JP3175583B2 - 二重化バス変換器 - Google Patents
二重化バス変換器Info
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- JP3175583B2 JP3175583B2 JP07015296A JP7015296A JP3175583B2 JP 3175583 B2 JP3175583 B2 JP 3175583B2 JP 07015296 A JP07015296 A JP 07015296A JP 7015296 A JP7015296 A JP 7015296A JP 3175583 B2 JP3175583 B2 JP 3175583B2
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- JP
- Japan
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- bus
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロトコルが異な
る上位バスと下位バスとの間で行う通信を中継するバス
変換器を有し、このバス変換器は二重化されていて、二
重化されたバス変換器の一方が制御側、他方が待機側と
して動作する二重化バス変換器に関するものである。更
に詳しくは、バス変換器のパフォーマンスを向上するた
めの改善を施した二重化バス変換器に関するものであ
る。
る上位バスと下位バスとの間で行う通信を中継するバス
変換器を有し、このバス変換器は二重化されていて、二
重化されたバス変換器の一方が制御側、他方が待機側と
して動作する二重化バス変換器に関するものである。更
に詳しくは、バス変換器のパフォーマンスを向上するた
めの改善を施した二重化バス変換器に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】バス変換器の信頼性を高めるために、バ
ス変換器を二重化し、１台のバス変換器が故障しても他
のバス変換器でバックアップすることが通常行われてい
る。このような構成をとるバス変換器は二重化バス変換
器といわれている。一般的に二重化バス変換器では、２
台のバス変換器は、互いに相手方のバス変換器のアドレ
ス、状態（制御側であるか待機側であるか）等を知る必
要があった。さらに、それぞれのバス変換器は、タグリ
スト等のリアルタイムに変わるデータベースを内部に持
っているため、バス変換器間でデータベースを一致させ
る必要があった。このことから、２台のバス変換器の間
で通信を行う必要があるため、専用のプロトコルを起こ
さなければならなかった。しかし、２台のバス変換器の
間で専用のプロトコルを起こすと、常時２台のバス変換
器が相手方を監視しなければならないため、バス変換器
のパフォーマンスが低下するという問題点があった。
ス変換器を二重化し、１台のバス変換器が故障しても他
のバス変換器でバックアップすることが通常行われてい
る。このような構成をとるバス変換器は二重化バス変換
器といわれている。一般的に二重化バス変換器では、２
台のバス変換器は、互いに相手方のバス変換器のアドレ
ス、状態（制御側であるか待機側であるか）等を知る必
要があった。さらに、それぞれのバス変換器は、タグリ
スト等のリアルタイムに変わるデータベースを内部に持
っているため、バス変換器間でデータベースを一致させ
る必要があった。このことから、２台のバス変換器の間
で通信を行う必要があるため、専用のプロトコルを起こ
さなければならなかった。しかし、２台のバス変換器の
間で専用のプロトコルを起こすと、常時２台のバス変換
器が相手方を監視しなければならないため、バス変換器
のパフォーマンスが低下するという問題点があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した問題
点を解決するためになされたものであり、２台のバス変
換器をお互いの状態を意識することなく独立に動作させ
ることによって、バス変換器のパフォーマンスを向上さ
せた二重化バス変換器を実現することを目的とする。
点を解決するためになされたものであり、２台のバス変
換器をお互いの状態を意識することなく独立に動作させ
ることによって、バス変換器のパフォーマンスを向上さ
せた二重化バス変換器を実現することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、プロトコルが
異なる上位バスと下位バスとの間で行う通信を中継する
