JP3175658U - ミシン - Google Patents

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Abstract

【課題】縫初めから延びている上糸を短くできるミシンを提供する。
【解決手段】上糸9の蓄糸部と、上糸を縫われる製品を貫通して案内する縫い針8を有する針棒7とを備え、縫い針は上下運動するように駆動され、縫目形成中に上糸を掬う釜10と、上糸のループを引取る糸天秤18と、釜及び糸天秤の間で蓄糸部側上糸経路における作動可能な上糸クランプ14と、糸天秤より前に蓄糸部側上糸経路で作動状態時に上糸に所定の糸テンションをかける上糸調子装置21とを備える。糸天秤及び上糸調子装置の少なくとも1個の上糸主調子ユニット22の間で上糸経路における糸引出装置24を備えている。糸引出装置は、糸天秤及び上糸主調子ユニットの間で上糸が第1の糸経路を取上げるニュートラル位置と、糸天秤及び上糸主調子ユニットの間で上糸が第1の糸経路に比較して糸道差だけ長い第2の糸経路を取上げる糸引出位置との間で制御された態様で移動できる。
【選択図】図2

Description

本考案はミシンに関し、特に縫目の初めに縫われる製品から延びている上糸を短くすることができ、上糸の縫い初めを示す上糸の自由端は縫われる製品の下に引出され、縫われた製品の外観を損ねることを回避するミシンに係わる。
一般的なミシンは特許文献1及び特許文献2で知られている。
EP 2 028 311 A2 DE 102 34 251 C1
これらのミシンにおいては、縫目の初めに縫われる製品から延びている上糸が長くなって、上糸の縫い初めを示す上糸の自由端は縫われる製品の上に延びてしまい、縫われた製品の外観を損ねることになってしまう。
本考案の目的は、このような難点を解消することであって、動作上信頼性のある態様で、縫目の初めに縫われる製品から延びている上糸を短くすることを確保することであり、これは低い構成費用で実行される。また、上糸の縫い初めを示す上糸の自由端は縫われる製品の下に引出され、縫われた製品の外観を損ねることを回避することである。
この目的は、本考案のミシンによれば、ハウジングと、上糸の蓄糸部と、上糸を縫われる製品を貫通して案内する縫い針を有する針棒とを備え、縫い針は下死点及び上死点の間で垂直方向に上下運動するように駆動され、縫目形成中に上糸を掬う釜と、上糸のループを引取る糸天秤と、釜及び糸天秤の間で蓄糸部側上糸経路における作動可能な上糸クランプと、糸天秤より前に蓄糸部側上糸経路で作動状態時に上糸に所定の糸テンションをかける上糸調子装置とを備えるミシンであって、糸天秤及び上糸調子装置の少なくとも1個の上糸主調子ユニットの間で上糸経路における糸引出装置を備え、糸引出装置は、糸天秤及び上糸主調子ユニットの間で上糸が第1の糸経路を取上げるニュートラル位置と、糸天秤及び上糸主調子ユニットの間で上糸が第1の糸経路に比較して糸道差だけ長い第2の糸経路を取上げる糸引出位置との間で制御された態様で移動できるものであることで達成される。
本考案によれば、糸天秤及び上糸調子装置の間の糸引出装置は糸天秤の下方運動中に生起した糸過剰分を引戻し、次いで糸天秤によって縫目の縫い初めを縫って縫われる製品における上糸を引戻す。これは上糸の自由端が縫目の縫い初めにおいて縫われる製品から僅かだけ延びている程度である。上糸は、その工程において、糸道差に対応する長さだけ糸引出装置によって引戻される。さらに、上糸の縫い初めを示す上糸の自由端は縫われる製品の下に引出され、縫われた製品の外観を損ねることがなくなる。その結果、上糸の延びている自由端を切断して短くするという既存の必要性なしに外観が美麗な縫目の縫い初めが得られる。これは、特に、目視できる縫目品質が特別の注目を浴びる利用おいて、例えば自動車の内装要素における皮革を縫うとき有利である。上糸調子装置は上糸主調子装置及び上糸前置調子若しくは追加調子装置に分割される。上糸主調子ユニットは糸天秤と共に、上糸経路の領域を予め決定し、これには糸引出装置が配置されており、上糸主調子ユニットは上糸主調子装置の構成要素であり、言換えれば上糸前置調子若しくは追加調子装置の構成要素ではない。
