JPH0432244Y2 - - Google Patents

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JPH0432244Y2
JPH0432244Y2 JP15585186U JP15585186U JPH0432244Y2 JP H0432244 Y2 JPH0432244 Y2 JP H0432244Y2 JP 15585186 U JP15585186 U JP 15585186U JP 15585186 U JP15585186 U JP 15585186U JP H0432244 Y2 JPH0432244 Y2 JP H0432244Y2
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JP
Japan
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vice
arm
vise
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holder
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JP15585186U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ラジアル・アーム・ソーのバイス装
置に関する。
〔従来の技術〕 従来、ラジアル・アーム・ソーにおいては、被
加工材をテーブル上に手で押え、手前に引きなが
ら切削作業を行うのが通常の使用方法であり、鋸
刃も手前に回転する為、かゝる使用態様では鋸刃
が被加工材に喰い込み易い。又ラジアル・アー
ム・ソーでは、被加工材を手前から後方へ押しな
がら切削作業を行うことがあるが、かゝる使用態
様では、従来のラジアル・アーム・ソーはバイス
装置を持たない為、被加工材が鋸刃の回転によつ
て持ち上げられ危険であり、又、作業性も悪い等
の問題点がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は上記問題点を解消すべくバイス装置を
設けたもので、ベース部のコラム側方部位等に設
けたバイスホルダーの前後方向に貫通した挿通孔
にバイスアームを挿通し、上記バイスホルダーに
設けた支点部と、クランプネジと、バイス押えバ
ネにてバイスアームを上下方向へ回動可能にし
て、かつ前後方向へ移動自在に支持するよう構成
することによつて、被加工材の幅、切断角度に合
わせて任意の位置を、適当な押え力で押えること
ができるようにして、被加工材の引き切り作業は
もとより、押し切り作業が可能となると共に、当
該作業の安全性と作業性を向上できるようにした
のが、その目的である。
〔問題点を解決する為の手段〕
即ち本考案は、ベース1から立設したコラム2
にガイドプレート23が昇降手段22を介在して
昇降動可能に支持され、該ガイドプレートに軸支
された刃物部26を備えると共にベース1上にテ
ーブル20を介し載置された被加工材を切削する
ラジアル・アーム・ソーにおいて、該ベース1の
後端部に固定されたバイス支持部3にバイスアー
ム用挿通孔12を有するバイスホルダー6を回転
可能にかつ任意の回転位置で固定可能に設け、該
バイスホルダー6のバイスアーム用挿通孔12に
は水平方向にバイスアーム16が挿通され、該バ
イスアーム16はバイスアーム用挿通孔12の下
部に設けられた支点部13に揺動可能に支持さ
れ、該バイスホルダー6の後端部に一端を固定し
たバイス押えバネ18の他端を、バイスアーム1
6の上面に押えることにより、バイスアーム16
の被加工材押え部16aは上方向に付勢され、か
つ、バイスホルダー6の前部には該バイスアーム
の上面に当接するバイスアーム用クランプ14を
螺進退自在に設け、バイスアームとテーブルとの
間に被加工材を固定可能にした構成とし、上記問
題点を解決したのである。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述すれ
ば、第1図、第2図に示したように、ベース部1
のコラム2が立設されている後側部にあつて、そ
のコラム2の側方部位には、円筒形状のバイス支
持部3がボルト4……止め等にて縦方向に固定さ
せてあり、該バイス支持部3の中心孔5にはバイ
スホルダー6が、その下方へ垂設してある支軸7
を上方から下方へ挿入することによつて回動操作
可能に、上記バイス支持部3の周壁に貫通したネ
ジ孔8に螺合されているクランプネジ9にて固定
されている。
上記支軸7の周壁には環状溝10が設けてあ
り、該環状溝10に、上記クランプネジ9の先端
部が係嵌されるようにして、上記バイスホルダー
6を回動操作可能に、かつクランプネジ9を僅か
に緩めた状態では、上記バイス支持部3から離脱
しないようにしてある。
上記バイスホルダー6は、上記支軸7の上端部
に、正面略逆U字形状に板材を曲成した逆U字形
状部材11の下端開口部をもつて、上記支軸7に
同軸的に嵌着した後、溶着等にて固定して一体に
形成させてあり、これにより上部には前後方向に
縦長のバイスアーム用挿通孔12が設けられてお
り、該挿通孔12の下部のバイスホルダー6の中
心線aよりも適当寸法だけ後側部にはバイスアー
ム用支点部13が、左右の側壁11a,11bに
ピン13aを貫通固定して架設することによつて
形成させてあると共に、該挿通孔12の上部の上
記中心線aよりも適当寸法だけ前側部にはバイス
アーム用クランプネジ14が、頂壁11cに上下
方向へ貫通して設けたネジ孔15に上下方向へ螺
進・退自在に螺合することにより設けられてい
て、上記挿通孔12にあつて、上部クランプネジ
14の先端と、上記支点部13との間にバイスア
ーム16が挿通させてあり、これにより、上記ク
ランプネジ14の螺進・退によつて、バイスアー
ム16は、上記支点部13を支点として上下方向
へ回転可能にして、かつ前後方向へ移動可能に配
置されている。
上記バイスアーム16には、例えば横断面が矩
形状等にして前後方向に長い部材が使用されるも
ので、その前端部を前方下方へ傾斜屈曲する等し
て被加工材Wの押え部16aが形成させてあると
共に、上記被加工材Wの横幅lに応じて任意に前
後方向へ移動した際、任意の位置に保持可能に、
その下面16bには、第3図に明示した如く上記
支点部13と嵌合可能な複数箇の凹部17……
が、長さ方向と直角に、かつ長さ方向へ適宜間隔
毎に凹設されている。
又、上記バイスホルダー6の上部後側部には、
板状の金属板を側面略円形状に曲成することによ
