JP3103120B2 - セル変換装置 - Google Patents
セル変換装置Info
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Description
【０００１】［発明の目的］
【０００２】
【産業上の利用分野】本発明はＡＴＭ通信システムにお
けるＡＴＭ交換機と通信路との間、または、ＡＴＭ通信
端末と通信路との間で、入力されるパケットをセルに変
換するセル変換装置に関する。
けるＡＴＭ交換機と通信路との間、または、ＡＴＭ通信
端末と通信路との間で、入力されるパケットをセルに変
換するセル変換装置に関する。
【０００３】
【従来の技術】近年、通信開始時（呼設定時）に個々の
通信端末に単位時間当りの通信量を予め割り当てるＳＴ
Ｍ（Ｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓ ＴｒａｎｓｆｅｒＭｏｄ
ｅ）に代わって、単位時間当りの通信量の最大値等のパ
ラメータを呼設定時に通信端末に与えて、そのパラメー
タの範囲内で通信端末が必要なときに必要な通信速度で
データを通信するＡＴＭ（Ａｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｏｓ
ＴｒａｎｓｆｅｒＭｏｄｅ）に対する期待が高まり、
研究・開発が盛んに行われている。
通信端末に単位時間当りの通信量を予め割り当てるＳＴ
Ｍ（Ｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓ ＴｒａｎｓｆｅｒＭｏｄ
ｅ）に代わって、単位時間当りの通信量の最大値等のパ
ラメータを呼設定時に通信端末に与えて、そのパラメー
タの範囲内で通信端末が必要なときに必要な通信速度で
データを通信するＡＴＭ（Ａｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｏｓ
ＴｒａｎｓｆｅｒＭｏｄｅ）に対する期待が高まり、
研究・開発が盛んに行われている。
【０００４】ＳＴＭでは、通信開始時に単位時間当りの
通信量が通信端末に割り与えられるため、与えられた通
信量以上のデータを通信する必要が生じたときは超過し
た通信量に当たるデータを廃棄するか、次のタイムスロ
ット（送信時刻）まで待機させる必要があった。また、
通信端末に伝送するデータが無い場合にも割り与えられ
た単位時間当りの通信量を守るために、無意味なデー
タ、つまりダミーデータを伝送する必要があった。
通信量が通信端末に割り与えられるため、与えられた通
信量以上のデータを通信する必要が生じたときは超過し
た通信量に当たるデータを廃棄するか、次のタイムスロ
ット（送信時刻）まで待機させる必要があった。また、
通信端末に伝送するデータが無い場合にも割り与えられ
た単位時間当りの通信量を守るために、無意味なデー
タ、つまりダミーデータを伝送する必要があった。
【０００５】一方、ＡＴＭでは、通信開始時に通信端末
は通信に必要な単位時間当りの通信量等をネットワーク
に対して要求し、当該要求が受け入れられた場合に、通
信端末は定められたパラメータの範囲内において、通信
する必要が生じた任意の時点で任意の情報伝送速度で通
信していた。
は通信に必要な単位時間当りの通信量等をネットワーク
に対して要求し、当該要求が受け入れられた場合に、通
信端末は定められたパラメータの範囲内において、通信
する必要が生じた任意の時点で任意の情報伝送速度で通
信していた。
【０００６】このように、ＳＴＭは通信端末に出力する
データがないときでも通信端末に割り当てられたタイム
スロットを他の通信端末に融通できないため、ダミーデ
ータを伝送する必要があったが、ＡＴＭは通信端末にタ
イムスロットを固定的に割り当てずに、要求したパラメ
ータを守るという方式のため、通信端末間で単位時間当
りの通信量を融通することができる。このため、ＡＴＭ
はネットワークの利用効率が高い。
データがないときでも通信端末に割り当てられたタイム
スロットを他の通信端末に融通できないため、ダミーデ
ータを伝送する必要があったが、ＡＴＭは通信端末にタ
イムスロットを固定的に割り当てずに、要求したパラメ
ータを守るという方式のため、通信端末間で単位時間当
りの通信量を融通することができる。このため、ＡＴＭ
はネットワークの利用効率が高い。
【０００７】さらに、ＳＴＭの場合、通信開始時に通信
端末が出力する単位時間当りの最大の通信量が出力でき
るタイムスロットが割り当てられるが、ＡＴＭの場合、
通信端末間で単位時間当りの通信量を融通し合うため、
多くの通信端末が受け入れられる。
端末が出力する単位時間当りの最大の通信量が出力でき
るタイムスロットが割り当てられるが、ＡＴＭの場合、
通信端末間で単位時間当りの通信量を融通し合うため、
多くの通信端末が受け入れられる。
【０００８】このため、ＡＴＭは通信量の時間変動の激
しい動画や膨大な数の加入者が存在する音声及びデータ
等の種々の通信端末を一元的に扱うことを目的とする通
信網、即ちＢ−ＩＳＤＮ網を担う基本技術として有望で
ある。
しい動画や膨大な数の加入者が存在する音声及びデータ
等の種々の通信端末を一元的に扱うことを目的とする通
信網、即ちＢ−ＩＳＤＮ網を担う基本技術として有望で
ある。
【０００９】また、ＡＴＭでは、通信データはセルと呼
ばれる固定長のパケット単位で情報が伝送される。通信
端末は伝送するデータがバッファに蓄積されると、プロ
トコルに従い伝送するデータからセルを構成して伝送路
に出力する。伝送するデータがバッファに存在しない場
合はセルは構成されず、セルは出力されない。
ばれる固定長のパケット単位で情報が伝送される。通信
端末は伝送するデータがバッファに蓄積されると、プロ
トコルに従い伝送するデータからセルを構成して伝送路
に出力する。伝送するデータがバッファに存在しない場
