には全周にわたって隙間が形成され、該隙間には接着剤34が充填されている。
【選択図】図3

Description

本考案は、セラミックヒーターに関する。
従来より、ウエハーを載置可能なセラミックヒーターを半導体製造装置に組み込み、セラミックヒーターによりウエハーを均等に加熱することが行われている。例えば、特許文献1に開示されたセラミックヒーターでは、セラミック基体の内部に抵抗発熱体が埋設されている。この抵抗発熱体は、一方の端子から他方の端子まで一筆書きの要領で同心円状の配線パターンとなるように配設されている。また、セラミック基体は、厚さ方向に基体貫通穴を有している。この基体貫通穴には、リフトピンが挿通される。リフトピンは、ウエハー載置面に載置されたウエハーを上方へ突き上げるときに用いられるものである。抵抗発熱体は、基体貫通穴の周囲では基体貫通穴と同心円の円弧となるように形成されている。こうした円弧状の部位を回避部という。この回避部により、抵抗発熱体と基体貫通穴とが互いに干渉しないようになっている。
特開2004−111107号公報
ところで、セラミックヒーターとしては、セラミック基体の裏面に金属製の冷却板を固着したものも知られている。この冷却板は、ウエハーの温度が高くなりすぎたときにウエハーを冷却する役割を果たすものである。そのときの一例を図7に示す。図7は従来のセラミックヒーターの説明図であり、(a)は平面図、(b)は部分拡大図、(c)は(b)のP−P断面図である。図7のように、セラミック基体102の裏面に冷却板106が固着されている場合、冷却板106には基体貫通穴102aと対向する位置に冷却板106を厚さ方向に貫通する冷却板貫通穴106aが設けられている。冷却板貫通穴106aは、中心軸が基体貫通穴102aと一致しており、径が基体貫通穴102aの径より大きい。この冷却板貫通穴106aには、電気絶縁性を確保するために絶縁管108が挿入されている。冷却板貫通穴106aの内周面と絶縁管108の外周面との間のクリアランスには接着剤112が充填されている。リフトピンは、絶縁管108の内部通路及び基体貫通穴102aを貫通するように取り付けられる。なお、セラミック基体102には、抵抗発熱体104が埋設されている。基体貫通穴102aの周囲では、抵抗発熱体104は円弧状の回避部104aとなっている。
冷却板貫通穴106aに絶縁管108を接着剤で固定する際、絶縁管108の中心軸と冷却板貫通穴106aの中心軸とを一致させることが望ましいが、実際には図8に示すようにずれることがあった。図8は絶縁管108の中心軸が冷却板貫通穴106aの中心軸からずれているときの様子を示す説明図であり、(a)は平面図の部分拡大図、(b)は(a)のQ−Q断面図である。このように絶縁管108の中心軸が冷却板貫通穴106aの中心軸からずれると、絶縁管108の中心軸と抵抗発熱体104の回避部104aの円弧の中心との距離が一定でなくなるため、回避部周辺で抜熱の度合いが一律でなくなってしまう。例えば、点Xでは接着剤112を介して熱が冷却板106へ逃げやすいため抜熱が大きくて低温になりやすいのに対して、点Yでは接着剤112がほとんど存在しないため抜熱が小さくて高温になりやすい。
本考案は、このような課題を解決するためになされたものであり、セラミックヒーターにおいて基体貫通穴の周囲の温度を安定化することを主目的とする。
本考案の第1のセラミックヒーターは、
セラミック基体と、
前記セラミック基体を厚さ方向に貫通する基体貫通穴と、
前記セラミック基体の内部に所定のパターンとなるように埋設され、前記基体貫通穴の周囲では前記基体貫通穴を回避するように前記基体貫通穴と同心円の円弧状に形成されている抵抗発熱体と、
前記セラミック基体の片面に固着された金属製の冷却板と、
前記冷却板を厚さ方向に貫通し、中心軸が前記基体貫通穴の中心軸と一致する冷却板貫通穴と、
前記冷却板貫通穴に挿入された絶縁管と、
を備えたセラミックヒーターであって、
