JP3178411B2 - シェーピング回路 - Google Patents
シェーピング回路Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM−UNI
(Asynchronous TransferMod
e−User Network Interface)
を有しない端末をATMネットワークに接続する場合に
必要とされるシェーピング回路に関する。
(Asynchronous TransferMod
e−User Network Interface)
を有しない端末をATMネットワークに接続する場合に
必要とされるシェーピング回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ATMネットワークにおいては、論理パ
スごとに使用帯域を規定し、セルを送受信することとし
ている。したがって、契約帯域を超えてセルをATMネ
ットワークに送出すると、そのセルは廃棄される。この
ため、ATM−UNIを有しない端末を帯域制限のある
ATMネットワークに接続する場合には、セル化回路に
入力するシリアルデータの間隔を契約帯域内になるよう
に整えるシェーピングが必須となる。
スごとに使用帯域を規定し、セルを送受信することとし
ている。したがって、契約帯域を超えてセルをATMネ
ットワークに送出すると、そのセルは廃棄される。この
ため、ATM−UNIを有しない端末を帯域制限のある
ATMネットワークに接続する場合には、セル化回路に
入力するシリアルデータの間隔を契約帯域内になるよう
に整えるシェーピングが必須となる。
【0003】従来のこの種のシェーピング方法の一例
が、特開平8−125668号公報に記載されている。
この公報に記載された技術は、論理パス毎にセルの送出
間隔を制御可能なシェーピング方法を提供するものであ
る。すなわち、論理パス毎に入力セルをバッファメモリ
に一時的に蓄積しておき、上記入力セルが属するグルー
プの識別子と対応して予め申告されているトラヒック条
件に応じて該入力セルの送出時刻を決定する第1ステッ
プと、上記セルの送出時刻を先着セルに割り当て済の送
出時刻と比較し、もし、送出時刻が重なった場合は上記
第1ステップで決定した送出時刻を修正した後、上記送
出時刻と上記入力セルの識別情報との対応関係を記憶し
ておく第2ステップと、上記第2ステップで記憶された
セル識別子と送出時刻の対応関係に基づいて、上記バッ
ファメモリに蓄積されたセルを送出時刻順に読み出し、
出力回線に送出する第3ステップとからなることを特徴
とするシェーピング方法である。
が、特開平8−125668号公報に記載されている。
この公報に記載された技術は、論理パス毎にセルの送出
間隔を制御可能なシェーピング方法を提供するものであ
る。すなわち、論理パス毎に入力セルをバッファメモリ
に一時的に蓄積しておき、上記入力セルが属するグルー
プの識別子と対応して予め申告されているトラヒック条
件に応じて該入力セルの送出時刻を決定する第1ステッ
プと、上記セルの送出時刻を先着セルに割り当て済の送
出時刻と比較し、もし、送出時刻が重なった場合は上記
第1ステップで決定した送出時刻を修正した後、上記送
出時刻と上記入力セルの識別情報との対応関係を記憶し
ておく第2ステップと、上記第2ステップで記憶された
セル識別子と送出時刻の対応関係に基づいて、上記バッ
ファメモリに蓄積されたセルを送出時刻順に読み出し、
出力回線に送出する第3ステップとからなることを特徴
とするシェーピング方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のシェーピング方法では、時刻情報と前セル送出
時間情報を記憶し1セル毎に送出制御を行う必要がある
ため、制御が煩雑であるという問題点がある。また、先
着セルと送出時刻が重なった場合、再度送出時刻の再計
算が必要となる。更に、送出時刻の計算量は論理パスの
数に比例して増加していき、制御回路の負荷を高めてし
まうという問題点もある。
た従来のシェーピング方法では、時刻情報と前セル送出
時間情報を記憶し1セル毎に送出制御を行う必要がある
ため、制御が煩雑であるという問題点がある。また、先
着セルと送出時刻が重なった場合、再度送出時刻の再計
算が必要となる。更に、送出時刻の計算量は論理パスの
数に比例して増加していき、制御回路の負荷を高めてし
まうという問題点もある。
【0005】本発明の目的は、簡易なシェーピング回路
を提供することにある。
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のシェーピング回
路は、ATMユーザネットワークインタフェースを有し
