JP3181854B2 - 水性接着剤組成物 - Google Patents

水性接着剤組成物

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JP3181854B2 JP09834497A JP9834497A JP3181854B2 JP 3181854 B2 JP3181854 B2 JP 3181854B2 JP 09834497 A JP09834497 A JP 09834497A JP 9834497 A JP9834497 A JP 9834497A JP 3181854 B2 JP3181854 B2 JP 3181854B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水性接着剤組成物に
関する。さらに詳しくは、初期接着性、耐水接着性およ
び耐油接着性が求められるプラスチックフォーム(ポリ
ウレタンフォーム、発泡ポリオレフィン、発泡ポリ塩化
ビニルなど)の接着に適した水性接着剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プラスチックフォームの接着剤と
しては溶剤系のポリウレタン樹脂接着剤が広く使用され
ている。また、水分散性のポリウレタン樹脂接着剤とし
ては、熱処理によりイソシアネート基を再生するメチル
エチルケトンオキシム、アセトアセトン等のブロック化
剤を使用したブロックイソシアネート系のもの(たとえ
ば特公平2−32294号公報)が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者のものは有機溶剤を使用しているため、低公害、省資
源、安全衛生の面から問題があり、後者のものはブロッ
クが解離してイソシアネート基を再生する温度が高いた
め、限られた基材に対してしか使用できないという問題
があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点に鑑み、初期接着性、耐水接着性および耐油接着性を
兼ね備えた接着剤を得るべく鋭意検討した結果、本発明
に到達した。すなわち本発明は、ポリウレタン樹脂
(A)の水分散体および水分散性のポリイソシアネート
成分(B)からなり;該(A)が、カルボキシル基含有
イソシアネート基末端プレポリマーとそのイソシアネー
ト基に対して過剰当量のヒドラジン基含有化合物(f)
との反応物の(f)以外の塩基(e)による中和物から
なり;該プレポリマーは、有機ポリイソシアネート
(a)、水酸基1個当りの分子量が150〜3000の
ポリオール(b)、α,α−ジメチロールモノカルボン
酸(c)からのカルボキシル基含有イソシアネート基末
端プレポリマーであり;該(f)は、ヒドラジン、2塩
基酸ジヒドラジドおよびカルボジヒドラジドからなる群
から選ばれる少なくとも一種であり;該(A)は、分子
末端にヒドラジン基(−HNNH2)を有し且つ500
〜15000のヒドラジン基当量を有することを特徴と
する、プラスチックフォーム用水性接着剤組成物;ポリ
ウレタン樹脂(A)の水分散体および水分散性のポリイ
ソシアネート成分(B)からなり;該(A)が、カルボ
キシル基含有イソシアネート基末端プレポリマーとその
イソシアネート基に対して過剰当量のヒドラジン基含有
化合物(f)との反応物の(f)以外の塩基(e)によ
る中和物からなり;該プレポリマーは、有機ポリイソシ
アネート(a)、水酸基1個当りの分子量が150〜3
000のポリオール(b)、α,α−ジメチロールモノ
カルボン酸(c)、および水酸基1個当たりの分子量が
150未満のポリオールからのカルボキシル基含有イソ
シアネート基末端プレポリマーであり;該(f)は、ヒ
ドラジン、2塩基酸ジヒドラジドおよびカルボジヒドラ
ジドからなる群から選ばれる少なくとも一種であり;該
(A)は、分子末端にヒドラジン基(−HNNH2)を
有し且つ500〜15000のヒドラジン基当量を有す
ることを特徴とする、プラスチックフォーム用水性接着
剤組成物;ポリウレタン樹脂(A)の水分散体および水
分散性のポリイソシアネート成分(B)からなり;該
(A)が、カルボキシル基含有イソシアネート基末端プ
レポリマーとそのイソシアネート基に対して過剰当量の
ヒドラジン基含有化合物(f)との反応物の(f)以外