前記絶縁管は、
前記セラミック基体とは反対側の第1部位と、
前記セラミック基体側の第2部位と、
を備え、
前記第1部位は、外径が前記冷却板貫通穴の内径と略一致し、
前記第2部位は、外周面と前記冷却板貫通穴の内周面との間に全周にわたって隙間が形成され、該隙間に接着剤が充填されている
ものである。
このセラミックヒーターでは、絶縁管は、セラミック基体とは反対側の第1部位と、セラミック基体側の第2部位とを備えている。第1部位は、外径が冷却板貫通穴の内径と略一致しているため、冷却板貫通穴の中心軸と絶縁管の中心軸とはほとんどずれることがない。したがって、絶縁管の中心軸と抵抗発熱体の回避部の円弧の中心との距離が略一定に保たれ、回避部周辺で抜熱の度合いが略一律になる。その結果、セラミック基体の表面全体の均熱性が向上する。また、第2部位は、外周面と前記冷却板貫通穴の内周面との間に全周にわたって隙間が形成され、該隙間に接着剤が充填されているため、絶縁管を冷却板貫通穴にしっかりと固着することができる。更に、基体貫通穴からセラミック基体の裏面を経て冷却板貫通穴の内周面に至る経路の途中に接着剤が存在するため、この経路に沿ってアークが発生するのを防止することもできる。
本考案の第1のセラミックヒーターにおいて、前記冷却板貫通穴を、段差のないストレート形状の穴とし、前記絶縁管を、前記第2部位の外径に比べて前記第1部位の外径が小さい段付きの管としてもよい。こうすれば、従来の絶縁管を加工するだけで本考案を実現することができる。
本考案の第1のセラミックヒーターにおいて、前記絶縁管を、段差のないストレート形状の管とし、前記冷却板貫通穴を、前記第2部位に対向する位置の穴径に比べて前記第1部位に対向する位置の穴径が小さい段付きの穴としてもよい。こうすれば、従来の冷却板貫通穴を加工するだけで本考案を実現することができる。
本考案の第2のセラミックヒーターは、
セラミック基体と、
前記セラミック基体を厚さ方向に貫通する基体貫通穴と、
前記セラミック基体の内部に所定のパターンとなるように埋設され、前記基体貫通穴の周囲では前記基体貫通穴を回避するように前記基体貫通穴と同心円の円弧状に形成されている抵抗発熱体と、
前記セラミック基体の片面に固着された金属製の冷却板と、
前記冷却板を厚さ方向に貫通し、中心軸が前記基体貫通穴の中心軸と一致する冷却板貫通穴と、
前記冷却板貫通穴に挿入された絶縁管と、
を備えたセラミックヒーターであって、
前記絶縁管は、外径が前記冷却板貫通穴の内径と略一致すると共に、外周面に前記絶縁管の一方の端面から他方の端面に至るスリットを3つ以上有し、これらのスリットは、前記絶縁管を平面視したときに回転対称性を持つように配置され、空隙に接着剤が充填されているか、又は、
前記絶縁管は、外径が前記冷却板貫通穴の内径と略一致し、
前記冷却板貫通穴は、内周面に該冷却板貫通穴の一方の端面から他方の端面に至るスリットを3つ以上有し、これらのスリットは、前記冷却板貫通穴を平面視したときに回転対称性を持つように配置され、空隙に接着剤が充填されている
ものである。
このセラミックヒーターでは、絶縁管は、外径が冷却板貫通穴の内径と略一致しているため、冷却板貫通穴の中心軸と絶縁管の中心軸とがほとんどずれることがない。このため、絶縁管の中心軸と抵抗発熱体の回避部の円弧の中心との距離が略一定に保たれる。また、絶縁管の外周面又は冷却板貫通穴の内周面には接着剤が充填された3つ以上のスリットが形成され、これらは絶縁管又は冷却板貫通穴を平面視したときに回転対称を持つように配置されている。このため、回避部周辺で抜熱の度合いが略一律になる。その結果、セラミック基体の表面全体の均熱性が向上する。
