JP3174918U - 切断・挟持併用解体機 - Google Patents

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Abstract

【課題】切断・挟持併用解体機に関し、解体用の機能を複数備えて、作業能率の向上を図り、併せて、低コストとする解体機を提供する。
【解決手段】構造物の解体をする際にその構造物の建設資材を切断する解体機において、操作室を有して移動自在で旋回自在な機体と、該機体から突設されるとともにアーム用駆動手段で伸縮される駆動アーム21と、該駆動アームの先端部に剪断用のカッター2と該カッターを駆動させるカッター用駆動手段21aとが設けられるとともに、前記駆動アームとカッターとの下部に建設資材を挟持して掴み取るフォーク3が設けられており、前記カッターが使用されるときには常にフォーク3の片側爪が、駆動アームの先端側下部に設けられたフォーク用駆動手段7により切断作業の邪魔にならないように拡開されている切断・挟持併用解体機1とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、例えば、鉄筋鉄骨コンクリート造、鉄骨コンクリート造、鉄骨造等の構造物を解体する際に使用される切断・挟持併用解体機に関するものである。
従来、上記構造物の解体機としては、例えば、図5に示すように、クローラ等で移動自在な機体20に、駆動アーム21を介してコンクリートや鉄骨・鉄筋等を砕いたり切断したりする作業用アタッチメントが着脱自在に備えられているものが知られている(特許文献1参照)。
前記作業用アタッチメントは、1台の作業機械で多くの作業が可能であるように、万能解体機22を用意して、ロングカッター刃物台、ショートカッター刃物台、スマッシングブロック、小割りアタッチメント等のアタッチメントを装着して行うものである。
特開平7−4072号公報
しかし、従来の解体機23は、駆動アーム21の先端側に万能解体機22という特別のアタッチメントを用意して、そこに、各種の作業装置を装着するものであるので、作業内容の変更により、作業を中断して、前記万能解体機に所望の刃物台等の作業装置をセットし、新しい作業に取りかかると言うことになる。
また、単に、掴む作業に移行する際には、前記刃物台等を取り外さないと邪魔になると言うことになる。このように、作業内容によって逐一、解体機を止めて、作業装置の取り替えが必要であって、掴み・切断等の異種の作業に対して、連続した作業ができないので作業能率が劣るという課題がある。本考案に係る切断・挟持併用解体機は、このような課題を解決するために提案されたものである。
本考案に係る切断・挟持併用解体機の上記課題を解決して目的を達成するための要旨は、構造物の解体をする際にその構造物の建設資材を切断する解体機において、操作室を有して移動自在で旋回自在な機体と、該機体から突設されるとともにアーム用駆動手段で伸縮される駆動アームと、該駆動アームの先端部に剪断用のカッターと該カッターを駆動させるカッター用駆動手段とが設けられるとともに、前記駆動アームとカッターとの下部に建設資材を挟持して掴み取るフォークが設けられており、前記カッターが使用されるときには常に前記フォークの片側爪が、駆動アームの先端側下部に設けられたフォーク用駆動手段により切断作業の邪魔にならないように拡開されていることである。
前記機体の操作室における制御装置において、フォークの片側爪がフォーク用駆動手段により拡開されていないと検知手段により検知された場合には、カッター用駆動手段が駆動されないようにする電気的ストッパー手段若しくは機械的ストッパー手段が働くように制御されていること、;
前記カッターは、駆動アームの先端部に回転不能に位置固定される下刃と、駆動アームの先端部の連結部を中心にカッター用駆動手段で所要範囲内において回動される回転上刃とでなり、前記下刃の下部形状がフォークの他側爪の挟持面側形状と同じ形成にされて、カッターの下刃がフォークの他側爪に兼用されていること、;
を含むものである。