つてバネ性を持たせてあるバイス押えバネ18
が、その湾曲部18aの一端部18bを、上記頂
壁11cにビス19,19止め等により固定する
ことによつて配設させてあると共に、該バイス押
えバネ18は湾曲部18aの他端が、上記バイス
ホルダー6の挿通孔12内にあつて、上記バイス
アーム16の上面に重積状態となるよう前方へ略
水平に延出させてあり、その延出部18cの先端
部を、上記クランプネジ14の座面18dに、そ
の延出部18cの基端部を、上記バイスアーム1
6の押え部18eに夫々形成されていて、該押え
部18eにてバイスアーム16の上記支点部13
よりも適当寸法だけ後側部、つまり第1図におい
て左側部分を押えている。
又、上記ベース部1上にはテーブル20と、テ
ーブルフエンス21が設けてあると共に、上記コ
ラム2に昇降手段22を介して、水平状態で昇降
動作可能に設けられたガイドプレート23に鋸刃
24及びモーター25等を備えてなる刃物部26
が前後方向へ移動操作自在に吊持されている。尚
第1図において、27は鋸刃24の安全カバー、
28はハンドルを夫々示す。
而して上記構成において、これを用いて被加工
材Wをテーブル20上に押える時は、該被加工材
Wの横幅lに応じてバイスアーム16を任意に前
後方向(長さ方向)へ移動させ、適当な位置とし
たならば、凹部17を支点部13に嵌合して前後
方向の位置決めを行い、次いで、クランプネジ1
4を締め付けると、バイス押えバネ18における
座面18dを介してバイスアーム16は、上記支
点部13を支点として、第1図において時計回り
方向に回転されるので、その押え部16aは押し
下げられて被加工材Wの上面に当接し、被加工材
Wはテーブル20上に保持される。
このようにして被加工材Wの引き切り作業及び
押し切り作業を行つた後、被加工材Wをテーブル
20上から取り除くと、バイスアーム16は、バ
イス押えバネ18で支点部13の後側部が押えら
れているので、バイスアーム16の被加工材押え
部16a側が下降することはないから、被加工材
Wを新たなものと交換する時は、バイスアーム1
6を手で支える必要はない。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係るラジアル・ア
ーム・ソーのバイス装置は構成したから、バイス
アーム16により被加工材Wをテーブル20上に
押えることができることによつて被加工材Wの引
き切り作業はもとより押し切り作業が可能となる
と共に、当該両作業の安全性を向上でき、又、バ
イスアーム16を前後方向へ移動可能にして、か
つ回動可能としたので被加工材Wの横幅l、切断
角度に合わせて押え位置を容易に調整でき、又ク
ランプネジ14を支点部13と、押え部16aと
の間に設けたことにより、被加工材Wを直接ネジ
で押える方法に比べ押え力を小さくすることがで
きてテーブル20への影響は小さくなり、被加工
材Wを傷つけたり変形させることはなく、更に
又、バイスアーム16は押えバネ18によつて後
側部が押圧されているので被加工材Wを取り除い
ても、押え部16aが下降しないから、被加工材
Wを交換する際、バイスアーム16を手で支える
必要はないと共に、クランプネジ14を緩めれ
ば、押え部16a側が上昇するので、被加工材W
の取り付け、取り外しが容易で作業性に優れる等
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るラジアル・アーム・ソー
のバイス装置の実施例を一部切欠して示す側面
図、第2図は第1図における−線矢視拡大縦
断面図、第3図はバイスアームの一部拡大側面図
である。 1……ベース部、2……コラム、3……バイス
支持部、6……バイスホルダー、9,14……ク
ランプネジ、12……挿通孔、13……支点部、
16……バイスアーム、16a……押え部、18
……バイス押えバネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベース1から立設したコラム2にガイドプレー
    ト23が昇降手段22を介在して昇降動可能に支
    持され、該ガイドプレートに軸支された刃物部2
    6を備えると共にベース1上にテーブル20を介
    し載置された被加工材を切削するラジアル・アー
    ム・ソーにおいて、該ベース1の後端部に固定さ
    れたバイス支持部3にバイスアーム用挿通孔12
    を有するバイスホルダー6を回転可能にかつ任意
    の回転位置で固定可能に設け、該バイスホルダー
    6のバイスアーム用挿通孔12には水平方向にバ
    イスアーム16が挿通され、該バイスアーム16
    はバイスアーム用挿通孔12の下部に設けられた
    支点部13に揺動可能に支持され、該バイスホル
    ダー6の後端部に一端を固定したバイス押えバネ
    18の他端を、バイスアーム16の上面に押える
    ことにより、バイスアーム16の被加工材押え部
    16aは上方向に付勢され、かつ、バイスホルダ
    ー6の前部には該バイスアームの上面に当接する
    バイスアーム用クランプネジ14を螺進退自在に
    設け、バイスアームとテーブルとの間に被加工材
    を固定可能にしたことを特徴とするラジアル・ア
    ーム・ソーのバイス装置。
JP15585186U 1986-10-10 1986-10-10 Expired JPH0432244Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15585186U JPH0432244Y2 (ja) 1986-10-10 1986-10-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15585186U JPH0432244Y2 (ja) 1986-10-10 1986-10-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6360601U JPS6360601U (ja) 1988-04-22
JPH0432244Y2 true JPH0432244Y2 (ja) 1992-08-03

Family

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JP15585186U Expired JPH0432244Y2 (ja) 1986-10-10 1986-10-10

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