JP5488484B2 - キャップの取り付け構造 - Google Patents
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Description
この取り付け構造は、ケースの開口1から内方へ向けて設けた複数の係止片2と、蓋3の裏面に設けた狭持片4を係合させるというもので、開口1に嵌めた蓋3を係止片一つ分回動することで着脱できるというものである。
また、この取り付け構造では、開口1の縁に段差を形成し、その段差にパッキン用のOリング5を装着することで、装着したOリング5が蓋3を閉めた際に圧縮され、その圧縮された反発力を利用して防水する構造となっている。
そこで、充電端子やイヤホーン端子の蓋として、例えば、図9のような、ケースの開口1にツマミ7を形成したキャップ8を着脱自在に取り付ける構造のものが使用されている(図9ではOリング(パッキン)5を使用した防水構造のものを記載している)。
このキャップの取り付け構造は、上部に操作用のツマミ7が形成された円筒あるいは円柱状のキャップ本体9に、係合用の突起(狭持片に該当)10を設けた構造となっている。
また、ケースの開口1は、孔内に内周から張り出した係合部(係紙片に該当)11を内周に沿って形成した構造となっており、前記係合部11は、キャップ本体9の係合用の突起10が通過する溝部12と、溝部12を通過した係合突起10を保持する係止部13とで構成されている。
そのため、キャップ8を開口1に差し込んで、キャップ本体9の突起10は孔内の溝部12を通過させたのち、回動すればすぐに係止部13に係合するので、容易に装着できる。また、装着時と逆方向にキャップ8を回し、溝部12を通過させて引き抜けば、取り外しも容易にできるというものである。
さらに、キャップ本体9の係合9用の突起の上にOリングによるパッキンを装着し、キャップ本体9と開口1との隙間に嵌めるようにすることで、防水構造とすることもできるというものである。
また、Oリングを装着したキャップ構造のものでは、突起が溝と合致して取り出し可能な位置にあってもOリングが開口との間に挟まり、圧縮されたOリングの圧力によりキャップが取り外し難いという問題があった。
図1(a)、(b)に示すように、本願発明のキャップ20の取り付け構造は、キャップ20と前記キャップ20が着脱自在に取り付けられるケースの開口21とで構成されている。
また、ロック用突起24と浮上用突起25は、図1(a)、(b)のように、開口21の係合部27と接する面を傾斜面とした形状としている。
すなわち、ロック用突起24は、後述のように、係合部27と接触する上面をロック方向に対して上り傾斜としてある。一方、浮上用突起25は、下方の面をロック方向に対して下りの傾斜とした後、水平面として浮上状態を保持できるようにしてある。
溝部31は、キャップ20のロック用突起24が通過できる幅に形成して、開口21から開口21の孔内に嵌入されたキャップ本体23のロック用突起24が孔内の係止部30の下面に達するようにしてある。
係止部30は、図3の開口内を1/2だけ展開した図に示すように、ロック用突起24と係合する下面側の第1の係合部32と、浮上用突起25と係合する上面側の第2の係合部33とで構成されている。
第1の係合部32は、傾斜部34と第1の凹部35とで構成されている。傾斜部34は、図3のように、溝部31の端から第1の凹部35に向けて凹部35側が下方となるように下り方向の傾斜としたもので、溝部31を通過したロック用突起が傾斜に沿ってスムースに下降して第1の凹部35へ嵌入できるようにし、かつ、第1の凹部35から傾斜部34を経て溝部31へスムースに上昇して移動できるようにしてある。
この第1の凹部35は、ロック用突起24がすっぽりと嵌まる大きさに形成してある。こうすることで、後述するように、第1の凹部35に嵌まったロック用突起24が、キャップ20を回動しても第1の凹部35の壁に当たって動かないようにして、キャップが外れない構造としてある。
段部36は、図3のものでは、係止部30の中程である係止部30の第1の係合部32の傾斜面34側に形成して、対する第1の凹部35の端へ向かうにつれて段部36の高さを低く形成した下り傾斜としてある。そして、後述のように、キャップ20を回転させることで、キャップ20を徐々に下降、あるいは、上昇させるようになっている。
因みに、例えば、段部36の端に一段高い突起部40を形成することで、ロック用突起24が溝部31に達した際に、キャップ20を垂直方向へより高く浮上させることができる。
そして、浮上用突起25は、図3のように、ロック用突起24が第1の凹部35から下降して離脱する際に溝部31に嵌まる位置に形成することで、下降の邪魔をしないようにしてある。