本考案のミシンは、糸引出装置が枢動可能な伸長アームを有し、その一端は糸経路を横切って枢動可能であって糸穴が配置されている。
糸引出装置は低い構成費用で上糸案内に一体化できる。別法として、糸経路を横切って線形に移動できる糸穴を有する糸引出装置を構成することができる。糸穴を移動する駆動部は昇降シリンダ又は昇降マグネットによって行うことができる。糸引出装置の伸長アームのための位置決め駆動部はステッピングモータを有することができる。
本考案のミシンは、ニュートラル位置における糸穴がハウジングに固定された2個の糸案内穴の間で上糸経路において配置されている。
糸穴構成は糸引出装置の糸引出効果を最適化する。ハウジングに固定された2個の糸案内穴は、好ましくは、枢動可能な糸穴に近接して糸経路において配置されている。ニュートラル位置における枢動可能な糸穴とハウジングに固定された2個の糸案内穴との間隔は2cmより短く、また1cmより短くすることができる。
本考案のミシンは、蓄糸部側上糸経路における正確に1個の上糸クランプを備えている。
正確に1個の上糸クランプは構成費用及びミシンの作動中の管理費用を低額にすることができる。
本考案のミシンは、上糸調子装置が糸引出装置及び上糸蓄糸部の間で糸経路に配置されている。
上糸調子装置の構成は糸引出装置を動作させるとき上糸調子装置の動作が糸引出装置の動作と同期をとる必要がないので作動シーケンスを容易にする。
本考案のミシンは、上糸調子装置が複数個の上糸主調子ユニットを有し、1個の上糸主調子ユニットは糸天秤及び糸引出装置の間で糸経路に配置されている。
別法として、複数個の上糸主調子ユニットの構成が可能である。この形式の上糸調子装置の構造は縫い動作中に信頼性があって所定の糸調子を齎す。糸引出装置は上糸主調子ユニット間に配置することができる。そこでは一般的に適切な設置空間が得られて糸引出装置を収容できる。
本考案のミシンによれば、縫目の初めに縫われる製品から延びている上糸を短くすることができる。
また、上糸の縫い初めを示す上糸の自由端は縫われる製品の下に引出され、縫われた製品の外観を損ねることがなくなる。
ミシンを正面斜めから見た斜視図を示す。 図1と比較して拡大され、アーム軸位置「0°針棒上死点」における図1にしたがうミシンの上糸案内の詳細図を示す。 図1と比較して拡大され、アーム軸位置「205°針棒上死点」における図1にしたがうミシンの上糸案内の詳細図を示す。 上糸及び下糸によって予め決定される縫目平面に沿って縫われる2層製品の垂直断面を概略的に示し、縫い始め縫目部分が上糸自由端とともに視認できる。 図1と比較して拡大され、アーム軸位置「300°上糸クランプ非作動・釜による上糸テンション(糸天秤下死点)における図1にしたがうミシンの上糸案内の詳細図を示す。 図1と比較して拡大され、アーム軸位置「325°糸引出装置作動」における図1にしたがうミシンの上糸案内の詳細図を示す。 図1と比較して拡大され、アーム軸位置「60°糸天秤上死点」における図1にしたがうミシンの上糸案内の詳細図を示す。 追加の上糸主調子ユニットが図2に対応するアーム軸位置にあるミシンの他の構成の上糸案内の詳細図を示す。 追加の上糸主調子ユニットが図3に対応するアーム軸位置にあるミシンの他の構成の上糸案内の詳細図を示す。 追加の上糸主調子ユニットが図5に対応するアーム軸位置にあるミシンの他の構成の上糸案内の詳細図を示す。 追加の上糸主調子ユニットが図6に対応するアーム軸位置にあるミシンの他の構成の上糸案内の詳細図を示す。 追加の上糸主調子ユニットが図7に対応するアーム軸位置にあるミシンの他の構成の上糸案内の詳細図を示す。
以下、本考案のミシンにおける実施の形態例について図面を参照して詳述する。