プラズマ処理装置10の構成の概略を示す説明図である。 第1実施形態の静電チャックヒーター20の縦断面図である。 静電チャックヒーター20の説明図で、(a)は図1のA−A断面図、(b)は(a)の部分拡大図、(c)は(b)のB−B断面図である。 第2実施形態の静電チャックヒーターの縦断面図である。 第3実施形態の静電チャックヒーターの縦断面図である。 第4実施形態の静電チャックヒーターの説明図であり、(a)は部分拡大図、(b)は(a)のC−C断面図である。 従来のセラミックヒーターの説明図であり、(a)は平面図、(b)は部分拡大図、(c)は(b)のP−P断面図である。 従来のセラミックヒーターの説明図であり、(a)は平面図の部分拡大図、(b)は(a)のQ−Q断面図である。
[第1実施形態]
次に、本考案のセラミックヒーターの好適な一実施形態である静電チャックヒーター20について以下に説明する。図1は静電チャックヒーター20を含むプラズマ処理装置10の構成の概略を示す説明図、図2は静電チャックヒーター20の説明図、図3は静電チャックヒーター20の説明図で、(a)は図1のA−A断面図、(b)は(a)の部分拡大図、(c)は(b)のB−B断面図である。
プラズマ処理装置10は、図1に示すように、内圧を調整可能な金属製(例えばアルミニウム合金製)の真空チャンバー12の内部に、静電チャックヒーター20とプラズマを発生させるときに用いる上部電極70とが設置されている。上部電極70のうち静電チャックヒーター20と対向する面には、反応ガスをウエハー面に供給するための多数の小穴が開いている。真空チャンバー12は、反応ガス導入路14から反応ガスを上部電極70に導入可能であると共に、排気通路16に接続された真空ポンプによって真空チャンバー12の内圧を所定の真空度まで減圧可能である。
静電チャックヒーター20は、図2に示すように、プラズマ処理を施すウエハーWをウエハー載置面22cに吸着可能な静電チャック22と、静電チャック22の裏面に固着された金属製の冷却板30とを備えている。
静電チャック22は、セラミック製(例えばアルミナ製とか窒化アルミ製)のプレートであり、本考案のセラミック基体に相当する。この静電チャック22には、静電電極24と抵抗発熱体26とが埋設されている。静電電極24は、平面状の電極であり、図示しない給電棒を介して直流電圧が印加される。この静電電極24に直流電圧が印加されるとウエハーWはクーロン力又はジョンソン・ラーベック力によりウエハー載置面22cに吸着固定され、直流電圧の印加を解除するとウエハーWのウエハー載置面22cへの吸着固定が解除される。抵抗発熱体26は、図3に示すように、一方の端子26bから他方の端子26cまで一筆書きの要領で同心円状の配線パターンとなるように配設されている。この抵抗発熱体26には、図示しない給電棒を介して電力が供給される。静電チャック22には、静電チャック22を厚さ方向に貫通する複数の基体貫通穴22aが形成されている。基体貫通穴22aとしては、ウエハー載置面22cに載置されるウエハーWを上方へ突き上げるリフトピンを挿通するリフトピン穴やウエハーWの裏面にガスを供給するガス供給穴などがあるが、図3にはリフトピン穴を例示した。静電電極24も抵抗発熱体26も、基体貫通穴22aの内周面に露出しないように形成されている。抵抗発熱体26は、基体貫通穴22aの周囲では、基体貫通穴22aを回避するように基体貫通穴22aと同心円の円弧状に形成されている。こうした円弧状の部位を回避部26aという。この回避部26aにより、抵抗発熱体26と基体貫通穴22aとが互いに干渉しないようになっている。
冷却板30は、金属アルミニウムやアルミニウム合金などの金属からなり、冷却板30を厚さ方向に貫通する冷却板貫通穴30aを備えている。冷却板貫通穴30aの中心軸は、基体貫通穴22aの中心軸と一致している。冷却板貫通穴30aの内径は、基体貫通穴22aの内径よりも大きい。冷却板貫通穴30aには、冷却板30が電気導電性を有するため、絶縁管32が挿入されている。絶縁管32の内部通路は、基体貫通穴22aに通じている。冷却板30の内部には、図示しないが、冷媒が循環する冷媒通路が形成されている。
