JP3180653B2 - 画像形成装置における駆動系ユニット装置 - Google Patents

画像形成装置における駆動系ユニット装置

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JP3180653B2
JP3180653B2 JP02823196A JP2823196A JP3180653B2 JP 3180653 B2 JP3180653 B2 JP 3180653B2 JP 02823196 A JP02823196 A JP 02823196A JP 2823196 A JP2823196 A JP 2823196A JP 3180653 B2 JP3180653 B2 JP 3180653B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やファクシ
ミリ、或いはレーザプリンタ等の画像形成装置における
駆動系ユニット装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置の一例であ
るレーザプリンタは、画像形成のための用紙を給紙する
給紙ユニットと、感光体ドラムとこれに対するトナー供
給用の現像装置と転写ローラとを内蔵するプロセスユニ
ットと、感光体ドラムに静電潜像を形成するためのスキ
ャナユニットと、用紙に転写されたトナー像を加熱定着
する定着ユニットと、これらユニットにおける回転部品
を駆動する駆動モータ、及び伝動歯車、さらには制御機
器と電源部を備えている。これらのユニットは金属板製
または合成樹脂製のメインフレームに装着し、このメイ
ンフレームには前記各ユニットに対する動力伝達用のギ
ヤ列を装着し、メインフレーム、ギヤ列及び前記ユニッ
トの四周を囲むように形成された合成樹脂製のケースカ
バーを前記メインフレームにビス等にて固着することに
より、画像形成装置の本体ケースを構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記メ
インフレームが平板状である場合には、ギヤを回転自在
に軸支するためのギヤ軸がメインフレームに対して一端
支持梁状に突出させるべく、当該各ギヤ軸の取付け強度
を大きくするため、各ギヤ軸を、圧入、かしめ等により
突出させるように設け、この各ギヤ軸にギヤを装着する
必要があった。
【0004】そのため、ギヤ軸の取付けやギヤ及び駆動
モータの装着のために、大きい形状のメインフレームを
取り扱う必要があるので、製造作業に手間取り、組立性
能が悪くなるという問題があった。また、メインフレー
ムが大型となるため、製造コストが増大するという問題
もあった。
【0005】本発明は、これらの問題を解決すべくなさ
れたものであり、組立性が良好な駆動系ユニット装置を
提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1に記載した発明の画像形成装置における駆
動系ユニット装置は、合成樹脂製のフレームに駆動系の
歯車列のためのギヤ軸を一体的に突設し、各ギヤ軸に歯
車を配置装着し、フレームの広幅面の一側に駆動モータ
を固定して駆動系ユニットを構成し、該駆動系ユニット
を、画像形成装置におけるメインフレームに着脱自在に
装着し、前記駆動系ユニットにおけるフレームを、前記
駆動モータからの動力伝達を受ける伝達上流側部位の基
板部の広幅面と伝達下流側部位の基板部の広幅面とに段
差を有するように形成し、伝達上流側部位の基板部から
突出するギヤ軸の自由端方向と伝達下流側部位の基板部
から突出するギヤ軸の自由端方向とが互いに逆向きにと
なるように形成し、前記各ギヤ軸の自由端を支持する支
持金属板を、前記各基板部の広幅面と対峙するようにフ
レームの周囲部位に装着したものである。
【0007】請求項に記載の発明は、請求項に記載
の画像形成装置における駆動系ユニット装置において、
前記各支持金属板の周囲を、前記各基板部の周囲側板部
に設けた係止爪にて係止させたものである。
【0008】請求項に記載の発明は、請求項または
請求項に記載の画像形成装置における駆動系ユニット
装置において、前記伝達上流側部位の基板部と対峙させ
た支持金属板には、駆動モータを固定したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明をレーザビーム式の
プリンタに具体化した実施形態を図面に基づいて説明す
る。図1は画像形成装置としてのレーザプリンタの主要
