JP3182058B2 - 溶融金属を用いて金属ストリップに連続高温浸漬被覆を施す装置 - Google Patents

溶融金属を用いて金属ストリップに連続高温浸漬被覆を施す装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融金属を用いる連続
金属ストリップの高温浸漬被覆に関する。更に特徴的に
は、本発明は、溶融被覆金属の湯(溶融液)の中に没し
て設けられたロールの改良軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高速高温浸漬被覆ラインに使用される鋼
製ロールのための耐摩性は、近年改良されてきている。
炉床ロール及び没設ロールを公知の熱析出技術を用いて
酸化物、炭化物又は窒化物のセラミック保護被覆によっ
て覆うことは、普通の慣行である。被覆湯の表面から没
設ポット・ロールに付着する浮きかすは、その粒子がロ
ールの鋼表面と同様ロールのセラミック表面に濡れない
ので最小化される。しかしながら、これらのロールを支
持する軸受装置には、同様な改良はなされなかった。今
日の軸受装置の使用寿命は、セラミック被覆で覆ったポ
ット・ロールの費用を経済的には正当化していない。
【0003】高温浸漬溶融金属被覆のポットの中の没設
(湯中)ロールを支持するために軸受が使用されてい
る。米国特許第5,099,780号は、没設の押し下
げロール又は安定ロールを支持するために一対の離隔ア
ームを使用することを開示している。ロールの各端は、
耐熱及び耐摩性のスリーブが取着された片持ち軸を含ん
でいる。金属ブッシュ部材が、各支持アームの下端に設
けられた開口の中に溶着されている。各ブッシュ部材
は、片持ち軸に取り付けられたスリーブを受け入れるた
めに軸方向に伸びた大径の開口を有している。各ブッシ
ュ部材は、ブッシュ部材とスリーブとの間に点接触を生
ずる交差面内に配設された2以上の平坦な軸受面を含ん
でいる。このブッシュ部材の形状は、金属ストリップに
溶融メッキ被覆を施すときにポット・ロールが振動する
傾向を無くす。それにも拘わらず、このロール支持装置
は、満足するものではない、というのは、ブッシュ部材
とスリーブの使用寿命が没設ポット・ロールの使用寿命
より短いからである。ポット・ロールの横方向スラスト
によって生ずるブッシュ部材及びスリーブの片減りが摩
擦を増大し、ポット・ロールの不一様な回転を招来す
る。ポット・ロールの非制御の横方向スラストもまた、
片持ち軸の摩耗すなわち摩損を生じている。
【0004】国際特許出願91−3581も、又、没設
ポット・ロールの支持装置を開示している。ポット・ロ
ールの各端は、スリーブが取着された軸方向に延出した
トラニオンを含んでいる。ロールは、一対の離隔アーム
に支持され、その離隔アームの下端は、スリーブが取着
されたトラニオンを受け入れるハウジングを備えてい
る。各ハウジングは、山形のセラミック製軸受シェルを
有し、これは、軸受シェルとスリーブとの間に2個の点
接触を提供する交差面内に配置された2個の平坦な軸受
面を有している。軸受シェルとブッシュの使用寿命は、
増加する。それにも拘わらず、このロール支持装置は、
満足するものではない、というのは、ロールがスラスト
を生じたときに軸受面より広幅のスリーブが片減りを生
じ、ロールを振動させるからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、支持装置が、
少なくともポット・ロールの寿命と等しい期待寿命を有
して支持装置の交換のための被覆ラインの未計画停止を
除去し得るようになっている没設ポット・ロールの軸受
支持装置に対するニーズがある。又、ポット・ロールの
表面にセラミック被覆を施すコストを正当化するための
湯中(没設)ポット・ロール用軸受支持装置に対するニ
ーズが存在する。さらに、そのポット・ロールの横方向
スラストを制御して支持装置の片減りを除去し、ポット
・ロールのトラニオンの摩損を防止するニーズも存在す
る。
【0006】本発明は、溶融金属を用いる連続金属スト
リップの高温浸漬被覆に関する。更に特徴的には、本発
明は、溶融被覆金属の湯(溶融液)の中に没して設けら
れたロールの改良軸受装置に関する。本発明の目的は、