図1に示すように、ミシン1は上方アーム2と、下方ハウジング状ベースプレート3とを有し、両者は脚柱4で互いに連結されC字形状のハウジングを形成している。アーム2にはアーム軸5(図2)が装着され、アーム軸5はモータによって脚柱4に収容されたベルトドライブにより駆動される。モータには中央制御装置6が接続され、中央制御装置6は、図1に上方アーム2内に概略的に示されているが、ミシン1に対して他の箇所に、かつ外部に配置することもでき、例えばケーブルハーネスによって接続される。アーム軸5は針棒7に導かれ、針棒7は上下運動可能に駆動され、縫い針8は針棒の下端に装着されている。上糸9は縫い針8の針穴に挿通されている(図2)。
釜10は、慣用の態様でアーム軸5から導かれ、垂直回転軸線11(図2)の周りで回転駆動され、ベースプレート3内に配置されている。下糸13(図4)の蓄糸部は釜10のボビン又は糸巻ケース12(図4)内に配置されている。
図2は、ミシン1の上糸9の案内を詳細に示す。第1の上糸クランプ14はクランププレート15を有し、クランププレート15は第1の上糸クランプ14の基体16に対して移動できる。第1の上糸クランプ14は縫い針8の針穴から蓄糸部側上糸経路に、上糸搬送方向とは逆方向、即ち上流側に配置されている。第1の上糸クランプ14は中央制御装置6への信号接続部を有し、上糸9が第1の上糸クランプ14の部位でクランプされる糸クランプ位置と第1の上糸クランプ14が上糸9を解放する糸解放位置との間で移動できる。上糸9は第1の上糸クランプ14の領域において実質的に垂直方向に走行する。
第1の上糸クランプ14を経由する上糸9の通路部位は基体16における複数個の糸通路開口17によって予め決定できる。図面に示す形態において、上糸9は、糸搬送方向の横切る方向に配置された合計5個の糸通路開口の右側から第2の糸通路開口17を走行する。
第1の上糸クランプ14の上流側には糸天秤18が配置され、その上下動はアーム軸5からそれ自体知られた態様で伝導される。また、上糸9は糸天秤18の自由端に配置された糸天秤穴19と第1の上糸クランプ14との間で、図2おける基体16の上端に設けられる案内穴20を経由して走行する。
糸天秤18の上流側で上糸9は上糸主調子装置21を経由して走行する。図1〜図7にしたがう構成において、上糸主調子装置21は、主調子器22の形態においてそれ自体知られた態様で動作する上糸主調子ユニットを有する。上糸主調子装置21は中央制御装置6への信号接続部を有する。主調子器22は、動作時、言換えれば糸テンション・ベンチレータ・シリンダを外したとき中央制御装置6によって上糸9に所定の糸テンションをかける。糸張力ベンチレータ・シリンダは図示されていない。また、主調子器22は、主調子器22の部位で上糸9をクランプするために使用ことができる。
上糸主調子装置21と糸天秤18との間で、上糸9はもう1個の移動可能な案内穴23を経由して走行する。案内穴23は上糸搬送装置に横切る方向に調節できる。案内穴23と上糸主調子装置21との間で、上糸9は糸調子バネユニット23aを経由して走行する。
糸天秤18と上糸主調子装置21との間で、もっと正確に言えば糸調子バネユニット23aと主調子器22との間で、糸引出装置24が上糸9の経路に配置されている。糸引出装置24は枢動可能の伸長アーム25を有する。伸長アーム25は枢支継手26によって装着板26a上に枢支される。装着板26aはアーム2に固定される。
したがって、糸引出装置24は装着板26a上に装着される。糸引出装置24の伸長アーム25は、その自由端において、糸穴27を有する。糸穴27は2個の案内穴28の間で上糸9の糸道に横切って折曲されることが可能である。案内穴28はハウジングに固定され、装着板26aに取付けられる。伸長アーム25は図2に示すニュートラル位置と図6に示す糸引出位置との間で移動可能である。この糸引出位置において、上糸9は、ハウジングに固定された2個の案内穴28の間、したがって糸天秤18と上糸主調子装置21との間の糸道を取上げ、この糸道はニュートラル位置にある伸長アーム25における上糸9の対応する糸道よりも糸道差だけ長い。この糸道差は、図示された構成において、例えば20mmである。
ハウジングに固定された2個の案内穴28は伸長アーム25が糸引出位置にあるか又はニュートラル位置にあるかに関係なく上糸9は、ハウジングに固定された2個の案内穴28の間で同じ経路を各々の場合に経路外に取上げることを意味する。伸長アーム25はニュートラル位置と糸引出位置との間で電磁ドライブによって移動可能である。そして、電磁ドライブは中央制御装置6への信号接続部を有する。電磁ドライブの代替例として、伸長アーム25は空圧又はステッピングモータによっても駆動できる。
上糸主調子装置21の上流側には上糸前置調子装置29が配置されている。上糸前置調子装置29はそれ自体知られた態様で動作し、中央制御装置6への信号接続部を有する。上糸主調子装置21は主調子器22及び上糸前置調子装置29と共に装着板26aに取付けられる。そして、装着板26aはアーム2上に装着される(図1)。
上糸前置調子装置29の上流側で、上糸9は糸通路開口31を通過する。糸通路開口31は装着板26aに図2の上部端縁領域で形成されている。上部端縁領域は前方に90°折曲している。糸通路開口31の上流側には、上糸蓄糸部として、上糸ボビン(詳細には図示せず)が配置されている。
図2〜図7はアーム軸5の現状の回転位置を示す。ハンドホイール32はアーム軸5にその一端で非回転で連結され、即ち両者は一緒に回転自在に結合されている。ハンドホイール32には回転角度計33が配置されている。回転角度計33は360の角度ステップに分割されたアーム軸5の全周を示す。以下、各々の場合について回転角度計33のこの角度位置を説明する。
縫われる製品34の平面(図4)はミシン1の針板35(図2〜図7)上で縫われる製品34の載置位置によって予め決定される。
図2は0°アーム軸位置を示す。このアーム軸位置において、針棒7は上死点にある。この位置は縫いの縫い始めに、言換えれば縫目の縫い始めに、縫い針8の下に最大通路が存在して縫われる製品34を差込む際に選択される。
0°位置において、上糸クランプ14は糸解放位置にある。上糸主調子装置21は作動される。糸引出装置24はニュートラル位置にある。上糸前置調子装置29は作動される。糸天秤18は下死点から上昇途中にある。
図3は205°位置にあるアーム軸5を示す。この位置において、針棒7は180°で到達するその下死点から僅か再度戻っており、上糸ループ(図3で視認不可)は縫い針8の針穴に隣接して形成されている。205°位置において、釜10の釜剣先(図3で視認不可)は上糸ループを掬うと共に上糸9を取込む。
205°位置において、上糸クランプ14の糸クランプ位置への作動が実行される。上糸主調子装置21は作動される。糸引出装置24はニュートラル位置にある。上糸前置調子装置29は作動される。糸天秤18は下死点への途中にある。糸天秤18は上死点から既に移動され、糸過剰分が上糸クランプ14と上糸主調子装置21との間で齎され、言換えれば糸には図3に示すようにテンションがかからない。この糸過剰分は糸天秤18の上死点から図3に示す205°位置への糸天秤穴19の糸道の略2倍である。205°位置から、釜10はその釜剣先が上糸ループを掬うと共に上糸9を引出す。上糸クランプ14が糸クランプ位置にあるため、上糸9は上方から追加して供給されないものの、釜剣先によって上糸ループを引出すので、上糸9の自由端36(図4)は縫われる製品34を貫通して下方に引込まれる。布押え37が縫われる製品34上で上糸9の自由端36をクランプする(押える)のを回避するために、布押え37の押圧解除が205°位置において作動され、布押え37は負荷がかからないで縫われる製品34上に載置する。
図5は300°アーム軸位置を示す。300°位置において、糸天秤穴19は下死点の領域にある。既に上述した上糸テンションは釜10によって継続される。このアーム軸位置において、上糸9は釜10によって縫われる製品34を貫通して下方に引込まれる。300°アーム軸位置において、布押え37は再度負荷がかけられ、言換えれば布押え37の押圧解除が再度非作動とされる。なお、布押え37は205°〜300°のアーム軸位置の間で作動される。
いま、上糸クランプ14は糸解放位置に転移される。上糸主調子装置21は作動され、上糸9を押圧して保持する。糸引出装置24の伸長アーム25はニュートラル位置にある。上糸前置調子装置29は作動される。300°位置において、上糸9の自由端36は釜10によってさらに下方に引込まれる。
205°アーム軸位置と300°アーム軸位置との間の糸道上で、釜10は上糸9の自由端36を縫われる製品34を貫通して下方に引込む。アーム軸回転がさらに進む過程で、糸天秤18は縫われる製品34における上糸9を引き戻すことになり、これは以下の記載から明らかになる。そして、自由端36は対応する少量の糸長だけ縫われる製品34から延びる。
図6は次の縫目の325°アーム軸位置を示す。図3にしたがう位置と比較して、アーム軸5は縫い動作方向にさらに回転、言換えれば120°だけ(実際に480°)回転している。
325°位置において、上糸クランプ14は糸解放位置にある。上糸主調子装置21は作動される。いま、糸引出装置24の伸長アーム25は糸引出位置に移動される。糸天秤穴19は下死点後の上昇運動開始における325°位置にある。糸引出装置24が糸引出位置への運動のため、図2にしたがう位置にある糸天秤穴19の領域に未だ存在する上糸過剰分は、今や、糸引出装置24の糸穴27に引出される。糸天秤穴19と上糸クランプ14との間で、上糸9は弛緩した上糸過剰分無しに存在し、言換えれば図6において実質的にテンションがかかっていない。
325°位置において、また釜10は回転軸線11の周りで図2にしたがう位置に対して対応して回転、詳しくは回転軸線11の周りで240°だけ(実際に960°)回転している。形成された縫目の領域において上糸9はアーム軸回転がさらに進む過程で糸天秤18によって、詳しくは上糸9が糸引出装置24の領域において延びた糸道経路を取上げる量だけ引戻される。
図7は60°アーム軸位置を示す。縫い針8は下降中である。上糸クランプ14は糸解放位置にある。上糸主調子装置21は作動される。上糸前置調子装置29は作動される。糸引出装置24は糸引出位置にある。糸引出装置24は、縫目形成の全てのさらに進んだ過程中で糸引出位置に維持されている。別法として、糸引出装置24を返し縫い形態で案内し、この動作が縫目をさらに形成する間で1増分だけ、各々の場合に、ニュートラル位置の方向に行われて、その増分が糸引出位置とニュートラル位置との間で糸引出装置24の全糸道の一部を形成させることが可能である。この縫目当たりの増分は小さいものであって、糸引出装置24の増分運動工程当たりの縫目長よりも短い糸道が送り返されるようなものである。その結果、追加の糸道が上糸9の回り道を経由し、糸引出位置に移動した糸引出装置24を経由して設けられ、この追加の糸道は、これがさらに縫目形成することにさらに効果をもつことなく、糸天秤18の運動によって再度引き返される。
糸引出装置24の動作は、図2にしたがう0°アーム軸位置において上糸9の絡み合いが解かれた、言換えれば自由端36で開始する。この位置において、縫われる2層の製品34が差込まれる。状態情報「縫目縫い始め」が中央制御装置6に記憶される。図2にしたがう位置から進行して、縫われる製品34の縫いが図4に示すように開始する。実際に最初のシーケンスで、そしてその時点においてのみ、糸引出装置24は上述したように糸引出位置に移動する。上記記載にしたがって、ニュートラル位置から糸引出位置への糸引出装置24の移動は2番目の縫目で実行される。続行する縫目の全てにおいて、糸引出装置24は糸引出位置に継続して維持される。糸引出装置24が糸引出位置へ325°アーム軸位置で作動して上糸9の自由端36は糸天秤18で縫われる製品34を貫通して引戻され、従って短くされる。別法として、ニュートラル位置から糸引出位置への糸引出装置24の移動は最初の縫目で、3番目の縫目で、又はその後の縫目で実行することもできる。
ニュートラル位置から糸引出位置へ及びその逆への糸引出装置24の最初の移動工程の後に、状態情報「縫目縫い始め」は中央制御装置6において「縫目稼動中」に変更される。「縫目縫い始め」への更新された変更は中央制御装置6による糸切工程の後に実行される。この状態情報は次の縫い工程中に要求される。状態情報「縫目縫い始め」が存在するとき糸引出装置24のみ作動される。縫い工程の縫い終わり時及びオプションとして糸が切断された後に、糸引出装置24はニュートラル位置へ戻る。これは、上述したように、縫目形成中に増分形態で実行される。