の塩基(e)による中和物からなり;該プレポリマー
は、有機ポリイソシアネート(a)、水酸基1個当りの
分子量が150〜3000のポリオール(b)、α,α
−ジメチロールモノカルボン酸(c)、および低分子活
性水素化合物(d)からのカルボキシル基含有イソシア
ネート基末端プレポリマーであり、(d)がエチレング
リコール、プロピレングリコール、1,3ーまたは1,
4ーブタンジオール、ネオペンチルグリコール、ジエチ
レングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパ
ン、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、イソ
ホロンジアミン、1,4−ジアミノシクロヘキサン、ト
リレンジアミンおよび4,4’−ジアミノジフェニルメ
タンから選ばれるものであり;該(f)は、ヒドラジ
ン、2塩基酸ジヒドラジドおよびカルボジヒドラジドか
らなる群から選ばれる少なくとも一種であり;該(A)
は、分子末端にヒドラジン基(−HNNH2)を有し且
つ500〜15000のヒドラジン基当量を有すること
を特徴とする、プラスチックフォーム用水性接着剤組成
物;ならびに、ポリウレタンフォーム、発泡ポリ塩化ビ
ニル、発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレン及び発泡
ポリスチレンから選ばれるプラスチックフォームからな
る被着体が該水性接着剤組成物で接着されてなることを
特徴とするプラスチックフォームの接着体;である。
【0005】本発明における(A)を構成する有機ポリ
イソシアネート(a)としては、たとえば、炭素数(イ
ソシアネート基中の炭素を除く)2〜12の脂肪族ポリ
イソシアネート[エチレンジイソシアネート、テトラメ
チレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネ
ート(HDI)、ドデカメチレンジイソシアネート、
2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネー
ト、リジンジイソシアネート、1,3,6−ヘキサメチ
レントリイソシアネートなど];炭素数(イソシアネー
ト基中の炭素を除く)4〜15の脂環族ポリイソシアネ
ート[イソホロンジイソシアネート(IPDI)、ジシ
クロヘキシルメタン−4,4’ージイソシアネート(水
添MDI)、1,4−シクロヘキサンジイソシアネー
ト、メチルシクロヘキサン−2,4−ジイソシアネー
ト、1,4−ビス(2−イソシアネートエチル)シクロ
ヘキサンなど];炭素数(イソシアネート基中の炭素を
除く)8〜12の芳香脂肪族ポリイソシアネート[キシ
リレンジイソシアネート、テトラメチルキシリレンジイ
ソシアネート(TMXDI)など];炭素数(イソシア
ネート基中の炭素を除く)6以上の芳香族ポリイソシア
ネート[1,4−フェニレンジイソシアネート、2,4
−または2,6−トルエンジイソシアネート(TD
I)、ジフェニルメタン−2,4’−または4,4’−
ジイソシアネート(MDI)、ナフタレン−1,5−ジ
イソシアネート、3,3’−ジメチルジフェニルメタン
−4,4’−ジイソシアネート、o−トリジンジイソシ
アネート、粗製TDI、ポリフェニルメタンポリイソシ
アネート(粗製MDI)など];およびこれらの二種以
上の混合物が挙げられる。これらのうち好ましいものは
TDI、MDI、HDI、IPDI、水添MDIおよび
TMXDIであり、特に好ましいものはTDIおよびM
DIである。
【0006】高分子ポリオール(b)としては、ポリエ
ーテルポリオール{低分子ポリオール[多価アルコール
類(エチレングリコール、プロピレングリコール、1,
3ーまたは1,4ーブタンジオール、ネオペンチルグリ
コール、ジエチレングリコールなどの二官能ポリオー
ル;グリセリン、トリメチロールプロパン、ソルビトー
ルなどの三官能以上のポリオール)、多価フェノール類
(ビスフェノールAなどのビスフェノール類)]および
アミン類(アルカノールアミンたとえばモノエタノール
アミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン;
脂肪族アミンたとえばモノブチルアミン、エチレンジア
ミン、ヘキサメチレンジアミン、ジエチレントリアミ