湯中ポット・ロールの表面に施したセラミック被覆の運
転寿命と少なくとも等しい運転寿命を有する軸受装置を
提供することである。本発明の他の目的は、金属ストリ
ップに被覆を施す間にポット・ロールの横方向スラスト
を制御することである。本発明の他の目的は、ストリッ
プの動きを制御することにより被覆湯から出るときにス
トリップ上の被覆厚さの一様性を改善することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、溶融被覆金属
の湯を入れる槽、その湯の中に沈められて該湯を通る金
属ストリップの移送賂を画成する少なくとも1個のロー
ルであって該ストリップに作用する引張荷重の結果とし
てストリップ作用力がかかる該ロール及び該ロールを支
持する一対の離隔アームを有する。該ロールは、該スト
リップと接触するための外表面を有する円筒状本体と、
その本体の両端から軸方向に突出しているトラニオンと
を有する。前記支持アームは、上端と下端とを有し、そ
の上端は、該槽の上方の位置に支持され、その下端は湯
の中に没入されている。前記下端のそれぞれは、前記ロ
ールを支持する手段とそのロールの横方向スラストを抑
止する手段とを含んでいる。その支持手段は、大径の開
口と、その開口の中に取着されたセラミック製の耐摩性
軸受と、耐摩性外面を有する環状スリーブとを含んでい
る。そのスリーブは、前記トラニオンに支持されてい
る。同トラニオンに支持された該スリーブは、前記開口
の中に配置され、支持されている。抑止手段は、ロール
の横方向スラストを制御するために該開口内に支持され
たトラニオンの外端に隣接して配置された停止面を含ん
でいる。前記軸受は、スリーブの全幅がその軸受面に支
持されているように該スリーブと少なくとも同じ幅であ
る。停止面間の距離は、ストリップに被覆を施している
間スリーブの全幅がその軸受面に支持されるように該ト
ラニオンの端部間の距離より大きくなっている。
【0008】本発明の他の特徴は、前述の抑止手段が、
そのトラニオンの外端に隣接して配置され、且つ支持ア
ームの下端に支持された伸出アームを含んでいることで
ある。本発明の他の特徴は、前述の軸受が、それぞれが
前記スリーブとの2個の点接触を提供するように互いに
交差する平面内に配置された平坦な軸受面を持っている
一対の並置インサートを含んでいることである。本発明
の他の特徴は、耐摩性の丸いキャップが、前述のトラニ
オンのそれぞれの端部に取着されていることである。
【0009】本発明の効果には、過剰の被覆金属がジェ
ット仕上げノズルにより除去されるときにストリップの
安定性が改良されること、ポット・ロールの軸受及びス
リーブの使用寿命が改善されること、ポット・ロールの
軸受及びスリーブの摩耗が一様になること、未計画の被
覆ライン停止が無くなること、及びポット・ロールと軸
受装置の間の摩耗が減少することが含まれ、これらの全
てが溶融金属被覆運転の保守及び運転コストを低減す
る。付加的な効果には、ポット・ロールの振動の除去、
ポット・ロールのトラニオン及びトラニオンスリーブの
摩損の除去並びに軸受摩耗の減少が含まれる。
【0010】
【実施例】本発明の以上の及び他の目的、特徴並びに効
果が、詳細な説明及び添付の図面を考慮することにより
明瞭になるであろう。本発明は、連続長の金属ストリッ
プまたはフォイルの溶融金属による高温浴または浸漬被
覆に関し、そして溶融被覆金属の槽の中に湯中ロールを
支持するための改良された軸受装置に関する。本発明に
使用する被覆金属は、制限的ではないが、好ましくは、
亜鉛及びアルミニウムの商業的純金属及び金属合金を含
んでいる。本発明と共に使用するための連続長の金属ス
トリップまたはフォイルは、アルミニウム及びアルミニ
ウム合金のような非鉄金属だけでなく低炭素鋼、深絞り
鋼、クロム合金鋼及びステンレス鋼のような各種の鋼を
含んでいる。
【0011】図1は、動いている金属ストリップ12を
溶融金属で被覆するための高速連続被覆ライン10を示
している。被覆ライン10は、清浄化部14、ストリッ
プを少なくとも被覆金属の溶融点まで加熱するための加
熱部16、冷却部18、下向転向ロール20及び被覆槽
