JP3055530B2 - Atmをstmデータに変換するaal1終端装置の2重化方法及びその構成 - Google Patents

Atmをstmデータに変換するaal1終端装置の2重化方法及びその構成

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JP3055530B2
JP3055530B2 JP10156836A JP15683698A JP3055530B2 JP 3055530 B2 JP3055530 B2 JP 3055530B2 JP 10156836 A JP10156836 A JP 10156836A JP 15683698 A JP15683698 A JP 15683698A JP 3055530 B2 JP3055530 B2 JP 3055530B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にATM(As
yncronous Transfer Mode)セ
ルをSTM(Syncronous Transfer
Mode)データに変換し、アクト系スタンバイ系の
2重化構成をとるAAL1(ATM Adaptati
on Layer Type 1)終端装置の2重化方
法及びその構成に属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ATMをSTMデータに変換
するAAL1終端装置として、例えば、特開平9−55
752号公報、特開平7−123103号公報等に開示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、セルの損失
をなくし信頼性をあげるためには冗長構成をアクト系と
スタンバイ系との二重化構成にすればよいことは既知で
ある。
【0004】しかしながら、二重化するための手段が無
かったために、これら公報に記載の発明に係る冗長構成
は、回線カードのようにN+1重化であった。そのた
め、セルの揺らぎが生じ、ペイロード同期の確保ができ
ないため、サービスの停止なしで切り替えができず低い
信頼性しか得られなという問題点があった。
【0005】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、セル損失なしに系
切り替えを行えるAAL1終端装置の2重化構成を提供
し、サービスの信頼性を向上させることことができる、
ATMをSTMデータに変換するAAL1終端装置の2
重化方法及びその構成を提供する点に存する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
すべく以下に掲げる構成とした。請求項1記載の発明の
要旨は、ATM−SWから送信されたATMセルをST
Mデータに変換し、STM−SWに送信するAAL1終
端装置の二重化方法であって、アクト系ATM―SW及
びスタンバイ系ATM―SWによりATMセルを送信
し、アクト系AAL1終端装置及びスタンバイ系AAL
1終端装置により、前記アクト系ATM―SWと前記ス
タンバイ系ATM―SWとからATM網を介して前記A
TMセルを受信し、このATMセルをSTMセルに変換
し、該STMセルを送信し、アクト系STM―SW及び
スタンバイ系STM―SWにより、前記アクト系AAL
1終端装置と前記スタンバイ系AAL1終端装置とから
STM網を介して前記STMセルを受信し、前記アクト
系ATM―SW及びスタンバイ系ATM―SWに設けら
れたセル制御装置により前記アクト系AAL1終端装置
とスタンバイ系AAL1終端装置とに同時にATMセル
を送信し同期確保し、さらに前記アクト系AAL1終端
装置と前記スタンバイ系AAL1終端装置とに設けられ
たセル制御装置により、前記アクト系セル制御装置と前
記スタンバイ系制御装置とが送信したATMセルを受信
し、このATMセルの中からアクト系のセルのみを選択
し、前記アクト系ATM―SW内の前記セル制御装置か
ら前記ATMセルを受信するタイミングに同期させてA
TMセルを送出することを特徴とする、ATMをSTM
データに変換するAAL1終端装置の2重化方法に存す
る。請求項2記載の発明の要旨は、前記アクト系AAL
1終端装置とスタンバイ系AAL1終端装置とのそれぞ
れに設けられているAAL1SARにより、前記アクト
系AAL1終端装置と前記スタンバイ系AAL1終端装
置とに設けられている前記各セル制御装置から送出され
たATMセルを受信し、分解し、STMセルに変換する
ことを特徴とする請求項1記載の、ATMをSTMデー
タに変換する AAL1終端装置の2重化方法に存する。
請求項3記載の発明の要旨は、ATM−SWから送信さ
れたATMセルをSTMデータに変換し、STM−SW
に送信するAAL1終端装置の二重化構成であって、A
TMセルを送信する、アクト系ATM―SW及びスタン
バイ系ATM―SWと、これらアクト系ATM―SWと
スタンバイ系ATM―SWとからATM網を介して前記
ATMセルを受信し、このATMセルをSTMセルに変
換し、該STMセルを送信する、アクト系AAL1終端
装置及びスタンバイ系AAL1終端装置と、これらアク
ト系AAL1終端装置とスタンバイ系AAL1終端装置
とからSTM網を介して前記STMセルを受信するアク
ト系STM―SW及びスタンバイ系STM―SWとを備
え、前記アクト系ATM―SW及びスタンバイ系ATM
―SWには、前記アクト系AAL1終端装置とスタンバ
イ系AAL1終端装置とに同時にATMセルを送信し同
期確保するセル制御装置が設けられ、前記アクト系セル
制御装置と前記スタンバイ系制御装置とが送信したAT
Mセルを受信し、このATMセルの中からアクト系のセ
ルのみを選択し、前記アクト系ATM―SW内の前記セ
ル制御装置から前記ATMセルを受信するタイミングに
同期させてATMセルを送出するセル制御装置が、前記
アクト系AAL1終端装置と前記スタンバイ系AAL1
終端装置とに設けられていることを特徴とする、ATM
をSTMデータに変換するAAL1終端装置の2重化構
成に存する。請求項4記載の発明の要旨は、前記アクト
系AAL1終端装置と前記スタンバイ系AAL1終端装
置とに設けられている前記各セル制御装置から送出され
たATMセルを受信し、分解し、STMセルに変換する
AAL1SARが、前記アクト系AAL1終端装置とス
タンバイ系AAL1終端装置とのそれぞれに設けられて
いることを特徴とする請求項記載の、ATMをSTM
データに変換するAAL1終端装置の2重化構成に存す
る。請求項5記載の発明の要旨は、前記各AAL1SA
Rのチャンネルオープンのタイミングを制御するBUS
Controllerが、前記アクト系AAL1終端
装とスタンバイ系AAL1終端装置とのそれぞれに設け
られていることを特徴とする請求項3又は4に記載の、
ATMをSTMデータに変換するAAL1終端装置の2
重化構成に存する。請求項6記載の発明の要旨は、前記
AAL1SARは、チャネル毎に複数セル分のセル受信
バッファを持ち、セル受信バッファにはセル毎にしきい
値が設定され、該しきい値を越えると受信バッファ中の
AAL1セルのペイロードをSTM回線にマッピングを
開始することを特徴とする請求項に記載の、ATMを
STMデータに変換するAAL1終端装置の2重化方法
に存する。請求項7記載の発明の要旨は、前記セル制御
装置内にセル送信用バッファがチャンネル毎に設けら
れ、該セル送信用バッファに所定のしきい値までセルが
溜まるとセル送信タイミングが作られ、該セル送信タイ
ミングに同期させて前記アクト系AAL1終端装置と前
記スタンバイ系両AAL1終端装置内の前記セル制御装
置に周期的に送信することを特徴とする請求項1,2又
は6に記載の、AAL1終端装置の2重化方法に存す
る。請求項8記載の発明の要旨は、前記セル制御装置
は、前記アクト系AAL1終端装置と前記スタンバイ系
AAL1終端装置内に設けられたAAL1セルのSNを
監視し、ATM―SWから受信するAAL1セルのSN
が0になった時に、前記AAL1SARへの送信を開始
することを特徴とする請求項1,2,6,7のいずれか
に記載の、ATMをSTMデータに変換するAAL1終
端装置の2重化方法に存する。請求項9記載の発明の要
旨は、前記AAL1SARのチャンネルオープンのタイ
ミングを監視するBUS Controllerが前記
アクト系AAL1終端装置と前記スタンバイ系AAL1
終端装置内に設けられていることを特徴とする請求項
1,2,6,7,8のいずれかに記載の、ATMをST