縫われる製品34上に延びる自由端36の長さは糸引出位置における伸長アーム25の角度位置によって予め決定される。中央制御装置6において、特に伸長アーム25がステッピングモータによって駆動されるとき、複数個の縫い始め糸長が予め選択される。予め選択された縫い始め糸長に応じて、中央制御装置6によって作動される伸長アーム25の角度位置が糸引出位置において生起する。別法として、対応する縫い始め糸長を齎す糸引出長は伸長アーム25の機械的ストッパーによっても調節できる。
糸引出装置24がニュートラル位置から糸引出位置へ及びその逆へ移動される縫目の縫い始めにおける最初の縫目の全シーケンスは固定されたアーム軸回転速度で実行され、この速度はアーム軸5のそれ以外の回転作動速度に比較して減速される。また、この減速されたアーム軸回転速度は中央制御装置6によって予め決定される。
言換えれば、縫目の縫い始めを縫う方法は以下のように記載される。
第1に、上糸ループが形成される。次いで、上糸ループは釜10の釜剣先で釜剣先の回転掬い位置において掬われる。上糸9は釜10の釜剣先で引出される。これは釜10の釜剣先が釜10の釜ハウジング内で約240°〜250°、特に245°に亘って掬い回転位置に対向する反対の回転位置に到達するまで回転する間で行われる。回転掬い位置から、釜10の釜剣先は、釜10の釜ハウジング内で反対の回転位置、言換えれば少なくとも半回転だけ回転する。釜10の釜剣先が反対の回転位置に到達した後に、糸引出装置24はニュートラル位置から糸引出位置へ移動される。
糸道差は、ニュートラル位置と糸引出位置との間で伸長アーム25の運動によって齎されが、この糸道差は縫われる製品34の布厚によって予め決定される。縫われる製品34の布厚は、ユーザによって調節でき又は布厚センサー(図示せず)によって測定できる。縫われる製品の測定布厚値を処理するため及び所望の糸道差値を糸引出装置24に伝送するために、中央制御装置6は縫われる製品の布厚センサーへの信号接続部を有する。
主調子器22は、縫い工程の縫い終わりにおいて糸切工程のため排気排出され、糸テンションは主調子器22の部位には存在しない。縫い工程中に、主調子器22は縫いに要求される糸テンションを発生する。糸引出装置24のニュートラル位置から糸引出位置への運動との相互作用において、主調子器22は糸クランプ位置へ移行でき、上糸9は自由端36から引戻されることが確保される。この主調子器22の糸クランプ機能は縫い作業で使用でき、この場合、上糸9は縫われる製品内で高い摩擦が課される。
図8〜図12を用いて、ミシンの上糸案内の他の構成を以下に記載する。これは図1〜図7を参照して上述した上糸案内の代わりに使用できる。図1〜図7を参照して上述した構成要素及び機能は同じ参照符号を有し、詳細には再言しないこととする。
図8〜図12にしたがう構成の上糸主調子装置38は2個の上糸主調子ユニット39、40を有し、両者は一緒に主調子器として構成されている。2個の上糸主調子ユニットの一方、即ち上糸主調子ユニット40は糸天秤18と糸引出装置24との間で上糸糸道に配置されている。この上糸主調子ユニット40は図1〜図7にしたがう構成の上糸主調子装置21に比較して追加して設けられる。2個の上糸主調子ユニットの他方、即ち上糸主調子ユニット39は、上糸主調子器22が図1〜図7にしたがって配置される箇所に配置される。
