JP3175673U - ハードディスクケース - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本体ケースに形成された奥行きのあるスロット11a、11bの開口12は、短手方向に二分割し、長手方向の開口縁部に沿って両端を回転可能に支持され、通常時は同スロットの開口を略平面状に閉塞する。開口12の中央側にて下方に押し下げられると上記開口縁部の側を回転軸として開口動作可能な一対の蓋体13、14が配置され、一方の蓋体は単独で開口される時に上記複数の汎用的なハードディスクのうち小さい側のハードディスクの厚み相当分の開口を形成する幅としてある。
【選択図】図1
Description
特許文献1に示すものは、ハードディスクドライブに何らの外装を装着しない状態で、そのまま同ハードディスクドライブを、本体(本体ケース)の上面のハードディスクスロット(開口部)に挿入すると、この開口部の底で待ち受けているコネクターと、ハードディスクドライブの側に設けられているコネクターとが電気的に導通し、さらに本体ケース内の所定のインターフェイス回路を介して、コンピューターの外付けハードディスクのように使用可能となる。なお、上記開口部は常に開口したままである。
切り欠く前の蓋体は通称3.5型のハードディスクの断面寸法とほぼ同等であり、切り欠き部の開口形状は通称2.5型のハードディスクの断面寸法とほぼ同等である。3.5型のハードディスクと2.5型のハードディスクでは、切り欠いた角を基準としたコネクターの位置が共通する。このため、開口部の底に3.5型のハードディスクのコネクターに対面するように待ち受け側のコネクターを設けておいた場合、蓋体を閉じたまま、切り欠き部によって開口している部分に2.5型のハードディスクを挿入すれば、当該2.5型のハードディスクも上記待ち受け側のコネクターと接続することができる。この場合、開口端部分で2.5型のハードディスクは2面を開口部の壁材にて支持され、残り2面を切り欠き部のL字型とした開口端で支持される。
上述した特許文献2に開示する技術の場合、一応の蓋はある。しかし、2.5型のハードディスクの外形形状に対応する部分が開口しており、かつ、当該部分の真下に待ち受け側のコネクターが位置しているので、実質的にコネクターの上方に蓋がないの同じであり、埃や、ゴミがコネクターに入り込むと接続不良等を生じかねない。
同本体ケースに形成された奥行きのあるスロットであって、開口部は矩形形状であるとともに、外形のサイズは異なるが特定の部位を基準とするコネクターの位置および形状が共通する複数の汎用的なハードディスクを挿入可能な形状であり、
同スロットの底面には、
上記複数の汎用的なハードディスクにおける共通するコネクターの位置に対面するように配設された待ち受け側コネクターと、
当該スロットに上記複数の汎用的なハードディスクが挿入されて、そのコネクターと上記待ち受け側コネクターとが接続された状態から、当該コネクターの近辺に当接しつつ当該スロットの開口に向けて押し出すように上記ハードディスクを移動させることが可能な押上機構とを有し、
上記スロットの開口には、
当該開口を短手方向に二分割し、長手方向の開口縁部に沿って両端を回転可能に支持され、通常時は同スロットの開口を略平面状に閉塞すると共に、開口の中央側にて下方に押し下げられると上記開口縁部の側を回転軸として開口動作可能な一対の蓋体が配置され、一方の蓋体は単独で開口される時に上記複数の汎用的なハードディスクのうち小さい側のハードディスクの厚み相当分の開口を形成する幅としてある。
また、一対の蓋体は、開口の中央側にて下方に押し下げられると、上記開口縁部の側を回転軸として開口動作可能であるため、蓋体があることでハードディスクが挿入されることの妨げとはならない。ここで、一対の蓋体のうちの一方の蓋体は、単独で開口される時に汎用的なハードディスクのうち小さい側のハードディスクの厚み相当分の開口を形成する幅となっている。従って、小さい側のハードディスクを挿入するときは、一方の蓋体だけが回動動作し、他方は依然として略平面状に開口を閉じている。このとき、同ハードディスクは二面においてスロットの開口端に当接し、残りの一面において他方の蓋体の先端に当接する。合計三面にて開口端で当接することになり、ハードディスクがぐらついてしまうことはない。なお、残りの一面は当接するものがないが、ハードディスクを挿入したときは厚み方向への揺動はしやすいものの、幅方向への揺動はしにくい。なぜなら、コネクター自体がハードディスクの幅方向に長手に形成されているからである。
図1は、本考案の一実施例にかかるハードディスクケースの外観における正面と右側面と上面を示す斜視図である。