合はセルは構成されず、セルは出力されない。
【００１０】然し、ＡＴＭにおいて、受信側は伝送され
たデータを解読してセルの先頭を識別してセル同期を行
い、セル同期のとれた受信データをプロトコルに従っ
て、伝送データに復元する方式を採用しているため、セ
ル同期を取るために受信側は常にセルを受信することを
要求する。このため、送信側は伝送するデータが存在し
ない場合にも受信側がセル同期をとれるように空セルを
出力する必要がある。
たデータを解読してセルの先頭を識別してセル同期を行
い、セル同期のとれた受信データをプロトコルに従っ
て、伝送データに復元する方式を採用しているため、セ
ル同期を取るために受信側は常にセルを受信することを
要求する。このため、送信側は伝送するデータが存在し
ない場合にも受信側がセル同期をとれるように空セルを
出力する必要がある。
【００１１】この空セルは、ＳＴＭのダミーデータと類
似するが、ＡＴＭの場合、空セルを伝送している部分を
他の端末の出力するセルに置き換えることができるた
め、ＡＴＭの方がＳＴＭよりもネットワーク全体の利用
効率が高い。
似するが、ＡＴＭの場合、空セルを伝送している部分を
他の端末の出力するセルに置き換えることができるた
め、ＡＴＭの方がＳＴＭよりもネットワーク全体の利用
効率が高い。
【００１２】ＡＴＭ交換システムでは、多数の通信路上
の入力セル群を多数の出力通信路の中から目的とする通
信路に出力するための接続制御を行っているため、単一
の交換要素で実現するのはハードウェア上の制約により
困難であるので、多段の交換要素（小規模な交換スイッ
チを交換要素と定義する）に分けて実現するのが現実的
である。即ち、ＡＴＭ交換システムでは、多数の入力通
信路上の入力セル群を交換システムの入口で受け付け、
多段の交換要素を経由して、目的とする出力通信路が接
続されている交換システムの出口へと送り、目的とする
出力通信路にセルを送信する。
の入力セル群を多数の出力通信路の中から目的とする通
信路に出力するための接続制御を行っているため、単一
の交換要素で実現するのはハードウェア上の制約により
困難であるので、多段の交換要素（小規模な交換スイッ
チを交換要素と定義する）に分けて実現するのが現実的
である。即ち、ＡＴＭ交換システムでは、多数の入力通
信路上の入力セル群を交換システムの入口で受け付け、
多段の交換要素を経由して、目的とする出力通信路が接
続されている交換システムの出口へと送り、目的とする
出力通信路にセルを送信する。
【００１３】ＡＴＭでは、個々のセルの宛先情報はヘッ
ダと呼ばれるセルの先頭からの５バイトの領域のうちの
ＶＰＩ（Ｖｉｒｔｕａｌ Ｐａｔｈ Ｉｄｅｎｔｉｆｉ
ｅｒ）及びＶＣＩ（Ｖｉｒｔｕａｌ Ｃｈａｎｎｅｌ
Ｉｄｅｎｔｉｆｉｅｒ）と呼ばれる領域に書かれてい
る。交換システム内の各段の交換要素ごとに入力された
セルのＶＰＩ・ＶＣＩ領域のデータを翻訳して交換要素
に接続しているどの出力線から出力するかを求め、交換
要素内で接続制御するのは効率が悪い。そこで、改善策
として、交換システム内の物理的な方路（ルート）情報
を始めに導出し、上記方路情報をセルの先頭に付加し、
交換システム内の各段の交換要素では、付加された方路
情報を基に出力線を導出して接続制御すると効率が良
い。新たにセルに付加する方路情報のことをルーティン
グ・タグと呼ぶ。
ダと呼ばれるセルの先頭からの５バイトの領域のうちの
ＶＰＩ（Ｖｉｒｔｕａｌ Ｐａｔｈ Ｉｄｅｎｔｉｆｉ
ｅｒ）及びＶＣＩ（Ｖｉｒｔｕａｌ Ｃｈａｎｎｅｌ
Ｉｄｅｎｔｉｆｉｅｒ）と呼ばれる領域に書かれてい
る。交換システム内の各段の交換要素ごとに入力された
セルのＶＰＩ・ＶＣＩ領域のデータを翻訳して交換要素
に接続しているどの出力線から出力するかを求め、交換
要素内で接続制御するのは効率が悪い。そこで、改善策
として、交換システム内の物理的な方路（ルート）情報
を始めに導出し、上記方路情報をセルの先頭に付加し、
交換システム内の各段の交換要素では、付加された方路
情報を基に出力線を導出して接続制御すると効率が良
い。新たにセルに付加する方路情報のことをルーティン
グ・タグと呼ぶ。
【００１４】このように５３バイトの入力セルに、交換
システム内でルーティング・タグ等を付加する方法を採
用した場合、交換システム内ではセル長が５３バイトよ
り長くなる。交換システム内でセル・フォーマットを変
更したセルのことをスイッチ内セルと名付ける。交換シ
ステムに入力されたセルからスイッチ内セルを構成する
方法については、セルの前側と後側に交換システム内で
用いるデータ（ルーティング・タグ等）を付加する場合
を考える。交換システムの出口では、送られてきたスイ
ッチ内セルの定められた部分を削除して通信路に出力す
るセル形式に変換して通信路に出力する。
システム内でルーティング・タグ等を付加する方法を採
用した場合、交換システム内ではセル長が５３バイトよ
り長くなる。交換システム内でセル・フォーマットを変
更したセルのことをスイッチ内セルと名付ける。交換シ
ステムに入力されたセルからスイッチ内セルを構成する
方法については、セルの前側と後側に交換システム内で
用いるデータ（ルーティング・タグ等）を付加する場合
を考える。交換システムの出口では、送られてきたスイ
ッチ内セルの定められた部分を削除して通信路に出力す
るセル形式に変換して通信路に出力する。
【００１５】従来、交換システムの規模によって付加す
るルーティング・タグの長さが変わるので、ルーティン
グ・タグの長さが変わっても交換システムを構成する組
合せ回路等のハードウェアを変更しなくても済むように
ルーティング・タグの長さを余裕をみて長めに設定して
きた。ところが、交換システムの規模が予想以上に大規
模化され、固定長のルーティング・タグ領域では足らな
くなった場合、ルーティング・タグ領域を拡張しなけれ
ばならず、新しいルーティング・タグにも対応できるよ
