JP3175197B2 - 機器のフロントパネル取付装置 - Google Patents
機器のフロントパネル取付装置Info
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- JP3175197B2 JP3175197B2 JP16987891A JP16987891A JP3175197B2 JP 3175197 B2 JP3175197 B2 JP 3175197B2 JP 16987891 A JP16987891 A JP 16987891A JP 16987891 A JP16987891 A JP 16987891A JP 3175197 B2 JP3175197 B2 JP 3175197B2
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- Japan
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- front panel
- top plate
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はビデオレコーダ，テープ
レコーダその他機器のフロントパネル取付装置に関す
る。
レコーダその他機器のフロントパネル取付装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】一般にこの種の機器においては、フロン
トパネルは正面に位置しており、ねじ頭が表出すること
は美観の上から好ましくない。
トパネルは正面に位置しており、ねじ頭が表出すること
は美観の上から好ましくない。
【０００３】このようなことから従来は図５に示すよう
に機器ケース１に取りつけるフロントパネル２の上線お
よび後線より複数の取付片３を後方に突出させ、機器ケ
ース１の前部の口縁に設けた孔４に多数のねじ（図示せ
ず）をもって取付ける構成となっていた。
に機器ケース１に取りつけるフロントパネル２の上線お
よび後線より複数の取付片３を後方に突出させ、機器ケ
ース１の前部の口縁に設けた孔４に多数のねじ（図示せ
ず）をもって取付ける構成となっていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、多数のねじを要することから、その取つけ，取は
ずし作業が面倒である。また、振動，衝撃等でねじかゆ
るみやすい。
では、多数のねじを要することから、その取つけ，取は
ずし作業が面倒である。また、振動，衝撃等でねじかゆ
るみやすい。
【０００５】本発明は前記従来の問題に留意し、組み立
てやすく、かつ、ねじの数を減らすことのできる機器の
フロントパネル取付装置を提供することを目的とするも
のである。
てやすく、かつ、ねじの数を減らすことのできる機器の
フロントパネル取付装置を提供することを目的とするも
のである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、機器の底ケース面前縁部に上方に向かっ
て窪みを形成した凹部と、フロントパネルから後方に突
出するように設けた係合体とを備え、前記凹部は天面に
天板部を有し、この天板部は、前縁から後方に延びたス
リットを形成するとともに前記スリットの後方位置に下
方に向かって突出した係止用突部を有し、前記係合体
は、前記天板部の下面に沿って後方に延びた弾性を有す
る挿入片と、この挿入片の上部に設けられ、垂直片と水
平片とで構成し、垂直片が前記スリットに挿入され水平
片が前記天板部の上面に沿うＴ字状の係止片とを有し、
前記挿入片は、前記係止用突部を嵌め合わせる係止孔を
有するとともに、その先端部が下方に折れ曲がった構成
としたものである。
め、本発明は、機器の底ケース面前縁部に上方に向かっ
て窪みを形成した凹部と、フロントパネルから後方に突
出するように設けた係合体とを備え、前記凹部は天面に
天板部を有し、この天板部は、前縁から後方に延びたス
リットを形成するとともに前記スリットの後方位置に下
方に向かって突出した係止用突部を有し、前記係合体
は、前記天板部の下面に沿って後方に延びた弾性を有す
る挿入片と、この挿入片の上部に設けられ、垂直片と水
平片とで構成し、垂直片が前記スリットに挿入され水平
片が前記天板部の上面に沿うＴ字状の係止片とを有し、
前記挿入片は、前記係止用突部を嵌め合わせる係止孔を
有するとともに、その先端部が下方に折れ曲がった構成
としたものである。
【０００７】
【作用】上記構成において、フロントパネルの取付片は
機器ケースの口縁にねじ止めされ、係合体は凹部に挿入
され、そして、係合体の挿入片の係止孔を突部にはめ合
わせ、Ｔ字状の係止片の垂直片をスリットに挿入するこ
とにより、係合体は係合することとなる。
機器ケースの口縁にねじ止めされ、係合体は凹部に挿入
され、そして、係合体の挿入片の係止孔を突部にはめ合
わせ、Ｔ字状の係止片の垂直片をスリットに挿入するこ