本考案の切断・挟持併用解体機によれば、駆動アームの先端側に、カッターとフォークとを備えることになり、アタッチメントの交換作業が無くなって、解体工事中の作業の中断が避けられ、連続的に解体工事が行われるようになるので、解体作業能率が向上する。
また、フォークの片側爪がフォーク用駆動手段により拡開されていないと検知手段により検知された場合には、カッター用駆動手段が駆動されないようにする電気的ストッパー手段若しくは機械的ストッパー手段が働くように制御されているので、切断作業において、フォークが作業の邪魔にならず作業能率を向上させるものである。
更に、カッターの下刃がフォークの他側爪に兼用されているようにすることで、解体機の部品点数が削減され、製造コストの低減となるものである。
本考案に係る切断・挟持併用解体機1について説明する。なお、従来例に対応する部分には従来例と同一の符号を付けて説明する。第1実施例に係る切断・挟持併用解体機(以下、単に解体機という)1は、構造物の解体をする際にその構造物の鉄骨・鉄筋等を切断する解体機であり、作業者が移動・作業を操作する操作室20aを有して移動自在で旋回自在な機体20と、該機体20からブーム20bを介して突設されるとともにアーム用駆動手段である油圧装置21a等で伸縮される駆動アーム21とがある。
そして、前記駆動アーム21の先端部に、図1に示すように、剪断用のカッター2(上刃2a,下刃2b)と、該カッター2を駆動させるカッター用駆動手段である油圧装置21aとが設けられるとともに、前記駆動アーム21とカッター2との下部に建設資材を挟持して掴み取るフォーク3が設けられている。
前記フォーク3は、前記下刃2bの下部において、その下刃2bを正面から見て左右にフォーク用上 爪3aが支持棒4を介して突設され一体に固定されている。そして、前記駆動アーム21の先端側下部において、アタッチメント用基台5があって、この基台5の先端側下部に下爪3bが回動自在に取り付けられている。
前記アタッチメント用基台5は、図1乃至図2に示すように、その先端部が駆動アーム21の連結部21bにおいてピン結合されており、その後端部が基台用支持部材6によって吊持され位置固定されている。また、先端側には、連結部5a,5bが設けられ、この連結部5aに前記上刃2aが回動自在にピン結合され、前記連結部5a,5bの2箇所に前記下刃2bの基部がピン結合されて固定されている。
更に、前記基台5の先端側下部には、連結部5cが設けられ、そこに、前記下爪3bの基部が回動自在にピン結合されている。この基台5は、図1乃至図2に見えている左右の側壁が枠部材で固定して構成されており、基台下部の筐体若しくは底板に、前記下爪3bを駆動させるためのフォーク用駆動手段である油圧装置7が設けられている。
前記油圧装置7は、その基部が前記基台5底部の連結部5dに回動自在にピン結合され、油圧ロッドの先端部が前記下爪3bの連結部3cにピン結合されている。
上記のような構成により、解体機1においては、前記カッター2が油圧装置21aのロッドの伸長により、図2乃至図3に示すように、リンク機構8を介して上刃2aが連結部5aを中心にして時計方向・反時計方向に回動し、下刃2bとで剪断して鉄骨・鉄筋等の建築資材を切断する。前記カッター2が使用されるときには常に前記フォーク3の片側の下爪3bが、切断作業の邪魔にならないように前記油圧装置7により拡開されている。
更に、機体20の操作室20aにおける制御装置において、フォーク3の片側の下爪3bが油圧装置7により拡開されていないと検知手段(図示せず)により検知された場合には、カッター用駆動手段の油圧装置21aが駆動されないようにする、電気的ストッパー手段若しくは機械的ストッパー手段が働き、点滅ランプや音声等の警報手段(図示せず)で知らせるように制御されているものである。これによって、操作室20aのオペレーターが、フォーク3の下爪3bが開いておらず、切断作業に邪魔であることに気が付くものである。そこで、下爪3bを油圧装置7で開いて、それからカッター2の切断作業を始めるものである。
また、前記フォーク3は、油圧装置7のロッドの伸長により、図2乃至図3に示すように、下爪3bが連結部5cを中心にして時計方向・反時計方向に回動し、上爪3aと下爪3bとによって鉄骨・鉄筋等を掴むものである。