うに組合せ回路等のハードウェアを変更する必要が生じ
る。
るルーティング・タグの長さが変わるので、ルーティン
グ・タグの長さが変わっても交換システムを構成する組
合せ回路等のハードウェアを変更しなくても済むように
ルーティング・タグの長さを余裕をみて長めに設定して
きた。ところが、交換システムの規模が予想以上に大規
模化され、固定長のルーティング・タグ領域では足らな
くなった場合、ルーティング・タグ領域を拡張しなけれ
ばならず、新しいルーティング・タグにも対応できるよ
うに組合せ回路等のハードウェアを変更する必要が生じ
る。
【００１６】また、入力されたセルが交換システム内の
個々の交換要素を経由して交換システムから出力される
間に非常に低い確率ではあるが、データ誤りを起こす可
能性があり、よってデータ誤りを起こしたセルをそのま
ま出力する可能性があった。上記データ誤りを起こした
セルを交換システム外に出力しない方法としては、交換
システム内の各段の交換要素でスイッチ内セルのデータ
をチェックし、データ誤りを起こしたセルを発見した場
合、交換システム内のセル監視装置にデータ誤りを発見
したことを通知すると共に、データ誤りを起こしたセル
を次段の交換要素に出力しないようにしていた。
個々の交換要素を経由して交換システムから出力される
間に非常に低い確率ではあるが、データ誤りを起こす可
能性があり、よってデータ誤りを起こしたセルをそのま
ま出力する可能性があった。上記データ誤りを起こした
セルを交換システム外に出力しない方法としては、交換
システム内の各段の交換要素でスイッチ内セルのデータ
をチェックし、データ誤りを起こしたセルを発見した場
合、交換システム内のセル監視装置にデータ誤りを発見
したことを通知すると共に、データ誤りを起こしたセル
を次段の交換要素に出力しないようにしていた。
【００１７】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上述した
従来のＡＴＭ交換システムにおいては、入力したセルが
データ誤りを起こした場合、全ての交換要素のセル監視
情報をセル監視装置に送らなければならず、従って接続
線の数が膨大となりシステム構成上効率が低下するとい
う問題点があった。
従来のＡＴＭ交換システムにおいては、入力したセルが
データ誤りを起こした場合、全ての交換要素のセル監視
情報をセル監視装置に送らなければならず、従って接続
線の数が膨大となりシステム構成上効率が低下するとい
う問題点があった。
【００１８】さらに、セルのデータ誤りは散発するので
はなく、ある期間に集中することが多いため、個々にセ
ル監視情報をセル監視装置に送信する方法を採用した場
合、データ誤りが集中すると、セル監視装置にセル監視
情報が集中し、セル監視装置が全てのセル監視情報を扱
えないという問題点があった。
はなく、ある期間に集中することが多いため、個々にセ
ル監視情報をセル監視装置に送信する方法を採用した場
合、データ誤りが集中すると、セル監視装置にセル監視
情報が集中し、セル監視装置が全てのセル監視情報を扱
えないという問題点があった。
【００１９】また、ＡＴＭ交換システム内で伝送される
スイッチ内セルには、音声・動画・データ等の情報及び
呼設定等のデータを伝送するセルと、交換システム内の
保守・運用上のデータを伝送するスイッチ内ＯＡＭ（Ｏ
ｐｅｒａｔｉｏｎＡｎｄＭａｎａｇｅｍｅｎｔ）セルと
が存在する。保守・運用上のデータで交換システム外に
出力される必要のないスイッチ内ＯＡＭセルは、交換シ
ステム内で保守・運用上のデータの受信側が受信し終っ
た時点で消去（廃棄）される。交換システムの出口で必
要とされる保守・運用上のデータを伝送するスイッチ内
ＯＡＭセルは、交換システムの出口で消去（廃棄）され
る。交換システムの出口で必要とされるスイッチ内ＯＡ
Ｍセルと、データ誤りを起こしたセルとで処理の方法が
異なるため、処理が煩雑化するという問題点があった。
スイッチ内セルには、音声・動画・データ等の情報及び
呼設定等のデータを伝送するセルと、交換システム内の
保守・運用上のデータを伝送するスイッチ内ＯＡＭ（Ｏ
ｐｅｒａｔｉｏｎＡｎｄＭａｎａｇｅｍｅｎｔ）セルと
が存在する。保守・運用上のデータで交換システム外に
出力される必要のないスイッチ内ＯＡＭセルは、交換シ
ステム内で保守・運用上のデータの受信側が受信し終っ
た時点で消去（廃棄）される。交換システムの出口で必
要とされる保守・運用上のデータを伝送するスイッチ内
ＯＡＭセルは、交換システムの出口で消去（廃棄）され
る。交換システムの出口で必要とされるスイッチ内ＯＡ
Ｍセルと、データ誤りを起こしたセルとで処理の方法が
異なるため、処理が煩雑化するという問題点があった。
【００２０】さらにまた、スイッチ内セルの固定的な部
分を削除してＡＴＭ形式のセルを構成していたため、ス
イッチ内セルの削除する部分が変更された場合、スイッ
チ内セルの固定的な部分を削除してＡＴＭ形式のセルを
構成する組合せ回路等のハードウェアを作り変えなけれ
ばならず、通信システムの規模が拡大するという問題点
があった。
分を削除してＡＴＭ形式のセルを構成していたため、ス
イッチ内セルの削除する部分が変更された場合、スイッ
チ内セルの固定的な部分を削除してＡＴＭ形式のセルを
構成する組合せ回路等のハードウェアを作り変えなけれ
ばならず、通信システムの規模が拡大するという問題点
があった。
【００２１】本発明の目的は、上述の問題点に鑑み、組
合せ回路等のハードウェアを変更しないで、スイッチ内
セルをＡＴＭのセル形式に変換できると共に、セル監視
装置への接続線の本数を低減できるセル変換装置を提供
するものである。
合せ回路等のハードウェアを変更しないで、スイッチ内
セルをＡＴＭのセル形式に変換できると共に、セル監視
装置への接続線の本数を低減できるセル変換装置を提供