Mデータに変換するAAL1終端装置の2重化方法に存
する。
【0007】即ち、 本発明は、ATM(Asyncr
onous Transfer Mode)セルをST
M(Syncronous Transfer Mod
e)データに変換し、アクト系スタンバイ系の2重化構
成をとるAAL1(ATMAdaptation La
yer Type 1)終端装置において、アクト系の
AAL1終端装置からスタンバイ系のAAL1終端装置
にまたスタンバイ系からアクト系に切り替えてもデータ
損失が起こらないAAL1終端装置の2重化を構成でき
たことを特徴としている。
【0008】ATM−SWは両系のAAL1終端装置に
同期のとれた動作クロック、回線クロックを送信する。
【0009】ATM−SW内のセル制御装置は、セルの
揺らぎ吸収、バースト吸収を行い、AAL1終端装置内
のセル制御装置に周期的にセルを送信する。
【0010】セル制御装置は、両系のATM−SWから
受信したセルのアクト系を選択し、ATM−SW内のセ
ル制御装置からセルを受信するタイミングに同期さ
せてAAL1SARにセルを送信する。
【0011】STM−SWは両系のAAL1終端装置に
同期のとれたクロック、FP(Frame Puls
e)、データを供給する。
【0012】このようにして、本願発明では、セルの揺
らぎ吸収、バースト吸収をセル制御装置で行い、AAL
1SARに周期的にATMセルを送信し、AAL1SA
RのATM網側でも同期を確保しているので、データ損
失なくアクト系スタンバイ系の系切り替えを行う。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1を参照すると、本発明
の一実施例としてのAAL1終端装置の2重化構成が示
されている。また、この2重化構成はATM網→STM
網方向について示されている。
【0014】図1において、ATM−SWはそれぞ
れアクト系スタンバイ系のATMスイッチである。アク
ト系のATM−SWからアクト系スタンバイ系のAAL
1終端装置に同一の動作クロック、回線クロックが供給
され、両系のAAL1終端装置のATM網側で同期
がとれている。
【0015】ATM−SWは、図2に示すように、セ
ル制御装置105は、アクト/スタンバイ系から入力さ
れたセルの有効な方(通常はアクト系)を選択し、AS
W104へ出力する。ASW104は入力されたセルの
ヘッダをみてセルのスイッチングを行う。switch contr
oller107はこのスイッチングを制御する装置であ
る。ATM−SWもATM−SWと同様の構成とな
っている。
【0016】ASW104から出力されたセルはセル制
御装置に入力され一旦ここでバッファリングされ、周
期的にアクト/スタンバイ系の装置(ATM-STM終
端装置)へ出力される。ASWは、実際にセルをルーテ
ィングするするスイッチ、つまり、ASWの入力ポート
に入力されたセルをASWの出力ポートに出力する装置
である。図中、ATM−SWには、セルのスイッチン
グのみでなく、ACT、SBY両系のセルからACT系
のセルを選択し、SWに入力されるセルのトラヒックが
集中した場合には、シェーピングし、トラヒックを制御
したり、その他ATMの運用に必要な機能を含んでい
る。つまり、ASW104は、セルを単にスイッチング
する装置であり、ATM−SWは、スイッチング、トラ
ヒック制御等を含めた総称の装置である。なお、シェー
ピングとは、セルに優先度をつけあるコネクションにト
ラヒック(セル)が集中した場合に、優先度の低いセルは
Delayさせることによりスイッチの輻輳を避ける機能で
ある。
【0017】図1においてATM−SW中のセル制御装
置はセルの送信制御を行う。アクト系セル制御装置
は両系のAAL1終端装置に同時にセルを送信
し、ATM網でのセル同期を確保する。スタンバイ系セ
ル制御装置についても同様に、両系のAAL1終端装
置にセルを同時に送信しATM網での同期を確保す
る。また、セル制御装置には、セル送信用のバッフ
ァがチャネル毎にあり、セルのバースト吸収や揺らぎ吸
収はこのバッファで行う。このセル送信バッファに、あ
るしきい値までセルが貯まるとセル制御装置内部で
セル送信タイミングを作り、その送信タイミングに同期
させて両系のセル制御装置に周期的にセルを送信し
