JP3180491U - 掃除口用ネジ蓋 - Google Patents

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Abstract

【課題】一切の工具を用いることなく掃除口に対してネジ蓋を回転させることができるようにし、掃除口に容易に着脱させることができるようにしたネジ蓋を提供する。
【解決手段】ネジ蓋10に本体1、回転体2、カバー3を備えた。本体1は、周面に雄ネジ部14を有する円盤状を呈し、中央部に開口部11を備えている。回転体2は、平面部と円弧部とを有する略半円形状を呈し、本体1の開口部11で平面部が本体1の上面に略面一になる収納位置と、円弧部が本体1の上面に露出する露出位置との間で回転自在にして本体1に支持させる。カバー3は、回転体2を収納した状態で本体1の底面における開口部11を囲む範囲を気密にして本体1の底面に装着した。
【選択図】図1

Description

この考案は、排水管端に装着されたネジ式掃除口に螺着される掃除口用ネジ蓋に関する。
排水管端に連結されて床面に埋設される掃除口は、排水管からの臭気の立ち上がりを防止するために、上面に着脱自在に装着される蓋を備えている。蓋は、歩行等の障害とならないように、掃除口の上面に装着した状態で床面に面一にされる。
蓋を掃除口の上面に着脱自在に装着する方式として、ネジ式掃除口がある。ネジ式掃除口は、外周面に雄ネジ部を形成したネジ蓋を、掃除口の内周面の雌ネジ部に螺合させる。ネジ式掃除口におけるネジ蓋の着脱時には、ネジ蓋を掃除口の上面で回転させる必要がある。
ところが、床面に面一にすべきネジ蓋の上面には回転操作のための突起物を形成することができない。このため、ネジ蓋の上面に2つの凹部が形成されており、ネジ蓋の着脱時には2つの凹部のそれぞれに嵌入する2本の爪部を備えた専用工具を準備しなければならない。
そこで、従来より、薄肉円盤の底面側に外周面が掃除口の内周面に全周にわたって密着する弾性体を備えた圧入蓋を用いる圧入式掃除口が製品化されている(例えば、特許文献1参照。)。弾性体の外周面はテーパ状に成形されており、掃除口の上面に載置した状態で圧入蓋を押圧することで、弾性体の外周面の上端部が弾性変形によって掃除口の内周面に圧接する。圧入蓋の薄肉円盤の周囲の一部には切欠き部が形成されており、汎用工具であるドライバの先端部を切欠き部に挿入して掃除口から圧入蓋を取り外す。掃除口に対する着脱時に圧入蓋を回転させる必要がなく、専用工具が不要になる。
実公平08−7105号公報
しかし、従来の圧入蓋は、掃除口から圧入蓋を取り外す際に、専用工具は必要としないが、汎用工具であるドライバを準備する必要がある。
この考案の目的は、専用工具は勿論、汎用工具を用いることなく掃除口に対して回転させることができ、掃除口に容易に着脱させることができるようにした掃除口用ネジ蓋を提供することにある。
この考案に係る掃除口用ネジ蓋は、本体、回転体、カバーを備えている。本体は、周面に掃除口の雌ネジ部に螺合する雄ネジ部を有する円盤状を呈し、中央部に開口部を備えている。回転体は、平面部と円弧部とを有する略半円形状を呈し、本体の開口部で平面部が本体上面に略面一になる収納位置と円弧部が本体上面に露出する露出位置との間で回転自在にして本体に支持される。カバーは、回転体を収納した状態で本体底面における開口部を囲む範囲を気密にして本体底面に装着される。
この構成によれば、露出位置に位置する回転体を手指で摘んで本体を掃除口に対して回転させることにより、工具を用いることなく本体が掃除口に着脱される。本体が掃除口に装着された状態で回転体を収納位置に位置させると本体上面は面一になり、回転体が掃除口の上方における歩行等の障害とならない。
この構成において、回転体の側面に窪みを設けることが好ましい。露出位置に位置する回転体を手指で摘まみ易くなり、本体の回転操作を容易に行うことができる。
また、カバーは、回転体を収納位置及び露出位置のそれぞれで弾性的に保持する保持部材を備えることが好ましい。回転体の収納位置と露出位置との間の移動に弾性的な規制力が作用し、作業者の意思によってのみ回転体を回転させることができ、誤って回転体が回転することを防止できる。
この考案の実施形態に係る掃除口用ネジ蓋及び掃除口の組み立て図である。 同掃除口用ネジ蓋の側面の分解図である。 同掃除口用ネジ蓋の動作状態を示す断面図である。 (A)及び(B)は同掃除口用ネジ蓋の別の実施形態の互いに直交する方向の断面図である。
以下に、この考案の実施形態に係る掃除口用ネジ蓋について、図面を参照しつつ説明する。
図1及び図2に示すように、掃除口用ネジ蓋10は、本体1、回転体2、カバー3及びパッキン4を備えている。本体1は、円盤状を呈し、周面に雄ネジ部14が形成されている。本体1の中央部には、四隅を円弧にした矩形を呈する開口部11が形成されている。開口部11の内周面における互いに対向する2つの長辺面には、下方に開放した一対の軸受部12(図1では一方の軸受部12のみが現れる。)が形成されている。開口部11の内周面における互いに対向する2つの短辺面には、下方に開放した一対の凹部13A,13B(図1では凹部13Bは現れない。)が形成されている。本体1の底面には、リブ14が形成されている。リブ14は、開口部11を囲む円周上に全周にわたって下方に突出している。
回転体2は、平面部21、円弧部22を有する略半円形状を呈している。平面部21は、開口部11よりも僅かに小さくされている。回転体2は、互いに対向する2側面のそれぞれから突出した軸部24(図1では一方の軸部21のみが現れる。)を備えている。軸部24は、軸受部12に下方から嵌入する。回転体2の周面23における一方の上端部には、突起25が設けられている。突起25は、回転体2の半径方向に突出しており、凹部13A及び凹部13Bに選択的に嵌入する。