するものである。
【００２２】［発明の構成］
【００２３】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した目的を
達成するため、入力パケットのどの部分を削除して出力
パケット形式に変換するかを示す変換パターンを記憶す
る記憶手段と、パケットが入力される毎に前記記憶手段
から変換パターンを読み出す読出手段と、前記読出手段
が読み出した変換パターンに基づいて定められる部分を
入力された前記パケットから削除して出力すべきパケッ
トに変換する変換手段と、前記入力パケットの削除すべ
き部分が変更された場合に、前記記憶手段に外部から変
換パターンを入力して前記記憶手段に記憶されている変
換パターンを書き替える手段とを具備したものである。
また、他の発明は、ＡＴＭ交換要素と出力通信路との間
に設置され、該ＡＴＭ交換要素から入力される入力パケ
ットを該出力通信路に出力するセル形式に変換するセル
変換装置であって、入力パケットを一時的に記憶するデ
ータ一時記憶手段と、入力パケットのデータと同期した
クロックをカウントすることにより、入力されたデータ
がパケットのどの部分であるかを示すカウント手段と、
このカウント手段の出力と入力パケットのデータを基に
パケットが正常に入力されたか否かを判断し、パケット
が正常に入力されていなかった場合、前記データ一時記
憶手段に記憶されているパケットを無効にする入力デー
タチェック手段とを具備したものである。なお、この他
の発明では、前記入力データチェック手段は、無効にす
る前記パケットを前記出力通信路とは別のセル監視装置
に送出するものとすることができる。さらに、この場合
では、前記入力データチェック手段は、入力パケットが
前記セル監視装置に転送すべきスイッチ内ＯＡＭセルで
ある場合、前記データ一時記憶手段に記憶されているパ
ケットを無効にし、前記セル監視装置に送出するもので
あることが好ましい。
達成するため、入力パケットのどの部分を削除して出力
パケット形式に変換するかを示す変換パターンを記憶す
る記憶手段と、パケットが入力される毎に前記記憶手段
から変換パターンを読み出す読出手段と、前記読出手段
が読み出した変換パターンに基づいて定められる部分を
入力された前記パケットから削除して出力すべきパケッ
トに変換する変換手段と、前記入力パケットの削除すべ
き部分が変更された場合に、前記記憶手段に外部から変
換パターンを入力して前記記憶手段に記憶されている変
換パターンを書き替える手段とを具備したものである。
また、他の発明は、ＡＴＭ交換要素と出力通信路との間
に設置され、該ＡＴＭ交換要素から入力される入力パケ
ットを該出力通信路に出力するセル形式に変換するセル
変換装置であって、入力パケットを一時的に記憶するデ
ータ一時記憶手段と、入力パケットのデータと同期した
クロックをカウントすることにより、入力されたデータ
がパケットのどの部分であるかを示すカウント手段と、
このカウント手段の出力と入力パケットのデータを基に
パケットが正常に入力されたか否かを判断し、パケット
が正常に入力されていなかった場合、前記データ一時記
憶手段に記憶されているパケットを無効にする入力デー
タチェック手段とを具備したものである。なお、この他
の発明では、前記入力データチェック手段は、無効にす
る前記パケットを前記出力通信路とは別のセル監視装置
に送出するものとすることができる。さらに、この場合
では、前記入力データチェック手段は、入力パケットが
前記セル監視装置に転送すべきスイッチ内ＯＡＭセルで
ある場合、前記データ一時記憶手段に記憶されているパ
ケットを無効にし、前記セル監視装置に送出するもので
あることが好ましい。
【００２４】
【作用】本発明においては、入力パケットのどの部分を
削除して出力パケット形式に変換するかを示す変換パタ
ーンを記憶する記憶手段と、パケットが入力される毎に
記憶手段から変換パターンを読み出す読出手段と、読出
手段が読み出した変換パターンに基づいて定められる部
分を入力されたパケットから削除して出力すべきパケッ
トに変換する変換手段と、入力された前記パケットの削
除すべき部分が変更された場合に、前記記憶手段に外部
から変換パターンを入力して前記記憶手段に記憶されて
いる変換パターンを書き替える手段とを設けたので、例
えばＡＴＭ交換システムの規模などが変更され、スイッ
チ内セルの削除する部分が変更された場合でも、記憶手
段内に記憶されている変換パターンを書き換えるだけ
で、スイッチ内セルからＡＴＭ形式のセルに変換する部
分の組み合わせ回路等のハードウェアを変更する必要が
ない。特に、入力パケットの削除すべき部分が変更され
た場合に、記憶手段に外部から変換パターンを入力して
記憶手段に記憶されている変換パターンを書き替える手
段を備えているため、ＡＴＭ交換システムを運用してい
る最中に、システムの仕様の変更が生じた場合であって
も、その変更に応じて変換パターンを可変とすることが
できる。
削除して出力パケット形式に変換するかを示す変換パタ
ーンを記憶する記憶手段と、パケットが入力される毎に
記憶手段から変換パターンを読み出す読出手段と、読出
手段が読み出した変換パターンに基づいて定められる部
分を入力されたパケットから削除して出力すべきパケッ
トに変換する変換手段と、入力された前記パケットの削
除すべき部分が変更された場合に、前記記憶手段に外部
から変換パターンを入力して前記記憶手段に記憶されて
いる変換パターンを書き替える手段とを設けたので、例
えばＡＴＭ交換システムの規模などが変更され、スイッ
チ内セルの削除する部分が変更された場合でも、記憶手
段内に記憶されている変換パターンを書き換えるだけ
で、スイッチ内セルからＡＴＭ形式のセルに変換する部
分の組み合わせ回路等のハードウェアを変更する必要が
ない。特に、入力パケットの削除すべき部分が変更され