始める。このしきい値はシステムに依存し、この周期は
チャネルの速度毎に異なる。
【0018】図1においてAAL1終端装置は、A
TMセルをSTM網の時分割データに変換し、ATM網
からSTM網へデータを送信する。
【0019】図1において、AAL1終端装置中のセル
制御装置は両系のATM−SW中のセル制御装置
からAAL1セルを受信する。両系のATM−SWの
セル制御装置からAAL1セルを受信したセル制御
装置は、アクト系のセルを選択し、アクト系のAT
M−SW内のセル制御装置からセルを受信するタイミ
ングに同期させてセルをAAL1SAR(10)へ送信す
る。なお、符号(10)は図中の「丸文字の10」を示す。
以下、(11)、(12)、(14)、(15)も各丸文字に対応する。
【0020】図1において、AAL1SAR(Segm
entation And Reassembly)
(10)は、AAL1セルの分解を行い、AAL1セルとS
TM網のデータの変換を行う。AAL1セルのペイロー
ドのフォーマットは2種類ある。1バイトのAAL1セ
ルヘッダと47バイトのユーザデータで構成されるフォ
ーマットと1バイトのAAL1セルヘッダと1バイトの
ポインタと46バイトのユーザデータで構成されるフォ
ーマットである。AAL1セルヘッダは、図9に示すよ
うに、1ビットのCSI(Convergence S
ublayerIndication)、3ビットのS
N(Sequence Number)、4ビットのS
NP(SN Protection)とで構成される。
CSIビットは2種類のAAL1セルフォーマットを区
別するビットであり、SNビットは0〜7までセルをカ
ウントしてセル損失、誤挿入を監視する。SNPビット
はSNビットをCRC演算したものである。ポインタ
は、データの境界を示す。AAL1SARの内容につい
ては、当業者にとってよく知られており、また本発明と
は直接関係しないので、その詳細な内容については省略
する。
【0021】図1において、AAL1SAR(10)は、
チャネル毎に2セル分のセル受信バッファを持ち、セル
受信バッファのしきい値(1セル)を越えると受信バッ
ファ中のAAL1セルのペイロードをSTM回線にマッ
ピングし始める。
【0022】図1において、BUS Controll
er(11)(12)は、AAL1SAR(10)のチャネルオー
プンのタイミングを制御する。なお、図1においてμP
パスとはμプロセッサーパス(CPUパス)である。
【0023】図1において、STM−SW(14)(15)はそ
れぞれアクト系スタンバイ系の時分割スイッチである。
アクト系のSTM−SW(14)から両系のAAL1終端装
置にクロック、フレームパルス、データが供給さ
れ、またスタンバイ系のSTM−SW(15)についても同
様で、両系のAAL1終端装置のSTM網側で同期
がとれている。STM−SW(14)は、図3に示すように
time switch141(時分割スイッチ)は、ある特定の
TS(Time Slot)に別のTSにスイッチングする装
置。その装置にスイッチングするかは、switch control
ler142で設定する。セレクタ143は、アクト/ス
タンバイ系のSTM-ATM終端装置から入力されたTS
データのどちらか有効な方のデータを選択する。STM
−SW(15)もSTM−SW(14)と同様の構成となってい
る。
【0024】次に、上記の如く構成された二重化構造の
ATM網からSTM網へのデータ送信でアクト系スタン
バイ系両系の同期を確立させるための動作について説明
する。
【0025】アクト系ATM−SWから両系のAAL
1終端装置に供給される回線クロック、動作クロッ
クの同期は同一でAAL1終端装置のATM網側で
の同期は確保される。また、アクト系ATM−SW内の
セル制御装置から、両系のAAL1終端装置に同
時にセルが入力されるのでAAL1終端装置のAT
M網側でのセルレベルの同期も確保される。両系AAL
1終端装置を同時に運用する場合、セル制御装置
でAAL1セルの受信を開始する前に両系のAAL1
SAR(10)のチャネルをオープンする。この時、両系
のAAL1SAR(10)では同時にセルを受信するので
STM回線へのペイロードのマッピングも同時である。