構成部品の斜視図、図2はレーザプリンタの概略側断面
図である。プリンタの本体ケース1は、図1に示すよう
に、上面からスキャナユニット2とプロセスユニット3
と、定着ユニット4と、給紙ユニット5とを装着する合
成樹脂製のメインフレーム1aと、該メインフレーム1
aの四周(前後及び左右両側)外面を覆う合成樹脂製の
メインカバー体1bとからなり、メインフレーム1aと
メインカバー体1bとを、一体的に射出成形等により形
成したものである。そして、駆動モータとギヤ列を含む
駆動系ユニット6は、メインカバー体1bの図1の左側
内面とそれに近接するメインフレーム1aの左側との間
の凹所33内に本体ケース1の下方から挿入して装着固
定する。さらに、前記メインフレーム1a及びメインカ
バー体1bの上面を覆うための合成樹脂製のトップカバ
ー7には、前記メインフレーム1aの右側に上向きに突
出する操作パネル部1cを貫通させる孔7aと、前記給
紙ユニット5の基部を貫通させるための孔7bとを穿設
している。排紙トレイ8の基部は前記トップカバー7の
前端の左右両側に突設したブラケット9、9(図1で一
方のみ示す)に上下回動可能に装着されており、不使用
の場合には、排紙トレイ8をトップカバー7の上面側に
折り畳んで覆うことができる構成である。
【0010】積層された状態で給紙ユニット5における
フィダー部ケース5a内にセットされた用紙Pの先端側
はフィダー部ケース5a内の付勢ばね10a付き支持板
10にて給紙ローラ11に向かって押圧され、上記駆動
系ユニット6から動力伝達されて回転する給紙ローラ1
1と分離パッド12とによって1枚ずつ分離される。分
離された用紙Pは、上下一対のレジストローラ13,1
4にてプロセスユニット3に給送され、このプロセスユ
ニット3で表面にトナーにより画像を形成された用紙P
は、定着ユニット4の加熱ローラ15と押圧ローラ16
とにて画像を固定された後、排紙トレイ8に排出され
る。
【0011】本体ケース1における上面開放箱体状のメ
インフレーム1aの平面視ほぼ中央部に配置するプロセ
スユニット3の下方の部位には、スキャナユニット2の
上支持板2aが、前記メインフレーム1aの底板部の上
面側に一体的に形成したステー部にビス等にて固定され
るものであり、スキャナユニット2には、合成樹脂製の
上支持板2aの下面側に、レーザ発光部、ポリゴンミラ
ー18、レンズ19、反射鏡20等を配置し、前記上支
持板2aに感光体ドラム17の軸線に沿って延びるよう
に穿設された横長スキャナ孔を覆う硝子板21を通過し
てプロセスユニット3における感光体ドラム17の外周
面にレーザービームを照射して露光するように構成され
ている。
【0012】図2に示すように、前記プロセスユニット
3は、前記感光体ドラム17とその上面に当接した転写
ローラ22、感光体ドラム17の下方に配置したスコロ
トロン型等の帯電器23、給紙方向において感光体ドラ
ム17よりも上流側に配置した現像装置、さらにその上
流側に配置した現像剤(トナー)供給部すなわち着脱可
能なトナーカートリッジ24、また感光体ドラム17よ
りも下流側に配置したクリーニング装置25等から成っ
ている。感光体ドラム17の外周面は、帯電器23にて
形成された帯電層に前記スキャナユニット2からレーザ
ービームを走査することによって静電潜像が形成され
る。前記トナーカートリッジ24内の現像剤(トナー)
は、攪拌体28にて攪拌されて放出されたのち、供給ロ
ーラ26を介して現像ローラ27の外周面に担持され、
ブレードによってトナー層の厚さが規制される。感光体
ドラム17の静電潜像は、現像ローラ27から現像剤が
付着することによって顕像化され、転写ローラ22と感
光体ドラム17の間を通る用紙Pに転写される。そし
て、感光体ドラム17上に残ったトナーはクリーニング
装置25で回収される。
【0013】このプロセスユニット3は、合成樹脂製の
ケース29に組み込むことにてカートリッジ化されてお
り、このカートリッジ化したプロセスユニット3は、前
記メインフレーム1aに着脱可能に装着される。また、
合成樹脂製のトップカバー7の下面には下向きのリブ7
1を突設し、給紙ユニット5におけるレジストローラ対
13,14からプロセスユニット3における転写ローラ
22への用紙Pの搬送路の上面に前記リブ71を臨ませ
て用紙Pのシュートを形成するようにしている。従っ
て、紙ジャム発生時にはトップカバー7を外すだけで詰
まった用紙Pを簡単に取り除くことができる。
【0014】図3は前記各ユニットに対する歯車列によ