とにより、係合体は係合することとなる。
【０００８】
【実施例】以下本発明の一実施例を図１〜図４にもとづ
き説明する。
き説明する。
【０００９】図において５は機器の前面部を構成するフ
ロントパネル、６は機器の本体部を構成する機器ケース
である。前記フロントパネル５の上線には３個の取付片
７を後方に突設するとともに、下縁に２つの係合体８を
後方に突出するように設けている。この係合体８は図２
に示すように先端部近くに係止孔９をもち、後方に延び
た挿入片１０と、この挿入片１０上に設けられた断面Ｔ
字状の係止片１１より構成されている。
ロントパネル、６は機器の本体部を構成する機器ケース
である。前記フロントパネル５の上線には３個の取付片
７を後方に突設するとともに、下縁に２つの係合体８を
後方に突出するように設けている。この係合体８は図２
に示すように先端部近くに係止孔９をもち、後方に延び
た挿入片１０と、この挿入片１０上に設けられた断面Ｔ
字状の係止片１１より構成されている。
【００１０】一方、機器ケース６は前部の口縁の上部
に、前記フロントパネル５の３個の取付片７に対応する
３個の取付孔１２を設けるとともに、前記口縁の下部す
なわち底面前縁部に上方に向かって窪んだ２つの凹部１
３を形成してある。そして図３に示すようにこの凹部１
３の天板部１４には前縁より後方に延びたスリット１５
を形成している。また前記天板部１４の下面には、スリ
ットの後方位置に下方に向かって突出した係止用突部１
６を設けている。
に、前記フロントパネル５の３個の取付片７に対応する
３個の取付孔１２を設けるとともに、前記口縁の下部す
なわち底面前縁部に上方に向かって窪んだ２つの凹部１
３を形成してある。そして図３に示すようにこの凹部１
３の天板部１４には前縁より後方に延びたスリット１５
を形成している。また前記天板部１４の下面には、スリ
ットの後方位置に下方に向かって突出した係止用突部１
６を設けている。
【００１１】上記構成において、フロントパネル５の取
付片７を機器ケース６の取付孔１２部に対応させ、ねじ
（図示せず）により取付ける。また、フロントパネル５
の下方の係合体８は機器ケース６の下部の凹部１３に前
方より挿入して係止させる。具体的には図４に示すよう
に挿入片１０は凹部１３の天板部１４の下側に沿ってす
べり、その係止孔９を係止用突部１６にはめ合せ、Ｔ字
状の係止片１１は上部の水平片を凹部１３の天板１４の
上面に沿わせ、垂直片を凹部１３のスリット１５に挿入
させる。
付片７を機器ケース６の取付孔１２部に対応させ、ねじ
（図示せず）により取付ける。また、フロントパネル５
の下方の係合体８は機器ケース６の下部の凹部１３に前
方より挿入して係止させる。具体的には図４に示すよう
に挿入片１０は凹部１３の天板部１４の下側に沿ってす
べり、その係止孔９を係止用突部１６にはめ合せ、Ｔ字
状の係止片１１は上部の水平片を凹部１３の天板１４の
上面に沿わせ、垂直片を凹部１３のスリット１５に挿入
させる。
【００１２】このような係合によってフロントパネル５
の係合体８は機器ケース６の凹部１３において、前後お
よび上下の移動ができないように係止される。
の係合体８は機器ケース６の凹部１３において、前後お
よび上下の移動ができないように係止される。
【００１３】なお、係合体８の挿入片１０の先端部は板
ばねよりなり、弾性を有し、その係合は節動的に行われ
る。つぎに、フロントパネル５の取り外し方について説
明する。まず、図４の挿入片１０の先端部の折り曲げ部
分に指を掛けて挿入片１０を下方に撓ませることによ
り、係止孔９と係止用突部１６との嵌め合わせを解除
し、フロントパネル５を前方に引出すことにより、簡単
に取り外しが出来る。ところで、もし挿入片１０の折り
曲げ部分が機器ケース６の底面より下にはみ出た場合、
機器の設置上好ましくないが、本実施例では、折り曲げ
部分を含めた挿入片１０の全体が、凹部１３の内部に位
置するよう構成しているため、この様な問題は生じな
い。
ばねよりなり、弾性を有し、その係合は節動的に行われ
る。つぎに、フロントパネル５の取り外し方について説
明する。まず、図４の挿入片１０の先端部の折り曲げ部
分に指を掛けて挿入片１０を下方に撓ませることによ
り、係止孔９と係止用突部１６との嵌め合わせを解除
し、フロントパネル５を前方に引出すことにより、簡単
に取り外しが出来る。ところで、もし挿入片１０の折り
曲げ部分が機器ケース６の底面より下にはみ出た場合、
機器の設置上好ましくないが、本実施例では、折り曲げ
部分を含めた挿入片１０の全体が、凹部１３の内部に位
置するよう構成しているため、この様な問題は生じな
い。
【００１４】
【発明の効果】上記の実施例の説明より明らかなように
本発明の機器のフロントパネル取付装置は係合体を挿入
により係止する構成としたことにより、取付ねじを減少
させてその取付作業を容易にするとともに、ねじのゆる
みなどによる取付不良が生じにくく、また、表出ねじも
少なく、体裁のよいものとなる。また、挿入片の折り曲
