JP3178454U - 仏衣用おしゃれ衿 - Google Patents

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【課題】故人にあった衿をオプションして仏衣の衿部に簡単に装着でき、装着することにより衿元が華やかになり仏衣も豪華に見えるようにした仏衣用おしゃれ衿を提供する。
【解決手段】仏衣の衿部の内側に接着される仏衣用おしゃれ衿であって、幅方向中央で2つ折りにした表側布地3と幅方向中央で2つ折りにした裏側布地4とが縫い合わせられ、表側布地3の表面に仏衣の衿部に接着するための両面接着テープ6が設けられている。また、裏側布地4の折り曲げ端部4aが表側布地3の折り曲げ端部3aよりも幅方向にやや突出している。
【選択図】図1

Description

本考案は、仏衣の衿部に装着される仏衣用おしゃれ衿に関するものである。
今までの仏衣は着物の形で白物が多く、衿部も1重のものが多かった。このため、仏衣のみ装着したとき、衿元が薄くまた白色であったため、衿部に厚みがなく貧弱に見え、寂しい感じになった。
そこで、従来の仏衣には浴衣地の装飾衿を経帷子の衿部の端部から外部へはみ出すように配置するようにしたものがある(例えば特許文献1)。
実用新案登録第3140511号公報
しかし、上記従来のものは、経帷子は浴衣の上から一体的に縫製されており、経帷子の衿の端部から外部へはみ出るように配置された浴衣地の装飾衿は、浴衣に縫着等によって一体に形成されていると推察され、重ね衿付き仏衣の一種と考えられる。このため、仏衣の衿部について、故人にあった衿(例えばカラー色)を選ぶことができなかった。
本考案は上記問題点に鑑み、故人にあった衿をオプションして仏衣の衿部に簡単に装着でき、装着することにより衿元が華やかになり仏衣も豪華に見えるようにした仏衣用おしゃれ衿を提供することを目的とする。
本考案における課題解決のための具体的手段は、次の通りである。
この技術的課題を解決する本考案の技術的手段は、仏衣11の衿部12の内側に接着される仏衣用おしゃれ衿であって、
幅方向中央で2つ折りにした表側布地3と幅方向中央で2つ折りにした裏側布地4とが縫い合わせられ、表側布地3の表面に仏衣11の衿部12に接着するための両面接着テープ6が設けられている点にある。
また、本考案の他の技術的手段は、前記2つ折りにした裏側布地4の幅方向の長さは、前記2つ折りにした表側布地3の幅方向の長さよりもやや大に設定されており、裏側布地4と表側布地3とは、裏側布地4の折り曲げ端部4aが表側布地3の折り曲げ端部3aよりも幅方向にやや突出し、かつ折り曲げ端部3a,4aとは反対側の端部同士が一致するように、重合して縫い合わされている点にある。
また、本考案の他の技術的手段は、前記表側布地3は金襴布地で構成され、裏側布地4は綸子布地で構成されている点にある。
また、本考案の他の技術的手段は、前記両面接着テープ6は、表側布地3の表面において長手方向に間隔をおいた複数箇所に設けられている点にある。
請求項1によれば、仏衣用おしゃれ衿を仏衣の衿部の内側に両面接着テープで簡単に装着することができ、仏衣も引き立ち仏衣の衿元も華やかになる。また、種々の色や形状や大きさの仏衣用おしゃれ衿を用意しておくことにより、仏衣の衿部について、故人にあった衿を選ぶことができるようになる。さらに、仏衣用おしゃれ衿は2つ折りにした表側布地と2つ折りにした裏側布地とが縫い合わせられているので、仏衣の衿部に仏衣用おしゃれ衿を装着することにより、衿元が分厚くなってより一層華やかになる。
請求項2によれば、仏衣用おしゃれ衿自体が2段になった厚みのある華やかで形状が整った洗練されたものとなり、仏衣の衿部に仏衣用おしゃれ衿を装着することにより、もとからある仏衣の衿部と併せて、仏衣の衿が3重に見えるようになり、仏衣も引き立ち、衿元が華やかで美麗なものになる。
請求項3によれば、仏衣用おしゃれ衿を豪華で美麗に形成することができ、仏衣の衿部に仏衣用おしゃれ衿を装着することにより、仏衣もより一層引き立ち、衿元が非常に華やかになる。
請求項4によれば、両面接着テープによって、仏衣用おしゃれ衿が仏衣の衿部に対してずれないように簡単かつ美麗に接着することができ、装着後に仏衣の衿部から仏衣用おしゃれ衿を簡単に取り外すこともでき、仏衣用おしゃれ衿を他の仏衣の衿部に対しても繰り返し使用することが可能になり、便利である。