絶縁管32は、外周面に段差を備えたセラミック製(例えばアルミナ製)の管であり、静電チャック22とは反対側の第1部位321と、静電チャック22側の第2部位322とを備えている。第1部位321は外径の大きな大径部分、第2部位322は外径の小さな小径部分である。絶縁管32の内径は、第1部位321も第2部位322も同じである。第1部位321では、絶縁管32の外周面と冷却板貫通穴30aの内周面とが略一致している。ここで、「略一致」とは、冷却板貫通穴30aに絶縁管32を挿入する際に、絶縁管32の外周面が冷却板貫通穴30aの内周面を摺動する程度に設計されていることをいう。例えば、絶縁管32の第1部位321の外径と冷却板貫通穴30aの内径との差が0.2mm程度であれば、「略一致」に該当する。また、第2部位322では、絶縁管32の外周面と冷却板貫通穴30aの内周面との間に全周にわたって隙間が形成されている。この隙間には、接着剤34が充填されている。接着剤34は、例えばシリコーン樹脂製である。
次に、こうして構成された静電チャックヒーター20の使用例について説明する。まず、真空チャンバー12内に静電チャックヒーター20を設置した状態で、ウエハーWを静電チャック22のウエハー載置面22cに載置する。そして、真空チャンバー12内を真空ポンプにより減圧して所定の真空度になるように調整し、静電チャック22の静電電極24に直流電圧をかけてクーロン力又はジョンソン・ラーベック力を発生させ、ウエハーWを静電チャック22のウエハー載置面22cに吸着固定する。次に、真空チャンバー12内を所定圧力(例えば数10〜数100Pa)の反応ガス雰囲気とし、この状態で、真空チャンバー12内の上部電極70と静電チャック22の静電電極24との間に高周波電圧を印加し、プラズマを発生させる。なお、静電電極24には静電気力を発生させるための直流電圧と高周波電圧の両方が印加されるものとしたが、高周波電圧は静電電極24の代わりに冷却板30に印加されるものとしてもよい。そして、発生したプラズマによってウエハーWの表面がエッチングされる。抵抗発熱体26には、ウエハーWの温度が予め設定された目標温度となるように電力が供給される。
以上詳述した静電チャックヒーター20によれば、絶縁管32の第1部位321は、外径が冷却板貫通穴30aの内径と略一致しているため、冷却板貫通穴30aの中心軸と絶縁管32の中心軸とはほとんどずれることがない。したがって、絶縁管32の中心軸と抵抗発熱体26の回避部26aの円弧の中心との距離が略一定に保たれ、回避部26a周辺で抜熱の度合いが略一律になる。その結果、静電チャック22の表面全体の均熱性が向上する。
また、絶縁管32の第2部位322は、その外周面と冷却板貫通穴30aの内周面との間に全周にわたって隙間が形成され、該隙間に接着剤34が充填されているため、絶縁管32を冷却板貫通穴30aにしっかりと固着することができる。
更に、基体貫通穴22aから静電チャック22の裏面を経て冷却板貫通穴30aの内周面に至る経路の途中に接着剤34が存在するため、この経路に沿ってアークが発生するのを防止することもできる。
更にまた、冷却板貫通穴30aは、従来通り段差のないストレート形状の穴とし、絶縁管32は、第2部位322の外径に比べて第1部位321の外径が小さい段付きの管としたため、従来の絶縁管を加工するだけで本考案を容易に実現することができる。
[第2実施形態]
図4は、第2実施形態の静電チャックヒーターの冷却板貫通穴40aの近傍の縦断面図である。この縦断面図は、図3(c)と同じ箇所の断面図である。第2実施形態の静電チャックヒーターは、ストレート形状の絶縁管42及び段差付きの冷却板貫通穴40aを採用したこと以外は、第1実施形態の静電チャックヒーター20と同様の構成である。このため、第1実施形態と同じ構成要素については同じ符号を付し、その説明を省略する。