すなわち、キャップ20を押し下げると浮上用突起25も下降するが、その下降した浮上用突起25が段部36に当たって下降の邪魔をすると困る。そのため、ここでは、ロック用突起24と浮上用突起25は、90度の角度を設けて形成してある。
また、ツマミ22をLOCK(固定)の位置へ回すと、キャップ20は無線機本体に嵌合し外れなくなり、ツマミ22をOPEN(取り外し)の位置へ回すと無線機本体から取り外せるものである。
このとき、キャップ22を取り外し易くするように、OPENの位置へ回したと同時にキャップ20が浮き上がるというものである。
すなわち、Oリング26を取り付けたキャップ20を図4(a)のように、開口21に差し込み、キャップ20を回動させながら、開口21孔内の溝部31にキャップ20のロック用突起24を合わせる。すると、図4(b)のように、キャップ20のロック用突起24が溝部31を通過し、係合部27の下面の第1の係合部32の傾斜部に沿って下降しつつ回動し、第1の凹部35に嵌まる。このとき、浮上用突起25は、段部36の傾斜に沿って下降しつつ回動して邪魔することはない。
ここで、キャップ20を離すと、隔壁28と開口21との間に介在するOリング26の弾性により、図4(c)のように、ロック用突起24が上昇して第1の凹部35に嵌まり、キャップ20の回動を止める。したがって、図6のように、防水状態が保持される。
すると、図7のように、Oリング26の圧力を少し逃がすことができるため、Oリング26の摩擦力からキャップ20を解放して、容易に取り外すことができるのである。
また、逆に、キャップ20をロックした際には、キャップ20が下がって動かなくなるので、誰でもロック位置がわかり、防水ミスを防止できる。
なお、段部36と浮上用突起25は、図3の位置に設けたが、これに限定されるものではなく、上述したように、ロック用突起24が溝部31に達した際に接するようにすればよい。したがって、その位置は適宜決められるものである。
その際、浮上用突起25が第2の係合部33に当たる場合は、第2の係合部33に浮上用突起25を収容する第2の凹部を設けるようにすればよい。
Oリング26を用いないキャップ20の場合は、ロック用突起24が溝部31に達すると、段部36に接した浮上用突起25によってキャップ20が浮上して知らせることができる。
そのため、キャップ20を取り外す際には、キャップ20のロック用突起24が溝部31に達したことが分かるため、キャップ20を容易に取り外すことができるという効果がある。
21 開口
22 ツマミ
23 キャップ本体
24 ロック用突起
25 浮上用突起
26 Oリング
27 係合部
30 係止部
31 溝部
32 第1の係合部
33 第2の係合部
34 傾斜部
35 第1の凹部
36 段部
37 傾斜面
Claims (3)
- キャップと、前記キャップが着脱自在に取り付けられるケースの開口とで構成され、
前記キャップは、上部に操作用のツマミが形成された円筒あるいは円柱のキャップ本体の周にロック用の突起が対向して設けられており、
前記ケースの開口は、孔内の内周に沿って前記キャップのロック用突起が通過する溝部と内周から張り出した係止部とから成る係合部が対向して設けられており、
前記開口に、キャップのキャップ本体を嵌め、そのキャップ本体のロック用突起を開口孔内の係合部の溝を通過させ、回動して係止部の下面側に係合させて取り付け、かつ、前記取り付けたキャップを溝に達するまで回動して係止部との係合を解除して、溝を通過させて取り外すキャップの取り付け構造において、
前記キャップのキャップ本体に、ロック用突起よりも上部方向で、かつ、前記ロック用突起と周方向の位置をずらせた浮上用突起を対向して周に設け、
一方、ケースの開口の係止部の上面側に段部を形成し、
前記開口に取り付けられたキャップを回動してロック用突起が溝に達した際に、前記段部に浮上用突起が接してキャップを浮き上がらせるようにしたキャップの取り付け構造。 - 上記キャップ本体のロック用突起の上面側とその突起の上面側と接する開口の係止部下面の接触面を傾斜が逆の傾斜面とし、一方、浮上用突起の下面側と接する段部の接触面を傾斜が逆の傾斜面として、傾斜面同士が接することで、キャップを浮上するようにした請求項1に記載のキャップの取り付け構造。
- 上記キャップ本体の浮上用突起とツマミとの間にパッキンを設け、前記パッキンがキャップを開口に押し込んだ際に、前記パッキンをキャップと開口との間に圧するようにした請求項1または2に記載のキャップの取り付け構造。
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