本考案の一実施形態を示す仏衣用おしゃれ衿の正面図である。 同仏衣用おしゃれ衿の背面図である。 同図1のA−A線断面図である。 同仏衣用おしゃれ衿を制作する前の表側布地構成布及び裏側布地構成布の正面図である。 同仏衣用おしゃれ衿を仏衣の衿部に装着した状態の正面図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図5は本考案の一実施形態を示している。図1〜図3において、仏衣用おしゃれ衿1は、仏衣の衿部の内側に接着されるものであって、幅方向中央で2つ折りにした表側布地3と幅方向中央で2つ折りにした裏側布地4とが縫い合わせられ、表側布地3の表面に仏衣の衿部に接着するための両面接着テープ6が設けられている。ここで、仏衣とは、葬式の際等に故人に着せる衣装であり、着物型で白物が多い。
前記表側布地3は、図4に示すように、金襴布地で構成された幅方向の長さW1が10cmで長手方向の長さL1が120cmの帯状の表側布地構成布Aを、幅方向中央Xで2つ折りにして幅方向の長さが5cmで長手方向の長さが120cmの2枚重ね(2層)の帯板状に形成されている。従って、表側布地3はその幅方向一端部に折り曲げ端部3aを有している。ここで、金襴とは、綾地または繻子地に金糸で文様を織り出した織物をいう。
前記表側布地3を構成するための表側布地構成布Aはその端縁aがほつれ止めヒートカットされている。ここで、ほつれ止めヒートカットとは、布地を所定の大きさに切断する際に、切断と同時に繊維を熱で溶かして布地のほつれ止めを同時に行えるようにしたカットである。
前記裏側布地4は、図4に示すように、綸子布地で構成された幅方向の長さW2が11cmで長手方向の長さL2が120cmの帯状の裏側布地構成布Bを、幅方向中央Yで2つ折りにして、幅方向の長さが5.5cmで長手方向の長さが120cmの2枚重ね(2層)の帯板状に形成されている。従って、裏側布地4はその幅方向一端部に折り曲げ端部4aを有している。ここで、綸子とは、滑らかで光沢がある絹織物であって、後練りの繻子織りの一種で、紋織りと無地とがある。なお、裏側布地4は、紋織りの綸子布地と無地の綸子布地とのどちらで構成するようにしてもよい。
前記裏側布地4を構成するための裏側布地構成布Bは、前記表側布地3を構成するための表側布地構成布Aの場合と同様に、その端縁bがほつれ止めヒートカットされている。
而して、2つ折りにした裏側布地4の幅方向の長さは、2つ折りにした表側布地3の幅方向の長さよりもやや大に(0.5cm長く)設定されている。裏側布地4と表側布地3とは、裏側布地4の折り曲げ端部4aが表側布地3の折り曲げ端部3aよりも幅方向にやや突出(0.5cm突出)し、かつ、折り曲げ端部3a,4aとは反対側の端部同士が一致するように、互いに重合されて、折り曲げ端部3a,4aとは反対側の端部同士が4枚合わせてミシンで縫い合わされ(図1及び図2に示す縫合7)、これにより、金襴布地で構成された表側布地3と綸子布地で構成された裏側布地4とを備える仏衣用おしゃれ衿1が形成されている。
前記両面接着テープ6は、表側布地3の表面において長手方向に間隔をおいた複数箇所に設けられている。図例では、図1及び図2に示すように、両面接着テープ6が表側布地3の表面に長手方向に略等間隔をおいて5箇所に設けられている。
上記実施形態によれば、仏衣用おしゃれ衿1を仏衣の衿部に装着する場合、図5に示すように、仏衣11の衿部12の内側に、表側布地3の表面に設けた両面接着テープ6により仏衣用おしゃれ衿1を接着する。この際に、仏衣11の衿部12の幅方向端部から表側布地3の折り曲げ端部3aがやや突出すると共に、裏側布地4の折り曲げ端部4aが仏衣11の衿部12の幅方向端部からさらに大きく突出するように配置して、仏衣用おしゃれ衿1を両面接着テープ6を利用して接着すればよく、仏衣用おしゃれ衿1を仏衣11の衿部12に簡単に装着することができ、このように仏衣11の衿部12に仏衣用おしゃれ衿1を装着することにより、もとからある仏衣11の衿部12と併せて、仏衣11の衿が分厚くなって3重に見えるようになる。
従って、本実施形態では、幅方向中央で2つ折りにした表側布地3と幅方向中央で2つ折りにした裏側布地4とが縫い合わせられ、表側布地3の表面に仏衣11の衿部12に接着するための両面接着テープ6が設けられているので、仏衣用おしゃれ衿1を仏衣11の衿部12の内側に両面接着テープ6で簡単に装着することができ、仏衣11も引き立ち仏衣11の衿元も華やかになる。また、種々の色や形状や大きさの仏衣用おしゃれ衿1を用意しておくことにより、仏衣11の衿部12について、故人にあった衿を選ぶことができるようになる。さらに、仏衣用おしゃれ衿1は2つ折りにした表側布地3と2つ折りにした裏側布地4とが縫い合わされているので、仏衣11の衿部12に仏衣用おしゃれ衿1を装着することにより、衿元が分厚くなってより一層華やかになる。