ない端末をATMネットワークに接続するために、シリ
アルデータをATMセルフォーマットに変換するセル化
回路を備えたシェーピング回路において、論理パスごと
の契約帯域に同期した第2クロックを発生するクロック
発生回路と、端末からシリアルデータをこれに同期した
第1クロックにより受信し、第2クロックにより送出す
る速度変換部と、送出されたシリアルデータをATMセ
ルフォーマットに変換したセル化回路のうち、最も早い
送信要求を出したセル化回路に対してATMセルの引き
取りを行い、ATMネットワークへ送出する多重/競合
部とを備えたことを特徴とする。
路は、ATMユーザネットワークインタフェースを有し
ない端末をATMネットワークに接続するために、シリ
アルデータをATMセルフォーマットに変換するセル化
回路を備えたシェーピング回路において、論理パスごと
の契約帯域に同期した第2クロックを発生するクロック
発生回路と、端末からシリアルデータをこれに同期した
第1クロックにより受信し、第2クロックにより送出す
る速度変換部と、送出されたシリアルデータをATMセ
ルフォーマットに変換したセル化回路のうち、最も早い
送信要求を出したセル化回路に対してATMセルの引き
取りを行い、ATMネットワークへ送出する多重/競合
部とを備えたことを特徴とする。
【0007】また、本発明の好ましい実施の形態として
のシェーピング回路は、ATMユーザネットワークイン
タフェースを有しない端末をATMネットワークに接続
するために、シリアルデータをATMセルフォーマット
に変換するセル化回路を備えたシェーピング回路におい
て、論理パスごとの契約帯域に同期した第2クロックを
発生し、端末に供給するクロック発生回路と、端末から
第2クロックに同期したシリアルデータを受信し、AT
Mセルフォーマットに変換したセル化回路のうち、最も
早い送信要求を出したセル化回路に対してATMセルの
引き取りを行い、ATMネットワークへ送出する多重/
競合部とを備えたことを特徴とする。
のシェーピング回路は、ATMユーザネットワークイン
タフェースを有しない端末をATMネットワークに接続
するために、シリアルデータをATMセルフォーマット
に変換するセル化回路を備えたシェーピング回路におい
て、論理パスごとの契約帯域に同期した第2クロックを
発生し、端末に供給するクロック発生回路と、端末から
第2クロックに同期したシリアルデータを受信し、AT
Mセルフォーマットに変換したセル化回路のうち、最も
早い送信要求を出したセル化回路に対してATMセルの
引き取りを行い、ATMネットワークへ送出する多重/
競合部とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【0009】本発明の好ましい実施の形態としてのシェ
ーピング回路は、前記論理パスごとの契約帯域に対する
シェーピング速度情報を記憶した情報テーブルと、情報
テーブルからシェーピング速度情報を読み出して前記ク
ロック発生回路に送出するCPUを含む制御部を設け、
また、前記クロック発生回路は、前記論理パスごとの契
約帯域に対するカウント値の設定・保存を行うオフセッ
ト設定レジスタと、前記カウント値だけカウントして前
記第2クロックを発生するカウンタとで構成され、ま
た、前記速度変換部は、前記シリアルデータからその有
効データ範囲を示すフラグを検出してイネーブル信号を
出力するフラグ検出回路と、イネーブル信号が入力して
いる間だけ前記シリアルデータを入力し、前記第2クロ
ックに同期して前記セル化回路に出力するFIFOとで
構成されることを特徴とする。
ーピング回路は、前記論理パスごとの契約帯域に対する
シェーピング速度情報を記憶した情報テーブルと、情報
テーブルからシェーピング速度情報を読み出して前記ク
ロック発生回路に送出するCPUを含む制御部を設け、
また、前記クロック発生回路は、前記論理パスごとの契
約帯域に対するカウント値の設定・保存を行うオフセッ
ト設定レジスタと、前記カウント値だけカウントして前
記第2クロックを発生するカウンタとで構成され、ま
た、前記速度変換部は、前記シリアルデータからその有
効データ範囲を示すフラグを検出してイネーブル信号を
出力するフラグ検出回路と、イネーブル信号が入力して
いる間だけ前記シリアルデータを入力し、前記第2クロ
ックに同期して前記セル化回路に出力するFIFOとで
構成されることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て説明する。
て説明する。
【0011】本発明のシェーピング回路は、ATMユー
ザネットワークインタフェースを有しない端末をATM
ネットワークに接続するためのシェーピング回路におい
