JP3177241U - 製本 - Google Patents

製本 Download PDF

Info

Publication number
JP3177241U
JP3177241U JP2012002821U JP2012002821U JP3177241U JP 3177241 U JP3177241 U JP 3177241U JP 2012002821 U JP2012002821 U JP 2012002821U JP 2012002821 U JP2012002821 U JP 2012002821U JP 3177241 U JP3177241 U JP 3177241U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bookbinding
sheets
paper
adhesive
stacked
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2012002821U
Other languages
English (en)
Inventor
茂男 山本
祐治 桑田
Original Assignee
株式会社トキワメディアサービス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社トキワメディアサービス filed Critical 株式会社トキワメディアサービス
Priority to JP2012002821U priority Critical patent/JP3177241U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3177241U publication Critical patent/JP3177241U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

【課題】剥離後の組に含まれる複数枚の用紙の取り扱いが容易な製本を提供することである。
【解決手段】製本1は、外用紙4,内用紙5を2つ折りにして折れ目部41,51を形成し、折れ目部41,51に合わせて外用紙4,内用紙5を所定の枚数重ねると共に針金7を用いて中綴じして冊子状の組6とし、外用紙4の折れ目部41の外側に接着面42,43を設け、接着面42,43に剥離可能な接着剤を塗布して各組6を上下に貼付することで複数の組6を積重し、積重された複数の組6の下端に位置する組6の接着面に接着剤を塗布して表紙2の裏部24の内面に貼付した。
【選択図】図1

Description

本考案は、複数枚の用紙を収録した製本に関するものである。
従来の学習用教材の製本等では、1つの分野/テーマに沿ったまとまりや関連性のある複数枚(複数題)を一緒に剥離させた方が当該製本の利用者にとって都合のよい場合がある。
このような場合、所定の枚数の用紙が重ねて冊子状の組とし、当該組を剥離可能な接着剤で上下に複数貼付(積重)し、積重された複数組の上端又は下端が接着剤で表紙の内面に貼付することにより、積重された複数組は表紙内部に接着保持されるとともに、各々の組ごとに剥離させることができるので、組に含まれる枚数単位で用紙を剥離することが可能となる(例えば、特許文献1等参照)。
実用新案登録第3155812号公報
しかしながら、特許文献1に示す製本等では、表紙から各々の組ごとに所定の枚数の用紙を剥離させることが可能であるものの、組に含まれる所定の枚数の用紙を剥離させた後に、剥離した複数枚の用紙がバラバラになってしまうため、利用者にとって剥離後の用紙の取り扱いが煩雑であると言った問題点がある。
本考案は、かかる問題点を解決するためになされたものであり、剥離後の組に含まれる複数枚の用紙の取り扱いが容易な製本を提供することを目的とする。
請求項1に記載の考案は、複数枚の用紙を表紙内部に収録する製本において、前記各々の用紙を2つ折りにして折れ目部を形成し、前記折れ目部に合わせて前記用紙を所定の枚数重ねると共に前記用紙を綴じて冊子状の組とし、前記組の外端に位置する用紙の前記折れ目部の外側に接着面を設け、前記接着面に剥離可能な接着剤を塗布して各組を上下に貼付することで複数組を積重し、前記積重された複数組の上端又は下端に位置する組の接着面に接着剤を塗布して前記表紙の内面に貼付したことを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の製本において、前記用紙を中綴じ、無線綴じ、若しくは、網代綴じで綴じることを特徴とする。
請求項3に記載の考案は、請求項1又は2に記載の製本において、当該製本は、学習用教材であることを特徴とする。
本考案によれば、冊子状の組には所定の枚数の用紙が重ねられると共に綴じられており、上記組が剥離可能な接着剤で上下に複数貼付(積重)されて、積重された複数組の上端又は下端が上記接着剤で表紙の内面に貼付されている。そのため、積重された複数組は表紙内部に接着保持されるとともに、各々の組ごとに剥離させることができるので、組に含まれる枚数単位で用紙を剥離することが可能となり、剥離された組に含まれる複数枚の用紙が綴じられているため、複数枚の用紙がバラバラになることはなく、利用者にとって剥離後の複数枚の用紙の取り扱いが容易になる。
したがって、本考案は、複数枚の用紙をまとまりのある枚数単位で容易に剥離できると共に剥離後の組に含まれる複数枚の用紙の取り扱いが容易な製本であるといえる。
本考案に係る製本の斜視図である。 本考案に係る製本をXZ平面から眺めた状態を示す模式図である。 本考案に係る外用紙を外面側から眺めた状態を示す模式図である。 本考案に係る製本の用紙の綴じ方の変形例を示す模式図である。
以下に本実施形態に係る製本について図1〜図3を用いて説明する。
なお、以下の説明では、図1における、製本1の左右方向をX軸方向、前後方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とする。
また、以下では、図1に示す表紙や用紙を折り返した際に、折り返しで形成される面同士が接触する側を内面側、内面側と逆側を外面側、と便宜上定めて説明する。
本実施形態に係る製本1は、例えば、学習用教材等として用いられ、学習分野や学習テーマ等に沿ってまとまりや関連性のある複数の用紙3を中綴じした組6を、表紙2の内部に複数組積重し、各組6を剥離自在なように構成したものである。
表紙2は、2箇所の表紙折れ目線21,22に沿って折り返され、おもて表紙としての表部23と、うら表紙としての裏部24と、背表紙としての背部25と、で構成される。そして、表紙2は、例えば、用紙3より厚手の表紙用の紙材料を用いて形成されており、図2に示すように、表紙折れ目線21,22で折り返された場合に、背部25が起立してコ字状に保たれ、内面側に組6を複数組収録可能になっている。
用紙3は、例えば、標準の用紙サイズ(例えば、A3,A4サイズ等)からなる矩形の紙材であり、組6の外端に位置する外用紙4と、組6において外用紙4の内面側に配置される内用紙5と、を含む。
内用紙5は、長手方向中心位置で2つ折りに折り返された際に形成される折れ目部51を備える。そして、図1及び図2に示すように、後述の外用紙4の折れ目部41に上記折れ目部51を合わせるようにして、外用紙4の内面側に複数枚の内用紙5を重ね合わせると共に針金7を用いて中綴じすることで、冊子状の組6が形成される。
外用紙4は、組6における外端に位置する用紙であり、長手方向中心位置で2つ折りに折り返された際に形成される折れ目線41aを含んだ折れ目部41を備える。
折れ目部41の外面側には、図3に示すように、長手方向における一方の端部(後側端部44)近傍に設けられた接着面42と、折れ目線41aの他方の端部(前側端部45)より所定距離aだけ離間した位置に設けられた接着面43と、が備えられる。この接着面42,43は、2つ折りに折り返された状態で上下面両側に形成されるように、折れ目線41aの左右両側に設けられている。
そして、図2に示すように、複数の組6は、各々の接着面42,43に剥離可能な接着剤が塗布されることで上下に貼付されてZ軸方向に積重される。さらに、上記積重された複数の組6の中で、下端に位置する組6の接着面42,43に接着剤が塗布されることで、当該積重された複数の組6が表紙2の裏部24の内面側に貼付されている。
そのため、上記積重された複数の組6は、図1に示すように、表紙2の内部に収録された状態で裏部24の内面にのみ固着されたものとなり、図2のように背部25を起立させ
た場合は、背部25の内面側と各組6の折れ目線41aとが係止した状態を形成する。
また、上記積重された複数の組6の、接着面42が後側端部44の近傍に設けられる一方で、接着面43は前側端部45より所定距離aだけ離間した位置に設けられている。そのため、接着面42を介して、複数の組6が前後方向(Y軸方向)に揃った位置で積重されるとともに、各組6の上下間には前側端部45から接着面43まで隙間が形成されるため、当該隙間に手を差し込むことで、任意の数の組6を容易に剥離させることが可能となる。
組6は、長手方向中心位置で2つ折りに折り返した用紙3を複数重ねると共に針金7を用いて中綴じして冊子状にしたものであり、表紙2の背部25に沿って同一方向に複数積重される。
以上説明したように、本実施形態に係る製本1は、外用紙4,内用紙5を2つ折りにして折れ目部41,51を形成し、折れ目部41,51に合わせて外用紙4,内用紙5を所定の枚数重ねると共に針金7を用いて中綴じして冊子状の組6とし、外用紙4の折れ目部41の外側に接着面42,43を設け、接着面42,43に剥離可能な接着剤を塗布して各組6を上下に貼付することで複数の組6を積重し、積重された複数の組6の下端に位置する組6の接着面に接着剤を塗布して表紙2の裏部24の内面に貼付したものである。
つまり、製本1によると、冊子状の組6には所定の枚数の用紙3が重ねると共に針金7を用いて中綴じされており、上記組6が剥離可能な接着剤で上下に複数貼付(積重)されて、上端又は下端が上記接着剤で表紙2の内面に貼付されている。そのため、積重された複数の組6は表紙2の内部に接着保持されるとともに、各々の組2ごとに剥離させることができるので、組6に含まれる枚数単位で用紙3を剥離することが可能となる。
さらに、剥離された組6に含まれる複数枚の用紙3が針金7を用いて中綴じされているため、複数枚の用紙3がバラバラになることはなく、利用者にとって剥離後の複数枚の用紙3の取り扱いが容易になる。
したがって、製本1は、複数枚の用紙3をまとまりのある枚数単位で容易に剥離できると共に剥離後の組に含まれる複数枚の用紙3の取り扱いが容易な製本であるといえる。
また、従来の用紙3ごとに接着剤を塗布して冊子状にしたものに比べて、製本1は組6(外用紙4)単位の接着面42,43しか必要としないので、製作コストの低減が図れる。
また、接着面42,43において、接着面42が折れ目部41の後側端部44近傍に設けられ、接着面43が折れ目部41の前側端部45より所定距離aだけ離間した位置に設けられることを特徴とする。
そのため、接着面42を介して、複数の組6が前後方向(Y軸方向)に揃った位置で積重されるとともに、各組6の上下間には前側端部45から接着面43まで隙間が形成されるため、当該隙間に手を差し込むことで、任意の数の組6を容易に剥離させることが可能となる。
また、製本1は、学習用教材として用いられるため、例えば、学習分野や学習テーマ等に沿ってまとまりや関連性のある組毎に適宜分割して使用することができるので、学習効果を高めることができる。
なお、本考案の範囲は上記実施形態に限られることなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
また、本考案の本実施形態の説明に際しては、外用紙4,内用紙5を2つ折りにして折れ目部41,51を形成し、折れ目部41,51に合わせて外用紙4,内用紙5を所定の枚数重ねると共に針金7を用いて中綴じして冊子状の組6としているが、用紙3の綴じ方としては、針金7を用いた中綴じに限定されるものではなく、図4に示す変形例のような無線綴じ8であっても構わない。
さらに、用紙3の綴じ方としては、切断無線綴じ、或いは、網代綴じ等の他の綴じ方であっても構わない。
また、製本1は、学習用教材以外の用途に用いてもよい。
また、組6に含まれる内用紙5の枚数や組6の組数は、図1及び図2に図示される枚数や組数に限定されるものではなく、製本1に収録される用紙3のまとまりや関連性に応じて適宜に変更可能である。
1 製本
2 表紙
3 用紙
4 外用紙
41 折れ目部
42 接着面
43 接着面
5 内用紙
51 折れ目部
6 組
7 針金
8 無線綴じ