る駆動機構を示し、この駆動機構の一部は後述するよう
に駆動系ユニット6として、プリンタの本体ケース1の
前方からみて左側にまとめて配置されている。即ち、駆
動系ユニット6に固定された正逆回転可能な駆動モータ
32のピニオンギヤ32aの回転力は、2段ギヤ60
(60a,60b)と2段ギヤ61(61a,61b)
とを介してギヤ62、2段ギヤ63(63a,63b)
に伝達され、次いで給紙ユニット5における給紙ローラ
11を駆動するギヤ11aに伝達される。前記ギヤ63
の回転力は伝動ギヤ80を介して、レジストローラ13
のギヤ13aに伝達される。
【0015】また、2段ギヤ60(60a,60b)の
回転力は3段ギヤ64(64a,64b,64c)と、
2段ギヤ65(65a,65b)、2段ギヤ66(66
a,66b)、2段ギヤ67(67a,67b)を介し
て感光体ドラム17のギヤ17bに伝達される。さら
に、2段ギヤ67(67a,67b)の回転力は、ギヤ
68及び2段ギヤ69(69a,69b)を介して定着
ユニット4における加熱15のギヤ15aに伝達され
る。
【0016】他方、2段ギヤ65(65a,65b)の
回転力は、ギヤ81,82,83を介して攪拌体28に
伝達する一方、ギヤ81,84,85を介して供給ロー
ラ26及び現像ローラ27に伝達する。なお、駆動系ユ
ニット6の合成樹脂製のフレーム600には、前記駆動
モータ32及びピニオンギヤ32a、2段ギヤ60,6
1,63,65,66,67,69及び3段ギヤ64、
ギヤ62,68が組み込まれている。
【0017】図2〜図7を参照しながら、さらに、前記
メインフレーム1aとメインカバー体1bとの一体構成
について詳述する。図4は本体ケース1の概略平面図で
あり、平面視で本体ケース1の中央部に位置するほぼ矩
形状上面開放箱型状のメインフレーム1aの四周の外側
に連設するようにメインカバー体1bが形成されてお
り、メインフレーム1aにおける平面視右側部位1a−
1と左側部位1a−2とには、プロセスユニット3にお
ける感光体ドラム17の左右両側軸部17aがそれぞれ
上方から嵌まり込む軸受溝31,31が形成されてい
る。また、右側部位1a−1の前半部分には操作パネル
部1cが形成され、左側部位1a−2には駆動系ユニッ
ト6が下方から嵌まり込んで装着される収納凹所33が
形成され、その一部には、各ユニットへの伝達部である
2段ギヤ63,65,67,69を上方に臨ませる開放
孔部34,35,36,37を有する(図6及び図7参
照)。なお、前記収納凹所33の下面側(内面側)には
駆動系ユニット6のフレーム600を固定するためのス
テーが一体的に下向きに突出されている。
【0018】そして、メインフレーム1aにおける後部
位1a−3とメインカバー体1bの後面とで連設された
下面側は、前記駆動系ユニット6における駆動モータ3
2と電源部40が収納される空間となる(図6参照)。
また、メインフレーム1aにおける前部位1a−4とメ
インカバー体1bの前面とで連設された下面側には、冷
却用フアン41を収納するための収納部42と、用紙P
の通過方向と直交する方向に延びる通風ダクト43とが
連通して形成される。この場合、通風ダクト43の上面
板部43aを断面下向きの略V字状に形成し、この上面
板部43aがメインフレーム1aの上面側に配置するプ
ロセスユニット3と定着ユニット4との間に位置して定
着ユニット4おける加熱ローラ15からの輻射熱がプロ
セスユニット3側に伝達されないようになっている(図
2、図4、及び図6参照)。なお、図2及び図6に示す
ように、断面下向き略V字状の上面板部43aの下端間
を金属製の仕切り板44にて連設し、これらの部材で囲
まれた部位が通風ダクト43となり、冷却用フアン41
からの冷却風が通過するように構成されている。
【0019】また、メインフレーム1aの底板部1a−
5にて、スキャナユニット2を支持する一方、底板部1
a−5の下面側の一部(左側部位1a−2寄り部位)
と、メインカバー体1bの前後側部位の下端に嵌合して
塞ぐ金属製の底板45とより前記駆動モータ32と電源
部40が収納される空間に連通する通気路46を構成
し、メインカバー体1bの前側及び後側には、それぞれ
空気導入口47と排気口48とが穿設されている。
【0020】次に、図7〜図12を参照しながら、駆動
系ユニット6の構成について詳述する。図7は、駆動系
ユニット6を収納部33に嵌合した状態を示し、駆動系
ユニット6における合成樹脂製のフレーム600は、図
9に示すように、駆動モータ32が装着される側(動力