て、論理パスごとの契約帯域に同期したクロックを発生
し、このクロックに載せたシリアルデータをセル化する
ことを特徴とする。
ザネットワークインタフェースを有しない端末をATM
ネットワークに接続するためのシェーピング回路におい
て、論理パスごとの契約帯域に同期したクロックを発生
し、このクロックに載せたシリアルデータをセル化する
ことを特徴とする。
【0012】以下、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
であり、制御部1,制御バス2を介して制御部1と接続
されたN個のクロック発生回路14,24,…34,N
個の速度変換部11,21…31,N個のセル化回路1
2,22…32および多重/競合部3から構成される。
速度変換部11等,セル化回路12等およびクロック発
生回路14等は、N個の論理パスに対応する。
であり、制御部1,制御バス2を介して制御部1と接続
されたN個のクロック発生回路14,24,…34,N
個の速度変換部11,21…31,N個のセル化回路1
2,22…32および多重/競合部3から構成される。
速度変換部11等,セル化回路12等およびクロック発
生回路14等は、N個の論理パスに対応する。
【0014】速度変換部11は、既存端末からのシリア
ルデータ13を、受信した第1クロック15とは異なる
第2クロック16で送信するデータの速度変換部であ
る。セル化回路12は、速度変換部11から送られるシ
リアルデータをATMセルフォーマットに変換する。シ
リアルデータのセル化を行ったセル化回路12は、多重
/競合部3に対しても送信要求を行う。複数のセル化回
路から送信要求を受けた多重/競合部3は、最も早い送
信要求を出したセル化回路12に対してATMセルの引
き取りを行い、ATMネットワークへ送出することで固
有のシェーピング回路を不要とする。また、クロック発
生回路14は、契約帯域情報に基づく第2クロックを発
生して速度変換部11に供給する。なお、他の論理パス
対応の速度変換部21等,セル化回路22等およびクロ
ック発生回路24等も、上述の速度変換部11,セル化
回路12およびクロック発生回路14と同機能を有す
る。
ルデータ13を、受信した第1クロック15とは異なる
第2クロック16で送信するデータの速度変換部であ
る。セル化回路12は、速度変換部11から送られるシ
リアルデータをATMセルフォーマットに変換する。シ
リアルデータのセル化を行ったセル化回路12は、多重
/競合部3に対しても送信要求を行う。複数のセル化回
路から送信要求を受けた多重/競合部3は、最も早い送
信要求を出したセル化回路12に対してATMセルの引
き取りを行い、ATMネットワークへ送出することで固
有のシェーピング回路を不要とする。また、クロック発
生回路14は、契約帯域情報に基づく第2クロックを発
生して速度変換部11に供給する。なお、他の論理パス
対応の速度変換部21等,セル化回路22等およびクロ
ック発生回路24等も、上述の速度変換部11,セル化
回路12およびクロック発生回路14と同機能を有す
る。
【0015】図2は、図1の速度変換部11,セル化回
路12,クロック発生回路14,および制御部1の詳細
ブロック図である。
路12,クロック発生回路14,および制御部1の詳細
ブロック図である。
【0016】制御部1のテーブル101には、シリアル
データ13,23…33に対応する論理パスごとにシェ
ーピング速度情報を記憶しており、CPU102は情報
テーブル101から該当する論理パスのシェーピング速
度情報を読み込み、カウンタ141のカウント値に変換
してクロック発生回路14のオフセット設定レジスタ1
42に書き込む。
データ13,23…33に対応する論理パスごとにシェ
ーピング速度情報を記憶しており、CPU102は情報
テーブル101から該当する論理パスのシェーピング速
度情報を読み込み、カウンタ141のカウント値に変換
してクロック発生回路14のオフセット設定レジスタ1
42に書き込む。
【0017】クロック発生回路14は、CPU102に
よって設定されるカウント値を保持するオフセット設定
レジスタ142と、このカウント値だけカウントし、一
定周期の第2クロックを発生するカウンタ141とを有
する。
よって設定されるカウント値を保持するオフセット設定
レジスタ142と、このカウント値だけカウントし、一
定周期の第2クロックを発生するカウンタ141とを有
する。
【0018】速度変換部11は、シリアルデータ13を
出力するともに、シリアルデータ13からその有効デー
タ範囲を示すフラグを検出して、イネーブル信号113
を出力するフラグ検出回路111と、イネーブル信号1
13が入力している間だけ、シリアルデータ13を入力