バス変換器を有し、このバス変換器は二重化されてい
て、二重化されたバス変換器の一方が制御側、他方が待
機側として動作する二重化バス変換器において、バス変
換器毎に設けられていて、バス変換器を下位バスに対し
て接続または遮断する接続手段と、この接続手段にそれ
ぞれ切替信号を与え、二重化されたバス変換器の一方を
下位バスに接続し、他方を下位バスから遮断する切替手
段と、各バス変換器に設けられていて、前記切替信号を
もとに、自身があるバス変換器が下位バスに接続されて
いるときは自身がある側が制御側であると判断し、制御
側の通信を行い、自身があるバス変換器が下位バスから
遮断されているときは自身がある側が待機側であると判
断し、待機側の通信を行う通信制御手段と、を具備した
ことを特徴とする二重化バス変換器である。
異なる上位バスと下位バスとの間で行う通信を中継する
バス変換器を有し、このバス変換器は二重化されてい
て、二重化されたバス変換器の一方が制御側、他方が待
機側として動作する二重化バス変換器において、バス変
換器毎に設けられていて、バス変換器を下位バスに対し
て接続または遮断する接続手段と、この接続手段にそれ
ぞれ切替信号を与え、二重化されたバス変換器の一方を
下位バスに接続し、他方を下位バスから遮断する切替手
段と、各バス変換器に設けられていて、前記切替信号を
もとに、自身があるバス変換器が下位バスに接続されて
いるときは自身がある側が制御側であると判断し、制御
側の通信を行い、自身があるバス変換器が下位バスから
遮断されているときは自身がある側が待機側であると判
断し、待機側の通信を行う通信制御手段と、を具備した
ことを特徴とする二重化バス変換器である。
【０００５】
【作用】このような本発明では、切替手段は接続手段に
切替信号を与え、二重化されたバス変換器の一方を下位
バスに接続し、他方を下位バスから遮断する。通信制御
手段は、切替信号をもとに、自身があるバス変換器が下
位バスに接続されているときは自身がある側が制御側で
あると判断し、制御側の通信を行う。自身があるバス変
換器が下位バスから遮断されているときは自身がある側
が待機側であると判断し、待機側の通信を行う。
切替信号を与え、二重化されたバス変換器の一方を下位
バスに接続し、他方を下位バスから遮断する。通信制御
手段は、切替信号をもとに、自身があるバス変換器が下
位バスに接続されているときは自身がある側が制御側で
あると判断し、制御側の通信を行う。自身があるバス変
換器が下位バスから遮断されているときは自身がある側
が待機側であると判断し、待機側の通信を行う。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明を説明
する。図１は本発明の一実施例を示した構成図である。
する。図１は本発明の一実施例を示した構成図である。
【０００７】図１で、１は上位バス、２は下位バスであ
る。上位バス１と下位バス２は異なるプロトコルで通信
を行う。上位バス１は例えばＶ−ｎｅｔで構成され、下
位バス２は例えばＨＦバスで構成される。３1，３2はバ
ス変換器で、上位バス１と下位バス２との間の通信を中
継する。バス変換器３1と３2は同一構成で、これらによ
り二重化を行っている。４1，４2は接続手段で、バス変
換器３1，３2を下位バス２に対して接続または遮断す
る。接続手段４1，４2は例えばＨＦバスカップラで構成
され、カップラにイネーブル信号を与えたときに接続
し、ディセーブル信号を与えたときに遮断する。なお、
バス変換器３1，３2は上位バス１に常時接続されてい
る。５は切替手段で、接続手段４1，４2にそれぞれ切替
信号を与えて一方に接続、他方に遮断を行わせる。これ
によって、二重化されたバス変換器３1，３2の一方が下
位バス２に接続され、他方が下位バス２から遮断され
る。切替手段５は例えばフリップ・フロップで構成され
る。６1，６2は通信制御手段で、切替手段５からの切替
信号をもとに、自身があるバス変換器が下位バス２に接
続されているときは、自身がある側が制御側であると判
断し、バス変換器に制御側の動作を行わせ、自身がある
バス変換器が下位バス２から遮断されているときは、自
身がある側が待機側であると判断し、バス変換器に待機
側の動作を行わせる。７1，７2はバス変換器の内部に設
けられたデータベース用メモリである。データベース用
メモリ７1，７2のデータベースはタグリスト等のリアル
タイムに変わるデータベースである。８1，８2はデータ
ベース用メモリ７1，７2の読み書きを制御するメモリ制
御手段である。
る。上位バス１と下位バス２は異なるプロトコルで通信
を行う。上位バス１は例えばＶ−ｎｅｔで構成され、下
位バス２は例えばＨＦバスで構成される。３1，３2はバ
ス変換器で、上位バス１と下位バス２との間の通信を中
継する。バス変換器３1と３2は同一構成で、これらによ
り二重化を行っている。４1，４2は接続手段で、バス変
換器３1，３2を下位バス２に対して接続または遮断す
る。接続手段４1，４2は例えばＨＦバスカップラで構成
され、カップラにイネーブル信号を与えたときに接続
し、ディセーブル信号を与えたときに遮断する。なお、
バス変換器３1，３2は上位バス１に常時接続されてい
る。５は切替手段で、接続手段４1，４2にそれぞれ切替
信号を与えて一方に接続、他方に遮断を行わせる。これ
によって、二重化されたバス変換器３1，３2の一方が下
位バス２に接続され、他方が下位バス２から遮断され
る。切替手段５は例えばフリップ・フロップで構成され
る。６1，６2は通信制御手段で、切替手段５からの切替
信号をもとに、自身があるバス変換器が下位バス２に接
続されているときは、自身がある側が制御側であると判
断し、バス変換器に制御側の動作を行わせ、自身がある
バス変換器が下位バス２から遮断されているときは、自
身がある側が待機側であると判断し、バス変換器に待機
側の動作を行わせる。７1，７2はバス変換器の内部に設
けられたデータベース用メモリである。データベース用
メモリ７1，７2のデータベースはタグリスト等のリアル
タイムに変わるデータベースである。８1，８2はデータ
ベース用メモリ７1，７2の読み書きを制御するメモリ制
御手段である。
【０００８】図１の装置の動作を説明する。図２は図１
の装置の動作説明図である。図２はバス変換器３1を制
御側、３2を待機側にする例を示している。
の装置の動作説明図である。図２はバス変換器３1を制
御側、３2を待機側にする例を示している。
【０００９】図２で、切替手段５は切替信号により接続
手段４1をオン、接続手段４2をオフにする。通信制御手
段８1は、切替信号をもとに自身があるバス変換器３1が
制御側であると判断する。この判断により、通信制御手
段８1は、に示す上位バス１から下位バス２への通
信、に示す下位バス２から上位バス１へのメッセージ
通信、に示すデータベースの参照・設定を行う。この
通信は通常のバス変換器と同様な通信である。通信制御
手段８2は、切替信号をもとに自身があるバス変換器３2
が待機側であると判断する。この判断により、通信制御
手段８2は待機側の通信を行う。すなわち、に示す上
位バス１から下位バス２への通信は遮断されるため、下
位バス２への送信や上位バス１への返信は行わない。
に示す下位バス２から上位バス１へのメッセージ通信に
ついては、バス変換器３2自身のメッセージのみを上位
バス１に送信する。従って、下位バス２に接続されたス
テーションの状態は上位バス１に通知されない。に示
すデータベースへのアクセスについては、データの設定
だけを行う。データの設定を行うことにより、リアルタ
イムに変わる待機側のデータベースを制御側のデータベ
ースと同一のタイミングでメインテナンスできる。例え
ば、制御側と待機側を同一のタイミングでタグリストの
イコアライズをすることができる。
手段４1をオン、接続手段４2をオフにする。通信制御手
段８1は、切替信号をもとに自身があるバス変換器３1が
制御側であると判断する。この判断により、通信制御手
段８1は、に示す上位バス１から下位バス２への通
信、に示す下位バス２から上位バス１へのメッセージ
通信、に示すデータベースの参照・設定を行う。この
通信は通常のバス変換器と同様な通信である。通信制御
手段８2は、切替信号をもとに自身があるバス変換器３2
が待機側であると判断する。この判断により、通信制御
手段８2は待機側の通信を行う。すなわち、に示す上
位バス１から下位バス２への通信は遮断されるため、下
位バス２への送信や上位バス１への返信は行わない。
に示す下位バス２から上位バス１へのメッセージ通信に
ついては、バス変換器３2自身のメッセージのみを上位
バス１に送信する。従って、下位バス２に接続されたス
テーションの状態は上位バス１に通知されない。に示
すデータベースへのアクセスについては、データの設定
だけを行う。データの設定を行うことにより、リアルタ
イムに変わる待機側のデータベースを制御側のデータベ
ースと同一のタイミングでメインテナンスできる。例え
ば、制御側と待機側を同一のタイミングでタグリストの
イコアライズをすることができる。
【００１０】このように、２台のバス変換器３1，３
2は、自身が下位バス２に接続されているか遮断されて