た場合に、記憶手段に外部から変換パターンを入力して
記憶手段に記憶されている変換パターンを書き替える手
段を備えているため、ＡＴＭ交換システムを運用してい
る最中に、システムの仕様の変更が生じた場合であって
も、その変更に応じて変換パターンを可変とすることが
できる。
【００２５】また、入力パケットを一時的に記憶するデ
−タ一時記憶手段と、入力パケットのデータと同期した
クロックをカウントすることにより、入力されたデータ
がパケットのどの部分であるかを示すカウンタと、カウ
ンタの出力と入力パケットのデータを基にパケットが正
常に入力されたか否かを判断し、パケットが正常に入力
されなかった場合、デ−タ一時記憶手段内に記憶されて
いるパケットを無効にする入力デ−タチェック手段と
を、ＡＴＭ交換要素と出力通信路との間に設置されるセ
ル変換装置に設けたので、ＡＴＭ交換システムの出口で
データ誤りを起こしたセルの情報を検出して無効にする
（出口通信路へは送らない）ことができる。さらに、Ａ
ＴＭ交換システム内の各交換要素でデータ誤りを検出し
ても、各交換要素から直接ＡＴＭ交換システムのセル監
視装置に情報を伝送する必要がないので、各交換要素と
セル監視装置とを結ぶ接続線が必要なく、よって接続線
の本数が低減される。そして、スイッチ内ＯＡＭセルの
内、ＡＴＭ交換システムの出口で受け取ってＡＴＭ交換
システム内のセル監視装置に送るスイッチ内ＯＡＭセル
の識別・転送装置と、データ誤りを起こしたスイッチ内
セルの情報をＡＴＭ交換システム内のセル監視装置に送
る転送装置とを共有することができ、組合せ回路等のハ
ードウェアの規模が小さくなる。
−タ一時記憶手段と、入力パケットのデータと同期した
クロックをカウントすることにより、入力されたデータ
がパケットのどの部分であるかを示すカウンタと、カウ
ンタの出力と入力パケットのデータを基にパケットが正
常に入力されたか否かを判断し、パケットが正常に入力
されなかった場合、デ−タ一時記憶手段内に記憶されて
いるパケットを無効にする入力デ−タチェック手段と
を、ＡＴＭ交換要素と出力通信路との間に設置されるセ
ル変換装置に設けたので、ＡＴＭ交換システムの出口で
データ誤りを起こしたセルの情報を検出して無効にする
（出口通信路へは送らない）ことができる。さらに、Ａ
ＴＭ交換システム内の各交換要素でデータ誤りを検出し
ても、各交換要素から直接ＡＴＭ交換システムのセル監
視装置に情報を伝送する必要がないので、各交換要素と
セル監視装置とを結ぶ接続線が必要なく、よって接続線
の本数が低減される。そして、スイッチ内ＯＡＭセルの
内、ＡＴＭ交換システムの出口で受け取ってＡＴＭ交換
システム内のセル監視装置に送るスイッチ内ＯＡＭセル
の識別・転送装置と、データ誤りを起こしたスイッチ内
セルの情報をＡＴＭ交換システム内のセル監視装置に送
る転送装置とを共有することができ、組合せ回路等のハ
ードウェアの規模が小さくなる。
【００２６】さらに、ＡＴＭ交換システム内の各交換要
素でデータ誤りを検出しても、各交換要素から直接ＡＴ
Ｍ交換システムのセル監視装置に情報を伝送する必要が
ないので、各交換要素とセル監視装置とを結ぶ接続線が
必要なく、よって接続線の本数が低減される。
素でデータ誤りを検出しても、各交換要素から直接ＡＴ
Ｍ交換システムのセル監視装置に情報を伝送する必要が
ないので、各交換要素とセル監視装置とを結ぶ接続線が
必要なく、よって接続線の本数が低減される。
【００２７】
【実施例】以下、本発明のセル変換装置に係る一実施例
を図１及び図２に基づいて説明する。
を図１及び図２に基づいて説明する。
【００２８】図１はセル変換装置１４のブロック図であ
る。同図において、４は通信システムの立ち上げ時等に
通信システム内セルのどの部分を削除してＡＴＭのセル
形式に変換するかが書かれた変換パターンが外部から入
力される変換パターン入力装置である。この変換パター
ン入力装置４には、入力された変換パターンが書き込ま
れる変換パターン記憶装置３が接続されている。７はシ
ステムの通常運用時、スイッチ内セルが入力される度に
変換パターン記憶装置３から変換パターンを読み出し、
読み出した変換パターンを入力データ変換装置６に受け
渡す変換パターン読出し装置である。また、２はシステ
ムの通常運転時、スイッチ内セルが外部から入力される
データ入力装置である。このデータ入力装置２では、入
力されたスイッチ内セルのデータをＳ／Ｐ（Ｓｅｒｉａ
ｌ Ｔｏ Ｐａｒａｌｌｅｌ）変換等して、８ビットデ
ータの形に変換し、入力データチェック装置５及び入力
データ変換装置６に送る。上記入力データ変換装置６
は、変換パターン読出し装置７から受け取った変換パタ
ーンを基にデータ入力装置２から受け取った８ビットデ
ータを削除するか否かの判断を行う。受け取った８ビッ
トデータを削除しない場合はこれをデータ一時記憶装置
９内に記憶する。そして、受け取った８ビットデータを
削除する場合はこれをデータ一時記憶装置９内には書き
込まない。１はカウンタであり、このカウンタ１にはス
イッチ内セルのデータと同期がとれたクロックが入力さ
れ、カウンタ１が入力されるクロックを数えることによ
って、データ入力装置２に入力されるデータがスイッチ
内セルのどの部分のデータなのかを知ることができ、そ
の情報が入力データチェック装置５に受け渡される。入
力されたスイッチ内セルがデータ誤りを起こしたか否か
の情報と、スイッチ内ＯＡＭセルをセル変換装置１４が
受け取るか否かの情報とがスイッチ内セルの特定の領域
のデータに書かれるので、入力データチェック装置５は
データ誤りを起こしたスイッチ内セルとセル変換装置１
４で受け取るスイッチ内ＯＡＭセルとを他のスイッチ内
セルと識別し、これら２種類のスイッチ内セルが入力さ
れた場合、セル監視装置インタフェース部８に２種類の
スイッチ内セルが入力されたことを通知する。セル監視