Claims (3)

  1. 複数枚の用紙を表紙内部に収録する製本において、
    前記各々の用紙を2つ折りにして折れ目部を形成し、前記折れ目部に合わせて前記用紙を所定の枚数重ねると共に前記用紙を綴じて冊子状の組とし、前記組の外端に位置する用紙の前記折れ目部の外側に接着面を設け、前記接着面に剥離可能な接着剤を塗布して各組を上下に貼付することで複数組を積重し、前記積重された複数組の上端又は下端に位置する組の接着面に接着剤を塗布して前記表紙の内面に貼付したことを特徴とする製本。
  2. 請求項1に記載の製本において、
    前記用紙を中綴じ、無線綴じ、若しくは、網代綴じで綴じることを特徴とする製本。
  3. 請求項1又は2に記載の製本において、
    当該製本は、学習用教材であることを特徴とする製本。
JP2012002821U 2012-05-14 2012-05-14 製本 Expired - Lifetime JP3177241U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012002821U JP3177241U (ja) 2012-05-14 2012-05-14 製本

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012002821U JP3177241U (ja) 2012-05-14 2012-05-14 製本

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3177241U true JP3177241U (ja) 2012-07-26

Family

ID=48004095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012002821U Expired - Lifetime JP3177241U (ja) 2012-05-14 2012-05-14 製本

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3177241U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4986197B1 (ja) 紙葉ホルダ
JP3177241U (ja) 製本
JP3208201U (ja) 製本
JP3155812U (ja) 製本
JP3179298U (ja) 抜き取り可能な折り込みを有する、新聞、日刊紙、雑誌、定期刊行物等の印刷刊行物
JP2008023901A (ja) 書類・冊子類の取付補助具
JP2006327128A (ja) 帳票冊子およびその製造方法
JP2009190388A (ja) シート状の製本キット
JP3224524U (ja) 製本体
JP3113669U (ja) 別冊本付き合本
JP6134192B2 (ja) 封筒付き冊子
JP2022147634A (ja) 冊子類および冊子類の製造方法
JP3166828U (ja) 本文のいずれかが取り換え可能な本
JP2017144643A (ja) 冊子状構造体
JPS6010873Y2 (ja) 合本
JP3165834U (ja) 袋綴じ用紙
TW201808666A (zh) 冊子形狀體結構
JP6695621B2 (ja) 並製本または上製本
JP6732385B2 (ja) 上製本及びその製造方法
JP5804877B2 (ja) 中綴じ冊子による簡易上製本の製造方法
JP3804588B2 (ja) 情報記憶媒体収納体及び冊子体
JP4023537B2 (ja) コンテナ付き冊子およびその製造方法
JP3185971U (ja) インデックス付冊子
KR20140000753U (ko) 샘플이 일체 결합된 바인더형 책자
JP3175365U (ja) 付箋紙

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3177241

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150704

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term