カバー3は、円盤部31、突出部32を備えている。突出部32は、上面が円盤部31の中央部に開放した半円状の空間部33を有している。空間部33は、内周面に半円状に連続する溝部35が形成されている。円盤部31には、空間部33の上面を挟む位置に一対の孔部34が形成されている。カバー3は、孔部34を貫通する図外の固定ネジを介して環状のパッキン4を挟んで本体1の底面に取り付けられる。カバー3の円盤部31には円形の段部36が形成されている。
カバー3を本体1の底面に取り付けると、段部36の内周面38が、全周にわたってリブ15の外周面16に密着するとともに、溝部35の両端は凹部13A及び13Bに連続する。また、パッキン4により、本体1の底面における開口部11を囲む範囲が、カバー3によって気密状態にされる。
図1に示すように、掃除口20は、掃除口本体201、パッキン202を備えている。掃除口本体201の内周面には、雌ネジ部203及び段部204が形成されている。図3(A)に示すように、雌ネジ部203に雄ネジ部14を螺合させてネジ蓋10を掃除口20に装着すると、パッキン202によってネジ蓋10の本体1と掃除口本体201との間の気密性が維持される。
回転体2が収納位置に位置している状態では、回転体2の突起25は、本体1の凹部13Aに嵌入し、凹部13Aの上面との当接によって矢印R1方向の回転を規制されている。このとき、掃除口本体201の上面、本体1の上面、及び回転体2の平面部が床面に面一になり、歩行等の障害となることがない。なお、回転体2の軸部24は、本体1の軸受部12に下方から嵌入し、周面の下側がカバー3における段部36内の上面に当接する。
図3(A)に示す状態から、軸部24を中心に回転体2を矢印R1方向に回転させると、回転体2は図3(B)に示す状態を通過して図3(C)に示す露出位置まで変位する。この間に、回転体2の突起25は、カバー3の溝部35内を通過する。回転体2が露出位置に達すると、突起25は、本体1の凹部13Bに嵌入し、凹部13Bの上面との当接によって矢印R2方向の移動を規制される。図3(C)に示す状態では、本体1の開口部11から上方に回転体2の一部が露出している。回転体2における本体1から露出した部分を手指で摘んで水平面内で回転させると、回転体2とともに本体1が回転する。
したがって、専用及び汎用の工具を用いることなく、ネジ蓋10を回転させることができ、雄ネジ部14と雌ネジ部203との螺合により、ネジ蓋10を掃除口20に容易に着脱することができる。
また、パッキン202によってネジ蓋10の本体1と掃除口本体201との間の気密性が維持されるとともに、パッキン4によってネジ蓋10における本体1とカバー3との気密性が維持されるため、排水管からの臭気の立ち上がりを防止することができる。また、床面の塵埃が開口部11を経由して排水管内に落下することもない。
図4(A)及び(B)に示すように、回転体2の両側面に窪み26を形成することにより、露出位置に位置する回転体2を手指によって摘まみやすることができる。窪み26は、貫通孔とすることもできる。
また、回転体2の両側面の2カ所に係止穴27,28を形成するとともに、ケース3に板バネ39を備えることもできる。板バネ39は、係止穴27,28に選択的に嵌入する凸部39Aを備えている。回転体2が図4(A)中実線で示す収納位置に位置している時には凸部39Aが係止穴27に嵌入し、回転体2が図4(A)中二点鎖線で示す露出位置に位置している時には凸部39Aが係止穴28に嵌入する。
回転体2を露出位置から収納位置に回転させる際、及び収納位置から露出位置に回転させる際には、板バネ39の弾性力に抗して凸部39Aを係止穴27又は係止穴28から離脱させる必要がある。回転体2は、板バネ39の弾性力によって収納位置及び露出位置に保持され、床面の面一状態を維持できるとともに、回転体2の操作性を向上することができる。
なお、係止穴27,28は、回転体2の少なくとも一方の側面に形成すればよく、必ずしも両側面に形成する必要はない。また、この発明の保持部材の形状又は構成は、板バネ39に限るものではなく、収納位置及び露出位置で回転体2を保持する弾性力を作用させることができる他の形状又は構成を用いることができる。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本考案の範囲は、上述の実施形態ではなく、実用新案登録請求の範囲によって示される。さらに、本考案の範囲には、実用新案登録請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1−本体
2−回転体
3−カバー
4−パッキン
10−ネジ蓋
11−開口部
12−軸支部
13A,13B−凹部
14−雄ネジ部
20−掃除口
26−窪み
39−板バネ(保持部材)
201−掃除口本体
203−雌ネジ部

Claims (3)

  1. 周面に掃除口の雌ネジ部に螺合する雄ネジ部を有する円盤状を呈し、中央部に開口部を備えた本体と、
    平面部と円弧部とを有する略半円形状を呈し、前記開口部で前記平面部が前記本体上面に略面一になる収納位置と前記円弧部が前記本体上面に露出する露出位置との間で回転自在にして前記本体に支持された回転体と、
    前記回転体を収納した状態で前記本体の底面における前記開口部を囲む範囲を気密にして前記本体の底面に装着されるカバーと、を備えた掃除口用ネジ蓋。
  2. 前記回転体は、側面に窪みを備えた請求項1に記載の掃除口用ネジ蓋。
  3. 前記カバーは、前記回転体を前記収納位置及び前記露出位置のそれぞれで弾性的に保持する保持部材を備えた請求項1又は2に記載の掃除口用ネジ蓋。
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