冷却板40は、金属アルミニウムやアルミニウム合金などの金属からなり、冷却板40を厚さ方向に貫通する冷却板貫通穴40aを備えている。冷却板貫通穴40aは、内周面に段差を備えた穴であり、静電チャック22側が大径部分、静電チャック22と反対側が小径部分となっている。小径部分も大径部分も基体貫通穴22aの内径より大きい。また、冷却板貫通穴40aの中心軸は、基体貫通穴22aの中心軸と略一致している。冷却板貫通穴40aには、冷却板40が電気導電性を有するため、絶縁管42が挿入されている。絶縁管42の内部通路は、基体貫通穴22aに通じている。
絶縁管42は、段差のないストレート形状のセラミック製(例えばアルミナ製)の管であり、冷却板貫通穴40aの小径部分に対向する第1部位421と、冷却板貫通穴40aの大径部分に対向する第2部位422とを備えている。第1部位421では、絶縁管42の外周面と冷却板貫通穴40aの内周面とが全周にわたって略一致している。また、第2部位422では、絶縁管42の外周面と冷却板貫通穴40aの内周面との間に全周にわたって隙間が形成されている。また、この隙間には、接着剤44(例えばシリコーン樹脂製)が充填されている。
第2実施形態の静電チャックヒーターによれば、絶縁管42の第1部位421は、外径が冷却板貫通穴40aの小径部分の内径と略一致しているため、冷却板貫通穴40aの中心軸と絶縁管42の中心軸とはほとんどずれることがない。したがって、上述した第1実施形態と同様の理由により、静電チャック22の表面全体の均熱性が向上する。
また、絶縁管42の第2部位422は、その外周面と冷却板貫通穴40aの大径部分の内周面との間に全周にわたって隙間が形成され、該隙間に接着剤44が充填されているため、絶縁管42を冷却板貫通穴40aにしっかりと固着することができる。
更に、基体貫通穴22aから静電チャック22の裏面を経て冷却板貫通穴40aの内周面に至る経路の途中に接着剤44が存在するため、この経路に沿ってアークが発生するのを防止することもできる。
更にまた、絶縁管42は、従来通り段差のないストレート形状の管とし、冷却板貫通穴40aは、第2部位422に対向する位置の穴径に比べて第1部位に対向する位置の穴径が小さい段付きの穴としたため、従来の冷却板貫通穴を加工するだけで本考案を容易に実現することができる。
[第3実施形態]
図5は、第2実施形態の静電チャックヒーターの冷却板貫通穴50aの近傍の縦断面図である。この縦断面図は、図3(c)と同じ箇所の断面図である。第3実施形態の静電チャックヒーターは、段差付きの絶縁管52及び段差付きの冷却板貫通穴50aを採用したこと以外は、第1実施形態の静電チャックヒーター20と同様の構成である。このため、第1実施形態と同じ構成要素については同じ符号を付し、その説明を省略する。
冷却板50は、金属アルミニウムやアルミニウム合金などの金属からなり、冷却板50を厚さ方向に貫通する冷却板貫通穴50aを備えている。冷却板貫通穴50aは、内周面に段差を備えた穴であり、静電チャック22側が小径部分、静電チャック22と反対側が大径部分となっている。小径部分も大径部分も基体貫通穴22aの内径より大きい。また、冷却板貫通穴50aの中心軸は、基体貫通穴22aの中心軸と略一致している。冷却板貫通穴50aには、冷却板50が電気導電性を有するため、絶縁管52が挿入されている。絶縁管52の内部通路は、基体貫通穴22aに通じている。
絶縁管52は、外周面に段差を備えたセラミック製(例えばアルミナ製)の管であり、静電チャック22とは反対側の第1部位521と、静電チャック22側の第2部位522とを備えている。第1部位521は外径の大きな大径部分、第2部位522は外径の小さな小径部分である。絶縁管52の内径は、第1部位521も第2部位522も同じである。第1部位521では、絶縁管52の外周面と冷却板貫通穴50aの大径部分の内周面とが略一致している。また、第2部位522では、絶縁管52の外周面と冷却板貫通穴50aの小径部分の内周面との間に全周にわたって隙間が形成されている。また、この隙間には、接着剤54(例えばシリコーン樹脂製)が充填されている。