ン;脂環族アミンたとえばイソホロンジアミン、1,4
−ジアミノシクロヘキサン;芳香族アミンたとえばトリ
レンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニルメタンな
ど)のアルキレンオキサイド[炭素数2〜4のアルキレ
ンオキサイド(エチレンオキサイド、プロピレンオキサ
イド、ブチレンオキサイドなど)の一種または二種以上
(ランダムおよび/またはブロック)]付加物、アルキ
レンオキサイドの開環重合物(ポリテトラメチレンエー
テルグリコールなど)など};ポリエステルポリオール
{ポリカルボン酸[脂肪族ポリカルボン酸(たとえばア
ジピン酸、コハク酸、フマル酸、セバチン酸、マレイン
酸および二量化リノレイン酸)および/または芳香族ポ
リカルボン酸(たとえばフタル酸、イソフタル酸および
テレフタル酸)]と低分子ポリオール(前記多価アルコ
ール類)またはポリエーテルポリオール(ポリエチレン
グリコール、ポリプロピレングリコールなど)との重縮
合反応で得られる末端がヒドロキシル基のポリエステル
ポリオール、ポリラクトンポリオール(ポリカプロラク
トンジオールなど)、ポリカーボネートジオールな
ど};およびこれらの二種以上の混合物が挙げられる。
これらのうち好ましいものはポリエステルポリオールで
ある。該(b)のOH当量(水酸基1個当りの分子量)
は通常150〜3000、好ましくは200〜2500
である。
【0007】α,α−ジメチロールモノカルボン酸
(c)は、ポリウレタン樹脂(A)を水中に安定に分散
させるためのアニオン性の親水基の導入のために使用さ
れる成分であり、具体例としては、α,α−ジメチロー
ル酢酸、α,α−ジメチロールプロピオン酸およびα,
α−ジメチロール酪酸が挙げられ、好ましいものはα,
α−ジメチロールプロピオン酸である。(A)における
(c)の量は、カルボキシル基(−COOH)が、
(A)の固形分当たり通常0.3〜6重量%、好ましく
は0.4〜5重量%となる量である。カルボキシル基の
量が0.3重量%未満では安定な分散体が得られず、6
重量%を超えると耐水性が低下する。
【0008】必要により用いられる低分子活性水素化合
物(d)としては、低分子ポリオールおよびポリアミン
が挙げられる。低分子ポリオールとしては、たとえば前
記ポリエーテルポリオールの原料として例示した多価ア
ルコール類のうちの二官能または三官能低分子ポリオー
ルが挙げられる。ポリアミンとしては、たとえば前記ポ
リエーテルポリオールの原料として挙げたアミン類のう
ちのジアミンが挙げられる。これらのうち好ましいもの
は低分子ポリオールである。
【0009】ポリウレタン樹脂中のカルボキシル基を中
和する塩基(e)としては、(f)以外の有機塩基(例
えばトリメチルアミン、トリエチルアミンなど)および
無機塩基(例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
アンモニアなど)が挙げられる。これらのうち好ましい
ものは有機塩基である。該(e)の量は(A)中のカル
ボキシル基1モル当たり通常0.3〜1モルである。
【0010】ヒドラジン基含有化合物(f)としては、
ヒドラジン、2塩基酸ジヒドラジド(たとえばアジピ
ン酸ジヒドラジド、セバシン酸ジヒドラジド、イソフタ
ル酸ジヒドラジド、イミノジ酢酸ジヒドラジドなど)お
よびカルボジヒドラジドが用いられる。好ましいものは
ヒドラジン、アジピン酸ジヒドラジドおよびカルボジヒ
ドラジドである。
【0011】(A)の製造方法は特に限定されないが、
たとえば分子内に活性水素基を含まない有機溶剤(例え
ばアセトン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、N−メ
チルピロリドントルエン、酢酸エチルなど)の存在下ま
たは非存在下で、有機ポリイソシアネート(a)と活性
水素基含有化合物成分[(b)、(c)および必要によ
り(d)]とを、イソシアネート(以下、NCOと略
記)基とカルボキシル基以外の活性水素基との当量比が
通常(1.05〜2):1、好ましくは(1.05〜
1.5):1の範囲でワンショット法または多段法によ
り、通常20〜150℃、好ましくは60〜120℃で
反応させてカルボキシル基含有末端NCOプレポリマー
とする。該プレポリマー中のNCO基含有量は通常0.