24の中に浸漬された清浄化ストリップを保護するため
の密封筒口22のような列状のストリップ清浄化及び熱
処理を含んでいる。被覆ラインの加熱、冷却及び筒口部
分は、非酸化保護雰囲気を内部に有する。金属ストリッ
プが槽24を出た後、被覆金属は凝固し、そして金属被
覆ストリップ12Aは、別の転向ロール26を過ぎて付
加的な処理に入り、コイルに巻き上げられる。選択的
に、ストリップ12は、被覆ラインでの処理に先立ち清
浄化及び/又は予備焼きなましされる。
【0012】被覆槽24は、溶融金属、例えば亜鉛の湯
28を収容するためのもので、方向転向即ち押下げロー
ル30のような1以上の湯中ポット・ロール、ストリッ
プ12の両側に位置する一対の安定ロール32及び被覆
されたストリップ12Aの両側に位置する一対の仕上げ
ノズル34を含んでいる。ノズル34は、ストリップ1
2Aから余剰の溶融被覆金属を除去するために、そして
ストリップ12Aの各面の被覆層の厚さを制御するため
に圧縮ガス例えば圧縮空気が供給される。ノズル34
は、密封囲い(図示しない)の中に囲まれ得、そのケー
シングの中では、圧縮ガスは、溶融金属を酸化しないも
の、例えば、窒素である。押し下げロール30は、一対
の離隔アーム36によって支持され、各離隔アームは槽
24の上方でフレーム42に剛に取着される上端38を
有し、且つロール30の一端を支持するために、湯28
の中に没入している下端40を有している。各安定ロー
ル32は、同様の対の離隔アーム44によって支持さ
れ、各離隔アームは槽24の上方でフレーム48に剛に
取着される上端46を有し、且つロール32の一端を支
持するために、湯28の中に没入している下端50を有
している。
【0013】図2は、押し下げロール30を支持するた
めの本発明の軸受装置の一実施例を示す図1の構造の一
部の上面図である。安定ロール32を支持する軸受装置
は、押し下げロール30を支持するための軸受装置と似
ているので、湯中ロールと支持装置の構造の詳細は、押
し下げロール30についてだけ示されている。各ロール
は、外面が金属ストリップ12を支持するための円筒状
本体52とロール本体の両端から軸方向に突出している
耐摩性トラニオン54とを有している。ロール本体52
の外面は、好ましくは、少なくとも0.7 mmの厚さのタン
グステンカーバイトのような耐摩性の保護被覆で覆われ
ている。各トラニオン54は、好ましくは、円筒形の外
表面57を有し、かつその端部に取着された耐摩性の金
属またはセラミック製の半球キャップ55を有してい
る。キャップ55は、ステライト6Bのような耐摩性金
属組成物から形成されてよく、溶接76(図3)のよう
な手段で各トラニオン54に固定される。その代わり
に、キャップ55の表面を耐摩性酸化物、炭化物又は窒
化物の被覆で覆って形成してもよい。アーム36の各下
端40は、押し下げロール30の水平スラストを抑える
ための手段56とトラニオン54の一つを支持する手段
58を有する。支持手段58は、トラニオン54の軸部
分57を受け入れる開口を有する。抑止手段56は、開
口の外側に隣接して設けられた停止面60を有する。停
止面60は、好ましくは、支持アーム36の下端40に
剛に連結されてその下端40に対し平行に且つそれから
離れて該開口の外側に隣接する位置まで延出している伸
出アーム62を有している。各停止面60は、伸出アー
ム62の内側面に支持された、タングステンカーバイト
のような耐摩性セラミックインサート61を含んでい
る。伸出アーム62の停止面60は、それぞれ押し下げ
ロールの横行を抑止するためにトラニオンキャップ55
のそれぞれに隣接して位置している。
【0014】図3は、支持手段58の詳細を図示するた
めに図2から各支持アーム36の下端部分40の一部分
が除去されたものである。支持手段58は、丸い大径の
開口59を有していて、耐摩性セラミック軸受68がそ
の開口及び環状の耐摩性金属又はセラミックのスリーブ
66の内側に支持されている。スリーブ66は、各トラ
ニオン54の外面57に支持されている。トラニオン5
4の外面57が円筒形であれば、スリーブ66の穴の径
は、トラニオンの外径よりもほんの少しだけ大きいだけ
である。本発明の限界的な特徴は、スリーブ66の外面