同図において、ハードディスクケース(本体ケース)10は、概略矩形の筐体を有し、上面には下方に通じる二つの奥行きのあるスロット11a,11bが形成されている。各スロット11a,11bの開口部12,12はそれぞれ一対の蓋体13,14が装着されており、開口部12,12と隣接して押上機構20を動作させる押上レバー21,21が突出している。
上記スロット11a,11bの底には第1のSATA端子33aと第2のSATA端子33bとが待ち受け側コネクターとして備えられている。両SATA端子33a,33bは、Serial Advanced Technology Attachment 規格に準じた接続端子であり、同規格のためのインターフェイス回路34にそれぞれ接続されている。インターフェイス回路34は、上記SATA端子33a,33bに接続されるSATA規格に準じたハードディスクと、eSATAポート35あるいはUSB3.0ポート36との間での信号変換を司る他、クローン構成回路32による制御のもとで、SATA端子33a,33bに接続される二つのハードディスクでクローン化を実現する処理を行う。なお、クローン化とは、一般的にはハードディスクの論理セクタ単位での複製化を指すが、広義には一方のハードディスクの内容を他方のハードディスクの内容として複製して、複製後のハードディスクを複製前のハードディスクのように利用できるものを広く含むものであればよい。また、インターフェイス回路34は、コンピューターなどとの接続状況、通電状況、各SATA端子33a,33bへのハードディスクへの装着状況を状態表示ユニット31にて表示し、また、クローン化の際には進捗状況を同状態表示ユニット31にて表示する。
2.5型のハードディスクドライブH2の厚みは、3.5型のハードディスクドライブの厚みの半分以下である。上記開口部12は矩形形状であり、その大きさは、概ね3.5型のハードディスクドライブをスムーズに挿入可能で、かつ、特にがたつくことなく支持できる程度の大きさとなっている。この開口部12は、その開口を短手方向に二分割する一対の蓋体13,14が閉塞できるようになっている。それぞれの蓋体13,14は、長手方向の開口縁部に沿って両端を回転可能に支持されている。言い換えると、開口形状のうち長手方向の縁部に沿う直線を回動軸芯として内側の端部が円弧軌道を描いて枢動動作可能なように支持されている。蓋体13,14は、通常時は同スロット11a,11bの開口を略平面状に閉塞しているが、開口の中央側にて下方に押し下げられると上記開口縁部の側を回転軸として開口動作可能である。むろん、蓋体13,14は幅が異なるので、この開口動作時にはそれぞれの内側の先端は異なる円弧を描いて開口動作することになる。
一対の蓋体13,14は一方の蓋体13が、他方の蓋体14よりも大きく形成してある。これは蓋体14の幅が概ね2.5型のハードディスクドライブの厚みに一致するようにしているためである。上述したように一対の蓋体13,14の両方で3.5型のハードディスクドライブの厚みに相当する開口を閉塞し、2.5型のハードディスクドライブの厚みは、3.5型のハードディスクドライブの厚みの半分以下だからである。
蓋体13,14は開口の外側の回動軸を回動中心として開口の内側の先端が下方に押し下げられて開口可能なように支持されている。開口部12における短手方向の縁部からは内側に向けて突起12a1,12a2が図6に示すように突出している。各突起12a1,12a2は平面視でそれぞれ蓋体13,14の上側に突き出ているので、各蓋体13,14はそれぞれ上面が同突起12a1,12a2に当接するとそれ以上は上方向に回動できないようになっている。このとき、両蓋体13,14は完全に水平な平面を形成するのではなく、対面し合う端部がやや下方に下がるような位置としている。言い換えると、蓋体13,14は、略平面状に同開口を閉塞するにあたり、中央側で上記スロット11a,11bの内側に微少距離だけ引き込まれた位置で待機している。このようにすることで、3.5型や2.5型のハードディスクドライブをスロット11a,11b内に押し込むときにスムーズに回動し始める。特に、全く平面であると、場合によっては先端同士が当接し、こじりあってスムーズに開かれなくなる原因になる。さらに、どちらかというと、蓋体14の方がやや下方に向き、蓋体13の方が水平に近いというように先端の位置を違わせても良い。これは小型の2.5型のハードディスクドライブだけを挿入する機会も多く、そのときに蓋体13はできるだけ水平に近い状態で同ハードディスクドライブの側面に当接して支持できるようになるからである。
なお、3.5型と2.5型のハードディスクドライブは、外形のサイズは異なるが特定の角を基準とするコネクターの位置および形状が共通する汎用的なハードディスクの一例である。