5〜5重量%である。
【0012】つづいてヒドラジン基含有化合物(f)を
反応させるが、該反応方法としては、前記プレポリマー
を塩基(e)で中和する前、中和と同時、または中和後
に、NCO基に対して過剰当量の(f)を反応させて、
分子末端にヒドラジン基を含有させたのち、水を加えて
乳化する方法;あるいは該プレポリマーを(e)で中和
したあと、(f)の水溶液を加えながら反応、乳化を行
う方法が挙げられる。上記(f)の量はプレポリマー中
のNCO基1当量に対して通常1.1〜2当量である。
また必要により得られた乳化物より有機溶剤を除去して
もよい。
【0013】本発明においては、(A)の分子末端にヒ
ドラジン基(−NHNH2)を含有していることが必要
であり、この基を含有していることによって水分散性ポ
リイソシアネート化合物(B)による架橋反応とが可能
となる。(A)中のヒドラジン基の量は、(A)のヒド
ラジン基当量(ヒドラジン基1個当たりの分子量)が通
常500〜15000、好ましくは1000〜1500
0となる量である。ヒドラジン基当量が500未満では
接着剤がもろくなり接着強度が低下し、15000を越
えると、初期接着性が低下するので好ましくない。ヒド
ラジン基当量は、下式により求められる。ヒドラジン基
当量=(NCO末端プレポリマーの重量+ヒドラジン基
含有化合物の重量)÷(ヒドラジン基含有化合物の−N
HNH2基の当量数−NCO末端プレポリマーのNCO
基の当量数)
【0014】本発明におけるもう一方の必須成分である
水分散性ポリイソシアネート化合物(B)としては、た
とえばポリイソシアネート化合物に界面活性剤(たとえ
ば特開昭63−317515号公報および特開昭64−
114号公報記載の化合物)を配合したもの、分子中に
ポリオキシエチレン鎖などの親水性基を導入したポリイ
ソシアネート化合物(たとえば特公平1−48263号
公報、特公平2−58287号公報記載の化合物)が挙
げられ、水に分散できるものであればいずれも使用でき
る。具体例としては「アクアネート110」(日本ポリ
ウレタン工業製)「タケネートNW−4(2)」(武田
薬品工業製)「コスモネートM−200W」(三井東圧
化学製)などが挙げられる。
【0015】本発明における(A)と(B)の固形分重
量比は、通常(99:1)〜(50:50)、好ましく
は(97:3)〜(70:30)である。(B)の比率
が1未満では十分な耐水接着性および耐油接着性が得ら
れず、50を超えると接着剤がもろくなり接着強度が低
下するので好ましくない。
【0016】(A)と(B)の混合方法は特に限定され
ず、例えば(A)と(B)とを、櫂型攪拌方式による混
合やその他の混合装置(ニーダー、インペラー分散機、
ストーンミルなど)を用いて混合する方法が挙げられ
る。
【0017】本発明の接着剤の被着体であるプラスチッ
クフォームとしては、ポリウレタンフォーム、発泡ポリ
塩化ビニル、発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレン、
発泡ポリスチレンなどが挙げられる。
【0018】本発明の水性接着剤組成物には、必要に応
じて他の水性樹脂、無機充填剤、安定剤、分散剤、界面
活性剤、増粘剤、防腐剤、凍結防止剤などの添加剤を加
