JP3181247B2 - 糸鋸機のワーク押圧具 - Google Patents

糸鋸機のワーク押圧具

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JP3181247B2
JP3181247B2 JP24997497A JP24997497A JP3181247B2 JP 3181247 B2 JP3181247 B2 JP 3181247B2 JP 24997497 A JP24997497 A JP 24997497A JP 24997497 A JP24997497 A JP 24997497A JP 3181247 B2 JP3181247 B2 JP 3181247B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、糸鋸を使用して
作業テーブル上でワークの切断作業をする際にワークを
押え込む糸鋸機のワーク押圧具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来の糸鋸機のワーク押圧具として図
7及び図8に示すものがある。この従来の糸鋸機のワー
ク押圧具においてはカバー51の連結部52が軟質の透
明塩化ビニ−ル製のパイプ53の一端54に挿入され、
同パイプ53の他端56には二股に分かれた押圧部57
の延出部58が挿入されていた。したがって、押圧部5
7とカバー51及びこれらを連結するパイプ53によっ
て閉鎖領域が形成されていた。そして鋸刃はこの領域内
で上下動するようになっていた。このような糸鋸機のワ
ーク押圧具では鋸刃を取り替える場合にはパイプ53を
延出部58から抜き取るか、あるいはカバー51をパイ
プ53から抜き取るかいずれかの操作を行い閉鎖領域を
開放して、両押圧部57間に配置された鋸刃を押圧具の
側方に移動させるようにしなければならなかった。そし
て、新しい鋸刃をセットした後、再びパイプ53あるい
はカバー51を装着していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかし、鋸刃の交換
の度毎にパイプ53あるいはカバー51を抜き取り、ま
た装着する作業をするのは面倒である。更に、パイプ5
3あるいはカバー51を抜き取った場合にはそれらの紛
失の恐れがあった。またパイプ53が軟質材のために抜
脱後に変形してしまい、装着時には延出部58に挿入可
能な形状に戻す面倒な手作業が必要があった。本発明は
このような従来の課題を解決せんとしたものであって、
その目的はカバーを取り外さなくとも鋸刃の脱着が可能
な糸鋸機のワーク押圧具を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成する
ため請求項1の発明では、鋸刃が上下動する際のワーク
の跳ね上がりを防止するために押圧部によりテーブル上
に載置したワークを押圧するようにした糸鋸機のワーク
押圧具において、前記押圧部を二股に構成することで前
記鋸刃が上下動する際の通路となる一方が開放された領
域を設け、同押圧部には前記領域の残る一方を包囲して
同領域を閉鎖するとともに前記テーブル面から上方に起
立する起立部を備えたカバーを装着し、同カバーを前記
押圧部に回動可能に取着して同領域の開放を可能にする
ようにしたことを要旨とする。上記のように構成したた
め、鋸刃は押圧部で包囲された領域内でテーブル上のワ
ークを切断する。この時、鋸刃は押圧部とカバーとによ
って四方を包囲されている。鋸刃を交換する場合には押
圧部に設けられたカバーを回動させて包囲領域の一方を
開放させる。また、請求項2の発明では、上記請求項1
の発明の構成に加えて、前記カバーを一端において前記
押圧部に回動可能に取着するとともに、他端において係
合部材を備え、同係合部材は前記領域が閉鎖された状態
で同押圧部側の被係合部材に係合するようにしたことを
要旨とする。上記のように構成したため、上記請求項1
の発明の作用に加え、鋸刃が押圧部とカバーとによって
四方を包囲された状態で、カバーの係合部材は同押圧部
側の被係合部材と係合する。
【0005】
【発明の効果】 請求項1の発明では、鋸刃の交換の度
毎にカバ−を着脱する必要がなく、カバ−は押圧部に装
着されているため紛失することがない。また、請求項2
の発明では、上記効果に加えてカバーは包囲領域を閉鎖
するように押圧部に対して確実に固定される。
【0006】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の具体的な実施の
形態を図1〜図6に基づいて説明する。図5に示すよう
に、糸鋸機11の機台12上の上部前方にはフレーム1
3に支持された作業テ−ブル15が配置されている。機
台12の後方にはアーム16が配設されている。アーム
16は機台12の後方から機台12前方側に向かって湾
曲状に延出されている。アーム16の先端には上部吊り
上げ部17を介して上部刃止部18が装着されている。
上部刃止部18は図示しないスプリングによって常時下
方に付勢されている。作業テ−ブル15の下方には下部
刃止部19が配設されている。鋸刃31は上下部刃止部
18,19に保持される。
【0007】ア−ム16の先端近傍から板押さえ支柱1
4が下垂されている。該板押さえ支柱の下端にはガイド
ホールダ20を介在してローラガイド21が装着され、
同ローラガイド21の下にはワーク押圧具22が装着さ
れている。図1〜図4に示すように、ワーク押圧具22
は本体23と押圧部24とカバー25とより構成されて
いる。本体23から突設された二股状に形成された押圧
部24はワークWを作業テ−ブル15に対して押圧し、
ワークWの跳ね上がりを防止する。押圧部24の先端に
はカバー25を取着するための第1及び第2の取着部2
6,27が上方側に折り曲げ形成されている。
【0008】両取着部26,27にはチャンネル状の外
形を有する透明プラスチック製のカバー25が装着され
ている。図3及び図4において、図上上方側に配置され
た第1の取着部26にはカバー25の基部25aが第1
のねじ28にて回動自在に装着されている。第2の取着
部27には第1の取着部26の第1のねじ28と対応す
る位置に被係合部たる第2のねじ29が固着されてい
る。
【0009】前記カバー25の先端部25bには同第2
のねじ29の軸部と係合する係合部たるくびれ部30が
形成されている。図4に示すように、カバー25はくび
れ部30が第2の取着部27に係合された状態(図2に
示す状態)で斜め上方に向かって延出される。また、こ
の状態で押圧部24及びカバー25によって四方が包囲
された閉鎖された領域Sが形成される。鋸刃31はこの
領域S内に配置されて上下動するようになっている。す
なわち、領域Sは鋸刃31が上下動する際の通路となっ
て、この領域S内でワークWは加工される。
【0010】次に、このように構成した実施の形態の作
用について説明する。図5及び図6に示すように、上下
部刃止部18,19間に保持された鋸刃31は領域Sに
おいて上下動する。この状態においては前記カバー25
側のくびれ部30は押圧部24側の第2のねじ29と係
合して領域Sは閉鎖されている。その結果、鋸刃31は
カバー25と作業者の手との間に介在されて加工作業中
の手指の保護をする。次いで鋸刃31の交換をする場合
には、鋸刃31の駆動を停止させ、カバー25を第1の
ねじ28を中心に回動させ、閉鎖された領域Sを開放す
る(図3の状態)。上下部刃止部18,19から外した
鋸刃31を押圧部24の先端側から抜き取り、逆に新し
い鋸刃31を押圧部24の先端側から進入させ再度上下
部刃止部18,19に保持させる。そして、再びカバー
25を第1のねじ28を中心に回動させくびれ部30を
押圧部24側の第2のねじ29の軸部と係合させる。カ
バー25はくびれ部30において第2のねじ29の軸部
と当接するためカバー25のそれ以上の回動は阻止され
る(図4の状態)。
【0011】このように構成することで本実施の形態で
は次のような効果が奏される。 ・新しい鋸刃31に取り換える場合には、カバー25を
第1のねじ28を中心に回動させ、閉鎖された領域Sを
開放するだけでよく、従来のようにカバーを取り外す必
要がない。そのため、鋸刃31の取り換え作業にかかる
時間が短縮される。また、カバーを取り外す必要がない
ためカバーが紛失することもない。 ・くびれ部30を押圧部24側の第2のねじ29と係合
させることで、カバー25を確実に押圧部24に固定す
ることができる。また、カバー25はくびれ部30にお
いて第2のねじ29の軸部と当接するためカバー25の
それ以上の回動が阻止されカバー25の手指保護機能効
果も維持される。 ・カバー25はチャンネル状であるため、領域Sの面積
をかなり大きくすることができ、領域S内のワークWと
鋸刃31の視認性がよい。
【0012】なお、この発明は、上記実施の形態以外に
次のように変更して実施することも可能である。 ・カバーの形状は上記実施の形態には限定されない。矩
形、半円形、馬蹄形その他いかなる形状でもよい。ま
た、カバーは硬質、透明である必要はない。材質および
透明性にはこだわらない。 ・上記実施の形態ではカバー25は第1のねじ28によ
って回動自在に装着されていたが、これはねじ以外のピ
ン等を使用するようにしてもよい。 ・上記実施の形態ではカバー25は斜め上方に延出さ
れ、カバー25全体が起立していたが、一部のみが起立
していてもよい。要はカバーによって手指が保護される
ようになっていればよい。その他、本発明はその主旨を
逸脱しない範囲において変更して実施することは自由で
ある。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の糸鋸機のワーク押圧具の斜視図。
【図2】同じく側面図。
【図3】カバ−を閉鎖した実施形態の正面図。
【図4】カバ−を開放した実施形態の正面図 。
【図5】糸鋸機の側面図。
【図6】ワーク押圧具を糸鋸機に装着した状態を説明す
る部分拡大斜視図。
【図7】従来の糸鋸機のワーク押圧具の平面図。
【図8】従来の糸鋸機のワーク押圧具の斜視図。 11…糸鋸機、15…作業テーブル、22…ワーク押圧
具、24…押圧部、25…カバー、29…被係合部材た
る第2のねじ、30…係合部材たるくびれ部、31…鋸
刃。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B27B 19/00 - 19/14 B23D 51/00 - 51/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋸刃が上下動する際のワークの跳ね上が
    りを防止するために押圧部によりテーブル上に載置した
    ワークを押圧するようにした糸鋸機のワーク押圧具にお
    いて、 前記押圧部を二股に構成することで前記鋸刃が上下動す
    る際の通路となる一方が開放された領域を設け、同押圧
    部には前記領域の残る一方を包囲して同領域を閉鎖する
    とともに前記テーブル面から上方に起立する起立部を備
    えたカバーを装着し、同カバーを前記押圧部に回動可能
    に取着して同領域の開放を可能にするようにしたことを
    特徴とする糸鋸機のワーク押圧具。
  2. 【請求項2】 前記カバーは一端において前記押圧部に
    回動可能に取着されるとともに、他端において係合部材
    を備え、同係合部材は前記領域が閉鎖された状態で同押
    圧部側の被係合部材に係合することを特徴とする請求項
    1に記載の糸鋸機のワーク押圧具。
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