第3実施形態の静電チャックヒーターによれば、絶縁管52の第1部位521は、外径が冷却板貫通穴50aの大径部分の内径と略一致しているため、冷却板貫通穴50aの中心軸と絶縁管52の中心軸とはほとんどずれることがない。したがって、上述した第1実施形態と同様の理由により、静電チャック22の表面全体の均熱性が向上する。
また、絶縁管52の第2部位522は、その外周面と冷却板貫通穴50aの小径部分の内周面との間に全周にわたって隙間が形成され、該隙間に接着剤54が充填されているため、絶縁管52を冷却板貫通穴30aにしっかりと固着することができる。
更に、基体貫通穴22aから静電チャック22の裏面を経て冷却板貫通穴50aの内周面に至る経路の途中に接着剤54が存在するため、この経路に沿ってアークが発生するのを防止することもできる。
[第4実施形態]
図6は、第4実施形態の静電チャックヒーターの冷却板貫通穴50aの近傍の説明図であり、(a)は横断面の部分拡大図、(b)は(a)のC−C断面図である。なお、(a)は、図3(b)と同じ箇所の部分拡大図である。第4実施形態の静電チャックヒーターは、スリット付きの絶縁管62を採用したこと以外は、第1実施形態の静電チャックヒーター20と同様の構成である。このため、第1実施形態と同じ構成要素については同じ符号を付し、その説明を省略する。
絶縁管62は、セラミック製(例えばアルミナ製)の管であり、外径が冷却板貫通穴30aの内径と略一致する。この絶縁管62は、外周面に、絶縁管62の一方の端面から他方の端面に至るスリット63を3つ有している。これらのスリット63は、絶縁管62を平面視したときに回転対称性を持つように円周角120°ごとに配置され、空隙に接着剤64(例えばシリコーン樹脂製)が充填されている。
第4実施形態の静電チャックヒーターによれば、絶縁管62は、外径が冷却板貫通穴30aの内径と略一致しているため、冷却板貫通穴30aの中心軸と絶縁管62の中心軸とがほとんどずれることがない。このため、絶縁管62の中心軸と抵抗発熱体26の回避部26aの円弧の中心との距離が略一定に保たれる。また、絶縁管62の外周面には接着剤64が充填された3つのスリット63が形成され、これらは絶縁管62を平面視したときに回転対称を持つように配置されている。このため、回避部周辺で抜熱の度合いが略一律になる。その結果、静電チャック22のの表面全体の均熱性が向上する。
[その他の実施形態]
第4実施形態では、絶縁管62に3つのスリットを設けたが、絶縁管62にスリットを設ける代わりに、冷却板貫通穴30aに3つのスリットを設けてもよい。この場合、スリットは、冷却板貫通穴30aの一方の端面から他方の端面に至るように形成する。また、3つのスリットは、冷却板貫通穴30aを平面視したときに回転対称性を持つように円周角120°ごとに配置されるようにし、空隙に接着剤を充填する。このようにしても、第4実施形態と同様の効果が得られる。
上述した各実施形態では、静電チャックヒーターを例示したが、静電電極を省略してもよい。あるいは、プラズマ電極を追加して埋設してもよい。
上述した各実施形態では、抵抗発熱体26を一筆書きの要領でウエハー載置面22cの全面にわたって配線したが、ウエハー載置面22cを複数の領域に分割して各領域ごとに一筆書きの要領で抵抗発熱体を配線してもよい。
比較例1,2として、図8に示した構造の静電チャックヒーターを作製した。実施例1〜4として、それぞれ第1〜第4実施形態の静電チャックヒーターを作製した。静電チャックはアルミナセラミック製、冷却板はアルミニウム製とした。
比較例1では、冷却板貫通穴の内径を6mm、絶縁管の外径を5.5mmとし、比較例2では、冷却板貫通穴の内径を6mm、絶縁管の外径を5.8mmとした。実施例1では、冷却板貫通穴の内径を6mm、絶縁管の第1部位の外径を5.5mm、第2部位の外径を5.8mmとした。実施例2では、冷却板貫通穴の大径部分の内径を6.3mm、小径部分の内径を6mm、絶縁管の外径を5.8mmとした。実施例3では、冷却板貫通穴の大径部分の内径を7.0mm、小径部分の内径を6.3mm、絶縁管の第1部位の外径を6.8mm、第2部位の外径を5.8mmとした。実施例4では、冷却板貫通穴の内径を6mm、絶縁管の外径を5.8mm、スリットの深さを1.0mmとした。なお、その他の条件(静電チャックの寸法や冷却板の寸法、基体貫通穴の内径など)は、すべての実施例、比較例で共通とした。
各比較例、各実施例の静電チャックヒーターは、静電チャックと冷却板とを接着剤で接合したあと、絶縁管の側面にシリコーン製の接着剤を塗布し、その絶縁管を冷却板貫通穴に挿入することにより作製した。そして、各実施例、各比較例につき、絶縁管の中心軸と冷却板貫通穴の中心軸とのずれを測定すると共に、絶縁管のうち静電チャックに近い側の外周面と冷却板貫通穴との間に接着剤が充填されているか否かを調べた。その結果を表1に示す。
各比較例、各実施例の静電チャックヒーターにつき、以下の試験を行った。まず、大気雰囲気下で、冷却板の内部に設けた冷媒通路に冷媒を流し、抵抗発熱体に電力を供給して加熱した。冷媒の温度は20℃、電力は2000Wとした。次に、この状態で、ウエハー載置面の所定のポイント(基体貫通穴より静電チャックの中心方向に2mm離れたポイント、絶縁管の上方に相当)に接触式温度計のプローブの中心を合わせて温度を測定し、その温度を絶縁管上温度とした。また、静電チャックの中心の温度を測定し、これを基準点温度とした。そして、絶縁管上温度から基準点温度を差し引いた値△Tを求めた。その結果も表1に示す。
Figure 0003182120
比較例1では、絶縁管の中心軸が冷却板貫通穴の中心軸から半径外方向にずれており、絶縁管と冷却板貫通穴との隙間は静電チャックの中心に近い側で大きく遠い側で狭くなっていた。隙間には接着剤が充填されていた。この場合、静電チャックから冷却板への抜熱は、接着剤の多い側つまり静電チャックの中心に近い側で大きく、接着剤の少ない側つまり静電チャックの中心から遠い側で小さくなることから、△T=−3.3℃となった。このように、基体貫通穴の周辺で抜熱の度合いが異なるため、基体貫通穴の周辺の温度が安定化せず、基体貫通穴の周辺が特異点となることでウエハー載置面全体の均熱性が悪化する。
比較例2では、絶縁管と冷却板貫通穴との隙間が狭すぎてこの隙間に接着剤が十分充填されず、絶縁管のうち静電チャックに近い側の外周面と冷却板貫通穴との間に接着剤が充填されなかった。このように接着剤が充填されていないと、静電チャックから冷却板への抜熱が悪くなるため、絶縁管上温度は高くなり、ウエハー載置面全体の均熱性が悪化する。△T=4.5℃という結果は、このことを裏付けるものである。
実施例1〜3では、絶縁管のうち静電チャックとは反対側の外周面は冷却板貫通穴の内周面との隙間が狭いため、この隙間にはほとんど接着剤は充填されなかったが、絶縁管の中心軸と冷却板貫通穴の中心軸とのずれは0.10mmと小さかった。また、絶縁管のうち静電チャック側は冷却板貫通穴との隙間が十分あったため、この隙間には接着剤が充填されていた。このように絶縁管の周囲には、全周にわたって接着剤が存在しているため、静電チャックから冷却板への抜熱が良好に起こり、ウエハー載置面全体の均熱性が向上する。△T=0.8〜1.1℃という結果は、このことを裏付けるものである。
実施例4では、絶縁管のうちスリットのない部分の外周面は冷却板貫通穴の内周面との隙間が狭いため、絶縁管の中心軸と冷却板貫通穴の中心軸とのずれは0.10mmと小さかった。スリットのない部分と冷却板貫通穴との隙間にはほとんど接着剤は充填されていなかったが、スリットには接着剤が充填されていた。このため、スリットが設けられている箇所は静電チャックから冷却板への抜熱が良好に起こり、低温化しやすい。また、スリットは絶縁管を平面視したときに回転対称性を持つように配置されている。このため、絶縁管の周囲はおおむね均熱化され、ひいてはウエハー載置面全体の均熱性が向上する。△T=2.0℃という結果は、このことを裏付けるものである。