えることができる。これらの具体例としては下記のもの
が挙げられる。 水性樹脂:アクリル系、酢酸ビニル系、塩化ビニル系ま
たはウレタン系樹脂の水分散体、SBR系またはNBR
系ラテックスなど。 無機充填剤:炭酸カルシウム、シリカ、タルクなど。 安定剤:ヒンダードフェノール系、燐系、ベンゾフェノ
ン系、ベンゾトリアゾール系、オキザリックアシッドア
ニリド系、ヒンダードアミン系などの安定剤。 分散剤:ポリアクリル酸(塩)など。 界面活性剤:ノニルフェノールのエチレンオキサイド付
加物などのノニオン界面活性剤など。 増粘剤:ポリアクリル酸(塩)、セルロース誘導体、で
んぷん誘導体、ポリビニルアルコールなど。 防腐剤:有機窒素硫黄化合物系または有機硫黄ハロゲン
化合物系防腐剤など。 凍結防止剤:エチレングリコール、プロピレングリコー
ルなど。
【0019】本発明の水性接着剤組成物を被着体へ塗布
する方法としては、刷毛塗り、ロール塗り、スプレー塗
り、流し塗りまたは浸漬法等の方法が挙げられる。塗布
した接着剤を乾燥後、もう一方の被着体と張り合わせ
(ドライ接着)、常温で養生すれば架橋が進行し接着剤
層は硬化する。また、必要により60〜80℃程度に加
熱して硬化を促進させることもできる。さらに、塗布し
た接着剤を乾燥せずもう一方の被着体と張り合わせ(ウ
エット接着)、養生することも可能である。
【0020】本発明の水性接着剤組成物は、特に初期接
着性、耐水接着性および耐油接着性にすぐれるのでプラ
スチックフォームの接着剤として好適に使用される。ま
た、プラスチック成型品、木材、繊維、金属等の接着剤
として使用も可能である。
【0021】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。以下にお
いて、部は重量部、%は重量%を示す。
【0022】製造例1 温度計および攪拌機を備えた密閉反応槽に、ポリブチレ
ンアジペートジオール(数平均分子量2000)19
5.8部、1,4−ブタンジオール0.6部、ジメチロ
ールプロピオン酸8.9部、TDI44.7部およびテ
トラヒドロフラン250.0部を仕込み、反応系を窒素
ガスで置換したのち、攪拌下80℃で9時間反応してN
CO%含有量1.1%のNCO末端ウレタンプレポリマ
ーを得た。得られたテトラヒドロフラン溶液を30℃に
冷却してトリエチルアミン6.7部を加えた。つぎに8
0%ヒドラジンヒドラート水溶液8.1部を水381.
0部に溶解し、該テトラヒドロフラン溶液に加えヒドラ
ジンブロック、乳化させた後、減圧下50〜60℃でテ
トラヒドロフランを溜去し、固形分40%、粘度330
cP/25℃、ヒドラジン残基当量1982のポリウレ
タン樹脂の水分散液635部(A1)を得た。
【0023】製造例2 温度計および攪拌機を備えた密閉反応槽に、ポリカプロ
ラクトンジオール(数平均分子量2020)176.3
部、1,4−ブタンジオール4.5部、ジメチロールプ
ロピオン酸6.7部、IPDI62.5部およびアセト
ン250.0部を仕込み、反応系を窒素ガスで置換した
のち、攪拌下80℃で9時間反応してNCO%含有量
1.2%のNCO末端ウレタンプレポリマーを得た。得
られたアセトン溶液にアジピン酸ジヒドラジドを24.