図5に示すように、一対の蓋体13,14は、それぞれ開口部12を閉塞する大きさとした板状部分13a,14aと、それぞれの板状部分13a,14aにおける端面から開口部12の縁部側で長手方向に沿って短手方向の側に延び、回動動作の回動軸芯に対応して突出する回動軸13b1,13b2,14b1,14b2を有している。ここで回動軸13b2,14b2はたんに端面から外方に延出されるにすぎないが、回動軸13b1,14b1については、板状部分13a,14aにおける根の部分に、当該回動軸13b1,14b1の周囲にコイルスプリング16を挿入して保持可能な切り欠き13c,14cを形成してある。このコイルスプリング16は、回動軸13b1,14b1の周囲に保持されつつ一端16aを板状部分13a,14aに係止され、他端16bをスロット11a,11bにおける内周面に形成した穴12bに係止されることで、上記蓋体13,14に対して常に上記開口を閉じる方向に付勢している。なお、上記スロット11a,11bにおける内周面の上記回動軸13b1,13b2,14b1,14b2が位置する部位には、当該回動軸13b1,13b2,14b1,14b2を回動可能に収容して支持可能な軸受け部12cが形成されている。また、本実施例ではコイルスプリング16を使用しているが、上記回動軸13b1,14b1の周囲や切り欠き13c,14cを利用して装着できる各種のバネを利用可能である。
スロット11a,11bの内周壁面には、複数のリブ15が形成されている。本来、開口部12,12の形状は概ね3.5型のハードディスクドライブの外形に一致している。従って、蓋体13,14を内部下方に押し広げたときには、この開口部12よりも外側の部分に収容されないと、3.5型のハードディスクドライブを挿入したときに蓋体13,14に突き当たる。このため、スロット11a,11bの内部は開口部12,12の大きさよりも広くなっていなければならない。このようにして蓋体13,14が収容される空間を確保する。
同図に示すように、小さい方の蓋体14を開いたときに、その下方にスロット11a,11bの底面に配置している待ち受け側のコネクターとして第1のSATA端子33aと第2のSATA端子33bとが配設されている。そして、蓋体14には、底にある第1のSATA端子33aと第2のSATA端子33bの配置が分かるように略図を印刷している。本考案の場合、通常時は開口部12,12は閉塞されているので、ユーザにとって、待ち受け側のコネクターがスロット11a,11b内のどこにあるのか分からない。このため、閉塞する蓋体14に略図を印刷することで、蓋体13,14を開けるまでもなく、待ち受け側のコネクターの位置が分かる。
すなわち、一対の蓋体13,14における待ち受け側コネクター(第1のSATA端子33aと第2のSATA端子33b)の上方にあたる部位(蓋体14の一部)には、同待ち受け側コネクターの待ち受け位置を示す印刷が施されていることになる。
スロット11a,11bの底面には第1のSATA端子33aと第2のSATA端子33bが立設されているが、これらの端子の近傍に押上機構20の押上片22が配置されている。押上機構20は第1のSATA端子33aと第2のSATA端子33bにおいて共通であるので、一方についてのみ説明する。押上片22は中程の位置をシーソーのように回動可能に支持されており、第1のSATA端子33aに近接する側の端部22aは他方の端部22bを押し下げることで反動的に上方に押し上げられる。この端部22bは上述した押上レバー21の下端に対面しており、下方に配置されたスプリング23によって常に上方に付勢されている。この付勢力は、逆に端部22aを下方に押し下げるように作用する。端部22aが下方に押し下げられているときは、同端部22aは挿入されてくるハードディスクドライブの下端に当接することはない。
状態表示ユニット31は、透光性のあるガイドレンズ31a〜31dと、状態表示基板31eと、この状態表示基板31eの表面に平面実装されたLED31f1〜31f3などからなる。なお、LED31f1〜31f3は図13に示しているものだけではなく、各ガイドレンズ31a〜31dごとに複数個が割り当てられている。
複数個のLED31f1〜31f3が一つのガイドレンズ31aに対面して配置されているので、複数個のLED31f1〜31f3のいずれを点灯させてもガイドレンズ31aが点灯するように見える。このように一つのガイドレンズを複数のLED31f1〜31f3で点灯可能にしているのは、実際には個別の回路で個別の機能を各LED31f1〜31f3に割り当てておき、通常時の点灯動作と、特定時の点灯動作を、個別の回路で実現しつつ、あたかも共有の点滅型のランプを使用しているように見せるためである。このため、回路の構成をシンプルにしつつ、点灯する部位は共有させることで物理的スペースの低減を図ることができる。