72の全幅がその支持面によって支持されるように各軸
受68の内側即ち支持面70が少なくともスリーブ66
の幅と同じ幅を持つことである。好ましくは、軸受68
の支持面70は、スリーブ66の幅よりも大きい幅を有
する。更に好ましくは、支持面70は、スリーブ66よ
りも少なくとも20%幅が大きい。図3に示された実施
例において、支持面70は、スリーブ66の幅の2倍の
幅を有する。湯中ロールが金属ストリップ12により回
転されるときに、トラニオンに対して回転するのを防止
するために、スリーブ66は、機械的収縮のような方法
によりトラニオン54に固定される。これは、トラニオ
ンの外面よりもスリーブの摩耗を制限する。
【0015】本発明の重要な特徴は、停止面60を各ト
ラニオンキャップ55に近接して位置させ、これにより
湯中ロールによる横方向の最小動きのみを許容して、各
トラニオン54上のスリーブ66の全幅がそのストリッ
プに被覆を施す間軸受68によって支持されるというこ
とである。伸出アーム62の停止面60間の距離は、ト
ラニオン54の両端55間の距離よりも若干大きいだけ
であり、ロール30の両端55は同時には両面60には
接触しない。各キャップに近い停止面を有するることに
より、この距離の差は、少なくとも8mm 、好ましくは10
乃至15mmであるべきであるといぅことが意味される。小
さい隙間64が、一端又は他端に隣接してキャップ55
と停止面60との間に常に存在する。この隙間が、湯中
ロールと抑止手段との間の回転摩擦抵抗を無くすので、
有利である。これが、湯中ロールと停止面との間の回転
摩擦抵抗を最小化し、そしてトラニオン端部に停止面の
摩耗を最少化する。
【0016】図4は、槽24の中に湯中ロールを支持す
るための軸受68の好適な実施例を図示する図2におけ
る4−4線に沿って切った断面図である。溶融金属が湯
28から金属ストリップ12の面上に被覆されるとき、
ストリップは被覆ライン10を通して引っ張られる。押
し下げロール30の底部を回って通るストリップ12に
かかるこの引張力は、スリーブ66の表面72が軸受6
8の表面72に接触するまでそのロールをして上方及び
右方(図4及び図5に見られるように)に変位させる。
アーム36の下端40の開口59は、スリーブ66の外
径が開口59の径よりも小さくなって押し下げロール3
0の運動の自由度を許容するように大きめの寸法とされ
る。被覆ライン10が稼動中のとき、ストリップ12に
対し張力は維持され、湯中ロール30は軸受68によっ
て稼動位置に支持される。
【0017】図5は、図4の軸受を詳細に図示してい
る。軸受68は、好ましくは、内側の平面乃至平坦な軸
受面86を有する第一のインサート82と内側の平坦軸
受面88を有する第二のインサート84とを有する一対
の台形の並置インサートから形成されている。軸受面8
6及び88は、交差して、100°よりも大きく、更に
好ましくは110°と145°の間にある、結合点90
で交わる鈍内角89を形成する。弓形溝94が軸受イン
サート82及び84を受け入れるために開口59の中に
削成されている。溝94の端部96は、鋭角99で切り
込まれ、トラニオンスリーブが軸受インサートに接触し
ないときでも軸受インサートが溝94の中に保持され
る。結合点90における楔作用が、軸受68を溝94の
中にきつく係合させ、溶融金属が軸受座に入るのを防止
する。軸受面86及び88が平坦な場合、引張力がスト
リップ12に作用するときに2点接触がスリーブ66と
接触点92との間に起きる。この2点接触(図3で見る
とき線接触)は、軸受表面が弓形のときそうでなく存在
する軸受に対するスリーブの回転摩擦抵抗を最小にす
る。被覆ラインが運転停止の間のようにストリップ12
から張力が除去されると、押し下げロール30が大径の
開口59の隙間78の中で下方に短距離変位し、スリー
ブ66は最早軸受68に接触しない。これが鎖線により
仮想的に示された無負荷或いは非稼動位置である。湯中
ロールのこの稼動位置に置いて、軸受インサート828
4は溝94の中に楔作用でしっかりととどまる。
【0018】図3に関する以上の説明において、スリー
ブ66の外表面72の全幅が軸受面70によって支持さ
れるように、軸受68の軸受面70の幅が、少なくとも