8部加え、80℃で5時間反応してNCOを完全に反応
させたアジピン酸ジヒドラジドブロック物を得た。得ら
れたブロック物を30℃に冷却してトリエチルアミン
5.1部を加えた。つぎに水412.2部を加え乳化し
た後、減圧下50〜60℃でアセトンを溜去し、固形分
40%、粘度366cP/25℃、ヒドラジン残基当量
1934のポリウレタン樹脂の水分散液687部(A
2)を得た。
【0024】製造例3 温度計および攪拌機を備えた密閉反応槽に、3−メチル
レンタンアジペートジオール(数平均分子量985)1
54.3部、ジメチロールプロピオン酸18.6部、T
DI77.1部およびジオキサン250.0部を仕込
み、反応系を窒素ガスで置換したのち、攪拌下80℃で
8時間反応してNCO%含有量2.1%のNCO末端ウ
レタンプレポリマーを得た。得られたジオキサン溶液を
30℃に冷却してトリエチルアミン14.0部と80%
ヒドラジンヒドラート水溶液15.6部を加えて中和、
ヒドラジンブロックした。つぎに、水387.0部を該
ジオキサン溶液に加えて乳化した後、減圧下50〜60
℃でジオキサンを溜去し、固形分40%、粘度390c
P/25℃、ヒドラジン残基当量1035のポリウレタ
ン樹脂の水分散液645部(A3)を得た。
【0025】製造例4 温度計および攪拌機を備えた密閉反応槽に、3−メチル
ペンタンアジペートジオール(数平均分子量2975)
203.6部、ジメチロールプロピオン酸8.9部、H
DI37.5部およびジオキサン250.0部を仕込
み、反応系を窒素ガスで置換したのち、攪拌下80℃で
9時間反応してNCO%含有量1.0%のNCO末端ウ
レタンプレポリマーを得た。得られたジオキサン溶液に
アジピン酸ジヒドラジドを12.1部加え、80℃で5
時間反応してNCOを完全に反応させたアジピン酸ジヒ
ドラジドブロック物を得た。得られたブロック物を30
℃に冷却してトリエチルアミン6.7部を加えた。つぎ
に、水393.0部を加え乳化した後、減圧下50〜6
0℃でジオキサンを溜去し、固形分40%、粘度120
6cP/25℃、ヒドラジン残基当量13105のポリ
ウレタン樹脂の水分散液655部(A4)を得た。
【0026】製造例5 温度計および攪拌機を備えた密閉反応槽に、3−メチル
ペンタンアジペートジオール(数平均分子量2975)
203.6部、ジメチロールプロピオン酸8.9部、H
DI37.5部およびジオキサン250.0部を仕込
み、反応系を窒素ガスで置換したのち、攪拌下80℃で
9時間反応してNCO%含有量1.0%のNCO末端ウ
レタンプレポリマーを得た。得られたジオキサン溶液に
アジピン酸ジヒドラジドを11.6部加え、80℃で5
時間反応してNCOを完全に反応させたアジピン酸ジヒ
ドラジドブロック物を得た。得られたブロック物を30
℃に冷却してトリエチルアミン6.7部を加えた。つぎ
に、水392.0部を加え乳化した後、減圧下50〜6
0℃でジオキサンを溜去し、固形分40%、粘度154
5cP/25℃、ヒドラジン残基当量18167のポリ
ウレタン樹脂の水分散液654部(A5)を得た。
【0027】製造例6 温度計および攪拌機を備えた密閉反応槽に、ポリカプロ
ラクトンジオール(数平均分子量1950)194.7
部、ジメチロールプロピオン酸8.9部、TDI46.
4部およびアセトン250.0部を仕込み、反応系を窒
素ガスで置換したのち、攪拌下80℃で8時間反応して
NCO%含有量1.2%のNCO末端ウレタンプレポリ
マーを得た。得られたアセトン溶液を30℃に冷却して
トリエチルアミン6.7部を加えた。つぎに水375.