上述したように本ハードディスクケース10は、クローン構成回路32を有しており、第1のSATA端子33aに接続されたハードディスクの内容で第2のSATA端子33bに接続されたハードディスクの内容をクローン化することができる。このクローン化には所定の時間を有するため、ユーザはその進捗状況をおおざっぱにでも把握できると便利である。本実施形態のハードディスクケース10では、本来の機能として、インターフェイス回路34が、コンピューターなどとの接続状況、通電状況、各SATA端子33a,33bへのハードディスクへの装着状況を状態表示ユニット31のガイドレンズ31a〜31dにて表示している。しかし、クローン化を実施しているときは、進捗状況を同状態表示ユニット31のガイドレンズ31a〜31dにて表示する。
同図に示すように、四つのガイドレンズ31a〜31dの上方の余白には、それぞれコンピューターなどとの接続状況、通電状況、各SATA端子33a,33bへのハードディスクへの装着状況を表す「Link Power HDD1 HDD2」の文字が印刷されている。しかし、四つのガイドレンズ31a〜31dの下方の余白には、左から順に「CLOANING 0% 25% 50% 100%」の文字と左から右に向かう矢印とが記載されている。この表記から、ユーザはクローン化を実施しているときには、これらの四つのガイドレンズ31a〜31dの点滅状態が本来の個別の機能を示しているのではなく、進捗状況を表しているということが一目瞭然として理解できる。このように、ハードディスクケース10の表面には、個別の機能を示す印刷と、進捗状態を示す印刷とが、二段に付されている。なお、個別の機能の発光色と、進捗状況を表す発光色とを異ならせることで、両方が点灯しても両方の機能を表示できるようにしても良い。
そして、複数のスロット11a,11bにそれぞれハードディスクドライブを挿入した状態で、クローン化を行ったり、完全消去を行えるのは上述したとおりである。
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本考案の一実施例として開示されるものである。
Claims (15)
- 本体ケースと、
同本体ケースに形成された奥行きのあるスロットであって、開口部は矩形形状であるとともに、外形のサイズは異なるが特定の部位を基準とするコネクターの位置および形状が共通する複数の汎用的なハードディスクを挿入可能な形状であり、
同スロットの底面には、
上記複数の汎用的なハードディスクにおける共通するコネクターの位置に対面するように配設された待ち受け側コネクターと、
当該スロットに上記複数の汎用的なハードディスクが挿入されて、そのコネクターと上記待ち受け側コネクターとが接続された状態から、当該コネクターの近辺に当接しつつ当該スロットの開口に向けて押し出すように上記ハードディスクを移動させることが可能な押上機構とを有し、
上記スロットの開口には、
当該開口を短手方向に二分割し、長手方向の開口縁部に沿って両端を回転可能に支持され、通常時は同スロットの開口を略平面状に閉塞すると共に、開口の中央側にて下方に押し下げられると上記開口縁部の側を回転軸として開口動作可能な一対の蓋体が配置され、一方の蓋体は単独で開口される時に上記複数の汎用的なハードディスクのうち小さい側のハードディスクの厚み相当分の開口を形成する幅としてあることを特徴とするハードディスクケース。 - 上記一対の蓋体は、相互に大きさが異なることを特徴とする請求項1に記載のハードディスクケース。
- 上記一対の蓋体は、略平面状に上記開口を閉塞するにあたり、中央側で上記スロットの内側に微少距離だけ引き込まれた位置で待機することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のハードディスクケース。
- 上記一対の蓋体における上記待ち受け側コネクターの上方にあたる部位には、同待ち受け側コネクターの待ち受け位置を示す印刷が施されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のハードディスクケース。
- 上記一対の蓋体は、上記スロットの開口を実質的に閉塞する大きさとした板状部分と、当該板状部分の端面から回動動作の回動軸芯に対応して突出する回動軸とを有し、
上記スロットにおける当該回動軸が位置する部位には、当該回動軸を回動可能に収容して支持可能な軸受け部が形成されており、
かつ、上記板状部分における上記回動軸の根の部分には、当該回動軸の周囲にバネを挿入して保持可能な切り欠きを形成し、上記バネは、回動軸の周囲に保持されつつ一端を上記板状部分に係止され、他端を上記スロットにおける内周面に係止されることで、上記蓋体に対して常に上記開口を閉じる方向に付勢していることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のハードディスクケース。 - 上記スロットの内部では、上記一対の蓋体が回動動作されたときに、開口幅を狭めないように当該蓋体を収容可能な開口幅で上記底面に向けて開口が形成されつつ、同蓋体と干渉しない奥側には、開口幅を上記一対の蓋体の間の間隔と略同一にするように内側に向けて突出するリブを形成してあることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のハードディスクケース。
- 上記本体ケースには、複数の個別の機能に対応した点滅型の表示器を並べて配設してあり、通常時には同表示器は個別の機能に対応した点滅して同機能を表示し、特定時には複数の表示器の並びが所定の処理の進捗状態を示すことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のハードディスクケース。
- 上記表示器に対応して、上記本体ケースの表面には、上記個別の機能を示す印刷と、上記進捗状態を示す印刷とが、二段に付されていることを特徴とする請求項7に記載のハードディスクケース。
- 上記本体ケース内で、上記表示器は、基板上に表面実装されたLEDを有し、かつ、LEDは上記個別の機能と上記進捗状態を示すものとが別個に用意され、導光性のあるガイドレンズにて複数のLEDの発光状態を一カ所にまとめていることを特徴とする請求項7または請求項8に記載のハードディスクケース。
- 上記本体ケースは、二つ以上の上記スロットが形成されると共に、内部には、一方のスロットに装着されたハードディスクから他方のスロットに装着されたハードディスクに記憶内容を転送させる複製回路を有しており、また、上記本体ケースには、この複製回路を起動させるスイッチを有すると共に、同スイッチは、長押しで起動させるなどの誤操作防止の機能を有していることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載のハードディスクケース。
- 上記押上機構は、上記待ち受け側のコネクターと近接して配置され、同待ち受け側コネクターに近い側の薄幅の部位を補強して形成されており、上記ハードディスクにおけるコネクターの一部に当接して押し出すように移動することを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記載のハードディスクケース。
- 上記押上機構は、上記ハードディスクにおける底面に対面する部位において、上記コネクターに当接する部位を除き、凹みを形成してあり、同ハードディスクにおける上記コネクター以外の凸部に干渉しないようにしていることを特徴とする請求項11に記載のハードディスクケース。
- 上記本体ケースには、挿入されている上記ハードディスクに対するデータの書き込みを所定の操作に対応して禁止させる書込禁止回路を有していることを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれかに記載のハードディスクケース。
- 上記本体ケースには、外部機器を接続しない状態で挿入されている上記ハードディスクに対して上書き消去のための所定のデータの書込をさせる上書き消去回路を有することを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれかに記載のハードディスクケース。
- 上記本体ケースには、複数のスロットが形成され、一のスロットに挿入されるハードディスクを外付けハードディスクとして機能させ、他の一のスロットに挿入されるハードディスクに対して上記上書き消去回路を機能させることを特徴とする請求項14に記載のハードディスクケース。
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- 2012-03-05 JP JP2012001202U patent/JP3175673U/ja not_active Expired - Lifetime
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KR20190094830A (ko) * | 2018-02-06 | 2019-08-14 | 주식회사 엘지화학 | 안전성이 개선된 전지 트레이 |
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