伝達上流側部位)の基板部600aの広幅面と伝達下流
側部位の基板部600bの広幅面との間に段差部600
cを備え、伝達上流側部位)の基板部600aでの複数
本のギヤ軸601,602,603(図9には、代表す
るギヤ軸601を示す)はその自由端側が駆動モータ3
2の取り付け方向に突出し、伝達下流側部位の基板部6
00bでの複数本のギヤ軸604,605,606,6
07,608は、その各自由端が前記と逆方向(メイン
カバー体1b方向)に突出するように一体成形されてい
る。
【0021】また、基板部600a及び600bの周囲
には、それぞれ周囲側板部600dを一体的に突設させ
て、フレーム600は箱型状に形成されている。そし
て、各ギヤ軸に対応するギヤを嵌挿した後、各ギヤ軸6
01〜608の自由端が嵌まる孔を有する支持金属板7
2,73を、基板部600a及び600bの広幅面と対
峙させ、周囲側板部600dに弾性的に突設した複数個
所の係止爪74、75等にて係止するのである(図9、
図10及び図12参照)。
【0022】なお、ギヤ62,68は遊転歯車であり、
軸62a(68a)と一体的にギヤ61b,67aの外
周に沿って適宜距離だけ回動可能となるように、基板部
600a,600bには長溝部76,76を、支持金属
板72,73には長溝部77,77をそれぞれ備える。
また、伝達上流側部位に対する支持金属板72には、駆
動モータ32を固定する。
【0023】この構成により、本体ケース1はメインフ
レーム1aとメインカバー体1bとが一体化されたもの
であるから、従来のように、メインカバー体1bをメイ
ンフレーム1aに装着する手間が不要であると共に、合
成樹脂製のフレーム600に予め一体形成されたギヤ軸
601〜608に所定のギヤ列を構成する各ギヤ60〜
69を装着した後、支持金属板72,73にて各ギヤ軸
の自由端を支持させた駆動系ユニット6を、前記メイン
フレーム1aに装着するのであるから、駆動系ユニット
6を予め組み立てることにより、画像形成装置の組立性
が向上し、またメインテナンスの際にも、駆動系ユニッ
ト6だけの着脱作業で済むから作業性が向上するという
効果を奏する。
【0024】そして、基板部600a,600bから突
出するギヤ軸の自由端を支持金属板72,73にて支持
するから、ギヤ軸自体を合成樹脂製としても、ギヤ軸の
撓みを少なくでき、駆動系ユニット6の剛性を向上させ
ることができるのである。又、支持金属板72,73が
一側開放状の箱型のフレーム600の蓋の兼用となり、
外からの塵等の侵入も防止することができる。
【0025】さらに、支持金属板72,73をフレーム
600の弾性的係止爪にて係止するから、ビス止めの作
業が不要となり、且つ各支持金属板72,73を単純な
板状にできるから、その製造コストも低減できる。
【0026】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1に記載
した発明の画像形成装置における駆動系ユニット装置
は、合成樹脂製のフレームに駆動系の歯車列のためのギ
ヤ軸を一体的に突設し、各ギヤ軸に歯車を配置装着し、
フレームの広幅面の一側に駆動モータを固定して駆動系
ユニットを構成し、該駆動系ユニットを、画像形成装置
におけるメインフレームに着脱自在に装着し、前記駆動
系ユニットにおけるフレームを、前記駆動モータからの
動力伝達を受ける伝達上流側部位の基板部の広幅面と伝
達下流側部位の基板部の広幅面とに段差を有するように
形成し、伝達上流側部位の基板部から突出するギヤ軸の
自由端方向と伝達下流側部位の基板部から突出するギヤ
軸の自由端方向とが互いに逆向きにとなるように形成
し、前記各ギヤ軸の自由端を支持する支持金属板を、前
記各基板部の広幅面と対峙するようにフレームの周囲部
位に装着したものである。
【0027】従って、小型形状の駆動系ユニットを予め
組立た後、この駆動系ユニットをメインフレームに装着
するだけで良いから、画像形成装置の組立性、メインテ
ナンス性が大幅に向上するという効果を奏する。また、
前記駆動系ユニットにおける合成樹脂製のフレームを、
前記駆動モータからの動力伝達を受ける伝達上流側部位
の基板部の広幅面と伝達下流側部位の基板部の広幅面と
に段差を有するように形成するので、基板部を単純な板
状に形成するよりも、フレームの剛性が高くな り、且つ
伝達上流側部位の基板部から突出するギヤ軸の自由端方
向と伝達下流側部位の基板部から突出するギヤ軸の自由
端方向とが互いに逆向きにとなるように形成し、前記各