し、また第2クロック16に同期してセル化回路12に
出力するFIFO112とで構成される。
出力するともに、シリアルデータ13からその有効デー
タ範囲を示すフラグを検出して、イネーブル信号113
を出力するフラグ検出回路111と、イネーブル信号1
13が入力している間だけ、シリアルデータ13を入力
し、また第2クロック16に同期してセル化回路12に
出力するFIFO112とで構成される。
【0019】図3は、第1クロック15とシリアルデー
タ13とイネーブル信号113の関係、図4は速度変換
部11の入力(シリアルデータ13)と出力(FIFO
12の出力)との関係を示す。図3のシリアルデータ1
3は固定長とは限らないが、便宜上固定長で図示した。
また図4では、速度変換部11に非同期に入力するシリ
アルデータ13が一定の間隔に整えられていることがわ
かる。
タ13とイネーブル信号113の関係、図4は速度変換
部11の入力(シリアルデータ13)と出力(FIFO
12の出力)との関係を示す。図3のシリアルデータ1
3は固定長とは限らないが、便宜上固定長で図示した。
また図4では、速度変換部11に非同期に入力するシリ
アルデータ13が一定の間隔に整えられていることがわ
かる。
【0020】このように、本実施例では、FIFO11
2の書き込みには第1クロック15、読み出しには第2
クロックを使用することにより、シリアルデータ13の
書き込みと読み出しを非同期に行う。
2の書き込みには第1クロック15、読み出しには第2
クロックを使用することにより、シリアルデータ13の
書き込みと読み出しを非同期に行う。
【0021】また、セル化回路12は、FIFO112
から読み出したシリアルデータをパラレルデータに変換
するS/P変換回路121と、パラレル変換されたデー
タをセルフォーマットに変換するヘッダ生成回路122
を有する。
から読み出したシリアルデータをパラレルデータに変換
するS/P変換回路121と、パラレル変換されたデー
タをセルフォーマットに変換するヘッダ生成回路122
を有する。
【0022】次に、本実施例の動作を説明する。
【0023】制御部1の情報テーブル101には、論理
パスごとにシェーピング速度情報を記憶しておく。CP
U102は情報テーブル101からシェーピング速度情
報を読み込み、カウント値に変換して、それぞれのオフ
セット設定レジスタ142に書き込む。カウンタ141
はカウント値だけカウントして一定周期の第2クロック
16を出力する。
パスごとにシェーピング速度情報を記憶しておく。CP
U102は情報テーブル101からシェーピング速度情
報を読み込み、カウント値に変換して、それぞれのオフ
セット設定レジスタ142に書き込む。カウンタ141
はカウント値だけカウントして一定周期の第2クロック
16を出力する。
【0024】端末からシリアルデータ13が第1クロッ
ク15と共に速度変換部11に入力すると、フラグ検出
回路111は、シリアルデータ13をFIFO112に
出力するとともに、シリアルデータ13の有効データ範
囲を示すフラグを検出し、イネーブル信号113を発生
する。FIFO112は、入力したシリアルデータ13
について、イネーブル信号113が指定される時間帯だ
け、第1クロック15の立下りエッジに同期して取り込
み、取り込んだ順序である第2クロック16の周期で出
力する。すなわち、速度変換部11はデータの受信に関
してはシリアルデータ13に同期した第1クロック15
を基にデータを受信し、セル化回路12へのデータ送信
についてはクロック発生回路14からの第2クロック1
6でデータを送信する。
ク15と共に速度変換部11に入力すると、フラグ検出
回路111は、シリアルデータ13をFIFO112に
出力するとともに、シリアルデータ13の有効データ範
囲を示すフラグを検出し、イネーブル信号113を発生
する。FIFO112は、入力したシリアルデータ13
について、イネーブル信号113が指定される時間帯だ
け、第1クロック15の立下りエッジに同期して取り込
み、取り込んだ順序である第2クロック16の周期で出
力する。すなわち、速度変換部11はデータの受信に関
してはシリアルデータ13に同期した第1クロック15
を基にデータを受信し、セル化回路12へのデータ送信
についてはクロック発生回路14からの第2クロック1
6でデータを送信する。
【0025】セル化回路12は受信したシリアルデータ
をATMセルフォーマットに変換する。多重/競合部3
はセル化回路12,セル化回路22,セル化回路32そ
れぞれからのセル送信要求で最も早い要求を出したセル
から順次網クロックに同期してデータをATMネットワ
ークへ出力する。
をATMセルフォーマットに変換する。多重/競合部3