いるかの判断だけをもとに、相手方を意識することなく
それぞれ独立に動作する。このため、２台のバス変換器
３1と３2の間で相互に通信をして相手方の状態を確認す
る必要がない。２台のバス変換器３1，３2はそれぞれ独
立に動作しているため、制御側を切り替えてもオペレー
ションを続行することができる。
2は、自身が下位バス２に接続されているか遮断されて
いるかの判断だけをもとに、相手方を意識することなく
それぞれ独立に動作する。このため、２台のバス変換器
３1と３2の間で相互に通信をして相手方の状態を確認す
る必要がない。２台のバス変換器３1，３2はそれぞれ独
立に動作しているため、制御側を切り替えてもオペレー
ションを続行することができる。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、２台のバス変換器は自
身が下位バスに接続されているか遮断されているかの判
断だけをもとに、相手方を意識することなくそれぞれ独
立に動作する。このため、２台のバス変換器の間で相互
に通信をして相手方の状態を確認する必要がなく、バス
変換器のパフォーマンスを向上させることができる。
身が下位バスに接続されているか遮断されているかの判
断だけをもとに、相手方を意識することなくそれぞれ独
立に動作する。このため、２台のバス変換器の間で相互
に通信をして相手方の状態を確認する必要がなく、バス
変換器のパフォーマンスを向上させることができる。
【図１】本発明の一実施例を示した構成図である。
【図２】図１の装置の動作説明図である。
１ 上位バス ２ 下位バス ３1，３2 バス変換器 ４1，４2 接続手段 ５ 切替手段 ６1，６2 通信制御手段
Claims (1)
- 【請求項１】 プロトコルが異なる上位バスと下位バス
との間で行う通信を中継するバス変換器を有し、このバ
ス変換器は二重化されていて、二重化されたバス変換器
の一方が制御側、他方が待機側として動作する二重化バ
ス変換器において、 バス変換器毎に設けられていて、バス変換器を下位バス
に対して接続または遮断する接続手段と、 この接続手段にそれぞれ切替信号を与え、二重化された
バス変換器の一方を下位バスに接続し、他方を下位バス
から遮断する切替手段と、 各バス変換器に設けられていて、前記切替信号をもと
に、自身があるバス変換器が下位バスに接続されている
ときは自身がある側が制御側であると判断し、制御側の
通信を行い、自身があるバス変換器が下位バスから遮断
されているときは自身がある側が待機側であると判断
し、待機側の通信を行う通信制御手段と、を具備したこ
とを特徴とする二重化バス変換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07015296A JP3175583B2 (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 二重化バス変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07015296A JP3175583B2 (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 二重化バス変換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09261257A JPH09261257A (ja) | 1997-10-03 |
| JP3175583B2 true JP3175583B2 (ja) | 2001-06-11 |
Family
ID=13423327
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07015296A Expired - Fee Related JP3175583B2 (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 二重化バス変換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3175583B2 (ja) |
-
1996
- 1996-03-26 JP JP07015296A patent/JP3175583B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09261257A (ja) | 1997-10-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |