JP5935381B2 - 蓋及び排水トラップ - Google Patents

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Description

本発明は、開口に着脱可能に装着される蓋に係り、特にコインなどによって開閉される蓋に関する。また、本発明は、この蓋を備えた排水トラップに関する。
開口に着脱可能に装着される蓋として、コインなど円盤形部材の係合溝を有したものが広く用いられている。この蓋の係合溝にコイン等を係合させて回すことにより、蓋が着脱される(例えば特許文献1の図14,15、特許文献2の図27、特許文献3)。
特許文献1では、排水トラップの清掃口にねじ込み式の蓋(キャップ)が装着され、この蓋に一文字形の係合溝が設けられている。
特許文献2では、2重床の支柱の上端に蓋(ロック手段)が螺合されており、この蓋に係合溝(回転操作用溝)が設けられている。
特許文献3には、電気・電子機器の電池挿脱口に装着され、コインによって開閉される蓋として、第1の係合溝の底部に細幅の第2の係合溝を設けた蓋が記載されている。
特開2010−156098 特開平11−13265 特開平10−50282
上記特許文献1〜3の蓋は、いずれも上面が平坦となっており、この平坦な上面に係合溝が凹設されている。
このような蓋にあっては、コインの懸かりを深くするべく係合溝を深くした場合、係合溝にゴミ等の異物が溜り易くなる。なお、係合溝を浅くしたのでは、コインの懸かりが浅くなり、蓋を回すときに強いトルクを与えることができなかったり、係合溝の角縁が損壊したりするおそれがある。
本発明は、コイン等の円盤状部材を係合溝にしっかりと係合させて回すことができ、しかも係合溝にゴミ等の異物が溜りにくい蓋と、この蓋を備えた排水トラップを提供することを目的とする。
本発明の蓋は、コイン等の円盤形物体を係合させるための係合溝が設けられた係合溝形成面を有する蓋において、該係合溝形成面に、側面全体が斜面で構成された凹部が設けられており、前記係合溝は該凹部に設けられていることを特徴とするものである。
第1発明においては、前記係合溝を含む蓋の断面において、前記凹部及び前記係合溝の底面がいずれも円弧状である。第2発明においては、該係合溝は、該凹部を横断し、その両端が該係合溝形成面にまで達している。
第1発明の場合、前記断面において、前記凹部の底面から前記係合溝の底面までの距離が該係合溝の延在方向において略一定であることが好ましい。
前記凹部は凹球面状であることが好ましい。また、凹部は、蓋開閉操作者の指先を差し込み得る大きさであることが好ましい。
本発明の排水トラップは、上記本発明の蓋が点検口に装着されているものである。
本発明の蓋にあっては、蓋の係合溝形成面に凹部が設けられ、この凹部に係合溝が設けられているので、該凹部から係合溝底面までの深さが小さいものとなり、係合溝にゴミ等の異物が溜りにくくなると共に、入り込んだ異物も除去し易い。この凹部の側面全体が斜面で構成されているので、凹部自体の清掃性も良い。
本発明では、凹部を蓋開閉操作者の指先を差し込み得る大きさとすることにより、コイン等を挟持した指先を該凹部に差し込むことができる。そのため、係合溝を長くしてもコイン等の中央付近を含む大部分を挟持してコイン等を係合溝に係合させることができる。また、係合溝を長くすることにより、係合溝に係合するコイン等の周長が長くなる。このようなことから、コイン等を係合溝に十分に係合させ、且つコイン等をしっかりと挟持して蓋を回すことができる。これにより、蓋をしっかりと装着することが可能になると共に、蓋の取り外しが容易となる。
前記係合溝を含む蓋の断面において、凹部及び係合溝の底面を円弧状とすることにより、凹部の底面から前記係合溝の底面までの距離を該係合溝の延在方向において略一定とすることができ、コイン等を係合溝にしっかりと係合させることが可能となる。前記凹部を凹球面状とすることにより、凹部にゴミ等の異物が溜りにくくなると共に、凹部に入り込んだ異物が除去し易いものとなる。
実施の形態に係る蓋の斜視図である。 図1の蓋の側面図である。 図1の蓋の平面図である。 図3のIV−IV線断面図である。 図3のV−V線断面図である。 図1の蓋の底面図である。 図1の蓋を備えた排水トラップの開口部分の断面図である。
以下、図1〜7を参照して実施の形態について説明する。
この蓋1は、フランジ部2と、該フランジ部2の上面に凹設された、側面全体が斜面で構成された凹部3と、該凹部3を横断するように該フランジ部2の上面から凹設された係合溝4と、フランジ部2の裏面側から突設された円筒部5と、該円筒部5の外周面に設けられた突起6とを備えている。
凹部3は、この実施の形態では、円盤形のフランジ部2の盤中央部に設けられた凹球面状(球殻の内周面の一部を形成する凹曲面)であり、その外周縁の直径d(図3)は好ましくは15〜25mm特に16〜18mmである。凹部3の深さa(図5)は好ましくは3〜8mm特に好ましくは4〜5mmである。凹部3がこの大きさであれば、コイン9(図7)を摘んだ指先を楽に凹部3に入り込ませることができる。