はセル化回路12,セル化回路22,セル化回路32そ
れぞれからのセル送信要求で最も早い要求を出したセル
から順次網クロックに同期してデータをATMネットワ
ークへ出力する。
【0026】図5は本発明の他の実施例を示すブロック
図である。本実施例では、クロック発生回路214等が
発生した第2クロック215等を端末側に供給してい
る。この第2クロック215は、図1における第2クロ
ック16と同様に、論理パスごとのシェーピング速度情
報により一定周期に設定されたものである。
図である。本実施例では、クロック発生回路214等が
発生した第2クロック215等を端末側に供給してい
る。この第2クロック215は、図1における第2クロ
ック16と同様に、論理パスごとのシェーピング速度情
報により一定周期に設定されたものである。
【0027】端末側からは、第2クロック215に同期
したシリアルデータ213がセル化回路212に入力す
る。すなわち、シリアルデータ213は第2クロック2
15により、既に要求されるクロックレートとなってい
ることから、図1における速度変換部11が不要とな
る。この後の処理は、図1に示した実施例と同様である
ので説明を省略する。
したシリアルデータ213がセル化回路212に入力す
る。すなわち、シリアルデータ213は第2クロック2
15により、既に要求されるクロックレートとなってい
ることから、図1における速度変換部11が不要とな
る。この後の処理は、図1に示した実施例と同様である
ので説明を省略する。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、個々の論理パスに対応
するシリアルデータを受信時に網の契約帯域に同期した
クロックに載せ替える構成を採用したため、それ以降JS
の処理にシェーピング機能が不要となる。その結果、シ
リアルデータの受信時に帯域を保証できるクロック速度
に載せ替えることでセルの生成間隔が必然的に一定にな
るので、シェーピングの実現手段として必要とされるの
はクロックの発生回路部だけとなり、シェーピング回路
が簡易になるという効果がある。
するシリアルデータを受信時に網の契約帯域に同期した
クロックに載せ替える構成を採用したため、それ以降JS
の処理にシェーピング機能が不要となる。その結果、シ
リアルデータの受信時に帯域を保証できるクロック速度
に載せ替えることでセルの生成間隔が必然的に一定にな
るので、シェーピングの実現手段として必要とされるの
はクロックの発生回路部だけとなり、シェーピング回路
が簡易になるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】図1に示した実施例の要部の詳細ブロック図で
ある。
ある。
【図3】図1に示したイネーブル信号の機能を説明する
ための図である。
ための図である。
【図4】図1に示した実施例におけるFIFOの入力デ
ータと出力データを示す図である。
ータと出力データを示す図である。
【図5】本発明の他の実施例のブロック図である。
1,201 制御部 2,202 制御バス 3,203 多重/競合部 11,21,31 速度変換部 12,22,32,212,222,232 セル化回
路 13,23,33,213,223,233 シリアル
データ 14,24,34,214,224,234 クロック
発生回路 15,25,35,225,235 第1クロック 16,215 第2クロック 101 情報テーブル 102 CPU 111 フラグ検出回路 112 FIFO 113 イネーブル信号 121 S/P変換回路 122 セルヘッダ生成回路 141 カウンタ 142 オフセット設定レジスタ
路 13,23,33,213,223,233 シリアル
データ 14,24,34,214,224,234 クロック
発生回路 15,25,35,225,235 第1クロック 16,215 第2クロック 101 情報テーブル 102 CPU 111 フラグ検出回路 112 FIFO 113 イネーブル信号 121 S/P変換回路 122 セルヘッダ生成回路 141 カウンタ 142 オフセット設定レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56 H04L 12/28
Claims (5)
- 【請求項1】 ATMユーザネットワークインタフェース
を有しない端末をATMネットワークに接続するため
に、シリアルデータをATMセルフォーマットに変換す
るセル化回路を備えたシェーピング回路において、 論理パスごとの契約帯域に同期した第2クロックを発生
するクロック発生回路と、 前記端末からシリアルデータをこれに同期した第1クロ