スリーブ66と同じ幅にすべきと指摘した。図6は、軸
受の幅がスリーブの幅より小さいときに湯中ポットロー
ルを支持する慣用の軸受にしばしば生ずる非一様の摩耗
の型を示す概略図である。軸受104がトラニオンスリ
ーブ106より小さい幅を有すると、スリーブ106の
外表面で非一様な摩耗108が生ずる。更に、湯中ポッ
ト・ロール100の横方向スラストを抑える手段が無い
と、ロール100の端部102と支持アーム98の下端
は、ロール端部102と支持アーム98の場所100で
図示するように減耗する。更に時間が経過すると、図7
に示すように、スリーブ106の外表面112の摩耗が
酷くなり、非一様になる。軸受104の水平端部のそれ
ぞれは、結果としてスリーブ106に角凹みを形成し、
早期の破損を招来する。
【0019】本発明を使用する試行を次に説明する。約
0.89mmの厚さと約122cm の幅とを有する低炭素鋼ストリ
ップが、通常の方法で清浄化され、加熱され、そして亜
鉛の溶融湯の中に浸漬された。槽は、図1に示されたも
のと同様なポット・ロール装置を含んでいる。幅6.3 c
m、内径11.4cm及び外径14.6cmの円筒形金属スリーブが
押し下げロールの両トラニオンに支持された。トラニオ
ンの端部間の押し下げロールの全長は、亜鉛メッキ運転
温度で256.3 cmであった。スリーブの組成は、ステライ
ト6Bであった。各支持アームの下端は、押し下げロール
の一端を受け入れるための約15.2cmの直径を有する大径
の開口と各支持アームの下端に剛に連結された伸出アー
ムとを有する。耐摩性タングステンカーバイト製インサ
ートが、各アームの開口に隣接する伸出アームの内側面
に設けられている。停止面間の距離は、亜鉛メッキ運転
温度において257.5 cmであった。タングステンカーバイ
ト製軸受は、それぞれが同一の寸法でできている一対の
台形のインサートから形成された。各軸受インサート
は、内側の平坦な軸受面を有していた。軸受インサート
は、支持アームの下端にある開口の中に削成された溝の
中に支持された。軸受インサートの隣接面は、約135°
の鈍内角を形成する。溝の各端部は、軸受インサートが常
に溝の中にきつく保持されるように約45° の鋭角で切
り上げられている。軸受インサートの幅は、図3に示さ
れるように、約12.7cmである。前述のように、スリーブ
の幅は、軸受インサートの幅の約半分、例えば6.3 cmで
ある。従来の軸受支持装置の寿命は、平均3.5日であ
ったが保護のコバルトベースの被覆で覆われた押し下げ
ロールの寿命は平均約7日であった。この試行において
本発明の改良された軸受装置により、軸受とスリーブの
寿命は、21日に増大し、湯中ロールの正常寿命を十分
に越えている。事実、軸受インサートの軸受け面には、
目視し得る摩耗は殆ど観察できなかった。スリーブの摩
耗寿命の劇的増大の主原因は、スリーブの外表面での一
様な摩耗である。軸受面が少なくともトラニオンスリー
ブの外表面と同じ幅で、張力が金属ストリップに作用し
ている時はいつもスリーブの外表面の全幅がその軸受面
に接しているように押し下げロールの横スラストを調節
されるときに保証される。
【0020】軸受と停止面のインサートに対する満足す
べき耐摩性材料は、この発明の試行においてタングステ
ンカーバイトであると決定された。他のセラミック材料
も同様に使用できる。例えば、シリコンカーバイト(S
iC),ボロンカーバイト(B4C )、炭化チタニウム
(TiC ),炭化ジルコニウム(ZrC )のような炭化
物型のセラミック;窒化珪素(Si34 )、窒化アルミ
ニウム(AlN )、窒化チタン(TiN )及び窒化ジルコ
ニウム(ZrN )のような窒化物型のセラミック;硼化
窒素(BN)、硼化ジルコニウム(ZrB2)、硼化チタ
ニウム(TiB2)のような硼化物型のセラミック及び酸
化ジルコニウム(ZrO2)、酸化クロム(Cr23 ) の
ような酸化物型のセラミックが使用できる。
【0021】本発明の精神及び範囲から離れることなく
本発明について種々の変形がなされ得ることが理解でき
よう。従って、本発明の範囲は、添付の請求の範囲によ
って決められるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を組み入れた連続高温浸漬被覆ラインの
図式的立面図である。
【図2】本発明の1実施例を組み入れた図1に示す構造
の1部分の上面図である。
【図3】図2において各支持アームの下端の一部を取り
除いたものである。
【図4】図2の4−4線に沿って切った断面図である。
【図5】図4の軸受の拡大図である。
【図6】トラニオンスリーブの片減りと支持アームの減
耗を示すポット・ロールを支持する従来型軸受の図式図
である。
【図7】トラニオンスリーブの進行した減りと減耗を示
す従来型軸受の図式図である。
【符号の説明】
10 被覆ライン 12 金属ストリップ 12A 被覆金属ストリップ 24 槽 28 湯 30 押し下げロール 36 離隔アーム 38 上端 40 下端 52 本体 54 トラニオン 55 キャップ 56 (抑止)手段 58 (支持)手段 59 開口 60 停止面 62 伸出アーム 66 スリーブ 68 軸受
フロントページの続き (73)特許権者 595078378 703 CURTIS STREET, MIDDLETOWN, OHIO 45043, U.S.A. (72)発明者 ラルフ・ダブリュ・マーティン アメリカ合衆国、ケンタッキー州、アッ シュランド、ジャクソン・アベニュー (番地なし) (72)発明者 ロバート・ディ・ワインズ・ザ・セカン ド アメリカ合衆国、ウエストバージニア 州、ハリケーン、ピー・オー・ボックス 342 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23C 2/00 - 2/40

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融被覆金属の湯を入れる槽、該湯の中
    に沈められて該湯を通る金属ストリップの移送路を画成
    する少なくとも1個のロールであって該ストリップに作
    用する引張荷重の結果としてストリップ作用力がかかる
    該ロール及び該ロールを支持する一対の離隔アームを有
    し、 該ロールは、該ストリップと接触するための外表面を有
    する円筒状本体と該本体の両端から軸方向に突出してい
    るトラニオンとを有し、 該支持アームは、上端と下端とを有し、 該上端は、該槽の上方の位置に取着され、 該下端のそれぞれは、該湯の中に没入されて且つ該ロー
    ルを支持する支持手段と該ロールの横方向スラストを抑
    止する抑止手段とを含んでおり、該支持手段の各々 は、大径の開口と、該開口の中に取着
    されたセラミック製の耐摩性軸受と、該トラニオンのそ
    れぞれに支持された耐摩性円筒状スリーブとを含んでお
    り、 該トラニオンのそれぞれは、該開口の中に配置、支持さ
    れており、 該抑止手段は、それぞれのトラニオンの外端に隣接して
    配置された停止面を含んでおり、 該軸受面は、該スリーブと少なくとも同じ幅であり、 該停止面間の距離は、該ロールの全長よりも大きく、該
    ストリップの被覆を施す間該スリーブの全幅が該軸受面
    に支持されている、 溶融金属を用いて金属ストリップに連続高温浸漬被覆を
    施す装置。
  2. 【請求項2】 該軸受面が該スリーブの幅より大きい幅
    を有する請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 該軸受が一対の並置されたインサートを
    有し、各インサートは平坦な軸受面を有する請求項1記
    載の装置。
  4. 【請求項4】 該インサートは、台形の形をしており、
    平坦な軸受面が鈍角をなして互いに交わる面内にある請
    求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】 該トラニオンの端部が耐摩性で半球状に
    形成されている請求項1記載の装置。
  6. 【請求項6】 該湯が押し下げロールと一対の安定ロー
    ルを含んでいる請求項1記載の装置。
  7. 【請求項7】 該停止面が、該下端に取着されて該下端
    から延出している伸出アームである請求項1記載の装
    置。