げ部分に指を掛けて撓ませることにより、簡単にフロン
トパネルが取り外しでき、しかも折り曲げ部分が機器ケ
ースの底面からはみ出すことも無い。
本発明の機器のフロントパネル取付装置は係合体を挿入
により係止する構成としたことにより、取付ねじを減少
させてその取付作業を容易にするとともに、ねじのゆる
みなどによる取付不良が生じにくく、また、表出ねじも
少なく、体裁のよいものとなる。また、挿入片の折り曲
げ部分に指を掛けて撓ませることにより、簡単にフロン
トパネルが取り外しでき、しかも折り曲げ部分が機器ケ
ースの底面からはみ出すことも無い。
【図１】本発明の一実施例の機器のフロントパネル取付
装置の斜視図
装置の斜視図
【図２】同装置の要部斜視図
【図３】同装置の要部斜視図
【図４】同装置の要部断面図
【図５】従来の機器のフロントパネル取付装置の斜視図
５ フロントパネル ６ 機器ケース ７ 取付片 ８ 係合体 ９ 係止孔 １０ 挿入片 １１ 係止片 １２ 取付孔 １３ 凹部 １５ スリット
Claims (1)
- 【請求項１】 機器の本体部を構成する機器ケースの底
面前縁部に上方に向かって窪みを形成した凹部と、前記
機器の前面部を構成するフロントパネルから後方に突出
するように設けた係合体とを備え、前記凹部は天面に天
板部を有し、この天板部は、前縁から後方に延びたスリ
ットを形成するとともに前記スリットの後方位置に下方
に向かって突出した係止用突部を有し、前記係合体は、
前記天板部の下面に沿って後方に延びた弾性を有する挿
入片と、この挿入片の上部に設けられ、垂直片と水平片
とで構成し、垂直片が前記スリットに挿入され水平片が
前記天板部の上面に沿うＴ字状の係止片とを有し、前記
挿入片は、前記係止用突部を嵌め合わせる係止孔を有す
るとともに、その先端部が下方に折れ曲がったことを特
徴とする機器のフロントパネル取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16987891A JP3175197B2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 機器のフロントパネル取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16987891A JP3175197B2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 機器のフロントパネル取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0518407A JPH0518407A (ja) | 1993-01-26 |
| JP3175197B2 true JP3175197B2 (ja) | 2001-06-11 |
Family
ID=15894636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16987891A Expired - Fee Related JP3175197B2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 機器のフロントパネル取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3175197B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1122652A (ja) * | 1997-07-02 | 1999-01-26 | Nippon Control Kogyo Kk | 電磁ポンプ |
| JP2009120040A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Howa Kasei Kk | レジスタのフィン装置取り付け構造 |
| JP2012172959A (ja) * | 2011-02-24 | 2012-09-10 | Sharp Corp | 空気調和機 |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP16987891A patent/JP3175197B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0518407A (ja) | 1993-01-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080406 Year of fee payment: 7 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090406 Year of fee payment: 8 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |