JP3176331U - うちわ - Google Patents
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Abstract
【課題】試供品等の被収容物を柄部に収容可能なうちわであって、構造を簡単にすることにより製造を容易にすると共に、広告用の図柄や文字が描かれている扇部を柄部から分離できないようにしたうちわを提供する。
【解決手段】シート状の扇部(1a)と、扇部(1a)の一端から延長する細長中空の容器状の柄部(1b)とからなり、扇部(1a)と柄部(1b)を含む全体が樹脂により一体的に形成されていること。
【選択図】 図1
【解決手段】シート状の扇部(1a)と、扇部(1a)の一端から延長する細長中空の容器状の柄部(1b)とからなり、扇部(1a)と柄部(1b)を含む全体が樹脂により一体的に形成されていること。
【選択図】 図1
Description
本考案は、うちわ、特に、販促用に配られるうちわに関する。
うちわは、一般に、扁平なシート状の扇部とその一端に連結されている細長い柄部とからなり、販促用に配布されるうちわは、前記扇部に広告用の図柄や文字が描かれていることが多い。例えば、このようなうちわと試供品とをセットで配ると、受け取る側は試供品に惹かれてうちわと共に受け取るが、商品名等の広告が描かれているうちわは不必要だとすぐに処分されてしまうことが多く、宣伝効果につながらないといった問題がある。
そこで、試供品をうちわと一体にして配布することが考えられる。
特許文献1に開示の発明は、柄部を、前記扇部に対して着脱自在に取り付ける容器状としたもので、この容器としての柄部に試供品を収容させると、試供品入りのうちわとして配布することができ、別体の試供品と共に配布する場合よりも配布作業が容易となり、受け取る側も興味深く受け取ってくれる。
そこで、試供品をうちわと一体にして配布することが考えられる。
特許文献1に開示の発明は、柄部を、前記扇部に対して着脱自在に取り付ける容器状としたもので、この容器としての柄部に試供品を収容させると、試供品入りのうちわとして配布することができ、別体の試供品と共に配布する場合よりも配布作業が容易となり、受け取る側も興味深く受け取ってくれる。
しかしながら、上記したような、容器としての柄部が扇部に対して着脱自在に取り付けられた構成のうちわでは、柄部を扇部とは別体に製造しなければならない上に、扇部に対して着脱自在に取り付けるための構造が複雑となっているから、製造コストが高くついてしまう。また、柄部を扇部に取り付ける取り付け作業が面倒で生産性も悪いといった問題がある。
さらに、柄部は扇部から容易に取り外し可能であるから、試供品の入った柄部のみを取り外して携帯容器として利用することができ、広告が描かれている扇部は捨てられてしまうといった問題は解決されない。
さらに、柄部は扇部から容易に取り外し可能であるから、試供品の入った柄部のみを取り外して携帯容器として利用することができ、広告が描かれている扇部は捨てられてしまうといった問題は解決されない。
本考案は、上記問題点に鑑み、試供品等の被収容物を柄部に収容可能なうちわであって、構造を簡単にすることにより製造を容易にすると共に、広告用の図柄や文字が描かれている扇部を柄部から分離できないようにしたうちわを提供することを課題とする。
本考案に係るうちわは、『シート状の扇部と、前記扇部の一端から延長する細長中空の容器状の柄部とからなり、
前記扇部と前記柄部を含む全体が樹脂により一体的に形成されている』ことを特徴とするものである。
前記扇部と前記柄部を含む全体が樹脂により一体的に形成されている』ことを特徴とするものである。
上記技術的手段は次のように作用する。
扇部と柄部とは樹脂により一体的に成形されているから、扇部と柄部とが不用意に分離されることはない。また、柄部は中空の容器として機能するようにしたから、内部に試供品等の被収容物を収容することができる。広告用の図柄や文字はシート状の扇部に直接印刷したり、印刷されたシールやラベルを貼着したりすることにより広告媒体として機能させることができる。
扇部と柄部とは樹脂により一体的に成形されているから、扇部と柄部とが不用意に分離されることはない。また、柄部は中空の容器として機能するようにしたから、内部に試供品等の被収容物を収容することができる。広告用の図柄や文字はシート状の扇部に直接印刷したり、印刷されたシールやラベルを貼着したりすることにより広告媒体として機能させることができる。
上記うちわにおいて、好ましくは、
前記柄部は、前記扇部に連続している略長方形状の基板と、前記基板の両長辺の少なくとも一方に折り曲げ部を介して連設され且つ前記基板と略同大の被覆板と、前記被覆板の両短辺に折り曲げ部を介してそれぞれ連設される一対の閉塞片とからなり、
前記被覆板及び閉塞片をそれぞれ同方向に折り畳んだ状態にて中空の容器が形成されると共に、その折り畳み状態を解除自在に保持する保持手段が設けられていることである。
基板と被覆板と閉塞片とで容器が形成され、その形状は保持手段によって解除自在に保持できるように設定されている。前記容器内に試供品等の被収容物を収容するには、展開状態にある基板の上に被収容物を載せた後に、前記被収容物を覆うように被覆板を前記基板側に折り曲げると共に、基板と被覆板とで構成される筒体の両端を閉塞するように閉塞片を折り曲げる。その後、保持手段でその折り畳み状態を保持すればよい。
前記柄部は、前記扇部に連続している略長方形状の基板と、前記基板の両長辺の少なくとも一方に折り曲げ部を介して連設され且つ前記基板と略同大の被覆板と、前記被覆板の両短辺に折り曲げ部を介してそれぞれ連設される一対の閉塞片とからなり、
前記被覆板及び閉塞片をそれぞれ同方向に折り畳んだ状態にて中空の容器が形成されると共に、その折り畳み状態を解除自在に保持する保持手段が設けられていることである。
基板と被覆板と閉塞片とで容器が形成され、その形状は保持手段によって解除自在に保持できるように設定されている。前記容器内に試供品等の被収容物を収容するには、展開状態にある基板の上に被収容物を載せた後に、前記被収容物を覆うように被覆板を前記基板側に折り曲げると共に、基板と被覆板とで構成される筒体の両端を閉塞するように閉塞片を折り曲げる。その後、保持手段でその折り畳み状態を保持すればよい。
また、上記うちわにおいて、好ましくは、
前記柄部は、前記扇部に一体的に連続し且つ被収容物の形状に倣った形状に成形された一方開放の容器部と、前記容器部と別体に設けられ且つ前記容器部の開放部を開閉自在に閉塞する蓋板とから構成されているものである。
容器部はうちわの表裏どちらか一方に開放しており、前記容器部内に、その形状に合わせて被収容物を収容し、その後、開放部を蓋板で閉塞する構成であり、蓋板は、容器部の開放部に対してスライド式又は嵌め込み式等にすることにより、開閉自在とすれば良い。
前記柄部は、前記扇部に一体的に連続し且つ被収容物の形状に倣った形状に成形された一方開放の容器部と、前記容器部と別体に設けられ且つ前記容器部の開放部を開閉自在に閉塞する蓋板とから構成されているものである。
容器部はうちわの表裏どちらか一方に開放しており、前記容器部内に、その形状に合わせて被収容物を収容し、その後、開放部を蓋板で閉塞する構成であり、蓋板は、容器部の開放部に対してスライド式又は嵌め込み式等にすることにより、開閉自在とすれば良い。
また、上記うちわにおいて、好ましくは、
前記柄部は、少なくとも長手方向の一端が開放する細長中空の容器とし、その一端開放部から、被収容物を収容させたカートリッジを前記容器部内に抜け止め状態に装填可能としたことである。
試供品等の被収容物をカートリッジに収容し、このカートリッジを前記一端開放部から容器状の柄部内に装填すると、前記カートリッジは柄部内にて抜け止め状態に保持されるように設定されている。
前記柄部は、少なくとも長手方向の一端が開放する細長中空の容器とし、その一端開放部から、被収容物を収容させたカートリッジを前記容器部内に抜け止め状態に装填可能としたことである。
試供品等の被収容物をカートリッジに収容し、このカートリッジを前記一端開放部から容器状の柄部内に装填すると、前記カートリッジは柄部内にて抜け止め状態に保持されるように設定されている。
上記うちわにおいて、好ましくは、
前記扇部と柄部との境界部分の両側端縁近傍から、前記扇部の周縁近傍及び柄部の両側縁近傍に沿って連続してそれぞれ所定長さ延びる一対の縦リブが形成され、
前記扇部における、前記境界部分近傍に、前記一対の縦リブを連結する横リブが形成されている。
前記扇部と柄部に連続するようにその周縁にそって一対の縦リブと、これら縦リブを連結させる横リブを設けることにより、扇部及び柄部が補強され、各々の形状を保持することができ、扇部が不用意に撓むことはない。
前記扇部と柄部との境界部分の両側端縁近傍から、前記扇部の周縁近傍及び柄部の両側縁近傍に沿って連続してそれぞれ所定長さ延びる一対の縦リブが形成され、
前記扇部における、前記境界部分近傍に、前記一対の縦リブを連結する横リブが形成されている。
前記扇部と柄部に連続するようにその周縁にそって一対の縦リブと、これら縦リブを連結させる横リブを設けることにより、扇部及び柄部が補強され、各々の形状を保持することができ、扇部が不用意に撓むことはない。
上記うちわにおいて、少なくとも前記柄部は透明体としたものでは、容器状の柄部を開放させなくても、柄部内に試供品等の被収容物が収容されていることを柄部の外から確認することができるので、これを頒布用として配ると、柄部を透して確認できる被収容物に惹かれて積極的に受け取ってもらうことが可能となる。
以上のように、本考案によれば、広告用の図柄や文字等を描くことができる扇部と、試供品等の被収容物を収容することができる柄部とは樹脂の一体成形により構成されており、両者が分離されることはない。従って、柄部に被収容物が残存している間は、うちわ全体が処分されることはなく、広告媒体としての機能を十分に果たすことができ、宣伝効果を高めることできる。また、樹脂の一体成形が可能であるから、製作が容易で且つ安価となる。
また、柄部を、基板と被覆板と閉塞片とで囲まれる中空の容器としたものでは、保持手段を解除することにより展開状態とすることができるから、被収容物を収容する前の流通時の嵩を低くすることができる。また、容器として使用するには、被覆板、閉塞片を同方向に折り曲げて保持手段で折り曲げ状態を保持すれば良いから、組立てが容易である。
また、柄部の構造を、一方開放の容器とそれにスライド式又は嵌め込み式の蓋体を設ける構造としたものや、カートリッジの装填式としたものでは、被収容物を容器としての柄部に収容し易く、被収容物の収容作業の作業性が一層向上する。又、被収容物を取り出す際も、取り出し易いから使い勝手の良いうちわとなる。
扇部と柄部の境界部分を中心とした所定範囲に補強用のリブを設けたものでは、扇部が撓むのが防止でき、本来のうちわとしての機能を損なうことがない。よって、柄部内の被収容物がなくなっても、うちわとしての利用価値が高まるため処分されず、うちわとしての使用が継続されることにより、益々の宣伝効果が期待できることとなる。
さらに、柄部を透明樹脂により形成することにより、容器を開放しなくても内部の被収容物が確認でき、被収容物の入れ忘れなどのミスを確認することができる。また、受け取った側も試供品等の大きさや形状をすぐに確認することができ、扇部に描かれている広告と相俟って視覚的な宣伝効果を高めることが出来る。
以下に、本考案を実施するための形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1に示すものは、本考案の実施の形態のうちわの展開図であり、透明合成樹脂シートを裁断して、略円形の扇部(1a)の一端に、縦長略長方形状の基板(10)が延長すると共に、基板(10)の両長辺側にそれぞれ第1、第2被覆板(11)(12)が連設し、さらに、第1被覆板(11)の両短辺と、基板(10)の一方の短辺に沿って、外方に凸の円弧状端縁を有する閉塞片(13)(14)(15)が連設された形状としたものである。
尚、この実施の形態では、透明合成樹脂シートとして、PET樹脂が採用されているが、PET以外の樹脂を採用することも可能である。
図1に示すものは、本考案の実施の形態のうちわの展開図であり、透明合成樹脂シートを裁断して、略円形の扇部(1a)の一端に、縦長略長方形状の基板(10)が延長すると共に、基板(10)の両長辺側にそれぞれ第1、第2被覆板(11)(12)が連設し、さらに、第1被覆板(11)の両短辺と、基板(10)の一方の短辺に沿って、外方に凸の円弧状端縁を有する閉塞片(13)(14)(15)が連設された形状としたものである。
尚、この実施の形態では、透明合成樹脂シートとして、PET樹脂が採用されているが、PET以外の樹脂を採用することも可能である。
第1被覆板(11)は基板(10)と略同大同形の略長方形状に形成されており、第2被覆板(12)は、第1被覆板(11)の横幅の約半分の横幅を有する細長い形状としている。
そして、基板(10)の両長辺に一致する、第1被覆板(11)と第2被覆板(12)との境界線はそれぞれ、うちわの表側に折り曲げ可能な折り曲げ部(21)(22)となっており、閉塞片(13)(14)と第1被覆板(11)との境界部分は、それぞれ、第1被覆板(11)の内方へ凸の円弧状の折り曲げ部(23)(24)となっている。同様に、基板(10)と閉塞片(15)との境界部分は、基板(10)の内方へ凸の円弧状の折り曲げ部(25)が形成されている。
そして、基板(10)の両長辺に一致する、第1被覆板(11)と第2被覆板(12)との境界線はそれぞれ、うちわの表側に折り曲げ可能な折り曲げ部(21)(22)となっており、閉塞片(13)(14)と第1被覆板(11)との境界部分は、それぞれ、第1被覆板(11)の内方へ凸の円弧状の折り曲げ部(23)(24)となっている。同様に、基板(10)と閉塞片(15)との境界部分は、基板(10)の内方へ凸の円弧状の折り曲げ部(25)が形成されている。
また、閉塞片(13)(14)の円弧状端辺中央には、それぞれ差込片(16)(17)が折り曲げ部を介して突設されており、第2被覆板(12)の自由長辺の両端近傍にそれぞれ、折り曲げ部を介して、差込片(18)(19)が突設されている。
そして、折り曲げ部(23)(24)で閉塞片(13)(14)を折り曲げた状態で、折り曲げ部(21)で第1被覆板(11)を基板(10)の表面側に重なるように折り曲げたときに、差込孔(16)に対応する基板(10)の所定位置には細長い長円形の差込孔(26)が形成されていると共に、差込片(17)が対応する折り曲げ部(25)に沿った中央には線状の差込孔(27)が切り抜かれている。
そして、折り曲げ部(23)(24)で閉塞片(13)(14)を折り曲げた状態で、折り曲げ部(21)で第1被覆板(11)を基板(10)の表面側に重なるように折り曲げたときに、差込孔(16)に対応する基板(10)の所定位置には細長い長円形の差込孔(26)が形成されていると共に、差込片(17)が対応する折り曲げ部(25)に沿った中央には線状の差込孔(27)が切り抜かれている。
第2被覆板(12)は、基板(10)の表面側に被覆させた第1被覆板(11)の上面に重なり合うように折り畳まれ、差込片(18)(19)に対応する、第1被覆板(11)の所定位置には、差込片(18)(19)がそれぞれ抜け止め状態に差込可能な線状の差込孔(28)(29)が切り抜かれている。
扇部(1a)と基板(10)との境界部分の両側縁近傍から、扇部(1a)の周縁近傍及び基板(10)の両長辺近傍に沿って連続してそれぞれ所定長さ一連に延長する一対の縦リブ(31)(32)が、扇部(1a)及び基板(10)の裏面側へ突出するように形成されていると共に、扇部(1a)の境界部分近傍には、縦リブ(31)(32)を連結する横リブ(33)が形成されている。これら縦リブ(31)(32)及び横リブ(33)は、本うちわの一体成形と同時に形成したり、後工程の熱プレス加工により容易に形成することができる。
基板(10)と第1、第2被覆板(11)(12)と閉塞片(13)(14)(15)で容器状の柄部(1b)を構成するには、まず、第1、第2被覆板(11)(12)及び閉塞片(13)〜(15)が全て扇部(1a)の表面側に折り曲がるように、折り曲げ部(21)〜(25)を全てすべて谷折りにしておく。
そして、閉塞片(13)(14)が折り曲げ部(23)(24)で折り曲げられた状態の第1被覆板(11)が、図2に示すように、基板(10)の表面側に被覆されるように折り曲げ部(21)で折り曲げられると共に、閉塞片(14)が、折り曲げ部(25)で予め折り曲げられている閉塞片(15)に重なり合うこととなるから、差込片(16)(17)を差込孔(26)(27)に差し込んで、折り畳み状態を維持させる。
その後、折り曲げ部(22)を折り曲げて、第2被覆板(12)を第1被覆板(11)の上面に重ね合わせ、差込片(18)(19)を差込孔(28)(29)に差し込むと、基板(10)と第1、第2被覆板(11)(12)と閉塞片(13)(14)(15) からなる透明容器状の柄部(1b)が完成する。
扇部(1a)に広告用の図柄や文字を印刷したり、その図柄等をが描かれたラベルを貼着させ、柄部(1b)に試供品等の被収容物を収容すれば、販促用のうちわとして試供品と共に配布することができる。
そして、閉塞片(13)(14)が折り曲げ部(23)(24)で折り曲げられた状態の第1被覆板(11)が、図2に示すように、基板(10)の表面側に被覆されるように折り曲げ部(21)で折り曲げられると共に、閉塞片(14)が、折り曲げ部(25)で予め折り曲げられている閉塞片(15)に重なり合うこととなるから、差込片(16)(17)を差込孔(26)(27)に差し込んで、折り畳み状態を維持させる。
その後、折り曲げ部(22)を折り曲げて、第2被覆板(12)を第1被覆板(11)の上面に重ね合わせ、差込片(18)(19)を差込孔(28)(29)に差し込むと、基板(10)と第1、第2被覆板(11)(12)と閉塞片(13)(14)(15) からなる透明容器状の柄部(1b)が完成する。
扇部(1a)に広告用の図柄や文字を印刷したり、その図柄等をが描かれたラベルを貼着させ、柄部(1b)に試供品等の被収容物を収容すれば、販促用のうちわとして試供品と共に配布することができる。
柄部(1b)内に収容する試供品等の被収容物は、柄部(1b)を組み立てる前に予め基板(10)の表面に載置しておけばよく、柄部(1b)は透明であるから、試供品等が収容されていることが一目で確認することができる。
被収容物を柄部(1b)から取り出すには、差込片(18)(19)を差込孔(28)(29)から強制的に引き抜くと共に、差込片(16)(17)を差込孔(26)(27)から引き抜けば、柄部(1b)は容易に展開させることができる。また、一度折り畳み癖が付いているので、展開後、再度、各折り曲げ部(21)〜(25)を折り曲げれば容易に容器状とすることができ、差込片(16)〜(19)を差込孔(26)〜(29)に差し込めば、その形状を保持することができる。これら差込片(16)〜(19)が特定事項の保持手段に相当する。
被収容物を柄部(1b)から取り出すには、差込片(18)(19)を差込孔(28)(29)から強制的に引き抜くと共に、差込片(16)(17)を差込孔(26)(27)から引き抜けば、柄部(1b)は容易に展開させることができる。また、一度折り畳み癖が付いているので、展開後、再度、各折り曲げ部(21)〜(25)を折り曲げれば容易に容器状とすることができ、差込片(16)〜(19)を差込孔(26)〜(29)に差し込めば、その形状を保持することができる。これら差込片(16)〜(19)が特定事項の保持手段に相当する。
容器状に折り畳まれた柄部(1b)は、立体的となり、うちわの柄としてちょうど握り易いものとなる上に、扇部(1a)から柄部(1b)に至る周縁近傍には、縦リブ(31)(32)と、これらを連結する態様の横リブ(33)が形成されていることにより、扇部(1a)と柄部(1b)との境界部分の強度は補強され、扇部(1a)自体が湾曲したり、扇部(1a)が柄部(1b)に対して不用意に撓むことがない。
このように、柄部(1b)に試供品等の被収容物が収容された販促用うちわを配布すると、受け取る側は、透明な柄部(1b)を介して被収容物が確認されるので興味深く受け取ってくれる。そして、扇部(1a)と柄部(1b)とは一体的に構成されているから、試供品の入った柄部(1b)と共に広告が描かれている扇部(1a)も必然的に携帯することとなる。扇部(1a)と柄部(1b)との境界部分は、縦リブ(31)(32)と横リブ(33)で補強していることにより、扇いで風を起こすといううちわの本来の機能も十分に発揮させることができるから、被収容物が消費されても、うちわとして使用し続けてくれる可能性が高まるので、扇部(1a)に記載されている広告内容が人目に晒される機会も増え、広告効果が増大する。
尚、第2被覆板(12)及び閉塞片(15)は必ずしも設けておく必要はなく、基板(10)と第1被覆板(11)と閉塞片(13)(14)だけで容器を構成するようにしてもよい。
尚、第2被覆板(12)及び閉塞片(15)は必ずしも設けておく必要はなく、基板(10)と第1被覆板(11)と閉塞片(13)(14)だけで容器を構成するようにしてもよい。
図3に示すものは、第2番目の実施の形態のうちわに関するもので、柄部(1b)に、被収容物の形状に倣った容器部(2)を、うちわの裏側に開放するように一体的に形成すると共に、その開放部を蓋体(3)で閉塞できるようにしたものである。
容器部(2)の開放端縁には受面(20)が張り出しており、その受面(20)の長手方向に沿った両側には折り曲げ支持片(30)(30)が、後端側には係止片(50)が、受面(20)側へ折り曲げ状態となるように設けられてあり、蓋体(3)は、この折り曲げ支持片(30)(30)と受面(20)との間に差し込まれると共に長辺に沿ってスライドさせて、係止片(50)で係止させることにより容器部(2)の開放端は開閉自在に閉塞可能となる。
容器部(2)の開放端縁には受面(20)が張り出しており、その受面(20)の長手方向に沿った両側には折り曲げ支持片(30)(30)が、後端側には係止片(50)が、受面(20)側へ折り曲げ状態となるように設けられてあり、蓋体(3)は、この折り曲げ支持片(30)(30)と受面(20)との間に差し込まれると共に長辺に沿ってスライドさせて、係止片(50)で係止させることにより容器部(2)の開放端は開閉自在に閉塞可能となる。
図4に示すものは、第3番目の実施の形態のうちわに関するもので、柄部(1b)を構成する部分を、柄部(1b)の長手方向に沿った所定位置で裏側にそれぞれ折り曲げると共に両端辺を重ね合わせて所定の係止手段で係止させることにより、両端開放の筒体(4)が形成されるようにしたもので、筒体(4)の一方の開放端(40)から出し入れ自在なカートリッジ(41)を別途設けると共に、カートリッジ(41)内に試供品等の被収容物を装填する構成としたものである。
開放端(40)には、爪部(42)を開放端(40)を閉塞する方向に張り出させてある。カートリッジ(41)を開放端(40)から筒体(4)に押し込んで装填する際には、爪部(42)はカートリッジ(41)で押されて、その基端辺(43)で筒体(4)の内側へ二つ折り状態に折り曲げられる。そして、カートリッジ(41)の筒体(4)内への装填が完了した時点で、爪部(42)は樹脂の付勢力によって元の状態に戻り、収容されたカートリッジ(41)を抜け止め状態に保持する保持片として機能する。
開放端(40)には、爪部(42)を開放端(40)を閉塞する方向に張り出させてある。カートリッジ(41)を開放端(40)から筒体(4)に押し込んで装填する際には、爪部(42)はカートリッジ(41)で押されて、その基端辺(43)で筒体(4)の内側へ二つ折り状態に折り曲げられる。そして、カートリッジ(41)の筒体(4)内への装填が完了した時点で、爪部(42)は樹脂の付勢力によって元の状態に戻り、収容されたカートリッジ(41)を抜け止め状態に保持する保持片として機能する。
これにより、うちわとして使用する際に、筒体(4)の開放端(40)が下端部となっても、筒体(4)内に装填させたカートリッジ(41)は、爪部(42)で保持されるから下方へ抜け落ちることはない。
尚、カートリッジ(41)を筒体(4)内にほぼ密に装填される大きさに形成しておけば、筒体(4)の他方の開放端に爪部(42)のような保持片を設けなくても、カートリッジ(41)が筒体(4)から簡単に抜け落ちることはない。
尚、カートリッジ(41)を筒体(4)内にほぼ密に装填される大きさに形成しておけば、筒体(4)の他方の開放端に爪部(42)のような保持片を設けなくても、カートリッジ(41)が筒体(4)から簡単に抜け落ちることはない。
(1a)・・・・・・・扇部
(1b)・・・・・・・柄部
(1b)・・・・・・・柄部
Claims (6)
- シート状の扇部と、前記扇部の一端から延長する細長中空の容器状の柄部とからなり、
前記扇部と前記柄部を含む全体が樹脂により一体的に形成されているうちわ。 - 請求項1に記載のうちわにおいて、
前記柄部は、前記扇部に連続している略長方形状の基板と、前記基板の両長辺の少なくとも一方に折り曲げ部を介して連設され且つ前記基板と略同大の被覆板と、前記被覆板の両短辺に折り曲げ部を介してそれぞれ連設される一対の閉塞片とからなり、
前記被覆板及び閉塞片をそれぞれ同方向に折り畳んだ状態にて中空の容器が形成されると共に、その折り畳み状態を解除自在に保持する保持手段が設けられているうちわ。 - 請求項1に記載のうちわにおいて、
前記柄部は、前記扇部に一体的に連続し且つ被収容物の形状に倣った形状に成形された一方開放の容器部と、前記容器部と別体に設けられ且つ前記容器部の開放部を開閉自在に閉塞する蓋板とから構成されているうちわ。 - 請求項1に記載のうちわにおいて、
前記柄部は、少なくとも長手方向の一端が開放する細長中空の容器とし、その一端開放部から、被収容物を収容させたカートリッジを前記容器部内に抜け止め状態に装填可能としたうちわ。 - 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のうちわにおいて、
前記扇部と柄部との境界部分の両側端縁近傍から、前記扇部の周縁近傍及び柄部の両側縁近傍に沿って連続してそれぞれ所定長さ延びる一対の縦リブが形成され、
前記扇部における、前記境界部分近傍に、前記一対の縦リブを連結する横リブが形成されているうちわ。 - 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のうちわにおいて、少なくとも前記柄部は透明体としたうちわ。
Priority Applications (1)
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| JP2012001968U JP3176331U (ja) | 2012-04-05 | 2012-04-05 | うちわ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012001968U JP3176331U (ja) | 2012-04-05 | 2012-04-05 | うちわ |
Publications (1)
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| JP3176331U true JP3176331U (ja) | 2012-06-14 |
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Family Applications (1)
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| JP (1) | JP3176331U (ja) |
-
2012
- 2012-04-05 JP JP2012001968U patent/JP3176331U/ja not_active Expired - Fee Related
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