係合溝4は、フランジ部2の直径方向に延在する一文字形状である。係合溝4は、凹部3を横断し、その両端がフランジ部2の上面にまで達している。即ち係合溝4の長さL(図3)は凹部3の直径dよりも大となっている。L−dは3〜8mm特に4〜5mmであることが好ましい。
係合溝4の長手方向に沿い、且つ円筒部5の軸心線を含む縦断面図である図4に示す通り、凹部3の底面の円弧と係合溝4の底面の円弧とは同心円状である。従って、凹部3の底面から係合溝4の底面までの距離b(図5)は、係合溝4の両端付近を除いてほぼ一定である。
図7は、この蓋1の装着例を示すものであり、排水トラップ10の点検口11にこの蓋1が装着されている。なお、フランジ部2の下面側に止水用パッキン8が装着されている。点検口11の内周面に設けられたキー溝12に突起6が係合することにより、蓋1が点検口11に装着されている。蓋1の係合溝4にコイン9を係合させ、円筒部5の軸心回りに回すことにより蓋が点検口11に着脱される。
この実施の形態では、フランジ部2の上面に凹部3が設けられているので、コイン9を挟持した指先(例えば親指と人差し指の指先)を凹部3に差し込むことができる。そのため、係合溝4を長くしても、コイン9の中央付近を含む大部分を指先で挟持してコイン9を係合溝4に係合させることができる。また、係合溝4を長くしたことにより、係合溝4に係合するコイン9の周長が長いものとなる。
このようなことから、コイン9を係合溝4に十分に係合させ、且つコイン9をしっかりと挟持して蓋1を強く回すことができる。この結果、蓋1の装着を堅固なものとすることができると共に、蓋1の取り外しを容易に行うこともできる。
凹部3を設けているため、係合溝4の蓋1外面からの深さが小さい。そのため、この係合溝4にゴミ等の異物が溜りにくいと共に、仮に異物が溜っても簡単に除去することができる。また、凹部3を球面状としているので、凹部3にゴミ等の異物が溜りにくいと共に、仮に異物が溜っても簡単に除去することができる。
上記実施の形態は本発明の一例であり、本発明は図示以外の形態とされてもよい。例えば、上記実施の形態では、係合溝4は一文字形であるが、十字型に設けられてもよい。
上記実施の形態では、凹部3の平面視形状が円形であるが、楕円形状、方形、多角形など、円以外の形状であってもよい。凹部が非円形である場合においても、この凹部の係合溝4方向の長さ及びそれと直径方向の長さはいずれも上記直径dと同等程度であることが好ましい。
上記実施の形態では、凹部3は、球面状であり、図5において係合溝4に近づくほどフランジ部2の上面からの深さが大きくなっているが、これに限定されるものではなく、例えば、図5において、係合溝4の近傍ではフランジ部2の上面からの深さが略一定であってもよい。
上記実施の形態では、突起6によって蓋1を点検口11に装着しているが、ねじ込みによって装着するようにしてもよい。
本発明の蓋は、排水トラップ以外の各種部材に装着することができる。
上記実施の形態では、コイン9によって蓋1を回すようにしているが、コイン以外の円盤形物品や、先端側が円弧状となっている略半円盤形先端部を有する工具その他の物品を用いて蓋を回すことも可能である。
1 蓋
2 フランジ部
3 凹部
4 係合溝
5 円筒部
6 突起
8 パッキン
9 コイン
10 排水トラップ
11 点検口

Claims (6)

  1. 円盤形物体を係合させるための係合溝が設けられた係合溝形成面を有する蓋において、
    該係合溝形成面に、側面全体が斜面で構成された凹部が設けられており、
    前記係合溝は該凹部に設けられている蓋であって、
    前記係合溝を含む蓋の断面において、前記凹部及び前記係合溝の底面が円弧状であることを特徴とする蓋。
  2. 請求項において、前記断面において、前記凹部の底面から前記係合溝の底面までの距離が該係合溝の延在方向において略一定であることを特徴とする蓋。
  3. 円盤形物体を係合させるための係合溝が設けられた係合溝形成面を有する蓋において、
    該係合溝形成面に、側面全体が斜面で構成された凹部が設けられており、
    前記係合溝は該凹部に設けられており、
    該係合溝は、該凹部を横断し、その両端が該係合溝形成面にまで達していることを特徴とする蓋。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、前記凹部は凹球面状であることを特徴とする蓋。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項において、前記凹部は蓋開閉操作者の指先を差し込み得る大きさであることを特徴とする蓋。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項の蓋が点検口に装着されている排水トラップ。
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