縫目の縫い始めの縫いにおいて、糸引出装置24の使用のため上糸9の自由端36は縫われる製品34を貫通して引下げられ、次いで糸天秤18は縫われる製品34内に上糸9を引戻すが、この縫目の縫い始めの縫いは、原則として、図1〜図7にしたがう構成におけるものと酷似して図8〜図12にしたがう構成におけるもので実行される。ニュートラル位置から325°アーム軸位置での糸引出位置へ糸引出装置24が運動する直前に、上糸主調子ユニット40は、糸引出装置24と糸天秤18との間で通常の調子位置から弱い調子位置へ移動する。次いで、上糸9は、糸引出装置24と糸天秤18との間で上糸主調子ユニット40によって通常の上糸テンションよりも低い残留糸テンションで負荷がかかる。これは糸引出装置24が上糸を、上糸蓄糸部からの望ましくない引戻しではなく天秤18から引戻すことを確実にする。残留糸テンションは、上糸9が糸引出装置24で上糸9の前方に引出す間で加速されて、糸引出装置24のニュートラル位置と糸引出位置との間での上糸9の糸道差のため生起されたものよりそれ以上の上糸9が引戻されることを回避する。糸引出装置24が糸引出位置へ移動した後、上糸主調子ユニット40は再度作動される。
他方、図8〜図12にしたがう上糸案内を備えたミシンの作動は上述したように図1〜図7にしたがうミシン1の作動に対応する。図4にしたがう縫われる2層の製品34の断面は図8〜図12にしたがう上糸案内を備えたミシンの構成に対応して適用される。
本考案のミシンは、縫目の初めに縫われる製品から延びている上糸を短くする縫いを行って、上糸の縫い初めを示す上糸の自由端は縫われる製品の下に引出され、縫われた製品の外観を損ねることを回避する場合に好適に適用可能である。
1・・・ミシン
2、3、4・・・ハウジング
(2・・・アーム
3・・・ベースプレート
4・・・脚柱)
7・・・針棒
8・・・縫い針
9・・・上糸
10・・・釜
14・・・上糸クランプ
18・・・糸天秤
21、38・・・上糸調子装置
22、39、40・・・上糸主調子ユニット
24・・・糸引出装置
25・・・伸長アーム
27・・・糸穴
28・・・糸案内穴
34・・・製品

Claims (6)

  1. ハウジング(2、3、4)と、
    上糸(9)の蓄糸部と、
    上糸を縫われる製品(34)を貫通して案内する縫い針(8)を有する針棒(7)とを備え、縫い針は下死点及び上死点の間で垂直方向に上下運動するように駆動され、
    縫目形成中に上糸を掬う釜(10)と、
    上糸のループを引取る糸天秤(18)と、
    釜及び糸天秤の間で蓄糸部側上糸経路における作動可能な上糸クランプ(14)と、
    糸天秤より前に蓄糸部側上糸経路で作動状態時に上糸に所定の糸テンションをかける上糸調子装置(21、38)とを備えるミシン(1)において、
    糸天秤及び上糸調子装置の少なくとも1個の上糸主調子ユニット(22、39)の間で上糸経路における糸引出装置(24)を備え、糸引出装置は、糸天秤及び上糸主調子ユニットの間で上糸が第1の糸経路を取上げるニュートラル位置と、糸天秤及び上糸主調子ユニットの間で上糸が第1の糸経路に比較して糸道差だけ長い第2の糸経路を取上げる糸引出位置との間で制御された態様で移動できるものであることを特徴とするミシン。
  2. 糸引出装置は枢動可能な伸長アーム(25)を有し、その一端は糸経路を横切って枢動可能であって糸穴(27)が配置されていることを特徴とする請求項1記載のミシン。
  3. ニュートラル位置における糸穴はハウジングに固定された2個の糸案内穴(28)の間で上糸経路において配置されていることを特徴とする請求項2記載のミシン。
  4. 蓄糸部側上糸経路における1個の上糸クランプ(14)を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載のミシン。
  5. 上糸調子装置(21)は糸引出装置及び上糸蓄糸部の間で糸経路に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項記載のミシン。
  6. 上糸調子装置(38)は複数個の上糸主調子ユニット(39、40)を有し、1個の上糸主調子ユニット(40)は糸天秤及び糸引出装置の間で糸経路に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項記載のミシン。
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