0部を該アセトン溶液に加え水伸長、乳化した後、減圧
下50〜60℃でアセトンを溜去し、固形分40%、粘
度585cp/25℃のポリウレタン樹脂の水分散液6
25部(A6)を得た。
【0028】実施例1〜4 製造例1〜4で得られた、ポリウレタン樹脂の分散液
(A1)〜(A4)と水分散性ポリイソシアネート化合
物(B1)または(B2)とを表1に示す配合割合でそ
れぞれ配合し、本発明の接着剤組成物を得た。これらに
ついて、下記の性能試験方法に従い初期接着性、耐水接
着性および耐油接着性の試験を行った。その結果を表3
に示す。なお、水分散性ポリイソシアネート化合物(B
1)および(B2)はそれぞれ下記のとおりである。 B1:「アクアネート110」(日本ポリウレタン工業
製) B2:「タケネートNW−4(2)」(武田薬品工業
製)
【0029】
【表1】
【0030】比較例1または2 製造例5および6で得られた、ポリウレタン樹脂の分散
液(A5)または(A6)と水分散性ポリイソシアネー
ト化合物(B1)とを表2に示す配合割合でそれぞれ配
合し、比較の接着剤組成物を得た。これらについて、下
記の性能試験方法に従い初期接着性、耐水接着性および
耐油接着性の試験を行った。その結果を表3に示す。
【0031】
【表2】
【0032】
【表3】
【0033】〔性能試験方法〕 初期接着性:実施例1〜4、比較例1および2の配合物
を、粘度が4000〜5000cPになるように増粘剤
(サンノプコ製「SNシックナーA−803」)で調整
し、軟質ウレタンスラブフォーム(100mm×120
mm、厚み5mm、かさ比重0.05)に塗布量が50
g/m2となるように塗布した。80℃で2分間乾燥
後、接着剤を塗布していない別の軟質ウレタンスラブフ
ォーム(100mm×120mm、厚み5mm、かさ比
重0.05)を4Kgの荷重で10秒間圧着し、ただち
に25mm幅に切断した試験片をオートグラフ(クロス
ヘッド速度500mm/min.)で、剥離強度を測定
した。剥離強度が、25mm幅で200g以上を初期接
着性良好とした。 耐水接着性:初期接着性と同じように作成した試験片
を、室温で24時間養生した。その後、沸騰水に1時間
浸漬後ただちに剥離強度を測定した。被着体の軟質ウレ
タンスラブフォームが材破するものを良好とした。 耐油接着性:初期接着性と同じように作成した試験片
を、室温で24時間養生後、軽油に6時間浸漬後ただち
に剥離強度を測定した。被着体の軟質ウレタンスラブフ
ォームが材破するものを良好とした。
【0034】
【発明の効果】本発明の水性接着剤組成物は、従来技術
では達し得なかった下記の効果を有する。 (1)優れた初期接着性と、耐水接着性および耐油接着
性とを併せ有する。 (2)塗布面を乾燥して貼合わせても十分な初期接着性
が得られる。 (3)常温養生で良好な耐水接着性と耐油接着性とを併
せ有する。 上記効果を奏することから本発明の水性接着組成物は、
とくに初期接着性、耐水接着性および耐油接着性が求め
られるプラスチックフォームの接着剤として極めて有用
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−27242(JP,A) 特開 平8−27243(JP,A) 特開 平7−196764(JP,A) 特開 平6−206972(JP,A) 特開 平10−60260(JP,A) 特開 平10−60259(JP,A) 特開 平10−53636(JP,A) 特開 平7−10948(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09J 1/00 - 201/10 C08L 1/00 - 201/16 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリウレタン樹脂(A)の水分散体およ
    び水分散性のポリイソシアネート成分(B)からなり;
    該(A)が、カルボキシル基含有イソシアネート基末端
    プレポリマーとそのイソシアネート基に対して過剰当量
    のヒドラジン基含有化合物(f)との反応物の(f)以
    外の塩基(e)による中和物からなり;該プレポリマー
    は、有機ポリイソシアネート(a)、水酸基1個当りの
    分子量が150〜3000のポリオール(b)、α,α
    −ジメチロールモノカルボン酸(c)からのカルボキシ
