JP2022147634A - 冊子類および冊子類の製造方法 - Google Patents

冊子類および冊子類の製造方法 Download PDF

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裕介 工藤
Yusuke Kudo
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【課題】保管や持ち運びが容易でありながら、絵や文字などを広く描画することができる冊子類および該冊子類の製造方法をを提供することを目的とする。【解決手段】冊子類100は、冊子状に積層された複数枚の用紙1と、用紙1の表側に設けられた表紙2と、用紙1の裏側に設けられた裏表紙3と、用紙1の背側に設けられた背表紙4とを備える。各用紙1は、表紙2または裏表紙3の4倍以上の面積の描画面1aを有し、表紙2および裏表紙3の間に収まるように所定の折込線10に基づき折り込まれた状態において、背表紙4に対して接着部5を介して剥離可能に接着される。【選択図】図3

Description

本発明は、絵や文字などを描画する際に用いられる冊子類および該冊子類の製造方法に関するものである。
従来より、幼児や子供が絵や文字を描画する際、お絵描き帳、スケッチブック、塗り絵、ノートなどの冊子類が用いられている。この冊子類は、一般に冊子状に積層された複数枚のペラの用紙と、前記用紙の表側に設けられた表紙と、前記用紙の裏側に設けられた裏表紙と、前記用紙の背側に設けられた背表紙とを備え、様々な冊子類が提案されている(例えば特許文献1,2参照)
ところが、一般的な冊子類は、A4サイズまたはB5サイズの大きさに形成されているところ、見開いた状態でせいぜい両側2面程度しかない上、中央に用紙を綴じるための何らかの綴じ具が設けられているため、事実上、冊子類の片側1面という狭い領域にしか絵や文字などを描画することができないものであった。
一方、画用紙や模造紙などの大判用紙は、B4サイズやA3サイズなどの大きさに形成されているため、絵や文字などを広く描画することができるものの、その大きさゆえに保管や持ち運びが不便であった。
実用新案登録第3065936号公報 実開昭61-188868号公報
本発明は、上述の技術的背景に鑑みてなされたものであり、保管や持ち運びが容易でありながら、絵や文字などを広く描画することができる冊子類および該冊子類の製造方法をを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、冊子状に積層された複数枚の用紙と、前記用紙の表側に設けられた表紙と、前記用紙の裏側に設けられた裏表紙と、前記用紙の背側に設けられた背表紙とを備え、前記各用紙は、前記表紙または前記裏表紙の4倍以上の面積の描画面を有し、前記表紙および前記裏表紙の間に収まるように所定の折込線に基づき折り込まれた状態において、前記背表紙に対して接着部を介して剥離可能に接着されることを特徴とする。
これによれば、冊子類の使用時において、各用紙が冊子類から剥離されたあと、冊子類の表紙または裏表紙の4倍以上の面積の描画面に展開され得るため、絵や文字などを広く描画することができる。また、冊子類の使用前において、各用紙が表紙および裏表紙の間に収まるように小さく折り込まれた状態であるため、通常のスケッチブックやノートなどの冊子類と同様、簡単に持ち運んだり、保管することができる。さらに、冊子類の使用後において、描画した用紙を再び折込線に基づき折り込んだ状態にすれば、冊子類に戻したり、他のファイルなどに綴じたりして、用紙を容易に保管することができる。さらにまた、用紙が折込線に基づいて少なくとも4面以上の描画面に区画され得るため、絵や文字を各描画面ごとに描画したり、あるいは地図や塗り絵を各描画面ごとに印刷することもできる。
また、前記各用紙は、所定の折込線に基づき折り込まれた状態において、折込線が前記背表紙に対して接着部を介して剥離可能に接着されるのが好ましい。これによれば、折込線の部分に所定の厚みが生じるため、接着部において各用紙を安定して接着することができる。また、折込線の部分を圧縮しながら接着すれば、冊子類全体を薄く構成することができる。さらに、万一、折込線に接着部のバリが生じたとしても、折込線の反対側の描画面に文字や絵などを広く描画することができる。さらにまた、用紙が剥離される前に展開され得るため、文字や絵などを用紙に描画したあと、該用紙を冊子類から取り外すこともできる。
また、前記各用紙は、表紙および裏表紙と同一の面積となるように所定の折込線に基づき折り込まれるのが好ましい。これによれば、各用紙の描画面の面積を最大限に増やすことができるとともに、冊子類を均等な厚さに構成し易くなる。
また、前記各用紙は、横方向に二つ折りに折り込まれる第1の折込線と、第1の折込線により二つ折りに折り込まれた左側部および右側部がさらに横方向に二つに折りに折り込まれる第2の折込線とを有し、第1の折込線が背表紙に接着部を介して剥離可能に接着されるのが好ましい。これによれば、各用紙が表紙と裏表紙の間で折り込まれた状態において嵩張ることを抑制しながら、各用紙を表紙または裏表紙の4倍の面積の描画面に簡単かつ確実に展開することができる。
また、前記各用紙は、縦方向に二つ折りに折り込まれる第1の折込線と、第1の折込線により二つに折りに折り込まれた上側部および下側部が重なった状態でさらに横方向に二つ折りに折り込まれる第2の折込線とを有し、上側部または下側部の第1の折込線が背表紙に接着部を介して接着されるのが好ましい。これによれば、各用紙が表紙と裏表紙の間で折り込まれた状態において嵩張ることを抑制しながら、各用紙を表紙または裏表紙の4倍の面積の描画面に簡単かつ確実に展開することができる。
また、前記各用紙は、折込線が背表紙に対して接着部を介して所定間隔ごとに断続的に接着されるのが好ましい。これによれば、接着部における各用紙の接着強度が適度に抑制されるため、各用紙を簡単かつ確実に剥離することができる。
また、本発明は、上述の冊子類の製造方法であって、前記各用紙を前記表紙および前記裏表紙の間に収まるように所定の折込線に基づき折り込む第1の工程と、一組の冊子類を構成する、第1の工程により折り込まれた複数枚の用紙と、用紙の表側に設けられる表紙と、用紙の裏側に設けられる裏表紙とを複数組積層する第2の工程と、第2の工程により積層された複数組の冊子類を厚さ方向に圧縮する第3の工程と、第3の工程により圧縮された複数組の冊子類の背側に接着部を塗布することにより、用紙を一体的に接着する第4の工程と、第4の工程により接着部が塗布された複数組の冊子類を各組の冊子類に分離する第5の工程と、第5の工程により分離された各組の冊子類の背側に背表紙を貼着する第6の工程とを備えることを特徴とする。
これによれば、上述の冊子類を効率的に製造することができる。
また、前記第3の工程において、積層された複数組の冊子類を厚さ方向に圧縮率50%~80%で圧縮するのが好ましい。これによれば、各用紙が厚さ方向に緊密に重なることにより、接着部において各用紙を接着することができるとともに、冊子類全体を薄く構成することができる。
本発明によれば、冊子類の使用時において、各用紙が冊子類から剥離されたあと、冊子類の表紙または裏表紙の4倍以上の面積の描画面に展開され得るため、絵や文字などを広く描画することができる。また、冊子類の使用前において、各用紙が表紙および裏表紙の間に収まるように小さく折り込まれた状態であるため、通常のスケッチブックやノートなどの冊子類と同様、簡単に持ち運んだり、保管することができる。さらに、冊子類の使用後において、描画した用紙を再び折込線に基づき折り込んだ状態にすれば、冊子類に戻したり、他のファイルなどに綴じたりして、用紙を容易に保管することができる。さらにまた、用紙が折込線に基づいて少なくとも4面以上の描画面に区画され得るため、絵や文字を各描画面ごとに描画したり、あるいは地図や塗り絵を各描画面ごとに印刷することもできる。
第1の実施形態に係る冊子類を示す斜視図である。 図1の冊子類の表紙が開かれた状態を示す斜視図である。 図2の冊子類の用紙が展開された状態を示す斜視図である。 図1の冊子類の拡大断面図である。 図1の冊子類の接着剤の塗布状態を示す図である。 図1の冊子類の使用方法を示す斜視図である。 図1の冊子類の製造方法を示す斜視図である。 第2の実施形態に係る冊子類の表紙が開かれた状態を示す斜視図である。 図8の冊子類の用紙が展開された状態を示す斜視図である。
<第1の実施形態>
次に、本発明に係る冊子類100の第1の実施形態について図1~図7を参照しつつ説明する。 なお、本明細書において、「横方向」とは図1のX軸方向をいい、「縦方向」とは図1のY軸方向をいい、「高さ方向」とは図1のZ軸方向をいう。また、「右」とは図1のX軸正方向をいい、「左」とは図1のX軸負方向をいう。
前記冊子類100は、図1に示すように、幼児がお絵描きをする際に用いられる冊子類100であって、複数枚の用紙1と、複数枚の用紙1の表側に設けられた表紙2と、複数枚の用紙1の裏側に設けられた裏表紙3と、複数枚の用紙1の背側に設けられた背表紙4とを備え、複数枚の各用紙1が縁の揃った状態で積層状態に積層されている。
前記各用紙1は、図2に示すように、絵や文字が描画されるやや厚手の画用紙であって、表紙2または裏表紙3の4倍以上の面積の描画面1aを有している。なお、本実施形態において「描画面」とは用紙の両面のうちの片面に形成される領域をいう。
また、前記各用紙1は、該用紙1が折り込まれる折込線10を有し、表紙2および裏表紙3の間に収まるよう表紙2および裏表紙3と同一の面積となるように所定の折込線10に基づき折り込まれる。これによれば、用紙1の描画面1aの面積を最大限に増やすことができるとともに、冊子100類を均等な厚さに構成し易くなる。
本実施形態では、前記各用紙1は、横方向に二つ折りに折り込まれる第1の折込線10aと、第1の折込線10aにより二つ折りに折り込まれた左側部および右側部がさらに横方向に内側に二つ折りに折り込まれる第2の折込線10bとを有し、第1の折込線10aが背表紙4に対して接着部5を介して剥離可能に接着される。
このため、各用紙1は、図2に示すように、折り込まれた状態から第1の折込線10aで開かれることにより2倍の面積に展開された状態となり、図3に示すように、さらに左右両端の第2の折込線10bでそれぞれ開かれることにより4倍の面積に展開された状態となる。これによれば、各用紙1が表紙2と裏表紙3の間で折り込まれた状態において嵩張ることを抑制しながら、各用紙1を表紙2または裏表紙3の4倍の面積の描画面1aに簡単かつ確実に展開することができる。
前記表紙2は、用紙1を保護する厚手の紙あって、複数枚の用紙1の表側を覆う態様で設けられている。本実施形態では、縦方向の長さが29.7cm、横方向の長さが21cmに形成されている。
前記裏表紙3は、表紙2と同様に用紙1を保護する厚手の紙あって、複数枚の用紙1の裏側を覆う態様で設けられている。本実施形態では、表紙2と同様に縦方向の長さが29.7cm、横方向の長さが21cmに形成されている。
前記背表紙4は、用紙1を保護する厚手の紙あって、複数枚の用紙1の背側を覆う態様で設けられている。この背表紙4は、縦長の断面コの字状に形成されており、横方向の延びる態様で表紙2の左端縁を覆う矩形所の表側部41と、厚さ方向に延びる態様で複数枚の用紙1の左端縁を覆う矩形所の背側部42と、横方向の延びる態様で裏表紙3の左端縁を覆う矩形所の裏側部43とを備えている。
前記接着部5は、積層された複数枚の各用紙1の背側全面に塗布された接着剤であって、各用紙1を剥離可能な接着強度となされている。この接着部5の材質としては、例えば、業務用のエチレン-酢酸ビニル共重合樹脂系エマルジョン形接着剤(石塚産業株式会社製の「サクラノールBX-1184改」)に対して5~10%重量の水を加えたものが挙げられる。
また、前記接着部5は、用紙1が折込線10に基づき折り込まれた状態において、用紙1の第1の折込線10aを剥離可能に接着している。このため、折込線10aの部分に所定の厚みが生じるため、用紙1を安定して接着することができる。また、折込線10aの部分を圧縮しながら接着すれば、冊子類100全体を薄く構成することができる。さらに、万一、折込線10aに接着部5のバリが生じたとしても、折込線10aの反対側の描画面1aに文字や絵などを広く描画することができる。さらにまた、用紙1が背表紙4から剥離される前に展開され得るため、文字や絵などを用紙に描画したあと、該用紙1を冊子類100から剥離することもできる。
また、前記接着部5は、図4(b)に示すように、用紙1が剥離された場合、用紙1が剥離された部分が露出した空間を形成するため、描画されたあとの用紙1を元の当該空間に戻すことができる。特に接着部5として剥離後も接着性を有するものを採用した場合、描画されたあとの用紙1を元の当該空間で接着部5に弱く接着することができる。
なお、本実施形態では、前記接着部5は、図5(a)に示すように、背側部42の全面に塗布されるものとしたが、図5(b)に示すように、背側の縦方向に沿って所定の間隔Dで断続的に塗布されてもよい。これによれば、接着部5における各用紙1の接着強度が適度に抑制されるため、用紙1を簡単かつ確実に剥離することができる。なお、各用紙1の接着性と剥離性を両立させるために、間隔Dは2cm~3cmであるのが好ましい。
次に、冊子類100の使用方法について図6を参照しつつ説明する。
まず、図6(a)に示すように、ユーザは、冊子類100の表紙2をめくり、用紙1を露出させる。
次に、図6(b)に示すように、ユーザは、一方の手により冊子類100を保持し、他方の手により露出した用紙1を摘み上げて上方に緩やかに引っ張る。
すると、図6(c)に示すように、ユーザは、引っ張った用紙1を背表紙4から剥離することができる。
次に、図6(d)に示すように、ユーザは、剥離された用紙1をまず第1の折込線10aで開いて、次に第2の折込線10bで開くことにより、用紙1を表紙2および裏表紙3の4倍の面積に展開する。
最後に、ユーザは、展開した用紙1の描画面1aに絵や文字を描画する。
而して、冊子類100の使用時において、各用紙1が冊子類100から剥離されたあと、冊子類100の表紙2または裏表紙3の4倍以上の面積の描画面1aに展開され得るため、絵や文字などを広く描画することができる。また、冊子類100の使用前において、用紙1が表紙2および裏表紙3の間に収まるように小さく折り込まれた状態であるため、通常のスケッチブックやノートなどの冊子類100と同様、簡単に持ち運んだり、保管することができる。さらに、冊子類100の使用後において、描画した用紙1を再び折込線10に基づき折り込んだ状態にすれば、冊子類100に戻したり、他のファイルなどに綴じたりして、用紙1を容易に保管することができる。さらにまた、用紙1が折込線10に基づいて4面の描画面1aに区画され得るため、絵や文字を各描画面1aごとに描画したり、あるいは地図や塗り絵を各描画面1aごとに印刷することもできる。
次に、冊子類100の製造方法について図7を参照しつつ説明する。
まず、各用紙1を表紙2および裏表紙3の間に収まるように折込線10に基づき折り込む(第1の工程)。
次に、図7(a)に示すように、一の冊子類100を構成する、第1の工程により折り込まれた複数枚の用紙1と、用紙1の表側に設けられる表紙2と、用紙1の裏側に設けられる裏表紙3とを複数組積層する(第2の工程)。なお、図7(a)において、図面の関係上、用紙1を3枚として図示しているが、実際にはより多くの枚数(本実施形態では20枚)である。
次に、図7(b)に示すように、第2の工程により積層された複数組の冊子類100を厚さ方向(高さ方向)に圧縮する(第3の工程)。このとき、圧縮前の厚さ方向の高さをH1、圧縮後の厚さ方向の高さをH2としたとき、積層された複数組の冊子類100を圧縮率(H2/H1)50%~80%で圧縮するのが好ましい。これによれば、各用紙1が厚さ方向に緊密に重なることにより、各用紙1を背表紙4に確実に接着することができるとともに、冊子類100全体を薄く構成することができる。
次に、図7(c)に示すように、第3の工程により圧縮された複数組の冊子類100の背側の第1の折込線10aに接着部5を全面に亘って塗布する(第4の工程)。
次に、図7(d)に示すように、第4の工程により接着部5が塗布された複数組の冊子類100を各組の冊子類100に分離する(第5の工程)。
最後に、図7(e)に示すように、第5の工程により分離された各組の冊子類100の背側に背表紙4を貼着する(第6の工程)。このとき、背表紙4の背側部42を接着部5に貼着するとともに、表側部41を表紙2に貼着し、かつ裏側部43を裏表紙3に貼着する。
<第2の実施形態>
次に、本発明に係る冊子類100の第2の実施形態について図8~図9を参照しつつ説明する。なお、以下では上記の実施形態と異なる構成についてのみ説明することとし、同一の構成については説明を省略して同一の符号を付すこととする。
本実施形態の用紙1は、縦方向に内側に二つ折りに折り込まれる第1の折込線10cと、第1の折込線10cにより二つ折りに折り込まれた上側部および下側部が重なった状態でさらに横方向に内側に二つ折りに折り込まれる第2の折込線10dとを有し、下側部の第2の折込線10dが接着部5に剥離可能に接着されている。
而して、各用紙1は、図8に示すように、折り込まれた状態から第2の折込線10dで開かれることにより2倍の面積に展開された状態となり、図9に示すように、さらに第1の折込線10cで開かれることにより4倍の面積に展開された状態となる。この場合も、用紙1が表紙2と裏表紙3の間で折り込まれた状態において嵩張ることを抑制しながら、用紙1を表紙2または裏表紙3の4倍の面積の描画面1aに簡単かつ確実に展開することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、本発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
100…冊子類
1…用紙
1a…描画面
10…折込線
10a、10c…第1の折込線
10b、10d…第2の折込線
2…表紙
3…裏表紙
4…背表紙
41…表側部
42…背側部
43…裏側部
5…接着部(接着剤)

Claims (8)

  1. 冊子状に積層された複数枚の用紙と、前記用紙の表側に設けられた表紙と、前記用紙の裏側に設けられた裏表紙と、前記用紙の背側に設けられた背表紙とを備え、
    前記各用紙は、前記表紙または前記裏表紙の4倍以上の面積の描画面を有し、前記表紙および前記裏表紙の間に収まるように所定の折込線に基づき折り込まれた状態において、前記背表紙に対して接着部を介して剥離可能に接着されることを特徴とする冊子類。
  2. 前記各用紙は、所定の折込線に基づき折り込まれた状態において、折込線が前記背表紙に対して接着部を介して剥離可能に接着される請求項1に記載の冊子類。
  3. 前記各用紙は、表紙および裏表紙と同一の面積となるように所定の折込線に基づき折り込まれる請求項2に記載の冊子類。
  4. 前記各用紙は、横方向に二つ折りに折り込まれる第1の折込線と、第1の折込線により二つ折りに折り込まれた左側部および右側部がさらに横方向に二つに折りに折り込まれる第2の折込線とを有し、第1の折込線が背表紙に接着部を介して剥離可能に接着される請求項3に記載の冊子類。
  5. 前記各用紙は、縦方向に二つ折りに折り込まれる第1の折込線と、第1の折込線により二つに折りに折り込まれた上側部および下側部が重なった状態でさらに横方向に二つ折りに折り込まれる第2の折込線とを有し、上側部または下側部の第1の折込線が背表紙に接着部を介して接着される請求項3に記載の冊子類。
  6. 前記各用紙は、折込線が背表紙に対して接着部を介して所定間隔ごとに断続的に接着される請求項2から請求項5のいずれかに記載の冊子類。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の冊子類の製造方法であって、
    前記各用紙を前記表紙および前記裏表紙の間に収まるように所定の折込線に基づき折り込む第1の工程と、
    一組の冊子類を構成する、第1の工程により折り込まれた複数枚の用紙と、用紙の表側に設けられる表紙と、用紙の裏側に設けられる裏表紙とを複数組積層する第2の工程と、
    第2の工程により積層された複数組の冊子類を厚さ方向に圧縮する第3の工程と、
    第3の工程により圧縮された複数組の冊子類の背側に接着部を塗布することにより、用紙を一体的に接着する第4の工程と、
    第4の工程により接着部が塗布された複数組の冊子類を各組の冊子類に分離する第5の工程と、
    第5の工程により分離された各組の冊子類の背側に背表紙を貼着する第6の工程とを備えることを特徴とする冊子類の製造方法。
  8. 前記第3の工程において、積層された複数組の冊子類を厚さ方向に圧縮率50%~80%で圧縮する請求項7に記載の冊子類の製造方法。
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