ックにより受信し、前記第2クロックにより送出する速
度変換部と、 前記送出されたシリアルデータをATMセルフォーマッ
トに変換した前記セル化回路のうち、最も早い送信要求
を出したセル化回路に対してATMセルの引き取りを行
い、前記ATMネットワークへ送出する多重/競合部と
を備えたことを特徴とするシェーピング回路。 - 【請求項2】 ATMユーザネットワークインタフェース
を有しない端末をATMネットワークに接続するため
に、シリアルデータをATMセルフォーマットに変換す
るセル化回路を備えたシェーピング回路において、 論理パスごとの契約帯域に同期した第2クロックを発生
し、前記端末に供給するクロック発生回路と、 前記端末から前記第2クロックに同期したシリアルデー
タを受信し、ATMセルフォーマットに変換した前記セ
ル化回路のうち、最も早い送信要求を出したセル化回路
に対してATMセルの引き取りを行い、前記ATMネッ
トワークへ送出する多重/競合部とを備えたことを特徴
とするシェーピング回路。 - 【請求項3】 前記論理パスごとの契約帯域に対するシェ
ーピング速度情報を記憶した情報テーブルと、情報テー
ブルからシェーピング速度情報を読み出して前記クロッ
ク発生回路に送出するCPUを含む制御部を設けたこと
を特徴とする請求項1または2に記載のシェーピング回
路。 - 【請求項4】 前記クロック発生回路は、前記論理パスご
との契約帯域に対するカウント値の設定・保存を行うオ
フセット設定レジスタと、前記カウント値だけカウント
して前記第2クロックを発生するカウントとで構成され
ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のシ
ェーピング回路。 - 【請求項5】 前記速度変換部は、前記シリアルデータか
らその有効データ範囲を示すフラグを検出してイネーブ
ル信号を出力するフラグ検出回路と、イネーブル信号が
入力している間だけ前記シリアルデータを入力し、前記
第2クロックに同期して前記セル化回路に出力するFI
FOとで構成されることを特徴とする請求項1,3,ま
たは4に記載のシェーピング回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9575698A JP3178411B2 (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | シェーピング回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9575698A JP3178411B2 (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | シェーピング回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11298481A JPH11298481A (ja) | 1999-10-29 |
JP3178411B2 true JP3178411B2 (ja) | 2001-06-18 |
Family
ID=14146348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9575698A Expired - Fee Related JP3178411B2 (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | シェーピング回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3178411B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1998
- 1998-04-08 JP JP9575698A patent/JP3178411B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (2)
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1997信学総合大会 B−6−2 |
1997信学通信大会 B−6−19 |
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Publication number | Publication date |
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JPH11298481A (ja) | 1999-10-29 |
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