装置インタフェース部８は入力データチェック装置５か
ら２種類のスイッチ内セルが入力された通知を受けた場
合、データ一時記憶装置９内に記憶されているセルを読
み出して、セル変換装置１４外に出力し、ＡＴＭ交換シ
ステム内の後述するセル監視装置１５に送る。データ一
時記憶装置９内に蓄積されたセルが、データ誤りを起こ
したスイッチ内セルとセル変換装置１４が受け取るスイ
ッチ内ＯＡＭセル以外の場合、セルをデータ一時記憶装
置９に接続されたデータ読出し／出力装置１０が読み出
してセル変換装置１４から後述する通信路１６に出力す
る。
る。同図において、４は通信システムの立ち上げ時等に
通信システム内セルのどの部分を削除してＡＴＭのセル
形式に変換するかが書かれた変換パターンが外部から入
力される変換パターン入力装置である。この変換パター
ン入力装置４には、入力された変換パターンが書き込ま
れる変換パターン記憶装置３が接続されている。７はシ
ステムの通常運用時、スイッチ内セルが入力される度に
変換パターン記憶装置３から変換パターンを読み出し、
読み出した変換パターンを入力データ変換装置６に受け
渡す変換パターン読出し装置である。また、２はシステ
ムの通常運転時、スイッチ内セルが外部から入力される
データ入力装置である。このデータ入力装置２では、入
力されたスイッチ内セルのデータをＳ／Ｐ（Ｓｅｒｉａ
ｌ Ｔｏ Ｐａｒａｌｌｅｌ）変換等して、８ビットデ
ータの形に変換し、入力データチェック装置５及び入力
データ変換装置６に送る。上記入力データ変換装置６
は、変換パターン読出し装置７から受け取った変換パタ
ーンを基にデータ入力装置２から受け取った８ビットデ
ータを削除するか否かの判断を行う。受け取った８ビッ
トデータを削除しない場合はこれをデータ一時記憶装置
９内に記憶する。そして、受け取った８ビットデータを
削除する場合はこれをデータ一時記憶装置９内には書き
込まない。１はカウンタであり、このカウンタ１にはス
イッチ内セルのデータと同期がとれたクロックが入力さ
れ、カウンタ１が入力されるクロックを数えることによ
って、データ入力装置２に入力されるデータがスイッチ
内セルのどの部分のデータなのかを知ることができ、そ
の情報が入力データチェック装置５に受け渡される。入
力されたスイッチ内セルがデータ誤りを起こしたか否か
の情報と、スイッチ内ＯＡＭセルをセル変換装置１４が
受け取るか否かの情報とがスイッチ内セルの特定の領域
のデータに書かれるので、入力データチェック装置５は
データ誤りを起こしたスイッチ内セルとセル変換装置１
４で受け取るスイッチ内ＯＡＭセルとを他のスイッチ内
セルと識別し、これら２種類のスイッチ内セルが入力さ
れた場合、セル監視装置インタフェース部８に２種類の
スイッチ内セルが入力されたことを通知する。セル監視
装置インタフェース部８は入力データチェック装置５か
ら２種類のスイッチ内セルが入力された通知を受けた場
合、データ一時記憶装置９内に記憶されているセルを読
み出して、セル変換装置１４外に出力し、ＡＴＭ交換シ
ステム内の後述するセル監視装置１５に送る。データ一
時記憶装置９内に蓄積されたセルが、データ誤りを起こ
したスイッチ内セルとセル変換装置１４が受け取るスイ
ッチ内ＯＡＭセル以外の場合、セルをデータ一時記憶装
置９に接続されたデータ読出し／出力装置１０が読み出
してセル変換装置１４から後述する通信路１６に出力す
る。
【００２９】ＡＴＭ交換システムの内部では、入力され
たセルにルーティング・タグ等を付加し、スイッチ内セ
ルを構成するため、ＡＴＭ交換システムの出口に置かれ
るセル変換装置１４において、スイッチ内セルのデータ
領域の内付加したデータを削除してＡＴＭのセルに変換
する。上記入力データ変換装置６は変換パターン読出し
装置７から送られる変換パターンを基に入力されたデー
タを削除するか否かの判断を行い、削除しない場合はデ
ータ一時記憶装置９内にデータを書き込む。入力データ
変換装置６が変換し終ったとき、データ一時記憶装置９
内には、入力されたスイッチ内セルをＡＴＭのセル形式
に変換したものが書き込まれていることになる。
たセルにルーティング・タグ等を付加し、スイッチ内セ
ルを構成するため、ＡＴＭ交換システムの出口に置かれ
るセル変換装置１４において、スイッチ内セルのデータ
領域の内付加したデータを削除してＡＴＭのセルに変換
する。上記入力データ変換装置６は変換パターン読出し
装置７から送られる変換パターンを基に入力されたデー
タを削除するか否かの判断を行い、削除しない場合はデ
ータ一時記憶装置９内にデータを書き込む。入力データ
変換装置６が変換し終ったとき、データ一時記憶装置９
内には、入力されたスイッチ内セルをＡＴＭのセル形式
に変換したものが書き込まれていることになる。
【００３０】ＡＴＭ交換システム内では、スイッチ内セ
ルは多段の交換要素を経由して、目的とする出力線が接
続されているセル変換装置１４に入力される。ＡＴＭ交
換システム内の各交換要素において、入力されるスイッ
チ内セルのデータにデータ誤りがないかどうかをチェッ
クし、もし入力されたスイッチ内セルのデータにデータ
誤りを発見した場合は、スイッチ内セルの特定の部分の
データに１を書き込む。１を書き込む部分について、Ａ
ＴＭ交換システムの各段の交換要素で書き込む部分を変
えておけば、セル変換装置１４でスイッチ内セルの特定
の部分を検査すれば何段目の交換要素でデータ誤りが生
じたかが推定される。
ルは多段の交換要素を経由して、目的とする出力線が接
続されているセル変換装置１４に入力される。ＡＴＭ交
換システム内の各交換要素において、入力されるスイッ
チ内セルのデータにデータ誤りがないかどうかをチェッ
クし、もし入力されたスイッチ内セルのデータにデータ
誤りを発見した場合は、スイッチ内セルの特定の部分の
データに１を書き込む。１を書き込む部分について、Ａ
ＴＭ交換システムの各段の交換要素で書き込む部分を変