また、前記2つ折りにした裏側布地4の幅方向の長さは、前記2つ折りにした表側布地3の幅方向の長さよりもやや大に設定されており、裏側布地4と表側布地3とは、裏側布地4の折り曲げ端部3aが表側布地3の折り曲げ端部3aよりも幅方向にやや突出し、かつ折り曲げ端部3a,4aとは反対側の端部同士が一致するように、重合して縫い合わされているので、仏衣用おしゃれ衿1自体が2段になった厚みのある華やかで形状が整った洗練されたものとなり、仏衣11の衿部12に仏衣用おしゃれ衿1を装着することにより、もとからある仏衣11の衿部12と併せて、仏衣11の衿が3重に見えるようになり、仏衣11も引き立ち、衿元が華やかで美麗なものになる。
また、表側布地3は金襴布地で構成され、裏側布地4は綸子布地で構成されているので、仏衣用おしゃれ衿1を豪華で美麗に形成することができ、仏衣11の衿部12に仏衣用おしゃれ衿1を装着することにより、仏衣11もより一層引き立ち、衿元が非常に華やかになる。
また、両面接着テープ6は、表側布地3の表面において長手方向に間隔をおいた複数箇所に設けられているので、両面接着テープ6によって、仏衣用おしゃれ衿1が仏衣11の衿部12に対してずれないように簡単かつ美麗に接着することができ、装着後に仏衣11の衿部12から仏衣用おしゃれ衿1を簡単に取り外すこともでき、仏衣用おしゃれ衿1を他の仏衣の衿部に対しても繰り返し使用することが可能になり、便利である。
なお、前記実施形態では、表側布地3は金襴布地で構成され、裏側布地4は綸子布地で構成されているが、これに代え、表側布地3を綸子布地で構成し、裏側布地4を金襴布地で構成するようにしてもよいし、表側布地3及び裏側布地4を綸子布地又は金襴布地のいずれか一方で構成するようにしてもよい。さらに、表側布地3及び裏側布地4を綸子布地又は金襴布地以外の他の布地で構成するようにしてもよい。また、表側布地3及び裏側布地4に刺繍による模様等を施すようにしてもよい。
また、前記実施形態では、表側布地3の幅方向の長さが5.0cmで長手方向の長さが120cmに設定され、裏側布地4の幅方向の長さが5.5cmで長手方向の長さが120cmに設定されているが、これらはこのような長さに限定されず、表側布地3及び裏側布地4の幅方向の長さ及び長手方向の長さは、仏衣11の衿部12の大きさに対応して適宜設定変更され得る。
また、前記実施形態では、幅方向中央で2つ折りにした表側布地3と幅方向中央で2つ折りにした裏側布地4とを縫い合わせて仏衣用おしゃれ衿1が構成されているが、これに代え、2つ折りにした裏側布地4の裏面側にさらに第2、第3の2つ折りにした裏側布地を縫い合わせるようにしてもよい。
1 仏衣用おしゃれ衿
3 表側布地
3a 折り曲げ端部
4 裏側布地
4a 折り曲げ端部
11 仏衣
12 衿部

Claims (4)

  1. 仏衣(11)の衿部(12)の内側に接着される仏衣用おしゃれ衿であって、
    幅方向中央で2つ折りにした表側布地(3)と幅方向中央で2つ折りにした裏側布地(4)とが縫い合わせられ、表側布地(3)の表面に仏衣(11)の衿部(12)に接着するための両面接着テープ(6)が設けられていることを特徴とする仏衣用おしゃれ衿。
  2. 前記2つ折りにした裏側布地(4)の幅方向の長さは、前記2つ折りにした表側布地(3)の幅方向の長さよりもやや大に設定されており、裏側布地(4)と表側布地(3)とは、裏側布地(4)の折り曲げ端部(4a)が表側布地(3)の折り曲げ端部(3a)よりも幅方向にやや突出し、かつ折り曲げ端部(3a,4a)とは反対側の端部同士が一致するように、重合して縫い合わされていることを特徴とする請求項1に記載の仏衣用おしゃれ衿。
  3. 前記表側布地(3)は金襴布地で構成され、裏側布地(4)は綸子布地で構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の仏衣用おしゃれ衿。
  4. 前記両面接着テープ(6)は、表側布地(3)の表面において長手方向に間隔をおいた複数箇所に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の仏衣用おしゃれ衿。
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