    ル基含有イソシアネート基末端プレポリマーであり;該
    (f)は、ヒドラジン、2塩基酸ジヒドラジドおよびカ
    ルボジヒドラジドからなる群から選ばれる少なくとも一
    種であり;該(A)は、分子末端にヒドラジン基(−H
    NNH2)を有し且つ500〜15000のヒドラジン
    基当量を有することを特徴とする、プラスチックフォー
    ム用水性接着剤組成物。
  2. 【請求項2】 ポリウレタン樹脂(A)の水分散体およ
    び水分散性のポリイソシアネート成分(B)からなり;
    該(A)が、カルボキシル基含有イソシアネート基末端
    プレポリマーとそのイソシアネート基に対して過剰当量
    のヒドラジン基含有化合物(f)との反応物の(f)以
    外の塩基(e)による中和物からなり;該プレポリマー
    は、有機ポリイソシアネート(a)、水酸基1個当りの
    分子量が150〜3000のポリオール(b)、α,α
    −ジメチロールモノカルボン酸(c)、および水酸基1
    個当たりの分子量が150未満のポリオールからのカル
    ボキシル基含有イソシアネート基末端プレポリマーであ
    り;該(f)は、ヒドラジン、2塩基酸ジヒドラジドお
    よびカルボジヒドラジドからなる群から選ばれる少なく
    とも一種であり;該(A)は、分子末端にヒドラジン基
    (−HNNH2)を有し且つ500〜15000のヒド
    ラジン基当量を有することを特徴とする、プラスチック
    フォーム用水性接着剤組成物。
  3. 【請求項3】 ポリウレタン樹脂(A)の水分散体およ
    び水分散性のポリイソシアネート成分(B)からなり;
    該(A)が、カルボキシル基含有イソシアネート基末端
    プレポリマーとそのイソシアネート基に対して過剰当量
    のヒドラジン基含有化合物(f)との反応物の(f)以
    外の塩基(e)による中和物からなり;該プレポリマー
    は、有機ポリイソシアネート(a)、水酸基1個当りの
    分子量が150〜3000のポリオール(b)、α,α
    −ジメチロールモノカルボン酸(c)、および低分子活
    性水素化合物(d)からのカルボキシル基含有イソシア
    ネート基末端プレポリマーであり、(d)がエチレング
    リコール、プロピレングリコール、1,3ーまたは1,
    4ーブタンジオール、ネオペンチルグリコール、ジエチ
    レングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパ
    ン、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、イソ
    ホロンジアミン、1,4−ジアミノシクロヘキサン、ト
    リレンジアミンおよび4,4’−ジアミノジフェニルメ
    タンから選ばれるものであり;該(f)は、ヒドラジ
    ン、2塩基酸ジヒドラジドおよびカルボジヒドラジドか
    らなる群から選ばれる少なくとも一種であり;該(A)
    は、分子末端にヒドラジン基(−HNNH2)を有し且
    つ500〜15000のヒドラジン基当量を有すること
    を特徴とする、プラスチックフォーム用水性接着剤組成
    物。
  4. 【請求項4】 (B)が、ポリイソシアネート化合物と
    界面活性剤との混合物、および/または、分子中にポリ
    オキシエチレン鎖からなる親水性基を導入したポリイソ
    シアネート化合物である請求項1、2または3記載の水
    性接着剤組成物。
  5. 【請求項5】 (A)と(B)の固形分重量比が99:
    1〜50:50である請求項1〜4のいずれかに記載の
    水性接着剤組成物。
  6. 【請求項6】 ポリウレタンフォーム、発泡ポリ塩化
    ビニル、発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレン及び発
    泡ポリスチレンから選ばれるプラスチックフォームから
    なる被着体が請求項1〜5のいずれかに記載の水性接着
    剤組成物で接着されてなることを特徴とするプラスチッ
    クフォームの接着体。
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