ギヤ軸の自由端を支持する支持金属板を、前記各基板部
の広幅面と対峙するようにフレームの周囲部位に装着し
たものであるから、支持金属板が伝達上流側部位と、伝
達下流側部位との2つに分離でき、駆動系ユニットの剛
性を高めることができるという効果を奏する。
【0028】また、請求項に記載の発明は、請求項
に記載の画像形成装置における駆動系ユニット装置にお
いて、前記各支持金属板の周囲を、前記各基板部の周囲
側板部に設けた係止爪にて係止させたものであるから、
支持金属板の装着作業が至極簡単となり、支持金属板自
体の形状も単純化でき、製造コストも低減できるという
効果を奏する。
【0029】さらに、請求項に記載の発明は、請求項
または請求項に記載の画像形成装置における駆動系
ユニット装置において、前記伝達上流側部位の基板部と
対峙させた支持金属板には、駆動モータを固定したもの
であるから、支持金属板の装着と駆動モータの装着とを
一挙にできて、組立性を向上できると共に、駆動モータ
から発生する熱を支持金属板に伝達して放熱板の役割も
果たすことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザプリンタの主要部品の斜視図である。
【図2】レーザプリンタの概略断面図である。
【図3】各ユニットへの動力伝達機構の図である。
【図4】本体ケースの平面図である。
【図5】図4のV−V矢視側面図である。
【図6】図4のVI−VI線矢視断面図である。
【図7】図4のVII −VII 線矢視断面図である。
【図8】駆動系ユニットのギヤ列を示す図である。
【図9】図8のIX−IX線矢視によるフレームの断面図で
ある。
【図10】図9のX−X線矢視拡大断面図である。
【図11】駆動系ユニットの一部拡大側面図である。
【図12】図11のXII −XII 線矢視断面図である。
【符号の説明】
P 用紙 1 レーザプリンタの本体ケース 1a メインフレーム 1b メインカバー体 2 スキャナユニット 3 プロセスユニット 4 定着ユニット 5 給紙ユニット 6 駆動系ユニット 11 給紙ローラ 17 感光体ドラム 32 駆動モータ 60〜69、80〜85 ギヤ 600 フレーム 600a,600b 基板部 600c 段差部 600d 周囲側板部 601〜608 ギヤ軸 72,73 支持金属板 74,75 係止爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−125059(JP,A) 特開 平3−174546(JP,A) 特開 平6−317953(JP,A) 特開 平7−281580(JP,A) 実開 平1−108545(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 550 F16H 57/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製のフレームに駆動系の歯車列
    のためのギヤ軸を一体的に突設し、各ギヤ軸に歯車を配
    置装着し、フレームの広幅面の一側に駆動モータを固定
    して駆動系ユニットを構成し、該駆動系ユニットを、画
    像形成装置におけるメインフレームに着脱自在に装着
    し、前記駆動系ユニットにおけるフレームを、前記駆動
    モータからの動力伝達を受ける伝達上流側部位の基板部
    の広幅面と伝達下流側部位の基板部の広幅面とに段差を
    有するように形成し、伝達上流側部位の基板部から突出
    するギヤ軸の自由端方向と伝達下流側部位の基板部から
    突出するギヤ軸の自由端方向とが互いに逆向きにとなる
    ように形成し、前記各ギヤ軸の自由端を支持する支持金
    属板を、前記各基板部の広幅面と対峙するようにフレー
    ムの周囲部位に装着したことを特徴とする画像形成装置
    における駆動系ユニット装置。
  2. 【請求項2】 前記各支持金属板の周囲を、前記各基板
    部の周囲側板部に設けた係止爪にて係止させたことを特
    徴とする請求項に記載の画像形成装置における駆動系
    ユニット装置。
  3. 【請求項3】 前記伝達上流側部位の基板部と対峙させ
    た支持金属板には、駆動モータを固定したことを特徴と
    する請求項または請求項に記載の画像形成装置にお
    ける駆動系ユニット装置。
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