10 プラズマ処理装置、12 真空チャンバー、14 反応ガス導入路、16 排気通路、20 静電チャックヒーター、22 静電チャック、22a 基体貫通穴、22c ウエハー載置面、24 静電電極、26 抵抗発熱体、26a 回避部、26b,26c 端子、30 冷却板、30a 冷却板貫通穴、32 絶縁管、321 第1部位、322 第2部位、34 接着剤、40 冷却板、40a 冷却板貫通穴、42 絶縁管、421 部位、422 部位、44 接着剤、50 冷却板、50a 冷却板貫通穴、52 絶縁管、521 第1部位、522 第2部位、54 接着剤、62 絶縁管、63 スリット、64 接着剤、70 上部電極、102 セラミック基体、102a 基体貫通穴、104 抵抗発熱体、104a 回避部、106 冷却板、106a 冷却板貫通穴、108 絶縁管、112 接着剤。

Claims (4)

  1. セラミック基体と、
    前記セラミック基体を厚さ方向に貫通する基体貫通穴と、
    前記セラミック基体の内部に所定のパターンとなるように埋設され、前記基体貫通穴の周囲では前記基体貫通穴を回避するように前記基体貫通穴と同心円の円弧状に形成されている抵抗発熱体と、
    前記セラミック基体の片面に固着された金属製の冷却板と、
    前記冷却板を厚さ方向に貫通し、中心軸が前記基体貫通穴の中心軸と一致する冷却板貫通穴と、
    前記冷却板貫通穴に挿入された絶縁管と、
    を備えたセラミックヒーターであって、
    前記絶縁管は、
    前記セラミック基体とは反対側の第1部位と、
    前記セラミック基体側の第2部位と、
    を備え、
    前記第1部位は、外径が前記冷却板貫通穴の内径と略一致し、
    前記第2部位は、外周面と前記冷却板貫通穴の内周面との間に全周にわたって隙間が形成され、該隙間に接着剤が充填されている、
    セラミックヒーター。
  2. 前記冷却板貫通穴は、段差のないストレート形状の穴であり、
    前記絶縁管は、前記第2部位の外径に比べて前記第1部位の外径が小さい段付きの管である、
    請求項1に記載のセラミックヒーター。
  3. 前記絶縁管は、段差のないストレート形状の管であり、
    前記冷却板貫通穴は、前記第2部位に対向する位置の穴径に比べて前記第1部位に対向する位置の穴径が小さい段付きの穴である、
    請求項1に記載のセラミックヒーター。
  4. セラミック基体と、
    前記セラミック基体を厚さ方向に貫通する基体貫通穴と、
    前記セラミック基体の内部に所定のパターンとなるように埋設され、前記基体貫通穴の周囲では前記基体貫通穴を回避するように前記基体貫通穴と同心円の円弧状に形成されている抵抗発熱体と、
    前記セラミック基体の片面に固着された金属製の冷却板と、
    前記冷却板を厚さ方向に貫通し、中心軸が前記基体貫通穴の中心軸と一致する冷却板貫通穴と、
    前記冷却板貫通穴に挿入された絶縁管と、
    を備えたセラミックヒーターであって、
    前記絶縁管は、外径が前記冷却板貫通穴の内径と略一致すると共に、外周面に前記絶縁管の一方の端面から他方の端面に至るスリットを3つ以上有し、これらのスリットは、前記絶縁管を平面視したときに回転対称性を持つように配置され、空隙に接着剤が充填されているか、又は、
    前記絶縁管は、外径が前記冷却板貫通穴の内径と略一致し、
    前記冷却板貫通穴は、内周面に該冷却板貫通穴の一方の端面から他方の端面に至るスリットを3つ以上有し、これらのスリットは、前記冷却板貫通穴を平面視したときに回転対称性を持つように配置され、空隙に接着剤が充填されている、
    セラミックヒーター。
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