このような構成の解体機1により、構造物のコンクリート柱・梁、鉄骨柱・梁、鉄筋等を切断し、その切断作業中に連続的に鉄骨・鉄筋等を掴み上げることができる。なお、フィオーク3を使用中において、前記カッター2を開くか閉じるかは、作業状況によって判断される。こうして、異種作業に移行する際に、従来のようなアタッチメントの交換作業が介在して、解体作業を中断させるということが、本考案の解体機1では無いのである。
第2実施例に係る解体機1aは、図4に示すように、カッター2の下刃の改良に係るものである。即ち、当該カッター2は、駆動アーム21の先端部に回転不能に位置固定される下刃2cと、駆動アーム21の先端部の連結部5aを中心にカッター用駆動手段である油圧装置21aで所要範囲内において回動される回転上刃2aとでなり、前記下刃2cの下部形状が、前記フォーク3の他側爪である上爪3aの挟持面側形状と同じ形成にされて、カッターの下刃2cがフォーク3の他側爪に兼用されているものである。
このようにすることで、下刃2cと下爪3bとで、鉄骨等を掴むことになり、この解体機1aの部品点数を削減することになり、コスト低減に貢献するものである。
本考案の第1実施例に係る切断・挟持併用解体機1における駆動アーム21の先端部の斜視図である。 同本考案の第1実施例に係る切断・挟持併用解体機1における駆動アーム21の先端部でカッター2及びフォーク3が開いた状態の側面図である。 同本考案の第1実施例に係る切断・挟持併用解体機1における駆動アーム21の先端部でカッター2及びフォーク3が閉じた状態の側面図である。 同本考案の第2実施例に係る切断・挟持併用解体機1における駆動アーム21の先端部でカッター2が閉じて、フォーク3が開いた状態の側面図である。 従来例に係る解体機23の全体側面図である。
1,1a 切断・挟持併用解体機、
2 カッター、
2a 上刃、 2b 下刃、
2c 第2実施例の下刃、
3 フォーク、
3a 上爪、 3b 下爪、
3c 連結部、
4 支持棒、
5 基台、
5a,5b 連結部、
5c,5d 連結部、
6 基台用支持部材、
7 油圧装置、
8 リンク機構、
20 機体、
20a 操作室、 20b ブーム、
21 駆動アーム、
21a 油圧装置、
23 解体機。

Claims (3)

  1. 構造物の解体をする際にその構造物の建設資材を切断する解体機において、
    操作室を有して移動自在で旋回自在な機体と、該機体から突設されるとともにアーム用駆動手段で伸縮される駆動アームと、該駆動アームの先端部に剪断用のカッターと該カッターを駆動させるカッター用駆動手段とが設けられるとともに、
    前記駆動アームとカッターとの下部に建設資材を挟持して掴み取るフォークが設けられており、
    前記カッターが使用されるときには常に前記フォークの片側爪が、駆動アームの先端側下部に設けられたフォーク用駆動手段により切断作業の邪魔にならないように拡開されていること、
    を特徴とする切断・挟持併用解体機。
  2. 機体の操作室における制御装置において、フォークの片側爪がフォーク用駆動手段により拡開されていないと検知手段により検知された場合には、カッター用駆動手段が駆動されないようにする電気的ストッパー手段若しくは機械的ストッパー手段が働くように制御されていること、
    を特徴とする請求項1に記載の切断・挟持併用解体機。
  3. カッターは、駆動アームの先端部に回転不能に位置固定される下刃と、駆動アームの先端部の連結部を中心にカッター用駆動手段で所要範囲内において回動される回転上刃とでなり、前記下刃の下部形状がフォークの他側爪の挟持面側形状と同じ形成にされて、カッターの下刃がフォークの他側爪に兼用されていること、
    を特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の切断・挟持併用解体機。
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