【0026】AAL1SAR(10)の動作についてさら
に詳細に説明する。図7及び図8に示すようなようなセ
ルをSTMのTSにマッピングする。また、STM網の
データを図7のようなセルに変換する。ここでは、TS
にマッピングする時の動作について説明する。AAL1
セルとしては、図7に示すようなポインタなしフォーマ
ットと、図8のようにポインタ有りフォーマットとが存
在する。64Kbpsのデータを扱う場合においては、
ポインタなしフォーマットのみが使われる。AAL1S
AR(10)は、AAL1セルを受信すると、ペイロード
のAAL1ヘッダのSNPをみる。このSNPは、SN
(0〜7)をカウントしてセル抜けがないかチエックす
る。セル抜けがあれば、そのセルは、廃棄される。ポイ
ンタなしフォーマットの場合CSIビットは使わない。
【0027】次に、ポインタ有りフォーマットについて
説明する。このフォーマットは、128Kbps以上の
データを処理する場合に使用される。このポインタでデ
ータの境界がセルの何処にあるのかを示している。ポイ
ンタは偶数のSNに挿入され、8セルに1度しか現れな
い。従って、SN=0の時に、ポインタがあると、SN
=1〜7まではポインタなしフォーマットとなる。ポイ
ンタ有りフォーマットの時、8セル周期でのユーザセル
数は375バイトになる。これに対してポインタなしフ
ォーマットの時、8セル周期でのユーザセル数は、37
6バイトになる。
【0028】また、図10に示すように、AAL1SA
R(10)内部には、VC毎にバッファがあり、セルが入
力されると一旦このバッファにデータが蓄積される。デ
ータマッピングは、最初にセルがバッファリングされて
ある時間が経ってSTM回線にマッピングされる。これ
は、セルの遅延揺らぎを吸収し、連続してSTM回線に
データをマッピングさせるためである。特許上では、こ
のバッファサイズを2セル、ある時間を1セル(47バ
イト)×125us=5.875msとしている。
【0029】次いで、まずアクト系AAL1終端装置
のAAL1SARのチャネルをオープンして、その後
スタンバイ系AAL1終端装置を追加しスタンバイ系
AAL1終端装置をアクト系のAAL1終端装置に
同期させる方法について以下に説明する。図5を参照す
ると、64Kbpsのデータを処理する場合、ATM−
SW内のセル制御装置は、5.875ms(47バ
イト×125us)周期のFPを内部で生成しそのFP
に同期させてAAL1終端装置内のセル制御装置へ
セルを送信する。
【0030】両系のATM−SW内のセル制御装置
からセルを受信するとアクト系のセル制御装置は、ア
クト系のセルを選択し、セル制御装置からの5.87
5ms周期のFPに同期させて、AAL1SARにセ
ルを送信する。図4に示すようにAAL1SARの受
信セルバッファのしきい値は1セルなので、最初のセル
(セル1)を受信した段階ではセルを出力せず、さらに
5.875ms後にアクト系AAL1SARでセル2
を受信した時にSTM回線へペイロードのマッピングを
開始する。47バイトのペイロードをSTM回線に全て
マッピングし終わるには5.875msかかるので、ア
クト系のセル制御装置からアクト系のAAL1SAR
に5.875ms周期でセルを送信すれば、次にセル
を受信する時アクト系AAL1SARの受信セルバッ
ファの中には、必ず1セル残っている。
【0031】次いでATM−SW内のセル制御装置がセ
ル1を送信した後に、スタンバイ系のAAL1SAR(1
0)のチャネルをオープンすると、まずセル2がスタンバ
イ系AAL1SAR(10)のセル受信バッファに貯まる。
さらに、5.875ms後にセル3がスタンバイ系AA
L1SAR(10)に到着すると、セル2のペイロードをS
TM回線にマッピングし始める。アクト系AAL1SA
Rでは、セル3が到着するときセル1はSTM回線に
マッピングし終わっているので、セル2をマッピングし
始める。従って、両系のAAL1終端装置のSTM
回線側では、同時にセル2のペイロードがマッピングさ
れ両系で同期をとることができる。AAL1SAR(1
0)は、AAL1セルのSNをみてセル抜けやセルの誤挿
入を監視しているので、スタンバイ系のセル制御装置
は、AAL1セルのSNを監視し、ATM−SWから受
信するAAL1セルのSNが0になった時に、スタンバ
イ系AAL1SAR(10)へのセル送信を開始する。デー
タずれはSTM−SWで行い、データずれが生じた場合
は、スタンバイ系のセル制御装置を一旦止めて、再び
SNが0になった時点でセル送信を開始する。
【0032】次に、128Kbps以上のデータを処理
する場合について以下に説明する。128Kbpsのデ
ータを処理する場合、ATM−SW内のセル制御装置
からアクト系AAL1終端装置内のセル制御装置に
セルを送信するタイミングは64Kbpsの場合と違
い、図6に示すように2929.6875usの間隔で
セルを送信する。128Kbpsのデータの場合、8セ
ルに1セルだけポインタを含むセルが発生するため、8
セルでの総バイト数は、375(46+47×7)バイ
トになる。またセルのペイロードは125μs周期で2
バイトずつSTM回線にマッピングされるのでセル送信
間隔は(375/8)×125μs/2になる。64K
bps×Nの速度のデータを処理する場合、セル送信間
隔は(375/8)×125us/Nとなる。図6にお
いて、192Kbps、384Kbpsの速度のAAL
1セルをATM−SW中のセル制御装置から送信す
る場合のその送信間隔を示す。さらに詳細に説明する
と、 64KbpsのデータをSTM回線にマッピング
する時、セルのユーザデータは47バイトなので、47
×125us=5875usで1セルマッピングされ
る。従って、64Kbpsの場合AAL1SARに58
75us周期でセルを受信させればセルの揺らぎ遅延の
影響はAAL1SARに対しては無くなる。同様に、1
28Kbpsの場合、8セル周期で、375バイトのユ
ーザデータがAAL1SARで受信されることになる。
1セル当たりの平均ペイロード数は、375/8=4
6.875バイト。46.875バイトをSTM回線に
マッピングするのに要する時間は、48.875×12
5us/2=2929.6875usとなる。(128
Kbpsの場合、STM回線に2バイトずつマッピング
されるので2で割っている。)同様に、192Kbps
の場合、46.875×125us/3TS=195
3.125us。384Kbpsの場合、46.875
×125us/6TS=976.5625us。2Mb
psの場合、46.875×125us/32TS=1
87.5usとなる。
【0033】図5において、VC=0のセルはATM−
SW内のセル制御装置から送信されるFPに同期さ
せてAAL1終端装置内のセル制御装置に送信し、
VC=1,2...のセルはFPから54、108クロ
ック後にセル制御装置に送信する。こうして、全チ
ャネルについて両系AAL1終端装置の同期を確保
することができる。
【0034】実施の形態に係るATMをSTMデータに
変換するAAL1終端装置の2重化構成は上記の如く構
成されているので、以下に掲げる効果を奏する。
【0035】セルの揺らぎ吸収、バースト吸収をセル制
御装置で行い、AAL1SARに周期的にATMセルを
送信し、AAL1SARのATM網側でも同期を確保し
ているので、データ損失なしで、アクト系とスタンバイ
系のAAL1終端装置の系切り替えを行えることができ
る。
【0036】また、スタンバイ系AAL1終端装置のセ
ル化開始タイミングを64Kbpsのデータを処理する
場合だけでなくセルフォーマットにポインタを含む12
8Kbps以上のデータを処理する場合についても両系
のペイロード同期が確保されるので、データの速度に左
右されることなくどの速度でもセル損失なく系切り替え
が行えることができる。
【0037】なお、本実施の形態においてはATMをS
TMデータに変換するAAL1終端装置に適用したが、
本発明はそれに限定されず、本発明を適用する上で好適
な二重化方法に適用することができる。
【0038】また、上記構成部材の数、位置、形状等は
上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好
適な数、位置、形状等にすることができる。
【0039】なお、各図において、同一構成要素には同
一符号を付している。
【0040】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、スタンバイ系AAL1終端装置のセル化開始タイミ
ングを64Kbpsのデータを処理する場合だけでなく
セルフォーマットにポインタを含む128Kbps以上
のデータを処理する場合についても両系のペイロード同
期が確保されるので、データの速度に左右されることな
くどの速度でもセル損失なく系切り替えが行えることが
できる。その結果、本発明によればサービルの信頼性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る二重化構成のブロッ
ク図である。
【図2】図1に示すATM−SWのブロック図である。
【図3】図1に示すSTM−SWのブロック図である。
【図4】図1に示すAAL1終端装置の詳細ブロック図
である。
【図5】図1に示す二重化構成の動作を示す図である。
【図6】図1に示す二重化構成の動作を示す図である。
【図7】図1に示す二重化構成に係るAAL1のセルフ
フォーマットを示す図である。
【図8】図1に示す二重化構成に係るAAL1のセルフ
フォーマットを示す図である。
【図9】図1に示す二重化構成に係るAAL1のヘッダ
フォーマットを示す図である。
【図10】図1に示す二重化構成に係るAAL1のデー
ターマッピングを示す図である。
【符号の説明】 ATM−SW AAL1終端装置 セル制御装置 セル制御装置 (10) AAL1SAR (符号(10)は図中の「丸文字の10」を示す。以下、(1
1)、(12)、(14)、(15)も各丸文字に対応する) (11)(12) BUS Controller (14)(15) STM−SW 104 ASW 105 セル制御装置 107 switch controller 141 time switch(時分割スイッチ) 142 switch controller 143 セレクタ 1,2,3 セル

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ATM−SWから送信されたATMセル
    をSTMデータに変換し、STM−SWに送信するAA
    L1終端装置の二重化方法であって、 アクト系ATM―SW及びスタンバイ系ATM―SWに
    よりATMセルを送信し、 アクト系AAL1終端装置及びスタンバイ系AAL1終
    端装置により、前記アクト系ATM―SWと前記スタン
    バイ系ATM―SWとからATM網を介して前記ATM
    セルを受信し、このATMセルをSTMセルに変換し、
    該STMセルを送信し、 アクト系STM―SW及びスタンバイ系STM―SWに
    より、前記アクト系AAL1終端装置と前記スタンバイ
    系AAL1終端装置とからSTM網を介して前記STM
    セルを受信し、 前記アクト系ATM―SW及びスタンバイ系ATM―S
    Wに設けられたセル制御装置により前記アクト系AAL
    1終端装置とスタンバイ系AAL1終端装置とに同時に
    ATMセルを送信し同期確保し、さらに前記アクト系A
    AL1終端装置と前記スタンバイ系AAL1終端装置と
    に設けられたセル制御装置により、前記アクト系セル制
    御装置と前記スタンバイ系制御装置とが送信したATM
    セルを受信し、このATMセルの中からアクト系のセル
    のみを選択し、前記アクト系ATM―SW内の前記セル
    制御装置から前記ATMセルを受信するタイミングに同
    期させてATMセルを送出することを特徴とする、AT
    MをSTMデータに変換するAAL1終端装置の2重化
    方法。
  2. 【請求項2】 前記アクト系AAL1終端装置とスタン
    バイ系AAL1終端装置とのそれぞれに設けられている
    AAL1SARにより、前記アクト系AAL1終端装置
    と前記スタンバイ系AAL1終端装置とに設けられてい
    る前記各セル制御装置から送出されたATMセルを受信
    し、分解し、STMセルに変換することを特徴とする請
    求項1記載の、ATMをSTMデータに変換するAAL
    1終端装置の2重化方法。
  3. 【請求項3】 ATM−SWから送信されたATMセル
    をSTMデータに変換し、STM−SWに送信するAA
    L1終端装置の二重化構成であって、 ATMセルを送信する、アクト系ATM―SW及びスタ