えておけば、セル変換装置１４でスイッチ内セルの特定
の部分を検査すれば何段目の交換要素でデータ誤りが生
じたかが推定される。
【００３１】スイッチ内ＯＡＭセルを伝送するスイッチ
内セルの内、ＡＴＭ交換システムの出口に位置するセル
変換装置１４で受け取る必要のあるものは、上記スイッ
チ内ＯＡＭセルの特定の部分に特定のパターンを書き込
んでおけば、上記入力データチェック装置５で識別され
る。スイッチ内ＯＡＭセルが入力された場合、入力デー
タチェック装置５がスイッチ内ＯＡＭセルが入力された
ことをセル監視装置インタフェース部８に伝え、セル監
視装置インタフェース部８はスイッチ内ＯＡＭセルをデ
ータ一時記憶装置９から読み出して、セル変換装置１４
からＡＴＭ交換システム内のセル監視装置１５に出力す
る。
内セルの内、ＡＴＭ交換システムの出口に位置するセル
変換装置１４で受け取る必要のあるものは、上記スイッ
チ内ＯＡＭセルの特定の部分に特定のパターンを書き込
んでおけば、上記入力データチェック装置５で識別され
る。スイッチ内ＯＡＭセルが入力された場合、入力デー
タチェック装置５がスイッチ内ＯＡＭセルが入力された
ことをセル監視装置インタフェース部８に伝え、セル監
視装置インタフェース部８はスイッチ内ＯＡＭセルをデ
ータ一時記憶装置９から読み出して、セル変換装置１４
からＡＴＭ交換システム内のセル監視装置１５に出力す
る。
【００３２】スイッチ内セルの内データを運んでいない
スイッチ内セルについても、上記スイッチ内セルの特定
の部分に特定のデータを書き込んでいれば、入力データ
チェック装置５が識別することができ、スイッチ内セル
が入力された場合、入力データチェック装置５がデータ
一時記憶装置９内に記憶されたデータを無効にすれば良
い。
スイッチ内セルについても、上記スイッチ内セルの特定
の部分に特定のデータを書き込んでいれば、入力データ
チェック装置５が識別することができ、スイッチ内セル
が入力された場合、入力データチェック装置５がデータ
一時記憶装置９内に記憶されたデータを無効にすれば良
い。
【００３３】図２はＡＴＭ通信システムの一例を示す要
部ブロック図である。同図において、セル変換装置１４
はＡＴＭ交換システムの出口に置かれ、最終段の交換要
素のデータ出力装置１２からスイッチ内セルが出力さ
れ、セル変換装置１４に入力される。データ出力装置１
２から出力されるデータと同期がとれたクロックがクロ
ック出力装置１１から出力され、カウンタ１（図１参
照）に入力される。通信システムの通常運用時、セル変
換装置１４内で使用される変換パターンは通信システム
の立ち上げ時等に変換パターン出力装置１３から出力さ
れ、変換パターン記憶装置３（図１参照）に書き込まれ
る。セル変換装置１４に入力されたスイッチ内セルの
内、データ誤りが検出されたスイッチ内セルとセル変換
装置１４で受け取る必要のあるスイッチ内セルとはセル
変換装置１４内で適当に処理され、処理後のデータがセ
ル変換装置１４からＡＴＭ交換システム内のセル監視装
置１５に出力される。その他のスイッチ内セルがセル変
換装置１４に入力されたとき、セル変換装置１４内でＡ
ＴＭのセル形式に変換され、変換されたセルがセル変換
装置１４から通信路１６に出力される。
部ブロック図である。同図において、セル変換装置１４
はＡＴＭ交換システムの出口に置かれ、最終段の交換要
素のデータ出力装置１２からスイッチ内セルが出力さ
れ、セル変換装置１４に入力される。データ出力装置１
２から出力されるデータと同期がとれたクロックがクロ
ック出力装置１１から出力され、カウンタ１（図１参
照）に入力される。通信システムの通常運用時、セル変
換装置１４内で使用される変換パターンは通信システム
の立ち上げ時等に変換パターン出力装置１３から出力さ
れ、変換パターン記憶装置３（図１参照）に書き込まれ
る。セル変換装置１４に入力されたスイッチ内セルの
内、データ誤りが検出されたスイッチ内セルとセル変換
装置１４で受け取る必要のあるスイッチ内セルとはセル
変換装置１４内で適当に処理され、処理後のデータがセ
ル変換装置１４からＡＴＭ交換システム内のセル監視装
置１５に出力される。その他のスイッチ内セルがセル変
換装置１４に入力されたとき、セル変換装置１４内でＡ
ＴＭのセル形式に変換され、変換されたセルがセル変換
装置１４から通信路１６に出力される。
【００３４】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、組
合せ回路等のハードウェアを変更することなく、スイッ
チ内セルをＡＴＭ形式のセルに変換できる。また、ＡＴ
Ｍ交換システムの出口で受け取ってＡＴＭ交換システム
内のセル監視装置に送るスイッチ内ＯＡＭセルの識別・
転送装置と、データ誤りを起こしたスイッチ内セルの情
報をＡＴＭ交換システム内のセル監視装置に送る転送装
置とが共有化されたので、組合せ回路等のハードウェア
の規模が低減でき、処理が簡便になる。さらに、各交換
要素とセル監視装置とを結ぶ接続線の本数が少なくで
き、作業効率が向上できる。
合せ回路等のハードウェアを変更することなく、スイッ
チ内セルをＡＴＭ形式のセルに変換できる。また、ＡＴ
Ｍ交換システムの出口で受け取ってＡＴＭ交換システム
内のセル監視装置に送るスイッチ内ＯＡＭセルの識別・
転送装置と、データ誤りを起こしたスイッチ内セルの情
報をＡＴＭ交換システム内のセル監視装置に送る転送装
置とが共有化されたので、組合せ回路等のハードウェア
の規模が低減でき、処理が簡便になる。さらに、各交換
要素とセル監視装置とを結ぶ接続線の本数が少なくで
き、作業効率が向上できる。
【図１】本発明のセル変換装置のブロック図である。
【図２】本発明のＡＴＭ通信システムの一例を示す要部
ブロック図である。
ブロック図である。
