JP3208201U - 製本 - Google Patents

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JP3208201U
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順二 三森
順二 三森
章 江月
章 江月
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株式会社トキワメディアサービス
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Abstract

【課題】用紙を所定の単位ごとに表紙から剥離させることができると共に、一度表紙から剥離された用紙を、再び表紙に接着することができる製本を提供する。【解決手段】複数枚の用紙3と、用紙3を内部に収録する表紙と、から構成される製本1であって、用紙3は、所定の枚数を重ねて冊子状の組を形成し、表紙は、表側折れ目線21及び裏側折れ目線22によって接続された、表部23と、裏部24と、背部25と、から形成され、背部25には、接着及び剥離を複数回繰り返すことができる接着剤が塗布された接着部が形成され、組は、接着部に着脱自在に接着される。【選択図】図1

Description

本考案は、複数枚の用紙を収録した製本に関するものである。
学習用教材の製本において内容が学習分野ごとに区切られている場合や、日記、手帳、スケジュール帳等のように一年間の暦に従って形成された製本において、内容が月毎に区切られている場合等には、一定の関連性のある複数枚の用紙を、まとめて剥離させて使用することができた方が使用者にとって都合のよい場合がある。
このような場合に対応するため、所定の枚数の用紙を重ねて冊子状の組とした上で、当該組を剥離可能な接着剤で上下に複数積重して接着し、積重された複数組の上端又は下端を接着剤で表紙の内面に貼付することにより、積重された複数組を表紙内部に接着保持すると共に、組単位で剥離させることができるように構成されたものが存在している(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
実用新案登録第3155812号公報 実用新案登録第3177241号公報
しかしながら、上記特許文献記載の構成においては、表紙から組単位で所定の枚数の用紙を剥離させることは可能であるものの、一度剥離させてしまえばこれを元に戻すことはできず、使い勝手が悪かった。
本考案は、かかる問題点を解決するためになされたものであり、用紙を所定の単位ごとに表紙から剥離させることができると共に、より使い勝手のよい製本を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の考案は、製本において、
複数枚の用紙と、前記用紙を内部に収録する表紙と、から構成される製本であって、
前記用紙は、所定の枚数を重ねて冊子状の組を形成し、
前記表紙は、折れ目線によって接続された、表部と、裏部と、背部と、から形成され、
前記背部には、接着及び剥離を複数回繰り返すことができる接着剤が塗布された接着部が形成され、
前記組は、前記接着部に着脱自在に接着されることを特徴とする。
また、請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の製本において、
前記接着部は、前記背部の、長手方向の両端部を除いて短手方向の全体に亘って形成されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の考案は、請求項1又は2に記載の製本において、
前記製本は学習用教材であり、
前記組は学習分野ごとに形成されていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の考案は、請求項1又は2に記載の製本において、
前記製本は一年間の暦に従って形成されており、
前記組は月毎に形成されていることを特徴とする。
本考案によれば、用紙を所定の単位ごとに表紙から剥離させることができると共に、一度表紙から剥離された用紙を、再び表紙に接着することができることとなり、より使い勝手の良い製本を提供することができる。
本考案に係る製本の斜視図である。 本考案に係る製本の表紙を、折れ目線を開いた状態で内面側から見た状態を示す模式図である。 本考案に係る製本を図1におけるY方向(前方)から見た場合の模式図である。 用紙の組を一組剥離させた状態の本考案に係る製本を、図1におけるY方向(前方)から見た場合の模式図である。
以下、本発明の実施形態たる製本について図1ないし図4を用いて説明する。
なお、以下の説明では、図1における、製本1の左右方向をX軸方向、前後方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とする。
また、以下の説明では、図1に示す表紙や用紙を折り返した際に、折り返しによって形成される面同士が接触する側を内面側、内面側と逆側を外面側、と便宜上定めて説明する。
(実施形態の構成)
(全体構成)
本実施形態に係る製本1は、例えば、学習用教材等の学習分野ごとに内容が区切られた製本や、日記、カレンダー、スケジュール帳等のように、一年間の暦に従って形成されると共に月毎にその内容が区切られた製本に用いられ、まとまりや関連性のある複数の用紙3からなる冊子状の組4を、表紙2の内面側に複数組着脱自在に接着したものである。
(表紙)
表紙2は、図1ないし図4に示すように、矩形の紙材であり、表側折れ目線21及び裏側折れ目線22に沿って折り返され、おもて表紙としての表部23と、うら表紙としての裏部24と、背表紙としての背部25と、が形成されている。そして、表紙2は、例えば、用紙3より厚手の表紙用の紙材料を用いて形成されており、図3に示すように、表側折れ目線21及び裏側折れ目線22に沿って折り返された場合に、背部25が起立してコ字状に保たれ、内面側に組4を複数組収録可能になっている。
また、表部23及び裏部24は、共に、後述する用紙3を二つ折りしたものと略合同となるように形成され、背部25の短手方向の長さは、収録する組4を全て重ねた際の厚みと略同一となるように形成されている。
表紙2の背部25の内面側には、図2に示すように、長手方向の両端部付近を除いて、短手方向の全体に亘って、接着部251が設けられている。具体的には、長手方向両端部から少なくとも10mmの部分を除いて接着部251を設けることが望ましい。
そして、接着部251には、接着及び剥離を複数回繰り返すことができる接着剤が塗布されている。
接着剤としては、例えば、合成樹脂及び合成ゴムを主成分とする合成ゴム系ホットメルト接着剤が用いられる。
(用紙及び組)
用紙3は、例えば、標準の用紙サイズ(例えば、A3,A4サイズ等)に形成された矩形の紙材であり、長手方向中心位置で二つ折りに折り返された際に形成される折れ目部31を備える。
複数の用紙3を折れ目部31が平面視において重なるようにして積重し、これらを折れ目部31において固定した後、折れ目部31において二つ折りにすることで、冊子状の組4が形成される。
用紙3同士の固定方法としては、例えば、折れ目部31に沿って用紙3に細く接着剤を塗布の上、これを重ね合わせて接着する方法や、重ね合わせた用紙3を折れ目部31において針金を用いて中綴じする方法がある。
また、用紙3がバラバラになる可能性はあるものの、用紙3同士を固定することなく、積重の上二つ折りにするのみで、組4を構成することも可能である。
図3及び図4に示すように、複数の組4は、折れ目部31において各用紙3が二つ折りにされた側が同一方向を向くように積重された状態で、各々最外部の用紙3の折れ目部31付近の外面側において、表紙2の背部25の接着部251に着脱自在に接着される。
なお、組4の構成は、一定枚数の用紙3を一まとまりにできればよく、上記の構成に限られない。例えば、用紙3として当初より上記において二つ折りにした後の大きさ、形状のものを用い、これを無線綴じ、網代綴じ等の方法で固定することで組4を構成してもよい。この場合、表紙2の表部23及び裏部24は、用紙3と略合同に形成されることとなる。
また、各組4に含まれる用紙3の枚数や表紙2に収納される組4の組数は、図1、図3及び図4に図示される枚数や組数に限定されるものではなく、製本1の収録内容に応じて適宜変更可能である。
(実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態に係る製本1は、用紙3を所定の枚数重ねて固定した上で2つ折りにして形成された組4を、複数組表紙2の背部25の内面側に形成された接着部251に接着することによって形成される。そして、接着部251には、接着及び剥離を複数回繰り返すことができる接着剤が塗布されている。
従って、表紙2と組4とは、剥離及び接着を複数回繰り返すことが可能となり、これによって、用紙3を組4ごとに表紙2から剥離させて使用することができるのみでなく、これを再び表紙2に接着し、一冊の製本に戻すことができる。これによって、使用時の利便性と、保管時の散在防止の効果を両立することができる。
さらに、元の製本1を復元するのみでなく、剥離された組4を再接着する際に順番を組み替えたり、一部の組4のみを再接着したりすることにより、使用者の用途に合った形で製本1を組み立てることも可能となる。
また、組4は、各々が直接表紙2に接着されており、特許文献記載の発明のように組4同士が接着されることはない。
従って、使用者は任意の組4を、他の組4に影響を与えることなく表紙2から剥離させ、また、これを再び接着することができる。
また、接着部251は、表紙2の背部25の内面側において、長手方向の両端部を除いて、短手方向の全体に亘って形成されている。
従って、背部25の短手方向の長さ全体を組4の接着に利用できる一方、長手方向においては、背部25の両端部に接着剤が塗布されていない領域が形成されるため、当該領域を利用して、組4に指を掛けることが可能となり、接着された組4の表紙2からの剥離が容易となる。
また、剥離された各組4に含まれる複数枚の用紙3が固定されている場合、複数枚の用紙3がバラバラになることはなく、使用者は剥離後も組4単位で複数枚の用紙3を使用し、また、使用後にはこれを再び表紙2に戻すことができる。
例えば、製本1を、学習用教材として用い、学習分野に沿って組4を形成した場合、製本1を組4毎に適宜分割して学習分野ごとにこれを使用し、使用後には元に戻すことができる。また、問題集において問題部分と解答・解説を別の組4として構成すれば、問題部分と解答・解説を分けて使用した上、使用後には元に戻すことができる。
更に、適宜使用する組4を組み替えて一冊の製本1を構成することも可能となるため、生徒一人一人の学力に応じた教材を作成することも可能となり、学習効果を高めることができる。
例えば、製本1を日記、カレンダー、スケジュール帳等に用い、月単位で組4が形成されるようにした場合、これを月単位で分割して使用し、更に使用後には再び一冊の製本1に戻すことができる。従って、これを使用する際には、使用する月に該当する組4のみを取り出すことで、軽量で携帯性に優れた形で使用することが可能となり、また、使用を終え、保管する段階においては、取り出した組4を再び表紙2に接着することで、一冊の製本1として保管することができる。
なお、本考案の範囲は上記実施形態に限られることなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲において種々の改良及び設計の変更を行うことが可能である。
また、製本1の用途は、上記の学習用教材や、日記、カレンダー、スケジュール帳等に限られず、製本1を一定のまとまりによって分割して用いることが求められるあらゆる用途に使用することが可能である。例えば、パートごとに分割して用いるクラシックや吹奏楽の楽譜や、レシピごとに分割して用いるレシピ本等に使用することが考えられる。
1 製本
2 表紙
21 表側折れ目線
22 裏側折れ目線
23 表部
24 裏部
25 背部
251 接着部
3 用紙
4 組

Claims (4)

  1. 複数枚の用紙と、前記用紙を内部に収録する表紙と、から構成される製本であって、
    前記用紙は、所定の枚数を重ねて冊子状の組を形成し、
    前記表紙は、折れ目線によって接続された、表部と、裏部と、背部と、から形成され、
    前記背部には、接着及び剥離を複数回繰り返すことができる接着剤が塗布された接着部が形成され、
    前記組は、前記接着部に着脱自在に接着されることを特徴とする製本。
  2. 前記接着部は、前記背部の、長手方向の両端部を除いて短手方向の全体に亘って形成されていることを特徴とする請求項1に記載の製本。
  3. 前記製本は学習用教材であり、
    前記組は学習分野ごとに形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の製本。
  4. 前記製本は一年間の暦に従って形成されており、
    前記組は月毎に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の製本。
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