    ンバイ系ATM―SWと、 これらアクト系ATM―SWとスタンバイ系ATM―S
    WとからATM網を介して前記ATMセルを受信し、こ
    のATMセルをSTMセルに変換し、該STMセルを送
    信する、アクト系AAL1終端装置及びスタンバイ系A
    AL1終端装置と、 これらアクト系AAL1終端装置とスタンバイ系AAL
    1終端装置とからSTM網を介して前記STMセルを受
    信するアクト系STM―SW及びスタンバイ系STM―
    SWとを備え、 前記アクト系ATM―SW及びスタンバイ系ATM―S
    Wには、前記アクト系AAL1終端装置とスタンバイ系
    AAL1終端装置とに同時にATMセルを送信し同期確
    保するセル制御装置が設けられ、 前記アクト系セル制御装置と前記スタンバイ系制御装置
    とが送信したATMセルを受信し、このATMセルの中
    からアクト系のセルのみを選択し、前記アクト系ATM
    ―SW内の前記セル制御装置から前記ATMセルを受信
    するタイミングに同期させてATMセルを送出するセル
    制御装置が、前記アクト系AAL1終端装置と前記スタ
    ンバイ系AAL1終端装置とに設けられていることを特
    徴とする、ATMをSTMデータに変換するAAL1終
    端装置の2重化構成。
  4. 【請求項4】 前記アクト系AAL1終端装置と前記ス
    タンバイ系AAL1終端装置とに設けられている前記各
    セル制御装置から送出されたATMセルを受信し、分解
    し、STMセルに変換するAAL1SARが、前記アク
    ト系AAL1終端装置とスタンバイ系AAL1終端装置
    とのそれぞれに設けられていることを特徴とする請求項
    記載の、ATMをSTMデータに変換するAAL1終
    端装置の2重化構成。
  5. 【請求項5】 前記各AAL1SARのチャンネルオー
    プンのタイミングを制御するBUS Controll
    erが、前記アクト系AAL1終端装とスタンバイ系A
    AL1終端装置とのそれぞれに設けられていることを特
    徴とする請求項3又は4に記載の、ATMをSTMデー
    タに変換するAAL1終端装置の2重化構成。
  6. 【請求項6】 前記AAL1SARは、チャネル毎に複
    数セル分のセル受信バッファを持ち、セル受信バッファ
    にはセル毎にしきい値が設定され、該しきい値を越える
    と受信バッファ中のAAL1セルのペイロードをSTM
    回線にマッピングを開始することを特徴とする請求項
    に記載の、ATMをSTMデータに変換するAAL1終
    端装置の2重化方法
  7. 【請求項7】 前記セル制御装置内にセル送信用バッフ
    ァがチャンネル毎に設けられ、 該セル送信用バッファに所定のしきい値までセルが溜ま
    るとセル送信タイミングが作られ、 該セル送信タイミングに同期させて前記アクト系AAL
    1終端装置と前記スタンバイ系両AAL1終端装置内の
    前記セル制御装置に周期的に送信することを特徴とする
    請求項1,2又は6に記載の、AAL1終端装置の2重
    化方法。
  8. 【請求項8】 前記セル制御装置は、前記アクト系AA
    L1終端装置と前記スタンバイ系AAL1終端装置内に
    設けられたAAL1セルのSNを監視し、ATM―SW
    から受信するAAL1セルのSNが0になった時に、前
    記AAL1SARへの送信を開始することを特徴とする
    請求項1,2,6,7のいずれかに記載の、ATMをS
    TMデータに変換するAAL1終端装置の2重化方法。
  9. 【請求項9】 前記AAL1SARのチャンネルオープ
    ンのタイミングを監視するBUS Controlle
    rが前記アクト系AAL1終端装置と前記スタンバイ系
    AAL1終端装置内に設けられていることを特徴とする
    請求項1,2,6,7,8のいずれかに記載の、ATM
    をSTMデータに変換するAAL1終端装置の2重化方
    法。
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