  8. 【請求項8】 該停止面が耐摩性である請求項7記載の
    装置。
  9. 【請求項9】 該停止面がタングステンカーバイトであ
    る請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 該軸受がタングステンカーバイトであ
    る請求項1記載の装置。
  11. 【請求項11】 該軸受が、該アームの開口の中に設け
    られた溝の中に支持されている請求項1記載の装置。
  12. 【請求項12】 溶融被覆金属の湯を入れる槽、該湯の
    中に沈められて該湯を通る金属ストリップの移送路を画
    成する少なくとも1個のロールであって該ストリップに
    作用する引張荷重の結果としてストリップ作用力がかか
    る該ロール及び該ロールを支持する一対の離隔アームを
    有し、 該ロールは、該ストリップと接触するための耐摩性外表
    面保護被覆を有する円筒状本体と該本体の両端から軸方
    向に突出しているトラニオンとを有し、 該支持アームは上端と下端とを有し、 該上端は、該槽の上方の位置に支持され、 該下端のそれぞれは、該湯の中に没入されて且つ該ロー
    ルを支持する支持手段と該ロールの横方向スラストを抑
    止する抑止手段とを含んでおり、該支持手段の各々 は、大径の開口と、該開口の中に取着
    されたセラミック製の耐摩性軸受と、該トラニオンのそ
    れぞれに支持された円筒状の耐摩性スリーブとを含んで
    おり、 該トラニオンのそれぞれは、該開口の中に配置されて支
    持されており、 各軸受は、一対の並置インサートを含んでおり、 各インサートは、平坦な軸受面を有しており、 前記平坦な軸受面は、鈍角をなして互いに交差する平面
    内に配設されており、 該抑止手段は、それぞれのトラニオンの外端に隣接して
    配置された停止面を含んでおり、 該軸受面は、該スリーブの幅と少なくとも同じ幅を有
    し、 該停止面間の距離は、該ロールの全長よりも大きくなっ
    て該スリーブの全幅が該ストリップを被覆する間該軸受
    面に支持されている、 溶融金属を用いて金属ストリップに連続高温浸漬被覆を
    施す装置。
  13. 【請求項13】 溶融被覆金属の湯を入れる槽、該湯の
    中に沈められて該湯を通る金属ストリップの移送路を画
    成する少なくとも1個のロールであって該ストリップに
    作用する引張荷重の結果としてストリップ作用力がかか
    る該ロール及び該ロールを支持する一対の離隔アームを
    有し、 該ロールは、該ストリップと接触するための耐摩性外表
    面保護被覆を有する円筒状本体と該本体の両端から軸方
    向に突出しているトラニオンとを有し、 該トラニオンのそれぞれは、半球状の端部を含み、 該支持アームは、上端と下端とを有し、 該上端は、該槽の上方の位置に支持され、 該下端のそれぞれは、該湯の中に没入されて且つ該ロー
    ルを支持する支持手段と該ロールの横方向スラストを抑
    止する抑止手段とを含んでおり、該支持手段の各々 は、大径の開口と、該開口の中に取着
    されたセラミック製の耐摩性軸受と、該トラニオンのそ
    れぞれに支持された円筒状の耐摩性スリーブとを含んで
    おり、 該トラニオンのそれぞれは、該開口の中に配置、支持さ
    れており、 各軸受は、台形横断面を有する一対の並置された棒状イ
    ンサートを含んでおり、 各インサートは、平坦な軸受面を有しており、 前記平坦な軸受面は、鈍角をなして互いに交差する平面
    内に配設されており、 該抑止手段は、それぞれのトラニオンの外端に隣接して
    位置する伸出アームを含んでおり、 該伸出アームは、該下端に支持されて且つ該下端から延
    出しており、 該軸受面は、該スリーブよりも広幅であり、 該停止面間の距離は、該ロールの全長よりも大きくなっ
    て該スリーブの全幅が該ストリップを被覆する間該軸受
    面に支持されている、 溶融金属を用いて金属ストリップに連続高温浸漬被覆を
    施す装置。
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