１ カウンタ ２ データ入力装置 ３ 変換パターン記憶装置 ４ 変換パターン入力装置 ５ 入力データチェック装置 ６ 入力データ変換装置 ７ 変換パターン読出し装置 ８ セル監視装置インタフェース部 ９ データ一時記憶装置 １０ データ読出し／出力装置 １１ クロック出力装置 １２ データ出力装置 １３ 変換パターン出力装置 １４ セル変換装置 １５ セル監視装置 １６ 通信路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平２−90834（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−153151（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−177944（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−239747（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−175839（ＪＰ，Ａ) 1989年信学秋季大会 Ｂ−167 1991年信学春季大会 Ｂ−459 (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04L 12/56 H04L 12/28
Claims (4)
- 【請求項１】 入力パケットのどの部分を削除して出力
パケット形式に変換するかを示す変換パターンを記憶す
る記憶手段と、 パケットが入力される毎に前記記憶手段から変換パター
ンを読み出す読出手段と、 前記読出手段が読み出した変換パターンに基づいて定め
られる部分を入力された前記パケットから削除して出力
すべきパケットに変換する変換手段と、前記入力パケットの削除すべき部分が変更された場合
に、 前記記憶手段に外部から変換パターンを入力して前
記記憶手段に記憶されている変換パターンを書き替える
手段とを具備したことを特徴とするセル変換装置。 - 【請求項２】 ＡＴＭ交換要素と出力通信路との間に設
置され、該ＡＴＭ交換要素から入力される入力パケット
を該出力通信路に出力するセル形式に変換するセル変換
装置であって、 入力パケットを一時的に記憶するデータ一時記憶手段
と、 入力パケットのデータと同期したクロックをカウントす
ることにより、入力されたデータがパケットのどの部分
であるかを示すカウント手段と、 このカウント手段の出力と入力パケットのデータを基に
パケットが正常に入力されたか否かを判断し、パケット
が正常に入力されていなかった場合、前記データ一時記
憶手段に記憶されているパケットを無効にする入力デー
タチェック手段とを具備したことを特徴とするセル変換
装置。 - 【請求項３】 前記入力データチェック手段は、無効に
する前記パケットを前記出力通信路とは別のセル監視装
置に送出するものであることを特徴とする請求項２記載
のセル変換装置。 - 【請求項４】 前記入力データチェック手段は、入力パ
ケットが前記セル監視装置に転送すべきスイッチ内ＯＡ
Ｍセルである場合、前記データ一時記憶手段に記憶され
ているパケットを無効にし、前記セル監視装置に送出す
るものであることを特徴とする請求項３記載のセル変換
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03000760A JP3103120B2 (ja) | 1991-01-08 | 1991-01-08 | セル変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03000760A JP3103120B2 (ja) | 1991-01-08 | 1991-01-08 | セル変換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04363938A JPH04363938A (ja) | 1992-12-16 |
| JP3103120B2 true JP3103120B2 (ja) | 2000-10-23 |
Family
ID=11482653
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03000760A Expired - Fee Related JP3103120B2 (ja) | 1991-01-08 | 1991-01-08 | セル変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3103120B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06155168A (ja) * | 1992-11-26 | 1994-06-03 | Mitsui High Tec Inc | ワイヤ放電加工方法および装置 |
-
1991
- 1991-01-08 JP JP03000760A patent/JP3103120B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (2)
| Title |
|---|
| １９８９年信学秋季大会 Ｂ−１６７ |
| １９９１年信学春季大会 Ｂ−４５９ |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06155168A (ja) * | 1992-11-26 | 1994-06-03 | Mitsui High Tec Inc | ワイヤ放電加工方法および装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04363938A (ja) | 1992-12-16 |
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